JP5597485B2 - 洗浄装置及び塗布装置並びに画像形成装置 - Google Patents
洗浄装置及び塗布装置並びに画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5597485B2 JP5597485B2 JP2010190740A JP2010190740A JP5597485B2 JP 5597485 B2 JP5597485 B2 JP 5597485B2 JP 2010190740 A JP2010190740 A JP 2010190740A JP 2010190740 A JP2010190740 A JP 2010190740A JP 5597485 B2 JP5597485 B2 JP 5597485B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiper blade
- liquid
- peripheral surface
- impression cylinder
- medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J29/00—Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
- B41J29/17—Cleaning arrangements
Description
(圧胴周面の洗浄方法の説明)
図1(a)〜(e)は、本発明の実施形態に係る洗浄装置を用いた圧胴の洗浄処理の各工程を模式的に図示した説明図である。図1(a)〜(e)に図示した洗浄装置10は、塗布装置20に設けられる圧胴22の周面22Aに付着した液体を除去するものであり、圧胴周面22Aを払拭する手段としてドクターブレード12とワイパーブレード14とを具備している。媒体保持面(圧胴周面22A)に保持される媒体の移動方向上流側にドクターブレード12が配設され、媒体の移動方向下流側にワイパーブレード14が配設された構造を有している。
次に、図1(a)〜(e)に図示した洗浄装置10の構造について詳説する。
図4は、図2の一部拡大図であり、洗浄装置10による洗浄処理中の状態を示す図である。同図に示すように、洗浄処理中は圧胴周面22Aにワイパーブレード14及びカムフォロア36を接触させ、ドクターブレード12は圧胴周面22Aに近接させるように、符号Dを付して図示した方向に作用する付勢力によって付勢される。
次に、本発明の第2実施形態に係る洗浄装置を用いた圧胴の洗浄方法について説明する。
図9(a)〜(d)は、洗浄装置100を用いた圧胴周面22Aの洗浄処理の各工程を模式的に図示した説明図である。なお、図9(a)〜(d)中、図1(a)〜(e)と共通する部分には同一の符号を付し、その説明は省略する。
次に、図9(a)〜(d)に図示した洗浄装置100の構造について詳説する。
図11に示すワイパーブレード114の離間動作では、破線で図示したカム部22Bにカムフォロア136Bが乗り上げ、符号Hを付して図示した矢印線の方向にワイパーブレード支持部材134が押し下げられ、ワイパーブレード114を圧胴周面22Aから離間
させる。また、ワイパーブレード支持部材134によってカムフォロア136Aが押し下げられると、ドクターブレード支持部材132は回転リンク138Aを回転軸として符号Iを付して図示した矢印線の方向に回転して、ドクターブレード112は圧胴周面22Aを近接させる。
図12及び図13は、第2実施形態の変形例に係る洗浄装置100’の全体構成図である。図12はワイパーブレード114による圧胴周面22Aの払拭処理中の状態(図10に対応する状態)であり、図13はグリッパ部28A(28B)を回避するために、ワイパーブレード114が圧胴周面22Aから離間している状態(図11に対応する状態)である。
次に、本発明の第3実施形態に係る洗浄装置について説明する。
図14(a)〜(d)は、洗浄装置200を用いた圧胴周面22Aの洗浄処理の各工程を模式的に図示した説明図である。なお、第1及び第2実施形態と共通する部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
次に、図14(a)〜(d)に示した洗浄装置200の構造について詳説する。
図15に示す洗浄装置200は、圧胴周面22Aにカムフォロア236が接触している状態では、ワイパーブレード214は圧胴周面22Aに当接し、吸収ローラ215は圧胴周面22Aから離間し、ワイパーブレード214による払拭処理が行われる。
