JP4206806B2 - フレーム付車の後部車体構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リヤフロアパネルの下方側にフレームの後部が配置されるフレーム付車の後部車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
以下、図7及び図8を用いて、従来のフレーム付車の後部車体構造について説明する。
【0003】
図7には、従来のフレーム付車の後部車体構造が示されている。この図に示されるように、リヤフロアパネル100の幅方向の端部は、リヤホイールハウス102の内側面に結合されている。さらに、リヤフロアパネル100の幅方向の端部の下面には断面ハット形状のリヤフロアアンダリインフォースメントアウタ104が配設されており、更にその下側にフレームの一部を構成する矩形断面のサイドレール106が配置されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−337747号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成による場合、リヤフロアパネル100とサイドレール106との間に、リヤフロアアンダリインフォースメントアウタ104が平面視でサイドレール106とラップするように配置されるため、両者の間に寸法Aの隙間108が必要となる。
【0006】
また仮に、図8に示されるように、リヤフロアアンダリインフォースメントアウタ104とサイドレール106とを平面視でラップしないように配置したとしても、サイドレール106に結合されて車両幅方向に延びかつフレームの一部を構成するリヤクロスメンバ110やブラケット(図示省略)等が存在するため、やはり、リヤフロアパネル100とサイドレール106との間には寸法Aの隙間108が必要となる。
【0007】
このため、従来のフレーム付車の後部車体構造による場合には、車室内空間112が狭くなるという問題があった。
【0008】
本発明は上記事実を考慮し、車室内空間を拡大することができるフレーム付車の後部車体構造を得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明に係るフレーム付車の後部車体構造は、リヤフロアパネルの下方側にフレームの後部が配置されるフレーム付車の後部車体構造であって、前記リヤフロアパネルの車両幅方向の端部の裏面側に、車両前後方向に沿って延びるリヤフロアアンダリインフォースメントアウタを結合させると共に、当該リヤフロアアンダリインフォースメントアウタに対して車両幅方向にラップせずかつ車両上下方向にラップする位置で車室内側に、車両前後方向に沿って延びるサイドレールを配置することで、リヤフロアアンダリインフォースメントアウタとサイドレールとが車両幅方向にラップする構成を採った場合のリヤフロアパネルの設置位置よりも低い位置にリヤフロアパネルを設置した、ことを特徴としている。
【0010】
請求項2記載の本発明に係るフレーム付車の後部車体構造は、請求項1記載の発明において、車体側部の下部側に車両前後方向を長手方向として配置されたロッカ部に、車両幅方向を長手方向とするリヤクロスメンバの長手方向の端部が結合されており、当該リヤクロスメンバの長手方向の端部内側の部分を車両後方側へ斜めに屈曲させることにより、当該リヤクロスメンバを当該ロッカ部への結合点よりも車両後方側へオフセットして配置した、ことを特徴としている。
【0011】
請求項3記載の本発明に係るフレーム付車の後部車体構造は、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記リヤフロアアンダリインフォースメントアウタの前端部は一般部よりも幅広に形成されており、当該幅広部を車両幅方向を長手方向として配置されたリヤクロスメンバの長手方向の端部内側の部分に結合させた、ことを特徴としている。
【0012】
請求項1記載の本発明によれば、リヤフロアパネルの車両幅方向の端部の裏面側に、車両前後方向に沿って延びるリヤフロアアンダリインフォースメントアウタを結合させると共に、当該リヤフロアアンダリインフォースメントアウタに対して車両幅方向にラップせずかつ車両上下方向にラップする位置で車室内側に、車両前後方向に沿って延びるサイドレールを配置したので、リヤフロアアンダリインフォースメントアウタとサイドレールひいてはフレームとが相互に干渉することが無くなる。これにより、リヤフロアパネルをサイドレールと干渉しない範囲で車両下方側に下げることができ、本発明では、リヤフロアアンダリインフォースメントアウタとサイドレールとが車両幅方向にラップする構成を採った場合のリヤフロアパネルの設置位置よりも低い位置にリヤフロアパネルが設置されている。その結果、その分、車室内空間を拡大することができる。
【0013】
