JP2020114099A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転電機の回転効率を向上し、かつ、コイルを効率よく冷却する。【解決手段】実施形態の回転電機は、筒状のステータコアと、ステータコアに装着されたコイルと、を有するステータと、ステータの径方向内側に配置されたロータ4と、を備え、ロータ4は、軸心冷却による冷媒が流通可能なロータ内部流路を有するロータコア21と、ロータコア21の軸方向端部に配置された端面板23と、を備え、端面板23は、ロータ内部流路に連通する冷媒流通孔30と、冷媒流通孔30と端面板23の外周縁23aとをつなぐ冷媒通路溝31と、を有し、軸方向から見て、冷媒通路溝31における径方向外溝幅が径方向内溝幅以下である。【選択図】図2

Description

本発明は、回転電機に関する。
ハイブリッド自動車や電気自動車等に搭載される回転電機では、コイルに電流が供給されることでステータコアに磁界が形成され、ロータの磁石とステータコアとの間に磁気的な吸引力や反発力が生じる。これにより、ロータがステータに対して回転する。
回転電機は、作動に伴って熱を発生するため、冷媒によって冷却される。例えば、ロータの内部には、径方向内側から径方向外側に向かって冷媒流路が設けられている。例えば、ロータ内周部に一旦溜められた冷媒をロータの回転に伴う遠心力により冷媒流路を介して径方向内側から径方向外側に向けて移動させることで、冷媒により回転電機を冷却している。
ところで、ロータの回転に伴う遠心力により冷媒流路を介して径方向内側から径方向外側に冷媒を移動させると、冷媒流路から排出された冷媒がステータの内周面とロータの外周面との間(エアギャップ)に入り込むおそれがある。冷媒がステータの内周面とロータの外周面との間に入り込むと、冷媒がロータの回転に対する抵抗として作用し、回転電機の回転効率が低下するおそれがある。そこで、回転電機の回転効率を向上するための構成が種々検討されている。
例えば、特許文献1には、ロータの軸方向端面と軸方向に隣接し、かつ、ステータの内周面と径方向に隣接する壁体を設け、壁体を冷媒の流出開口よりもステータの内周面側に設けた構造が開示されている。特許文献1では、壁体によって流出開口から流出した冷媒がステータの内周面とロータの外周面との間に入り込むことを抑制している。
特許第5417960号公報
しかしながら、壁体を冷媒の流出開口よりもステータの内周面側に設けると、流出開口から流出した冷媒が壁体で遮られるため、冷媒がステータのコイルに飛散しにくくなり、コイルを効率よく冷却することができないおそれがある。
そこで本発明は、回転電機の回転効率を向上し、かつ、コイルを効率よく冷却することができる回転電機を提供することを目的とする。
(1)本発明の一態様に係る回転電機(例えば、実施形態における回転電機1)は、筒状のステータコア(例えば、実施形態におけるステータコア11)と、前記ステータコアに装着されたコイル(例えば、実施形態におけるコイル12)と、を有するステータ(例えば、実施形態におけるステータ3)と、前記ステータの径方向内側に配置されたロータ(例えば、実施形態におけるロータ4)と、を備え、前記ロータは、軸心冷却による冷媒が流通可能な冷媒流路(例えば、実施形態におけるロータ内部流路14)を有するロータコア(例えば、実施形態におけるロータコア21)と、前記ロータコアの軸方向端部に配置された端面板(例えば、実施形態における端面板23)と、を備え、前記端面板は、前記冷媒流路に連通する冷媒流通孔(例えば、実施形態における冷媒流通孔30)と、前記冷媒流通孔と前記端面板の外周縁(例えば、実施形態における外周縁23a)とをつなぐ冷媒通路溝(例えば、実施形態における冷媒通路溝31)と、を有し、軸方向から見て、前記冷媒通路溝において前記外周縁と接する部分の幅(例えば、実施形態における径方向外溝幅W1)は、前記冷媒通路溝において前記冷媒流通孔と接する部分の幅(例えば、実施形態における径方向内溝幅W2)以下である。