同図に示すように、グリッパ部28A,28Bに対応して圧胴22に設けられるカム部22Bにカムフォロア236が乗り上げると、ワイパーブレード214は符号Pを付して図示した方向へ移動して圧胴周面22Aから離間するとともに、吸収ローラ215は符号Qを付して図示した方向へ移動して圧胴周面22Aに当接する。グリッパ部28A(28B)がワイパーブレード214の払拭処理位置を通過すると、カムフォロア236はカム部22Bに乗り上げた状態から圧胴周面22Aに接触する状態に戻り、ワイパーブレード214を圧胴周面22Aに当接させる。
次に、本発明の第4実施形態に係る圧胴の洗浄方法について説明する。
図17(a)〜(d)は、本発明の実施形態に係る圧胴の洗浄方法の各工程を模式的に図示した説明図である。なお、第1〜3実施形態と共通する部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
次に、上述した洗浄装置10(10’,10”,100,100’,200,300)及び塗布装置20,320を記録媒体にカラー画像を形成するインクジェット記録装置へ適用した構成例について説明する。以下に説明するインクジェット記録装置は、記録媒体に凝集処理剤を塗布する処理液塗布部へ上述した塗布装置20,320を適用し、塗布処理部の圧胴周面の洗浄装置へ洗浄装置10(10’,10”,100,100’,200,300)を適用したものである。
図18は、本実施形態に係るインクジェット記録装置の全体構成を示した構成図である。同図に示すインクジェット記録装置410は、色材を含有するインクと該インクを凝集させる機能を有する凝集処理液を用いて、所定の画像データに基づいて記録媒体414の記録面に画像を形成する二液凝集方式の記録装置である。
給紙部420は、給紙トレイ422と不図示の送り出し機構が設けられ、記録媒体414は給紙トレイ422から一枚ずつ送り出されるように構成されている。給紙トレイ422から送り出された記録媒体414は、渡し胴(給紙胴)432のグリッパ(不図示)の位置に先端部が位置するように不図示のガイド部材によって位置決めされて一旦停止する。
処理液塗布部430は、給紙胴432から受け渡された記録媒体414を外周面に保持して記録媒体414を所定の搬送方向へ搬送する圧胴(処理液ドラム)434と、処理液ドラム434の外周面に保持された記録媒体414の記録面に処理液を付与する処理液塗布装置436と、含んで構成されている。処理液ドラム434を図18における反時計回りに回転させると、記録媒体414は処理液ドラム434の外周面に沿って反時計回り方向に回転搬送される。
理液とインクとが接触すると、インク中の色材と溶媒との分離が促進される。
描画部440は、記録媒体414を保持して搬送する圧胴(描画ドラム)444と、記録媒体414を描画ドラム444に密着させるための用紙抑えローラ446と、記録媒体414にインクを付与するインクジェットヘッド448M,448K,448C,448Yを備えている。なお、描画ドラム444の基本構造は、先に説明した処理液ドラム434と共通しているので、ここでの説明は省略する。
乾燥処理部450は、画像形成後の記録媒体414を保持して搬送する圧胴(乾燥ドラム)454と、該記録媒体414上の水分(液体成分)を蒸発させる乾燥処理を施す溶媒乾燥装置456を備えている。なお、乾燥ドラム454の基本構造は、先に説明した処理液ドラム434及び描画ドラム444と共通しているので、ここでの説明は省略する。
定着処理部460は、記録媒体414を保持して搬送する圧胴(定着ドラム)464と、画像形成がされ、さらに、液体が除去された記録媒体414に加熱処理を施すヒータ466と、該記録媒体414を記録面側から押圧する定着ローラ468と、を備えて構成される。なお、定着ドラム464の基本構造は処理液ドラム434、描画ドラム444、及び乾燥ドラム454と共通しているので、ここでの説明は省略する。ヒータ466及び定着ローラ468は、定着ドラム464の外周面に対向する位置に配置され、定着ドラム464の回転方向(図18において反時計回り方向)の上流側から順に配置される。
図18に示すように、定着処理部460に続いて排出部470が設けられている。排出部470は、張架ローラ472A,472Bに巻きかけられた無端状の搬送ベルト474と、画像形成後の記録媒体414が収容される排出トレイ476と、を備えて構成されている。
次に、描画部440に具備されるインクジェットヘッド448M,448K,448C,448Yの構造について説明する。なお、各色に対応するインクジェットヘッド448M,448K,448C,448Yの構造は共通しているので、以下、これらを代表して符号400によってインクジェットヘッド(以下、単に「ヘッド」ともいう。)を示すものとする。
