JP2020116737A - インクジェット画像形成装置および加湿方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コスト増加を抑えることとデキャップ発生の抑制との両立を図ることが可能なインクジェット画像形成装置および加湿方法を提供する。【解決手段】インクジェット画像形成装置は、記録媒体を載置して搬送する搬送部と、複数の吐出口から記録媒体にインクを吐出するインクジェットヘッドと、インクを吐出しない吐出口の周囲の湿度が増加するように、搬送部において記録媒体が載置されない非載置領域に液体を供給する液体供給部と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、インクジェット画像形成装置および加湿方法に関する。
近年、紙、布帛等の種々の記録媒体に対して高精細な画像を記録する装置として、ヘッドのノズルからインクを吐出して、記録媒体上に所望の画像を形成するインクジェット方式による画像形成装置(以下、インクジェット画像形成装置という)が広く普及している(例えば特許文献1参照)。ここで、インクジェット画像形成装置のインク吐出方式には種々のものがあるが、一般に、ヘッドを記録媒体の搬送方向と直交する方向に移動させながらインクを吐出するスキャン方式のものと、ヘッドを移動させずにインクを吐出するシングルパス方式のものに大別される。
また、インクジェット画像形成装置における記録媒体の搬送方式にも種々のものがあるが、特に、記録媒体が長尺ウェブ状である場合には、無端状の搬送ベルトを有するベルト搬送装置を使用し、記録媒体を搬送ベルト上に密着させて搬送する構成が用いられる。また、記録媒体が布帛である場合、上記の搬送ベルト上に地張りと呼ばれる粘着剤ないし接着剤を塗布して布帛を搬送ベルト上に接着させて搬送することが行われている。
ところで、インクジェット画像形成装置の使用環境によっては、特に低湿度環境下においては、インクジェットヘッド内の吐出口(ノズル)付近のインクが乾燥し、該乾燥したインクによってノズルが詰まる現象(一般に「デキャップ」と呼ばれる。)が発生する問題がある。
このようなデキャップへの対策として、従来は、例えば、装置の周囲の湿度を上げておくこと、インクジェットヘッドの定期的なヘッドクリーニングを行うこと、ノズルからインクが吐出されない程度にインクジェットヘッドのノズルを振動させる(揺らす)こと、などにより対応していた。しかしながら、このような方法では、コスト増加や装置の複雑化を招く、或いは印字動作を行えないことから印刷の生産性が下がる等の課題があった。
印字動作の実行中にデキャップを抑制する動作を行うものとして、例えば特許文献1の記載の技術では、ノズルのインク増粘と紙粉によるノズルの詰まりを抑制するために、水を含む透明な液体を用紙に吐出して用紙を濡らす構成を採用している。
特開2015−24612号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、用紙上に液体を吐出して用紙を加湿することから、用紙外の領域に対向位置するインクジェットヘッドのノズルに対してはデキャップ抑制の効果が十分に得られない場合がある。加えて、特許文献1に記載の技術では、用紙に吐出される液体は、用紙を汚さないように透明度の高いものが必要となり、また印字される画像に影響を与えないように特殊な成分のものが必要となるため、この点でコスト増加を招く。
本発明の目的は、コスト増加を抑えることとデキャップ発生の抑制との両立を図ることが可能なインクジェット画像形成装置および加湿方法を提供することである。
本発明に係るインクジェット画像形成装置は、
記録媒体を載置して搬送する搬送部と、
複数の吐出口から前記記録媒体にインクを吐出するインクジェットヘッドと、
前記インクを吐出しない前記吐出口の周囲の湿度が増加するように、前記搬送部において前記記録媒体が載置されない非載置領域に液体を供給する液体供給部と、
を備える。
本発明に係る加湿方法は、
記録媒体を載置して搬送する搬送部と、複数の吐出口から前記記録媒体にインクを吐出するインクジェットヘッドと、を備えたインクジェット画像形成装置における加湿方法であって、
前記インクを吐出しない前記吐出口の周囲の湿度が増加するように、前記搬送部において前記記録媒体が載置されない非載置領域に液体を供給する。
本発明によれば、コスト増加を抑えることとデキャップ発生の抑制との両立を図ることができる。