(2)本発明の一態様において、前記軸方向から見て、前記冷媒通路溝において前記外周縁と接する部分の幅は、前記冷媒通路溝において前記冷媒流通孔と接する部分の幅よりも狭くてもよい。
(3)本発明の一態様において、前記冷媒通路溝において前記外周縁と接する部分の深さ(例えば、実施形態における径方向外溝深さD1)は、前記冷媒通路溝において前記冷媒流通孔と接する部分の深さ(例えば、実施形態における径方向内溝深さD2)以下であってもよい。
(4)本発明の一態様において、前記軸方向から見て、前記冷媒流通孔は、径方向外側に頂部(例えば、実施形態における頂部30a)を有する三角形状をなし、前記冷媒通路溝は、前記頂部から前記外周縁に向けて延在していてもよい。
上記(1)の態様によれば、端面板が冷媒流通孔と前記端面板の外周縁とをつなぐ冷媒通路溝を有することで、ロータの回転に伴う遠心力により、冷媒流通孔から流出した冷媒を冷媒通路溝に沿って流すことができる。そのため、冷媒通路溝を有しない場合と比較して、冷媒流通孔から流出した冷媒が表面張力により端面板の外周縁に向けて濡れ広がることを抑制することができる。加えて、軸方向から見て冷媒通路溝において外周縁と接する部分の幅が冷媒通路溝において冷媒流通孔と接する部分の幅以下であることで、軸方向から見て冷媒通路溝において外周縁と接する部分の幅が冷媒通路溝において冷媒流通孔と接する部分の幅よりも広い場合と比較して、冷媒通路溝において外周縁と接する部分を流れる冷媒の流速を大きくすることができる。そのため、ロータの回転に伴う遠心力により、冷媒通路溝を流れる冷媒を径方向外方に飛び出しやすくすることができる。加えて、ステータの内周面側に壁体を設けた構造と比較して、冷媒流通孔から流出した冷媒がステータのコイルに飛散しやすい。したがって、回転電機の回転効率を向上し、かつ、コイルを効率よく冷却することができる。
上記(2)の態様によれば、軸方向から見て冷媒通路溝において外周縁と接する部分の幅が冷媒通路溝において冷媒流通孔と接する部分の幅よりも狭いことで、軸方向から見て冷媒通路溝において外周縁と接する部分の幅が冷媒通路溝において冷媒流通孔と接する部分の幅以上の場合と比較して、冷媒通路溝において外周縁と接する部分を流れる冷媒の流速を大きくすることができる。そのため、ロータの回転に伴う遠心力により、冷媒通路溝を流れる冷媒を径方向外方により一層飛び出しやすくすることができる。
上記(3)の態様によれば、冷媒通路溝において外周縁と接する部分の深さが冷媒通路溝において冷媒流通孔と接する部分の深さ以下であることで、冷媒通路溝において外周縁と接する部分の深さが冷媒通路溝において冷媒流通孔と接する部分の深さより深い場合と比較して、冷媒通路溝において外周縁と接する部分を流れる冷媒の流速を大きくすることができる。そのため、ロータの回転に伴う遠心力により、冷媒通路溝を流れる冷媒を径方向外方により一層飛び出しやすくすることができる。加えて、冷媒通路溝の深さを調整することで、端面板の重量バランスを調整することができる。
上記(4)の態様によれば、軸方向から見て冷媒流通孔が径方向外側に頂部を有する三角形状をなし、冷媒通路溝が頂部から外周縁に向けて延在していることで、ロータの回転に伴う遠心力により、冷媒流通孔の頂部に溜まる冷媒を、冷媒通路溝に沿ってスムーズに流すことができる。
第一実施形態に係る回転電機の概略構成図。 第一実施形態に係るロータの斜視図。 第一実施形態に係るロータを軸方向から見た、要部拡大図。 図3のIV−IV断面図。 比較例に係るロータを軸方向から見た、要部拡大図。 第一実施形態の変形例に係る冷媒通路溝の断面図。 第二実施形態に係るロータの斜視図。 第二実施形態に係るロータを軸方向から見た、要部拡大図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。実施形態においては、ハイブリッド自動車や電気自動車等の車両に搭載される回転電機(走行用モータ)を挙げて説明する。
