JP2020138768A - 梱包箱 - Google Patents

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直樹 石田
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Abstract

【課題】梱包箱の部品点数を少なくしつつ、強度を大きくすること。【解決手段】実施形態に係る梱包箱は、底壁と、第1側壁と、第2側壁とを備える。底壁は、矩形状に形成される。第1側壁は、底壁の対向する2組の辺のうち、一方の組の辺である第1辺から上方に向けて突出する。第2側壁は、底壁の対向する2組の辺のうち、他方の組の辺である第2辺から上方に向けて突出する。底壁には、第1辺の中央から第2辺に平行な第1折込部が形成される。第1側壁には、第1折込部の端から上方に沿って延びる第2折込部と、第2折込部に対して線対称であり、かつ第1折込部の端から斜め上方に沿って延びる第3折込部とが形成される。梱包時には、第1折込部は外側に向けて突出するように山折りされ、第2折込部は内側に向けて突出するように谷折りされ、かつ第3折り部は山折りされ、第1側壁では、第2折込部と第3折込部との間の面同士が当接する。【選択図】図4

Description

開示の実施形態は、梱包箱に関する。
従来、外箱の側壁に沿って内側部材を配置することで、側壁の強度を大きくする梱包箱が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−101367号公報
しかし、上記梱包箱は、内部部材が用いられるため、部品点数が多くなる。
実施形態の一態様は、部品点数を少なくしつつ、強度を大きくする梱包箱を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る梱包箱は、矩形状に形成された底壁と、前記底壁の対向する2組の辺のうち、一方の組の辺である第1辺から上方に向けて突出する第1側壁と、前記底壁の対向する2組の辺のうち、他方の組の辺である第2辺から上方に向けて突出する第2側壁とを備え、前記底壁には、前記第1辺の中央から前記第2辺に平行な第1折込部が形成され、前記第1側壁には、前記第1折込部の端から上方に向けて延びる第2折込部と、前記第2折込部に対して線対称であり、かつ前記第1折込部の前記端から斜め上方に向けて延びる第3折込部とが形成され、梱包時には、前記第1折込部は外側に向けて突出するように山折りされ、前記第2折込部は内側に向けて突出するように谷折りされ、かつ前記第3折込部は山折りされ、前記第1側壁では、前記第2折込部と前記第3折込部との間の面同士が当接することを特徴とする。
梱包箱は、梱包状態における第1側壁の強度を大きくし、第1側壁が内側、および外側に向けて変形することを抑制することができる。また、梱包箱は、他の補強部材を設けることなく、強度を大きくすることができ、部品点数を少なくすることができる。
前記第1側壁には、前記第2折込部に対して線対称であり、かつ前記第2折込部の上端から斜め下方に向けて延びる第4折込部が形成され、折りたたみ時には、前記第4折込部は山折りされ、前記第2側壁は、前記第2辺を中心に前記底壁に向けて回転した倒れ状態にされることを特徴とする。
梱包箱を組み立て状態から折りたたみ状態に容易に変更することができ、梱包箱の折りたたみ作業を容易に行うことができる。また、梱包箱は、折りたたみ状態から組み立て状態に容易に変更することができ、梱包箱の組み立て作業を容易に行うことができる。
前記第2側壁は、前記第3折込部よりも下方側であり、かつ前記第4折込部よりも上方側に形成される前記第1側壁の接着領域に接着される折込片を備えることを特徴とする。
梱包箱は、組み立て状態から、折込片で邪魔されることなく、梱包状態、および折りたたみ状態とすることができる。
前記第1辺に沿った前記折込片の長さは、前記第3折込部と前記第4折込部とが交差する箇所までの長さよりも長く、かつ前記第2折込部までの長さ以下であることを特徴とする。
