JP2020125271A - 1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの製造方法 - Google Patents

1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020125271A
JP2020125271A JP2019019399A JP2019019399A JP2020125271A JP 2020125271 A JP2020125271 A JP 2020125271A JP 2019019399 A JP2019019399 A JP 2019019399A JP 2019019399 A JP2019019399 A JP 2019019399A JP 2020125271 A JP2020125271 A JP 2020125271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
reaction
chloro
difluoroethylene
chloride
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019019399A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7252771B2 (ja
Inventor
孝典 三宅
Takanori Miyake
孝典 三宅
完治 佐々木
Kanji Sasaki
完治 佐々木
佐野 誠
Makoto Sano
誠 佐野
香川 巧
Takumi Kagawa
巧 香川
高宮 裕樹
Hiroki Takamiya
裕樹 高宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Finechem Corp
Kansai University
Original Assignee
Tosoh Finechem Corp
Kansai University
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tosoh Finechem Corp, Kansai University filed Critical Tosoh Finechem Corp
Priority to JP2019019399A priority Critical patent/JP7252771B2/ja
Publication of JP2020125271A publication Critical patent/JP2020125271A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7252771B2 publication Critical patent/JP7252771B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

【課題】比較的低い温度条件で製造が可能であり、且つ長時間製造を実施した場合においても反応転化率の低下が極めて少ない、より工業的に実施可能な、1,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエタンを原料とし、1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンを製造する方法の提供。【解決手段】1,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエタンを、第1の触媒と第2の触媒を含む固体触媒及び酸素の存在下、気相で反応させる、1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの製造方法。【選択図】なし

