JP6788888B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、トップテーブル型の冷蔵庫に関し、特に、冷蔵庫からの放熱を分散することで、リビング等に配置されテーブルとしても機能し、その周囲に人が集うことができる冷蔵庫に関する。
従来のトップテーブル型の冷蔵庫として、以下の構造が知られている。図6(A)では、冷蔵庫100の外観斜視図を示し、図6(B)では、図6(A)に示す冷蔵庫100の断面図を示している。図6(A)に示す如く、冷蔵庫100の前面には、その前面開口を開閉自在に塞ぐ断熱扉101、102が配設されている。そして、冷蔵庫100の上端にはトップテーブル103が配設されている。尚、冷蔵庫100の庫内は、区画壁(図示せず)により左右に区画され、断熱扉101側には冷蔵室(図示せず)が設けられ、断熱扉102側には冷凍室104(図6(B)参照)が設けられている。
図6(B)に示す如く、冷蔵庫100の庫内の奥側には、仕切板105にて区画された冷却室106が設けられ、冷却室106には冷却器107や送風機108が配設されている。そして、冷蔵庫100の外箱109の背板の内面には凝縮器110が配設され、背板の内方には凹所111が形成されている。凹所111が形成されることで、凝縮器110の放熱空間が確保されている。また、冷蔵庫100の背面側下方には機械室112が形成され、機械室112内にはコンプレッサ113が配設されている(例えば、特許文献1参照。)。
特公平7−37876号公報
上述した冷蔵庫100は、小型の冷蔵庫であり、例えば、独身者住宅にてリビングに据え付けられ、ビール等の嗜好品の収納に用いられている。そして、冷蔵庫100の上端にはトップテーブル103が配設されている。使用者は、そのトップテーブル103上に晩飯、おつまみや冷蔵庫100内で冷やされたビール等を並べ、冷蔵庫100をテーブルとしても利用することができる。
しかしながら、冷蔵庫100は、キッチン等に据え付けられる大型の冷蔵庫と同様に、冷蔵庫100の背面側に放熱構造が設けられている。具体的には、凝縮器110が、冷蔵庫100の外箱109の背板に設けられた凹所111内に配設されている。また、コンプレッサ113も冷蔵庫100の背面側下方の機械室112内に配設されている。
この構造により、冷蔵庫100は、主に、その背面側から冷蔵庫100から発生する熱を放出している。つまり、リビングにて冷蔵庫100をテーブルとして利用する場合において、冷蔵庫100の背面側は、上記放熱により人が不快と感じ易い領域となる。そのため、上記放熱構造の冷蔵庫100では、人がトップテーブル103を囲むように座ることが難しいという問題がある。
また、独身者住宅だけでなく、家族等の複数人が同居する住宅にて冷蔵庫100をテーブルとしても利用する場合には、冷蔵庫100のトップテーブル103では、テーブルとしてのスペースが狭く、テーブルとしては使い勝手が悪いという問題がある。この場合、例えば、冷蔵庫100を横長の形状とし、トップテーブル103も横長にし、テーブルとしてのスペースを広げることが考えられる。しかしながら、冷蔵庫100を横長の形状とすることで、庫内の収納スペースも横長となり、その冷蔵庫100の庫内に冷気を偏りなく循環させるための構造を実現しなければならないという新たな問題も発生する。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、冷蔵庫からの放熱を分散させ冷蔵庫の周囲に人が集えるテーブルとして利用するとともに、その庫内に冷気を偏りなく循環させる冷蔵庫を提供することにある。
本発明の冷蔵庫では、貯蔵室が形成される断熱箱体と、前記貯蔵室の開口を開閉自在に塞ぐ断熱扉と、前記断熱箱体の側方に形成される機械室と、前記断熱扉の配設領域の上方に形成される前記断熱箱体の突出部と、を備え、前記突出部の配設側の前記断熱箱体の上面をトップテーブルとして用い、前記機械室の側面に形成される放出口と、前記放出口近傍に配設され前記機械室内の空気を送り出す送風機と、前記断熱扉に形成され、両端部が開口し前記送風機を介して前記機械室内の空気が流れ込む放熱風路部材と、を有する放熱構造体を有し、前記放熱構造体は、前記断熱扉が閉められた状態において、前記放熱風路部材の一端側の開口部は前記放出口と対向し、前記放熱風路部材の他端側の開口部は前記突出部と対向することを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記貯蔵室は前記断熱箱体を一方向に貫通して形成され、前記断熱扉は前記貯蔵室の一方の開口を開閉自在に塞ぐ第1の断熱扉と、前記貯蔵室の他方の開口を開閉自在に塞ぐ第2の断熱扉とを有し、前記第1の断熱扉及び前記第2の断熱扉はそれぞれ観音開閉式扉であり、前