JP4423906B2 - 車両用変速操作装置の取付構造 - Google Patents

車両用変速操作装置の取付構造 Download PDF

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Description

本発明は、ステアリング支持メンバに接続された一対のセンターステーと、該一対のセンターステーの車両後部に取り付けられた変速操作装置とを備えた車両用変速操作装置の取付構造に関するものである。
従来から、車幅方向に延びているステアリング支持メンバの車幅方向略中央部とフロア面とを接続する一対のセンターステーと、これらのセンターステーの車両後部にブラケットを介して取付けられた変速操作装置とを備えた車両用変速操作装置の取付構造が知られている(例えば、特許文献1を参照)。この構造によれば、運転席と助手席との間でのウォークスルーを容易に行うことができる。
特開2000−158968号公報
しかしながら、特許文献1の取付構造では各センターステーが鉛直方向に延びているため、各センターステーと変速操作装置との間に大きな隔たりが生じ、その結果、各センターステーと変速操作装置との間に介在するブラケットが大きなものとなってしまう。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ステアリング支持メンバに接続された一対のセンターステーと、該一対のセンターステーの車両後部に取り付けられた変速操作装置とを備えた車両用変速操作装置の取付構造において、各センターステーと変速操作装置との間に大きなブラケットを設けることなく、変速操作装置を各センターステーに取り付ける技術を提供することにある。
第1の発明は、それぞれが上下方向に延び且つそれぞれの上端部が、車幅方向に延びているステアリング支持メンバの車幅方向略中央部に間隔を開けて接続された一対のセンターステーと、該一対のセンターステーの車両後部に取り付けられた変速操作装置とを備え、上記一対のセンターステーのうち少なくとも一方の下端部が車両のフロア面に接続された車両用変速操作装置の取付構造であって、上記各センターステーはそれぞれ、車両後方に突出し且つ車両後部に上記変速操作装置が取付けられた突出部を有し、上記両突出部間に上記変速操作装置よりも車両前方に位置するように架け渡され、前端部が上記両突出部の後端部よりも車両前方に位置している第1架橋部材と、上記両センターステー間において上記両突出部の後端部よりも車両前方に位置し、上記ステアリング支持メンバと上記第1架橋部材とを連結する連結部材と、上記両センターステー間において上記連結部材の車両後方に配置され、上記変速操作装置の車両前方且つ上方に位置している車両用機器と、上記両センターステー間において上記第1架橋部材の前端部の車両前方に位置している空調ユニットとを備えたことを特徴とするものである。
これにより、各センターステーの突出部の車両後部に変速操作装置が直接取り付けられているため、各センターステーと変速操作装置との間に大きなブラケットを設けることなく、変速操作装置を各センターステーに取り付けることができる。
また、両センターステー間においてステアリング支持メンバと第1架橋部材とを連結する連結部材が設けられているため、車両後方に突出している突出部を設けたことによる本構造の剛性低下を防ぐことができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記車両用機器は、上記連結部材の車両後部に取付けられていることを特徴とするものである。
これにより、連結部材に車両用機器が取り付けらているため、連結部材を利用して車両用機器を取り付けることができる。また、連結部材に車両用機器が取り付けられているため、その車両用機器を車体に取り付けるための取付部材が不要である。したがって、部材点数の低減化を図ることができる。
第3の発明は、上記第1又は第2の発明において、上記各突出部がそれぞれ、車両側面視で車両後方に湾曲するように形成され、下端部が上記フロア面に接続されたセンタステーが、上記突出部に加えて、該突出部の下端部から上記フロア面に対して垂直に下方に延びる垂直部を有し、上記両突出部の下端部間に架け渡された第2架橋部材を備えたことを特徴とするものである。
