JP2020108338A - 収穫機 - Google Patents

収穫機 Download PDF

Info

Publication number
JP2020108338A
JP2020108338A JP2018248683A JP2018248683A JP2020108338A JP 2020108338 A JP2020108338 A JP 2020108338A JP 2018248683 A JP2018248683 A JP 2018248683A JP 2018248683 A JP2018248683 A JP 2018248683A JP 2020108338 A JP2020108338 A JP 2020108338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condenser
cabin
cover
tank
grain tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018248683A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7184640B2 (ja
Inventor
智徳 田中
Tomonori Tanaka
智徳 田中
孔明 湯本
Komei Yumoto
孔明 湯本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2018248683A priority Critical patent/JP7184640B2/ja
Priority to KR1020190169504A priority patent/KR20200083242A/ko
Priority to CN201911376481.5A priority patent/CN111373924B/zh
Publication of JP2020108338A publication Critical patent/JP2020108338A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7184640B2 publication Critical patent/JP7184640B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Combines (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】コンデンサによる冷媒の冷却効率の向上を図ることができる、収穫機を提供する。【解決手段】キャビン4とその後方に配置される穀粒タンク5との間の収容室22には、コンデンサ24と、コンデンサ24に風を通過させるコンデンサファン25とが配置されている。そして、コンバイン1の右側面において、キャビン4と穀粒タンク5との間には、カバー26が設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、コンバインなどの収穫機に関する。
たとえば、コンバインでは、圃場に植立している穀稈の株元が刈取装置によって刈られ、その刈られた穀稈が刈取装置から脱穀装置に搬送されて、脱穀装置で穀稈が脱穀され、穀粒が穀粒タンクに収集される。
コンバインの機体フレームの前端部上には、運転席や操作レバーおよび操作ペダルなどの操作部材を収容したキャビンが支持されている。コンバインの運転者は、キャビン内に搭乗して、運転席に着座し、コンバインの走行および操向などの各種操作を行うことができる。穀粒タンクは、機体フレーム上でキャビンの後方に配置されている。キャビンと穀粒タンクとの間は、収容室とされており、キャビン内の空調のためのエアコンディショナのコンデンサやコンデンサに付随したコンデンサファンなどが配置されている。
特開2015−19596号公報
エアコンディショナでは、コンプレッサで圧縮された半液体の冷媒がコンデンサに供給され、その冷媒がコンデンサで冷却されることにより液化する。コンデンサファンが駆動されて、コンデンサを風が通過することにより、コンデンサにおける冷媒の冷却が促進される。
しかし、コンデンサなどの配置によっては、コンデンサにおける熱交換後の高温の風が収容室から外部に排出された後に収容室の吸気口へ回り込み、コンデンサを通過する風がループを形成し、エアコンディショナの十分な性能(エアコン性能)が得られない場合がある。
本発明の目的は、コンデンサによる冷媒の冷却効率の向上を図ることができる、収穫機を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る収穫機は、運転者が搭乗する空間を提供するキャビンと、キャビンの後方に配置され、収穫物を収容するタンクと、キャビンとタンクとの間に配置され、冷媒を冷却するコンデンサと、コンデンサに付随して設けられ、コンデンサに風を通過させるコンデンサファンと、キャビンとタンクとの間における幅方向一方側の端部に設けられ、当該間から外部への風の流れを阻害するカバーとを含む。
この構成によれば、キャビンとその後方に配置されるタンクとの間には、コンデンサと、コンデンサに風を通過させるコンデンサファンとが配置されている。そして、キャビンとタンクとの間における幅方向一方側の端部には、それらの間から外部への風の排出を阻害するカバーが設けられている。そのため、コンデンサを通過した風がキャビンとタンクとの間から外部に排出された後にキャビンとタンクとの間へと回り込むことを抑制できる。その結果、コンデンサを通過する風がループを形成することを抑制でき、コンデンサによる冷媒の冷却効率を向上させることができる。