従来のインクジェット画像形成装置の概略構成を示す側面図である。 図2Aおよび図2Bは、従来のインクジェット画像形成装置における問題点を説明するための平面図および正面図である。 図3Aおよび図3Bは、本実施の形態のインクジェット画像形成装置を説明する図であり、インクジェットヘッドがシングルパス方式の場合の液体供給部の概要構成を示す図である。 本実施の形態のインクジェット画像形成装置を図1に示す従来例と対比して示す側面図である。 図5Aおよび図5Bは、本実施の形態のインクジェット画像形成装置においてインクジェットヘッドがシングルパス方式の場合の概要構成を示す図である。 図6A、図6B、図6C、図6D、および図6Eは、各々、液体供給部の具体的な構成例ないし変形例を説明する図である。 液体供給部の他の構成例を説明する図である。 図8Aおよび図8Bは、液体供給部のさらに他の構成例を説明する図である。 液体供給部から搬送ベルトに供給される液体の高さを説明する図である。 液体供給部の他の構成例を示す図である。
以下、本実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、最初に図1を参照して、本実施の形態の前提となる従来のインクジェット画像形成装置の概略構成を説明する。
図1は、本実施の形態の前提となる従来のインクジェット画像形成装置100の一例を示す概略構成図である。このインクジェット画像形成装置100は、ベルト搬送装置2、画像形成部3、ベルトクリーニング装置4、制御部80等を備えている。
る。
ベルト搬送装置2は、所定の間隔をおいて平行に配置された複数(図示の例では2つ)のローラー21、22に亘って所定幅の無端状の搬送ベルト23が張架されている。これらローラー21、22間に架け渡された搬送ベルト23の上面は、記録媒体Pを密着させて載置する載置面となる。具体的には、搬送ベルト23の表面には、搬送中の記録媒体Pを搬送ベルト23の上面に密着させるために、地張りと呼ばれる粘着剤が塗布されている。また、一方のローラー21は図示しない搬送モーターによって駆動される駆動ローラーであり、他方のローラー22は、従動ローラーである。搬送ベルト23の材質等は任意であるが、後述する本実施の形態では、搬送ベルト23は、穴が開いていないなど、液体を透過しない構成とすることが望ましい。
ベルト搬送装置2では、駆動ローラー21が搬送モーターの回転駆動によって、図1中の反時計方向(矢印参照)に所定速度で回転することにより、従動ローラー22との間に架け渡された搬送ベルト23を回転移動させる。搬送モーターは、制御部80の制御によって回転駆動される。かかる動作により、搬送ベルト23の上面に載置されている記録媒体Pは、搬送方向である図1中の矢印A方向に向けて搬送される。
記録媒体Pには、例えば、紙、布帛、プラスチックフィルム、ガラス板等、インクジェット記録に通常使用される記録媒体を使用することができる。記録媒体Pは、所定サイズに裁断されたシート状であってもよいし、ロール状に巻回された元巻から連続して繰り出される長尺状であってもよい。一方で、後述する本実施の形態では、記録媒体Pとして布帛が使用される場合に好適である。
記録媒体Pとして長尺状の布帛が用いられる場合、図1に示すように、従動ローラー22に対向する位置に押圧ローラー24が配置される。また、搬送ベルト23における記録媒体Pの搬送方向上流側には、送り出しローラー25を備えた布帛専用の給送装置が配置される。これらの構成は公知であるため、詳述を省略する。
画像形成部3は、インクジェットヘッド35が収容される画像形成ユニット30を備える。画像形成ユニット30は、搬送ベルト23の記録媒体Pが載置される面の上方に所定の間隔をおいて配設されている。画像形成ユニット30の下面は、インクジェットヘッド35のインク吐出面35aと略一致している。インクジェットヘッド35は、制御部80の制御信号に基づいて、インク吐出面35aに設けられた図示しない多数のノズル(インク吐出口)からインク滴を吐出することにより、搬送ベルト23の回転移動によって搬送される記録媒体P上に所望の画像を形成する。
図1に示す例では、画像形成部3は、搬送ベルト23の幅方向に亘って固定状に架け渡され、連続的に搬送される記録媒体P上にインク滴を吐出することによって画像を記録するシングルパス型のインクジェットヘッド35および画像形成ユニット30が用いられている。この場合、印字時(画像形成時)に、搬送ベルト23は、連続的に移動(回転動作)するように、搬送モーターおよび駆動ローラー21の駆動が制御部80により制御される。