Description

本発明は1,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエタンを原料とし、1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンを製造する方法に関する。1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンは、電子材料や医・農薬の製造中間体として有用な化合物である。
従来より、1,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエタンを原料とし、1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンを製造する方法としては、化学量論量以上の水酸化ナトリウムを用い、液相で1,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエタンを反応させる方法(例えば、特許文献1、特許文献2参照)、ニッケル製反応管を用い、500〜600℃で1,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエタンをガスとして流通させる方法(例えば特許文献3参照)、並びに800〜1,000℃で熱分解により製造する方法が知られている(例えば特許文献4参照)。
従来の特許文献1または2に記載の方法では、液相での水酸化ナトリウムとの反応のため、多量の廃液が発生するという課題がある。一方、特許文献3及び4に記載の方法は、600℃以上の高温での反応が必要という課題がある。
これに対して特許文献5には固体触媒を用いて250〜550℃という比較的低い温度条件下、気相で1,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエタンを反応させる方法が提案されているが、この方法も反応を長時間実施した際の、触媒の寿命(反応転化率の低下)については検討がなされておらず、比較的低い温度条件で、且つ長時間製造しても反応が安定している工業的に実施可能な方法が望まれていた。
独国特許出願公開第2846812号明細書。 米国特許第2709181号明細書。 米国特許第2628989号明細書。 英国特許出願公開第774125号明細書。 特開2018−127403号公報。
本発明の目的は、これら従来技術を鑑み、1,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエタンを原料とし、1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンを製造する方法について、比較的低い温度条件で製造が可能であり、且つ長時間製造を実施した場合においても反応転化率の低下が極めて少ない、より工業的に実施可能な方法を提供することにある。
そこで本発明者らは、1,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエタンを、固体触媒存在下、気相で反応させる1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの製造方法について鋭意検討した結果、固体触媒として第1の触媒と第2の触媒とする2種またはそれ以上の固体触媒を用い、さらに酸素の存在下で反応させることにより、比較的低い温度で、1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの製造が可能であり、且つ長時間製造を実施した場合においても反応転化率の低下が極めて少ない、より工業的に実施可能な1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの製造方法を見出し、本発明を完成させるに至った。すなわち、本発明は下記の要旨に係わるものである。
(1)1,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエタンを、第1の触媒と第2の触媒を含む固体触媒及び酸素の存在下、気相で反応させる1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの製造方法
(2)第1の触媒がアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の酸化物、塩化物又はフッ化物であり、第2の触媒が遷移金属酸化物、塩化物又はフッ化物であり、前記第1の触媒及び前記第2の触媒を担体に担持してなる固体触媒の存在下で反応させる、上記(1)に記載の1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの製造方法。
(3)第1の触媒がアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の塩化物であり、第2の触媒が遷移金属酸化物であり、前記第1の触媒及び前記第2の触媒を担体に担持してなる固体触媒の存在下で反応させる、上記(1)に記載の1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの製造方法。
(4)反応温度が、250〜550℃であることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載の1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの製造方法。
本発明の方法により、比較的低い温度条件において長時間反応を継続実施した場合においても反応転化率及び選択率の低下が極めて少ない、1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの工業的製法を提供できる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられる原料の1,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエタンは、1,1,2−トリクロロエチレンとフッ化水素の反応により容易に調製される。
本発明に適用可能な固体触媒に含まれる第1の触媒としてのアルカリ金属酸化物は、具体的には例えば、酸化リチウム、酸化ナトリウム、酸化カリウム、酸化ルビジウム、酸化セシウム等が挙げられる。
本発明に適用可能な固体触媒に含まれる第1の触媒としてのアルカリ金属塩化物は、具体的には例えば、塩化リチウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化ルビジウム、塩化セシウム等が挙げられる。
本発明に適用可能な固体触媒に含まれる第1の触媒としてのアルカリ金属フッ化物は、具体的には例えば、フッ化リチウム、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、フッ化ルビジウム、フッ化セシウム等が挙げられる。
本発明に適用可能な固体触媒に含まれる第1の触媒としてのアルカリ土類金属酸化物は、具体的には例えば、酸化ベリリウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化ストロンチウム、酸化バリウム等が挙げられる。
本発明に適用可能な固体触媒に含まれる第1の触媒としてのアルカリ土類金属塩化物は、具体的には例えば、塩化ベリリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、塩化ストロンチウム、塩化バリウム等が挙げられる。
本発明に適用可能な固体触媒に含まれる第1の触媒としてのアルカリ土類金属フッ化物は、具体的には例えば、フッ化ベリリウム、フッ化マグネシウム、フッ化カルシウム、フッ化ストロンチウム、フッ化バリウム等が挙げられる。
本発明に適用可能な固体触媒に含まれる第2の触媒としての遷移金属酸化物は、具体的には例えば、酸化チタニウム(IV)、酸化バナジウム(V)、酸化クロム(III)、酸化マンガン(III)、酸化鉄(II)、酸化鉄(III)、酸化コバルト(II)、酸化コバルト(III)、酸化ニッケル(II)、酸化銅(II)、酸化亜鉛(II)、酸化ジルコニウム(IV)、酸化ニオブ(V)、酸化モリブデン(VI)、酸化ルテニウム(III)等が挙げられる。
本発明に適用可能な固体触媒に含まれる第2の触媒としての遷移金属塩化物は、具体的には例えば、塩化チタニウム(IV)、塩化バナジウム(V)、塩化クロム(III)、塩化マンガン(III)、塩化鉄(II)、塩化鉄(III)、塩化コバルト(II)、塩化コバルト(III)、塩化ニッケル(II)、塩化銅(II)、塩化亜鉛(II)、塩化ジルコニウム(IV)、塩化ニオブ(V)、塩化モリブデン(VI)、塩化ルテニウム(III)等が挙げられる。
本発明に適用可能な固体触媒に含まれる第2の触媒としての遷移金属フッ化物は、具体的には例えば、フッ化チタニウム(IV)、フッ化バナジウム(V)、フッ化クロム(III)、フッ化マンガン(III)、フッ化鉄(II)、フッ化鉄(III)、フッ化コバルト(II)、フッ化コバルト(III)、フッ化ニッケル(II)、フッ化銅(II)、フッ化亜鉛(II)、フッ化ジルコニウム(IV)、フッ化ニオブ(V)、フッ化モリブデン(VI)、フッ化ルテニウム(III)等が挙げられる。