記放熱風路部材は、前記第1の断熱扉及び前記第2の断熱扉のそれぞれ一方の前記観音開閉式扉に対して形成されることを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記放熱風路部材は、それぞれ前記第1の断熱扉及び前記第2の断熱扉の前記一方の前記観音開閉式扉の底面から中央側の側面に沿って延在して配設され、前記第1の断熱扉及び前記第2の断熱扉には、結露防止用ヒータが配設されていないことを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記断熱箱体には、前記貯蔵室を挟むように前記機械室と対向して冷却室が配設され、前記断熱箱体の底面には、少なくとも前記冷却室、前記第1の断熱扉及び前記第2の断熱扉の他方の前記観音開閉式扉の下方を覆うように凝縮器が配設されていることを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記断熱箱体には、前記貯蔵室の上方に前記貯蔵室と前記冷却室とを繋ぎ前記冷却室にて冷却された冷気を流す供給風路が形成され、前記供給風路は、前記貯蔵室の前記冷却室側から前記機械室側へと向けて延在する第1の供給風路と、前記第1の供給風路から分岐して前記貯蔵室の前記一方の開口及び前記他方の開口に沿ってそれぞれ前記冷却室側へと戻る一対の第2の供給風路とを有し、前記第2の供給風路にはそれぞれ複数の吹出口が形成されていることを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記断熱箱体には、前記貯蔵室の前記一方の開口の端部近傍及び前記他方の開口の端部近傍にそれぞれ庫内照明が配設されていることを特徴とする。
本発明の冷蔵庫では、断熱箱体の開口を開閉自在に塞ぐ断熱扉を有し、断熱扉には放熱風路部材が形成されている。放熱風路部材は、機械室内部に発生した熱により温められた空気を外部へ放出するための風路である。そして、断熱扉が閉じられた状態時に放熱風路部材の開口部が機械室の放出口と対向することで、上記温められた空気が放熱風路部材に流れ込み、断熱扉の上方から外部へと放出される。この構造により、冷蔵庫内部にて発生した熱が、分散し、拡散して外部に放出され、冷蔵庫の周囲に人が集うことができ、冷蔵庫をテーブルとしても利用することができる。
また、本発明の冷蔵庫では、貯蔵室が冷蔵庫の前後方向に貫通し、貯蔵室の前面開口及び後面開口にはそれぞれ断熱扉が配設されている。両断熱扉には、放熱風路部材が形成されることで、機械室内部の温められた空気を冷蔵庫の前後方向から分散して放出することができる。この構造により、冷蔵庫内部にて発生した熱が、分散し、拡散して外部に放出され、冷蔵庫の周囲に人が集うことができる。
また、本発明の冷蔵庫では、断熱扉に形成された放熱風路部材の内部を機械室にて温められた空気が流れることで、放熱風路部材が結露防止用ヒータとしての役割を成す。一方、放熱風路部材が形成されない断熱扉の下方には凝縮器が配設されている。この構造により、冷蔵庫内部にて発生した熱を活用することで、結露防止用ヒータを省略し、製造コストを低減することができる。
また、本発明の冷蔵庫では、冷却室と機械室とが、貯蔵室を挟むように冷蔵庫の対向する側方に配設され、凝縮器は冷却室の下方を覆うように配設されている。この構造により、貯蔵室が、冷蔵庫の一方向に偏って配設されることが防止され、使用者の使い勝手が向上される。また、冷却室の蒸発皿内に溜まる水は、凝縮器の熱を利用して蒸発される。
また、本発明の冷蔵庫では、冷蔵庫の上面側の断熱箱体がトップテーブルとしても用いられ、冷蔵庫は横長形状に形成され、貯蔵室も横長形状に形成されている。そして、冷気の供給風路が貯蔵室の長手方向に沿って形成され、貯蔵室の奥側から手前側に向けて徐々に吹き出されることで、冷気が貯蔵室全体に偏りなく、効率的に供給される。
また、本発明の冷蔵庫では、貯蔵室の前面開口及び後面開口近傍にそれぞれ庫内照明が配設されている。庫内照明は、貯蔵室の前方端部及び後方端部から奥側に向けて貯蔵室内を照らしている。この構造により、貯蔵室内に収納された食材は、前面開口及び後面開口側に向けて影が出来難くなるため、貯蔵室内が明るくなり、貯蔵室内の食材等が見易くなる。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫を説明する図であり(A)斜視図、(B)側面断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の断熱扉を説明する分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の放熱構造体を説明する図であり、(A)側面断面図、(B)側面断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の供給風路を説明する図であり、(A)平面図、(B)側面断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の庫内照明を説明する図であり、(A)平面図、(B)側面断面図である。 