JP2020104569A - カウルトップ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】カウルトップから水を車体外方に排水でき、カウルトップを好適に変形、破断させることができるカウルトップ構造を提供する。【解決手段】カウルトップ構造20は、フロントガラスの下縁に沿って車幅方向に向けて設けられている。カウルトップ構造は、隆起部36と、脆弱部37と、排水路38と、を備えている。隆起部は、カウルトップの左端部に形成されている。脆弱部は、隆起部に形成されている。排水路は、隆起部の周囲に設けられて車体外方に水を排水するように形成されている。【選択図】図8

Description

本発明は、カウルトップ構造に関する。
従来、自動車のフロントガラスの下縁とエンジンフードの後縁との間に設けられたカウルボックスは、樹脂製のカウルトップによって覆われ、雨水などの浸入が抑制されている。カウルトップは、フロントガラスの下縁に沿って延び、かつ、外端部において湾曲されている。カウルトップ構造は、例えば、フロントガラスの下縁の中央部から両側部の大部分にわたって配置されたカウルトップと、両端部に設けられたサイドカバーとを備えている。カウルトップ構造は、例えば、カウルトップの上面に雨水などが滞留することが考えられる。
この対策として、例えば、カウルトップに車幅方向へ延在する排水溝を形成し、カウルトップとサイドカバーとの間に通水路を設け、通水路が排水溝に連通された構成が知られている。このカウルトップ構造によれば、排水溝から導かれた雨水などを、通水路を経て外部に排水できる(例えば、特許文献1参照)。
また、カウルトップ構造のなかには、カウルトップの第1平面部および第2平面部に、第1脆弱部および第2脆弱部を設け、第1平面部および第2平面部に突起形状部を設けた構成がある。突起形状部は、第1平面部および第2平面部に対して傾斜角度θで形成されている。
このカウルトップ構造よれば、衝突時に衝撃荷重が車体上方からエンジンフードの後部などに入力した場合に、エンジンフードが車両下方へ向かって変形する。エンジンフードが変形することにより、エンジンフードの後部が突起形状部の頂部に干渉する。この状態において、突起形状部の近傍に応力を集中させて、第1脆弱部や第2脆弱部を確実に変形、破断させることにより衝撃荷重を吸収できる(例えば、特許文献2参照)。
特許第4843815号公報 特開2018−75997号公報
しかし、特許文献1のカウルトップ構造は、エンジンフードの後部などに車体上方から入力した衝撃荷重でエンジンフードが車両下方へ向かって変形する際に、カウルトップを好適に変形、破断させて衝撃荷重を吸収することは難しい。
また、特許文献2のカウルトップ構造は、カウルトップから水を排水することが難しい。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、カウルトップから水を車体外方に排水でき、カウルトップを好適に変形、破断させることができるカウルトップ構造を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載の発明は、車両(例えば実施形態の車両10)のフロントガラス(例えば実施形態のフロントガラス14)の下縁(例えば実施形態の下縁14a)に沿って車幅方向に向けて設けられたカウルトップ(例えば実施形態のカウルトップ31)を備えたカウルトップ構造(例えば実施形態のカウルトップ構造20)において、前記カウルトップの外端部(例えば実施形態の左端部57)に形成された隆起部(例えば実施形態の隆起部36)と、前記隆起部に形成された脆弱部(例えば実施形態の脆弱部37)と、前記隆起部の周囲に形成されて車体外方に水を排水する排水路(例えば実施形態の排水路38)と、を備える、ことを特徴とする。
このように、カウルトップに隆起部を形成することにより、隆起部の周囲に排水路を容易に形成できる。これにより、カウルトップの水を排水路から車体外方に排水することができる。
また、隆起部に脆弱部を形成した。よって、衝突により衝撃荷重が車体上方からエンジンフードの後部などに入力し、エンジンフードが車両下方へ向けて変形した場合に、脆弱部から変形や破断を発生させることができる。ここで、隆起部は、脆弱部に応力を集中させて変形や破断を促進することができる。これにより、脆弱部に変形や破断を確実に発生させて、衝撃荷重を良好に吸収できる。