本発明に適用可能な担体としては、シリカゲル、アルミナ、マグネシア、炭酸カルシウム、酸化ジルコニウム、酸化チタニウム等が挙げられる。
これら担体に対して前記アルカリ金属酸化物、アルカリ土類金属酸化物、遷移金属酸化物、アルカリ金属塩化物、アルカリ土類金属塩化物、遷移金属塩化物、アルカリ金属フッ化物、アルカリ土類金属フッ化物、遷移金属フッ化物を物理的混合または化学的処理により担持させる。
担持方法は、本発明の属する技術分野における当業者の間で公知の方法を用いることができるが、本発明を制限するものではない。
触媒の担持量としては、担体に対して、0.1重量比〜50重量比が好ましく、0.5重量比〜30重量比がより好ましく、1.0重量比〜20重量比がさらに好ましい。触媒担持量が0.1重量比より少ないと十分な反応転化率及び選択率が得られない場合がある。逆に50重量比を超えて担持しても、加えた量に応じた十分な反応転化率及び選択率の増大は得られにくく、また副反応が起こりやすくなるおそれがある。
本発明に用いる固体触媒は、反応装置の大きさにもよるが、通常、粉末または1mm〜30mmの成形体として用い、担体に担持した触媒を用いる場合は、粉末または1mm〜30mmの成形された担体に担持し用いても良いし、粉末の担体に触媒を担持の後、成形したものを用いても良い。
本発明の反応方法は、通常、石英、パイレックス(登録商標)ガラス、鉄、ニッケル製の反応管を用い、反応管内に固体触媒を充填し、所定の温度に加熱の後、所定量の酸素を含む窒素、ヘリウム、アルゴン、または空気で希釈した1,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエタンをガス状態で供給し、反応を行う。
本発明に適用可能な希釈された1,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエタンの濃度としては、5.0容量%〜50.0容量%の濃度範囲である。
本発明に適用可能な希釈された1,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエタン中の酸素濃度としては、0.1容量%〜20.0容量%であることが好ましく、1.0容量%〜18.0容量%がさらに好ましい。原料ガス中の酸素濃度が0.1容量%より少ないと、反応継続時の十分な触媒活性及び選択性の低下抑制効果が得られない場合がある。
本発明の反応温度としては、固体触媒の種類にもよるが、250℃〜550℃が好ましく、300℃〜500℃がより好ましく、320℃〜450℃がさらに好ましい。反応温度が250℃より低い場合、十分な反応転化率が得られない場合がある。
本発明の反応時間(触媒との接触時間)は、原料の転化率と選択率を制御するために、反応温度が高ければ反応時間を短く、反応温度が低ければ反応時間を長くすることができるが、0.05秒〜20秒が好ましく、0.1秒〜10秒がより好ましく、0.3秒〜5秒がさらに好ましい。反応時間が0.05秒より短いと十分な反応転化率及び選択率が得られない場合があり、逆に20秒を超えても、反応転化率及び選択率の増大は得られにくく、また副反応が起こりやすくなるおそれがある。
本発明の反応後の後処理としては、特に制約はないが、一般的には、生成物を冷却し液化の後、常圧または加圧条件下で蒸留精製することにより、精製1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンを得る。
以下実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
実施例1 1.3重量%塩化セシウム/1.0重量%酸化ルテニウム担持シリカゲルを用い、原料中酸素17.3容量%条件下での1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの製造
内径6.0mm石英製反応管に、1.3重量%塩化セシウム/1.0重量%酸化ルテニウム担持シリカゲルを充填(充填長さ8.0mm)し、窒素を30mL/min流通下、200℃で1時間乾燥の後、触媒層の温度を350℃とし、空気で1,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエタン濃度13.7容量%、酸素濃度17.3容量%に希釈したガスを反応管に13.9mL/minの速度で供給し、反応を行った。
反応実施直後に反応管から流出するガスをガスクロマトグラフィーで分析した結果、1,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエタンの転化率は10.0%で、目的物の1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの選択率は100%であった。
さらに反応を継続実施60分後に反応管から流出するガスをガスクロマトグラフィーで分析した結果、1,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエタンの転化率は10.0%で、目的物の1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの選択率は100%であった。
比較例1 1.3重量%塩化セシウム/1.0重量%酸化ルテニウム担持シリカゲルを用い、原料中酸素0.0容量%条件下での1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの製造
希釈ガスを空気の代わりに窒素を用いて、原料中酸素濃度を0.0容量%とした以外は、実施例1と同様の方法にて反応を行った。
反応実施直後に反応管から流出するガスをガスクロマトグラフィーで分析した結果、1,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエタンの転化率は10.0%で、目的物の1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの選択率は100%であった。
さらに反応を継続実施60分後に反応管から流出するガスをガスクロマトグラフィーで分析した結果、1,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエタンの転化率は1.0%であった(目的物の1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの選択率は測定困難)。
比較例2 1.0重量%塩化セシウム担持シリカゲルを用い、原料中酸素17.3容量%条件下での1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの製造
固体触媒を1.0重量%塩化セシウム担持シリカゲルとした以外は、実施例1と同様の方法にて反応を行った。
反応実施直後に反応管から流出するガスをガスクロマトグラフィーで分析した結果、1,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエタンの転化率は2.0%で、目的物の1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの選択率は40%であった。
さらに反応を継続実施60分後に反応管から流出するガスをガスクロマトグラフィーで分析した結果、1,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエタンの転化率は2.0%で、目的物の1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの選択率は56%であった。
実施例2、3 各種固体触媒を用い、原料希釈ガス中の酸素濃度17.3容量%条件下での1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの製造
反応装置に充填する固体触媒を、表1に示す固体触媒に替え、原料ガスの酸素濃度を表1に示す条件としたこと以外は実施例1と同様の方法で反応を行った。結果を表1に示す。
Figure 2020125271
Figure 2020125271
表1−1、表1−2に示す実施例1,2,3および比較例1,2から、第1の触媒と第2の触媒とを単体に担持させた固体触媒を用い、かつ所定濃度の酸素濃度にて反応させることで転化率、選択率にすぐれ、さらに反応継続60分後においても反応の転化率、選択率が維持されていることが認められる。
本発明により、比較的低い温度条件において長時間反応を継続実施した場合においても反応転化率及び選択率の低下が極めて少ない1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの工業的な製造が可能となった。本発明の方法で得られる1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンは各種、医農薬、電子材料の合成原料として利用可能である。