これにより、両突出部の下端部間に第2架橋部材が架け渡されているため、各センターステーの支持剛性の向上を図ることができる。
第4の発明は、上記第3の発明において、上記第2架橋部材の車幅方向両端部がそれぞれ、上記センターステーの車幅方向外側に延長されていて、車体の左右両側に設けられた左右の側壁部に取付けられていることを特徴とするものである。
これにより、第2架橋部材の車幅方向両端部がそれぞれ左右の側壁部に取付けられているため、各センターステーに対して加わる変速操作装置の荷重を左右の側壁部に分散させることができる。
また、第2架橋部材の車幅方向両端部がそれぞれ左右の側壁部に取付けられているため、前突性能の向上を図ることができる。
第5の発明は、上記第4の発明において、上記空調ユニットは、上記第1架橋部材と上記第2架橋部材とに跨るように該第1及び第2架橋部材に取り付けられていることを特徴とするものである。
これにより、車両用機器が、第1架橋部材と車幅方向両端部がそれぞれ左右の側壁部に取付けられている第2架橋部材とに跨るように第1及び第2架橋部材に取り付けられているため、各センターステーに対して加わる荷重を軽減しながら車両用機器を確実に支持することができる。
第6の発明は、上記第4の発明において、上記変速操作装置は、ブラケットを介して上記各突出部の車両後部に取り付けられ、上記ブラケットの下部は、上記各突出部よりも下方に位置し、上記変速操作装置の上部は上記各突出部の上部に取り付けられている一方、上記変速操作装置の下部は上記ブラケットにおける上記各突出部よりも下方に位置している部分に取り付けられ、上記空調ユニットの一部はインストルメントパネルの後方側から組み付けられるとともに、上記ブラケットは該空調ユニットの一部の組み付け後に上記各センターステーに取り付けられていることを特徴とするものである。
これにより、突出部は車両後方に突出しているため、各センターステーが車両後方に突出した部分を有していない場合と比較して、各センターステーと変速操作装置との間に介在しているブラケットは小さくなる。したがって、各センターステーと変速操作装置との間に大きなブラケットを設けることなく、変速操作装置を各センターステーに取り付けることができる。
また、変速操作装置と各突出部の車両後部との間にはブラケットが介在しているため、変速操作装置とクロスカービームとの距離はより大きくなる。したがって、クロスカービームに取り付けられた車両用機器の取付スペースを充分に確保することができる。
また、変速操作装置の下部はブラケットにおける各突出部よりも下方に位置している部分に取り付けられているため、変速操作装置における上下の固定部の間隔をより広くすることが可能となり、変速操作装置の取付剛性を向上することができる。
また、ブラケットは、車両用機器の一部の組み付け後に各センターステーに取り付けられているため、車両用機器の一部の組み付け性の悪化を招くことはない。
本発明によれば、各センターステーの突出部の車両後部に変速操作装置が直接取り付けられているため、各センターステーと変速操作装置との間に大きなブラケットを設けることなく、変速操作装置を各センターステーに取り付けることができる。
また、両センターステー間においてステアリング支持メンバと第1架橋部材とを連結する連結部材が設けられているため、車両後方に突出している突出部を設けたことによる本構造の剛性低下を防ぐことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1〜図3に示すように、本発明の実施形態1に係る車両用変速操作装置の取付構造1は、車幅方向に延びている管状のステアリング支持メンバ(インパネ支持メンバ)2と、そのステアリング支持メンバ2の車幅方向略中央部と車両のフロアパネル3の上面とを接続する一対のセンターステー4,4と、両センターステー4,4間に架け渡された連結ブラケット5と、両センターステー4,4間においてステアリング支持メンバ2と連結ブラケット5とを連結する取付ブラケット6と、車幅方向に延びている管状のクロスカービーム7と、各センターステー4,4の車両後部に取り付けられた変速操作装置8と、取付ブラケット6の車両後部に取り付けられたオーディオユニット9と、オーディオユニット9の上方に位置しているカーナビゲーションユニット10と、連結ブラケット5とクロスカービーム7とに跨るように連結ブラケット5とクロスカービーム7とに取り付けられた空調ユニット11とを備えている。ステアリング支持メンバ2と各センターステー4,4とクロスカービーム7とは、車室側からインストルメントパネル12で覆われている。なお、本発明の第1架橋部材は連結ブラケット5に対応し、連結部材は取付ブラケット6に対応し、第2架橋部材はクロスカービームに対応し、車両用機器はオーディオユニット9及び空調ユニット11に対応する。
