JP2007089921A - システムキッチン - Google Patents

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Katsunori Kinoshita
克典 木下
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Toshiba Corp
Toshiba Consumer Marketing Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Consumer Marketing Corp
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Abstract

【課題】 本発明は、キャビネットの上段に冷蔵室、下段に収納室を配設して収納スペースを拡大することができるシステムキッチンを提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明のシステムキッチン1は、少なくとも仕切板5により上下2段に分割したキャビネット2と、このキャビネット2の上段に配設され、後方に冷却装置15の放熱部20とこの放熱部20を冷却する放熱ファン22とを有し、この放熱ファン22により放熱した空気を排出する排気口27を前面下部に設けた冷蔵室10と、キャビネット2の下段に配設した収納室30とを備え、収納室30の前面と前仕切板5の後部とに、放熱ファン22への吸気口33,5aを設けた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、冷蔵室を備えたシステムキッチンに関する。
従来よりシステムキッチンに冷蔵室を配設したものが市場に供されており、この種の冷蔵室の一例として、キャビネット内を左右に区画した空間内に熱電素子により冷却される保冷室を設け、熱電素子の放熱は、保冷室の前面下部から吸い込んだ空気を送風ファンにより吹付け、前面上部からこの空気を排気することにより行う構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−313270号公報
しかしながら、システムキッチンにおいては、キャビネットの空間を上下に分割し、上段に冷蔵室、下段に収納室を配設するレイアウトも考えられるが、特許文献1の構成では、冷却装置である熱電素子の放熱のためだけに冷蔵室の上下にダクトが必要であり、収納スペースが縮小する問題があった。
本発明は上記問題を考慮してなされたものであり、キャビネットの上段に冷蔵室、下段に収納室を配設しても、収納スペースを拡大することができるシステムキッチンを提供することを目的とする。
本発明のシステムキッチンは、少なくとも仕切板により上下2段に分割したキャビネットと、このキャビネットの上段に配設され、後方に冷却装置の放熱部とこの放熱部を冷却する放熱ファンとを有し、この放熱ファンにより放熱した空気を排出する排気口を前面下部に設けた冷蔵室と、前記キャビネットの下段に配設した収納室とを備え、この収納室の前面と前記仕切板の後部とに、前記放熱ファンへの吸気口を設けたことを特徴とする。
上記発明によれば、下段に配設した収納室を放熱用の吸込ダクトとして兼用することができるため、収納スペースを拡大することができるとともに、放熱ファンによる吸込を利用して収納室を乾燥室として利用することもできる。
以下に図1および図2を参照して本発明に係るシステムキッチンについて説明する。図1は、本発明の一実施形態であるシステムキッチンを示した正面図である。
システムキッチン1は床板6上に据付けしており、ここではキャビネット2の側面および背面を側壁7により構成し、上面は天井板3で区画している。キャビネット2の内部は側板4により左右空間を複数に分割しており、区画された空間内にはコンロ8や収納室9を配設している。
10および30は本発明に係る冷蔵室と収納室であるが、図2の断面図に示すように、後方の一部を開口させて形成した仕切吸気口5aを有する仕切板5によって、キャビネット2の内部空間を上下に区画しており、上段に冷蔵室10、下段に収納室30をそれぞれ配設している。
