JP2020138562A - ユニット固定構造 - Google Patents

ユニット固定構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2020138562A
JP2020138562A JP2019033180A JP2019033180A JP2020138562A JP 2020138562 A JP2020138562 A JP 2020138562A JP 2019033180 A JP2019033180 A JP 2019033180A JP 2019033180 A JP2019033180 A JP 2019033180A JP 2020138562 A JP2020138562 A JP 2020138562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
instrument panel
fixing structure
box
unit box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019033180A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7002488B2 (ja
Inventor
田中 智久
Tomohisa Tanaka
智久 田中
晃土 岩田
akito Iwata
晃土 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2019033180A priority Critical patent/JP7002488B2/ja
Priority to CN202010009517.2A priority patent/CN111605482B/zh
Publication of JP2020138562A publication Critical patent/JP2020138562A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7002488B2 publication Critical patent/JP7002488B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R7/00Stowing or holding appliances inside vehicle primarily intended for personal property smaller than suit-cases, e.g. travelling articles, or maps
    • B60R7/04Stowing or holding appliances inside vehicle primarily intended for personal property smaller than suit-cases, e.g. travelling articles, or maps in driver or passenger space, e.g. using racks
    • B60R7/06Stowing or holding appliances inside vehicle primarily intended for personal property smaller than suit-cases, e.g. travelling articles, or maps in driver or passenger space, e.g. using racks mounted on or below dashboards