従来における冷蔵庫を示す図であり、(A)外観斜視図、(B)断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る冷蔵庫1を図面に基づき詳細に説明する。尚、以下の説明では、上下方向は冷蔵庫1の高さ方向を示し、左右方向は冷蔵庫1の幅方向を示す、前後方向は冷蔵庫1の奥行方向を示している。
図1(A)は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫1の概略構造を説明するための斜視図である。図1(B)は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫1の概略構造を説明するための図であり、図1(A)に示す冷蔵庫1のA−A線方向の側面断面図である。
図1(A)に示す如く、冷蔵庫1は、テーブル型の横型冷蔵庫であり、例えば、リビングに配置され、その周囲にソファ等が配置されテーブルとしても利用される。詳細は後述するが、冷蔵庫1の上面側の断熱箱体2がトップテーブル2Aとしても用いられ、冷蔵庫1を囲むように家族等が集い、食事等を行うことができる。そして、冷蔵庫1のサイズは、例えば、横幅W1が1.0m、奥行き幅W2が0.6m、高さTが0.46mである。トップテーブル2Aとしての広さも十分に確保されている。尚、図示していないが、冷蔵庫1には差し込み電源が設けられ、その差し込み電源を利用し、冷蔵庫1のトップテーブル2A上にノートパソコンを置き使用することもできる。
また、冷蔵庫1は、本体としての断熱箱体2を備え、この断熱箱体2の内部に食品等を貯蔵する貯蔵室3が形成されている。貯蔵室3は、例えば、冷蔵室であり、ビール等の飲料品や食料品を保存することができ、貯蔵室3内は3℃以上6℃以下に冷却されている。
断熱箱体2の貯蔵室3は、冷蔵庫1の前後方向に貫通するように開口し、前面開口及び後面開口には、各々断熱扉4、5が開閉自在に配設されている。断熱扉4は、例えば、観音開閉式扉であり、一対の断熱扉4A、4Bから構成されている。そして、断熱扉4Aは左端の上下端部が回動自在に断熱箱体2により支持され、断熱扉4Bは右端の上下端部が回動自在に断熱箱体2により支持されている。尚、以下の説明では、断熱扉4は、適宜、断熱扉4A、4Bとして説明する。
また、断熱扉4Aには、前面開口の中央側の端部にセンターピラー6がその上下方向に沿って取り付けられている。センターピラー6の前面側には永久磁石入りのガスケット(図示せず)が配設され、断熱扉4A、4Bが閉められた状態では、断熱扉4A、4Bに対して庫内側から着磁し、貯蔵室3の密閉性を実現する。尚、センターピラー6は、例えば、ヒンジ機構(図示せず)により断熱扉4Aに回転自在に取り付けられ、断熱扉4A、4Bを開く動作に連動して断熱扉4A、4Bから離脱し、回転しながら断熱扉4Aに追従する。
断熱扉5も、断熱扉4と同様に、例えば、観音開閉式扉であり、一対の断熱扉5A、5Bから構成されている。そして、断熱扉5A、5B及びセンターピラー6の構造は、断熱扉4の説明を参照し、ここではその説明を割愛する。尚、以下の説明では、断熱扉5は、適宜、断熱扉5A、5Bとして説明する。
尚、第1の断熱扉は断熱扉4に対応し、第2の断熱扉は断熱扉5に対応するが、その逆の場合でも良い。また、一方の観音開閉式扉は断熱扉4A、5Aに対応し、他方の観音開閉式扉は断熱扉4B、5Bに対応する。
図1(B)に示す如く、断熱箱体2は、前面開口及び後面開口を有する鋼板製の外箱7と、この外箱7内に間隙を持たせて配設され、前面開口及び後面開口を有する合成樹脂製の内箱8と、から構成されている。外箱7と内箱8との間隙には、発泡ポリウレタン製の断熱材9が充填発泡されている。尚、上述した断熱扉4、5も、断熱箱体2と同様の断熱構造が採用されている。
上述したように、貯蔵室3はその前後方向に開口し、その左右方向は内箱8により囲まれている。内箱8の内部であって、貯蔵室3の右側であり断熱箱体2の側壁2R手前には冷却室11が配設され、冷却室11は合成樹脂板等からなる仕切部材10にて区画されている。そして、冷却室11の内部には、貯蔵室3内を循環する空気を冷却するための蒸発器12が配設されている。
冷却室11の上部には、仕切部材10の上部を部分的に開口した送風口14が形成され、送風口14を介して貯蔵室3と後述する供給風路13とは繋がっている。送風口14近傍の冷却室11には、例えば、軸流送風機である送風機15が配設されている。一方、冷却室11の下部には、仕切部材10の下部を部分的に開口した戻り口16が形成され、戻り口16を介して貯蔵室3と冷却室11とは繋がっている。
