JP2020122594A - 貯蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】庫外の空気を庫内に取り入れる際に、虫の庫内侵入を抑制できる冷蔵庫を提供する。【解決手段】冷却庫本体と、収容室に対して前方から挿入されるカート本体部と、床面上を移動可能な台車部と、を備えるカートと、冷却庫本体の底壁部の前端部に設けられ、カートを後方から受けるパッキンを構成する受け部構成部材であって貫通孔45を有する受け部構成部材と、貫通孔45を前方から覆う形で配された箱部材44と、庫内の空気を庫外に排出する排気パイプと、を備え、箱部材44は、貫通孔45に向かって開口された開口部46を有する箱状をなし、箱部材44を構成する側壁部47には、網部材48によって覆われた孔部49が形成され、孔部49、箱部材44の内部空間50、開口部46、貫通孔45によって、庫外の空気を庫内に取り込むための吸気路40が構成されている。【選択図】図13

Description

本発明は、貯蔵庫に関する。
従来、貯蔵庫として、水によって庫内の洗浄を行った後、庫内に配されたヒータ及びファンを用いて、庫内の乾燥を行うことが可能な構成のものが知られている(下記特許文献1)。特許文献1には、貯蔵庫が備える扉を一部開けることで、庫外の空気を庫内に取り入れる構成が記載されている。
特開2016−80332号公報
上記構成では、庫外の空気を庫内に取り入れる際に、扉が開いた状態であるため、虫が庫内に侵入する事態が懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、庫外の空気を庫内に取り入れる際に、虫が庫内に侵入する事態を抑制することが可能な貯蔵庫を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、本発明の貯蔵庫は、前方に開口された箱状をなす貯蔵庫本体と、前記貯蔵庫本体の内部である庫内に対して前方から挿入されるカート本体部と、床面上を移動可能な台車部と、を備えるカートと、前記貯蔵庫本体の底壁部の前端部に設けられ、前記カートを後方から受けることで前記カートが後方に変位することを規制するカート受け部を構成する受け部構成部材であって、当該受け部構成部材において前記カート受け部以外の箇所に形成された前後方向に貫通する貫通孔を有する受け部構成部材と、前記貫通孔を前後方向のいずれか一方から覆う形で配された箱部材と、前記庫内の空気を前記貯蔵庫本体の外部である庫外に排出する排気部と、を備え、前記箱部材は、前記貫通孔に向かって開口された開口部を有する箱状をなし、前記箱部材を構成する壁部には、網部材によって覆われた孔部が形成され、前記孔部、前記箱部材の内部空間、前記開口部、前記貫通孔によって、前記庫外の空気を前記庫内に取り込むための吸気路が構成されていることに特徴を有する。
上記構成では、庫内を乾燥する際には、吸気路を介して庫外の空気を庫内に取り入れることができ、排気部から庫内の空気を庫外に排出することができる。また、吸気路を構成する箱部材の孔部は、網部材によって覆われているため、庫外の空気を庫内に取り入れる際に虫が庫内に侵入する事態を抑制できる。さらに、貫通孔は受け部構成部材においてカート受け部以外の箇所に形成されているため、カートによって塞がれることがない。
また、前記孔部の面積は、前記貫通孔の面積よりも大きいものとすることができる。吸気路を構成する網部材が埃等で目詰まりすると吸気効率が低下する。上記構成では、孔部の面積を貫通孔の面積よりも大きくしてあるので、孔部の網部材が目詰まりした場合であっても、網部材の有効面積(空気が通過可能な部分の面積)が貫通孔の面積を下回るまで、吸気効率が低下することがない。仮に貫通孔を網部材で覆う構成とした場合、網部材が少しでも目詰まりすると吸気効率が低下してしまうが、このような事態を抑制できる。
