JPS6039590B2 - 自動二輪車 - Google Patents
自動二輪車Info
- Publication number
- JPS6039590B2 JPS6039590B2 JP55006281A JP628180A JPS6039590B2 JP S6039590 B2 JPS6039590 B2 JP S6039590B2 JP 55006281 A JP55006281 A JP 55006281A JP 628180 A JP628180 A JP 628180A JP S6039590 B2 JPS6039590 B2 JP S6039590B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shock absorber
- jacket
- radiator
- present
- motorcycle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ショックアブソーバの強制冷却を行なう自動
二輪車に関するものである。
二輪車に関するものである。
一般に自動二輪車においては、走行中に路面からうける
衝撃や振動を緩和するために緩衝装置としてショックア
ブソーバが使われている。
衝撃や振動を緩和するために緩衝装置としてショックア
ブソーバが使われている。
ところで、通常の路上走行より過酷な条件の下にオフロ
ードを走行するモトクロス車においては、衝撃力の吸収
を拡大するために、ショックアブソーバのストロークを
長くする傾向にある。一方、ショックァブソーバは、摩
擦力あるいは気体や液体の流動抵抗を利用し、吸収した
エネルギーを熱に変えて放散することによって振動を減
衰するものであるから、ショックアブソーバが車体外に
露出しているものについては大型化が可能であり、また
走行中によく外気と接触するため特に問題はないが、前
記モトクロス車のように、ショックアブソーバが燃料タ
ンク等によって覆われ、しかもオフロードを走行するも
のにあっては、走行中に油温か著しく上昇し減衰作用が
低下してしまうという不具合が起きる。本発明はこのよ
うな事情に鑑みなされたもので、ショックアブソーバの
シリンダ外側にジャケット設け、このジャケットを水冷
式エンジンのラジェータに接続するというきわめて簡単
な構成により、いかなる箇所に装着されていても減衰作
用が変化しないショックアブソーバを備えた自動二輪車
を提供するものである。
ードを走行するモトクロス車においては、衝撃力の吸収
を拡大するために、ショックアブソーバのストロークを
長くする傾向にある。一方、ショックァブソーバは、摩
擦力あるいは気体や液体の流動抵抗を利用し、吸収した
エネルギーを熱に変えて放散することによって振動を減
衰するものであるから、ショックアブソーバが車体外に
露出しているものについては大型化が可能であり、また
走行中によく外気と接触するため特に問題はないが、前
記モトクロス車のように、ショックアブソーバが燃料タ
ンク等によって覆われ、しかもオフロードを走行するも
のにあっては、走行中に油温か著しく上昇し減衰作用が
低下してしまうという不具合が起きる。本発明はこのよ
うな事情に鑑みなされたもので、ショックアブソーバの
シリンダ外側にジャケット設け、このジャケットを水冷
式エンジンのラジェータに接続するというきわめて簡単
な構成により、いかなる箇所に装着されていても減衰作
用が変化しないショックアブソーバを備えた自動二輪車
を提供するものである。
以下、その構成等を図に示す実施例を用いて詳細に説明
する。第1図は本発明に係る自動二輪車の側面図、第2
図は本発明の要部となるショックアブソーバの一部を断
面して示す図である。
する。第1図は本発明に係る自動二輪車の側面図、第2
図は本発明の要部となるショックアブソーバの一部を断
面して示す図である。
これらの図において、符号1で示すものはフレ−ムで「
このフレーム1はステアリングヘッドパイプla、タン
クレールlb、ダウンチューブlcおよびシートピラー
チューブld等から概ね構成されている。2は燃料タン
ク、3はシート、4は水冷式エンジン、5はマフラ、6
は前フレーム1の前に配設され前記エンジン4の冷却水
を冷却するためのラジェータ、7は本発明のの要部をな
すショックアブソーバ、このショックアプソーバ7はタ
ンクレールlbとりャアーム8の頂部a間に介装され、
その下側を除き燃料タンク2およびシート3に覆われて
いる。
このフレーム1はステアリングヘッドパイプla、タン
クレールlb、ダウンチューブlcおよびシートピラー
チューブld等から概ね構成されている。2は燃料タン
ク、3はシート、4は水冷式エンジン、5はマフラ、6
は前フレーム1の前に配設され前記エンジン4の冷却水
を冷却するためのラジェータ、7は本発明のの要部をな
すショックアブソーバ、このショックアプソーバ7はタ
ンクレールlbとりャアーム8の頂部a間に介装され、
その下側を除き燃料タンク2およびシート3に覆われて
いる。
一方、、このショックアブソーバ7は、第2図に示すよ
うにそのシリンダ7aの外側に筒状空間7bを形成する
ジャケット7cが設けられ、このジャケット7cには二
つの冷却媒体口7d,7eが設けられている。
うにそのシリンダ7aの外側に筒状空間7bを形成する
ジャケット7cが設けられ、このジャケット7cには二
つの冷却媒体口7d,7eが設けられている。
そして、このショックアブソーバ7のジャケット7cは
、ラジェータ6に接続されている。すなわち、本実施例
では、一方の冷却媒体口7dがパイプ9によりラジェー
タ6のアッパタンク6aに、また他方の冷却媒体口7e