供給風路13は、内箱8の内部であって貯蔵室3の上面側に沿って左右方向に延在して配設され、合成樹脂板製の仕切部材であるダクトカバー17によって貯蔵室3と仕切られている。
冷蔵庫1の左側の下部であり、貯蔵室3の左側の側壁2Lの奥側には、機械室19が形成されている。機械室19は、断熱箱体2の左側側面を覆う機械室カバー18や断熱箱体2等にて囲まれている。つまり、機械室19は、貯蔵室3を挟むように冷却室11と対向して形成されている。そして、機械室19には、圧縮機20と後述する2つの送風機47、48(図3(A)参照)等が配設され、機械室カバー18には、例えば、その上下方向に複数のスリット状の通風口(図示せず)が形成されている。
断熱箱体2の底面には、貯蔵室3の中央から右側側壁2Rの下方までに渡り、プレート状の凝縮器21が配設されている。凝縮器21が、冷却室11の下方を覆うように配設されることで、蒸発皿(図示せず)に溜まる水が、凝縮器21の熱を利用して蒸発する。また、図5(B)に示すように、凝縮器21は、断熱扉4B、5Bの下方にも配設されている。そして、凝縮器21が断熱扉4B、5Bの下方に配設され、凝縮器21からの放熱が利用されることで、断熱扉4B、5Bには結露防止用のヒータが配設されることなく、断熱扉4B、5Bの結露が防止される。尚、凝縮器21からの放熱のみではなく、断熱箱体2内のパイプ構造や冷媒配管等も利用して、上記断熱扉4B、5Bの結露が防止されている。
蒸発器12は、圧縮機20、凝縮器21及び図示しないキャピラリーチューブ若しくは膨張弁に、冷媒配管を介して接続されており、蒸気圧縮式の冷凍サイクル回路を構成している。尚、冷凍サイクルの冷媒としては、例えば、イソブタン(R600a)が用いられている。
冷蔵庫1の左側の上部であり、貯蔵室3の左側の側壁2Lの奥側には、制御室22が形成されている。制御室22は、機械室19の上方に配設され、断熱箱体2の左側側面を覆う機械室カバー18や断熱箱体2等にて囲まれている。制御室22には、制御基板23が配設され、この制御基板23は、図示しない温度センサ等のセンサ類からの入力値を基に所定の演算処理を実行し、蒸発器12、圧縮機20、送風機15、47、48等の各構成機器を制御する。尚、断熱箱体2の左側側面は、機械室カバー18により全面が覆われている場合について説明したが、機械室19と制御室22とが、それぞれ別の鋼板製のカバーにて覆われている場合でも良い。
また、断熱箱体2の底面には、合成樹脂製の脚部24が接続されている。脚部24は4本の脚を有し、断熱箱体2の底面とフローリング等の床との間には放熱用の隙間が形成されている。上述したように、断熱箱体2の底面には、プレート状の凝縮器21が配設されているが、凝縮器21から放出された熱は、上記断熱箱体2と床との間の隙間を漂い、あらゆる方向に発散することで、冷蔵庫1の周囲に集う人は、放熱による不快を感じ難くなる。
上述したように、冷却室11と機械室19とが、貯蔵室3の対向する側方にそれぞれ配設されることで、貯蔵室3が冷蔵庫1に対して片方に偏って配設されることが防止される。一方、断熱扉4A、4B及び断熱扉5A、5Bは、それぞれ貯蔵室3の前面開口及び後面開口に対して均等な位置に配設されている。そして、断熱扉4A、4B及び断熱扉5A、5Bのどちらか一方の扉を開けても、貯蔵室3の空間に大きな偏りがなく、使用者にとって使い易い構造が実現されている。尚、貯蔵室3内にて、機械室19は冷却室11よりも少し突出するが、その突出した領域にラック25を形成することで、調味料等の小物も貯蔵室3内に収納することができる。
図2は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫1の断熱扉4Aの構造を説明するための分解斜視図である。尚、以下の説明では、断熱扉4Aについて説明するが、断熱扉5Aも同じ構造であり、ここではその説明を割愛する。また、上述したように、断熱扉4Aには、センターピラー6が取り付けられているが、ここでは省略して図示している。
図2に示す如く、断熱扉4Aは、主に、意匠面となる前面板材31と、前面板材31が固定される扉枠体32と、扉枠体32に固定される放熱風路部材33と、扉枠体32に固定される後面板材34と、後面板材34に固定されるガスケット35と、を有している。
前面板材31は、例えば、鋼板製の板材であり、断熱扉4Aの形状に合わせて略長方形形状に成形されている。そして、前面板材31は、扉枠体32の開口を塞ぐように扉枠体32の前面側に組み付けられている。