梱包箱は、折込片に伝票などを安定して貼ることができる。
前記第1側壁は、前記第3折込部の上端よりも上方に突出する突出部を備えることを特徴とする。
梱包箱は、梱包時に内側に突出する突出部によって梱包物を支持することができる。
一方の前記第2側壁は、梱包時に、他方の前記第2側壁の下方に差し込まれる差し込み部を備えることを特徴とする。
梱包箱は、例えば、梱包時に第2側壁同士をテープなどで固定せずに、梱包状態を保持することができる。
実施形態の一態様によれば、梱包箱の部品点数を少なくしつつ、強度を大きくすることができる。
図1は、第1実施形態に係る梱包箱の展開図である。 図2は、第1実施形態に係る梱包箱の組み立て状態を示す概略斜視図である。 図3は、第1実施形態に係る梱包箱を左方から見た概略側面図である。 図4は、組み立て状態から梱包状態とする場合の第1実施形態に係る梱包箱を示す図である。 図5は、組み立て状態から梱包状態にした場合の第1実施形態に係る梱包箱を左方から見た概略側面図である。 図6は、円筒状の梱包物を梱包した梱包箱を図4のVI-VI断面で切断した概略断面図である。 図7は、組み立て状態から折りたたみ状態とする場合の第1実施形態に係る梱包箱を示す図である。 図8は、第2実施形態に係る梱包箱の展開図である。 図9は、第2実施形態に係る梱包箱を左方から見た概略側面図である。 図10は、第2実施形態に係る梱包箱を梱包状態とする場合の第1側壁を示す概略側面図である。 図11は、有底状の梱包物を梱包した梱包箱を図4のVI-VI断面に対応する箇所で切断した概略断面図である。 図12は、第2実施形態に係る梱包箱を折りたたみ状態とする場合の第1側壁3aを示す概略側面図である。 図13は、第2実施形態に係る梱包箱における折りたたみ状態の第1側壁付近を示す平面図である。 図14は、第3実施形態に係る梱包箱の展開図である。 図15は、第3実施形態に係る梱包箱を左方から見た概略側面図である。 図16は、組み立て状態から梱包状態とした場合の第3実施形態に係る梱包箱を左方から見た概略側面図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する梱包箱の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、第1実施形態に係る梱包箱1について図1〜図3を参照し説明する。図1は、第1実施形態に係る梱包箱1の展開図である。図1では、各折込部20、30〜32を含む折込線を破線で示している。図2は、第1実施形態に係る梱包箱1の組み立て状態を示す概略斜視図である。なお、図2では、梱包箱1の隠れ線を太い破線で示し、各折込部20、30〜32を細い破線で示している。図3は、第1実施形態に係る梱包箱1を左方から見た概略側面図である。図3では、第2折込部30、第3折込部31および第4折込部32を破線で示している。また、図3では、他の線と重なる第3折込部31および第4折込部32の一部をずらして示している。なお、他の図においても同様に、他の線と重なる第3折込部31および第4折込部32の一部をずらして示すことがある。
また、図2には、説明の便宜上、3次元の直交座標系を図示している。直交座標系においては、X軸の正方向を「前方」、負方向を「後方」と規定し、Y軸の正方向を「左方」、負方向を「右方」と規定し、Z軸の正方向を「上方」、負方向を「下方」と規定している。このため、以下の説明では、X軸方向を左右方向、Y軸方向を前後方向、Z軸方向を上下方向という場合がある。なお、直交座標系は、他の図においても図示する場合がある。
梱包箱1は、図1に示す薄板材、例えば、段ボールシートを折り曲げて形成される。すなわち、梱包箱1は、1枚の薄板材によって形成される。梱包箱1は、底壁2と、第1側壁3と、第2側壁4とを備える。