また、前記箱部材は、前記貫通孔を後方から覆う形で前記受け部構成部材の後面に取り付けられており、前記吸気路における前記庫内側の端部は、前記孔部によって構成されているものとすることができる。箱部材を受け部構成部材に取り付けることで、受け部構成部材と箱部材の間に隙間が生じる事態を抑制でき、庫外側から貫通孔に入った虫が、その隙間から庫内(受け部構成部材の後方)に侵入する事態を抑制できる。
また、前記庫内に配され、前記庫内を冷却する冷却器を備え、前記孔部は、前記貫通孔よりも下方に配されているものとすることができる。上記構成では、庫外側から、貫通孔、開口部、箱部材の内部空間、孔部の順番で連通されることで吸気路が構成される。つまり、孔部は庫内と直接的に連通されている。孔部を貫通孔よりも下方に配することで、庫内の冷気が孔部から貫通孔に向かい難くなり、冷気が貫通孔を通じて庫外に漏れる事態を抑制できる。
また、前記庫内のうち前記カート本体部が収容される収容室を開閉可能な扉を備え、前記扉は、前記扉の上部を構成する第1扉と、前記扉の下部を構成すると共に前記受け部構成部材と対向配置される第2扉と、を備え、前記第2扉は、前記第1扉に対して前方に相対変位可能な構成とされ、前記カートは、前記台車部の前端部から上方に立ち上がると共に前記カート本体部と前記台車部とを接続する接続部と、を備え、前記接続部は、前記第2扉と前記受け部構成部材との間に配されており、前記貫通孔は、前記第1扉と前記第2扉の間に形成された隙間と重なる箇所に配されているものとすることができる。第2扉が第1扉に対して前方に相対変位可能となっているため、扉を閉じた際に接続部と第2扉とが干渉する事態を避けることができる。そして、第1扉と第2扉の間に形成された隙間を通じて扉の前方から貫通孔(吸気路)に空気が向かうことができるため、吸気効率をより高くすることができる。
また、前記庫内に配され、前記庫内を冷却する冷却器を備え、前記貫通孔の貫通方向は、後方に向かうにつれて下降傾斜する方向であるものとすることができる。庫内の冷気が貫通孔を通じて前方(庫外側)に向かう事態を抑制できるため、冷気が庫外に漏れる事態を抑制できる。
本発明によれば、庫外の空気を庫内に取り入れる際に、虫が庫内に侵入する事態を抑制することが可能な貯蔵庫を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る急速冷却庫を示す正面図 扉を省略した状態の急速冷却庫示す斜視図 収容室を開放した状態の急速冷却庫を示す正面図 受け部構成部材付近を示す断面図(カート収容状態) 収容室を開放した状態の急速冷却庫を示す正面図(カート未収容状態) 庫内を正面側から視た図(冷却ユニットの内部構造を示す断面図) 急速冷却庫を冷却ユニットに対応する箇所で切断した断面図(図6のVII−VII線で切断した図に対応) 急速冷却庫を排気パイプに対応する箇所で切断した断面図(図7のVIII−VIII線で切断した図に対応) 急速冷却庫を下面側から視た図(カート未収容状態) 実施形態1に係る箱部材を後方から視た状態を示す斜視図 急速冷却庫を延設部30Rに対応する箇所で切断した断面図(図9のXI−XI線で切断した図に対応) 吸気路を右側から視た断面図(図10のXII−XII線で切断した図に対応) 吸気路を上側から視た断面図(図12のXIII−XIII線で切断した図に対応) 実施形態2に係る急速冷却庫を庫内側から視た図 実施形態2に係る箱部材を後方から視た状態を示す斜視図 実施形態2に係る箱部材を前方から視た状態を示す斜視図 実施形態2に係る吸気路を右側から視た断面図(図15のXVII−XVII線で切断した図に対応) 実施形態2に係る吸気路を後方から視た断面図(図17のXVIII−XVIII線で切断した図に対応) 実施形態3に係る急速冷却庫を示す正面図 図19において貫通孔245付近を拡大した図 実施形態3に係る扉312の下部を後方から視た斜視図 受け部構成部材付近を示す断面図(カート未収容状態) 受け部構成部材付近を示す断面図(カート収容状態、図19のXXIII−XXIII線で切断した図に対応)