扉枠体32は、例えば、合成樹脂製の枠部材であり、断熱扉4Aの厚み方向の4側面32A、32B、32C、32Dを有している。そして、扉枠体32は中空構造であり、扉枠体32の底面側の側面32C及び貯蔵室3の中央側の側面32Dには、夫々放熱風路部材33を固定するための複数の固定用リブ36、37が形成されている。
扉枠体32の機械室19(図1(B)参照)側の側面32Bには、下端側でありその後方側に放熱用の開口部38が形成されている。具体的には、開口部38は、断熱扉4Aが断熱箱体2(図1(A)参照)に対して閉められた状態時に、機械室19に形成された放出口45(図3(A)参照)と対向する位置に形成されている。
扉枠体32の上面側の側面32Aには、右端側でありその後方側に放熱用の開口部39が形成されている。詳細は後述するが、機械室19内部で発生した熱が、主に、放熱風路部材33を介して開口部39から外部へ放出されるが、その放出された熱が、断熱扉4Aの上方の断熱箱体2の突出部43(図3(A)参照)に当たり、四方八方へと分散し、拡散する。この構造を実現するため、開口部39は、断熱扉4Aが断熱箱体2(図1(A)参照)に対して閉められた状態時に、断熱箱体2の突出部43と対向する位置に形成されている。特に、開口部39が、貯蔵室3側に配置されることで、放出された熱が、断熱箱体2の突出部43と断熱扉4Aの隙間を介して漂い易くなり、熱の拡散効果が得られ易くなる。
上述したように、断熱扉4Aは、断熱箱体2に対して回動自在に支持されるが、扉枠体32の側面32A、32Cには、夫々同一軸線上に軸部40が形成されている。そして、軸部40が断熱箱体2に形成された軸支孔(図示せず)に挿入されることで、断熱扉4Aは断熱箱体2に支持される。
放熱風路部材33は、例えば、合成樹脂製の中空部材であり、断面略欧文字のL字形状に成形され、扉枠体32の側面32C、32Dに沿って配設されている。放熱風路部材33は、扉枠体32の内側に組み付けられ、複数の固定用リブ36、37を介して扉枠体32に固定されている。そして、放熱風路部材33には、その両端部に開口部33A、33Bが形成される。開口部33A、33Bはそれぞれ扉枠体32の開口部38、39の位置と一致する様に、放熱風路部材33は扉枠体32に固定されている。この構造により、放熱風路部材33は、外部空間と連通し、断熱扉4Aが断熱箱体2に対して閉められた状態時には、開口部33Aは機械室19の放出口45(図3(A)参照)と対向する。そして、機械室19から送風機47(図3(A)参照)にて送られた温められた空気が、放熱風路部材33内部へと流れ込むことができる。
後面板材34は、例えば、合成樹脂製の板材であり、断熱扉4Aの形状に合わせて略長方形形状に成形されている。後面板材34は、扉枠体32の開口を塞ぐように扉枠体32の後面側に組み付けられている。そして、後面板材34は、断熱扉4Aが断熱箱体2に対して閉められた状態時に、貯蔵室3を塞ぐ面となるため、後面板材34には、その最外周に略矩形の枠状のガスケット35が取り付けられている。
ガスケット35は、断熱箱体2の貯蔵室3の周縁部の前面及びセンターピラー6(図1(A)参照)の前面と着磁し、貯蔵室3の密閉性を実現する。この構造により、外部から冷蔵庫1の貯蔵室3内への熱の侵入を抑えると共に、貯蔵室3内の冷気が外部へと逃げることを抑えている。尚、上述したように、断熱扉4Aの前面板材31と後面板材34との間隙には、発泡ポリウレタン製の断熱材(図示せず)が充填発泡され、断熱構造が実現されている。
図3(A)は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫1の放熱構造体を説明するための図であり、図1(A)に示す冷蔵庫1のB−B線方向の側面断面図である。図3(B)は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫1の放熱構造体を説明するための図であり、図1(A)に示す冷蔵庫1のC−C線方向の側面断面図である。尚、図3(A)では、説明の都合上、断熱扉4、5を省略して図示している。
図3(A)に示す如く、本実施形態の放熱構造体として、少なくとも機械室19に設けられた放出口45、46と、機械室19内部の送風機47、48と、断熱扉4A、5Aにそれぞれ内蔵される放熱風路部材33と、を有している。
冷蔵庫1の上面側には断熱箱体2が配設され、断熱箱体2の外箱7がトップテーブル2Aの表面として用いられ、断熱箱体2がトップテーブル2Aとしても機能している。そして、丸印41、42にて示すように、冷蔵庫1の前後方向において、断熱箱体2の一部が貯蔵室3よりも外側へ突出して成形されている。断熱箱体2の突出部43、44は、冷蔵庫1の左右方向に延在し、図示していないが、突出部43、44の下方には断熱扉4、5(図1(A)参照)が配設されている。