底壁2は、対向する2組の辺2a、2bを有する矩形状である。具体的には、底壁2は、前後方向に沿った一方の組の辺2a(第1辺)よりも左右方向に沿った他方の組の辺2b(第2辺)が長い長方形である。底壁2には、前後方向の辺2aの中央から左右方向に延びる第1折込部20が形成される。第1折込部20は、底壁2の辺2bに平行である。第1折込部20は、底壁2の辺2a間を接続するように形成される。
第1側壁3は、底壁2の辺2aから上方に向けて突出する。第1側壁3は、底壁2を挟んで対向するように一対形成される。第1側壁3は、長方形である。具体的には、第1側壁3は、前後方向の長さが、上下方向の長さの2倍となる長方形である。
第1側壁3には、底壁2に形成された第1折込部20の左右方向の端から上方に向けて延びる第2折込部30が形成される。すなわち、第2折込部30は、第1側壁3の前後方向の中央に、上下方向に沿って形成される。
また、第1側壁3には、第1折込部20の左右方向の端から斜め上方に向けて延びる第3折込部31が形成される。すなわち、第3折込部31は、第2折込部30の下端から斜め上方に沿って形成される。第3折込部31は、第2折込部30に対して線対称となるように2本形成される。具体的には、一方の第3折込部31は、第2折込部30の下端から、第2折込部30に対して45度の角度で前方側に延びるように形成される。また、他方の第3折込部31は、第2折込部30の下端から、第2折込部30に対して45度の角度で後方側に延びるように形成される。
また、第1側壁3には、第2折込部30の上端から斜め下方に向けて延びる第4折込部32が形成される。第4折込部32は、第2折込部30に対して線対称となるように2本形成される。具体的には、一方の第4折込部32は、第2折込部30の上端から、第2折込部30に対して45度の角度で前方側に延びるように形成される。すなわち、一方の第4折込部32は、第2折込部30の上端と、第1側壁3の前方側の下端とを接続するように形成される。
また、他方の第4折込部32は、第2折込部30の上端から、第2折込部30に対して45度の角度で後方側に延びるように形成される。すなわち、他方の第4折込部32は、第2折込部30の上端と、第1側壁3の後方側の下端とを接続するように形成される。第4折込部32は、第3折込部31と直交する。
また、第1側壁3では、第3折込部31よりも下方側であり、かつ第4折込部32よりも上方側となる領域に接着領域が形成される。接着領域は、第1側壁3の上下方向に沿った前方の辺、または後方の辺と、第3折込部31と、第4折込部32とによって囲まれた三角形状の領域である。図1および図3では、接着領域をハッチングで示している。なお、他の図においても、接着領域をハッチングで示すことがある。
第1折込部20〜第4折込部32は、ミシン目加工や、半切り加工などが行われている。
第2側壁4は、底壁2の辺2bから上方に向けて突出する。第2側壁4は、底壁2を挟んで対向するように一対形成される。
一方の第2側壁4の上方には、差し込み部40が形成される。例えば、差し込み部40は、前方側の第2側壁4に形成される。差し込み部40は、左右方向に沿って形成される。
また、第2側壁4の左右方向の両端には、折込片41が形成される。折込片41は、第1側壁3に向かい合うように形成される。前方の第2側壁4に形成された折込片41は、後方に向けて折られ、第1側壁3に向かい合う。また、後方の第2側壁4に形成された折込片41は、前方に向けて折られ、第1側壁3に向かい合う。
折込片41は、三角形状に形成される。具体的には、折込片41は、接着領域に対応する三角形状に形成される。
折込片41は、第1側壁3よりも外側に設けられ、第1側壁3の接着領域と接着される。折込片41は、例えば、接着剤や、両面テープによって接着領域に接着される。
次に、梱包箱1による梱包工程について図4および図5を参照し説明する。図4は、組み立て状態から梱包状態とする場合の第1実施形態に係る梱包箱1を示す図である。図5は、組み立て状態から梱包状態にした場合の第1実施形態に係る梱包箱1を左方から見た概略側面図である。図4および図5では、説明のため、第4折込部32を省略する。また、図5では、谷折りされる第2折込部30を二点鎖線で示し、山折りされる第3折込部31を一点鎖線で示す。