ステアリング支持メンバ2の車幅方向両端部はそれぞれ、車体の左右両側に設けられた左右の側壁部(図示せず)に固定されている。左右のセンターステー4,4はそれぞれ板状部材で構成され、上下方向(鉛直方向)に延びている。各センターステー4,4は、互いの内側面(車幅方向内側の面)同士が向き合うように、間隔を開けて配設されている。各センターステー4,4は、車両後方に突出している突出部4aと、その突出部4aの下端部から下方に延び且つフロアパネル3の上面に対して垂直な垂直部4bとを有している。各突出部4a,4aは、上端部がステアリング支持メンバ2に取り付けられた上板部4cと、上端部が上板部4cの下端部に接続されている中板部4dと、後端部が中板部4dの下端部に接続され且つ前端部がクロスカービーム7にに取り付けられた下板部4eとを有している。上板部4cは車両前方から車両後方に向かって下側に傾斜し、中板部4dは上下方向に延び、下板部4eは車両前後方向に延びている。すなわち、上板部4cと中板部4dと下板部4eとは、車両側面視で車両後方に湾曲するように形成されている。また、各突出部4a,4aの中板部4d,4dの後端部には、変速操作装置8を取り付けるための板状の変速操作装置用取付部4f,4fが設けられている。各垂直部4b,4bは、その上端部がクロスカービーム7に固定されている一方、その下端部がフロアパネル3の上面に固定されている。
上記連結ブラケット5は板状部材で形成され、両センターステー4,4の突出部4a,4aの中板部4d,4d間に車幅方向に延びるように架設されている。より詳しくは、連結ブラケット5の後端部の車幅方向両端部はそれぞれ、左右の突出部4a,4aにおける上下方向中央部よりもやや下側の部分に取り付けられ、また、連結ブラケット5の前側の部分は、車両側面視で各突出部4a,4aの中板部4d,4dよりも車両前方に位置している。
上記取付ブラケット6は板状部材で形成され、ステアリング支持メンバ2の車幅方向略中央部と連結ブラケット5の車幅方向略中央部との間に上下方向に延びるように架け渡されている。より詳細には、取付ブラケット6のステアリング支持メンバ2に対する取付位置は、左右のセンターステー4,4のステアリング支持メンバ2への取付位置のほぼ中間に位置している。取付ブラケット6は、上端部がステアリング支持メンバ2に取り付けられた上板部6aと、上端部が上板部6aの下端部に接続されている中板部6bと、上端部が中板部6bの下端部に接続され且つ下端部が連結ブラケット5の前端部に取り付けられた下板部6cとを有している。上板部4c及び中板部4dは前側から後側に向かって下方に傾斜し、下板部4eは上下方向に延びている。上記クロスカービーム7はステアリング支持メンバ2のほぼ真下に位置し、その車幅方向両端部がそれぞれセンターステー4,4の車幅方向外側に延長されていて、上述の左右の側壁部に固定されている。
図3に示すように、変速操作装置8は、ボックス部8aと、そのボックス部8aの上面から突き出ているシフトレーバー8bとを有している。ボックス部8aの前面における車幅方向両端部はそれぞれ、各センターステー4,4の突出部4a,4aの変速操作装置用取付部4f,4fに、ボルト等で固定されている。
オーディオユニット9は、両センターステー4,4間における取付ブラケット6の中板部6bの後面(背面)に取り付けられている。具体的には、図4に示すように、オーディオユニット9の前面に設けられた、前側に突起している上下2つの突起部9a,9aをそれぞれ、取付ブラケット6の中板部6bに形成された上下2つの孔部6d,6dに挿入することにより、オーディオユニット9は取付ブラケット6の中板部6bに固定されている。また、このオーディオユニット9は変速操作装置8の上方に位置している。