[第一実施形態]
<回転電機>
図1は、第一実施形態に係る回転電機1の全体構成を示す概略構成図である。図1は、軸線Cを含む仮想平面で切断した断面を含む図である。
図1に示すように、回転電機1は、ケース2、ステータ3、ロータ4、出力シャフト5、および冷媒供給機構(不図示)を備える。
ケース2は、ステータ3およびロータ4を収容する筒状の箱形をなしている。ケース2内には、冷媒(不図示)が収容されている。ステータ3の一部は、ケース2内において、冷媒に浸漬された状態で配置されている。例えば、冷媒としては、トランスミッションの潤滑や動力伝達等に用いられる作動油である、ATF(Automatic Transmission Fluid)等が用いられる。
出力シャフト5は、ケース2に回転可能に支持されている。図2において符号6は、出力シャフト5を回転可能に支持する軸受を示す。以下、出力シャフト5の軸線Cに沿う方向を「軸方向」、軸線Cに直交する方向を「径方向」、軸線C周りの方向を「周方向」とする。
出力シャフト5は、出力シャフト5に同心で設けられた軸心冷媒路5aと、軸心冷媒路5aから径方向外方に延在する径方向冷媒路5bと、を有する。径方向冷媒路5bは、周方向に間隔をあけて複数配置されている。図1の例では、径方向冷媒路5bは、軸心冷媒路5aの軸方向中央部から径方向外方に延びて出力シャフト5の外周面で開口している。
ステータ3は、ステータコア11と、ステータコア11に装着されたコイル12と、を備える。
ステータコア11は、軸線Cと同軸に配置された筒状をなしている。ステータコア11は、ケース2の内周面に固定されている。例えば、ステータコア11は、電磁鋼板が軸方向に積層されて構成されている。なお、ステータコア11は、金属磁性粉末を圧縮成形した、いわゆる圧粉コアであってもよい。
コイル12は、ステータコア11に装着されている。コイル12は、周方向に関して互いに120°の位相差をもって配置されたU相コイル、V相コイル及びW相コイルを備える。コイル12は、ステータコア11のスロット13に挿通された挿通部12aと、ステータコア11から軸方向に突出したコイルエンド部12bと、を備える。ステータコア11には、コイル12に電流が流れることで磁界が発生する。図1において、符号12b1は第一コイルエンド部、符号12b2は軸方向において第一コイルエンド部12b1とは反対側に位置する第二コイルエンド部をそれぞれ示す。
ロータ4は、ステータ3に対して径方向の内側に、間隔をあけて配置されている。ロータ4は、出力シャフト5に固定されている。ロータ4は、軸線C回りに出力シャフト5と一体で回転可能に構成されている。ロータ4は、ロータコア21、磁石22および端面板23を備える。実施形態において、磁石22は永久磁石である。
ロータコア21は、軸線Cと同軸に配置された筒状をなしている。ロータコア21の径方向内側には、出力シャフト5が圧入固定されている。ロータコア21は、ステータコア11と同様に電磁鋼板が軸方向に積層されて構成されていても、圧粉コアであってもよい。
ロータコア21の外周部には、ロータコア21を軸方向に貫通する磁石保持孔25が設けられている。磁石保持孔25は、周方向に間隔をあけて複数配置されている。各磁石保持孔25内には、磁石22が挿入されている。
ロータコア21は、軸心冷却による冷媒が流通可能なロータ内部流路14(冷媒流路)を有する。ロータ内部流路14は、径方向において出力シャフト5(シャフト挿通孔8)と磁石22(磁石保持孔25)との間に配置されている。