他の例として、画像形成部3は、後述するキャリッジ(31)に搭載されて、間欠的に搬送される記録媒体Pの搬送方向と直交する方向に往復移動するスキャン型(シャトル型とも呼ばれる)のインクジェットヘッド35が用いられる構成としてもよい。この場合、画像形成時に、搬送ベルト23は、待機状態と駆動状態を繰り返す間欠動作を行うように、搬送モーターおよび駆動ローラー21の駆動が制御部80により制御される。
ベルトクリーニング装置4は、ベルト搬送装置2に設けられており、図1の例では記録媒体Pが搬送される領域よりも下方の領域に設けられている。このベルトクリーニング装置4は、貯水タンク40、散水パイプ41、クリーニングブレード42等を備えている。
散水パイプ41は、搬送ベルト23に洗浄液を供給する洗浄液供給部の機能を有している。散水パイプ41は、搬送ベルト23の全幅に亘って架け渡されており、搬送ベルト23の表面に対向する部位に、長さ方向に沿って多数のノズル(図示せず)が配列されている。散水パイプ41は、制御部80の制御の下、散水ポンプ41aが駆動されることによって、貯水タンク40内の洗浄液が散水チューブ41bを介して供給され、供給された洗浄液をノズルから搬送ベルト23の表面に向けて噴射することにより(図1中の符号CL参照)、該搬送ベルト23の表面に付着した異物を洗浄する。なお、洗浄液CLは、水を主成分とし、例えば塩基性化合物を含有する液体である。
クリーニングブレード42は、搬送ベルト23の搬送方向における散水パイプ41の下流側に配置され、搬送ベルト23に当接して搬送ベルト23上の洗浄液等を除去する清掃部材としての機能を有する。クリーニングブレード42は、例えばゴム等の弾性材によって平板状に形成され、搬送ベルト23の全幅に亘って架け渡されている。クリーニングブレード42は、先端が搬送ベルト23の表面に常時当接するように、搬送方向における散水ポンプ41の下流側で、搬送方向の側に傾斜して取り付けられている。
このクリーニングブレード42は、搬送ベルト23の回転移動によって、上流側の散水パイプ41によって搬送ベルト23の表面に付着した汚染物質を含む洗浄液を、搬送ベルト23の表面から掻き取るようにして除去する。除去された洗浄液は、クリーニングブレード42の表面を流下して、貯水タンク40内に収容(回収)されるようになっている。
この例では、貯水タンク40は、図示しない給水パイプ、排水パイプ等と接続されており、貯水タンク40内の洗浄液は適宜に排水パイプから排出され、給水パイプを通じて供給される新しい洗浄液と交換できるようになっている。
制御部80は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備える。制御部80のCPUは、ROMから処理内容に応じたプログラムを読み出してRAMに展開し、展開したプログラムと協働してインクジェット画像形成装置100の各部の動作を集中制御する。
ところで、上述のようなインクジェット方式による画像形成装置では、使用環境によっては(典型的には低湿度環境下では)、インクが乾燥し、該乾燥したインクによってノズルが詰まるデキャップと呼ばれる現象が発生する。以下、この問題を、図2Aおよび図2Bを参照して、より詳しく説明する。ここで、図2Aは、図1で説明したインクジェット画像形成装置100の概略平面図、図2Bは同概略正面図である。
上述したように、インクジェットヘッド35(画像形成ユニット30)がシングルパス方式であって、図2Aおよび図2Bに示すように、搬送ベルト23の片側(図2における右側)を基準として記録媒体Pが搬送される場合、インク吐出面35aの複数のノズルのうち、記録媒体Pに対向していないノズルからはインクIが吐出されない。この場合、当該インクIが吐出されないノズルにデキャップが発生しやすい問題がある(図2B参照)。
すなわち、インクIが吐出されるインク吐出面35aのノズルは、吐出されたインクIの揮発成分が対向するノズルを加湿する効果が得られることから、デキャップが生じにくくなる。これに対して、インクIが吐出されないインク吐出面35aのノズルは、上記のようなインクの揮発成分による加湿効果が得られにくく、常に環境にさらされていることから、装置周囲の湿度が低い場合、インクの乾燥に起因したデキャップが生じやすくなる。
このようなデキャップが生じやすい問題への対策として、従来は、例えば、インクジェットヘッド35の定期的なヘッドクリーニングを行うこと、ノズルからインクが吐出されない程度にインクジェットヘッド35のノズルを振動させる(揺らす)こと、装置の周囲の湿度を上げておくこと、などにより対応していた。しかしながら、このような方法では、コスト増加や装置の複雑化を招く、或いは印刷の生産性が下がる等の課題がある。