図3に示すように、空調ユニット11は両センターステー4,4の間に位置し、また、車両側面視で略C字状に形成された第1空調ユニット部11aと、インストルメントパネルの後方側から第1空調ユニット部11aに対して組み付けられ且つ第1空調ユニット部11aとともにクロスカービーム7を挟み込むように配置された第2空調ユニット部11bとによって構成されている。第1空調ユニット部11aの後面の上端部は、連結ブラケット5の前端部に固定されている。このようにして、空調ユニット11は、両センターステー4,4間において連結ブラケット5とクロスカービーム7とに跨るように連結ブラケット5とクロスカービーム7とに取り付けられている。
−効果−
以上により、本実施形態によれば、各センターステー4,4の突出部4a,4aの車両後部に変速操作装置8が直接取り付けられているため、各センターステー4,4と変速操作装置8との間に大きなブラケットを設けることなく、変速操作装置8を各センターステー4,4に取り付けることができる。
また、両センターステー4,4間においてステアリング支持メンバ2と連結ブラケット5とを連結する取付ブラケット6が設けられているため、車両後方に突出している突出部4a,4aを設けたことによる車両用変速操作装置の取付構造1の剛性低下を防ぐことができる。
また、取付ブラケット6にオーディオユニット9が取り付けらているため、取付ブラケット6を利用してオーディオユニット9を取り付けることができる。また、取付ブラケット6にオーディオユニット9が取り付けられているため、そのオーディオユニット9を車体に取り付けるための取付部材が不要である。したがって、部材点数の低減化を図ることができる。
また、両突出部4a,4aの下端部間にクロスカービーム7が架け渡されているため、各センターステー4,4の支持剛性の向上を図ることができる。
また、クロスカービーム7の車幅方向両端部がそれぞれ左右の側壁部に取付けられているため、各センターステー4,4に対して加わる変速操作装置8の荷重を左右の側壁部に分散させることができる。
また、クロスカービーム7の車幅方向両端部がそれぞれ左右の側壁部に取付けられているため、前突性能の向上を図ることができる。
また、空調ユニット11が、連結ブラケット5と車幅方向両端部がそれぞれ左右の側壁部に取付けられているクロスカービーム7とに跨るように連結ブラケット5とクロスカービーム7とに取り付けられているため、各センターステー4,4に対して加わる荷重を軽減しながら空調ユニット11を確実に支持することができる。
なお、本実施形態では、左右のセンターステー4,4のいずれもが垂直部4b,4bを有しているが、左右のセンターステー4,4のうち少なくとも一方が垂直部4bを有していればよい。
(実施形態2)
実施形態2に係る車両用変速操作装置の取付構造1は、左右のセンターステー4,4のうち一方の下端部のみがフロアパネル3の上面に接続され、また、変速操作装置8が変速操作装置用取付ブラケット13を介して各センターステー4,4の突出部4a,4aの車両後部に取り付けられているものである。その他の点に関しては、実施形態1とほぼ同様である。
図5に示すように、右側のセンターステー4は突出部4aと垂直部4bとから成る一方、左側のセンターステー4は突出部4aから成る。
図6に示すように、各突出部4a,4aは、前端部がステアリング支持メンバ2に固定された第1板部4gと、上端部が第1板部4gの後端部に連結された第2板部4hと、上端部が第2板部4hの下端部に連結された第3板部4iと、後端部が第3板部4iの下端部に連結され且つ前端部がクロスカービーム7に固定された第4板部4jとを有している。第1板部4g及び第4板部4jは車両前後方向に延び、第2板部4hは車両前方から車両後方に向かって下側に傾斜し、第3板部4iは後側から前側に向かって下方に傾斜している。すなわち、第1板部4gと第2板部4hと第3板部4iと第4板部4jとは、車両側面視で車両後方に湾曲するように構成されている。連結ブラケット5は車両後方から車両前方に向かって上方に傾斜している。