Claims (4)

  1. 1,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエタンを、第1の触媒と第2の触媒を含む固体触媒及び酸素の存在下、気相で反応させる、1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの製造方法。
  2. 第1の触媒がアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の酸化物、塩化物又はフッ化物であり、第2の触媒が遷移金属酸化物、塩化物又はフッ化物であり、前記第1の触媒及び前記第2の触媒を担体に担持してなる固体触媒の存在下で反応させる、請求項1に記載の1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの製造方法。
  3. 第1の触媒がアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の塩化物であり、第2の触媒が遷移金属酸化物であり、前記第1の触媒及び前記第2の触媒を担体に担持してなる固体触媒の存在下で反応させる、請求項1に記載の1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの製造方法。
  4. 反応温度が、250〜550℃であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの製造方法。
JP2019019399A 2019-02-06 2019-02-06 1-クロロ-2,2-ジフルオロエチレンの製造方法 Active JP7252771B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019019399A JP7252771B2 (ja) 2019-02-06 2019-02-06 1-クロロ-2,2-ジフルオロエチレンの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019019399A JP7252771B2 (ja) 2019-02-06 2019-02-06 1-クロロ-2,2-ジフルオロエチレンの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020125271A true JP2020125271A (ja) 2020-08-20
JP7252771B2 JP7252771B2 (ja) 2023-04-05