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、従来と比べてインストルメントパネルの意匠性の悪化をより確実に防止することができるユニット固定構造を提供する。【解決手段】本発明のユニット固定構造(S)は、複数のユニット(11)を収納して支持するユニットボックス(1)を備え、前記ユニットボックス(1)は、インストルメントパネル(2)の内面に固定される第1固定部(16)と、車体側であるステアリングハンガビーム(3)に固定される第2固定部(17)と、を有していることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、車両のユニット固定構造に関する。
従来、車両を制御する各種の電子制御ユニットをユニットボックス内に集中配置するとともに、このユニットボックスをインストルメントパネルの内面に取り付けたユニット固定構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなユニット固定構造によれば、各種の電子制御ユニットが車両の各部に分散配置されたものと異なって、電子制御ユニット相互間での信号の授受を行うワイヤハーネスの錯綜を防止することができる。
特開平3−32953号公報
しかしながら、従来のユニット固定構造(例えば、特許文献1参照)のユニットボックスは、このユニットボックスに電子制御ユニットを集中させたこととも相俟って、その重量によってインストルメントパネルの取付面にゆがみを生じさせる恐れがあった。そして、このようなゆがみは、インストルメントパネルの意匠性を悪化させる。
本発明の課題は、従来と比べてインストルメントパネルの意匠性の悪化をより確実に防止することができるユニット固定構造を提供することにある。
前記課題を解決した本発明のユニット固定構造は、複数のユニットを収納して支持するユニットボックスを備え、前記ユニットボックスは、インストルメントパネルの内面に固定される第1固定部と、車体側に固定される第2固定部と、を有していることを特徴とする。
本発明のユニット固定構造によれば、従来と比べてインストルメントパネルの意匠性の悪化をより確実に防止することができる。
本発明の実施形態に係るユニット固定構造を有する車体前部の部分平面図である。 図1のII−II部分断面図である。 複数のユニットを搭載したユニットボックスの平面図である。 (a)はユニットボックスの平面図、(b)はユニットボックスを左側斜め前のやや下方から見上げた斜視図である。
次に、本発明を実施するための形態(本実施形態)に係るユニット固定構造について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、参照する図面の上下前後左右の矢示方向は、車体の上下前後左右方向に一致している。
≪ユニット固定構造≫
本実施形態に係るユニット固定構造は、車両のインストルメントパネルの内側(車室外側)に配置される複数のユニットのうち、2以上のユニットを収納して支持するユニットボックスを備えている。
本実施形態でのユニットとしては、例えば、エンジン電子制御ユニット、トランスミッション電子制御ユニット、電動パワーステアリングシステム電子制御ユニット、レーンキープアシスト電子制御ユニット、アンチロック・ブレーキ・システム電子制御ユニット、車両挙動安定化制御システム電子制御ユニットなどの電子制御ユニット(ECU)、スマートアクセサリユニット、各種アンテナユニット、スピーカユニットなどが挙げられるがこれらの電気電子ユニットに制限されるものではない。
本実施形態に係るユニット固定構造は、ユニットボックスがインストルメントパネルに固定される第1固定部と、車体側であるステアリングハンガビームに固定される第2固定部と、を有することを特徴とする。なお、第2固定部の固定箇所は、車体側であればこのステアリングハンガビームに限定されるものではない。
以下に、このユニットボックスが5つのユニットを収納して支持するユニット固定構造を例に取って説明するが、ユニットの数は前記のように2以上であれば特に制限はない。
図1は、本実施形態に係るユニット固定構造Sを有する車体前部の部分平面図である。なお、図1中、ユニット11、このユニット11を収納するユニットボックス1、及びステアリングハンガビーム3は、隠れ線(点線)で示している。
ユニット固定構造Sは、図1に示すように、インストルメントパネル2とステアリングハンガビーム3とに固定されるユニットボックス1を備えている。
<インストルメントパネル>
図1に示すように、インストルメントパネル2は、上面部材21と縦壁部材22とを主に備えて構成されている。本実施形態でのインストルメントパネル2は、振動溶着(Vibration welding)が可能なポリプロピレンなどの樹脂成形品を想定しているがこれに限定されるものではない。
上面部材21は、フロントガラス4の後方で車幅方向(図1の左右方向、以下同じ)に略水平に延びるとともに、前後方向には後方に向かうほどやや上方に変位するように僅かに昇り勾配を形成して傾斜している。
縦壁部材22は、上面部材21の後縁から下方(図1の紙面の奥側)に延びるように形成されている。
上面部材21には、フロントガラス4寄りにデフロスタ吹出口21aが形成されている。また、上面部材21には、車幅方向中央で縦壁部材22寄りに、平面視で略矩形の開口部21aが形成されている。この開口部21aは、インストルメントパネル2の内外を連通するように設けられている。
ちなみに、本実施形態での開口部21aは、後記するように、ユニットボックス1のユニット11をインストルメントパネル2の外側に臨ませるように形成されている。