ロータ内部流路14は、径方向に延在する径方向流路14aと、軸方向に延在する軸方向流路14bと、を有する。径方向流路14aは、出力シャフト5の径方向冷媒路5bとロータ内部流路14の軸方向流路14bとを連通している。軸方向流路14bは、端面板23の冷媒流通孔30とロータ内部流路14の径方向流路14aとを連通している。径方向流路14aおよび軸方向流路14bは、周方向に間隔をあけて複数配置されている。
端面板23は、ロータコア21に対して軸方向の両端部に配置されている。端面板23の径方向内側には、出力シャフト5が圧入固定されている。端面板23は、ロータコア21における少なくとも磁石保持孔25を軸方向の両端側から覆っている。端面板23は、ロータコア21の軸方向の外端面に当接している。
図2は、第一実施形態に係るロータ4の斜視図である。
図2に示すように、端面板23は、ロータ内部流路14(図1参照)に連通する冷媒流通孔30と、冷媒流通孔30と端面板23の外周縁23aとをつなぐ冷媒通路溝31と、を有する。冷媒流通孔30および冷媒通路溝31は、周方向に間隔をあけて複数(例えば本実施形態では12個)配置されている。
図3は、第一実施形態に係るロータ4を軸方向から見た、要部拡大図である。
軸方向から見て、冷媒流通孔30は、径方向外側に頂部30aを有する三角形状をなしている。軸方向から見て、冷媒流通孔30の各角部は、角丸形状を有する。軸方向から見て、頂部30aは、径方向外側に凸の湾曲形状を有する。図中符号K1は、出力シャフト5の軸心(図1に示す軸線C)と冷媒流通孔30の頂部30a(径方向外端)とを通る仮想直線を示す。軸方向から見て、冷媒流通孔30は、仮想直線K1を対称軸とする線対称に形成されている。
軸方向から見て、冷媒通路溝31は、冷媒流通孔30の頂部30aから端面板23の外周縁23aに向けて延在している。軸方向から見て、冷媒通路溝31は、仮想直線K1に沿って直線状に延在している。冷媒通路溝31の幅Wgは、冷媒流通孔30の最大幅Whよりも狭い。ここで、冷媒通路溝31の幅Wgは、周方向において冷媒通路溝31の第一縁と第二縁とを結ぶ直線の長さ(最短距離)を意味する。冷媒流通孔30の最大幅Whは、周方向において冷媒流通孔30の第一外縁と第二外縁とを結ぶ直線の長さ(最短距離)を意味する。
軸方向から見て、冷媒通路溝31において端面板23の外周縁23aと接する部分の幅W1(以下「径方向外溝幅W1」ともいう。)は、冷媒通路溝31において冷媒流通孔30と接する部分の幅W2(以下「径方向内溝幅W2」ともいう。)と実質的に同じ幅である(W1≒W2)。
図4は、図3のIV−IV断面図である。
断面視で、冷媒通路溝31の深さDgは、径方向で実質的に同じ深さである。ここで、冷媒通路溝31の深さDgは、軸方向において端面板23の表面と冷媒通路溝31の底面とを結ぶ直線の長さ(最短距離)を意味する。冷媒通路溝31において端面板23の外周縁23aと接する部分の深さD1(以下「径方向外溝深さD1」ともいう。)は、冷媒通路溝31において冷媒流通孔30と接する部分の深さD2(以下「径方向内溝深さD2」ともいう。)と実質的に同じ深さである(D1≒D2)。
<冷媒の流れ>
以下、図1等を参照して第一実施形態における冷媒の流れを説明する。
実施形態においては、出力シャフト5に設けた軸心冷媒路5aを利用して、軸心冷却が行われる。冷媒供給機構(不図示)により、冷媒が軸心冷媒路5aに供給される。ロータ4の回転に伴う遠心力により、冷媒には、径方向外側に向かう力が作用する。軸心冷媒路5aに供給された冷媒は、遠心力により、径方向冷媒路5bを通ってロータ内部流路14に供給される。ロータ内部流路14に供給された冷媒は、径方向流路14a、軸方向流路14bを通って冷媒流通孔30からロータ4の外部へ排出される。このように、冷媒がロータ内部流路14を移動することにより、ロータコア21が冷却される。
ロータ4の外部へ排出される冷媒の一部は、コイルエンド部12に向かって飛散する。また、ロータ4の外部へ排出される冷媒の残りの一部は、冷媒通路溝31に沿って径方向外方へ移動し、コイルエンド部12に向かって飛散する。これにより、コイル12が冷却される。