うに、インク吐出口であるノズル502と、各ノズル502と連通する圧力室504と、不図示の共通流路と各圧力室504とを連通させる供給口506等からなる複数のインク室ユニット(記録素子単位としての液滴吐出素子)508をマトリクス配置した構造を有し、これにより、ヘッド500の長手方向である主走査方向に沿って並ぶように投影される実質的なノズル間隔(図20に符号Pnを付して図示する投影ノズルピッチ)の高密度化を達成している。
図24は、インクジェット記録装置410の制御系の概略構成を示すブロック図である。インクジェット記録装置410は、通信インターフェース540、システム制御部542、搬送制御部544、画像処理部546、ヘッド駆動部548を備えるとともに、記憶部(メモリ)550、一次記憶部552を備えている。
上記に詳述した発明の実施形態についての記載から把握されるとおり、本明細書は少なくとも以下に示す発明を含む多様な技術思想の開示を含んでいる。
Claims (18)
- 液が塗布される媒体を保持して所定の方向へ搬送する圧胴の軸方向に沿って配設されるとともに、前記圧胴の周面との接触位置よりも前記媒体の搬送方向上流側と、前記圧胴の周面を払拭する面とのなす角が90度未満となるように前記接触位置における前記周面の法線方向に対して傾けられて配設され、前記周面に付着した液を払拭除去するワイパーブレードと、
前記媒体の端部を挟持するために前記圧胴に設けられた挟持部材が前記ワイパーブレードによる払拭処理位置を通過する際に、前記ワイパーブレードを前記圧胴から離間させるように前記ワイパーブレードを移動させる移動手段と、
前記ワイパーブレードが前記周面から離間する直前に前記ワイパーブレードにより払拭され、前記ワイパーブレードを滑落しきれなかった液によって形成される液たまりの少なくとも一部の液を除去する液たまり除去手段と、
を備え、
前記液たまり除去手段は、前記圧胴の軸方向に沿って配設されるとともに、前記周面の媒体の搬送方向上流側と前記圧胴の液を除去する面とのなす角が90度を超えるように前記周面の法線方向に対して傾けられて配設され、前記周面に対して接触させた状態又は前記周面に近接させた非接触の状態で前記液たまりの少なくとも一部の液を除去するドクターブレードを含むことを特徴とする洗浄装置。 - 請求項1に記載の洗浄装置において、
前記ドクターブレードは、前記ワイパーブレードの前記媒体の搬送方向上流側に設けられ、
前記移動手段は、前記ワイパーブレードと前記ドクターブレードとを一体に前記周面から離間させる構造を有することを特徴とする洗浄装置。 - 請求項2に記載の洗浄装置において、
前記移動手段は、前記ドクターブレードによる払拭処理位置に前記挟持部材が配設される前記周面に形成される凹部が到達し、かつ、前記ワイパーブレードによる払拭処理位置に前記凹部が到達する前に前記ワイパーブレード及び前記ドクターブレードを前記周面から離間させることを特徴とする洗浄装置。 - 請求項3に記載の洗浄装置において、
前記移動手段は、前記凹部が前記ワイパーブレードによる払拭処理位置を通過した後に前記ワイパーブレードを前記周面に接触させるとともに、前記ドクターブレードを前記周面に接触又は近接させるように前記ワイパーブレード及び前記ドクターブレードを移動させることを特徴とする洗浄装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の洗浄装置において、
前記周面は、最大サイズの媒体の後端部よりも前記媒体の搬送方向上流側に撥液処理が施されることを特徴とする洗浄装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の洗浄装置において、
前記ワイパーブレードの前記媒体の搬送方向上流側に前記周面を湿潤化させる湿潤化手段を備えたことを特徴とする洗浄装置。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の洗浄装置において、
前記ドクターブレードは、前記ワイパーブレードの前記媒体の搬送方向下流側に設けられ、
前記移動手段は、前記ワイパーブレードと前記ドクターブレードを別々に前記周面から離間させる構造を有するとともに、前記ワイパーブレードによる払拭処理位置に前記挟持部材が配設される前記周面に形成される凹部が到達したタイミングで前記ワイパーブレードを前記周面から離間させ、かつ、前記ドクターブレードを前記周面に接触又は近接させて前記ドクターブレードによって前記液たまりの少なくとも一部の液を除去することを特徴とする洗浄装置。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の洗浄装置において、
