JP2020101982A - Ic媒体の自動発行システムおよび固定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ICカードとは形状が異なるIC媒体の発行処理を自動的に実施可能なIC媒体の自動発行装置を提供することを課題とする。【解決手段】IC媒体5を固定した状態で搬送可能とする固定具4と、複数の固定具を搬送路3に沿って搬送する搬送手段と、IC媒体が固定された固定具を、搬送路の外部から搬送路の中に搬入する搬入手段6と、IC媒体を初期化し、フォーマットし、必要な情報の書き込み処理を行うリーダ・ライタ1と、IC媒体にレーザー印字するレーザー印字装置2と、処理が終了したIC媒体を固定した固定具を、搬送手段の外部に搬出する搬出手段7と、少なくとも搬送手段とリーダ・ライタとレーザー印字装置の動作を制御する制御装置8と、を備えていることを特徴とするIC媒体の自動発行システム100。【選択図】図1

Description

本発明は、ICカードとは形状が異なる様々な形状をしたIC媒体の自動発行装置に関する。
近年、不揮発メモリと無線通信チップを内蔵した非接触IC技術が広く使われており、樹脂製のカードとしたものは、非接触ICカードとして、偽造・変造がしにくいセキュリティ性の高いカードとして広く使われている。
その非接触ICカードは、一枚のカードで複数種類のデータを管理することができるため、電子マネーや公共交通機関のプリペイドカード、社員証、学生証、入退室管理のIDカードなどの機能を併せ持ったカードに適用することができる。
また、非接触ICカード内のICチップは、読み取り装置から発信される電波から電力を受け取って駆動する方式になっているものがあり、カード内には電池やバッテリーなどの電源を持たないため、カードの構造が簡素になり、電池切れで使えないといった事態も発生することが無く、利便性が高いものとなっている。
非接触ICチップには、データが書き込まれ、チップの中で独立して管理され、個別のアクセス権を設定することが可能で、複数のサービス間で安全な相互運用が可能となっている。
書き込まれるデータとしては、用途によって必要となる情報の他、IDなどの個別情報がある。
また、ICチップはアンテナを介し、読み取り装置との間で通信が行われるが、近距離における通信技術は、ISO/IEC 18092として国際標準化されており、13.56MHzの電波で通信し、10cm程度のごく近距離で100〜400kbpsの双方向通信が可能となっている。
それによって、ICカード、ICタグを読み取り装置に近づけるだけで、IC(集積回路)チップに入っているデータのやりとりができる。
発行にあたってのデータとしては、用途の設定や必要情報の書き込みをしたり、鍵を設定する一次発行データと、一次発行されたカードにIDなどの個別情報の書き込みを行う二次発行データがあり、カード発行装置により、短時間での大量発行が行われる。
一般的にカード発行装置には、カードの磁気テープに、磁気情報を書き込む磁気発行、ICチップに暗号化、復号化と言った設定や必要情報の書き込みをおこなう一次発行、レーザーエングレーブ(刻印)、会員番号等の印字、印字が消えないようにするラミネート、クレジット番号や名前を刻印するエンボス、エンボス上にシールを貼るテッピング、そして、IDなどの個別情報の書き込む二次発行をおこなう機能が備えられており、カードを発行装置内で搬送させながら一括処理されている。
カード発行装置は、一般的にカード形状の非接触IC媒体の発行装置として使用されている。ICストラップ形状やICリストバンド形状などの異形状と呼ばれるIC媒体が
存在するが、現行のカード発行装置は、ローラー等の設置位置や、搬送隙間が、カードの
形状、厚みに合されているため、カード形状の製品しか搬送ができず、異形状と呼ばれるIC媒体の発行には適さない。
例えば、ICカードとは形状が異なるIC媒体の一つとして、ICコインがあり、その発行装置が提案されている。しかしながら、ICコインは円盤状であるため、方法性が無く、逆に取り扱いが容易で、搬送に関する問題が無い。しかしながらICコイン発行装置は、ICストラップ形状やICリストバンド形状などの異形状と呼ばれるIC媒体の発行に適用することはできない。
そのため、その様な異形状のIC媒体は、非接触ICカードの発行装置の二次発行ユニットにて、1つ1つ手でかざして、書込みコマンドを手作業で実施することで発行をしており、手間と時間がかかっている。
また、1つ1つ手作業で行っていることで、ICチップの初期化処理時に、リーダ・ライタの書き込み可能範囲からずれてしまう事による書き込みエラーが発生することや、レーザー印字を行う装置における位置ずれにより印字が失敗すること、など品質が安定しない問題がある。
この様な問題点を解決する技術に最も類似した技術としては、特許文献1に、異形状IC媒体の発行を可能にする異形状ICタグの搬送用治具が開示されている。この治具は、非接触ICカードの発行装置の二次発行ユニットにて、自動的に搬送しながら非接触でのデータの書き込みを可能とするが、異形状ICタグの表面に印字する事を可能とするものではない。
特開2005−276127号公報
上記の事情に鑑み、本発明は、ICカードとは形状が異なる異形状IC媒体へのデータの書き込みや印字処理を自動的に実施可能なIC媒体の自動発行装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決する手段として、本発明の第一の態様は、IC媒体を固定した状態で搬送可能とする固定具と、
複数の固定具を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、
載置台の上に載置されたIC媒体が固定された固定具を、搬送路の外部から搬送路の中に搬入する搬入手段と、