収穫機は、キャビンとタンクとの間における幅方向一方側の端部に設けられ、外部から当該間に塵埃が入ることを防止する防塵フィルタをさらに含み、カバーは、タンクと防塵フィルタとの隙間に配置されてもよい。
キャビンとタンクとの間には、外部から防塵フィルタを通して風(外気)が入るので、その防塵フィルタが設けられている部分は、キャビンとタンクとの間への吸気口となる。そのため、タンクと防塵フィルタとの間の隙間にカバーが配置されることにより、風がその隙間を通して外部に排出された後に防塵フィルタを通過してキャビンとタンクとの間に入ることを抑制でき、コンデンサを通過する風がループを形成することを効果的に抑制できる。そのため、コンデンサによる冷媒の冷却効率の一層の向上を図ることができる。
カバーは、複数に分割して構成されていてもよく、その場合、複数のカバー(分割部分)のうちの一部は、タンクに取り付けられていてもよい。これにより、タンクが幅方向一方側に回動して展開する構成が採用されても、その回動するタンクからのカバーの突出量を可及的に少なくすることができる。その結果、タンクを回動させる際にカバーがキャビンと干渉することを抑制でき、また、タンクが展開した状態でカバーが人やその周辺の部材に当たることを抑制できる。さらには、タンクから大きなサイズのカバーが突出することによる意匠性の悪化を抑制できる。また、カバーの一部がタンクに取り付けられることにより、機体側に残されるカバーのサイズを小さくでき、その機体側のカバーにタンクが接触することを防止でき、その接触によるカバーの破損を防止できる。
ただし、複数に分割されたカバーのすべてがタンクに取り付けられていてもよい。
コンデンサファンは、コンデンサに対してコンデンサにおける風の流通方向の上流側に配置されていてもよい。
この構成では、コンデンサファンから送り出される風がコンデンサを通過するので、コンデンサファンがコンデンサに対して流通方向の下流側に配置される構成、つまりコンデンサファンに引き込まれる風がコンデンサを通過する構成と比較して、コンデンサを通過した後の風の勢いが弱い。そのため、キャビンとタンクとの間から外部に排出される風の回り込みによるループが形成されやすいが、カバーが設けられていることにより、そのループの形成を抑制する効果が際だって発揮され、コンデンサによる冷媒の冷却効率の飛躍的な向上を図ることができる。
カバーは、金属製であってもよいが、樹脂製であることが好ましい。カバーが樹脂製であれば、加工が容易であるうえ、タンクが幅方向一方側に回動して展開する構成では、タンクの開閉時にカバーと別体との接触による別体の損傷を抑制できる。
本発明によれば、コンデンサを通過した風がキャビンとタンクとの間から外部に排出された後にキャビンとタンクとの間へと回り込むことを抑制できる。その結果、コンデンサを通過する風がループを形成することを抑制でき、コンデンサによる冷媒の冷却効率を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るコンバインの機体の右側面図である。 機体の平面図である。 キャビンと穀粒タンクとの間の内部構成を示す右側面図である。 従来の構成の問題点を説明するための図である。 ブレーキリンク構造を示す断面図である。 押圧アームの下端部および揺動部材の上端部を示す斜視図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<コンバインの機体の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係るコンバイン1の機体2の右側面図である。図2は、機体2の平面図である。
コンバイン1は、圃場を走行しながら穀稈の刈り取りおよび穀稈からの脱穀を行う収穫機の一例である。コンバイン1の機体2は、鋼材を組み合わせた構造物であるメインフレーム3を備えている。メインフレーム3には、キャビン4および穀粒タンク5などが支持されている。
なお、図示されていないが、機体2は、左右一対の走行装置に支持されている。走行装置には、圃場でのコンバイン1の走行可能にするため、たとえば、高い不整地走破能力を有するクローラが採用される。
キャビン4は、メインフレーム3の前端部上に配置されている。キャビン4は、その内部に運転者が搭乗する空間を提供し、その空間内には、たとえば、運転者が着座する運転席や操作レバーおよび操作ペダルなどの操作部材が配置されている。キャビン4の右側面には、図1に示されるように、ドア11が設けられている。ドア11は、その後端部に取り付けられた2個の蝶番12により開閉可能に支持されている。運転者は、ドア11を開いて、キャビン4内に乗り込むことができる。
穀粒タンク5は、メインフレーム3上でキャビン4の後方に配置されている。穀粒タンク5には、脱穀装置により穀稈から脱穀された穀粒を貯留する。穀粒タンク5の右側面を構成する右側壁は、固定壁部13と、固定壁部13の上側の開閉壁部14とを備えている。固定壁部13は、メインフレーム3に対して固定的に設けられている。開閉壁部14は、その後端縁に沿って上下に延びる回動軸線を中心に開閉可能に設けられている。開閉壁部14が開かれると、固定壁部13を残して、穀粒タンク5の右側面が大きく開放される。これにより、穀粒タンク5内のメンテナンスを行う際に、その大きく開放された開口からメンテナンス作業者が穀粒タンク5内に容易に入り込むことができる。