このように、カウルトップに隆起部を形成することにより、隆起部の周囲に排水路を容易に形成でき、隆起部により脆弱部に応力を集中させることができる。これにより、カウルトップから水を車体外方に排水でき、脆弱部(すなわち、カウルトップ)を確実に変形、破断させることができる。
請求項2に記載の発明は、前記排水路は、前記隆起部の車幅方向内側の内壁(例えば実施形態の内壁71)に沿って形成された第1排水路(例えば実施形態の第1排水路81)と、前記隆起部の車幅方向外側の外壁(例えば実施形態の外壁72)に沿って形成され、前記第1排水路より車両下方に形成された第2排水路(例えば実施形態の第2排水路82)と、を有し、前記カウルトップは、前記隆起部の車幅方向内側に設けられ、前記隆起部へ向けて下り勾配に形成された傾斜部(例えば実施形態の傾斜部56)と、前記傾斜部に形成されて前記第2排水路へ水を案内するガイドリブ(例えば実施形態のガイドリブ39)と、を備える、ことを特徴とする。
このように、隆起部の内壁に沿って第1排水路を形成し、隆起部の外壁に沿って第2排水路を形成した。よって、第1排水路の壁部が内壁で形成され、第2排水路の壁部が外壁で形成される。また、第2排水路を第1排水路より車両下方に形成した。よって、外壁は内壁より高く形成されている。これにより、第2排水路は第1排水路より水路深さ寸法が大きく形成される。さらに、水路深さ寸法が大きな第2排水路にガイドリブで水を案内するようにした。
これにより、第2排水路を第1排水路より車両下方に形成することにより、第2排水路の深さ寸法を第1排水路より大きく形成できる。また、ガイドリブで第2排水路へ水を案内することにより、カウルトップから多量の水を排水し、カウルトップの下方のエアコン吸気口への水浸入を確実に抑制できる。
請求項3に記載の発明は、前記脆弱部は、開口部であって、サイドカバー(例えば実施形態のサイドカバー32)で覆われる、ことを特徴とする。
このように、脆弱部を開口にすることにより、エンジンフードの後部に車体上方から入力した衝撃荷重に対して脆弱部を確実に変形、破壊できる。また、脆弱部をサイドカバーで覆うことにより、脆弱部(すなわち、開口)から水が浸入することを抑制できる。
請求項4に記載の発明は、前記隆起部は、車幅方向外側の外壁(例えば実施形態の外壁72)が車体前後方向に向けて配置され、前記外壁に車体前後方向において形成される、少なくとも1つのスリット(例えば実施形態のスリット77)を備え前記スリットは、前記開口部に連続する、ことを特徴とする。
このように、開口部に連続するスリットを外壁に形成した。よって、開口部を車体前後方向に長く形成できる。これにより、車体上方から入力する衝撃荷重に対して外壁(すなわち、脆弱部)を確実に変形、破壊できる。
請求項5に記載の発明は、前記カウルトップは、前記隆起部の上壁(例えば実施形態の上壁75)に形成され、前記サイドカバーの内面(例えば実施形態の内面32a)に当接する第1止水リブ(例えば実施形態の第1止水リブ41)を備える、ことを特徴とする。
このように、隆起部の上壁に第1止水リブを形成し、第1止水リブにサイドカバーの内面を当接することにより、開口部への水浸入を確実に抑制できる。
請求項6に記載の発明は、前記サイドカバーは、エンジンフード(例えば実施形態のエンジンフード18)の後端部(例えば実施形態の後端部18a)に向けて立設する遮蔽部(例えば実施形態の遮蔽部103)を有する、ことを特徴とする。
このように、サイドカバーの遮蔽部をエンジンフードの後端部に向けて立設させた。これにより、サイドカバーとエンジンフードの後端部との間の隙間を遮蔽部で塞ぐことができる。
請求項7に記載の発明は、前記カウルトップは、上面から立設され、前記サイドカバーのうち前記遮蔽部の車体下方および車体前方の少なくとも一方に当接する第2止水リブ(例えば実施形態の第2止水リブ42)を備える、ことを特徴とする。
このように、カウルトップから第2止水リブを立設し、第2止水リブを遮蔽部の車体下方、車体前方に当接させた。よって、サイドカバーとカウルトップとの間からカウルトップ側に水が浸入することを第2止水リブで抑制できる。これにより、遮蔽部の車体後側に沿って形成された遮蔽排水路を経て車体外方に水を排水できる。
請求項8に記載の発明は、前記遮蔽部は、裏面に立設する補強リブ(例えば実施形態の補強リブ108)を有する、ことを特徴とする。
このように、遮蔽部の裏面に補強リブを立設することにより、遮蔽部の薄肉化が可能になり、遮蔽部を軽量化できる。
請求項9に記載の発明は、前記サイドカバーは、軟質材で形成され、前記カウルトップの車幅方向外側に張り出す延出部(例えば実施形態の延出部102)を有し、前記延出部は、フロントピラーガーニッシュ(例えば実施形態のフロントピラーガーニッシュ107)の下端部(例えば実施形態の下端部107a)の車体下方に配置される、ことを特徴とする。