この開口部21aには、リッド21cが着脱自在に取り付けられている。本実施形態でのリッド21cは、リッド21cの外周の適所に設けられた複数の爪部(図示省略)が開口部21aの周縁に引っ掛かることで開口部21aを塞ぐように取り付けられている。
なお、本実施形態でのリッド21cは、後記するようにスピーカリッドを兼ねており、メッシュ状に形成されている。
縦壁部材22には、上面部材21寄りに液晶パネル5(ディスプレイ)の取付開口22aが形成されている。ちなみに、本実施形態での液晶パネル5は、乗員に対面するように運転席から助手席に渡って一体横長に形成されている。
この液晶パネル5には、各種メータ類、カーナビゲーション画像のほか、必要に応じて受信映像画像、車体状態のアニメーション画像、車載カメラの撮像画像などが適所に映し出されるようになっている。
液晶パネル5の取付開口22aの下方には、車幅方向の略中央にエア吹出口22bが形成されている。また、縦壁部材22の車幅方向の両端部にも、図示しないエア吹出口が設けられている。
また、縦壁部材22の中央部よりも右寄りには、ステアリングコラム6の取付開口22cが形成されている。
また、縦壁部材22には、図示しないが、グローブボックスの取付開口、各種スイッチパネルの取付開口、エアバッグ格納部のリッド取付開口などが設けられている。
<ステアリングハンガビーム>
ステアリングハンガビーム3は、ユニットボックス1の下方(図1の紙面奥側)に位置し、車幅方向に延びている。
本実施形態でのステアリングハンガビーム3は、パイプ部材からなるビーム本体31と、ビーム本体31の車幅方向の両端部にそれぞれ形成されるサイドブラケット32と、ビーム本体31にステアリングコラム6を支持するコラム支持部材33と、ビーム本体31から延出する複数の支持ブラケット34と、後記のユニットボックス支持ブラケット35(図2参照)と、を備えている。
ビーム本体31は、径の異なる複数のパイプ部材が軸方向に一体に接合されて形成されている。
サイドブラケット32は、図示しないフロントピラーの下部にボルトなどで締結されている。
コラム支持部材33は、ビーム本体31の中央よりも右寄りでビーム本体31から後方に延出するブラケットで形成されている。
ステアリングコラム6は、このコラム支持部材33にボルトなどで締結されることでビーム本体31に支持されている。
支持ブラケット34の先端部は、車体フレーム(図示を省略)などに接続されている。
なお、ユニットボックス支持ブラケット35(図2参照)については、次のユニットボックス1とともに説明する。
<ユニットボックス>
次に、ユニットボックス1(図1参照)について説明する。
図1に示すように、ユニットボックス1は、開口部21aに対応するように配置されている。
ユニットボックス1は、インストルメントパネル2の外側から見た図1に示す平面視で、略矩形の外形を有している。
図2は、図1のII−II部分断面図である。なお、図2中、ユニットボックス1は、網掛けを付して描いている。
図2に示すように、ユニットボックス1は、複数の板体が組み合わされて一体成形された骨組構造を有している。このユニットボックス1は、振動溶着が可能なポリプロピレンなどの樹脂成形品を想定しているがこれに限定されるものではない。
本実施形態でのユニットボックス1は、前後方向の長さよりも上下方向の長さが短くなるように扁平に形成されている。
このようなユニットボックス1は、液晶パネル5(ディスプレイ)の前側に配置されている。
具体的には、ユニットボックス1は、その上面が図2の側面視で、インストルメントパネル2の内面21dに沿うように配置されている。つまり、ユニットボックス1の上面は、後方に向かうほど昇り勾配にやや傾斜している。
そしてユニットボックス1の下面は、図2の側面視で、略水平になっている。
このようなユニットボックス1は、インストルメントパネル2の内面21dに対する第1固定部16と、ステアリングハンガビーム3に対する第2固定部17と、を有している。
第1固定部16は、後記する複数箇所でインストルメントパネル2に振動溶着される。
第2固定部17は、後に詳しく説明するユニットボックス1(図4(b)参照)の下面に車幅方向に並ぶように一対設けられる。
第2固定部17は、ステアリングハンガビーム3のビーム本体31から延出するユニットボックス支持ブラケット35の先端にボルトなどで締結される。
なお、ユニットボックス支持ブラケット35は、ビーム本体31に嵌入されたリング状の基部35aと、この基部35aから鉛直方向上方に延びる延出部35bと、延出部35bの先端でL字状に屈曲する締結部35cと、を備えている。
このようなユニットボックス支持ブラケット35は、一対の第2固定部17(図4(b)参照)と対応するように、ビーム本体31の軸方向に並んで一対設けられている。
本実施形態のユニットボックス1は、前記の骨組構造の中に複数のユニット11を収納する。
次に参照する図3は、複数のユニット11を搭載したユニットボックス1の平面図である。なお、図3中、液晶パネル5と、インストルメントパネル2の開口部21aを仮想線(二点鎖線)で併記している。
図3に示すように、ユニットボックス1は、第1ユニット11aと、第2ユニット11bと、第3ユニット11cと、第4ユニット11dと、第5ユニット11eと、を収納している。なお、以下の説明において、これら5つのユニット11a,11b,11c,11d,11eを特に区別しない場合には、単にユニット11と称することがある。
ちなみに、本実施形態での第1ユニット11aは、車載オーディオ装置を構成するスピーカユニットを想定している。また、第2ユニット11bは、スマートアクセサリの第1アンテナユニットを想定している。第3ユニット11cは、GPSアンテナユニットを想定している。第4ユニット11dは、テレコミュニケーションアンテナユニットとGNSSアンテナユニットとの総合アンテナを想定している。第5ユニット11eは、スマートアクセサリの第2アンテナユニットを想定している。