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1から図13によって説明する。本実施形態では、貯蔵庫として、カートインタイプの急速冷却庫10(ブラストチラー)を例示する。急速冷却庫10は、図1及び図2に示すように、縦長の冷却庫本体11(貯蔵庫本体)と、扉12と、カート13と、を備える。冷却庫本体11は断熱箱体であり、前方に開口された箱状をなしている。冷却庫本体11の下面には、4つの脚部14が設けられている。冷却庫本体11は、4つの脚部14を介して、床面14Aに支持されており、冷却庫本体11の下面11Aと床面14Aとの間には隙間が設けられている。なお、以下の説明では、扉12側を前側、扉12とは反対側を後側として説明する。また、正面視(急速冷却庫10を前側から視た状態)における左右方向(図1の左右方向)が急速冷却庫10の左右方向である。
冷却庫本体11の内部である庫内は、図5に示すように、被冷却物である食品が収容される収容室15と冷却ユニット16が設置される設置室17に分かれている。収容室15は、庫内の右側の領域であり、設置室17は、庫内の左側の領域である。収容室15は、扉12によって開閉可能な構成となっている。扉12は、右側の側端部において、冷却庫本体11に対してヒンジ12Aを介して回動可能に取り付けられている。なお、設置室17は、扉12の左側に配された扉17Aによって開閉可能となっている。また、図1に示すように、扉12及び扉17Aは、ロック機構52によって閉状態で保持される構成となっている。なお、ロック機構52はレバー53を備え、レバー53を操作することで、ロック機構52による扉12及び扉17Aのロックを解除することが可能となっている。
カート13は、図2に示すように、キャスタ18を備えた方形枠状の台車部19と、カート本体部20と、カート本体部20と台車部19とを接続する接続部21と、を備える。接続部21は、台車部19の前端部から上方に立ち上がる一対の柱体22,22と、一対の柱体22,22の後面に設けられた板部23とを備える。カート本体部20は、板部23の後面から後方に延びる基盤24と、基盤24上に設けられた縦長の門型をなす前後一対のフレーム25,25と、一対のフレーム25,25間に亘って複数段に設けられたトレイ受け26と、を備える。トレイ受け26には、図3に示すように、トレイ26Aが載置され、そのトレイ26Aには被冷却物である食品が載置される。
台車部19は、床面14A上を移動可能であり、基盤24は、図2に示すように、台車部19の上方に配されている。そして、台車部19と基盤24との間には、冷却庫本体11の底壁部27を後方から挿入することが可能な隙間S1が設けられている。収容室15(庫内)には、カート本体部20を前方から挿入することが可能となっている。図4に示すように、カート本体部20を収容室15に収容した状態(カート収容状態)では、台車部19は、底壁部27の下方に配置されている。
また、図2に示すように、底壁部27の前端部(収容室15の開口側の端部)には、上方に開口された略U字状(浅いチャンネル形状)をなす受け部構成部材28が設けられている。受け部構成部材28は、図5に示すように、左右方向に沿って延びるブロック状の延設部29と、延設部29の左右方向の両端から上方に立ち上がるブロック状の一対の延設部30,30と、延設部29の前面に設けられた横長のパッキン31と、延設部30の前面に設けられた縦長のパッキン32と、を備える。一対の延設部30,30の間には、基盤24を前方から収容室15に挿入可能とする開口部33が設けられている。延設部29及び延設部30は、例えば合成樹脂製のブロックによって構成されているがこれに限定されない。
パッキン31,32,32は開口部33の開口縁部を構成するものとされる。カート収容状態では、図4に示すように、パッキン31,32,32の前面がカート13の板部23に当接する。つまり、パッキン31,32,32は、カート13の板部23を後方から受けることでカート13が後方に変位することを規制するカート受け部であり、受け部構成部材はカート受け部を構成する部材である。なお、カート収容状態では、開口部33が板部23によって前方から塞がれる構成となっている。また、扉12の裏面には、パッキン12Dが設けられ、パッキン12Dは、扉12の裏面に設けられたシート部材12Bを介して、板部23の上端部に前方から押し付けられている。なお、カート13が収容されていない状態では、シート部材12Bは、扉12の裏面から垂れ下がった状態となり、板部23の代わりに開口部33を塞ぐ構成となっている。