<作用>
以下、第一実施形態の回転電機1の作用について説明する。
まず、比較例について説明する。
図5は、比較例に係るロータ4Xを軸方向から見た、要部拡大図である。
図5に示すように、比較例におけるロータ4Xは、実施形態における冷媒通路溝31を有していない。比較例においては、冷媒流通孔30から流出した冷媒は、表面張力により、端面板23の外周縁23aに向けて濡れ広がる。図中符号S1は、冷媒が冷媒流通孔30から端面板23の外周縁23aに向けて濡れ広がる領域を示す。
比較例においては、端面板23の外周縁23aに向けて濡れ広がった冷媒が、ステータの内周面とロータの外周面との間(エアギャップ)に入り込む可能性が高い。そのため、比較例においては、ステータの内周面とロータの外周面との間に入り込んだ冷媒がロータの回転に対する抵抗として作用し、回転電機の回転効率が低下するおそれがある。
次に、第一実施形態について説明する。
第一実施形態においては、端面板23に冷媒流通孔30と端面板23の外周縁23aとをつなぐ冷媒通路溝31が設けられている(図3参照)。そのため、ロータ4の回転に伴う遠心力により、冷媒流通孔30から流出した冷媒を冷媒通路溝31に沿って流すことができる。
加えて、冷媒通路溝31における径方向外溝幅W1が径方向内溝幅W2と実質的に同じ幅である(図3参照、W1≒W2)。そのため、冷媒通路溝31における径方向外溝幅W1が径方向内溝幅W2よりも広い場合と比較して、冷媒通路溝31において外周縁23aと接する部分を流れる冷媒の流速を大きくすることができる。ここで、冷媒通路溝31を流れる冷媒の流量をQ、冷媒通路溝31の断面積をA、冷媒通路溝31を流れる冷媒の流速をVとすると、以下の式(1)が成り立つ。なお、冷媒通路溝31の断面積は、冷媒通路溝31を冷媒通路溝31の延在方向(仮想直線K1)と直交する面で切断した断面の面積を意味する。
Q=A×V ・・・(1)
上記式(1)より、流量Qが一定の場合、断面積Aが大きくなると、流速Vは小さくなる。すなわち、冷媒通路溝31を流れる流量が一定の場合、冷媒通路溝31における径方向外溝幅W1が径方向内溝幅W2よりも広くなると、冷媒通路溝31において外周縁23aと接する部分を流れる冷媒の流速は小さくなる。また、冷媒通路溝31を流れる流量が一定の場合、冷媒通路溝31における径方向外溝深さD1が径方向内溝深さD2よりも深くなると、冷媒通路溝31において外周縁23aと接する部分を流れる冷媒の流速は小さくなる。
これに対し、第一実施形態においては、冷媒通路溝31における径方向外溝幅W1が径方向内溝幅W2と実質的に同じ幅である。そのため、冷媒通路溝31における径方向外溝幅W1が径方向内溝幅W2よりも広い場合と比較して、冷媒通路溝31において外周縁23aと接する部分を流れる冷媒の流速を大きくすることができる。
また、冷媒通路溝31において径方向外溝深さD1が径方向内溝深さD2と実質的に同じ深さである。そのため、冷媒通路溝31における径方向外溝深さD1が径方向内溝深さD2よりも深い場合と比較して、冷媒通路溝31において外周縁23aと接する部分を流れる冷媒の流速を大きくすることができる。
よって、ロータ4の回転に伴う遠心力により、冷媒通路溝31を流れる冷媒を径方向外方に飛び出しやすくすることができる。冷媒通路溝31から径方向外方に飛び出した冷媒は、ステータ3の内周面とロータ4の外周面との間に入り込む可能性が低い。したがって、第一実施形態においては、冷媒がロータ4の回転に対する抵抗として作用する可能性は低く、回転電機1の回転効率が低下する可能性は低い。