組み立て状態から梱包状態とする場合には、梱包箱1は、底壁2に形成された第1折込部20、第1側壁3に形成された第2折込部30、および第3折込部31を用いて、梱包状態にされる。
具体的には、第1折込部20が山折りされる。また、第2折込部30が谷折りされる。また、第3折込部31が山折りされる。なお、ここでは、山折り、および谷折りは、外部から見た場合を基準にした折り方である。すなわち、山折りは、折込部が梱包箱1の外部に突出するように折られた状態であり、谷折りは、折込部が梱包箱1の内部に突出するように折られた状態である。
梱包箱1は、第1折込部20、および第3折込部31が山折りされ、第2折込部30が谷折りされることで、第1側壁3の一部、具体的には、第3折込部31に挟まれた箇所が、第2折込部30の下端を中心に内側に向けて折り込まれ、第2折込部30と第3折込部31とに挟まれた第1側壁3同士が近接する。また、第1折込部20を中心に梱包箱1の一部が回転する。例えば、第1折込部20、および第2折込部30よりも後方の梱包箱1が前方に向けて回転する。
そして、一方の第2側壁4に形成された差し込み部40が、他方の第2側壁4の下方に差し込まれることで、梱包箱1は、梱包状態となる。
梱包状態の第1側壁3は、図5に示すように、正方形となる。また、梱包状態の第1側壁3では、第2折込部30と第3折込部31とに挟まれた箇所が互いに向かい合い当接し、梱包箱1の内部に向けて突出する。すなわち、梱包状態の第1側壁3では、第2折込部30と第3折込部31との間の面同士が当接する。そのため、梱包箱1は、梱包状態における左右方向の側壁を1つの第1側壁3を折り込むことで形成することができ、梱包状態における第1側壁3の強度を大きくすることができる。
また、梱包状態では、第2側壁4の折込片41同士が当接する。これにより、梱包箱1は、第1側壁3における強度をさらに大きくすることができる。
また、梱包状態では、図6に示すように、第1側壁3の一部、具体的には第2折込部30と第3折込部31とに挟まれた箇所が第2折込部30の端(組み立て状態における上端)を頂点として内側に向けて突出する。そして、第1側壁3の一部が、例えば、円筒状の梱包物100に挿入される。これにより、梱包物100を支持することができる。図6は、円筒状の梱包物100を梱包した梱包箱1を図4のVI-VI断面で切断した概略断面図である。なお、第1側壁3には、梱包物100の形状に合わせて切り込みなどが設けられてもよい。
次に、梱包箱1の折りたたみ工程について図7を参照し説明する。図7は、組み立て状態から折りたたみ状態とする場合の第1実施形態に係る梱包箱1を示す図である。図7では、説明のため、第1折込部20〜第3折込部31を省略する。
組み立て状態から折りたたみ状態とする場合には、第1側壁3に形成された第4折込部32を用いて、梱包箱1は、折りたたみ状態にされる。具体的には、第4折込部32が山折りされる。
梱包箱1は、第4折込部32が山折りされることで、第1側壁3が底壁2の前後方向に沿った辺2aを中心に外側に向けて回転する。また、第4折込部32よりも上方の第1側壁3が第4折込部32を中心に回転して折られ、第4折込部32よりも下方の第1側壁3に近接する。また、第2側壁4は、底壁2の左右方向に沿った辺2bを中心に内側に向けて回転し、底壁2に近接する。すなわち、第2側壁4は、組み立て状態に対して内側に向けて回転した倒れ状態となる。このようにして、梱包箱1は、組み立て状態から、第1側壁3が外側に突出した折りたたみ状態となる。
上記するように、梱包箱1は、第1折込部20〜第4折込部32を折り込むことで、組み立て状態から梱包状態、または折りたたみ状態とすることができる。
なお、梱包箱1では折込片41を第1側壁3よりも内側に設けてもよい。これにより、梱包状態において、内側に突出する第1側壁3を折込片41によって挟持し、内側に突出する第1側壁3を折込片41によって支持することができる。