変速操作装置用取付ブラケット13は、車両側面視で略台形状に形成された左右の側板部13a,13aと、これらの側板部13a,13aの後端部に接続された取付部13bとによって構成されている。各側板部13a,13aの前部はそれぞれ、左右のセンターステー4,4の外側面(車幅方向外側の面)にボルト等で固定されている。取付部13bの上部は、この取付部13bの後面に設けられた変速操作装置8の上部とともに、第3板部4iの後端部にボルト等で固定されている。変速操作装置8の下部は、取付部13bの下部にボルト等で固定されている。なお、変速操作装置用取付ブラケット13は、第2空調ユニット部11bを第1空調ユニット部11aに対して組み付けた後、各センターステー4,4に固定される。
また、これらの側板部13a,13aの下端部の位置は、各突出部4a,4aの第4板部4j,4jの下端部の位置とクロスカービーム7の下端部の位置とほぼ同じである。取付部13bの後面は、各センターステー4,4の突出部4a,4aの後端部よりも車両後方に位置している。変速操作装置8の下端部及び該変速操作装置8の下部が固定されている取付部13bの下部は、各センターステー4,4の突出部4a,4a及びクロスカービーム7よりもやや下方に位置している。
−効果−
以上により、本実施形態によれば、各センターステー4,4の突出部4a,4aの下端部がクロスカービーム7に接続されているため、車両後方に突出している突出部4a,4aを設けたことによる車両用変速操作装置の取付構造1の剛性低下を防ぐことができる。
また、突出部4a,4aは車両後方に突出しているため、各センターステー4,4が車両後方に突出した部分を有していない場合と比較して、各センターステー4,4と変速操作装置8との間に介在している変速操作装置用取付ブラケット13ブラケットは小さくなる。したがって、各センターステー4,4と変速操作装置8との間に大きなブラケットを設けることなく、変速操作装置8を各センターステー4,4に取り付けることができる。
また、変速操作装置8と各突出部4a,4aの車両後部との間には変速操作装置用取付ブラケット13が介在しているため、変速操作装置8とクロスカービーム7との距離はより大きくなる。したがって、クロスカービーム7に取り付けられた空調ユニット11の取付スペースを充分に確保することができる。
また、変速操作装置8の下部は、変速操作装置用取付ブラケット13の取付部13bにおける各センターステー4,4の突出部4a,4aよりも下方に位置している部分に固定されているため、変速操作装置8における上下の固定部の間隔をより広くすることが可能となり、取付剛性を向上できる。さらに、変速操作装置用取付ブラケット13は、第2空調ユニット部11bの組み付け後に各センタステー4,4に固定されるため、第2空調ユニット部11bの組み付け性の悪化を招くことはない。
なお、本実施形態では、変速操作装置8が変速操作装置用取付ブラケット13を介して各センターステー4,4の車両後部に取り付けられているが、変速操作装置8が左右のセンターステー4,4に直接取り付けられてもよい。
また、本実施形態では、右側のセンターステー4のみが垂直部4bを有しているが、左右のセンターステー4,4のいずれもが垂直部4b,4bを有してもよい。
参考例1
参考例1に係る車両用変速操作装置の取付構造1は、左右のセンターステー4,4のうち左側のセンターステー4のみが垂直部4bを有し、また、その垂直部4bの上端部がクロスカービーム7に接続されていないものである。さらに、参考例1に係る車両用変速操作装置の取付構造1には、取付ブラケット6が設けられていない。その他の点に関しては、実施形態2とほぼ同様である。
図7に示すように、各突出部4a,4aは、ステアリング支持メンバ2に対する取付端部から車両後方に向かって下方に傾斜し、また、車両側面視で車両後方に湾曲するように形成されている。左側のセンターステー4の垂直部4bは、突出部4aにおけるクロスカービーム7の配置位置よりも車両後方に位置している部分から下方に向かって延びている。
以上により、本参考例によれば、実施形態2とほぼ同様の効果を得ることができる。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態及び参考例では、左右のセンターステー4,4の突出部4a,4aは上述のように構成されているが、車両後方に突出している限り、各突出部4a,4aは如何なる構成であってもよい。