これらのユニット11のうち、平面視で円形の第1ユニット11aを除いて、第2ユニット11bから第5ユニット11eのユニット11は、平面視で概ね矩形を呈している。
これらの第2ユニット11bから第5ユニット11eのユニット11は、第1ユニット11aの周囲に配置されている。
具体的には、第2ユニット11bと第5ユニット11eとは、車幅方向に第1ユニット11aを挟むように配置されている。また、第3ユニット11cと第4ユニット11dとは、液晶パネル5(ディスプレイ)との間に第1ユニット11aを介在させるように配置されている。
なお、第2ユニット11bと第5ユニット11eのそれぞれは、それらの一部が、図3に示すユニットボックス1の平面視で、次に説明するユニットボックス1の枠体13とオーバーラップするように配置されている。図3中、それらのオーバーラップ部は、隠れ線(点線)で示している。
次に参照する図4(a)はユニットボックス1の平面図、図4(b)はユニットボックス1を左側斜め前のやや下方から見上げた斜視図である。なお、図4(a)中、インストルメントパネル2の開口部21aを仮想線(二点鎖線)で併記している。また、図4(a)中、ユニットボックス1の第1固定部16は、網掛けを付して描いている。
図4(a)に示すように、ユニットボックス1は、枠体13と、ユニット11(図3参照)の支持体14と、を備えている。また、図4(b)に示すように、ユニットボックス1は、枠体13と支持体14とを連結する脚部15を備えている。
図4(a)に示すように、枠体13は、平面視でユニットボックス1の外形を形成しており、略矩形を呈している。
具体的には、枠体13は、前後方向に所定の間隔を開けて並ぶように配置される一対の横部材13a,13aと、車幅方向に所定の間隔を開けて並ぶように配置される一対の縦部材13b,13bとによって略矩形形状が形成されている。
横部材13a,13aのそれぞれの上面には、車幅方向に所定の間隔を開けて一対の第1固定部16が形成されている。
また、縦部材13b,13bのそれぞれの上面には、前後方向の略中央に第1固定部16が形成されている。
そして、インストルメントパネル2の内面21d(図2参照)に対して振動溶着されるこれらの第1固定部16は、インストルメントパネル2の開口部21aを囲むように配置される。
図4(a)に示すように、支持体14は、3つの抜き孔14aが形成された略矩形の平面形状を有する板体で形成されている。
この支持体14は、枠体13の下方(図4(a)の紙面奥側)に枠体13と所定の間隔を開けて配置されている。
支持体14は、5つのユニット11(図3参照)のそれぞれの取付部14bを複数有している。本実施形態での取付部14bは、ねじ孔で構成されている。
そして、これらのユニット11は、この取付部14b(ねじ孔)に螺合するねじ12(図3参照)によって支持体14に取り付けられる。
本実施形態での抜き孔14aは、第1ユニット11a、第3ユニット11c及び第4ユニット11d(図3参照)に対応する位置に形成されている。
これらの抜き孔14aは、ユニットボックス1の重量軽減に寄与している。また、これらの抜き孔14aは、ユニットボックス1内に配置されるユニット11(図3参照)が例えば発熱するものである場合には、ユニットボックス1内での熱籠りをも抑制する機能をも有する。
図4(b)に示すように、脚部15は、上下方向に延びる板体に加えて、断面L字状やコ字状(U字状)の屈曲板体などで形成されている。
これらの脚部15は、枠体13の内周に沿って複数配置されている。そして、枠体13から下方に延びる脚部15の先端のそれぞれは、支持体14の外周に接続されている。
このような脚部15によって枠体13と支持体14とが連結されることによって、ユニットボックス1の外周には、脚部15同士の間に複数の開口15bが形成される。
そして、図3に示すように、第2ユニット11bと第5ユニット11eのそれぞれは、その一部を支持体14側からこの開口15bを介して枠体13の下面側に突出させている。
これにより第2ユニット11bと第5ユニット11eのそれぞれは、前記のように、それらの一部が、図3に示す平面視で枠体13とオーバーラップしている。
図4(b)中、符号17は、支持体14の下面に形成された第2固定部であり、符号18は、枠体支持脚である。
第2固定部17は、支持体14の下面から部分的に下方に突出する凸部で形成されている。
この第2固定部17は、ステアリングハンガビーム3(図2参照)のユニットボックス支持ブラケット35(図2参照)における締結部35c(図2参照)に対応するように、車幅方向に並んで2つ形成されている。
これらの第2固定部17の中央には、ユニットボックス支持ブラケット35(図2参照)における締結部35c(図2参照)と締結するためのボルト孔17aが形成されている。
枠体支持脚18は、図4(b)に示すように、枠体13の縦部材13b,13bのそれぞれの後部下面から下方に延出している。そしてこれら一対の枠体支持脚18は、下方に延びるほど後方に変位するように傾斜している。
これらの枠体支持脚18の下端部は、図示しないがインストルメントパネル2(図1参照)における縦壁部材22(図1参照)の内面にブラケットを介してボルトなどで締結されている。
そして、図1に示すように、インストルメントパネル2における上面部材21の内側に配置されたユニットボックス1は、リッド21cを開口部21aから取り外すと、図3に示すように、開口部21aの内側でユニット11がインストルメントパネル2(図1参照)の外側に臨むこととなる。