以上説明したように、上記実施形態の回転電機1は、筒状のステータコア11と、ステータコア11に装着されたコイル12と、を有するステータ3と、ステータ3の径方向内側に配置されたロータ4と、を備え、ロータ4は、軸心冷却による冷媒が流通可能なロータ内部流路14を有するロータコア21と、ロータコア21の軸方向端部に配置された端面板23と、を備え、端面板23は、ロータ内部流路14に連通する冷媒流通孔30と、冷媒流通孔30と端面板23の外周縁23aとをつなぐ冷媒通路溝31と、を有し、軸方向から見て、冷媒通路溝31における径方向外溝幅W1が径方向内溝幅W2と実質的に同じ幅である。
この構成によれば、端面板23が冷媒流通孔30と端面板23の外周縁23aとをつなぐ冷媒通路溝31を有することで、ロータ4の回転に伴う遠心力により、冷媒流通孔30から流出した冷媒を冷媒通路溝31に沿って流すことができる。そのため、冷媒通路溝31を有しない場合と比較して、冷媒流通孔30から流出した冷媒が表面張力により端面板23の外周縁23aに向けて濡れ広がることを抑制することができる。加えて、軸方向から見て冷媒通路溝31における径方向外溝幅W1が径方向内溝幅W2と実質的に同じ幅であることで、軸方向から見て冷媒通路溝31における径方向外溝幅W1が径方向内溝幅W2よりも広い場合と比較して、冷媒通路溝31において外周縁23aと接する部分を流れる冷媒の流速を大きくすることができる。そのため、ロータ4の回転に伴う遠心力により、冷媒通路溝31を流れる冷媒を径方向外方に飛び出しやすくすることができる。加えて、ステータの内周面側に壁体を設けた構造と比較して、冷媒流通孔30から流出した冷媒がステータ3のコイル12に飛散しやすい。したがって、回転電機1の回転効率を向上し、かつ、コイル12を効率よく冷却することができる。加えて、冷媒通路溝31が軸方向両側の端面板23のそれぞれに設けられていることで、第一コイルエンド部12b1および第二コイルエンド部12b2のそれぞれを冷却することができる。したがって、冷媒通路溝31が片側の端面板23のみに設けられた場合と比較して、コイル12をより一層効率よく冷却することができる。
上記実施形態では、冷媒通路溝31において径方向外溝深さD1が径方向内溝深さD2と実質的に同じ深さであることで、以下の効果を奏する。
冷媒通路溝31において径方向外溝深さD1が径方向内溝深さD2より深い場合と比較して、冷媒通路溝31において外周縁23aと接する部分を流れる冷媒の流速を大きくすることができる。そのため、ロータ4の回転に伴う遠心力により、冷媒通路溝31を流れる冷媒を径方向外方により一層飛び出しやすくすることができる。加えて、冷媒通路溝31の深さDgを調整することで、端面板23の重量バランスを調整することができる。
上記実施形態では、軸方向から見て冷媒流通孔30が径方向外側に頂部30aを有する三角形状をなし、冷媒通路溝31が頂部30aから外周縁23aに向けて延在していることで、以下の効果を奏する。
ロータ4の回転に伴う遠心力により、冷媒流通孔30の頂部30aに溜まる冷媒を、冷媒通路溝31に沿ってスムーズに流すことができる。
上述した実施形態では、冷媒通路溝31における径方向外溝深さD1が径方向内溝深さD2と実質的に同じ深さである例を挙げて説明したが、これに限らない。
図6は、第一実施形態の変形例に係る冷媒通路溝131の断面図である。図6は、第一実施形態の図4に相当する。本変形例において第一実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、その詳細説明は省略する。
図6に示すように、冷媒通路溝131における径方向外溝深さD1は、冷媒通路溝131における径方向内溝深さD2よりも浅くてもよい。断面視で、冷媒通路溝131は、冷媒通路溝131の径方向内端が最も深く、冷媒通路溝131の径方向外端が最も浅くなるように傾斜している。言い換えると、冷媒通路溝131の底面は、径方向外側ほど溝深さが漸次浅くなるように径方向に対して傾斜している。
上記式(1)より、流量Qが一定の場合、断面積Aが小さくなると、流速Vは大きくなる。すなわち、冷媒通路溝131を流れる流量が一定の場合、冷媒通路溝131における径方向外溝深さD1が径方向内溝深さD2よりも浅くなると、冷媒通路溝131において外周縁23aと接する部分を流れる冷媒の流速は大きくなる。