そこで、本実施の形態のインクジェット画像形成装置1では、図3Aに示すように、インクジェットヘッド35のインクを吐出しないノズル(インク吐出口)の周囲の湿度が増加するように、搬送ベルト23の搬送面における記録媒体Pが載置されない非載置領域23aに、液体Lを供給する液体供給部5を設ける構成とした。
かかる構成によれば、図3Bに示すように、非載置領域23aに供給された液体Lが蒸発ないし揮発して対応するインク吐出面35aのノズル(吐出口)が湿潤(加湿)されることにより、非載置領域23aに対向してインクを吐出しないインクジェットヘッド35のノズルの乾燥ひいてはデキャップが有効に防止される。
図4に、図1の従来構成をベースとした本実施の形態のインクジェット画像形成装置1のより具体的な構成例を示す。なお、図1で説明した部分と同一ないし同等の部分については同一の符号を付して、適宜その説明を省略する。
図1と比較して分かるように、図4に示す本実施の形態のインクジェット画像形成装置1では、液体供給部5によりデキャップ防止用に供給する液体Lとして、貯水タンク40内の洗浄液(CL)を使用する。具体的には、液体供給部5は、図4に示すように、散水パイプ51、散水ポンプ51a、および散水チューブ51bを備える。
これら散水パイプ51、散水ポンプ51a、および散水チューブ51bは、図1で上述したベルトクリーニング装置4の散水パイプ41、散水ポンプ41a、および散水チューブ41bと同等の構成である。但し、液体供給部5の散水ポンプ51aは、搬送ベルト23の幅方向の一部の領域(すなわち非載置領域23a)に液体を供給することから、ベルトクリーニング装置4の散水パイプ41よりも短い長さとすることができる。
液体供給部5において、散水パイプ51は、搬送ベルト23の上述した非載置領域23aにデキャップ防止用の液体L(この例では洗浄液)を供給する液体供給部の機能を有している。散水パイプ51は、搬送ベルト23の非載置領域23aに対応する領域に配置されており、搬送ベルト23の表面に対向する部位に、長さ方向に沿って複数のノズル(図示せず)が配列されている。図4に示す例では、散水パイプ51は、搬送方向における画像形成ユニット30(インクジェットヘッド35)の上流側かつ搬送ベルト23の上面に対向して配置されている。散水パイプ51は、制御部80の制御の下、散水ポンプ51aが駆動されることによって、貯水タンク40内の液体(洗浄液)が散水チューブ51bを介して供給され、供給された液体をノズルから搬送ベルト23の非載置領域23aに供給(滴下)する(図3Aも参照)。本実施の形態では、液体供給部5は、制御部80の制御により、印刷ジョブの実行中に、回転駆動される搬送ベルト23の非載置領域23aに液体Lを供給する。
なお、散水パイプ51による液体Lの供給は、非載置領域23aの全域に行う必要はない。特に、散水パイプ51により搬送ベルト23の非載置領域23aに供給された液体Lが搬送ベルト23上で跳ねる或いは広がる等によって、当該液体Lが記録媒体Pに接触すると、印刷品質が悪くなり望ましくない。したがって、非載置領域23aに対する記録媒体P側への液体Lの供給位置は、供給時の跳ねや供給後の幅方向への広がりなどの誤差等を考慮して、記録媒体Pに液体Lが接触しない位置に設定するとよい。
上記のような構成によれば、散水パイプ51から供給された液体Lの液滴は、地張りが塗布された搬送ベルト23の上面の非載置領域23aに滴下され、かかる非載置領域23aの上方に揮発しながら進行し、対応するインクジェットヘッド35のインク吐出面35aの下を通過する。このときに、揮発する液体成分(主に水分)によりインク吐出面35aのノズル(吐出口)が湿潤されることにより、非載置領域23aに対向してインクを吐出しないインクジェットヘッド35のノズルの乾燥ひいてはデキャップが有効に防止される。
この後、非載置領域23aの液体Lは、クリーニングブレード42によって、散水パイプ41から放出された洗浄液とともに搬送ベルト23から除去ないし清掃され、クリーニングブレード42を介して貯水タンク40内に回収される。したがって、図4に示す構成例では、クリーニングブレード42は、搬送ベルト23の非載置領域23aを清掃する清掃部としての機能を担う。また、クリーニングブレード42および貯水タンク40は、非載置領域23aに供給された液体Lを回収する回収部として機能する。