つまり、本実施形態での開口部21aは、図3に示すように、第1ユニット11aとしてのスピーカユニットのメンテナンス開口と、その他の第2ユニット11bから第5ユニット11eとしての各種アンテナユニットのメンテナンス開口とを兼ねている。そして、図1に示すリッド21cは、各種アンテナユニットのカバーリッドとスピーカリッドとを兼ねている。
<作用効果>
次に、本実施形態のユニット固定構造Sの奏する作用効果について説明する。
本実施形態のユニット固定構造Sは、複数のユニット11を搭載するユニットボックス1がインストルメントパネル2の内面21dに固定される第1固定部16と、ステアリングハンガビーム3(車体側)に固定される第2固定部17と、を有している。
このユニット固定構造Sは、従来のユニット固定構造(例えば、前記特許文献1参照)と異なって、ユニットボックス1がインストルメントパネル2のみならずステアリングハンガビーム3(車体側)にも固定されている。このようなユニット固定構造Sによれば、従来と比べてユニットボックス1がインストルメントパネル2に加える荷重を低減することができる。
これによりユニット固定構造Sは、インストルメントパネル2に掛る荷重を低減することによってインストルメントパネル2にゆがみが形成されることを抑制し、インストルメントパネル2の意匠性の悪化をより確実に防止することができる。
また、このユニット固定構造Sによれば、ユニットボックス1内に複数のユニット11を搭載するので、ユニット11の集中配置を達成することができる。そのためユニット固定構造Sは、ユニット11が車体各所に分散配置されるものと比べて、ユニット11が配置されていた車体各所に空きスペースを形成することができる。
これによりユニット固定構造Sは、空きスペースを有効利用することによって車体レイアウトの自由度を向上させることができる。
また、このユニット固定構造Sによれば、ユニット11の集中配置を達成することができるので、ユニット11が配置されていた車体各所でユニット11の取り付けに使用されていたブラケットを省略することができる。
これによりユニット固定構造Sは、車体全体としての部品点数を減じることができるとともに、車重の軽減によって車両の低燃費化を図ることもできる。
また、このようなユニット固定構造Sにおいては、インストルメントパネル2がユニット11をインストルメントパネル2の外側に臨ませる開口部21aを有している。
このユニット固定構造Sによれば、複数のユニット11が開口部21aに臨むので、これらのユニット11に対するメンテナンス作業の効率化を図ることができる。
また、ユニット固定構造Sによれば、開口部21aを介してユニットボックス1に複数のユニット11を収納配置することができるので、ユニット固定構造Sの組立作業の効率化を図ることができる。
また、このようなユニット固定構造Sにおいては、第1ユニット11aとしてのスピーカユニットの周囲に、他のユニット11b,11c,11d,11eが配置されている。
このユニット固定構造Sによれば、スピーカユニットの音響効果を考慮して第1ユニット11aを開口部21aの中央に配置した際に、他のユニット11b,11c,11d,11eをバランス良くメンテナンス用の開口部21aに臨むように配置することができる。
また、このようなユニット固定構造Sにおいては、ユニットボックス1の上面部が枠体13で形成されている。
このユニット固定構造Sによれば、ユニットボックス1の上面部を枠体13で形成することで、ユニットボックス1の上面部に対応してその上方に形成される開口部21aの面積を大きく確保することができる。
また、このようなユニット固定構造Sにおいては、インストルメントパネル2の開口部21aを囲むように枠体13に複数の第1固定部16を有している。
このユニット固定構造Sによれば、開口部21a周囲のインストルメントパネル2の剛性を高めることができる。
また、このようなユニット固定構造Sにおいては、第2ユニット11b及び第5ユニット11eにて例示したように、ユニット11の一部が、ユニットボックス1の平面視で、枠体13とオーバーラップするように配置されている。
このユニット固定構造Sによれば、このようなオーバーラップ部を設けることによってユニットボックス1のコンパクト化を図ることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。
前記実施形態では、インストルメントパネル2の上面部材21に開口部21aを設けるとともに上面部材21の内面21dにユニットボックス1を固定するユニット固定構造Sについて説明した。しかしながら本発明は、インストルメントパネル2の縦壁部材22に開口部21aを設けるとともに縦壁部材22の内面21dにユニットボックス1を固定する構成とすることもできる。
前記実施形態では、インストルメントパネル2の内面21dにユニットボックス1を振動溶着にて固定したユニット固定構造Sについて説明した。しかしながら本発明は、インストルメントパネル2の内面21dにユニットボックス1を、ねじ止め、クリップ止め、嵌め込み、接着などの他の接合手段により固定した構成とすることもできる。
1 ユニットボックス
2 インストルメントパネル
3 ステアリングハンガビーム(車体側)
6 ステアリングコラム
11 ユニット
11a 第1ユニット
11b 第2ユニット
11c 第3ユニット
11d 第4ユニット
11e 第5ユニット
13 枠体
13a 横部材
13b 縦部材
14 支持体
15 脚部
16 第1固定部
17 第2固定部
21 上面部材(インストルメントパネル)
21a インストルメントパネルの開口部
21c リッド
21d インストルメントパネルの内面
22 縦壁部材(インストルメントパネル)
31 ビーム本体
32 サイドブラケット
35 ユニットボックス支持ブラケット
S ユニット固定構造