また、穀粒タンク5は、右後端部で上下方向に延びる軸線を中心に、その全体が右側に展開可能に構成されている。これにより、メンテナンス作業者は、穀粒タンク5の全体を右側に展開して、キャビン4と穀粒タンク5との間に配置されている機器類を容易にメンテナンスすることができる。
<収容室>
図3は、キャビン4と穀粒タンク5との間の内部構成を示す右側面図である。
コンバイン1の右側面において、キャビン4と穀粒タンク5との間には、図1に示されるように、それらの間に外部から塵埃が入ることを防止する防塵フィルタ21が設けられている。防塵フィルタ21の奥側の部分、つまりキャビン4と穀粒タンク5との間における防塵フィルタ21で右側から覆われる部分は、各種の機器を収容する収容室22として形成されている。
収容室22には、たとえば、エンジン(図示せず)に吸入される外気を浄化するエアクリーナ23が配置されている。
また、コンバイン1は、キャビン4内の空調のためのエアコンディショナを搭載している。収容室22には、エアコンディショナのコンデンサ24およびコンデンサ24に付随したコンデンサファン25が配置されている。コンデンサ24は、収容室22の後端部に配置され、コンデンサファン25は、コンデンサ24の前側に隣接して配置されている。
エアコンディショナでは、コンプレッサで圧縮された半液体の冷媒がコンデンサ24に供給され、その冷媒がコンデンサ24で冷却されることにより液化する。コンデンサ24でほぼ液化された冷媒は、レシーバに供給され、レシーバでは、液化されずに残っている気化したままの冷媒が液化した冷媒から分離される。そして、液化した冷媒は、エキスパンションバルブからエバポレータに噴射され、エバポレータから熱を奪って一気に気化することにより、エバポレータを冷却する。ブロワからの送風がエバポレータを通過することにより冷風となり、その冷風がキャビン4内に供給される。
コンデンサファン25から送り出される風がコンデンサ24を通過することにより、コンデンサ24における冷媒の冷却が促進される。
<カバー>
コンバイン1の右側面には、キャビン4と穀粒タンク5との間、具体的には、穀粒タンク5と防塵フィルタ21との間に、樹脂製のカバー26が設けられている。カバー26は、3個のカバー26A,26B,26Cに分割して構成されている。カバー26Aは、右側面視において、上下方向に延びる略矩形状に形成され、その後側の端部が複数のボルト(図示せず)で穀粒タンク5の右側面の前端部に取り付けられている。カバー26Aの上下方向の位置は、コンデンサ24およびコンデンサファン25の上下方向の位置に対応している。たとえば、カバー26Aの上下方向の中央の位置は、コンデンサファン25の回転軸線よりも少し高い位置に設定されている。カバー26Bは、略矩形状に形成され、収容室22で上下方向に延びるフレーム27に取り付けられて、そのフレーム27に沿って上下に延びている。カバー26Bの上端部は、カバー26Aに対して左側から左右方向に重なっている。カバー26Cは、略矩形状に形成されており、カバー26Bの下端部の左側から後下方に延びるフレーム28に取り付けられて、そのフレーム28に沿って斜めに延びている。
<作用効果>
以上のように、キャビン4とその後方に配置される穀粒タンク5との間の収容室22には、コンデンサ24と、コンデンサ24に風を通過させるコンデンサファン25とが配置されている。そして、コンバイン1の右側面において、キャビン4と穀粒タンク5との間には、カバー26が設けられている。具体的には、コンバイン1では、キャビン4と穀粒タンク5との間に、防塵フィルタ21が右側から臨むように配置されており、カバー26は、穀粒タンク5と防塵フィルタ21との間の隙間に設けられている。
キャビン4と穀粒タンク5との間には、外部から防塵フィルタ21を通して風(外気)が入るので、その防塵フィルタ21が設けられている部分は、キャビン4と穀粒タンク5との間(収容室22)への吸気口となる。そのため、穀粒タンク5と防塵フィルタ21との間の隙間にカバー26が配置されることにより、図3に白抜き矢印で示されるように、穀粒タンク5と防塵フィルタ21との間から外部への風の排出がカバー26で阻害される。そのため、コンデンサ24を通過した風が外部に排出された後に防塵フィルタ21を通過してキャビン4と穀粒タンク5との間に入ることを抑制でき、コンデンサ24を通過する風がループを形成することを抑制できる。そのため、コンデンサ24による冷媒の冷却効率の向上を図ることができる。
カバー26は、複数のカバー26A,26B,26Cに分割して構成されている。そして、それらの一部であるカバー26Aは、穀粒タンク5に取り付けられている。これにより、穀粒タンク5が右側に回動して展開する構成であっても、その回動する穀粒タンク5からのカバー26Aの突出量をカバー26A,26B,26Cのすべてが穀粒タンク5に取り付けられる場合よりも少なくすることができる。その結果、穀粒タンク5を回動させる際にカバー26Aがキャビン4と干渉することを抑制でき、また、穀粒タンク5が展開した状態でカバー26Aが人やその周辺の部材に当たることを抑制できる。さらには、穀粒タンク5から大きなサイズのカバー26Aが突出することによる意匠性の悪化を抑制できる。また、カバー26Aが穀粒タンク5に取り付けられることにより、機体2側に残るカバー26B,26Cのサイズおよび位置を適切に設計することにより、機体2側のカバー26B,26Cに穀粒タンク5が接触することを防止でき、その接触によるカバー26B,26Cの破損を防止できる。