このように、サイドカバーの延出部をカウルトップの車幅方向外側に張り出し、フロントピラーガーニッシュの下端部の車体下方に配置した。よって、フロントピラーガーニッシュを車両から外さない状態においてカウルトップを脱着できる。これにより、ワイパ修理などのメンテナンスや組み立て順序の自由度を高めることができる。
請求項10に記載の発明は、前記カウルトップは、前記サイドカバーの車体前方に周縁部(例えば実施形態の周縁部43a)が隆起されたメンテナンス開口(例えば実施形態のメンテナンス開口43)を備え、前記メンテナンス開口は、メンテナンスカバー(例えば実施形態のメンテナンスカバー33)で塞がれる、ことを特徴とする。
このように、カウルトップにメンテナンス開口を備えることにより、例えば、カウルトップをダンパベースの上方に設置する構成とした場合に、メンテナンス開口からダンパを容易に組み付けることができる。
また、メンテナンス開口の周縁部を隆起することにより、メンテナンス開口に水が浸入することを周縁部で抑制できる。
請求項11に記載の発明は、前記カウルトップは、前記カウルトップの下方に設置されたダッシュアッパリッド(例えば実施形態のダッシュアッパリッド25)に前端部(例えば実施形態の前フランジ52)が固定される、ことを特徴とする。
このように、カウルトップの前端部をダッシュアッパリッドに固定することにより、カウルトップの下方に気液係止分離室を容易に形成にできる。
請求項12に記載の発明は、前記サイドカバーは、前記カウルトップに接着または係合により取り付けられる、ことを特徴とする。
このように、サイドカバーをカウルトップに接着または係合により取り付けることにより、カウルトップにサイドカバーを容易かつ確実に取り付けることができる。
請求項13に記載の発明は、前記サイドカバーは、前記カウルトップの後外端部(例えば実施形態のカウル左側後部86)に係合可能な係止クリップ(例えば実施形態の係止クリップ104)および係止穴(例えば実施形態の係止穴105)の少なくとも一方を備える、ことを特徴とする。
このように、サイドカバーに係止クリップ、係止穴を備え、係止クリップ、係止穴をカウルトップの後外端部に係合可能とした。これにより、カウルトップの後外端部に接着面を形成できない構成でも、サイドカバーをカウルトップの後外端部に容易かつ確実に取り付けることができる。
請求項14に記載の発明は、前記第2排水路は、車体前方に向けて下り勾配に傾斜され、フードヒンジブラケット(例えば実施形態のフードヒンジブラケット22)の車体前方に排水する、ことを特徴とする。
このように、第2排水路を車体前方に向けて下り勾配に傾斜させて、フードヒンジブラケットの車体前方に排水できる。第2排水路はカウルトップで形成されている。これにより、排水路の専用部品を追加することなく排水路を形成できる。
本発明のカウルトップ構造によれば、カウルトップの外端部に隆起部を形成し、隆起部に脆弱部を形成した。さらに、隆起部の周囲に排水路を形成した。これにより、カウルトップから水を車体外方に排水でき、カウルトップを好適に変形、破断させることができる。
本発明に係るカウルトップ構造を備えた車両を示す斜視図である。 図1の車両の左側部を拡大した斜視図である。 本発明に係るカウルトップ構造を示す斜視図である。 本発明に係るカウルトップ構造の左側部を示す斜視図である。 図4のV−V線に沿う断面図である。 (a)は図3のVI−VI線に沿う断面図である。(b)は図3(a)のVIb部を拡大した断面図である。 本発明に係るカウルトップ構造を示す分解斜視図である。 本発明に係るカウルトップを示す斜視図である。 図2のIX−IX線に沿う断面図である。 図4のX部を拡大した斜視図である。 本発明に係るカウルトップ構造の後外端部を下方から見た斜視図である。 図3のXII−XII線に沿う断面図である。
以下、本発明の実施形態のカウルトップ構造20を図面に基づいて説明する。図面において、矢印FRは車両の前方、矢印UPは車両の上方、矢印LHは車両の左側方を示す。車両10およびカウルトップ構造20は、略左右対称の構成であり、以下左側構成について説明して右側構成の説明を省略する。
図1、図2、図3に示すように、車両10は、フロントピラー12と、アッパメンバ13と、フロントガラス(ウインドシールドガラス)14と、ダンパハウジング15と、ダンパベース16と、エンジンフード(ボンネット)18と、カウルトップ構造20と、を備えている。