Claims (5)

  1. 複数のユニットを収納して支持するユニットボックスを備え、
    前記ユニットボックスは、
    インストルメントパネルの内面に固定される第1固定部と、
    車体側に固定される第2固定部と、を有していることを特徴とするユニット固定構造。
  2. 前記第2固定部は、ステアリングハンガビームに固定されていることを特徴とする請求項1に記載のユニット固定構造。
  3. 前記インストルメントパネルは、前記ユニットボックスに収納される前記ユニットを前記インストルメントパネルの外側に臨ませる開口部を有していることを特徴とする請求項1に記載のユニット固定構造。
  4. 前記ユニットボックスに収納される前記ユニットには、スピーカユニットが含まれ、
    前記ユニットボックスに収納される前記ユニットのうち、前記スピーカユニットを除く他の複数の前記ユニットは、前記ユニットボックスの平面視で、前記スピーカユニットの周囲に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のユニット固定構造。
  5. 前記ユニットボックスは、
    枠体と、前記ユニットの支持体と、前記枠体と前記支持体とを連結する脚部と、を備え、
    前記枠体は、前記インストルメントパネルの前記開口部を囲むように複数の前記第1固定部を有していることを特徴とする請求項3に記載のユニット固定構造。
JP2019033180A 2019-02-26 2019-02-26 ユニット固定構造 Active JP7002488B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019033180A JP7002488B2 (ja) 2019-02-26 2019-02-26 ユニット固定構造
CN202010009517.2A CN111605482B (zh) 2019-02-26 2020-01-06 单元固定结构