前記ドクターブレードは、前記ワイパーブレードの前記媒体の搬送方向下流側に設けられ、
前記移動手段は、前記ワイパーブレードと前記ドクターブレードを一体に移動させ、かつ、前記ワイパーブレードによる払拭処理位置に前記挟持部材が配設される前記周面に形成される凹部が到達したタイミングで前記ワイパーブレードを前記周面から離間させるとともに、前記ドクターブレードを前記周面に接触又は近接させる構造を有することを特徴とする洗浄装置。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の洗浄装置において、
前記液たまり除去手段は、前記ワイパーブレードの前記媒体の搬送方向下流側に設けられ、前記周面に接触して前記液たまりの液を吸収除去する吸収手段を含むことを特徴とする洗浄装置。 - 請求項9に記載の洗浄装置において、
前記移動手段は、前記ワイパーブレードと前記吸収手段を一体に移動させ、かつ、前記ワイパーブレードによる払拭処理位置に前記挟持部材が配設される前記周面に形成される凹部が到達したタイミングで前記ワイパーブレードを前記周面から離間させるとともに、前記吸収手段を前記周面に接触させる構造を有することを特徴とする洗浄装置。 - 液が塗布される媒体を保持して所定の方向へ搬送する圧胴の軸方向に沿って配設されるとともに、前記圧胴の周面との接触位置よりも前記媒体の搬送方向上流側と、前記圧胴の周面を払拭する面とのなす角が90度未満となるように前記接触位置における前記周面の法線方向に対して傾けられて配設され、前記周面に付着した液を払拭除去するワイパーブレードと、
前記媒体の端部を挟持するために前記圧胴に設けられた挟持部材が前記ワイパーブレードによる払拭処理位置を通過する際に、前記ワイパーブレードを前記圧胴から離間させるように前記ワイパーブレードを移動させる移動手段と、
前記ワイパーブレードが前記周面から離間する直前に前記ワイパーブレードにより払拭され、前記ワイパーブレードを滑落しきれなかった液によって形成される液たまりの少なくとも一部の液を除去する液たまり除去手段であり、前記ワイパーブレードの前記媒体の搬送方向下流側に設けられ、前記周面に接触して前記液たまりの液を吸収除去する吸収手段を含む液たまり除去手段と、
を備え、
前記移動手段は、前記ワイパーブレードと前記吸収手段を一体に移動させ、かつ、前記ワイパーブレードによる払拭処理位置に前記挟持部材が配設される前記周面に形成される凹部が到達したタイミングで前記ワイパーブレードを前記周面から離間させるとともに、前記吸収手段を前記周面に接触させる構造を有することを特徴とする洗浄装置。 - 媒体を保持して所定の方向へ搬送する圧胴と、
前記媒体に液を塗布する塗布部と、
を具備し、
前記塗布部は、前記圧胴の軸方向に沿って配設されるとともに、前記圧胴の周面との接触位置よりも前記媒体の搬送方向上流側と、前記圧胴の周面を払拭する面とのなす角が90度未満となるように前記周面の法線方向に対して傾けられて配設され、前記周面に付着した液を払拭除去するワイパーブレードと、
前記媒体の端部を挟持するために前記圧胴に設けられた挟持部材が前記ワイパーブレードによる払拭処理位置を通過する際に、前記ワイパーブレードを前記圧胴から離間させるように前記ワイパーブレードを移動させる移動手段と、
前記ワイパーブレードが前記周面から離間する直前に前記ワイパーブレードにより払拭され、前記ワイパーブレードを滑落しきれなかった液によって形成される液たまりの少なくとも一部の液を除去する液たまり除去手段であり、前記圧胴の軸方向に沿って配設されるとともに、前記周面の媒体の搬送方向上流側と前記圧胴の液を除去する面とのなす角が90度を超えるように前記周面の法線方向に対して傾けられて配設され、前記周面に対して接触させた状態又は前記周面に近接させた非接触の状態で前記液たまりの少なくとも一部の液を除去するドクターブレードを含む液たまり除去手段と、
を備えたことを特徴とする塗布装置。 - 媒体を保持して所定の方向へ搬送する圧胴と、
前記媒体に液を塗布する塗布部と、
を具備し、
前記塗布部は、前記圧胴の軸方向に沿って配設されるとともに、前記圧胴の周面との接触位置よりも前記媒体の搬送方向上流側と、前記圧胴の周面を払拭する面とのなす角が90度未満となるように前記周面の法線方向に対して傾けられて配設され、前記周面に付着した液を払拭除去するワイパーブレードと、