冷蔵室10は、外箱と内箱との間に断熱材を発泡充填させた断熱箱体11内に貯蔵空間12を有し、この断熱箱体11の前面には開口部を開閉自在に閉塞する引出し式の扉13を設けている。具体的には、この扉13の裏面に左右一対のボックス支え14を後方に向けて延在させており、このボックス支え14の後部に回転自在に設けたローラー14aが、断熱箱体11の内壁に設けた図示しないレール部内を摺動して、前後に引出し可能となっている。15は、冷蔵食品や調味料などを収納する合成樹脂により成形された収納容器であり、収納容器15の左右上縁に形成した折返し部がボックス支え14に支持されて、扉13の前後移動に合わせて出し入れされるようになっている。
貯蔵空間12の上部には、空間内を冷却する冷却装置、例えば、直冷式の冷却器15を配設しており、この冷却器15の下部には、除霜された排水を庫外に導く排水樋16を設けている。
断熱箱体11の後方下部には機械室17を設けており、断熱箱体11の背面を覆う背面カバー18と、断熱箱体11の底面と離間させて配設した底板19とで構成している。
この機械室17内には、冷却器15に冷媒を流す圧縮機20を底板19に固定して設けており、この圧縮機20の上部には、排水樋16から排出された水を蒸発させる蒸発皿21を取り付けている。圧縮機20の後部には、冷却装置の放熱部、ここでは圧縮機11を送風により放熱する放熱ファン22を背面カバー18に取り付けており、この放熱ファン22の上部には、放熱ファン22や圧縮機11の制御を行う制御基板23を断熱箱体11の背面上部に取り付けている。また、放熱ファン22の背面に位置する背面カバー18には、空気を機械室17内に取り込むための吸込口18aを穿設している。
底板19の前方と後方には、断熱箱体11を支える左右一対の前足24aと後足24bを設けており、断熱箱体11の底面と底板19の上面との間で、放熱ファン22より送風された空気を外部に排出する排気ダクト25を形成している。この排気ダクト25の前方には、ルーバーを有する排気口27を取り付けており、この排気口27には、塵埃を吸着するフィルター28を取り付けている。
一方、収納室30は、収納空間31の前面開口部を開閉自在に閉塞する引出し式の扉32を設けており、この扉32の下部には、塵埃を吸着するフィルター33aを取付け、収納空間31内に空気を取り入れる吸気口33を設けている。
扉32の裏面に左右一対のボックス支え34を後方に向けて延在させており、このボックス支え34の後部に回転自在に設けたローラー34aが、断熱箱体11の内壁に設けた図示しないレール部内を摺動して、前後に引出し可能となっている。35は、食器や調理器具などを収納する合成樹脂により成形された収納容器であり、収納容器35の左右上縁に形成した折返し部がボックス支え34に支持されて、扉32の前後移動に合わせて出し入れされるようになっている。
また、収納容器35内には食器などを立てて収納できるように食器立て36を立設させており、吸込口33と対向する位置には、開口部35aを穿設している。なお、収納容器35の内底面には食器などに付着した水滴を貯水するトレイなどを置いておくことが好ましく、また、収納容器35は鋼線などで網状の容器とすれば、特に開口部35aを設けなくてもよい。
次に、本発明の作用について説明する。食品や食器などを収納する場合には、それぞれの扉13,32を引き出すことにより、収納容器15,35が引き出され、それぞれの容器内に収納する。
冷蔵室10は、制御基板23からの指令信号によって圧縮機20を運転させることにより冷却器15に冷媒が流れ、貯蔵空間12を冷蔵温度帯、例えば1〜10℃に保持して収納された食品などを冷却保存する。
冷却器15に着霜した場合には、圧縮機20の運転を停止させ、扉13を開放することにより、自然対流で除霜を行う。除霜された水は排水樋16を介して蒸発皿21に排水され、放熱ファン22の送風により蒸発が促進されるようになっている。なお、冷却器15の除霜は、冷却器15に電熱式のヒータを配設して、このヒータの熱源を利用してもよい。
さて、圧縮機20の運転が継続すると高温となって冷却能力が低下することを防止するため、後方に設けた放熱ファン22を回転させることにより放熱し、冷却能力を保持するようになっている。
この放熱ファン22の吸気は、図中の矢印で示すように、収納室30の吸気口33から開口部35aを介して収納空間31内に外気を吸込み、吸い込まれた空気は、上方の仕切板吸気口5aを介して背面カバー18の吸入口18aに吸い込まれる。放熱ファン22から送風された空気は、圧縮機20や蒸発皿21に吹き付けられた後、排気ダクト25を通って、排気口27から排気されるようになっている。