コンデンサファン25は、コンデンサ24に対してコンデンサ24における風の流通方向の上流側に配置されている。この構成では、コンデンサファン25から送り出される風がコンデンサ24を通過するので、コンデンサファン25がコンデンサ24に対して流通方向の下流側に配置される構成、つまりコンデンサファン25に引き込まれる風がコンデンサ24を通過する構成と比較して、コンデンサ24を通過した後の風の勢いが弱い。そのため、カバー26が設けられていない場合、図4に示されるように、キャビン4と穀粒タンク5との間から外部に排出される風の回り込みによるループが形成されやすい。カバー26が設けられることにより、そのループの形成を抑制する効果が際だって発揮され、コンデンサ24による冷媒の冷却効率の飛躍的な向上を図ることができる。
また、カバー26が樹脂製であるので、加工が容易である。そのうえ、穀粒タンク5が右側に回動して展開されたときに、カバー26が別体に接触することによる別体の損傷を抑制することができる。
<ブレーキリンク構造>
図5は、ブレーキリンク構造を示す断面図である。
キャビン4内に配置されている操作ペダルには、ブレーキペダル31が含まれる。ブレーキペダル31は、ブレーキペダルアーム32と、ブレーキペダルアーム32に支持されたブレーキペダルパッド33とを備えている。
ブレーキペダルアーム32は、前後方向に延びている。ブレーキペダルアーム32の後端部は、基端部であり、左右方向に延びるアーム支持軸34が一体的に設けられている。アーム支持軸34は、メインフレーム3(図1参照)に対して固定的に設けられた支柱35に回動可能に支持されている。これにより、ブレーキペダルアーム32は、アーム支持軸34を支点として揺動可能に設けられている。
また、ブレーキペダルアーム32には、引張コイルばね36の一端が接続されている。引張コイルばね36の他端は、支柱35に固定されている。ブレーキペダルアーム32は、引張コイルばね36の弾性力により、前側の先端部が持ち上がる方向に付勢されている。
ブレーキペダルパッド33は、ブレーキペダルアーム32の先端部に保持されている。
ブレーキペダルアーム32には、押圧アーム37の一端部が接続されている。押圧アーム37は、ブレーキペダル31が踏まれていない状態において、ブレーキペダルアーム32から前下方に延び、後下側に湾曲ないしは屈曲して延びている。押圧アーム37は、キャビン4の下方まで延びている。
キャビン4の下方には、揺動部材38が設けられている。また、キャビン4の下方には、支持部材39がメインフレーム3に対して固定的に設けられている。揺動部材38は、前後方向に沿って上下方向に延びる板状に形成されている。揺動部材38の上下方向の中央部に支持部材39から右側に延びる揺動軸41が挿通されることにより、揺動部材38は、揺動軸41に揺動可能に支持されている。
図6は、押圧アーム37の下端部および揺動部材38の上端部を示す斜視図である。
揺動部材38の上端部には、ピン保持部材42が設けられている。ピン保持部材42は、揺動部材38の右側面から右側に延び、上前側に屈曲して揺動部材38と平行に延びている。ピン保持部材42には、入力ピン43が左右方向に貫通して設けられている。入力ピン43におけるピン保持部材42から右側に突出した部分には、円筒状のカラー44が相対回転可能に外嵌されている。押圧アーム37の下端は、ブレーキペダル31が踏まれていない状態で、カラー44に対して前上側から近接して対向する。一方、揺動部材38の下端部には、ブレーキワイヤ45の一端が接続されている。
この構成により、ブレーキペダルパッド33が運転者の足で踏まれると、ブレーキペダルアーム32が引張コイルばね36の弾性力に抗して回動し、押圧アーム37の下端面46がカラー44に前上側から当接する。ブレーキペダルパッド33がさらに踏まれて、ブレーキペダルアーム32がさらに回動すると、押圧アーム37の下端面46にカラー44が押圧され、その押圧力により、揺動部材38が右側から見て反時計回りに回動する。この揺動部材38の回動により、ブレーキワイヤ45が引き上げられて、ブレーキワイヤ45により機械的に操作されるブレーキ(図示せず)が作動する。
カラー44が入力ピン43に相対回転可能に外嵌されているので、押圧アーム37の下端面46がカラー44を押圧するときに、カラー44が回動する。これにより、カラー44と押圧アーム37の下端面46とが摺動することを抑制でき、その摺動によるブレーキペダル31の操作フィーリングの悪化を防止することができる。
<変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することも可能である。
たとえば、前述の実施形態では、カバー26を構成する3個のカバー26A,26B,26Cのうちの1個のカバー26Aが穀粒タンク5に取り付けられているとしたが、それらのうちの2個が穀粒タンク5に取り付けられていてもよいし、3個のカバー26A,26B,26Cのすべてが穀粒タンク5に取り付けられていてもよい。
収穫機の一例として、コンバイン1を取り上げたが、本発明は、コンバイン1に限らず、人参や大根、枝豆、キャベツなどの野菜を収穫する収穫機などに適用することができる。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:コンバイン(収穫機)
4:キャビン
5:穀粒タンク
21:防塵フィルタ
22:収容室
24:コンデンサ
25:コンデンサファン
26:カバー