上述した構成例では、液体供給部5が非載置領域23aに供給する液体Lとして、搬送ベルト23を洗浄するための洗浄液(CL)を使用する場合について説明した。一方、液体供給部5で使用する液体Lは、これに制限されず、搬送ベルト23上で揮発することにより、インクジェットヘッド35のノズルの乾燥ひいてはデキャップを防止できる液体であればよい。なお、記録媒体Pとして布帛を使用する本実施の形態では、インクジェットヘッド35で使用され得る各種インク(布帛の種類によって異なる)の共通の性質からは、液体供給部5で使用する液体は、水を含有する液体であることが好ましい。
また、本実施の形態では、液体供給部5により非載置領域23aに供給する液体Lは、記録媒体Pには直接接触しないことから、透明である必要もない。このため、液体供給部5で使用する液体は、廃液などを再利用することもできる。
このように、本実施の形態では、搬送ベルト23の一部分(非載置領域23aだけ)を液体Lで濡らす構成であることから、コスト増加を抑えることとデキャップ発生の抑制との両立を図ることができる。
なお、液体供給部5(散水パイプ51)から供給する液体Lを上述した洗浄液(CL)以外の液体とする場合、かかる液体Lを収容するための専用のタンクを設け、かかるタンクに散水チューブ51b等を接続すればよい。
図5Aおよび図5Bに、インクジェットヘッド35(画像形成部3)がスキャン方式である場合の本実施の形態におけるインクジェット画像形成装置1(1A)の構成例を示す。スキャン方式のインクジェット画像形成装置1Aの場合、インクジェットヘッド35は、記録媒体Pの搬送方向と直交する方向(矢印B参照)に移動するキャリッジ31内に収容される。
また、スキャン方式のインクジェット画像形成装置1Aでは、インク受け桶36が配置され、キャリッジ31が矢印B方向に移動する際に、デキャップ防止のために、適宜インク受け桶36に向けてインクジェットヘッド35からインクを吐き捨てる構成のものがある。すなわち、インクジェットヘッド35が移動するスキャン方式のインクジェット画像形成装置1Aでは、上述したシングルパス方式のものと比較して、インクの揮発成分による加湿効果が得られにくくなり、インクジェットヘッド35の各ノズルが環境に曝される時間が長くなる傾向にある。このため、インクジェット画像形成装置1Aでは、デキャップが生じやすい状態のノズル(例えば図5B中の左側の「吐出無し」に対応するノズル)がある場合、かかるノズルからインク受け桶36に向けてインクを吐き捨てる動作を行うことにより、デキャップ発生のリスクを低減することができる。
一方で、デキャップが発生しやすいノズルからその都度インクを吐き捨てる動作を繰り返し行うと、資源の無駄およびコスト増になる。
そこで、本実施の形態では、図5Aおよび図5Bに示すように、図3および図4で上述した例と同様に液体供給部5を設けるようにする。かかる構成を備えたインクジェット画像形成装置1Aでは、インクジェットヘッド35においてインクが吐出されないインク吐出面35aのノズルが環境に曝露される時間を減らすことが出来るので、かかるノズルのデキャップが有効に防止される。さらに、インクジェット画像形成装置1Aによれば、インクが吐出される側のノズルであっても、当該ノズルが記録媒体Pの位置に到達するまでの間に、環境に曝露される時間を出来るだけ少なくすることができる。このため、インクジェット画像形成装置1Aによれば、上述したインク受け桶36にインクを吐き捨てる動作さらにはインクジェットヘッド35の全ノズルからインクを吐き捨てるフラッシングの動作を減らすことができる。総じて、インクジェット画像形成装置1Aによれば、インク資源の節約を図りながらデキャップの発生を防止ないし抑制することができる。
次に、図6A〜図6Eを参照して、液体供給部5の種々の構成例について説明する。図3〜図5で説明した散水パイプ51を用いた構成例を図6Aに再掲する。
他の構成例として、図6Bに示すように、散水パイプ51に変えて公知のインクジェットヘッド52を用いて搬送ベルト23の非載置領域23aに液体Lを供給(吐出)してもよい。
図6Cに示す構成例は、ベルトクリーニング装置4のクリーニングブレード42の先端側における搬送ベルト23の非載置領域23aに対応する部位に切欠部42aを設け、かかる切欠部42aのある先端側が搬送ベルト23に当接しないようにしている。
かかる構成によれば、ベルトクリーニング装置4自体が液体供給部5としての機能を兼ね備えたものとすることができるので、上述した散水パイプ51、散水ポンプ51aおよび散水チューブ51bを省略することができ、さらなる低コスト化を図ることができる。一方、この変形例によれば、クリーニングブレード42が搬送ベルト23の非載置領域23aを清掃する清掃部として機能しなくなる。このため、必要に応じて、搬送方向におけるインクジェットヘッド35の下流側かつクリーニングブレード42の上流側に、非載置領域23aを清掃するブレードや吸湿ローラーなどの清掃部を設けてもよい。
また、非載置領域23aに供給された液体Lを清掃および回収する位置や量を調整するために、例えば公知のソレノイド等を用いて、図1で上述したクリーニングブレード42や貯水タンク40の位置を移動可能に構成し、制御部80の制御によりソレノイド等の動作を制御してもよい。ここで、クリーニングブレード42や貯水タンク40の位置移動に関し、例えば不図示のガイドレール等を用いて、搬送ベルト23による搬送方向と交わる幅方向に移動する構成とし得る。あるいは、クリーニングブレード42等の位置移動に関し、例えば図3Bに示すクリーニングブレード42の右端側の部分に回転軸を設けて、クリーニングブレード42の左端側の位置を搬送方向に沿った方向に移動(回動)する構成としてもよい。また、クリーニングブレード42の下端側の部分に回転軸を設けて、クリーニングブレード42の上端側の位置(搬送ベルト23に当接する角度ないし押し当てる量)を変える構成としてもよい。また、かかる構成は、図7で後述する構成例と組み合わせて、液体供給部5による液体Lを供給する位置に応じて、制御部80の制御によりクリーニングブレード42や貯水タンク40の上述した位置を移動させるようにするとよい。このような構成とすることにより、必要(記録媒体Pの位置や湿度環境など)に応じて、制御部80の制御により、搬送ベルト23の非載置領域23aに供給された液体Lを清掃および回収する位置や量を調整することができる。
図6Dに示す構成例は、散水パイプ51に変えて、濡らしたスポンジローラー53を搬送ベルト23の非載置領域23aに対向配置して、非載置領域23aを濡らすようにした場合である。ここで、スポンジローラー53の軸53aは、駆動ローラー21および従動ローラー22の回転軸に対して、平行に配置されることが好ましい。また、スポンジローラー53の軸53aの構成につき、かかる軸を中空とし、かつ、スポンジローラー53の部分に開口孔を設けて、スポンジローラー53を濡らす液体が、軸53aを通じて供給される構成としてもよい。
なお、上述した構成例は、適宜組み合わせることができる。例えば、図6Eに示す構成は、図6Aの構成と図6Dの構成を組み合わせた例であり、スポンジローラー53の上に散水パイプ51を配置している。図示しないが、スポンジローラー53の上に図6Bで上述した公知のインクジェットヘッド52を配置してもよい。
このような構成とすることにより、散水パイプ51(またはインクジェットヘッド52)から落下ないし吐出した液体L(液滴)がスポンジローラー53内に一旦吸収され、該スポンジローラー53内に含まれる液体Lにより対応する非載置領域23aが濡らされる。したがって、かかる構成によれば、散水パイプ51等から落下した液体L(液滴)が非載置領域23a上で飛び散ることを防止しつつ、スポンジローラー53を通じて非載置領域23aに供給される液体の濡れ具合(液体Lの厚み等)が安定する効果が得られる。
図7に、図6Aに示す構成例をベースとして、上述した送り出しローラー25(図4等を参照)の近傍に、記録媒体Pの幅方向における非載置領域23a側の端部(以下、側端という)を検知する側端検知センサー60を設けた例を示す。側端検知センサー60は、送り出しローラー25から送り出された記録媒体Pの側端を検知して、かかる検知信号を制御部80に供給する。制御部80は、側端検知センサー60の検知信号に基づいて、記録媒体Pにおける駆動ローラー21の軸方向に沿った当該端部の位置を特定する。
記録媒体Pの側端を検知する側端検知センサー60におけるセンシングの方式は、この例では発光素子および受光素子を備えた光学的な方式を用いている。一方、かかるセンシングの方式は、他の方式、例えば記録媒体Pの側端に接触してその位置を検出する機械的な方式であってもよい。
図7に示す例では、散水パイプ51が図示しないソレノイドなどの駆動部に接続されており、当該駆動部は、制御部80の駆動信号に従って作動することによって、散水パイプ51を駆動ローラー21等の軸方向に沿って移動させる(図7中の両矢印を参照)。制御部80は、側端検知センサー60の検知信号に基づいて記録媒体Pの側端の位置を特定し、該特定された側端の位置に対応した位置に散水パイプ51を移動させるように制御する。