本変形例によれば、冷媒通路溝131において径方向外溝深さD1が径方向内溝深さD2よりも浅いことで、以下の効果を奏する。
冷媒通路溝131において径方向外溝深さD1が径方向内溝深さD2以上の場合と比較して、冷媒通路溝131において外周縁23aと接する部分を流れる冷媒の流速を大きくすることができる。そのため、ロータ104の回転に伴う遠心力により、冷媒通路溝131を流れる冷媒を径方向外方により一層飛び出しやすくすることができる。加えて、冷媒通路溝131の深さDgを調整することで、端面板23の重量バランスを調整することができる。
[第二実施形態]
第一実施形態では、冷媒通路溝31における径方向外溝幅W1が径方向内溝幅W2と実質的に同じ幅である例を挙げて説明したが、これに限らない。
図7は、第二実施形態に係るロータ204の斜視図である。図7は、第一実施形態の図2に相当する。
図8は、第二実施形態に係るロータ204を軸方向から見た、要部拡大図である。図8は、第一実施形態の図3に相当する。
第二実施形態において第一実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、その詳細説明は省略する。
図8に示すように、冷媒通路溝231における径方向外溝幅W1は、冷媒通路溝231における径方向内溝幅W2よりも狭くてもよい。軸方向から見て、冷媒通路溝231は、冷媒通路溝231の径方向内端が最も広く、冷媒通路溝231の径方向外端が最も狭くなるように延びている。言い換えると、冷媒通路溝231の外形は、径方向外側ほど先細りになるようにテーパ状をなしている。軸方向から見て、冷媒通路溝231は、仮想直線K1を対称軸とする線対称に形成されている。
上記式(1)より、流量Qが一定の場合、断面積Aが小さくなると、流速Vは大きくなる。すなわち、冷媒通路溝231を流れる流量が一定の場合、冷媒通路溝231における径方向外溝幅W1が径方向内溝幅W2よりも狭くなると、冷媒通路溝231において外周縁23aと接する部分を流れる冷媒の流速は大きくなる。
第二実施形態によれば、軸方向から見て冷媒通路溝231における径方向外溝幅W1が径方向内溝幅W2よりも狭いことで、以下の効果を奏する。
軸方向から見て冷媒通路溝231における径方向外溝幅W1が径方向内溝幅W2以上の場合と比較して、冷媒通路溝231において外周縁23aと接する部分を流れる冷媒の流速を大きくすることができる。そのため、ロータ204の回転に伴う遠心力により、冷媒通路溝231を流れる冷媒を径方向外方により一層飛び出しやすくすることができる。
上述した実施形態では、回転電機1が、ハイブリッド自動車や電気自動車等の車両に搭載される走行用モータである例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、回転電機1は、発電用モータやその他用途のモータ、車両用以外の回転電機(発電機を含む)であってもよい。
上述した実施形態では、出力シャフト5に設けた軸心冷媒路5aを利用して、軸心冷却を行っている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、ロータ4の回転により、端面板23に設けられた誘導壁(不図示)に沿って冷媒を磁石22に供給してもよい。例えば、ケース2等に設けた供給口を通して、端面板23の開口部に冷媒を供給してもよい。
上述した実施形態では、冷媒通路溝が軸方向両側の端面板23のそれぞれに設けられている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、冷媒通路溝は、片側の端面板23のみに設けられていてもよい。