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019033180A JP7002488B2 (ja) 2019-02-26 2019-02-26 ユニット固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020138562A true JP2020138562A (ja) 2020-09-03
JP7002488B2 JP7002488B2 (ja) 2022-01-20

Family

ID=72193853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019033180A Active JP7002488B2 (ja) 2019-02-26 2019-02-26 ユニット固定構造

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7002488B2 (ja)
CN (1) CN111605482B (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH115496A (ja) * 1997-06-17 1999-01-12 Mazda Motor Corp 車両用制御装置の取付構造および取付方法
JP2001130334A (ja) * 1999-11-08 2001-05-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車載用機器システム
JP2002012114A (ja) * 2000-07-03 2002-01-15 Calsonic Kansei Corp 車両用エアバッグ装置
JP2004345397A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Fuji Heavy Ind Ltd 車両用アンテナ
JP2011011670A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Suzuki Motor Corp 電装品の取付構造
JP2011148493A (ja) * 2010-01-23 2011-08-04 Dr Ing Hcf Porsche Ag 支持部材
JP2017039451A (ja) * 2015-08-21 2017-02-23 ダイキョーニシカワ株式会社 車両用スピーカシステム
JP2018052291A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 ダイキョーニシカワ株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置の取付構造

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0332953A (ja) * 1989-06-30 1991-02-13 Yazaki Corp 車両用電子装置
JP4533944B2 (ja) * 2008-05-14 2010-09-01 本田技研工業株式会社 車両用インストルメントパネル
US8272675B2 (en) * 2010-03-10 2012-09-25 Ford Global Technologies, Llc Equipment mounting module for instrument panel
JP6244859B2 (ja) * 2013-11-29 2017-12-13 三菱自動車エンジニアリング株式会社 車両のインストルメントパネルの衝撃吸収構造
JP6384078B2 (ja) * 2014-03-24 2018-09-05 スズキ株式会社 インストルメントパネル

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH115496A (ja) * 1997-06-17 1999-01-12 Mazda Motor Corp 車両用制御装置の取付構造および取付方法
JP2001130334A (ja) * 1999-11-08 2001-05-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車載用機器システム
JP2002012114A (ja) * 2000-07-03 2002-01-15 Calsonic Kansei Corp 車両用エアバッグ装置
JP2004345397A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Fuji Heavy Ind Ltd 車両用アンテナ
JP2011011670A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Suzuki Motor Corp 電装品の取付構造
JP2011148493A (ja) * 2010-01-23 2011-08-04 Dr Ing Hcf Porsche Ag 支持部材
JP2017039451A (ja) * 2015-08-21 2017-02-23 ダイキョーニシカワ株式会社 車両用スピーカシステム
JP2018052291A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 ダイキョーニシカワ株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置の取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
CN111605482A (zh) 2020-09-01
JP7002488B2 (ja) 2022-01-20
CN111605482B (zh) 2024-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4533944B2 (ja) 車両用インストルメントパネル
JP5991237B2 (ja) 車載用機器の取付け構造
JP4579081B2 (ja) 自動二輪車のオーディオ装置配置構造
EP1241040A2 (en) Instrument panel frame
JP6673176B2 (ja) 車載制御装置の取付構造
JP7002488B2 (ja) ユニット固定構造
JP4038036B2 (ja) 自動車の後部車体構造
JP2020093607A (ja) 車両前部構造
JP6160327B2 (ja) 自動車のカウル構造
JP2009166803A (ja) 車両用ホーンの配設構造
JP6598055B2 (ja) インシュレータの取付構造
JP4064673B2 (ja) インストルメントパネル
JP2008114736A (ja) 自動車のバッテリ支持構造
JP6201493B2 (ja) フロントフェンダ
JP7491231B2 (ja) 車両
JP6624509B2 (ja) 車載カメラの取付構造
WO2023175843A1 (ja) 車体前部構造
JP2014213711A (ja) 車両用サスペンションタワーの補強構造
JP2009101820A (ja) コックピットモジュールの床支持部構造
JP2019006273A (ja) 車載機器の取付構造及び取付方法
JP6402848B2 (ja) バッテリの取付構造
JP6579435B2 (ja) 車両の側部構造
JP6573165B2 (ja) カバーの取付構造
JP4423906B2 (ja) 車両用変速操作装置の取付構造
JPH07132820A (ja) 自動車のブレーキ系コントロールユニット取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210615

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210805

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7002488

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150