前記媒体の端部を挟持するために前記圧胴に設けられた挟持部材が前記ワイパーブレードによる払拭処理位置を通過する際に、前記ワイパーブレードを前記圧胴から離間させるように前記ワイパーブレードを移動させる移動手段と、
前記ワイパーブレードが前記周面から離間する直前に前記ワイパーブレードにより払拭され、前記ワイパーブレードを滑落しきれなかった液によって形成される液たまりの少なくとも一部の液を除去する液たまり除去手段であり、前記ワイパーブレードの前記媒体の搬送方向下流側に設けられ、前記周面に接触して前記液たまりの液を吸収除去する吸収手段を含む液たまり除去手段と、
を備え、
前記移動手段は、前記ワイパーブレードと前記吸収手段を一体に移動させ、かつ、前記ワイパーブレードによる払拭処理位置に前記挟持部材が配設される前記周面に形成される凹部が到達したタイミングで前記ワイパーブレードを前記周面から離間させるとともに、前記吸収手段を前記周面に接触させる構造を有することを特徴とする塗布装置。 - 請求項12又は13に記載の塗布装置において、
前記液たまり除去手段は、前記挟持部材が配設される前記周面に形成される凹部の内部に設けられる液受手段を含み、
前記ワイパーブレードの払拭処理位置に前記液受手段が到達したタイミングで前記ワイパーブレードを前記周面から離間させるように前記移動手段を制御する移動制御手段を備えたことを特徴とする塗布装置。 - 媒体を保持して所定の方向へ搬送する圧胴と、
前記媒体に液を塗布する塗布部と、
を具備し、
前記塗布部は、前記圧胴の軸方向に沿って配設されるとともに、前記圧胴の周面との接触位置よりも前記媒体の搬送方向上流側と、前記圧胴の周面を払拭する面とのなす角が90度未満となるように前記周面の法線方向に対して傾けられて配設され、前記周面に付着した液を払拭除去するワイパーブレードと、
前記媒体の端部を挟持するために前記圧胴に設けられた挟持部材が前記ワイパーブレードによる払拭処理位置を通過する際に、前記ワイパーブレードを前記圧胴から離間させるように前記ワイパーブレードを移動させる移動手段と、
前記ワイパーブレードが前記周面から離間する直前に前記ワイパーブレードにより払拭され、前記ワイパーブレードを滑落しきれなかった液によって形成される液たまりの少なくとも一部の液を除去する液たまり除去手段であり、前記挟持部材が配設される前記周面に形成される凹部の内部に設けられる液受手段を含む液たまり除去手段と、
前記ワイパーブレードの払拭処理位置に前記液受手段が到達したタイミングで前記ワイパーブレードを前記周面から離間させるように前記移動手段を制御する移動制御手段と、
を備えたことを特徴とする塗布装置。 - 圧胴の周面に保持されて所定の方向へ搬送される媒体に処理液を塗布する塗布部と、
前記処理液が塗布された媒体に画像を形成する画像形成部と、
を具備し、
前記塗布部は、前記圧胴の軸方向に沿って配設されるとともに、前記圧胴の周面との接触位置よりも前記媒体の搬送方向上流側と、前記圧胴の周面を払拭する面とのなす角が90度未満となるように前記周面の法線方向に対して傾けられて配設され、前記周面に付着した液を払拭除去するワイパーブレードと、
前記媒体の端部を挟持するために前記圧胴に設けられた挟持部材が前記ワイパーブレードによる払拭処理位置を通過する際に、前記ワイパーブレードを前記圧胴から離間させるように前記ワイパーブレードを移動させる移動手段と、
前記ワイパーブレードが前記周面から離間する直前に前記ワイパーブレードにより払拭され、前記ワイパーブレードを滑落しきれなかった液によって形成される液たまりの少なくとも一部の液を除去する液たまり除去手段であり、前記圧胴の軸方向に沿って配設されるとともに、前記周面の媒体の搬送方向上流側と前記圧胴の液を除去する面とのなす角が90度を超えるように前記周面の法線方向に対して傾けられて配設され、前記周面に対して接触させた状態又は前記周面に近接させた非接触の状態で前記液たまりの少なくとも一部の液を除去するドクターブレードを含む液たまり除去手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 圧胴の周面に保持されて所定の方向へ搬送される媒体に処理液を塗布する塗布部と、
前記処理液が塗布された媒体に画像を形成する画像形成部と、
を具備し、
前記塗布部は、前記圧胴の軸方向に沿って配設されるとともに、前記圧胴の周面との接触位置よりも前記媒体の搬送方向上流側と、前記圧胴の周面を払拭する面とのなす角が90度未満となるように前記周面の法線方向に対して傾けられて配設され、前記周面に付着した液を払拭除去するワイパーブレードと、