図6に示すように、設置室17には、冷却ユニット16が設置されている。冷却ユニット16は、2基の冷却器35(蒸発器)と3基の庫内ファン36とをケーシング37内に収めてユニット化したものである。冷却器35は、収容室15(庫内)を冷却するためのもので、庫内ファン36に対して左側に配されている。冷却器35は、冷媒配管を介して、外部に設けられた図示しない冷凍装置(圧縮機及び凝縮器)と循環接続されることで冷凍サイクルを構成するものとされる。なお、冷凍装置を構成する各機器(圧縮機、凝縮器、凝縮器ファン等)は、例えば冷却庫本体11の上方に設けられた機械室38に配されていてもよい。
収容室15を冷却する冷却運転において、冷凍装置と庫内ファン36とが運転されると、収容室15の空気がケーシング37内に吸引され、冷却器35を通過する際に冷やされることで冷気となり、ケーシング37から左側に吹き出された冷気が設置室17を構成する左側の壁部17Bに当たった後、ケーシング37を回り込むようにして収容室15に送り込まれる。このような空気の循環が連続的に行われることで収容室15が冷却される。また、冷却器35の右側面には、ヒータ39が設けられている。ヒータ39は、庫内を乾燥させる乾燥運転を行う際に用いられる(詳しくは後述)。このような乾燥運転は、庫内の洗浄を行った後に実行される。
また、急速冷却庫10は、庫内の空気を庫外(冷却庫本体11の外部)に排出するための排気パイプ41(排気部)を備える。排気パイプ41は、図7及び図8に示すように、ケーシング37の内部から上方に延び、冷却庫本体11の天井壁部11Bを貫通する形で設けられている。これにより、排気パイプ41の上端は、機械室38に配されている。また、排気パイプ41の排気口は虫が侵入することを防止するための網部材42(メッシュ、図2参照)によって覆われている。また、排気パイプ41にはバルブ43が設けられ、バルブ43を開閉することで、排気パイプ41による排気路を開閉することができる。また、排気パイプ41は、図8に示すように、庫内ファン36の下流側(左側)に配されている。
図5に示すように、右側の延設部30においてパッキン32が設けられていない箇所(受け部構成部材においてカート受け部以外の箇所)には貫通孔45が形成されている。貫通孔45は、図12に示すように、延設部30を前後方向(図12の左右方向)に貫通するものとされる。なお、以下の説明では、貫通孔45が形成された右側の延設部30を延設部30Rと呼ぶ場合がある。
箱部材44は、図12に示すように、扉12の裏面において、貫通孔45と対向する箇所に設けられている。このため、箱部材44は、貫通孔45を前方(前後方向のいずれか一方)から覆う形で配されている。なお、箱部材44は、図10に示すように、フランジ部44Bを備え、このフランジ部44Bにおいて、扉12の裏面(後面)に取り付けられている。箱部材44は、貫通孔45に向かって開口された開口部46を有する箱状をなしている。図10に示すように、開口部46は、箱部材44の後壁部44Aに形成された孔部であり、図12に示すように、貫通孔45と正面視において重なる箇所に配されている。また、図10及び図11に示すように、箱部材44における左側(急速冷却庫10における左側)の側壁部47(箱部材を構成する壁部)には、網部材48によって覆われた孔部49が形成されている。
図13に示すように、庫外側から孔部49、箱部材44の内部空間50、開口部46、貫通孔45の順番で連通されることで吸気路40が構成されている。吸気路40は庫外の空気を庫内に取り込むためのもので、庫内ファン36の上流側(右側)に配されている。また、孔部49の面積は、貫通孔45の面積よりも大きいものとされ、開口部46の面積は貫通孔45の面積とほぼ同じで設定されているが、これに限定されない。