次に、第1実施形態に係る梱包箱1の効果について説明する。
梱包箱1では、梱包時に、第1折込部20、および第3折込部31が山折りされ、第2折込部30が谷折りされる。そして、第1側壁3の第2折込部30と第3折込部31との間の面同士が当接される。
これにより、梱包箱1は、梱包状態における第1側壁3の強度を大きくし、第1側壁3が内側、および外側に向けて変形することを抑制することができる。
また、梱包箱1は、他の補強部材を設けることなく、強度を大きくすることができ、部品点数を少なくすることができる。
また、梱包箱1は、梱包時に、内側に突出する第1側壁3の一部によって梱包物100を支持することができる。そのため、梱包箱1は、例えば、梱包物100を第1側壁3によって支持した状態で搬送することができ、搬送時の揺れなどによって梱包物100が劣化することを抑制することができる。
また、梱包箱1では、折りたたみ時に、第4折込部32が山折りされ、第2側壁4が底壁2の辺2bを中心に回転される。
これにより、梱包箱1を組み立て状態から折りたたみ状態に容易に変更することができ、梱包箱1の折りたたみ作業を容易に行うことができる。また、梱包箱1は、折りたたみ状態から組み立て状態に容易に変更することができ、梱包箱1の組み立て作業を容易に行うことができる。
また、梱包箱1には、第3折込部31よりも下方側であり、第4折込部32よりも上方側の第1側壁3に接着領域が形成され、接着領域に第2側壁4の折込片41が接着される。
これにより、梱包箱1を、組み立て状態から梱包状態、または折りたたみ状態とする場合に、折込片41で邪魔されることなく、梱包状態、または折りたたみ状態とすることができる。
また、梱包箱1には、一方の第2側壁4に差し込み部40が形成され、梱包時に、差し込み部40が他方の第2側壁4の下方に差し込まれる。
これにより、梱包箱1は、例えば、梱包時に第2側壁4同士をテープなどで固定せずに、梱包状態を保持することができる。
次に、第2実施形態に係る梱包箱1について図8および図9を参照し説明する。ここでは、第1実施形態とは異なる箇所を中心に説明し、第1実施形態と同じ構成についての説明は省略する。図8は、第2実施形態に係る梱包箱1の展開図である。図8では、各折込部20、30〜32、36を含む折込線を破線で示している。図9は、第2実施形態に係る梱包箱1を左方から見た概略側面図である。図9では、第2折込部30、第3折込部31、第4折込部32および第5折込部36を破線で示している。
第2実施形態に係る梱包箱1の一方の第1側壁3aには、上方に向けて突出する突出部35が形成される。突出部35は、第3折込部31の上端よりも上方に突出する。例えば、突出部35は、前後方向の長さ(底辺の長さ)が上下方向の長さの2倍となる二等辺三角形である。
他方の第1側壁3bは、第1実施形態の第1側壁3と同じ形状である。なお、他方の第1側壁3bを、一方の第1側壁3aと同じ形状としてもよい。
第1側壁3aでは、第2折込部30は、第4折込部32との交点よりも上方まで延長して形成される。具体的には、第2折込部30は、突出部35の上端(頂点)まで形成される。
また、第1側壁3には、第2折込部30と第4折込部32との交点から後方に向けて第5折込部36が形成される。具体的には、第5折込部36は、第2折込部30と第4折込部32との交点から、第3折込部31の上端まで形成される。第5折込部36は、底壁2の辺2aに平行である。第5折込部36は、ミシン目加工や、半切り加工などが行われている。
なお、第5折込部36は、第2折込部30と第4折込部32との交点から前方に向けて形成されてもよい。
組み立て状態から梱包状態とする場合には、第1側壁3は、図10に示すように、第2折込部30が山折りされ、第3折込部31が谷折りされる。図10は、第2実施形態に係る梱包箱1を梱包状態とする場合の第1側壁3aを示す概略側面図である。図10では、山折りされる第3折込部31を一点鎖線で示し、谷折りされる第2折込部30を二点鎖線で示す。また、図10では、第4折込部32、および第5折込部36を省略している。
