JP2014213711A - 車両用サスペンションタワーの補強構造 - Google Patents

車両用サスペンションタワーの補強構造 Download PDF

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匡央 森
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匡央 森
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Abstract

【課題】突き上げ荷重に対する上下方向の剛性と、エンジン振動に対する面剛性との両方を高めることができる車両用サスペンションタワーの補強構造を提供する。
【解決手段】エプロンメンバ9のサスペンションタワー部9aに車両上下方向に延び、かつ外側に凸形状の縦ビード9fを形成した車両用サスペンションタワーの補強構造において、前記サスペンションタワー部9aの縦ビード9fの上下方向上半部9f′の領域に、該縦ビード9fと交差する方向に延びる内側に凹形状の横ビード9hを形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エプロンメンバのサスペンションタワー部に補強用のビードを形成した車両用サスペンションタワーの補強構造に関する。
自動車のサスペンションタワーでは、走行中の路面からの突き上げ荷重に対する上下方向の剛性を高める構造が採用されている。例えば、特許文献1には、サスペンションタワーに上下方向に延びる凸ビードを下方にいくほど末広がりとなるように形成した構造が開示されている。
特開2010−167949号公報
ところで、前記従来構造では、ビードによりサスペンションタワーの上下方向の剛性は高めることができるものの、エンジン振動に対する面剛性については不十分であり、この点での対策が要請されている。
本発明は、前記従来の状況に鑑みてなされたもので、突き上げ荷重に対する上下方向の剛性及びエンジン振動に対する面剛性の両方を高めることができる車両用サスペンションタワーの補強構造を提供することを課題としている。
請求項1の発明は、ショックアブソーバーの車内側周辺を囲むよう車内側に膨出形成されたサスペンションタワー部を有するエプロンメンバを備え、該サスペンションタワー部に車両上下方向に延び、かつ外側に凸形状の縦ビードが形成された車両用サスペンションタワーの補強構造において、前記サスペンションタワー部の縦ビードの上下方向上半部の領域には、該縦ビードと交差するよう延びる内側に凹形状の横ビードが形成されていることを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の車両用サスペンションタワーの補強構造において、前記エプロンメンバは、前記サスペンションタワー部に続いて車両前方に延びる一般面部を有し、前記横ビードは、前記サスペンションタワー部と一般面部との接続部の上端付近を起点として形成されていることを特徴としている。
請求項1の発明に係る補強構造によれば、サスペンションタワー部の凸形状の縦ビードの上下方向上半部の領域に、該縦ビードと交差するよう延びる凹形状の横ビードを形成したので、前記縦ビードにより路面からの突き上げ荷重に対する上下方向の剛性を高めることができるとともに、前記横ビードによりエンジン振動に対する面剛性を高めることができる。
このように本発明では、前記サスペンションタワー部に凸状の縦ビード,凹状の横ビードを形成するだけの構造で済み、別部品を設けることなく、低コストでサスペンションタワー部全体の必要剛性を確保することができる。
また前記縦ビードと横ビードとの交差部分では、横ビードにより縦ビードの側壁面積が拡大されることなり、それだけ上下方向の荷重に対する剛性を高めることができ、ひいては荷重により横ビードが座屈変形するのを抑制することができる。
請求項2の発明では、前記横ビードを、サスペンションタワー部と一般面部との接続部の上端付近を起点として形成したので、横ビードによりエンジン振動が一般面部からサスペンションタワー部に伝わるのを抑制することができる。