乾燥運転では、バルブ43を開いた状態で庫内ファン36及びヒータ39を動作させる。これにより、庫内に温風が送り出されることによって庫内温度が上昇し、庫内の水分が徐々に水蒸気に変化する。水分が水蒸気に変化すると体積が膨張するので、扉12が閉められている状態で乾燥運転を行うと庫内の圧力が上がり、排気パイプ41から水蒸気が排気されるとともに、吸気路40を通って庫内に外気が吸い込まれる。これにより扉12を閉めたままで庫内を乾燥させることができる。なお、図12及び図13において、吸気路40を通って庫内に吸い込まれる外気を矢線L1で示す。
また、図4に示すように、扉12の裏面において受け部構成部材28と対向する箇所には、凹部51が形成されている。凹部51を設けることで、カート13の柱体22と扉12とが干渉する事態を避けることができる。図9に示すように、凹部51は後方且つ下方に開口されており、庫外と連通されている。なお、図9は、カート13が収容されていない状態の冷却庫本体11を下方から視た図である。図13に示すように、箱部材44はその大部分が凹部51内(内部空間S2)に収容されており、孔部49は凹部51の内部空間S2と連通されている。このため、乾燥運転時には、庫外の空気が凹部51の内部空間S2、孔部49、箱部材44の内部空間50、開口部46、貫通孔45の順番で通過することで庫内に向かう。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態では、庫内を乾燥する際には、吸気路40を介して庫外の空気を庫内に取り入れることができ、排気パイプ41から庫内の空気を庫外に排出することができる。また、吸気路40を構成する箱部材44の孔部49は、網部材48によって覆われているため、庫外の空気を庫内に取り入れる際に虫が庫内に侵入する事態を抑制できる。さらに、貫通孔45は受け部構成部材28においてパッキン31,32以外の箇所に形成されているため、カート13によって塞がれることがない。つまり、カート13を庫内に収容した状態において吸気路40が塞がれることがないため、乾燥運転を行うことができる。
また、孔部49の面積は、貫通孔45の面積よりも大きいものとされる。吸気路40を構成する網部材48が埃等で目詰まりすると吸気効率が低下する。上記構成では、孔部49の面積を貫通孔45の面積よりも大きくしてあるので、孔部49の網部材48が目詰まりした場合であっても、網部材48の有効面積(空気が通過可能な部分の面積)が貫通孔45の面積を下回るまで、吸気効率が低下することがない。仮に貫通孔45を網部材で覆う構成とした場合、網部材が少しでも目詰まりすると吸気効率が低下してしまうが、このような事態を抑制できる。また、箱部材44に網部材48を設けることで、箱部材44を取り外すことで網部材48の清掃を容易に行ったり、箱部材44ごと網部材48を新しいものに交換したりすることができ、好適である。
また、吸気路40は庫内ファン36の上流側に配されているため、より効率よく吸気を行うことができる。また、排気パイプ41は、庫内ファン36の下流側に配されているため、より効率よく排気を行うことができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図14から図18によって説明する。上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態の急速冷却庫210では、吸気路の構成が上記実施形態と異なる。本実施形態では、図14に示すように、箱部材244が延設部30R(貫通孔245を有する延設部30)の後面30Aに取り付けられている。箱部材244は、図15及び図16に示すように、前方に向かって開口された開口部246を有する箱状をなしている。なお、図15は、箱部材244を後方から視た斜視図であり、図16は、箱部材244を前方から視た斜視図である。
