JP4466993B2 - 自動車の車体前部構造 - Google Patents

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本発明は、車室の前面壁の上部と、この前面壁の上部の前方に位置するフードの後縁部との間に配置される樹脂製のフロントカウルを備えた自動車の車体前部構造に関するものである。
上記自動車の車体前部構造には、従来、下記特許文献1に示されたものがある。この公報のものによれば、自動車の車体は、車室の前面壁の上部から前方に向かって突出する樹脂製のフロントカウルと、このフロントカウルの前方に位置してエンジンルームの上端開口を閉じるフードの後縁部と上記フロントカウルの前縁部との間に介設されるシール体とを備え、このシール体により、上記フロントカウルの前縁部とフードの後縁部との間の間隙に所定のシール性能が確保されて、上記エンジンルームへの水入りが防止されている。
また、上記フロントカウルは、その下部を構成するカウルロアと、このカウルロアの上方に配置されるカウルカバーとを備え、これらカウルロアとカウルカバーの各前縁部が互いに結合されて、この結合部に上記シール体が支持されている。
上記の場合、フロントカウルの剛性が不足すると、上記フードから与えられる外力で上記フロントカウルが撓み、上記シール性能が損なわれるおそれがある。このため、上記カウルロアには、車体の幅方向に多数の補強リブが一体的に突設されて、フロントカウルに所定の剛性が確保されており、これにより、上記した所定のシール性能が確保されている。
特許第3362995号公報
ところで、上記特許文献1では、フロントカウルに所定の剛性を確保させるため、このフロントカウルのカウルロアに多数の補強リブを突設しているが、このため、上記フロントカウルの構成が複雑になっている。
そこで、上記フロントカウルの構成を簡単にするために、このフロントカウルに全体的に所定の剛性を確保しながら、上記補強リブの数を少なくすることが考えられる。しかし、このようにすると、上記補強リブを設けたフロントカウルの一部分と、補強リブを設けていないフロントカウルの他部分との間で剛性の差が大きくなり、よって、上記フロントカウルの上記した他部分に対応するシール体の部分には、所定のシール性能の確保がし難くなるおそれがある。
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、車室の前面壁の上部と、この前面壁の上部の前方に位置するフードの後縁部との間に配置される樹脂製のフロントカウルにつき、車体の幅方向における各部分にそれぞれ十分な剛性がより均一に確保されるようにして、このフロントカウルの前縁部とフードの後縁部との間に所定のシール性能が十分に確保できるようにし、かつ、上記フロントカウルの構成を簡単にさせることである。
請求項1の発明は、車室2の下部前面を形成して上記車室2とエンジンルーム3とを仕切る前面壁4と、上記車室2の上部前面を形成し前下方の傾斜方向に延びるフロントウィンドガラス5と、上記エンジンルーム3の上端開口をその上方から開閉可能に閉じるフード6と、上記前面壁4の上部から前方に向かって突出する樹脂製のフロントカウル7と、このフロントカウル7の前方に位置する上記フード6の後縁部と上記フロントカウル7の前縁部との間に介設されるシール体9とを備え、上記フロントカウル7が、その下部を構成するカウルロア16と、このカウルロア16の上方に配置され、後縁部が上記フロントウィンドガラス5の前下縁部をその上方から覆うカウルカバー17とを備えた自動車の車体前部構造において、
上記カウルロア16とカウルカバー17の各前縁部を互いに固着すると共に、上記カウルロア16の後縁部を上記前面壁4に固着して、この前面壁4に上記フロントカウル7を片持ち支持させ、上記カウルロア16とカウルカバー17のそれぞれ前後方向の中途部同士を互いに固着し、上記カウルロア16とカウルカバー17のそれぞれ前部側により車体1の側面視(図1)で閉断面をなす補強部25を形成し、車体1の側面視(図1)で、上記フード6の後縁部における上記シール体9との当接面を後上方に向かって延びるよう形成すると共に、上記補強部25とカウルロア16の後部側とをこの順序でほぼ直線的に後下方に向かって延びるよう形成し、上記前面壁4に固着される上記カウルロア16の後縁部を上記フロントウィンドガラス5の前下縁部よりも後方に位置させる一方、上記補強部25を上記フロントウィンドガラス5の前下縁部よりも前方に位置させたものである。
なお、この項において、上記各用語に付記した符号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項の内容に限定解釈するものではない。
本発明による効果は、次の如くである。
請求項1の発明は、車室の下部前面を形成して上記車室とエンジンルームとを仕切る前面壁と、上記車室の上部前面を形成し前下方の傾斜方向に延びるフロントウィンドガラスと、上記エンジンルームの上端開口をその上方から開閉可能に閉じるフードと、上記前面壁の上部から前方に向かって突出する樹脂製のフロントカウルと、このフロントカウルの前方に位置する上記フードの後縁部と上記フロントカウルの前縁部との間に介設されるシール体とを備え、上記フロントカウルが、その下部を構成するカウルロアと、このカウルロアの上方に配置され、後縁部が上記フロントウィンドガラスの前下縁部をその上方から覆うカウルカバーとを備えた自動車の車体前部構造において、
上記カウルロアとカウルカバーの各前縁部を互いに固着すると共に、上記カウルロアの後縁部を上記前面壁に固着して、この前面壁に上記フロントカウルを片持ち支持させ、上記カウルロアとカウルカバーのそれぞれ前後方向の中途部同士を互いに固着し、上記カウルロアとカウルカバーのそれぞれ前部側により車体の側面視で閉断面をなす補強部を形成し、車体の側面視で、上記フードの後縁部における上記シール体との当接面を後上方に向かって延びるよう形成すると共に、上記補強部とカウルロアの後部側とをこの順序でほぼ直線的に後下方に向かって延びるよう形成し、上記前面壁に固着される上記カウルロアの後縁部を上記フロントウィンドガラスの前下縁部よりも後方に位置させる一方、上記補強部を上記フロントウィンドガラスの前下縁部よりも前方に位置させてある。
このため、上記フロントカウルは、閉断面を有して剛性の大きい補強部により補強されることとなって、十分の剛性が確保される。
よって、上記フードから与えられる外力でフロントカウルが容易に撓むということが防止され、このフロントカウルの前縁部とフードの後縁部との間には上記シール体により所定のシール性能が確保される。
しかも、上記したように閉断面を有する補強部をフロントカウルに形成した場合、上記補強部自体の剛性は、一般に、中実の補強リブ自体の剛性ほどには大きくなく、しかも、上記補強部の車体の幅方向の寸法は、一般に補強リブのそれよりも大きいものであることから、仮に、上記補強部を車体の幅方向でフロントカウルの一部分に形成したとしても、このフロントカウルの一部分の剛性が他の部分のそれよりも著しく大きくなるということは防止され、かつ、車体の幅方向で、上記補強部が形成された一部分のフロントカウルにおいて占める割合が大きくなる。このため、上記補強部によれば、フロントカウルの車体の幅方向における各部に、それぞれ十分な剛性がより均一に確保される。
よって、第1に、上記フードから与えられる外力でフロントカウルが容易に撓むということはより確実に防止され、このフロントカウルの前縁部とフードの後縁部との間には上記シール体により所定のシール性能がより確実に確保される。
また、第2に、自動車の衝突時に、上記フロントカウルに対し何らかの物体が二次衝突した場合、このフロントカウルへの衝突箇所にかかわらず、このフロントカウルは円滑に塑性変形して、上記二次衝突に基づく衝撃力が緩和されるという効果も生じる。
また、上記フロントカウルを補強する補強部は閉断面という単純な形状であるため、上記フロントカウルに多数の補強リブを突設するという従来の技術に比べて、構成が簡単になる。
本発明の自動車の車体前部構造に関し、車室の前面壁の上部と、この前面壁の上部の前方に位置するフードの後縁部との間に配置される樹脂製のフロントカウルにつき、車体の幅方向における各部分にそれぞれ十分な剛性がより均一に確保されるようにして、このフロントカウルの前縁部とフードの後縁部との間に所定のシール性能が十分に確保できるようにし、かつ、上記フロントカウルの構成を簡単にさせる、という目的を実現するため、本発明を実施するための最良の形態は、次の如くである。
即ち、自動車の車体は、車室の下部前面を形成して上記車室とエンジンルームとを仕切る前面壁と、上記車室の上部前面を形成し前下方の傾斜方向に延びるフロントウィンドガラスと、上記エンジンルームの上端開口をその上方から開閉可能に閉じるフードと、上記前面壁の上部から前方に向かって突出する樹脂製のフロントカウルと、このフロントカウルの前方に位置してエンジンルームの上端開口を閉じる上記フードの後縁部と上記フロントカウルの前縁部との間に介設されるシール体とを備えている。上記フロントカウルは、その下部を構成するカウルロアと、このカウルロアの上方に配置され、後縁部が上記フロントウィンドガラスの前下縁部をその上方から覆うカウルカバーとを備えている。
上記カウルロアとカウルカバーの各前縁部が互いに固着されると共に、上記カウルロアの後縁部を上記前面壁に固着して、この前面壁に上記フロントカウルを片持ち支持させ、上記カウルロアとカウルカバーのそれぞれ前後方向の中途部同士が互いに固着され、上記カウルロアとカウルカバーのそれぞれ前部側により車体の側面視で閉断面をなす補強部が形成される。車体の側面視で、上記フードの後縁部における上記シール体との当接面が後上方に向かって延びるよう形成されると共に、上記補強部とカウルロアの後部側とがこの順序でほぼ直線的に後下方に向かって延びるよう形成される。上記前面壁に固着される上記カウルロアの後縁部が上記フロントウィンドガラスの前下縁部よりも後方に位置させられる一方、上記補強部は、上記フロントウィンドガラスの前下縁部よりも前方に位置させられている。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図に従って説明する。
図において、符号1は自動車の車体で、矢印Frはこの自動車の進行方向の前方を示している。
上記車体1の内部には車室2が形成されると共に、この車室2の前方に隣接してエンジンルーム3が形成されている。
上記車体1は、上記車室2の下部前面を形成して上記車室2とエンジンルーム3とを仕切る板金製の前面壁4と、上記車室2の上部前面を形成し前下方の傾斜方向に延びるフロントウィンドガラス5と、上記エンジンルーム3の上端開口をその上方から開閉可能に閉じるフード6と、上記前面壁4の上部から前方に向かって突出する樹脂製のフロントカウル7と、このフロントカウル7の前方に位置する上記フード6の後端縁と上記フロントカウル7の前端縁との間の間隙8に介設されてこの間隙8をシールする弾性シール体9とを備えている。
上記前面壁4は、車体1の幅方向に延び閉断面を有する補強部材13と、この補強部材13から下方に向かって延出するダッシュパネル14とを備えている。
上記フロントカウル7は、その下部を構成して車体1のほぼ全幅にわたり、この車体1の幅方向に延びるカウルロア16と、このカウルロア16の上方に配置され車体1のほぼ全幅にわたり、この車体1の幅方向に延びるカウルカバー17とを備えている。このカウルカバー17は、上記カウルロア16の前部をその上方から覆い、上記カウルカバー17の後縁部は上記フロントウィンドガラス5の前下縁部をその上方から覆っている。
上記カウルロア16の後縁部は複数(3つ)の固着具18により上記前面壁4に固着され、上記固着具18は締結具とされている。また、上記カウルカバー17の後縁部は複数(7つ)の固着具19により上記前面壁4に固着され、上記固着具19はクリップとされている。上記カウルロア16とカウルカバー17の各前縁部は複数(7つ)の固着具20により互いに固着され、これら固着具20は樹脂製のリベットとされている。上記カウルロア16とカウルカバー17の各前縁部の間に上記シール体9の基部が挟みつけられて、このシール体9が上記フロントカウル7の前縁部に支持されている。
上記フロントカウル7のカウルロア16の前後方向の中途部のうち、車体1の幅方向における一部分22が上方に向け膨出させられて、車体1の幅方向で複数(6つ)の膨出部23が形成され、これら膨出部23は車体1の幅方向でほぼ等ピッチに配置されている。これら各膨出部23の上端部が上記カウルカバー17の前後方向の中途部に接合されて固着具24により固着され、これら固着具24は樹脂製のリベットとされている。
そして、上記カウルロア16の膨出部23とカウルカバー17とのそれぞれ前後方向の中途部同士の固着により、上記カウルロア16とカウルカバー17のそれぞれ前部側によって、車体1の側面視(図1)で、閉断面をなす複数(5つ)の補強部25が形成されている。これら補強部25は車体1の幅方向で上記フロントカウル7の各一部分22に対応して断続的に形成され、上記カウルロア16とカウルカバー17のそれぞれ前後方向の中途部のうち、車体1の幅方向における他部分27は上下方向で互いに離反させられている。
上記構成によれば、カウルロア16とカウルカバー17の各前縁部を互いに固着すると共に、上記カウルロア16とカウルカバー17のそれぞれ前後方向の中途部同士を互いに固着し、上記カウルロア16とカウルカバー17のそれぞれ前部側により車体1の側面視(図1)で閉断面をなす補強部25を形成してある。
このため、上記フロントカウル7は、閉断面を有して剛性の大きい補強部25により補強されることとなって、十分の剛性が確保される。
よって、上記フード6から与えられる外力でフロントカウル7が容易に撓むということが防止され、このフロントカウル7の前縁部とフード6の後縁部との間には上記シール体9により所定のシール性能が確保されて、エンジンルーム3への水入りが防止される。
しかも、上記したように閉断面を有する補強部25をフロントカウル7に形成した場合、上記補強部25自体の剛性は、一般に、中実の補強リブ自体の剛性ほどには大きくなく、しかも、上記補強部25の車体1の幅方向の寸法は、一般に補強リブのそれよりも大きいものであることから、仮に、上記補強部25を車体1の幅方向でフロントカウル7の一部分に形成したとしても、このフロントカウル7の一部分22の剛性が他の部分のそれよりも著しく大きくなるということは防止され、かつ、車体1の幅方向で上記補強部25が形成された一部分22のフロントカウル7において占める割合が大きくなる。このため、上記補強部25によれば、フロントカウル7の車体1の幅方向における各部に、それぞれ十分な剛性がより均一に確保される。
よって、第1に、上記フード6から与えられる外力でフロントカウル7が容易に撓むということはより確実に防止され、このフロントカウル7の前縁部とフード6の後縁部との間には上記シール体9により所定のシール性能がより確実に確保されて、上記エンジンルーム3への水入りがより確実に防止される。
また、第2に、自動車の衝突時に、上記フロントカウル7に対し何らかの物体が二次衝突した場合、このフロントカウル7への衝突箇所にかかわらず、このフロントカウル7は円滑に塑性変形して、上記二次衝突に基づく衝撃力が緩和されるという効果も生じる。
また、上記フロントカウル7を補強する補強部25は閉断面という単純な形状であるため、上記フロントカウル7に多数の補強リブを突設するという従来の技術に比べて、構成が簡単になる。
また、前記したように、補強部25は、車体1の幅方向で上記フロントカウル7の各一部分22に対応して形成され、各他部分27では上記カウルロア16とカウルカバー17とは互いに離反している。
このため、上記カウルロア16とカウルカバー17のそれぞれ前後方向の中途部を互いに固着させようとして、仮に、これら各中途部を車体1の幅方向の全体にわたり接近させたとすると、この中途部の強度が急激に低下するおそれが生じるが、上記したように各他部分27において、上記カウルロア16とカウルカバー17とを互いに離反させたことから、上記各中途部での急激な強度低下が防止され、よって、上記フロントカウル7には全体的に十分な剛性が確保される。
よって、上記フード6から与えられる外力でフロントカウル7が容易に撓むということは更に確実に防止され、このフロントカウル7の前縁部とフード6の後縁部との間には上記シール体9により所定のシール性能が更に確実に確保されて、上記エンジンルーム3への水入りが更に確実に防止される。
なお、以上は図示の例によるが、上記膨出部23は車体1の幅方向に長く延びるビード形状としてもよく、また、フロントカウル7の車体1の幅方向のほぼ全体にわたるよう形成して、上記補強部25を上記フロントカウル7の車体1の幅方向のほぼ全体にわたり形成してもよい。また、上記膨出部23は上記カウルロア16とカウルカバー17のうち、少なくともいずれか一方に形成してもよい。
図2の1‐1線矢視断面図である。 車体の部分平面図である。 図2の3‐3線矢視断面図である。
1 車体
2 車室
3 エンジンルーム
4 前面壁
5 フロントウィンドガラス
6 フード
7 フロントカウル
8 間隙
9 シール体
16 カウルロア
17 カウルカバー
22 一部分
23 膨出部
25 補強部
27 他部分

Claims (1)

  1. 車室の下部前面を形成して上記車室とエンジンルームとを仕切る前面壁と、上記車室の上部前面を形成し前下方の傾斜方向に延びるフロントウィンドガラスと、上記エンジンルームの上端開口をその上方から開閉可能に閉じるフードと、上記前面壁の上部から前方に向かって突出する樹脂製のフロントカウルと、このフロントカウルの前方に位置する上記フードの後縁部と上記フロントカウルの前縁部との間に介設されるシール体とを備え、上記フロントカウルが、その下部を構成するカウルロアと、このカウルロアの上方に配置され、後縁部が上記フロントウィンドガラスの前下縁部をその上方から覆うカウルカバーとを備えた自動車の車体前部構造において、
    上記カウルロアとカウルカバーの各前縁部を互いに固着すると共に、上記カウルロアの後縁部を上記前面壁に固着して、この前面壁に上記フロントカウルを片持ち支持させ、上記カウルロアとカウルカバーのそれぞれ前後方向の中途部同士を互いに固着し、上記カウルロアとカウルカバーのそれぞれ前部側により車体の側面視で閉断面をなす補強部を形成し、車体の側面視で、上記フードの後縁部における上記シール体との当接面を後上方に向かって延びるよう形成すると共に、上記補強部とカウルロアの後部側とをこの順序でほぼ直線的に後下方に向かって延びるよう形成し、上記前面壁に固着される上記カウルロアの後縁部を上記フロントウィンドガラスの前下縁部よりも後方に位置させる一方、上記補強部を上記フロントウィンドガラスの前下縁部よりも前方に位置させたことを特徴とする自動車の車体前部構造。
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