また、機械室19(図1(B)参照)は突出部43、44の下方まで形成され、突出部43、44の下方では、機械室カバー18が折り曲げ加工され、機械室19の空間が形成されている。そして、突出部43、44下方の機械室カバー18には、それぞれ機械室19内にて発生した熱により温められた空気を放出するための放出口45、46が形成されている。上述したように、機械室19は、冷蔵庫1の左側の下部に冷蔵庫1の前後方向に渡り配設され、機械室19内部の前後方向端部には、点線にて示すように、送風機47、48が配設されている。そして、送風機47、48が稼働することで、機械室19内にて発生した熱により温められた空気が放出口45、46から外部へと放出される。つまり、機械室19では、圧縮機20の稼働に連動して送風機47、48も稼働し、機械室19内部に発生した熱が外部へと放出される。
図3(B)では、突出部43の配設領域であり、機械室19の放出口45及び断熱扉4Aの放熱風路部材33の配設領域の断面を示している。尚、機械室19内部の圧縮機20及び制御室22内の制御基板23は省略して図示している。また、上述したように、開口部33Aと開口部38とは、実質、一致しているため同じ開口部を図示し、同様に、開口部33Bと開口部39とは、実質、一致しているため同じ開口部を図示している。
図示したように、機械室19の前方側の端部には送風機47が配設されている。送風機47として、例えば、DCブロワファンが用いられ、送風機47の側面から空気を取り込み、直進性に優れた風を前方へと送り出す。図3(A)に示すように、送風機47、48は、突出部43、44下方であり、機械室19の前後方向の端部にそれぞれ配設されることで、機械室19内部の空気は放出口45、46を介して機械室19の外部へと放出される。そして、機械室19内部の空気は、圧縮機20等が稼働することで発生した熱により温められ、その温められた空気を放出することで、機械室19内部の熱も放出される。
送風機47の吹出口47Aが機械室カバー18の放出口45の位置と一致する様に、送風機47が機械室19内部に配設されている。そして、断熱扉4Aが断熱箱体2に対して閉められた状態時には、扉枠体32の開口部38が、機械室カバー18の放出口45と対向する。この構造により、矢印49にて示すように、送風機47を介して機械室19から放出された温められた空気は、放熱風路部材33内部へと流れ込み、断熱扉4Aの上面の扉枠体32の開口部39から外部へと放出される。
このとき、丸印50にて示すように、放熱風路部材33は、断熱扉4Aのコーナー部に対応して直角に折れ曲がる直角コーナー部33Cを有している。上述したように、温められた空気は送風機47を介して真直ぐ勢い良く吹き出されるため、上記吹き出された空気は、直角コーナー部33Cの側壁に衝突し大部分は上方へと流れるが、その一部が送風機47側へと戻る。この構造により、直角コーナー部33Cから上方側へ向かう温められた空気の流れが緩やかとなり、温められた空気の温度は、機械室19内部よりも下がった状態にて開口部39から放出される。
また、直角コーナー部33Cから上方側へ向かう温められた空気は、緩やかな流れの状態にて開口部39から放出される。矢印51にて示すように、開口部39から放出された温められた空気の大部分は、突出部43の下面に衝突することで、その流れが更に緩やかとなる。そして、温められた空気は、突出部42と断熱扉4A、4Bとの間の隙間を四方八方に分散し、拡散しながら、冷蔵庫1の外部へと流れていく。
つまり、機械室19内部の温められた空気は、冷蔵庫1の前後方向から分散して放出され、更に、開口部39では、上記四方八方に分散し、拡散して放出される。そして、開口部39から放出される温められた空気は、機械室19内部よりも温度が低下している。この放出状況により、断熱扉4A、4Bの近傍に人が座っている場合でも、放出された温められた空気を不快に感じ難くなり、冷蔵庫1を囲むように人が集うことが可能となる。
一方、上述したように、温められた空気は、直角コーナー部33Cから上方側へ向かう際にその流れが緩やかとなり、放熱風路部材33の内部に留まる時間が長くなる。この構造により、放熱風路部材33がヒータとしての役割をなし、断熱扉4Aに結露防止用のヒータが配設されることなく、断熱扉4Aの結露が防止される。特に、放熱風路部材33が、断熱扉4Aの握手部分に沿って配設されることで、上記結露防止用のヒータとしての効果が大きくなる。
図4(A)は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫1の供給風路13を説明するための上面略図である。図4(B)は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫1の冷気の流れを説明するための図であり、図4(A)に示す冷蔵庫1のD−D線方向の側面断面図である。
図4(A)に示す如く、ダクトカバー17が貯蔵室3上面の内箱8に配設され、供給風路13が、貯蔵室3と仕切られて形成されている。点線61にて囲まれた領域が貯蔵室3の略外形を示しているが、貯蔵室3は、冷蔵庫1の左右方向が長手方向となっている。上述したように、冷蔵庫1はテーブルとしても用いられ、その周囲に家族が集い、その人数分の食事等を並べるスペースが必要であるため、冷蔵庫1は左右方向に長い直方体形状となっている。
一方、冷却室11は、冷蔵庫1の右側端部近傍であり、冷蔵庫1の前後方向が長手方向となっている。そして、冷却室11にて冷却された冷気を循環させ貯蔵室3内を冷やすために、供給風路13は、冷蔵庫1の左右方向に延在して形成されている。具体的には、供給風路13は、ダンパ62を介して冷却室11と繋がり、冷蔵庫1の長手方向に延在する第1の供給風路13Aと、第1の供給風路13Aから分岐する2本の第2の供給風路13B、13Cとを有している。
第1の供給風路13Aは、ダンパ62を介して冷却室11と繋がり、機械室19側へと向けて貯蔵室3の中央領域に配設されている。そして、第1の供給風路13Aには吹出口は形成されない構造により、ダンパ62が開状態となった場合には、冷却室11から第1の供給風路13Aへと流れ込んだ冷気は、第1の供給風路13Aを介して機械室19側まで運ばれる。
第2の供給風路13B、13Cは、機械室19側近傍にて、第1の供給風路13Aから貯蔵室3の前後方向に分岐し、貯蔵室3の前後方向の開口に沿って冷却室11側へと向けて延在して配設されている。そして、第2の供給風路13B、13Cには、それぞれ貯蔵室3の前後方向の開口側に向けて3つの吹出口63、64、65、66、67、68が形成されている。
この構造により、冷却室11から供給された冷気は、先ず、第1の供給風路13Aにより冷却室11の反対側の貯蔵室3の側面まで運ばれる。そして、冷気は、機械室19側から冷却室11側へと向けて、順次、第2の供給風路13B、13Cの吹出口63〜68から貯蔵室3の内部全体へと供給される。
図4(B)に示す如く、第2の供給風路13Cの側面には、貯蔵室3の前面開口側に3つの吹出口66〜68が形成されている。上述したように、冷却室11から供給された冷気は、吹出口66〜68から、順次、貯蔵室3の内部へ供給される。このとき、吹出口66〜68から供給される冷気は、主に、断熱扉4Aに向けて吹き付けられた後、断熱扉4Aに沿って貯蔵室3の下方へと流れる。そして、吹出口66〜68から供給される冷気は、冷却室11の仕切部材10の戻り口16を介して冷却室11へと吸い込まれる。戻り口16は、貯蔵室3の前後方向に渡り長く開口することで、貯蔵室3全体から冷気を吸い込むことができ、冷気は貯蔵室3全体に偏りなく、効率的に供給される構造が実現される。尚、第2の供給風路13B側の構造も第2の供給風路13Cと同じ構造であり、ここではその説明を割愛する。
また、貯蔵室3はその前後方向に開口し、その前面開口及び後面開口に対して断熱扉4、5(図1(A)参照)がそれぞれ配設され、使用者は、その断熱扉4、5を開閉させることで、貯蔵室3の前後方向のどちら側からも貯蔵室3を利用することができる。そして、使用者が、断熱扉4、5を開けた際には、吹出口63〜68から供給される冷気は、エアカーテンとしての役割も成し、断熱扉4、5の開閉動作に伴い貯蔵室3内の温度が急激に上昇することが防止される。
図5(A)は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫1の庫内照明を説明するための上面略図である。図5(B)は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫1の庫内照明を説明するための図であり、図5(A)に示す冷蔵庫1のE−E線方向の側面断面図である。
図5(A)に示す如く、点線61にて囲まれた領域が貯蔵室3の略外形を示している。上述したように、断熱扉4、5(図1(A)参照)は観音開閉式扉であり、貯蔵室3の前面開口及び後面開口は冷蔵庫1の左右方向に大きく開口している。そして、貯蔵室3の前面開口及び後面開口に沿って、庫内照明71、72が、それぞれ貯蔵室3上面の内箱8であり、貯蔵室3内の前方端部及び後方端部に配設されている。庫内照明71、72は、例えば、LED照明である。
図5(B)に示す如く、庫内照明71、72は、例えば、断面略三角形状の反射フレーム内にLED蛍光灯が配置される構造であり、庫内照明71、72は、それぞれ貯蔵室3の上方から下方に向けて貯蔵室3内を照らすとともに、貯蔵室3の手前側から奥側に向けて貯蔵室3内を照らしている。この構造により、貯蔵室3内に収納された食材は、貯蔵室3の奥側に向けて影が出来、前面開口及び後面開口側に向けて影が出来難くなるため、貯蔵室3内が明るくなり、貯蔵室3内の食材等が見易くなる。
尚、本実施形態では、冷蔵庫1の前面開口及び後面開口に対して断熱扉4、5が配設される場合について説明したが、この場合に限定されるものではない。例えば、冷蔵庫1に前面開口のみが形成され、その前面開口に対して断熱扉4が配設される場合でも、上述した構造を採用することで、同様に放熱の分散及び拡散効果や貯蔵室3への冷気の効率的な供給が実現される。
また、結露防止用ヒータが、断熱扉4A、4B及び断熱扉5A、5Bに配設されていない場合について説明したが、この場合に限定するものではない。例えば、少なくとも放熱風路部材33が形成される断熱扉4A、5Aについて結露防止用ヒータが配設されていなければ良く、断熱扉4B、5Bには結露防止用ヒータが配設される場合でも良い。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。
1 冷蔵庫
2 断熱箱体
2A トップテーブル
3 貯蔵室
4、4A、4B 断熱扉
5、5A、5B 断熱扉
11 冷却室
12 蒸発器
13 供給風路
13A 第1の供給風路
13B 第2の供給風路
14 送風口
15 送風機
16 戻り口
17 ダクトカバー
18 機械室カバー
19 機械室
20 圧縮機
21 凝縮器
32 扉枠体
33 放熱風路部材
33A、33B 開口部
38、39 開口部
43、44 突出部
45、46 放出口
47、48 送風機
63、64、65、66、67、68 吹出口
71、72 庫内照明

Claims (6)

  1. 貯蔵室が形成される断熱箱体と、前記貯蔵室の開口を開閉自在に塞ぐ断熱扉と、前記断熱箱体の側方に形成される機械室と、前記断熱扉の配設領域の上方に形成される前記断熱箱体の突出部と、を備え、
    前記突出部の配設側の前記断熱箱体の上面をトップテーブルとして用い、
    前記機械室の側面に形成される放出口と、前記放出口近傍に配設され前記機械室内の空気を送り出す送風機と、前記断熱扉に形成され、両端部が開口し前記送風機を介して前記機械室内の空気が流れ込む放熱風路部材と、を有する放熱構造体を有し、
    前記放熱構造体は、前記断熱扉が閉められた状態において、前記放熱風路部材の一端側の開口部は前記放出口と対向し、前記放熱風路部材の他端側の開口部は前記突出部と対向することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記貯蔵室は前記断熱箱体を一方向に貫通して形成され、前記断熱扉は前記貯蔵室の一方の開口を開閉自在に塞ぐ第1の断熱扉と、前記貯蔵室の他方の開口を開閉自在に塞ぐ第2の断熱扉とを有し、
    前記第1の断熱扉及び前記第2の断熱扉はそれぞれ観音開閉式扉であり、前記放熱風路部材は、前記第1の断熱扉及び前記第2の断熱扉のそれぞれ一方の前記観音開閉式扉に対して形成されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記放熱風路部材は、それぞれ前記第1の断熱扉及び前記第2の断熱扉の前記一方の前記観音開閉式扉の底面から中央側の側面に沿って延在して配設され、
    前記第1の断熱扉及び前記第2の断熱扉には、結露防止用ヒータが配設されていないことを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記断熱箱体には、前記貯蔵室を挟むように前記機械室と対向して冷却室が配設され、前記断熱箱体の底面には、少なくとも前記冷却室、前記第1の断熱扉及び前記第2の断熱扉の他方の前記観音開閉式扉の下方を覆うように凝縮器が配設されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記断熱箱体には、前記貯蔵室の上方に前記貯蔵室と前記冷却室とを繋ぎ前記冷却室にて冷却された冷気を流す供給風路が形成され、
    前記供給風路は、前記貯蔵室の前記冷却室側から前記機械室側へと向けて延在する第1の供給風路と、前記第1の供給風路から分岐して前記貯蔵室の前記一方の開口及び前記他方の開口に沿ってそれぞれ前記冷却室側へと戻る一対の第2の供給風路とを有し、前記第2の供給風路にはそれぞれ複数の吹出口が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の冷蔵庫。
  6. 前記断熱箱体には、前記貯蔵室の前記一方の開口の端部近傍及び前記他方の開口の端部近傍にそれぞれ庫内照明が配設されていることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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