請求項2記載の本発明によれば、車体側部の下部側に車両前後方向を長手方向として配置されたロッカ部に、車両幅方向を長手方向とするリヤクロスメンバの長手方向の端部が結合されており、当該リヤクロスメンバの長手方向の端部内側の部分を車両後方側へ斜めに屈曲させることにより、当該リヤクロスメンバを当該ロッカ部への結合点よりも車両後方側へオフセットして配置したので、直線状のリヤクロスメンバに対してリヤフロアアンダリインフォースメントアウタを直交させる構造に比し、荷重(骨格)の流れが円滑(スムーズ)になる。このため、リヤクロスメンバとリヤフロアアンダリインフォースメントアウタとの結合部位の捩れ剛性を高めることができ、それに応じてリヤフロアの振動を抑制することができる。
【0014】
請求項3記載の本発明によれば、リヤフロアアンダリインフォースメントアウタの前端部は一般部よりも幅広に形成されており、当該幅広部を車両幅方向を長手方向として配置されたリヤクロスメンバの長手方向の端部内側の部分に結合させたので、リヤクロスメンバとリヤフロアアンダリインフォースメントアウタとの結合剛性が高くなる。このため、両者の結合部位の捩れ剛性を高めることができ、それに応じてリヤフロアの振動を抑制することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
以下、図1及び図2を用いて、本発明に係るフレーム付車の後部車体構造の第1実施形態について説明する。なお、これらの図に適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印INは車両幅方向内側(車室内側)を示している。
【0016】
図1には、本実施形態に係るフレーム付車の後部車体構造の要部斜視図が示されている。また、図2には、当該フレーム付車の後部車体構造の縦断面図(図1の2−2線断面図)が示されている。なお、図1の2−2線の図示位置は、リヤアクスルの中心位置でもある。
【0017】
図2に示されるように、フレーム付車は、骨格部材として機能するフレーム10を備えている。フレーム10は、車両前後方向を長手方向として略平行に配置されかつ各々断面矩形状に形成された一対のサイドレール12(図2では片側のみを図示している)と、車両幅方向を長手方向として配置されかつ当該一対のサイドレール12を繋ぐ複数のクロスメンバ14と、を備えている。なお、前記フレーム構造は一例に過ぎず、これ以外の種々のフレーム構造が適用可能である。
【0018】
図1及び図2に示されるように、上記構成のフレーム10には、複数のボディーマウントを介してボディーが支持されている。これらの図を用いて後部車体構造について概説すると、後輪はリヤホイールハウス16によって覆われており、当該リヤホイールハウス16の内側面には車室内空間18を隔成するリヤフロアパネル20の車両幅方向の端部が結合されている。
【0019】
また、車体側部の下端部には、車両前後方向を長手方向とするロッカ22が配設されている。ロッカ22とリヤホイールハウス16の前端部とが交差する位置には、車両幅方向を長手方向とするリヤクロスメンバ24の長手方向の端部がマウント26を介して連結されている。また、ボディーの最後尾には、リヤクロスメンバ24に対して平行に断面ハット形状(チャンネル状)のロアバックパネル28が配設されており、リヤフロアパネル20の裏面に結合されている。
【0020】
また、リヤフロアパネル20の車両幅方向の端部の裏面側には、上方側が開放された断面略コ字状(チャンネル状)に形成されかつボディー剛性を確保する機能を有するリヤフロアアンダリインフォースメントアウタ32が結合されている。リヤフロアアンダリインフォースメントアウタ32の前端部はリヤクロスメンバ24の長手方向の端部内側に結合されており、又後端部はロアバックパネル28の長手方向の端部にマウント30を介して結合されている。
【0021】
さらに、リヤフロアアンダリインフォースメントアウタ32のリヤホイールハウス16側への結合構造について言及すると、内側の端末部32Aは車室内側へ向けて直角に屈曲されており、リヤフロアパネル20の裏面側に結合されている。一方、リヤフロアアンダリインフォースメントアウタ32の外側の端末部32Bは車両上方側へ向けて垂直に延出されており、リヤホイールハウス16の内側面とリヤフロアパネル20の車両幅方向の端部との間に挟持された状態でリヤホイールハウス16の内側面に結合されている。
【0022】
ここで、図2に示されるように、本実施形態では、前述したようにリヤフロアアンダリインフォースメントアウタ32が、リヤフロアパネル20の車両幅方向の端部の裏面側に配置されている。そして、当該リヤフロアアンダリインフォースメントアウタ32に対して車両幅方向にラップせずかつ車両上下方向にラップする位置にフレーム10のサイドレール12が配置されている。また、サイドレール12は、リヤフロアアンダリインフォースメントアウタ32に対して車室内側に配置されている。
【0023】
寸法的には、サイドレール12はリヤフロアアンダリインフォースメントアウタ32に対して距離Pだけ車室内側に離間して配置されており、サイドレール12はリヤフロアアンダリインフォースメントアウタ32に対して長さQだけ車両上下方向にラップしている。
【0024】
上記のレイアウト及び寸法設定の結果、リヤフロアパネル20は、サイドレール12側(車両下方側)へ所定距離だけ低い位置に設定されている。
【0025】
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