箱部材244を構成する側壁部247には、網部材248によって覆われた孔部249が形成され、箱部材244を構成する底壁部252には、網部材253によって覆われた孔部254が形成されている。なお、側壁部247は、急速冷却庫210の左右方向において右側に配された側壁部である。また、箱部材244は、フランジ部244A,244Bを備え、このフランジ部44Bにおいて、延設部30Rの後面に取り付けられている。図17に示すように、箱部材244は、貫通孔245を後方から覆う形で配されており、開口部246は、貫通孔245に向かって開口されている。
図17及び図18に示すように、庫外の空気を庫内に取り込むための吸気路240は、貫通孔245、開口部246、箱部材244の内部空間250、孔部249、孔部254によって構成されている。より具体的には、吸気路240においては、庫外側から貫通孔245、開口部246、箱部材244の内部空間250がこの順番で連通されている。また、吸気路240においては、内部空間250と孔部249とが連通されると共に、内部空間250と孔部254とが連通されている。このため、庫外の空気は、貫通孔245、開口部246、内部空間250を通過した後、孔部249及び孔部254のうちいずれか一方から収容室15に取り込まれる。つまり、吸気路240における庫内側の端部は、孔部249(又は孔部254)によって構成されている。なお、図17及び図18において、吸気路240において孔部254を通って庫内に吸い込まれる外気を矢線L2で示す。また、図18において、吸気路240において孔部249を通って庫内に吸い込まれる外気を矢線L3で示す。また、孔部254は、貫通孔245よりも下方に配されている。さらに貫通孔245の貫通方向は、図17に示すように、後方に向かうにつれて下降傾斜する方向となっている。なお、箱部材244が孔部249及び孔部254のうちいずれか一方のみを有していてもよい。
本実施形態では、箱部材244を受け部構成部材28の延設部30に取り付けることで、延設部30と箱部材244の間に隙間が生じる事態を抑制でき、庫外側から貫通孔245に入った虫が、延設部30と箱部材244の間の隙間から庫内(受け部構成部材28の後方)に侵入する事態を抑制できる。
また、本実施形態では、庫外側から、貫通孔245、開口部246、箱部材244の内部空間250、孔部254の順番で連通されることで吸気路240が構成されている。つまり、孔部254は庫内と直接的に連通されている。孔部254を貫通孔245よりも下方に配することで、庫内の冷気が孔部254から貫通孔245に向かい難くなり、冷気が貫通孔245を通じて庫外に漏れる事態を抑制できる。
また、本実施形態では、貫通孔245の貫通方向は、後方に向かうにつれて下降傾斜する方向となっている。このようにすれば、庫内の冷気が貫通孔245を通じて前方(庫外側)に向かう事態を抑制できるため、冷気が庫外に漏れる事態を抑制できる。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を図19から図23によって説明する。上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態の急速冷却庫310では、収容室15を開閉する扉の構成が上記実施形態と異なる。なお、本実施形態の急速冷却庫310は、実施形態2の吸気路240を備えている。本実施形態の扉312は、図19に示すように、扉312の上部を構成する第1扉361と、扉312の下部を構成する第2扉362と、第1扉361と第2扉362とを接続するヒンジ部材363と、を備える。図22に示すように、第2扉362は受け部構成部材28と対向配置されている。ヒンジ部材363は、左右方向に延びるヒンジ軸363Aを備える。これにより、第2扉362は、第1扉361に対して、その下端部が前方に向かう形で回動変位可能となっている。つまり、第2扉362は、第1扉361に対して前方に相対変位可能な構成とされる。また、ヒンジ軸363Aには、ヒンジバネ364(図22の2点鎖線参照)が巻き付けられている。