Family

ID=72084663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019019399A Active JP7252771B2 (ja) 2019-02-06 2019-02-06 1-クロロ-2,2-ジフルオロエチレンの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7252771B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023021492A (ja) * 2021-08-02 2023-02-14 学校法人 関西大学 1-クロロ-2,2-ジフルオロエチレンの製造方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03504684A (ja) * 1989-03-17 1991-10-17 ザ ダウ ケミカル カンパニー ハロゲン化炭化水素またはアルキレンハロヒドリンの脱ハロゲン化水素のための方法および触媒
JP2017525745A (ja) * 2014-09-05 2017-09-07 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド クロロトリフルオロエチレンの製造方法
WO2018012511A1 (ja) * 2016-07-11 2018-01-18 ダイキン工業株式会社 1-クロロ-1,2-ジフルオロエチレンの製造方法
JP2018127403A (ja) * 2017-02-06 2018-08-16 学校法人 関西大学 1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03504684A (ja) * 1989-03-17 1991-10-17 ザ ダウ ケミカル カンパニー ハロゲン化炭化水素またはアルキレンハロヒドリンの脱ハロゲン化水素のための方法および触媒
JP2017525745A (ja) * 2014-09-05 2017-09-07 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド クロロトリフルオロエチレンの製造方法
WO2018012511A1 (ja) * 2016-07-11 2018-01-18 ダイキン工業株式会社 1-クロロ-1,2-ジフルオロエチレンの製造方法
JP2018127403A (ja) * 2017-02-06 2018-08-16 学校法人 関西大学 1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023021492A (ja) * 2021-08-02 2023-02-14 学校法人 関西大学 1-クロロ-2,2-ジフルオロエチレンの製造方法
JP7403504B2 (ja) 2021-08-02 2023-12-22 学校法人 関西大学 1-クロロ-2,2-ジフルオロエチレンの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7252771B2 (ja) 2023-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6088618B2 (ja) ヘキサフルオロ−2−ブテンの製造方法
ES2606720T3 (es) Procedimiento para la fabricación de hexafluoro-2-buteno
JP6673413B2 (ja) フルオロオレフィンの製造方法
JP6965397B2 (ja) クロロトリフルオロエチレンの製造方法
JP2019196312A (ja) 1,2−ジフルオロエチレン及び/又は1,1,2−トリフルオロエタンの製造方法
US8198491B2 (en) Process for preparing 2,3,3,3-tetrafluoropropene and 1,3,3,3-tetrafluoropropene
EP2937326B1 (en) 1, 3, 3, 3-tetrafluoropropene preparation process
US10611710B2 (en) Method for producing 1-chloro-1,2-difluoroethylene
JP6827246B2 (ja) ハロゲン化ブテン化合物の製造方法
JP6753434B2 (ja) ジフルオロエチレンの製造方法
JP2008523089A (ja) ヨウ化トリフルオロメチルの直接一段合成
JP2014210765A (ja) 1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの製造方法
JP2016222619A (ja) 含フッ素オレフィンの製造方法
JP2018527369A (ja) 1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンから2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを製造する新規な方法
JP6842310B2 (ja) 1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの製造方法
JP7219625B2 (ja) 1-クロロ-2,2-ジフルオロエチレンの製造方法
JP2020125271A (ja) 1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの製造方法
JPS6226239A (ja) フルオロオレフインの接触ハロゲン交換法
US3294852A (en) Process for preparing fluorine containing organic compounds
CN102753506A (zh) 用于制备含氟烯烃的方法
JPH0569043B2 (ja)
WO2023053744A1 (ja) (e)-1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロ-2-ブテンの製造方法
JPH02311429A (ja) 1,1‐ジクロロ‐1,2,2,2―テトラフルオロエタンの製造方法
JPS58146520A (ja) 塩化ビニリデンの製造方法
JPH0317035A (ja) 三フッ化塩化エチレンの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221012

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230324

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7252771

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150