【0026】
本実施形態では、リヤフロアパネル20の車両幅方向の端部の裏面側に、車両前後方向に沿って延びるリヤフロアアンダリインフォースメントアウタ32を結合させると共に、当該リヤフロアアンダリインフォースメントアウタ32に対して車両幅方向にラップせずかつ車両上下方向にラップする位置で車室内側に、車両前後方向に沿って延びるサイドレール12を配置したので、リヤフロアアンダリインフォースメントアウタ32とサイドレール12ひいてはフレーム10とが相互に干渉することが無くなる。このため、リヤフロアパネル20をサイドレール12と干渉しない範囲で車両下方側に下げることができ、即ちリヤフロアパネル20とサイドレール12との隙間34(図2参照)を最小限に抑えることができる。その結果、本実施形態に係るフレーム付車の後部車体構造によれば、車室内空間18を拡大することができる。
【0027】
〔第2実施形態〕
以下、図3〜図6を用いて、本発明に係るフレーム付車の後部車体構造の第2実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
【0028】
図3及び図4に示されるように、本実施形態では、前述した第1実施形態の構成(即ち、上下左右のラップを考慮したレイアウトに関する構成)に加え、以下の構成を備えている点に特徴がある。
【0029】
まず第1に、(前述した第1実施形態を示す図1においても図示はされているが)リヤクロスメンバ24の長手方向の端部内側の部分24Aが車両後方側へ斜めに屈曲されており、これによりリヤクロスメンバ24はロッカ22への結合点(マウント26)よりも車両後方側へ所定距離S(図4参照)だけオフセットされている。
【0030】
第2に、リヤフロアアンダリインフォースメントアウタ32の前端部が一般部32Cよりも幅広に形成されており、当該幅広部32Dがリヤクロスメンバ24の端部内側の部分24A付近へ結合されている。なお、リヤフロアアンダリインフォースメントアウタ32はリヤホイールハウス16の内側面16Aに沿うように配設されている。
【0031】
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
【0032】
本実施形態では、車体側部の下端部に車両前後方向を長手方向として配置されたロッカ22に、車両幅方向を長手方向とするリヤクロスメンバ24の長手方向の端部を結合し、当該リヤクロスメンバ24の長手方向の端部内側の部分24Aを車両後方側へ斜めに屈曲させることにより、当該リヤクロスメンバ24を当該ロッカ22への結合点(マウント26)よりも車両後方側へ所定距離Sだけオフセットして配置したので、荷重(骨格)の流れ(T)が円滑になる。つまり、荷重(骨格)は、「ロッカ22→マウント26→リヤクロスメンバ24→リヤフロアアンダリインフォースメントアウタ32→マウント30→ロアバックパネル28→…」の順に円滑に流れて行く。このため、リヤクロスメンバ24とリヤフロアアンダリインフォースメントアウタ32との結合部位の捩れ剛性を高めることができ、それに応じてリヤフロアパネル20の振動を抑制することができる。
【0033】
さらに、本実施形態では、リヤフロアアンダリインフォースメントアウタ32の前端部を一般部32Cよりも幅広に形成し、当該幅広部32Dをリヤクロスメンバ24の端部内側の部分24A付近へ滑らかに結合させたので、リヤクロスメンバ24とリヤフロアアンダリインフォースメントアウタ32との結合面積が増加し、ひいては結合剛性が高くなる。このため、両者の結合部位の捩れ剛性を高めることができ、それに応じてリヤフロアの振動を抑制することができる。
【0034】
そして、両者の効果が相俟って、本実施形態に係るフレーム付車の後部車体構造によれば、NV性能をより一層向上させることができる。
【0035】
因みに、図5に示されるように、直線状のリヤクロスメンバ40に対して同じく直線状のリヤフロアアンダリインフォースメントアウタ42を直交させる構造の場合には、荷重(骨格)の流れ(T’)が階段状に折れ曲がり、円滑にならない。また、両者の結合部(U線矢視部)の結合剛性が弱いため、ボディーの捩れを充分に抑えることができない。そのため、図6に示されるように、リヤクロスメンバ40とリヤフロアアンダリインフォースメントアウタ42との結合面上のラインWでの捩れ(矢印Xでこれを示す)が大きくなり、NV性能が悪くなる。本実施形態に係るフレーム付車の後部車体構造によれば、このような問題点が解消される。
【0036】
なお、上述した第2実施形態では、リヤクロスメンバ24の長手方向の端部内側の部分24Aを車両後方側へ斜めに屈曲させることにより、当該リヤクロスメンバ24をロッカ22への結合点(マウント26)よりも車両後方側へオフセットさせて配置したが、請求項1記載の発明との関係では、これに限らず、リヤクロスメンバを車両後方側へオフセットさせていない構成にしてもよい。
【0037】