前記媒体の端部を挟持するために前記圧胴に設けられた挟持部材が前記ワイパーブレードによる払拭処理位置を通過する際に、前記ワイパーブレードを前記圧胴から離間させるように前記ワイパーブレードを移動させる移動手段と、
前記ワイパーブレードが前記周面から離間する直前に前記ワイパーブレードにより払拭され、前記ワイパーブレードを滑落しきれなかった液によって形成される液たまりの少なくとも一部の液を除去する液たまり除去手段であり、前記ワイパーブレードの前記媒体の搬送方向下流側に設けられ、前記周面に接触して前記液たまりの液を吸収除去する吸収手段を含む液たまり除去手段と、
を備え、
前記移動手段は、前記ワイパーブレードと前記吸収手段を一体に移動させ、かつ、前記ワイパーブレードによる払拭処理位置に前記挟持部材が配設される前記周面に形成される凹部が到達したタイミングで前記ワイパーブレードを前記周面から離間させるとともに、前記吸収手段を前記周面に接触させる構造を有することを特徴とする画像形成装置。 - 圧胴の周面に保持されて所定の方向へ搬送される媒体に処理液を塗布する塗布部と、
前記処理液が塗布された媒体に画像を形成する画像形成部と、
を具備し、
前記塗布部は、前記圧胴の軸方向に沿って配設されるとともに、前記圧胴の周面との接触位置よりも前記媒体の搬送方向上流側と、前記圧胴の周面を払拭する面とのなす角が90度未満となるように前記周面の法線方向に対して傾けられて配設され、前記周面に付着した液を払拭除去するワイパーブレードと、
前記媒体の端部を挟持するために前記圧胴に設けられた挟持部材が前記ワイパーブレードによる払拭処理位置を通過する際に、前記ワイパーブレードを前記圧胴から離間させるように前記ワイパーブレードを移動させる移動手段と、
前記ワイパーブレードが前記周面から離間する直前に前記ワイパーブレードにより払拭され、前記ワイパーブレードを滑落しきれなかった液によって形成される液たまりの少なくとも一部の液を除去する液たまり除去手段であり、前記挟持部材が配設される前記周面に形成される凹部の内部に設けられる液受手段を含む液たまり除去手段と、
前記ワイパーブレードの払拭処理位置に前記液受手段が到達したタイミングで前記ワイパーブレードを前記周面から離間させるように前記移動手段を制御する移動制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010190740A JP5597485B2 (ja) | 2009-09-03 | 2010-08-27 | 洗浄装置及び塗布装置並びに画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009203731 | 2009-09-03 | ||
JP2009203731 | 2009-09-03 | ||
JP2010190740A JP5597485B2 (ja) | 2009-09-03 | 2010-08-27 | 洗浄装置及び塗布装置並びに画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011073441A JP2011073441A (ja) | 2011-04-14 |
JP5597485B2 true JP5597485B2 (ja) | 2014-10-01 |
Family
ID=43533131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010190740A Expired - Fee Related JP5597485B2 (ja) | 2009-09-03 | 2010-08-27 | 洗浄装置及び塗布装置並びに画像形成装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8733889B2 (ja) |
EP (1) | EP2298566B1 (ja) |
JP (1) | JP5597485B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5500083B2 (ja) * | 2011-01-06 | 2014-05-21 | ブラザー工業株式会社 | 液体吐出装置、制御装置、及び、プログラム |
JP5438738B2 (ja) * | 2011-09-28 | 2014-03-12 | 富士フイルム株式会社 | インクジェット記録装置 |
US9020405B2 (en) | 2012-01-12 | 2015-04-28 | Lexmark International, Inc. | Bias member for the doctor blade of the developer unit in an imaging Device |