組み立て状態から梱包状態とする場合には、第1実施形態と同様に、第1折込部20、および第3折込部31が山折りされ、第2折込部30が谷折りされることで、梱包箱1は、梱包状態となる。
第1側壁3aに突出部35が形成されており、梱包状態では、図11に示すように、第1側壁3aの一部、具体的には第2折込部30と第3折込部31とに挟まれた箇所が第1側壁3の突出部35の頂点をして内側に向けて突出する。そして、第1側壁3aの一部が、例えば、有底状の梱包物101に第1側壁3の一部を当接する。これにより、梱包物101を第1側壁3aによって支持することができる。図11は、有底状の梱包物101を梱包した梱包箱1を図4のVI-VI断面に対応する箇所で切断した概略断面図である。なお、第1側壁3aの突出部35の形状は、梱包物101の形状に合わせて設定することが可能である。
組み立て状態から折りたたみ状態とする場合には、第1側壁3は、図12に示すように、第4折込部32、および第2折込部30の一部が山折りされ、第5折込部36が谷折りされる。具体的には、第2折込部30のうち、第4折込部32との交点よりも上方の第2折込部30が山折りされる。図12は、第2実施形態に係る梱包箱1を折りたたみ状態とする場合の第1側壁3aを示す概略側面図である。図12では、山折りされる第4折込部32、および第2折込部30の一部を一点鎖線で示し、谷折りされる第5折込部36を二点鎖線で示す。なお、図12では、第2折込部30の一部、および第3折込部31を省略している。
梱包箱1は、第2折込部30の一部、および第4折込部32が山折りされることで、第1側壁3aが底壁2の前後方向に沿った辺2aを中心に外側に向けて回転する。また、第5折込部36が谷折りされることで、突出部35の内側の面同士が近接しつつ、突出部35が第5折込部36を中心に後方に向けて回転する。また、第2側壁4は、底壁2の左右方向に沿った辺2bを中心に内側に向けて回転し、底壁2に近接する。そして、図13に示すように、突出部35が後方を向いた折りたたみ状態となる。図13は、第2実施形態に係る梱包箱1における折りたたみ状態の第1側壁3a付近を示す平面図である。
次に、第2実施形態に係る梱包箱1の効果について説明する。
梱包箱1では、第3折込部31の上端よりも上方に突出する突出部35が第1側壁3に形成される。これにより、梱包箱1は、梱包時に、内側に突出する突出部35によって梱包物101を支持することができる。そのため、梱包箱1は、例えば、梱包物101を突出部35によって支持した状態で搬送することができ、搬送時の揺れなどによって梱包物101が劣化することを抑制することができる。
次に、第3実施形態に係る梱包箱1について図14および図15を参照し説明する。ここでは、第1実施形態とは異なる箇所を中心に説明し、第1実施形態と同じ構成についての説明は省略する。図14は、第3実施形態に係る梱包箱1の展開図である。図14では、各折込部20、30〜32を含む折込線を破線で示している。図15は、第3実施形態に係る梱包箱1を左方から見た概略側面図である。図15では、第2折込部30、第3折込部31および第4折込部32を破線で示している。
第3実施形態に係る梱包箱1では、一方の第2側壁4aの折込片41aが、矩形状に形成される。例えば、矩形状の折込片41aは、一方の第2側壁4aの左右方向の両端に形成される。なお、矩形状の折込片41aは、一方の第2側壁4aの左右方向の一端にのみ形成されてもよい。折込片41aは、第1側壁3の外側に折られ、第1側壁3の接着領域に接着される。
図15に示すように、折込片41aの前後方向の長さLは、第3折込部31と第4折込部32との交点までの長さL1よりも長く、第2折込部30までの長さL2以下である。
なお、他方の第2側壁4bの折込片41bは、第1実施形態の第1側壁3の折込片41と同じ形状である。他方の第2側壁4bの折込片41bは、第1側壁3の内側に折られ、第1側壁3の接着領域に接着される。