フロントピラー12からアッパメンバ13が車体前方へ向けて延出されている。フロントピラー12の車幅方向内側にフロントガラス14が設けられている。フロントピラー12の車体前方で、かつ、アッパメンバ13の車幅方向内側(すなわち、エンジンルーム21)にダンパハウジング15が設けられている。ダンパハウジング15の頂部にダンパベース16が設けられている。ダンパベース16にカウルトップ構造20が設けられている。
図2、図4、図5に示すように、アッパメンバ13およびダンパベース16にフードヒンジブラケット22が設けられている。フードヒンジブラケット22にフードヒンジ23が設けられている。フードヒンジ23にエンジンフード18の後端部18aが支持されている。エンジンフード18の後縁18bと、フロントガラス14の下縁14a(との間にはカウルトップ構造20が車幅方向に向けて配置されている。
図6(a)に示すように、カウルトップ構造20は、ダッシュアッパリッド25に固定されている。ダッシュアッパリッド25と、カウルトップ構造20のカウルトップ31(後述する)とによりカウルボックス26が形成される。ダッシュアッパリッド25は、ダッシュボードロア27の上端部に固定されている。ダッシュアッパリッド25は、カウルトップ構造20に沿って車幅方向へ向けて延びている。ダッシュボードロア27は、車室とエンジンルーム21とを分離するように車幅方向にわたって起立姿勢で設けられている。
図1に示すように、カウルトップ構造20は、車室またはエアコンに外気を導入し、かつ、カウルボックス26への雨水などの浸入を抑制する機能を備えている。カウルトップ構造20から、ワイパ28のピボット軸が突出される。以下、雨水などを「水」と略記する。
図7に示すように、カウルトップ構造20は、カウルトップ31と、サイドカバー32と、メンテナンスカバー33とを備えている。カウルトップ構造20は、略左右対称の構成であり、以下左側の構成について説明して右側の構成についての説明を省略する。
図6(a)、図8に示すように、カウルトップ31は、カウルトップ本体35と、隆起部36と、脆弱部37と、排水路38と、ガイドリブ39と、第1止水リブ41と、第2止水リブ42と、メンテナンス開口43と、カウルクリップ46と、複数のカウル穴47と、を備える。
カウルトップ本体35は、フロントガラス14の下縁14aに沿って車幅方向に向けて設けられている。カウルトップ本体35は、膨出部51と、前フランジ(前端部)52と、後フランジ(後端部)53と、を備えている。膨出部51は、膨出中央部55と、傾斜部56と、左端部(外端部)57と、を備えている。
膨出中央部55は、前壁61と、後壁62と、頂部63と、を備えている。前壁61は、車体前方へ向けて傾斜状に立設されている。後壁62は、前壁61の車体方向に間隔をおいて配置され、車体前方へ向けて傾斜状に立設されている。前壁61の上辺と後壁62の上辺とに頂部63が連結されている。前壁61、後壁62、および頂部63で膨出部51が断面U字状に形成されている。
膨出中央部55の左端55aに傾斜部56が連結されている。傾斜部56は、膨出部51の左端55aから左端部57まで車幅方向左外側へ向けて下り勾配に形成されている。傾斜部56の左端56a(図5参照)に左端部57が連結されている。左端部57は、傾斜部56の左端56aから車幅方向左外側へ向けて張り出されている。
膨出部51の前下辺51aから前フランジ52が車体前方へ向けて張り出されている。前フランジ52は、ダッシュアッパリッド25の前フランジ25aに複数の締結部材65(例えば、締結クリップ)により固定されている。これにより、カウルトップ31の下方に気液係止分離室66を容易に形成にできる。
膨出部51の後下辺51bから後フランジ53が車体後方(具体的には、フロントガラス14の下縁14a)へ向けて張り出されている。
図5、図8に示すように、膨出部51の左端部57に隆起部36が形成されている。隆起部36は、内壁71と、外壁72と、前端壁73と、後端壁74と、上壁75と、を備えている。内壁71は、傾斜部56の左端56aから上方へ向けて立ち上げられ、車体前後方向へ向けて配置されている。
外壁72は、内壁71に対して間隔をおいて車幅方向左側から上方へ向けて立ち上げられている。外壁72は、車体前後方向へ向けて配置され、下辺72aが内壁71の下辺71aより車体下方に配置されている。
内壁71の前端と外壁72の前端とに前端壁73が連結されている。内壁71の後端と外壁72の後端とに後端壁74が連結されている。内壁71、外壁72、前端壁73、および後端壁74により、隆起部36が車体前後方向に向けて延びる平面視矩形枠状に形成されている。