具体的には、制御部80は、記録媒体Pの側端の位置が図7に示す位置から左側にずれた場合、当該ずれ分だけ散水パイプ51を左側に移動させるように制御する。また、制御部80は、記録媒体Pの側端の位置が図7に示す位置から右側にずれた場合、当該ずれ分だけ散水パイプ51を右側に移動させるように制御する。
すなわち、この例では、液体供給部5(散水パイプ51)は、側端検知センサー60の検知結果に基づいた、非載置領域23aと記録媒体Pの側端との境界位置の変化に応じて、液体Lを供給する位置を変える構成となっている。このような構成とすることにより、散水パイプ51から供給される液体Lが記録媒体Pに接触することを有効に防止できる。
なお、図7に示す構成例をベースとしつつ、散水パイプ51に代えて図6Bに示すインクジェットヘッド52を使用してもよい。この場合、記録媒体Pの側端の位置が図7に示す位置から左側(または右側)にずれた場合、インクジェットヘッド52を移動させる必要はなく、当該ずれに対応した領域のノズルから液体を吐出するように、制御部80により制御すればよい。
図8Aおよび図8Bに、液体供給部5から供給される液体Lの量を湿度に応じて変える制御例を示す。一例では、インクジェットヘッド35の周辺に図示しない公知の湿度センサー(湿度検出部)を設け、制御部80は、かかる湿度センサーにより検知された湿度が閾値(例えば90%)未満の場合には液体供給部5による液体供給を行う。一方、制御部80は、湿度センサーにより検知された湿度が閾値(90%)以上の場合には、液体供給部5による液体供給を行わないように制御する(図8B参照)。他にも、制御部80は、湿度センサーにより検知された湿度が閾値に近づくにつれて液体供給部5による液体供給を減らしてゆく等、種々の制御を行うことができる。
上述した各種の構成例において、液体供給部5から供給される液体Lの量は、かかる液体Lの非載置領域23a上の高さが、インクジェットヘッド35のインク吐出面35a(すなわちノズル)に接触しない程度の高さとなるような供給量とすることが望ましい。一方、インクジェットヘッド35のインク吐出面35aに接触しない高さであれば、例えば図9に示すように、供給される液体Lの高さを、記録媒体Pの厚みと同等あるいはそれ以上の高さとしてもよい。
上述した実施の形態では、液体供給部5の散水パイプ51を搬送ベルト23の上方に配置し、搬送ベルト23の上面側の非載置領域23aにデキャップ防止用の液体を供給(すなわち液滴Lを滴下、吐出など)する構成について説明した。他の実施の形態として、例えば図10に示すように、液体供給部5の散水パイプ51を搬送ベルト23の下方に配置し、搬送ベルト23の下面側の非載置領域23aにデキャップ防止用の液体を供給(液滴Lを吐出、噴射など)する構成としてもよい。図10に示すインクジェット画像形成装置1Bは、散水パイプ51,散水ポンプ51aおよび散水チューブ51bの配置が変更されており、他の構成は図4に示すインクジェット画像形成装置1と同様であるため、他の構成についての説明を省略する。また、図5〜図9を参照して説明した各種変形例は、図10に示すインクジェット画像形成装置1Bにも同様に適用可能である。
図10に示す構成例では、搬送ベルト23の下面側から液体を供給することから、搬送ベルト23の上面側から液体を供給する図4の構成例に比べて散水ポンプ51aによる駆動力(圧力)を高めに設定する必要がある。一方、図10に示す構成例では、散水チューブ51bの長さを短くでき、また、搬送ベルト23における記録媒体Pが載置されない表面の非載置領域23aに液体Lを供給することから、搬送ベルト23に供給された液体L(液滴)が跳ねた場合でも当該液滴が記録媒体Pに直接接触しない等のメリットがある。
以上、詳細に説明したように、本実施の形態のインクジェット画像形成装置1,1A,1Bでは、搬送ベルト23の一部分だけを濡らす構成、言い換えると必要なところに必要な量の液体Lを供給する構成であることから、短時間かつ低コストでインクジェットヘッド35のデキャップを抑制することができる。また、本実施の形態では、インクジェットヘッド35の全ノズルからインクを吐き捨てるフラッシングのように、インクを消費することなくデキャップを抑制することができる点からも、低コスト化が図られる。さらに、本実施の形態では、デキャップ抑制の動作を印字動作中に行うことから、ヘッドクリーニング等と異なり印字停止による稼働時間の低減が発生しないメリットもある。
その他、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1,1A,1B インクジェット画像形成装置