また、図21に示すように、第1扉361の裏面には、シート部材12B(シリコンシート等)及び中間シート部材12Eが設けられている。シート部材12B及び中間シート部材12Eは、第1扉361の裏面から垂れ下がる形で配されている。中間シート部材12Eは第1扉361とシート部材12Bとの間に介在されている。また、図22に示すように、シート部材12B及び中間シート部材12Eは、第1扉361の裏面に設けられたパッキン312Dと延設部30に設けられたパッキン32との間に介在されている。また、第2扉362は、受け部構成部材28との対向面を構成する押さえ板部365を備えている。
図22に示すように、カート本体部20が収容室15に配されていないカート未収容状態では、シート部材12Bは、受け部構成部材28の開口部33を前方から塞ぐ構成となっている。カート未収容状態では、第2扉362は、自然状態(図21参照)に比べて、わずかに前方に回動した姿勢となっており、ヒンジバネ364によって第2扉362は受け部構成部材28側に付勢されている。これにより、第2扉362の押さえ板部365によってシート部材12B(及び中間シート部材12E)が受け部構成部材28のパッキン31に押し付けられる。このため、カート未収容状態において、シート部材12Bと受け部構成部材28との間に隙間が生じる事態を抑制できる。この結果、シート部材12Bによって開口部33をより確実に塞ぐことができ、開口部33を通じて収容室15の空気が庫外に漏れる事態を抑制できる。
また、図23に示すように、カート本体部20が収容室15に配されているカート収容状態では、カート13の接続部21(柱体22及び板部23)が、第2扉362と受け部構成部材28との間に配されており、接続部21(特に柱体22)の分だけ、第2扉362がカート未収容状態よりも前方に回動した状態となっている。このように、第2扉362が第1扉361に対して前方に相対変位可能となっているため、扉312を閉じた際に柱体22と第2扉362とが干渉する事態を避けることができる。そして、図20に示すように、吸気路240を構成する貫通孔245は、第1扉361と第2扉362の間に形成された隙間S3と正面視において重なる箇所に配されている。このため、乾燥運転時には、第1扉361と第2扉362の間に形成された隙間S3を通じて扉312の前方から貫通孔245(吸気路)に空気が向かうことができるため、吸気効率をより高くすることができる。
また、中間シート部材12Eは、シート部材12Bよりも押さえ板部365に対する密着性が低い材質によって構成されている。シート部材12Bをシリコンシートとした場合には、例えば、中間シート部材12Eをシリコンシートよりも密着性が低いゴムシートとすればよいが、中間シート部材12E及びシート部材12Bの材質はこれに限定されず、適宜変更可能である。カート収容状態では、図23に示すように、中間シート部材12E及びシート部材12Bは、柱体22と干渉することから、柱体22の形状に倣って折れ曲がった状態となる。
そして、カート収容状態からカート未収容状態になった場合、図22に示すように、中間シート部材12E及びシート部材12Bが垂れ下がった状態となるため、開口部33を覆うことができる。仮にシート部材12Bが折れ曲がった状態(カート収容状態)から、シート部材12Bの下端が押さえ板部365の上面365Aに密着しつつ、カート未収容状態になると、シート部材12Bが折れ曲がった状態で保持される結果、シート部材12Bが垂れ下がった状態(図22の状態)にならない事態が懸念される。この場合、シート部材12Bによって、開口部33を前方から覆うことができなくなることが懸念される。
中間シート部材12Eを備えることで、シート部材12Bが押さえ板部365に接触する事態を抑制できる。そして、密着性の低い中間シート部材12Eは、カート収容状態から扉312を開けた際に、シート部材12Bと共に押さえ板部365の上面365Aを滑り落ちることができる。このため、カート収容状態からカート未収容状態にする過程で、中間シート部材12E及びシート部材12Bを垂れ下がった状態にすることができる。また、中間シート部材12Eの下端は、シート部材12Bの下端よりも下方に配されている。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、貯蔵庫として急速冷却庫を例示したが、これに限定されない。本発明は、カートを備える貯蔵庫に対して適用することができる。