JP6296224B2 (ja) * | 2013-10-04 | 2018-03-20 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置及び搬送ベルトの洗浄方法 |
DE102015111615A1 (de) * | 2015-07-17 | 2017-01-19 | Océ Printing Systems GmbH & Co. KG | Vorrichtung zum Reinigen eines Fotoleiters in einem Drucker oder Kopierer |
JP6864521B2 (ja) * | 2017-03-31 | 2021-04-28 | キヤノン株式会社 | 記録装置および制御方法 |
US10926543B2 (en) | 2017-06-13 | 2021-02-23 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Wiper blade positions |
EP3571051A4 (en) | 2017-06-13 | 2020-08-26 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | LIQUID DISPENSERS |
JP7167532B2 (ja) * | 2018-08-03 | 2022-11-09 | コニカミノルタ株式会社 | ベルトクリーニング装置およびインクジェット画像形成装置 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5455604A (en) * | 1991-04-29 | 1995-10-03 | Tektronix, Inc. | Ink jet printer architecture and method |
JPH0737136B2 (ja) | 1992-11-09 | 1995-04-26 | 日本ボールドウィン株式会社 | シリンダ洗浄装置 |
JP3280518B2 (ja) * | 1994-06-03 | 2002-05-13 | ジェーピーイー株式会社 | 印刷機の圧胴洗浄装置 |
JPH1095104A (ja) | 1996-09-24 | 1998-04-14 | Komori Corp | 輪転印刷機のローラ洗浄装置 |
JPH1170641A (ja) * | 1997-08-29 | 1999-03-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 印刷胴の洗浄装置 |
US6630035B1 (en) | 1999-08-18 | 2003-10-07 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Cleaning unit for recording rotational drum and cleaning method |
JP2001121785A (ja) * | 1999-08-18 | 2001-05-08 | Fuji Photo Film Co Ltd | クリーニング装置及びクリーニング方法 |
DE20313262U1 (de) * | 2003-08-27 | 2003-11-06 | Roland Man Druckmasch | Reinigungsvorrichtung für eine Beschichtungseinheit in einer Verarbeitungsmaschine |
JP2005224975A (ja) * | 2004-02-10 | 2005-08-25 | Canon Inc | インクジェットプリント装置 |
JP4756226B2 (ja) * | 2006-09-28 | 2011-08-24 | 富士フイルム株式会社 | インクジェット記録装置及び清掃方法 |
JP5330763B2 (ja) * | 2007-09-25 | 2013-10-30 | 富士フイルム株式会社 | 画像形成方法及び画像形成装置 |
US8042906B2 (en) | 2007-09-25 | 2011-10-25 | Fujifilm Corporation | Image forming method and apparatus |
US8007099B2 (en) * | 2009-03-10 | 2011-08-30 | Xerox Corporation | Printer with release agent metering on drum |