2 ベルト搬送装置
3 画像形成部
4 ベルトクリーニング装置
5 液体供給部
21 駆動ローラー
22 従動ローラー
23 搬送ベルト(搬送部)
23a 非載置領域
24 押圧ローラー
25 送り出しローラー
30 画像形成ユニット
31 キャリッジ
35 インクジェットヘッド
35a インク吐出面
36 インク受け桶
40 貯水タンク(回収部)
41 散水パイプ
41a 散水ポンプ
41b 散水チューブ
42 クリーニングブレード(清掃部、回収部)
42a 切欠部
51 散水パイプ
51a 散水ポンプ
51b 散水チューブ
52 インクジェットヘッド
53 スポンジローラー
60 側端検知センサー(端部検知部)
80 制御部
CL 洗浄液
I インク
L 液体
P 記録媒体

Claims (15)

  1. 記録媒体を載置して搬送する搬送部と、
    複数の吐出口から前記記録媒体にインクを吐出するインクジェットヘッドと、
    前記インクを吐出しない前記吐出口の周囲の湿度が増加するように、前記搬送部において前記記録媒体が載置されない非載置領域に液体を供給する液体供給部と、
    を備えるインクジェット画像形成装置。
  2. 前記非載置領域に供給された前記液体を清掃する清掃部を備える、
    請求項1に記載のインクジェット画像形成装置。
  3. 前記非載置領域に供給された前記液体を回収する回収部を備える、
    請求項1または2に記載のインクジェット画像形成装置。
  4. 前記液体供給部は、前記非載置領域と前記記録媒体との、前記搬送部による搬送方向と交わる幅方向における境界位置の変化に応じて前記液体を供給する位置を変える、
    請求項1から3のいずれかに記載のインクジェット画像形成装置。
  5. 前記液体供給部は、前記記録媒体の前記幅方向における前記非載置領域側の端部を前記境界位置として検知する端部検知部の検知結果に応じて、前記液体を供給する位置を変える、
    請求項4に記載のインクジェット画像形成装置。
  6. 前記液体供給部は、前記インクジェットヘッドの周辺の湿度の変化に応じて前記液体の供給量を変える、
    請求項1から5のいずれかに記載のインクジェット画像形成装置。
  7. 前記液体供給部は、前記インクジェットヘッドの周辺の湿度を検出する湿度検出部の検出結果に応じて前記供給量を変える、
    請求項6に記載のインクジェット画像形成装置。
  8. 前記液体供給部は、前記インクジェットヘッドの前記吐出口に接触しないように前記液体を供給する、
    請求項1から7のいずれかに記載のインクジェット画像形成装置。
  9. 前記搬送部の前記非載置領域を清掃する清掃部と、
    前記液体供給部による前記液体を供給する位置に応じて、前記清掃部の位置を移動させる制御を行う制御部と、を備える、
    請求項4または5に記載のインクジェット画像形成装置。
  10. 前記非載置領域に供給された前記液体を回収する回収部と、
    前記液体供給部による前記液体を供給する位置に応じて、前記回収部の位置を移動させる制御を行う制御部と、を備える、
    請求項4または5に記載のインクジェット画像形成装置。
  11. 前記搬送部は、搬送ベルトを有し、
    前記液体供給部は、前記搬送ベルトにおける前記記録媒体が載置されない表面の前記非載置領域に前記液体を供給する、
    請求項1から10のいずれかに記載のインクジェット画像形成装置。
  12. 前記液体は、少なくとも水を含む、
    請求項1から11のいずれかに記載のインクジェット画像形成装置。
  13. 前記記録媒体は長尺状であり、
    前記液体供給部は、前記搬送部に載置されている前記記録媒体の側端に接触しない位置に、前記液体を供給する、
    請求項4または5に記載のインクジェット画像形成装置。
  14. 前記記録媒体は布帛であり、
    前記搬送部は、粘着剤が塗布される搬送ベルトを有する、
    請求項1から13のいずれかに記載のインクジェット画像形成装置。
  15. 記録媒体を載置して搬送する搬送部と、複数の吐出口から前記記録媒体にインクを吐出するインクジェットヘッドと、を備えたインクジェット画像形成装置における加湿方法であって、
    前記インクを吐出しない前記吐出口の周囲の湿度が増加するように、前記搬送部において前記記録媒体が載置されない非載置領域に液体を供給する、
    加湿方法。
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