上述した実施形態では、出力シャフト5の径方向冷媒路5bが軸心冷媒路5aの軸方向中央部から径方向外方に延びる例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、径方向冷媒路5bは、軸方向に間隔をあけて複数配置されていてもよい。例えば、径方向冷媒路5bは、ロータコア21の軸方向端部寄りに配置されていてもよい。この場合、ロータ内部流路14の径方向流路14aは、ロータコア21の軸方向端部寄りに配置されていてもよい。
上述した実施形態では、冷媒通路溝が冷媒流通孔30の頂部30aから外周縁23aに向けて延在している例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、冷媒通路溝は、冷媒流通孔30の頂部30a以外の部分から外周縁23aに向けて延在していてもよい。例えば、冷媒通路溝は、冷媒流通孔30の周方向外端部から外周縁23aに向けて延在していてもよい。
上述した実施形態では、軸方向から見て冷媒流通孔30が径方向外側に頂部30aを有する三角形状をなしている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、軸方向から見て、冷媒流通孔30は、三角形状以外の形状を有していてもよい。例えば、軸方向から見て、冷媒流通孔30は、矩形形状を有していてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらに限定されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能であり、上述した変形例を適宜組み合わせることも可能である。
1…回転電機
3…ステータ
4,104,204…ロータ
11…ステータコア
12…コイル
14…ロータ内部流路(冷媒流路)
21…ロータコア
23…端面板
23a…外周縁
30…冷媒流通孔
30a…頂部
31,131,231…冷媒通路溝
W1…径方向外溝幅(冷媒通路溝において外周縁と接する部分の幅)
W2…径方向内溝幅(冷媒通路溝において冷媒流通孔と接する部分の幅)
D1…径方向外溝深さ(冷媒通路溝において外周縁と接する部分の深さ)
D2…径方向内溝深さ(冷媒通路溝において冷媒流通孔と接する部分の深さ)

Claims (4)

  1. 筒状のステータコアと、前記ステータコアに装着されたコイルと、を有するステータと、
    前記ステータの径方向内側に配置されたロータと、を備え、
    前記ロータは、
    軸心冷却による冷媒が流通可能な冷媒流路を有するロータコアと、
    前記ロータコアの軸方向端部に配置された端面板と、を備え、
    前記端面板は、
    前記冷媒流路に連通する冷媒流通孔と、
    前記冷媒流通孔と前記端面板の外周縁とをつなぐ冷媒通路溝と、を有し、
    軸方向から見て、前記冷媒通路溝において前記外周縁と接する部分の幅は、前記冷媒通路溝において前記冷媒流通孔と接する部分の幅以下であることを特徴とする回転電機。
  2. 前記軸方向から見て、前記冷媒通路溝において前記外周縁と接する部分の幅は、前記冷媒通路溝において前記冷媒流通孔と接する部分の幅よりも狭いことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記冷媒通路溝において前記外周縁と接する部分の深さは、前記冷媒通路溝において前記冷媒流通孔と接する部分の深さ以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機。
  4. 前記軸方向から見て、前記冷媒流通孔は、径方向外側に頂部を有する三角形状をなし、
    前記冷媒通路溝は、前記頂部から前記外周縁に向けて延在していることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の回転電機。
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