本発明の実施例1によるサスペンションタワーの斜視図である。 前記サスペンションタワーの平面図である。 前記サスペンションタワーのエプロンメンバの斜視図である。 前記エプロンメンバの断面平面図(図3のIV-IV線断面図)である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図4は、本発明の実施例1による車両用サスペンションタワーの補強構造を説明するための図である。本実施例において、前後,左右とは、車両の前進方向に見た状態での前後,左右を意味する。
図において、1は自動車の運転席側に配設されたサスペンションタワーを示している。このサスペンションタワー1の車外側上部には、車両前後方向に延びる閉断面ボックス形状のアッパメンバ2が配設されており、車内側下部には、車両前後方向に延びる閉断面ボックス形状のサイドメンバ3が配設されている。
また前記サスペンションタワー1の前側には、前記アッパメンバ2の前端部とサイドメンバ3の前後方向中途部とを上下方向に連結するモーメントキャンセラ部材5が配設されており、後側には、エンジン室Aと車室Bとを画成するダッシュパネル4が配設されている。
このダッシュパネル4には、ステアリングシャフト挿通孔4aが形成されており、該ステアリング挿通孔4aの車外側には、ブレーキブースタ挿通孔4bが形成されている。
前記ダッシュパネル4のエンジン室A側壁面には、ブレーキブースタ6が取り付けられている。このブレーキブースタ6は、車両前方から、該ブレーキブースタ6のブレーキペダル連結部6aを前記ブースタ挿通孔4bを通して車室B側に突出させた状態で取り付けられている。
前記サスペンションタワー1は、これの前側部分が前記モーメントキャンセラ部材5に、後側部分が前記ダッシュパネル4に、車外側上部分が前記アッパメンバ2に、車内側下部分が前記サイドメンバ3にそれぞれ囲まれた状態で結合されている。
前記サスペンションタワー1は、エプロンメンバ9と、該エプロンメンバ9の上側に配置されたアッパプレート10とを有する。
前記エプロンメンバ9は、不図示の前輪にその下端部が連結されたショックアブソーバー11の車内側周辺を囲むよう車内側に膨出形成されたサスペンションタワー部9aと、該サスペンションタワー部9aに続いて車両前方に屈曲して延びる一般面部9bと、該一般面部9a及びサスペンションタワー部9aに続いて下方に延びる接合部9cとを有する。この接合部9cは前記サイドメンバ3に溶接により結合されている。
前記アッパプレート10は、前記ショックアブソーバー11の上端部を支持する支持孔10aが形成された上壁部10bと、該上壁部10bの外周縁に一体に屈曲形成されたフランジ部10cとを有する。このフランジ部10cは、前記サスペンションタワー部9aの上端開口部9dに溶接により結合されている。
前記モーメントキャンセラ部材5は、断面ハット形状をなしており、前記エプロンメンバ9の一般面部9bに結合されている。なお、14はフェンダパネル取付けブラケットである。
前記モーメントキャンセラ部材5のサイドメンバ3との合流部分の該サイドメンバ3の上壁面3aには、エンジンブラケット12が結合されている。このエンジンブラケット12は、前記サイドメンバ3とモーメントキャンセラ部材5とを橋渡すように結合されており、該エンジンブラケット12の上面には、エンジンマウント部材(不図示)が取り付けられている。エンジン振動は、エンジンマウント部材を介してエンジンブラケット12からサイドメンバ3,モーメントキャンセラ部材5に分散して伝わり、該モーメントキャンセラ部材5からサスペンションタワー1に伝達される。
また車両衝突時の入力Fは、サイドメンバ3から車体後部に伝達されるとともに、該サイドメンバ3からモーメントキャンセラ部材5に分散させて伝達され、該モーメントキャンセラ部材5を介してサスペンションタワー1及びアッパメンバ2に伝達される。この場合、モーメントキャンセラ部材5によりサイドメンバ3の前部が上向きに折れ変形するのが抑制される。
前記エプロンメンバ9のサスペンションタワー部9aの後側部分には、抉り部9eが車外側に凹ませることにより形成されている。この抉り部9eにより、前述したブレーキブースタ6を取り付ける際にサスペンションタワー部9aに干渉するのを回避している。
前記サスペンションタワー部9aには、車両上下方向に延びる縦ビード9fが形成されており、この縦ビード9fは、外側に凸形状をなすよう形成されている。詳細には、サスペンションタワー部9aの膨出方向外側に向かって突出している。
前記縦ビード9fは、サスペンションタワー部9aの上下方向中央部で、かつ前後方向中央部に位置するよう配置されている。
また前記縦ビード9fには、ハーネス等の車載部品を取り付けるための複数の取付け孔9gが形成されている。このように剛性の高い縦ビード9fに車載部品を取り付けることにより外力に対する強度を確保している。
そして、前記サスペンションタワー部9aには、前記縦ビード9fの上下方向上半部の領域と交差するよう延びる横ビード9hが形成されており、該横ビード9hは、内側に凹形状をなすよう形成されている。詳細には、サスペンションタワー部9aの膨出方向の反対側に向かって突出しており、前記縦ビード9fの上部9f′を通るよう形成されている。
前記横ビード9hは、前記サスペンションタワー部9aと一般面部9bとの接続コーナー部9iの上端部付近を起点とし、該接続コーナー部9iからサスペンションタワー部9aの後端まで全周に渡って車両前後方向に延びるよう形成されている。
また前記横ビード9hは、前記抉り部9eを通るように配置されており、これによりブレーキブースタ6をダッシュパネル4に取り付ける際のガイド,目印となっている。ここで、前記横ビード9hは凹形状であることから、ブレーキブースタ6の組み付け時に支障をきたすことはない。
本実施例によれば、エプロンメンバ9のサスペンションタワー部9aに凸形状の縦ビード9fを形成し、該縦ビード9fの上部9f′に交差するよう延びる凹形状の横ビード9hを形成したので、前記縦ビード9fにより路面からの突き上げ荷重に対するサスペンションタワー部9aの上下方向の剛性を高めつつ、前記横ビード9hによりサスペンションタワー部9aのエンジン振動に対する面剛性を高めることができる。
このように本実施例では、前記サスペンションタワー部9aに凸状の縦ビード9f及び凹状の横ビード9hを形成するだけの構造で済み、別部品を設けることなく、低コストでサスペンションタワー部全体の必要剛性を確保することができる。
また本実施例では、前記縦ビード9fに横ビード9hを交差させたので、該交差部分では、図3,図4に示すように、横ビード9hの底部9h′が縦ビード9fの側壁9f′′に連なるよう立ちあがる構造となり、それだけ縦ビード9fの側壁面積が拡大されることとなる。これにより上下方向の荷重に対する剛性を高めることができ、ひいては突き上げ荷重により横ビード9hが座屈変形するのを防止することができる。
本実施例では、前記横ビード9hを、サスペンションタワー部9aと一般面部9bとの接続コーナー部9iの上端部付近を起点とし、ここからサスペンションタワー部9aの全長に渡って延びるよう形成したので、エンジン振動がエンジンブラケット12を介して一般面部9bからサスペンションタワー部9aに伝わるのを抑制することができる。
前記横ビード9hを抉り部9eを通るように形成したので、該抉り部9eの面剛性を高めることができる。即ち、サスペンションタワー部9aに抉り部9eを形成することにより面剛性が低下するおそれがあるが、横ビード9hにより面剛性の低下を回避することが可能となる。
また前記横ビード9hを凹形状としたので、該横ビード9hがブレーキブースタ6を取り付ける際に干渉することはなく、組み付け性を確保できる。
1 サスペンションタワー
9 エプロンメンバ
9a サスペンションタワー部
9b 一般面部
9f 縦ビード
9f′ 上部
9h 横ビード
9i 接続コーナー部
11 ショックアブソーバー

Claims (2)

  1. ショックアブソーバーの車内側周辺を囲むよう車内側に膨出形成されたサスペンションタワー部を有するエプロンメンバを備え、該サスペンションタワー部に車両上下方向に延び、かつ外側に凸形状の縦ビードが形成された車両用サスペンションタワーの補強構造において、
    前記サスペンションタワー部の縦ビードの上下方向上半部の領域には、該縦ビードと交差する方向に延びる内側に凹形状の横ビードが形成されている
    ことを特徴とする車両用サスペンションタワーの補強構造。
  2. 請求項1に記載の車両用サスペンションタワーの補強構造において、
    前記エプロンメンバは、前記サスペンションタワー部に続いて車両前方に延びる一般面部を有し、
    前記横ビードは、前記サスペンションタワー部と一般面部との接続部の上端付近を起点として形成されている
    ことを特徴とする車両用サスペンションタワーの補強構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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