以上説明したように、本発明は、ステアリング支持メンバに接続された一対のセンターステーと、該一対のセンターステーの車両後部に取り付けられた変速操作装置とを備えた構造等について有用である。
本発明の実施形態に係る斜視図である。 車両用変速操作装置の取付構造の斜視図である。 車両用変速操作装置の取付構造を側方から見た場合における概略構成図である。 オーディオユニットの取付ブラケットに対する取付構造を示す断面図である。 車両用変速操作装置の取付構造の正面図である。 車両用変速操作装置の取付構造の側面図である。 車両用変速操作装置の取付構造の斜視図である。
1 車両用変速操作装置の取付構造
2 ステアリング支持メンバ
4 センターステー
5 連結ブラケット(第1架橋部材)
6 取付ブラケット(連結部材)
7 クロスカービーム(第2架橋部材)
8 変速操作装置
9 オーディオユニット(車両用機器)
11 空調ユニット(車両用機器)

Claims (6)

  1. それぞれが上下方向に延び且つそれぞれの上端部が、車幅方向に延びているステアリング支持メンバの車幅方向略中央部に間隔を開けて接続された一対のセンターステーと、該一対のセンターステーの車両後部に取り付けられた変速操作装置とを備え、上記一対のセンターステーのうち少なくとも一方の下端部が車両のフロア面に接続された車両用変速操作装置の取付構造であって、
    上記各センターステーはそれぞれ、車両後方に突出し且つ車両後部に上記変速操作装置が取付けられた突出部を有し、
    上記両突出部間に上記変速操作装置よりも車両前方に位置するように架け渡され、前端部が上記両突出部の後端部よりも車両前方に位置している第1架橋部材と、
    上記両センターステー間において上記両突出部の後端部よりも車両前方に位置し、上記ステアリング支持メンバと上記第1架橋部材とを連結する連結部材と
    上記両センターステー間において上記連結部材の車両後方に配置され、上記変速操作装置の車両前方且つ上方に位置している車両用機器と、
    上記両センターステー間において上記第1架橋部材の前端部の車両前方に位置している空調ユニットとを備えたことを特徴とする車両用変速操作装置の取付構造。
  2. 請求項1記載の車両用変速操作装置の取付構造において、
    上記車両用機器は、上記連結部材の車両後部に取付けられていることを特徴とする車両用変速操作装置の取付構造。
  3. 請求項1又は2記載の車両用変速操作装置の取付構造において、
    上記各突出部はそれぞれ、車両側面視で車両後方に湾曲するように形成され、
    下端部が上記フロア面に接続されたセンタステーは、上記突出部に加えて、該突出部の下端部から上記フロア面に対して垂直に下方に延びる垂直部を有し、
    上記両突出部の下端部間に架け渡された第2架橋部材を備えたことを特徴とする車両用変速操作装置の取付構造。
  4. 請求項3記載の車両用変速操作装置の取付構造において、
    上記第2架橋部材の車幅方向両端部はそれぞれ、上記センターステーの車幅方向外側に延長されていて、車体の左右両側に設けられた左右の側壁部に取付けられていることを特徴とする車両用変速操作装置の取付構造。
  5. 請求項4記載の車両用変速操作装置の取付構造において、
    上記空調ユニットは、上記第1架橋部材と上記第2架橋部材とに跨るように該第1及び第2架橋部材に取り付けられていることを特徴とする車両用変速操作装置の取付構造。
  6. 請求項4記載の車両用変速操作装置の取付構造において、
    上記変速操作装置は、ブラケットを介して上記各突出部の車両後部に取り付けられ、
    上記ブラケットの下部は、上記各突出部よりも下方に位置し、
    上記変速操作装置の上部は上記各突出部の上部に取り付けられている一方、上記変速操作装置の下部は上記ブラケットにおける上記各突出部よりも下方に位置している部分に取り付けられ、
    上記空調ユニットの一部はインストルメントパネルの後方側から組み付けられるとともに、上記ブラケットは該空調ユニットの一部の組み付け後に上記各センターステーに取り付けられていることを特徴とする車両用変速操作装置の取付構造。
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