内壁71、前端壁73、および後端壁74の各上辺に上壁75が連結されている。これにより。隆起部36が左端部57から上方へ向けて隆起した状態に形成されている。
上壁75の上面75aには複数の第1止水リブ41が車幅方向へ間隔をおいて形成されている。第1止水リブ41は、上壁75の上面75aから上方へ向けて立設され、上壁75に沿って車体前後方向へ向けて延びている。第1止水リブ41にサイドカバー32の内面32aが当接される。また、隆起部36の車幅方向内側に傾斜部56が設けられている。傾斜部56は、隆起部36へ向けて下り勾配に形成されている。
隆起部36に脆弱部37が形成されている。脆弱部37は、上壁75の外辺、外壁72の上辺、前端壁73の外辺の上部、および後端壁74の外辺の上部で開口された開口部である。脆弱部37はサイドカバー32で覆われる。
ここで、脆弱部37がサイドカバー32で覆われた状態において、第1止水リブ41にサイドカバー32の内面32aが当接されている。これにより、脆弱部37(すなわち、開口部)に水が浸入することを、サイドカバー32および第1止水リブ41で確実に抑制できる。
さらに、隆起部36に脆弱部37として開口部が開口されている。よって、衝突により衝撃荷重F1が車体上方からエンジンフード18の後部18c(図2参照)などに入力し、エンジンフード18が車両下方へ向けて変形した場合に、脆弱部37から変形や破断を発生させることができる。また、カウルトップ31の左端部57に隆起部36が設けられている。よって、隆起部36により脆弱部37に応力を集中させて変形や破断を促進することができる。これにより、脆弱部37に変形や破断を確実に発生させて、衝撃荷重F1を良好に吸収できる。
実施形態では、脆弱部37として開口部を例示するが、その他の例として脆弱部37を薄肉部などで構成することも可能である。
加えて、外壁72の上辺に複数のスリット77が車体前後方向へ間隔をおいて下方に凹むように形成されている。スリット77は、脆弱部37(すなわち、開口部)に連続するように形成されている。
このように、外壁72に複数のスリット77を形成することにより、外壁72を車体前後方向に長く形成した状態において、外壁72の脆弱性を好適に設定できる。これにより、車体上方から入力する衝撃荷重F1に対して外壁72(すなわち、脆弱部37)を確実に変形、破壊できる。
実施形態では、外壁72の上辺に複数のスリット77を形成する例について説明するが、外壁72の上辺には、少なくとも1つのスリット77を備えていればよい。
また、隆起部36の周囲に排水路38が形成されている。排水路38は、カウルトップ31(具体的には、膨出部51)の上面の水を車体外方(車体前方または車幅方向左外側)に排水する。排水路38は、第1排水路81と、第2排水路82と、
第3排水路83と、第4排水路84と、を有する。第1排水路81は、隆起部36の車幅方向内側の内壁71に沿って形成されている。よって、第1排水路81の壁部が内壁71で形成される。第1排水路81は、傾斜部56の左端56aに設けられている。第2排水路82は、隆起部36の車幅方向外側の外壁72に沿って形成されている。よって、第2排水路82の壁部が外壁72で形成される。
ここで、外壁72の下辺72aは、内壁71の下辺71aより車体下方に配置されている。よって、第2排水路82は、第1排水路81より車両下方に形成されている。ここで、外壁72は内壁71より高く形成されている。これにより、第2排水路82は第1排水路81より水路深さ寸法が大きく形成されている。さらに、第2排水路82は、車体前方に向けて下り勾配に傾斜され、フードヒンジブラケット22(図4も参照)の車体前方に水を排水するように形成されている。
第2排水路82の前端は、第1排水路81の前端に第3排水路83で連通されている。第3排水路83は前端壁73に沿って形成されている。第2排水路82の後端は、第1排水路81の後端に第4排水路84で連通されている。第4排水路84は後端壁74に沿って形成されている。すなわち、第1〜第4の排水路81〜84は、隆起部36の周囲に沿って形成されている。
このように、カウルトップ31に隆起部36を形成することにより、隆起部36の周囲に排水路38を容易に形成できる。これにより、カウルトップ31の水を排水路38から車体外方に排水できる。
また、第1〜第4の排水路81〜84は、隆起部36の周囲に沿ってカウルトップ31で形成されている。これにより、第1〜第4の排水路81〜84(すなわち、排水路38)の専用部品を追加することなく排水路38を形成できる。
さらに、傾斜部56にはガイドリブ39が形成されている。ガイドリブ39は、傾斜部56の上前部56bから下後部56c(すなわち、第4排水路84の内端)に向けて下り傾斜状に延び、傾斜部56に対して車幅方向左外側に張り出されている。よって、カウルトップ31の上面の水をガイドリブ39に沿って第4排水路84の内端に矢印Aの如く案内することができる。さらに、第4排水路84の内端に案内された水を、第2排水路82の後端に矢印Bの如く案内することができる。
第2排水路82は第1排水路81より水路深さ寸法が大きく形成されている。よって、水路深さ寸法が大きな第2排水路82にガイドリブ39から水を案内できる。このように、ガイドリブ39で第2排水路82に水を案内することにより、第2排水路82に案内された多量の水を、第2排水路82を経て車体外方(車体前方や車幅方向左外側)に矢印Cの如く排水できる。
また、傾斜部56から第1排水路81に案内された水を、第1排水路81から第4排水路84の内端に矢印Dの如く案内する。第4排水路84に案内された水を、第4排水路84を経て車体外方(車体前方や車幅方向左外側)に矢印Eの如く排水できる。
このように、排水路38で水を排水することにより、カウルトップ31の下方のエアコン吸気口への水浸入を確実に抑制できる。
図8、図9に示すように、カウルトップ31のうち排水路38の車体後方のカウル左側後部86に複数の第2止水リブ42が車体前後方向へ間隔をおいて、車幅方向へ延びるように形成されている。第2止水リブ42は、カウル左側後部86の上面から上方へ向けて立設されている。第2止水リブ42には、サイドカバー32のうち遮蔽部103(後述する)の下部位102a、および遮蔽部103の前部位102bが当接される。下部位102aは、遮蔽部103の車体下方の部位である。前部位102bは、遮蔽部103の車体前方の部位である。
よって、カウル左側後部86に矢印Fの如く導かれた水が、サイドカバー32とカウル左側後部86との間からカウルトップ31側に水が浸入することを第2止水リブ42で抑制できる。
以下、複数の第2止水リブ42のうち、車体最後方の第2止水リブ42を「第2止水リブ42A」として説明する。車体最後方の第2止水リブ42Aの車体後側に沿って遮蔽排水路91が車幅方向へ延びるように形成されている。これにより、第2止水リブ42Aで浸入が抑制された水を、遮蔽排水路91を経て車体外方に排水できる。
実施形態では、第2止水リブ42にサイドカバー32の下部位102aおよび前部位102bを当接する例について説明したが、その他の例として下部位102aおよび前部位102bの一方を第2止水リブ42に当接させることも可能である。
図7に示すように、カウルトップ31のうち、傾斜部56および隆起部36などの車体前方の部位にメンテナンス開口43が備えられている。すなわち、メンテナンス開口43は、傾斜部56および隆起部36を覆うサイドカバー32の車体前方に備えられている。メンテナンス開口43は、平面視矩形状に形成されている。これにより、例えば、カウルトップ31をダンパベース16(図5参照)の上方に設置する構成とした場合に、メンテナンス開口43からダンパを容易に組み付けることができる。
また、メンテナンス開口43は、周縁部43aが上方へ向けて隆起されている。これにより、メンテナンス開口43に水が浸入することを周縁部43aで抑制できる。
図6(a)、図6(b)に示すように、カウルトップ31の後フランジ53が連結具93に配置(載置)されている。連結具93は、フロントガラス14の下端部14bに配置されることにより、フロントガラス14の表面より下方に配置されている。後フランジ53が連結具93に載置された状態において、フロントガラス14およびカウルトップ31(具体的には、後フランジ53)の境界を平坦(フラット)にできる。
図8、図10に示すように、カウル左側後部86にカウルクリップ46と、複数のカウル穴47と、を備えている。カウルクリップ46は、カウル左側後部86のうち左縁86a寄りの部位において、車体前方へ向けて上り勾配で突出されている。カウルクリップ46は、サイドカバー32の係止穴105(後述する)に嵌合する。
複数のカウル穴47は、カウルクリップ46より車幅方向内側に設けられ、それぞれが車幅方向に間隔をおいて形成されている。カウル穴47は、サイドカバー32の係止クリップ104(後述する)に嵌合する(図11参照)。
図5、図12に示すように、カウルトップ31の脆弱部37(すなわち、開口部)がサイドカバー32で覆われる。サイドカバー32は、軟質材(例えば、オレフィン系エラストマー(TPO))で形成されている。また、サイドカバー32は、前端部32bがカウルトップ31の頂部63に係合部95を介して係合され、後端部32cがカウルトップ31の後壁62に接着剤97により接着されることにより、カウルトップ31に取り付けられる。このように、このように、カウルトップ31にサイドカバー32に係合部95や接着剤97で取り付けることにより、カウルトップ31にサイドカバー32を容易かつ確実に取り付けることができる。
図2、図10、図11に示すように、サイドカバー32は、延出部102と、遮蔽部103と、複数の係止クリップ104と、係止穴105と、を備えている。
延出部102は、カウルトップ31のカウル左側後部86に沿って車幅方向左外側に張り出され、フロントピラーガーニッシュ107の下端部107aの車体下方に配置される。フロントピラーガーニッシュ107は、フロントピラー(Aピラー)12(図4参照)を車外側から覆う装飾部材である。
フロントピラーガーニッシュ107の下端部107aの車体下方に延出部102を配置することにより、フロントピラーガーニッシュ107を車両10から外さない状態においてカウルトップ31を脱着できる。これにより、ワイパ修理などのメンテナンスや組み立て順序の自由度を高めることができる。
図9、図10に示すように、サイドカバー32の上端部32dおよびカウル左側後部86から遮蔽部103がエンジンフード18の後端部18aに向けて立設されている。これにより、サイドカバー32とエンジンフード18の後端部18aとの間の隙間109を遮蔽部103で塞ぐことができる。
遮蔽部103は、複数の補強リブ108を有する。補強リブ108は、遮蔽部103の裏面103aに立設されている。よって、遮蔽部103を補強リブ108で補強することができる。これにより、遮蔽部103の薄肉化が可能になり、遮蔽部103を軽量化できる。
また、延出部102のうち、遮蔽部103の下部位102aおよび前部位102bが第2止水リブ42に当接される。
図10、図11に示すように、延出部102の前部位102bに、複数の係止クリップ104と、係止穴105と、を備える。係止穴105は、延出部102のうち左縁102c寄りの部位に形成されている。係止穴105は、カウルクリップ46に嵌合(係合)された状態に係止される。複数の係止クリップ104は、係止穴105より車幅方向内側に設けられ、それぞれが車幅方向に間隔をおいて、車体後方へ向けて下り勾配で突出されている。係止クリップ104は、カウル穴47に嵌合(係合)された状態に係止される。
ここで、サイドカバー32のカウル左側後部(後外端部)86や、カウルトップ31の延出部(外端部)102に接着面を確保できないことが考えられる。この場合において、延出部102に係止クリップ104や係止穴105を形成することにより、延出部102をカウル左側後部86に容易かつ確実に取り付けることができる。
図7に戻って、カウルトップ31のうち、傾斜部56および隆起部36などの車体前方の部位にメンテナンス開口43が備えられている。メンテナンス開口43はメンテナンスカバー33で塞がれる。これにより、メンテナンス開口43に水が浸入することをメンテナンスカバー33で抑制できる。
また、メンテナンス開口43からメンテナンスカバー33を外すことにより、例えば、メンテナンス開口43からダンパを容易に組み付けることができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10 車両
14 フロントガラス
14a フロントガラスの下縁
14b フロントガラスの下端部
18 エンジンフード
18a エンジンフードの後端部
20 カウルトップ構造
22 フードヒンジブラケット
25 ダッシュアッパリッド
31 カウルトップ
32 サイドカバー
32a サイドカバーの内面
33 メンテナンスカバー
36 隆起部
37 脆弱部
38 排水路
39 ガイドリブ
41 第1止水リブ
42 第2止水リブ
43 メンテナンス開口
43a メンテナンス開口の周縁部
52 前フランジ(カウルトップの前端部)
53 後フランジ(カウルトップの後端部)
56 傾斜部
57 カウルトップの左端部(外端部)
71 隆起部の内壁
72 隆起部の外壁
75 隆起部の上壁
77 スリット
81 第1排水路
82 第2排水路
86 カウル左側後部(後外端部)
93 連結具
95 係合部
97 接着剤
102 延出部
103 遮蔽部
103a 遮蔽部の裏面
104 係止クリップ
105 係止穴
107 フロントピラーガーニッシュ
107a フロントピラーガーニッシュの下端部
108 補強リブ

Claims (14)

  1. 車両のフロントガラスの下縁に沿って車幅方向に向けて設けられたカウルトップを備えたカウルトップ構造において、
    前記カウルトップの外端部に形成された隆起部と、
    前記隆起部に形成された脆弱部と、
    前記隆起部の周囲に形成されて車体外方に水を排水する排水路と、
    を備える、ことを特徴とするカウルトップ構造。
  2. 前記排水路は、
    前記隆起部の車幅方向内側の内壁に沿って形成された第1排水路と、
    前記隆起部の車幅方向外側の外壁に沿って形成され、前記第1排水路より車両下方に形成された第2排水路と、を有し、
    前記カウルトップは、
    前記隆起部の車幅方向内側に設けられ、前記隆起部へ向けて下り勾配に形成された傾斜部と、
    前記傾斜部に形成されて前記第2排水路へ水を案内するガイドリブと、
    を備える、ことを特徴とする請求項1に記載のカウルトップ構造。
  3. 前記脆弱部は、開口部であって、サイドカバーで覆われる、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカウルトップ構造。
  4. 前記隆起部は、
    車幅方向外側の外壁が車体前後方向に向けて配置され、前記外壁に車体前後方向において形成される、少なくとも1つのスリットを備え
    前記スリットは、前記開口部に連続する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のカウルトップ構造。
  5. 前記カウルトップは、
    前記隆起部の上壁に形成され、前記サイドカバーの内面に当接する第1止水リブを備える、
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のカウルトップ構造。
  6. 前記サイドカバーは、
    エンジンフードの後端部に向けて立設する遮蔽部を有する、
    ことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のカウルトップ構造。
  7. 前記カウルトップは、上面から立設され、前記サイドカバーのうち前記遮蔽部の車体下方および車体前方の少なくとも一方に当接する第2止水リブを備える、
    ことを特徴とする請求項6に記載のカウルトップ構造。
  8. 前記遮蔽部は、裏面に立設する補強リブを有する、
    ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載のカウルトップ構造。
  9. 前記サイドカバーは、
    軟質材で形成され、
    前記カウルトップの車幅方向外側に張り出す延出部を有し、
    前記延出部は、フロントピラーガーニッシュの下端部の車体下方に配置される、
    ことを特徴とする請求項3〜8のいずれか1項に記載のカウルトップ構造。
  10. 前記カウルトップは、
    前記サイドカバーの車体前方に周縁部が隆起されたメンテナンス開口を備え、
    前記メンテナンス開口は、メンテナンスカバーで塞がれる、
    ことを特徴とする請求項3〜9のいずれか1項に記載のカウルトップ構造。
  11. 前記カウルトップは、前記カウルトップの下方に設置されたダッシュアッパリッドに前端部が固定される、
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のカウルトップ構造。
  12. 前記サイドカバーは、
    前記カウルトップに接着または係合により取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項3〜10のいずれか1項に記載のカウルトップ構造。
  13. 前記サイドカバーは、
    前記カウルトップの後外端部に係合可能な係止クリップおよび係止穴の少なくとも一方を備える、
    ことを特徴とする請求項3〜10のいずれか1項に記載のカウルトップ構造。
  14. 前記第2排水路は、車体前方に向けて下り勾配に傾斜され、フードヒンジブラケットの車体前方に排水する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のカウルトップ構造。
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