上記のように、キャビネット2内を仕切板5により上下に区画し、上段に冷蔵室10、下段に収納室30を配設し、放熱ファン22により放熱した空気を排出する排気口27を冷蔵室10の前面下部に設け、収納室30の前面と仕切板5の後部とに、放熱ファン22への吸気口33,5aを設けたことにより、収納室30を放熱の吸込ダクトとして兼用することができ、別途吸込ダクトを設ける必要がないことから、冷蔵室10および収納室30の収納スペースを拡大することができる。
また、収納室30を乾燥室として機能させるためには、通常ファンや熱源などが別途必要であるが、本発明の収納室30は、放熱ファン22の吸込により、空気が前方から後方に向けて流れるとともに、比較的温度の高い機械室17と仕切吸気口5aを介して連通しているため、別途ファンや熱源などを用いずとも乾燥室として機能させることができるとともに、発熱や送風に生じるエネルギーを有効活用することができる。
さらに、収納室30を乾燥室として機能させた場合、食器などに吹き付けられた空気は、冷蔵室10の排気ダクト30を利用して外部に排気されるため、ダクト構造を簡素化することができ、もって収納スペースを拡大することができる。また、収納室30を流通する空気は機械室17の吸込側であるため、収納室30内に食器などを収納しても衛生的である。さらにまた、前方下部から吸い込んだ空気が後方上部に流れるため、収納空間31全体を効果的に乾燥させることができる。
さらにまた、収納室30の吸気口33に、塵埃などを吸着するフィルター33aを設けたことにより、収納室30内に食器などを収納しても、塵や埃が付着することを抑制し、衛生面を向上させることができる。
なお、上述した形態は一実施形態にすぎず、発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、吸気口33,5aの少なくともいずれかに、吸気口33,5aを閉塞する閉塞機構、例えば吸気口33,5aをスライドにより開閉自在に閉塞するシャッターを設けることにより、必要に応じて収納室30を乾燥室として利用することができる。この場合、放熱ファン22の吸込量が少なくなるが、天井板3や仕切板5との間に若干の隙間が生じており、この隙間から空気を吸い込むことで放熱ファン22の吸込を補助してもよい。
また、キャビネット2内は、さらに複数段に亙って冷蔵室や収納室をしてもよい。
本発明は、冷蔵室と収納室を配設したシステムキッチンに適応可能である。
本発明の一実施形態であるシステムキッチンを示す正面図である。 図1のシステムキッチンを示す断面図である。
符号の説明
1…システムキッチン 2…キャビネット 3…天井板
5…仕切板 5a…仕切吸気口 10…冷蔵室
11…断熱箱体 12…貯蔵空間 13…扉
15…収納容器 15…冷却器 17…機械室
18…背面カバー 19…底板 20…圧縮機
22…放熱ファン 25…排気ダクト 27…排気口
28…フィルター 30…収納室 31…収納空間
32…扉 33…吸気口 35…収納容器

Claims (3)

  1. 少なくとも仕切板により上下2段に分割したキャビネットと、このキャビネットの上段に配設され、後方に冷却装置の放熱部とこの放熱部を冷却する放熱ファンとを有し、この放熱ファンにより放熱した空気を排出する排気口を前面下部に設けた冷蔵室と、前記キャビネットの下段に配設した収納室とを備え、この収納室の前面と前記仕切板の後部とに、前記放熱ファンへの吸気口を設けたことを特徴とするシステムキッチン。
  2. 収納室前面の吸気口に、塵埃などを吸着するフィルターを設けたことを特徴とする請求項1に記載のシステムキッチン。
  3. 少なくともいずれかの吸気口に、吸気口を閉塞する閉塞機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載のシステムキッチン。
JP2005285615A 2005-09-29 2005-09-29 システムキッチン Pending JP2007089921A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009008359A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Cleanup Corp システムキッチン用保冷庫
CN105222455A (zh) * 2015-09-30 2016-01-06 合肥华凌股份有限公司 嵌入式冰箱
WO2020098082A1 (zh) * 2018-11-12 2020-05-22 合肥美的电冰箱有限公司 冰箱

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