がパイプ10,11によりエンジン4の冷却系を介して
ラジヱータ6のロアータンタ6bに接続されている。こ
のように本発明はオイルが内蔵されたシリソダ部分にジ
ャケットが設けられ、このジャケットがラジェータに接
続されているから、ショックアブソーバの減衰作用時に
発生する熱はジャケット内の冷却媒体で冷却され、この
冷却媒体はラジェータに導びかれ走行風によって冷却さ
れる。
、ラジェータ6に接続されている。すなわち、本実施例
では、一方の冷却媒体口7dがパイプ9によりラジェー
タ6のアッパタンク6aに、また他方の冷却媒体口7e
がパイプ10,11によりエンジン4の冷却系を介して
ラジヱータ6のロアータンタ6bに接続されている。こ
のように本発明はオイルが内蔵されたシリソダ部分にジ
ャケットが設けられ、このジャケットがラジェータに接
続されているから、ショックアブソーバの減衰作用時に
発生する熱はジャケット内の冷却媒体で冷却され、この
冷却媒体はラジェータに導びかれ走行風によって冷却さ
れる。
以上明したように本発明によれば、ショックアプソーバ
のシリンダ部分にジャケットを設け、これをラジェ−外
こ接続するいうきわてめて簡単な横により、ショックア
ブソーバ内のオイルの温度上昇を抑えることができ、し
たがってオイルの粘性変化に起因する減衰作用の低下を
防止することができる。また、もともとエンジンを冷却
するために装備したラジェータを利用できるから、ショ
ックアブソーバを冷却するための特別な装置を必要とせ
ず経済的に実施でき、さらにショックアブソーバの油縞
がエンジン冷却水の温度に追随するため、アイドリング
などによって昇溢された温度から最高8000程度の比
較的狭い温度範囲に維持できるから、懸架性能すなわち
減衰力の変化を小さくすることができるという利点もあ
る。
のシリンダ部分にジャケットを設け、これをラジェ−外
こ接続するいうきわてめて簡単な横により、ショックア
ブソーバ内のオイルの温度上昇を抑えることができ、し
たがってオイルの粘性変化に起因する減衰作用の低下を
防止することができる。また、もともとエンジンを冷却
するために装備したラジェータを利用できるから、ショ
ックアブソーバを冷却するための特別な装置を必要とせ
ず経済的に実施でき、さらにショックアブソーバの油縞
がエンジン冷却水の温度に追随するため、アイドリング
などによって昇溢された温度から最高8000程度の比
較的狭い温度範囲に維持できるから、懸架性能すなわち
減衰力の変化を小さくすることができるという利点もあ
る。
第1図は本発明に係る自動二輪車の一実施例を示す側面
図、第2図は本発明の要部となるショックアプソーバの
一部を断面して示す図である。 6……ラジヱータ、7……ショックアブソーバ、7a…
…シリング、7c……ジヤケツト、9,10,11……
パイプ。 第1図 第2図
図、第2図は本発明の要部となるショックアプソーバの
一部を断面して示す図である。 6……ラジヱータ、7……ショックアブソーバ、7a…
…シリング、7c……ジヤケツト、9,10,11……
パイプ。 第1図 第2図
Claims (1)
- 1 シヨツクアブソーバのシリンダ外側にジヤケツトを
設け、このジヤケツトと水冷式エンジンのラジエータと
をエンジンの冷却系を介して接続したことを特徴とする
自動二輪車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55006281A JPS6039590B2 (ja) | 1980-01-24 | 1980-01-24 | 自動二輪車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55006281A JPS6039590B2 (ja) | 1980-01-24 | 1980-01-24 | 自動二輪車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56103672A JPS56103672A (en) | 1981-08-18 |
JPS6039590B2 true JPS6039590B2 (ja) | 1985-09-06 |
Family
ID=11634003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55006281A Expired JPS6039590B2 (ja) | 1980-01-24 | 1980-01-24 | 自動二輪車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6039590B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020108993A (ja) * | 2019-01-07 | 2020-07-16 | トヨタ自動車株式会社 | インホイールモータ冷却構造 |
-
1980
- 1980-01-24 JP JP55006281A patent/JPS6039590B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020108993A (ja) * | 2019-01-07 | 2020-07-16 | トヨタ自動車株式会社 | インホイールモータ冷却構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56103672A (en) | 1981-08-18 |
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