JP2020108993A - インホイールモータ冷却構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】インホイールモータの冷却性を確保することができるインホイールモータ冷却構造を提供すること。【解決手段】ホイール2の内部に配置されて動力源として機能するモータ6と、モータの内部に貯留されたフルード7を吸入および吐出するオイルポンプ8と、を有するインホイールモータ1と、ホイール2とボデー14との間に設けられたショックアブソーバ11と、オイルポンプ8から吐出されたフルード7をショックアブソーバ11の内部に供給する第1油路21と、ショックアブソーバ11の内部で冷却されたフルード7をインホイールモータ1の内部に供給する第2油路22と、を備えるインホイールモータ冷却構造であって、ショックアブソーバ11の内部には、フルード7の冷却を行うための冷却水が流れる流路12aが設けられている。【選択図】図2
Description
本発明は、インホイールモータ冷却構造に関する。
特許文献1には、インホイールモータのオイルをショックアブソーバへ循環させることにより、オイル容量を増やして熱容量を向上させるとともに、ショックアブソーバを経由したオイルによってインホイールモータを冷却する冷却構造が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、走行状態によってはショックアブソーバの内部でオイルが加熱され、オイルによる冷却性が低下し、高温のオイルでインホイールモータが十分に冷却されない虞がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、インホイールモータの冷却性を確保することができるインホイールモータ冷却構造を提供することを目的とする。
本発明は、ホイールの内部に配置されて動力源として機能するモータと、前記モータの内部に貯留されたオイルを吸入および吐出するオイルポンプと、を有するインホイールモータと、前記ホイールと車体との間に設けられたショックアブソーバと、前記オイルポンプから吐出された前記オイルを前記ショックアブソーバの内部に供給する第1油路と、前記ショックアブソーバの内部で冷却された前記オイルを前記インホイールモータの内部に供給する第2油路と、を備えるインホイールモータ冷却構造であって、前記ショックアブソーバの内部には、前記オイルの冷却を行うための冷却液が流れる流路が設けられていることを特徴とする。
本発明では、ショックアブソーバの内部に設けた流路に冷却液を流すことによって、冷却水でオイルを冷やし、このオイルでインホイールモータの冷却を行うことができる。これにより、インホイールモータの冷却性を確保することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態におけるインホイールモータ冷却構造について具体的に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
図1は、インホイールモータ冷却構造の外観を模式的に示す図である。図2は、インホイールモータ冷却構造の内部構造を模式的に示す図である。なお、図2には、図1のA−A線断面が示されている。
インホイールモータ1は、ホイール2の内部に配置され、ハブ3、ホイール2、タイヤ4を回転させる。インホイールモータ1の出力軸1aにハブ3が一体化されている。出力軸1aとハブ3とホイール2とタイヤ4とが一体回転する。
インホイールモータ1の内部に、減速機5、モータ6を備え、冷却や潤滑のためのフルード7が内封されている。モータ6は、ステータと、コイルと、ロータと、ロータ軸とを有する。このモータ6は車両に搭載されて走行用の動力源として機能するものであり、図示しないバッテリと電気的に接続されている。減速機5は、モータ6のロータ軸に設けられた駆動ギヤと、この駆動ギヤと噛み合う従動ギヤとによって構成されている。減速機5の従動ギヤは出力軸1aに設けられている。モータ6から出力された動力は減速機5を介してホイール2に伝達される。その際、減速機5はモータ6の回転数を減速して、出力軸1aに動力を伝達する。また、出力軸1aは、インホイールモータ1のケース1bから突出してハブ3に連結されているとともに、軸受によってケース1bに対して回転自在に支持されている。このケース1bの内部にフルード7が貯留されている。フルード7は、オイルにより構成され、インホイールモータ1とストラット10とで共用とする。
インホイールモータ1の内部には、フルード7を、ストラット10のショックアブソーバ11に循環させるためのオイルポンプ8が設けられている。オイルポンプ8は、ケース1b内部のフルード7を吐出して、インホイールモータ1の外部に配管された油路内へとフルード7を圧送する。この油路には、オイルポンプ8から吐出されたオイルをショックアブソーバ11に供給する第1油路21と、ショックアブソーバ11の内部で冷却されたオイルをインホイールモータ1の内部に供給する第2油路22とが含まれる。ストラット10は、ストラット式サスペンションであり、ショックアブソーバ11と、ロッド12と、アッパサポート13とを含んで構成されている。
フルード7の経路は、オイルポンプ8からインホイールモータ1のケース1bに連結されたストラット10のショックアブソーバ11内へ行き、ショックアブソーバ11内に設けられた熱交換器20を経由してインホイールモータ1のケース1b内へと戻る。
ショックアブソーバ11の内部には、冷却水の経路となる中空のロッド12と熱交換器20とが設けられている。ロッド12は、アッパサポート13を介してボデー14に取り付けられている。このロッド12の内部には、冷却水が流れる流路12aが設けられている。ロッド12の流路12a内を流れる冷却水は、フルード7を冷却するための冷却液である。
また、冷却構造として、ロッド12の冷却水の流路12aと接続した配管15と、ラジエータ16とを備える。配管15はラジエータ16に連通している。つまり、流路12aは配管15を介してラジエータ16と連通している。そして、冷却水はラジエータ16を経由してロッド12の内部を循環する。
このように、ストラット10のロッド12を中空とし、ロッド12内部の流路12aに冷却水を流すとともに、ショックアブソーバ11の内部に設けた熱交換器20によって、インホイールモータ1のフルード7とロッド12の内部を通る冷却水との間で熱交換を行う。そして、オイルポンプ8によって、ストラット10およびインホイールモータ1の両者の間を循環させて、フルード7によりモータ6などを冷却する。