組み立て状態から梱包状態とする場合には、図16に示すように、第2折込部30が谷折りされ、第3折込部31が山折りされる。図16は、組み立て状態から梱包状態とした場合の第3実施形態に係る梱包箱1を左方から見た概略側面図である。図16では、説明のため、第4折込部32を省略し、山折りされる第3折込部31を一点鎖線で示し、谷折りされる第2折込部30を二点鎖線で示す。梱包箱1は、組み立て状態から梱包状態となることで、第1側壁3が折込片41aに覆われる。
なお、第3実施形態に係る梱包箱1において、折込片41aの形状は、矩形状に限定されない。折込片41aは、例えば、先端が円弧状であってもよい。
次に、第3実施形態に係る梱包箱1の効果について説明する。
梱包箱1では、前後方向の長さLが、第3折込部31と第4折込部32との交点までの長さL1よりも長く、第2折込部30までの長さL2以下である折込片41aが一方の第2側壁4aに形成される。
これにより、梱包箱1は、折込片41aに伝票などを安定して貼ることができる。
なお、上記した第2実施形態と第3実施形態とを組み合わせて適用してもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 梱包箱
2 底壁
2a 辺(第1辺)
2b 辺(第2辺)
3 第1側壁
3a 第1側壁
3b 第1側壁
4 第2側壁
4a 第2側壁
4b 第2側壁
20 第1折込部
30 第2折込部
31 第3折込部
32 第4折込部
35 突出部
36 第5折込部
40 差し込み部
41 折込片

Claims (6)

  1. 矩形状に形成された底壁と、
    前記底壁の対向する2組の辺のうち、一方の組の辺である第1辺から上方に向けて突出する第1側壁と、
    前記底壁の対向する2組の辺のうち、他方の組の辺である第2辺から上方に向けて突出する第2側壁と
    を備え、
    前記底壁には、前記第1辺の中央から前記第2辺に平行な第1折込部が形成され、
    前記第1側壁には、
    前記第1折込部の端から上方に向けて延びる第2折込部と、
    前記第2折込部に対して線対称であり、かつ前記第1折込部の前記端から斜め上方に向けて延びる第3折込部とが形成され、
    梱包時には、前記第1折込部は外側に向けて突出するように山折りされ、前記第2折込部は内側に向けて突出するように谷折りされ、かつ前記第3折込部は山折りされ、前記第1側壁では、前記第2折込部と前記第3折込部との間の面同士が当接する
    ことを特徴とする梱包箱。
  2. 前記第1側壁には、前記第2折込部に対して線対称であり、かつ前記第2折込部の上端から斜め下方に向けて延びる第4折込部が形成され、
    折りたたみ時には、前記第4折込部は山折りされ、前記第2側壁は、前記第2辺を中心に前記底壁に向けて回転した倒れ状態にされる
    ことを特徴とする請求項1に記載の梱包箱。
  3. 前記第2側壁は、前記第3折込部よりも下方側であり、かつ前記第4折込部よりも上方側に形成される前記第1側壁の接着領域に接着される折込片を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の梱包箱。
  4. 前記第1辺に沿った前記折込片の長さは、前記第3折込部と前記第4折込部とが交差する箇所までの長さよりも長く、かつ前記第2折込部までの長さ以下である
    ことを特徴とする請求項3に記載の梱包箱。
  5. 前記第1側壁は、前記第3折込部の上端よりも上方に突出する突出部を備える
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の梱包箱。
  6. 一方の前記第2側壁は、梱包時に、他方の前記第2側壁の下方に差し込まれる差し込み部を備える
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の梱包箱。
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