Claims (5)

  1. 運転者が搭乗する空間を提供するキャビンと、
    前記キャビンの後方に配置され、収穫物を収容するタンクと、
    前記キャビンと前記タンクとの間に配置され、冷媒を冷却するコンデンサと、
    前記コンデンサに付随して設けられ、前記コンデンサに風を通過させるコンデンサファンと、
    前記キャビンと前記タンクとの間における幅方向一方側の端部に設けられ、当該間から外部への風の流れを阻害するカバーとを含む、収穫機。
  2. 前記キャビンと前記タンクとの間における前記幅方向一方側の端部に設けられ、外部から当該間に塵埃が入ることを防止する防塵フィルタをさらに含み、
    前記カバーは、前記タンクと前記防塵フィルタとの隙間に配置される、請求項1に記載の収穫機。
  3. 前記カバーは、複数に分割して構成されており、
    前記複数に分割された前記カバーの一部は、前記タンクに取り付けられている、請求項1または2に記載の収穫機。
  4. 前記コンデンサファンは、前記コンデンサに対して前記コンデンサにおける風の流通方向の上流側に配置されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の収穫機。
  5. 前記カバーは、樹脂製である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の収穫機。
JP2018248683A 2018-12-28 2018-12-28 収穫機 Active JP7184640B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018248683A JP7184640B2 (ja) 2018-12-28 2018-12-28 収穫機
KR1020190169504A KR20200083242A (ko) 2018-12-28 2019-12-18 수확기
CN201911376481.5A CN111373924B (zh) 2018-12-28 2019-12-27 收割机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018248683A JP7184640B2 (ja) 2018-12-28 2018-12-28 収穫機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020108338A true JP2020108338A (ja) 2020-07-16
JP7184640B2 JP7184640B2 (ja) 2022-12-06

Family

ID=71569618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018248683A Active JP7184640B2 (ja) 2018-12-28 2018-12-28 収穫機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7184640B2 (ja)