(2)上記実施形態では、排気部として排気パイプを例示したが、排気部は、パイプに限定されない。
(3)実施形態1において貫通孔45の代わりに実施形態2、3の貫通孔245を備えていてもよい。
10…急速冷却庫(貯蔵庫)、11…冷却庫本体(貯蔵庫本体)、12,312…扉(収容室を開閉可能な扉)、13…カート、14A…床面、15…収容室(貯蔵庫本体の内部である庫内を構成)、19…台車部、20…カート本体部、21…接続部、27…貯蔵庫本体の底壁部、28…受け部構成部材、30A…後面(受け部構成部材の後面)、31…パッキン(カート受け部)、32…パッキン(カート受け部)、35…冷却器、40,240…吸気路、41…排気パイプ(排気部)、44,244…箱部材、45…貫通孔、46,246…開口部、47…側壁部(箱部材を構成する壁部)、48,248,253…網部材、49,249,254…孔部、245…貫通孔(貫通方向が後方に向かうにつれて下降傾斜する方向である貫通孔)、247…側壁部(箱部材を構成する壁部)、252…底壁部(箱部材を構成する壁部)、361…第1扉、362…第2扉、S3…隙間

Claims (6)

  1. 前方に開口された箱状をなす貯蔵庫本体と、
    前記貯蔵庫本体の内部である庫内に対して前方から挿入されるカート本体部と、床面上を移動可能な台車部と、を備えるカートと、
    前記貯蔵庫本体の底壁部の前端部に設けられ、前記カートを後方から受けることで前記カートが後方に変位することを規制するカート受け部を構成する受け部構成部材であって、当該受け部構成部材において前記カート受け部以外の箇所に形成された前後方向に貫通する貫通孔を有する受け部構成部材と、
    前記貫通孔を前後方向のいずれか一方から覆う形で配された箱部材と、
    前記庫内の空気を前記貯蔵庫本体の外部である庫外に排出する排気部と、を備え、
    前記箱部材は、前記貫通孔に向かって開口された開口部を有する箱状をなし、
    前記箱部材を構成する壁部には、網部材によって覆われた孔部が形成され、
    前記孔部、前記箱部材の内部空間、前記開口部、前記貫通孔によって、前記庫外の空気を前記庫内に取り込むための吸気路が構成されている貯蔵庫。
  2. 前記孔部の面積は、前記貫通孔の面積よりも大きい請求項1に記載の貯蔵庫。
  3. 前記箱部材は、前記貫通孔を後方から覆う形で前記受け部構成部材の後面に取り付けられており、
    前記吸気路における前記庫内側の端部は、前記孔部によって構成されている請求項1又は請求項2に記載の貯蔵庫。
  4. 前記庫内に配され、前記庫内を冷却する冷却器を備え、
    前記孔部は、前記貫通孔よりも下方に配されている請求項3に記載の貯蔵庫。
  5. 前記庫内のうち前記カート本体部が収容される収容室を開閉可能な扉を備え、
    前記扉は、前記扉の上部を構成する第1扉と、前記扉の下部を構成すると共に前記受け部構成部材と対向配置される第2扉と、を備え、
    前記第2扉は、前記第1扉に対して前方に相対変位可能な構成とされ、
    前記カートは、前記台車部の前端部から上方に立ち上がると共に前記カート本体部と前記台車部とを接続する接続部と、を備え、
    前記接続部は、前記第2扉と前記受け部構成部材との間に配されており、
    前記貫通孔は、前記第1扉と前記第2扉の間に形成された隙間と重なる箇所に配されている請求項3又は請求項4に記載の貯蔵庫。
  6. 前記庫内に配され、前記庫内を冷却する冷却器を備え、
    前記貫通孔の貫通方向は、後方に向かうにつれて下降傾斜する方向である請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の貯蔵庫。
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