また、上述した第2実施形態では、リヤフロアアンダリインフォースメントアウタ32の前端部を一般部32Cよりも幅広に形成し、当該幅広部32Dをリヤクロスメンバ24の端部内側の部分24A付近へ結合させたが、請求項2記載の発明との関係では、これに限らず、前端部の幅を一般部32Cと同一の幅にしたリヤフロアアンダリインフォースメントアウタを用いてもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係るフレーム付車の後部車体構造は、リヤフロアパネルの車両幅方向の端部の裏面側に、車両前後方向に沿って延びるリヤフロアアンダリインフォースメントアウタを結合させると共に、当該リヤフロアアンダリインフォースメントアウタに対して車両幅方向にラップせずかつ車両上下方向にラップする位置で車室内側に、車両前後方向に沿って延びるサイドレールを配置することで、リヤフロアアンダリインフォースメントアウタとサイドレールとが車両幅方向にラップする構成を採った場合のリヤフロアパネルの設置位置よりも低い位置にリヤフロアパネルを設置したので、リヤフロアアンダリインフォースメントアウタとサイドレールひいてはフレームとが相互に干渉することが無くなり、その結果、車室内空間を拡大することができるという優れた効果を有する。
【0039】
請求項2記載の本発明に係るフレーム付車の後部車体構造は、請求項1記載の発明において、車体側部の下部側に車両前後方向を長手方向として配置されたロッカ部に、車両幅方向を長手方向とするリヤクロスメンバの長手方向の端部が結合されており、当該リヤクロスメンバの長手方向の端部内側の部分を車両後方側へ斜めに屈曲させることにより、当該リヤクロスメンバを当該ロッカ部への結合点よりも車両後方側へオフセットして配置したので、荷重の流れを円滑にすることができ、その結果、NV性能をより一層向上させることができるという優れた効果を有する。
【0040】
請求項3記載の本発明に係るフレーム付車の後部車体構造は、請求項1又は請求項2記載の発明において、リヤフロアアンダリインフォースメントアウタの前端部を一般部よりも幅広に形成し、当該幅広部を車両幅方向を長手方向として配置されたリヤクロスメンバの長手方向の端部内側の部分に結合させたので、リヤクロスメンバとリヤフロアアンダリインフォースメントアウタとの結合剛性を高めることができ、その結果、NV性能をより一層向上させることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るフレーム付車の後部車体構造の要部斜視図である。
【図2】第1実施形態に係るフレーム付車の後部車体構造の縦断面構造を示す図1の2−2線断面図である。
【図3】第2実施形態に係るフレーム付車の後部車体構造の要部斜視図である。
【図4】第2実施形態に係るフレーム付車の後部車体構造を採った場合の荷重の流れを説明するための平面図である。
【図5】クロスメンバとリヤフロアアンダリインフォースメントとを直交させた場合の比較例を示す図4に対応する平面図である。
【図6】図5に示される構造の問題点を説明するための斜視図である。
【図7】従来例に係るフレーム付車の後部車体構造を示す図2に対応する縦断面図である。
【図8】別の従来例に係るフレーム付車の後部車体構造を示す図7に対応する縦断面図である。
【符号の説明】
10 フレーム
12 サイドレール
18 車室内空間
20 リヤフロアパネル
22 ロッカ
24 リヤクロスメンバ
24A 端部内側の部分
26 マウント(結合点)
32 リヤフロアアンダリインフォースメントアウタ
32C 一般部
32D 幅広部
34 隙間

Claims (3)

  1. リヤフロアパネルの下方側にフレームの後部が配置されるフレーム付車の後部車体構造であって、
    前記リヤフロアパネルの車両幅方向の端部の裏面側に、車両前後方向に沿って延びるリヤフロアアンダリインフォースメントアウタを結合させると共に、
    当該リヤフロアアンダリインフォースメントアウタに対して車両幅方向にラップせずかつ車両上下方向にラップする位置で車室内側に、車両前後方向に沿って延びるサイドレールを配置することで、
    リヤフロアアンダリインフォースメントアウタとサイドレールとが車両幅方向にラップする構成を採った場合のリヤフロアパネルの設置位置よりも低い位置にリヤフロアパネルを設置した、
    ことを特徴とするフレーム付車の後部車体構造。
  2. 車体側部の下部側に車両前後方向を長手方向として配置されたロッカ部に、車両幅方向を長手方向とするリヤクロスメンバの長手方向の端部が結合されており、
    当該リヤクロスメンバの長手方向の端部内側の部分を車両後方側へ斜めに屈曲させることにより、当該リヤクロスメンバを当該ロッカ部への結合点よりも車両後方側へオフセットして配置した、
    ことを特徴とする請求項1記載のフレーム付車の後部車体構造。
  3. 前記リヤフロアアンダリインフォースメントアウタの前端部は一般部よりも幅広に形成されており、当該幅広部を車両幅方向を長手方向として配置されたリヤクロスメンバの長手方向の端部内側の部分に結合させた、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のフレーム付車の後部車体構造。
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