ここで、オイルポンプ8によってフルード7が循環される際の作用について説明する。例えば、インホイールモータ1の出力が大きい時には、減速機5およびモータ6で発生する熱が大きくなり、フルード7の温度も上昇する。そこで、フルード7の温度を低下させるために、オイルポンプ8によってフルード7をストラット10側に循環させる。
オイルポンプ8より圧送されたフルード7は、インホイールモータ1のケース1bに連結されたストラット10の内部の熱交換器20において、ロッド12の内部を通る冷却水との間で熱交換を行う。これにより、フルード7の熱が冷却水に渡され、フルード7が冷却される。
その際、ロッド12に取り付けられた配管15は、アッパサポート13を介してボデー14に固定されているため、車両の上下動や操舵での配管15の動きは規制され、耐久性が向上する。これにより、配管15の耐久性を気にすることなく、十分な流量の冷却水を配管15内に流せるので、インホイールモータ1の過熱を防止することができる。
また、冷却水は配管15を通り、ラジエータ16へと流れ、走行風やファン等によって冷却される。
そして、ラジエータ16で冷却された冷却水は、配管15を通り、ストラット10内部のロッド12を冷却し、熱交換器20にてフルード7を冷却する。熱交換器20で冷却されたフルード7は、ストラット10に連結されたインホイールモータ1のケース1b内部に戻され、減速機5やモータ6を冷却する。
以上説明した通り、実施形態によれば、インホイールモータ1の負荷が高くなるとモータ6や減速機5で発生する熱が多くなり、ケース1b内部のフルード7の温度が上昇することになるが、フルード7をストラット10側に循環させることによって、発生した熱は、インホイールモータ1およびショックアブソーバ11内部のフルード7からロッド12内部の冷却水へと伝熱される。これにより、ロッド12内部の流路12aを流れる冷却水によってフルード7を冷却することができ、インホイールモータ1の冷却性を確保することができる。
また、ラジエータ16をホイールハウス内よりも走行風が当たりやすい場所に設置することによって、冷却水およびフルード7を十分に冷却することができる。
1 インホイールモータ
1a 出力軸
1b ケース
2 ホイール
3 ハブ
4 タイヤ
5 減速機
6 モータ
7 フルード
8 オイルポンプ
10 ストラット
11 ショックアブソーバ
12 ロッド
12a 流路
13 アッパサポート
14 ボデー
15 配管
16 ラジエータ
20 熱交換器
21 第1油路
22 第2油路
1a 出力軸
1b ケース
2 ホイール
3 ハブ
4 タイヤ
5 減速機
6 モータ
7 フルード
8 オイルポンプ
10 ストラット
11 ショックアブソーバ
12 ロッド
12a 流路
13 アッパサポート
14 ボデー
15 配管
16 ラジエータ
20 熱交換器
21 第1油路
22 第2油路
Claims (1)
- ホイールの内部に配置されて動力源として機能するモータと、前記モータの内部に貯留されたオイルを吸入および吐出するオイルポンプと、を有するインホイールモータと、
前記ホイールと車体との間に設けられたショックアブソーバと、
前記オイルポンプから吐出された前記オイルを前記ショックアブソーバの内部に供給する第1油路と、
前記ショックアブソーバの内部で冷却された前記オイルを前記インホイールモータの内部に供給する第2油路と、
を備えるインホイールモータ冷却構造であって、
前記ショックアブソーバの内部には、前記オイルの冷却を行うための冷却液が流れる流路が設けられている
ことを特徴とするインホイールモータ冷却構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000825A JP2020108993A (ja) | 2019-01-07 | 2019-01-07 | インホイールモータ冷却構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019000825A JP2020108993A (ja) | 2019-01-07 | 2019-01-07 | インホイールモータ冷却構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020108993A true JP2020108993A (ja) | 2020-07-16 |
Family
ID=71570239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019000825A Pending JP2020108993A (ja) | 2019-01-07 | 2019-01-07 | インホイールモータ冷却構造 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2020108993A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102021200389A1 (de) | 2021-01-18 | 2022-07-21 | Zf Friedrichshafen Ag | Fahrwerk mit einem Antriebsmotor |
WO2024067904A1 (de) * | 2022-09-28 | 2024-04-04 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Elektrisch betreibbarer achsantriebsstrang, verfahren zur steuerung eines achsantriebsstrangs, computerprogrammprodukt und steuereinheit zur steuerung eines achsantriebsstrangs |
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-
2019
- 2019-01-07 JP JP2019000825A patent/JP2020108993A/ja active Pending
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