-
2010
- 2010-08-27 JP JP2010190740A patent/JP5597485B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2010-09-01 EP EP10174833A patent/EP2298566B1/en not_active Not-in-force
- 2010-09-02 US US12/874,278 patent/US8733889B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2298566A1 (en) | 2011-03-23 |
US20110050801A1 (en) | 2011-03-03 |
US8733889B2 (en) | 2014-05-27 |
JP2011073441A (ja) | 2011-04-14 |
EP2298566B1 (en) | 2013-01-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5597485B2 (ja) | 洗浄装置及び塗布装置並びに画像形成装置 | |
JP5143779B2 (ja) | ヘッド洗浄装置及び画像記録装置並びにヘッド洗浄方法 | |
JP5356463B2 (ja) | ノズル面洗浄装置および液滴吐出装置 | |
JP2010214652A (ja) | 画像形成装置及びミスト回収方法 | |
JP5037325B2 (ja) | 画像形成装置及び中間転写体のクリーニング方法 | |
JP5085596B2 (ja) | ヘッド洗浄装置及び画像記録装置並びにヘッド洗浄方法 | |
JP5340329B2 (ja) | 塗布装置及びインクジェット記録装置 | |
JP2009045795A (ja) | メンテナンス装置及び液体吐出装置並びにノズル面メンテナンス方法 | |
JP5280886B2 (ja) | ヘッド洗浄装置及び画像記録装置並びにヘッド洗浄方法 | |
JP6960754B2 (ja) | 液吸収装置、記録装置、記録方法および製造方法 | |
JP5385738B2 (ja) | 塗布装置及び画像形成装置 | |
JP2014148051A (ja) | 画像記録装置及び画像記録方法 | |
JP5634365B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP6960756B2 (ja) | 液吸収装置、記録装置、及び記録方法 | |
JP5529088B2 (ja) | 液体吐出装置及びインクジェットヘッドのメンテナンス方法 | |
JP5822733B2 (ja) | ノズル面清掃装置および画像記録装置 | |
JP5280887B2 (ja) | ヘッド洗浄装置及び画像記録装置並びにヘッド洗浄方法 | |
JP5230030B2 (ja) | ヘッド洗浄装置及び画像形成装置並びにヘッド洗浄方法 | |
JP6937624B2 (ja) | インクジェット記録装置及びその記録方法 | |
JP2013046981A (ja) | ドラム清掃装置、塗布装置及びインクジェット記録装置 | |
JP5885300B2 (ja) | 液滴吐出ヘッドおよびノズル面のメンテナンスシステム | |
JP7222249B2 (ja) | インクジェット画像形成装置および加湿方法 | |
JP4506388B2 (ja) | インクジェット記録装置用ベルト搬送機構 | |
JP6970541B2 (ja) | 記録装置、液吸収装置及び制御方法 | |
JP2010069848A (ja) | 液体吐出装置及び液体吐出ヘッドクリーニング方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140114 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140314 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140728 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140811 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5597485 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |