JP2020116992A - 車両前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両前部構造において、アンダーカバーに車両下方向の漏風を防ぐ機能を持たせながら、車両の意匠性の制限を抑制することである。【解決手段】車両前部構造10は、車両前部に設けられ走行風を車内側に受け入れるグリル開口22,26を備える。さらに、グリル開口22,26から冷却機器16までの空間と他の空間を仕切り、且つ、冷却機器16を正面視で矩形形状に囲むアッパーダクト42、左右のサイドダクト、ロアダクト48で構成された四方ダクトを備える。また、グリル開口26の下方側に配置され、左右のサイドダクトの接続下端部50とシール部材60によって接続されているアンダーカバー28を備える。そして、ロアダクト48の前縁部は、シール部材60の後端部に接して配置されている。【選択図】図3

Description

本開示は、車両前部構造に係り、特に、車両の走行風を冷却機器に導く導風ダクトとして四方ダクトを備える車両前部構造に関する。
車両には、エンジンの冷却水を外気で冷却するためのラジエータや、車両搭載空調機器の冷凍サイクルで使用する冷媒を外気で冷却するためのコンデンサ等の冷却機器が搭載される。これらの冷却機器を車両の走行風で冷却する場合、車両前部のグリル開口から取り入れた走行風を冷却機器に効率的に導くための導風ダクトが用いられる。
特許文献1には、車両用のダクト構造として、左右の側壁ダクトユニットと上下部のダクトで冷却機器を正面視で矩形形状に囲む四方ダクトを用いて、左右の側壁ダクトユニットをゴム材で形成し、上下部のダクトを硬質樹脂材で成形することが開示されている。
特許文献2には、車両のフロントバンパカバーと冷却機器との間の空間と他の空間を車幅方向で仕切るように、側壁ダクトをフロントバンパカバーとアンダーカバーとに沿った形状で配置することが述べられている。ここでは、側壁ダクトとして、ゴム板に金属等の強度部材である骨部を含ませた構成が述べられている。
特開2010−254116号公報 特開2007−015487号公報
車両のグリル開口から冷却機器までの区間で車体下方向の漏風を防ぐ構造として下部ダクトを用いる場合は、車両のアンダーカバーと下部ダクトとの間にシール部が必要になる。下部ダクトを用いずに車両のアンダーカバーのみで車体下方向の漏風を防ぐ機能を持たせる場合は、下部ダクトとアンダーカバーとの間のシール部が不要になるが、アンダーカバーの意匠が制約を受ける場合がある。そこで、アンダーカバーに車両下方向の漏風を防ぐ機能を持たせながら、車両の意匠性の制限を抑制できる車両前部構造が要望される。
本開示に係る車両前部構造は、車両前部に設けられ走行風を車内側に受け入れるグリル開口と、グリル開口から冷却機器までの空間と他の空間を仕切り、且つ、冷却機器を正面視で矩形形状に囲むアッパーダクト、左右のサイドダクト、ロアダクトで構成された四方ダクトと、グリル開口の下方側に配置され、サイドダクトの下端部とシール部材によって接続されているアンダーカバーと、を備え、ロアダクトの前縁部は、シール部材の後端部に接して配置されている。
上記構成によれば、グリル開口から取り入れられた走行風は、左右のサイドダクトとアンダーカバーとによって冷却機器に向かう。この場合に、左右のサイドダクトとアンダーカバーとの間の隙間から車両左右側に漏れないようにサイドダクトの下端部とアンダーカバーとの間がシール部材で接続される。これによって、ロアダクトを左右のサイドダクト側に延長する必要がなく、ロアダクトはサイドダクトの下端部とアンダーカバーとの間のシール部材の後端よりも後方に配置されることになる。したがって、アンダーカバーは車両下方向の漏風を防ぐ機能を有しながら、その意匠性はロアダクトの延長によって阻害されることがない。
上記構成の車両前部構造によれば、アンダーカバーに車両下方向の漏風を防ぐ機能を持たせながら、車両の意匠性の制限を抑制できる。
実施の形態の車両前部構造を示す車両正面図である。 実施の形態の車両前部構造における四方ダクトを車両前方側から見た正面図である。 図2の四方ダクトについて、III−III線から車両右側を見た断面図である。 図2の四方ダクトについて、アッパーダクトを省略して、アンダーカバーとロアダクト及び左右のサイドダクトの下端部との関係を示す上面図である。 比較例として、ロアダクトを左右のサイドダクト側に延長し、アンダーカバーとロアダクトの延長部分とを接続する場合の図3に対応する図である。 比較例として、ロアダクトを左右のサイドダクト側に延長し、アンダーカバーとロアダクトの延長部分とを接続する場合の図4に対応する図である。
以下に図面を用いて本開示に係る実施の形態につき詳細に説明する。以下において、車両として、エンジンと回転電機とを備えるハイブリッド車両を述べるが、これは説明のための例示であって、走行風を利用して冷却する冷却機器を搭載する車両であればよい。例えば、駆動源としてエンジンのみを有する車両でもよい。
以下に述べる形状、配置関係、材質等は、説明のための例示であって、車両の前面の意匠仕様や車両前部構造の仕様等により、適宜変更が可能である。また、以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、車両前部構造10を有するハイブリッド車両12の前面を示す正面図である。以下では、特に断らない限り、ハイブリッド車両12を車両12と呼ぶ、以下の各図において、車両上下方向、車両幅方向、車両前後方向を適宜示す。車両上下方向については、UPと示す方向が路面に対して上側の車両上方側であり、反対方向が路面に向かう車両下方側である。車両幅方向については、RHと示す方向が車両右側であり、LHと示す方向が車両左側である。車両右側と車両左側は、車両の車室内の利用者が車両の後方側から前方側を見たときに、右側が車両右側であり、左側が車両左側である。車両前後方向については、FRと示す方向が車両前方側で、RRと示す方向が車両後方側である。
なお、図2以下では、車両上下方向、車両幅方向、車両前後方向のそれぞれについて、座標位置を示す細線を図示する。隣接する細線の間隔寸法は、各図において共通である。
車両前部構造10は、車両12において図示しない車室よりも前方側のパワーユニット室14に関する構造である。パワーユニット室14は、車両12の駆動源であるエンジン、回転電機、動力分配機構、回転電機の駆動制御のためのパワーコントローラ、エンジンの冷却水や車両搭載空調機器の冷媒等を冷却する冷却機器16等が配置される空間である。
車両12の前面は、主としてパワーユニット室14を覆う要素で構成される。図1においては、車両上方側から下方側に向かって、フードカバー20、上方側のグリル開口22、フロントバンパカバー24、下方側のグリル開口26、及び、アンダーカバー28で構成される。車両12の前面は、車両意匠性にとって重要な個所であるので、上記各要素については、車両12の意匠性を考慮して、形状、配置関係等が設計される。
フードカバー20は、ユーザの操作によって開閉可能で、開状態とすることで、パワーユニット室14の内部が視認可能になる。
グリル開口22,26は、走行風を車内側であるパワーユニット室14に取り入れる開口で、車両幅方向に延びる数本の桟部材で仕切られる。桟部材は、取り入れる走行風の流れを整流する働きをする。グリル開口22,26を区別する場合は、フロントバンパカバー24に対し上方側をアッパーグリル22、下方側をロアグリル26と呼ぶ。グリル開口22,26の全体形状や、桟部材の数量、形状等は、車両10の意匠部品であるが、それと同時に、導風機能を有する部品である。
フロントバンパカバー24は、その背後に配置されるフロントバンパーエネルギーアブソーバ30及びフロントバンパーリインフォースメント32を覆う意匠部品である。また、グリル開口22,26と接続されることで、走行風をグリル開口22,26に導く働きも有する。
アンダーカバー28は、パワーユニット室14の下部を覆う部材である。ロアグリル26は、上端部がフロントバンパカバー24に固定され、下端部がアンダーカバー28に固定される。車両12を正面視した場合に、視線の高さ位置によっては、アンダーカバー28はフロントバンパカバー24に隠されることがある。図1では、その場合を含めて、破線でアンダーカバー28を示す。
車両前部構造10には、グリル開口22,26から冷却機器16までの空間と他の空間を仕切り、グリル開口22,26から取り入れられた走行風を冷却機器16に導くダクト部材としての四方ダクト40が配置される。四方ダクト40は、冷却機器16を正面視で矩形形状に囲むアッパーダクト42、左右のサイドダクト44,46、及びロアダクト48で構成される。
図2は、四方ダクト40を車両前方側から見た正面図である。四方ダクト40は、アッパーグリル22及びロアグリル26から車内側に取り入れられた走行風を冷却機器16の正面に導く導風ダクトユニットである。四方ダクト40のアッパーダクト42は、冷却機器16の上方側を覆い、ロアダクト48は冷却機器16の下方側を覆い、左右のサイドダクト44,46は、冷却機器16の左右側を覆う。左右のサイドダクト44,46を区別する場合は、車両右側に配置される方を右サイドダクト44、車両左側に配置される方を左サイドダクト46と呼ぶ。
アッパーダクト42、左右のサイドダクト44,46、及びロアダクト48の4つは、正面視で矩形開口部41を形成するように配置される。矩形開口部41の開口面積は、冷却機器16の正面の冷却面積と同じか、やや小さめに設定される。換言すれば、冷却機器16の冷却面に合わせて矩形開口部41の位置が設定される。アッパーダクト42、左右のサイドダクト44,46、及びロアダクト48の4つは、重なって図示される場合に区別が困難であるので、以下では、右サイドダクト44と左サイドダクト46に斜線を付す。
右サイドダクト44と左サイドダクト46とについて、車両幅方向に沿って測った間隔は、車両前方側が広く、車両後方側が狭い。換言すると、グリル開口22,26側から冷却機器16側に向かって次第に狭い間隔となる。これにより、グリル開口22,26側で広い範囲で走行風を取り入れ、冷却機器16側に集めて送風することができる。
アッパーダクト42は、斜線が付された右サイドダクト44と左サイドダクト46の上方側にまたがって配置される。ロアダクト48は、斜線が付された右サイドダクト44と左サイドダクト46の下方側にまたがって配置される。
図2において、一点鎖線で囲んだA部とB部は、それぞれ、右サイドダクト44及び左サイドダクト46において、図示しないアンダーカバー28と接続される部分である。A部において、接続下端部50は、シール部材60を介してアンダーカバー28と接続される下端部である。シール部材60としては適当な耐熱性と弾力性を有するシールテープ等が用いられる。例えば、日東電工製の商品名エプトシーラー(登録商標)が用いられる。
図3は、車両前部構造10において、図2の四方ダクト40のIII−III線から車両右側を見た断面図である。ここでは、四方ダクト40のアッパーダクト42、右サイドダクト44、ロアダクト48が示される。さらに、冷却機器16、フードカバー20、アッパーグリル22、フロントバンパカバー24、フロントバンパーエネルギーアブソーバ30、フロントバンパーリインフォースメント32、ロアグリル26、及び、アンダーカバー28を示す。冷却機器16は、車両搭載空調装置の冷媒を冷却するコンデンサ51と、エンジンの冷却水を冷却するラジエータ53で構成される。
一点鎖線で囲んだA部は、図2のA部をIII−III線から車両右側を見た断面図である。右サイドダクト44の接続下端部50は、交差斜線で示すように、右サイドダクト44の下端側が車両前方側、且つ車両下方側に張り出した部分である。シール部材60は、右サイドダクト44の接続下端部50の車両下方側に設けられ、このシール部材60を介して、接続下端部50はアンダーカバー28に接続される。アンダーカバー28の車両前方側は、車両上方側に湾曲し、車両走行風をロアダクト48に導く作用を有する。ロアダクト48は、冷却機器16の下端部と接続する部分から車両前方側に向かって車両下方側に立ち下がる先端部49を有する。ロアダクト48の先端部49は、車両前方側からの風の流れを、車両後方側に向かって車両上方側に導き、冷却機器16に向かわせる働きをする。ロアダクト48の先端部49は、シール部材60の後端部に接して配置される。左サイドダクト46におけるB部(図2参照)においても同様である。
シール部材60は、左右のサイドダクト44,46とアンダーカバー28との間の他に、左右のサイドダクト44,46と、フロントバンパーエネルギーアブソーバ30及びフロントバンパーリインフォースメント32との間においても用いられる。
図4は、車両前部構造10において、四方ダクト40のアッパーダクト42を省略して、アンダーカバー28とロアダクト48及び左右のサイドダクト44,46の下端部との関係を示す上面図である。左右のサイドダクト44,46とアンダーカバー28との間の隙間から車両左右側に漏れないように、左右のサイドダクト44,46の接続下端部50とアンダーカバー28との間がシール部材60(図示せず)で接続される。これによって、ロアダクト48をアンダーカバー28にシール部材60を介して接続しなくて済み、ロアダクト48は左右のサイドダクト44,46の接続下端部50とアンダーカバー28との間のシール部材60の後端よりも後方に配置されることになる。したがって、アンダーカバー28は、車両下方向の漏風を防ぐ機能を有しながら、ロアダクト48の前面側において意匠性が制限されない。