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07298757A (ja) * 1994-05-10 1995-11-14 Yanmar Agricult Equip Co Ltd キャビン内のコンデンサー冷却部
JPH10113030A (ja) * 1996-10-09 1998-05-06 Iseki & Co Ltd エンジンカバ−の開閉装置
JPH11318176A (ja) * 1998-05-20 1999-11-24 Seirei Ind Co Ltd コンバインのキャビン内冷房用コンデンサ排風装置
JP2001213354A (ja) * 2000-01-31 2001-08-07 Denso Corp フロントエンド構造
US20020014322A1 (en) * 2000-01-31 2002-02-07 Ikuo Ozawa Front end structure
JP2002065046A (ja) * 2000-08-30 2002-03-05 Iseki & Co Ltd コンバイン
JP2013056631A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Yanmar Co Ltd コンバイン
US20130255911A1 (en) * 2012-03-29 2013-10-03 Kubota Corporation Working machine
JP2015019596A (ja) * 2013-07-16 2015-02-02 株式会社クボタ 収穫機
US20180007830A1 (en) * 2016-07-06 2018-01-11 Tribine Industries Llc Airflow for an Agricultural Harvesting Combine
WO2018155794A1 (ko) * 2017-02-27 2018-08-30 엘에스엠트론 주식회사 향상된 냉각 공조 시스템을 갖는 콤바인

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07298757A (ja) * 1994-05-10 1995-11-14 Yanmar Agricult Equip Co Ltd キャビン内のコンデンサー冷却部
JPH10113030A (ja) * 1996-10-09 1998-05-06 Iseki & Co Ltd エンジンカバ−の開閉装置
JPH11318176A (ja) * 1998-05-20 1999-11-24 Seirei Ind Co Ltd コンバインのキャビン内冷房用コンデンサ排風装置
JP2001213354A (ja) * 2000-01-31 2001-08-07 Denso Corp フロントエンド構造
US20020014322A1 (en) * 2000-01-31 2002-02-07 Ikuo Ozawa Front end structure
JP2002065046A (ja) * 2000-08-30 2002-03-05 Iseki & Co Ltd コンバイン
JP2013056631A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Yanmar Co Ltd コンバイン
US20130255911A1 (en) * 2012-03-29 2013-10-03 Kubota Corporation Working machine
JP2013204361A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Kubota Corp 作業機
JP2015019596A (ja) * 2013-07-16 2015-02-02 株式会社クボタ 収穫機
US20180007830A1 (en) * 2016-07-06 2018-01-11 Tribine Industries Llc Airflow for an Agricultural Harvesting Combine
WO2018155794A1 (ko) * 2017-02-27 2018-08-30 엘에스엠트론 주식회사 향상된 냉각 공조 시스템을 갖는 콤바인

Also Published As

Publication number Publication date
JP7184640B2 (ja) 2022-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8127876B2 (en) Cooling enclosure for electronic motor control components
KR101988057B1 (ko) 콤바인
JP7184640B2 (ja) 収穫機
CN202722038U (zh) 联合收割机的驾驶部结构
CN111373924A (zh) 收割机
JPH0974863A (ja) コンバインのミッションケース上部側冷却装置
JP7010618B2 (ja) コンバイン
JP5541953B2 (ja) コンバインにおけるエンジンカバーの除塵装置
JP3177717B2 (ja) コンバインのエンジン装置
JP3655332B2 (ja) 移動農機のエンジン冷却装置
JP7479969B2 (ja) 作業車両
WO2005060729A1 (ja) コンバイン
JP2019004815A (ja) コンバイン
JPH06316224A (ja) 車両のボンネット内部の冷却構造
JP5616089B2 (ja) コンバインにおけるエンジンカバーの除塵装置
JP2011177079A (ja) コンバイン
JPS6234824Y2 (ja)
JP2011041535A (ja) コンバイン
JPH04108025A (ja) コンバインのキャビン空調装置
JPH0833418A (ja) コンバインの冷却装置
JP2022104754A (ja) 作業車両
JP2002068025A (ja) 作業車のキャビン装置
JP2001045845A (ja) 作業機
JP2022007066A (ja) 脱穀装置及びコンバイン
JP2021083376A (ja) 作業車両のエンジンルーム構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7184640

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150