上記構成の作用効果を、比較例として、ロアダクト48を左右のサイドダクト44,46側に延長し、アンダーカバー28とロアダクト48の延長部分とを接続する車両前部構造11を用いて、説明する。図5は、車両前部構造11について車両前部構造10の図3に対応する図であり、図6は、車両前部構造11について車両前部構造10の図4に対応する図である。車両前部構造11は、車両前部構造10におけるA部及びB部に対応する構造が相違する。車両前部構造10におけるA部及びB部に対応する部分を、図5、図6ではそれぞれa部、b部として、一点鎖線で囲んで示す。
図5において、車両前部構造11のa部では、ロアダクト48が車両前方側に延長して張り出す延長端部54を有する。車両前部構造10のA部において右サイドダクト44に設けられた接続下端部50は、車両前部構造11の右サイドダクト44には設けられない。延長端部54は、右サイドダクト44の車両下方側とシール部材60で接続されるとともに、アンダーカバー28とシール部材60を介して接続される。
図6の上面図を参照すると、車両前部構造11におけるa部及びb部では、ロアダクト48の先端部49が車両幅方向の左右両側において、車両前方側に延長して張り出し、延長端部54を形成する。アンダーカバー28に対するシール部材60は、延長端部54の下方側に設けられる。また、左右のサイドダクト44,46に対するシール部材60は、延長端部54の上方側と左右のサイドダクト44,46の下方側との間に設けられる。
このように、車両前部構造11では、ロアダクト48を左右のサイドダクト44,46側に延長して張り出した延長端部54を用いて、四方ダクト40の左右両側の下端部とアンダーカバー28とをシール部材60で接続する。この構成によって、アンダーカバー28に車両下方向の漏風を防ぐ機能を持たせることができる。しかし、ロアダクト48が大型化し、左右のサイドダクト44,46とロアダクト48の延長端部54との接続のためのシール部材60が必要になり、コストが増加する。また、図4と図6を比較して分かるように、延長端部54の面積はかなり広く、アンダーカバー28の意匠性に制限が生じる。
これに対し、図1から図4で述べた車両前部構造10においては、左右のサイドダクト44,46とアンダーカバー28との間の隙間から車両左右側に漏れないように左右のサイドダクト44,46に接続下端部50を設ける。そして、接続下端部50とアンダーカバー28との間がシール部材60で接続される。これによって、ロアダクト48を左右のサイドダクト44,46側に延長する必要がなく、ロアダクト48は、左右のサイドダクト44,46の接続下端部50とアンダーカバー28との間のシール部材60の後端よりも後方に配置できる。このように、アンダーカバー28に車両下方向の漏風を防ぐ機能を持たせながら、アンダーカバー28の意匠性の制限は、左右のサイドダクト44,46の接続下端部50の範囲にとどめることができる。また、ロアダクト48が小型となり、シール部材60の使用量も削減され、コストを低減できる。
10,11 車両前部構造、12 (ハイブリッド)車両、14 パワーユニット室、16 冷却機器、20 フードカバー、22 アッパーグリル(グリル開口)、24 フロントバンパカバー、26 ロアグリル(グリル開口)、28 アンダーカバー、30 フロントバンパーエネルギーアブソーバ、32 フロントバンパーリインフォースメント、40 四方ダクト、41 矩形開口部、42 アッパーダクト、44 (右)サイドダクト、46 (左)サイドダクト、48 ロアダクト、49 (ロアダクトの)先端部、50 接続下端部、51 コンデンサ、53 ラジエータ、54 延長端部、60 シール部材。

Claims (1)

  1. 車両前部に設けられ走行風を車内側に受け入れるグリル開口と、
    前記グリル開口から冷却機器までの空間と他の空間を仕切り、且つ、前記冷却機器を正面視で矩形形状に囲むアッパーダクト、左右のサイドダクト、ロアダクトで構成された四方ダクトと、
    前記グリル開口の下方側に配置され、前記サイドダクトの下端部とシール部材によって接続されているアンダーカバーと、
    を備え、
    前記ロアダクトの前縁部は、前記シール部材の後端部に接して配置されている、車両前部構造。
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