IC媒体を初期化し、フォーマットし、必要な情報の書き込み処理を行うリーダ・ライタと、
IC媒体にレーザー印字処理するレーザー印字装置と、
処理が終了したIC媒体を固定した固定具を、搬送路の外部に搬出する搬出手段と、
少なくとも、搬送手段とリーダ・ライタとレーザー印字装置の動作を制御する制御装置と、を備えていることを特徴とするIC媒体の自動発行システムである。
本発明の第一の態様は、薄い円柱であるコイン型、薄い四角柱、薄い五角柱、星型、その他の形状をしたIC媒体に対して、IC媒体の初期化などの処理とレーザー印字処理を自動的に実施可能とするものである。
IC媒体においては、ICカードと異なり、上記の様な様々な外形形状があるため、自動化を行うためにはハンドリング方法が課題となる。本発明においては、IC媒体を固定した状態で搬送可能とする固定具を採用することによりハンドリング可能とし、課題を解決した。
また、第二の態様は、IC媒体を固定した状態で搬送可能とするIC媒体用の固定具であって、
IC媒体を載せる載置台と、
載置台の上でIC媒体と当接する事によってIC媒体を固定する複数本の固定ピンと、
固定ピンを載置台の上に起立可能とする固定穴と、を備えていることを特徴とするIC媒体用の固定具である。
また、第三の態様は、前記固定穴が、前記載置台の表面においてマトリクス状に配置されていることを特徴とする第二の態様に記載のIC媒体用の固定具である。
本発明のIC媒体の自動発行システムは、各種の形状からなるIC媒体を載置し、固定した状態で搬送可能とする固定具を備えている。そのため、その固定具ごと、搬送手段により搬送し、IC媒体のリーダ・ライタおよびレーザー印字装置が設置されている位置に搬送し、IC媒体の初期化などの処理やレーザー印字処理などの発行処理を、人を介さずに、自動的に実施することが可能となる。そのため、人手による作業で発生するリーダ・ライタにおける発行ミス(データの書き込みエラー、他)やレーザー印字装置における印字の位置ずれなどの不良の発生を抑制することができる。
また、本発明のIC媒体用の固定具によれば、IC媒体を載置する載置台と、その載置台に上にIC媒体の端部が複数箇所で当接することによって、IC媒体を安定して固定することができる。唯一、コイン型のIC媒体においては、固定することができず、固定具を搬送中にIC媒体が回転する可能性がある。しかしながら、この場合は、レーザー印字する向きは如何なる向きであっても構わないため、回転しても問題とはならない。その他の形状においては、一定の向きで固定可能であるため、予め選定した固定穴に固定ピンを起立させ固定させて置くことによって、常に決まった位置でIC媒体を固定することができる。
本発明のIC媒体の発行システムを例示した概略説明図。 本発明のIC媒体の発行システムにおけるIC媒体と固定具の関係を説明する概略説明図。
<IC媒体の発行システム>
本発明のICカードとは形状が異なるIC媒体の発行システムについて図1を使用して説明する。
本発明のIC媒体の発行システム100は、IC媒体5を固定した状態で搬送可能とする固定具4と、複数の固定具4を搬送路3に沿って搬送する搬送手段(図示省略)と、載置台の上に載置されたIC媒体5が固定された固定具4を、搬送路3の外部から搬送路3の中に搬入する搬入手段6と、IC媒体5を初期化し、フォーマットし、必要な情報の書き込み処理を行うリーダ・ライタ1と、IC媒体5にレーザー印字処理するレーザー印字装置2と、それらの処理が終了したIC媒体5を固定した固定具4を、搬送路3の外部に搬出する搬出手段7と、少なくとも搬送手段とリーダ・ライタ1とレーザー印字装置2の動作を制御する制御装置8と、を備えている。
(IC媒体)
IC媒体5の形状としては特に限定されない。薄い円柱状であるコイン形状(コイン型)をはじめ、薄い四角柱、薄い五角柱、星型、その他、任意の形状であって構わない。その様な任意の異形状を形成する樹脂、セラミック、ガラスなどからなる構造体の内部または表面にICチップと、それに電気的に接続された通信用のアンテナが備えられていれば良い。ICチップとしては、少なくとも、演算処理機能、通信機能、記憶機能などが備えられている通常の非接触ICタグ用のICチップやICモジュールを使用することができる。
(搬送路)
搬送路3としては、特に限定されない。例えば、図2に例示した様な円形状やループ状の搬送路であっても良いし、直線状の搬送路であっても構わない。搬送路3が搬送手段の一部を兼ねていても良い。例えば、図1に示した円形または長円形の搬送路3が、ベルトコンベアの様な搬送手段からなり、搬入手段6や搬出手段7の近傍に、ロボットハンドの様に、搬送対象物を把持し、持ち上げてから空間を移動させ、所定の位置で載置することができる搬送手段が配置されている構成であっても良い。
(搬送手段)
搬送手段としては、特に限定されない。搬送路3自身がベルトコンベアになっている構成であっても良いし、搬送路3に沿って固定具4を搬送可能なロボットハンドであっても良い。或いは、搬送路3に沿って固定具4を搬送可能なリニアモータを使用した駆動・搬送機構からなる搬送手段であっても良い。
また、固定具4の様な搬送対象物を把持することができるロボットアームの様な機構が、搬送経路3に沿って備えられたレールを移動可能な移動機構に支持された構成の搬送手段であっても良い。そのレールは、搬送経路3と同じ高さ、または下方に備えられていても良いし、上方に備えられていても構わない。なお、図1および図2においては、搬送手段の図示を省略した。
(搬入手段)
搬入手段6は、IC媒体5を搬送可能に固定した固定具4を、搬送路3の外部から搬送路3に搬入できる手段であれば特に限定する必要はない。
例えば、搬送路3と同様に、ベルトコンベアからなる手段であっても良いし、ロボットハンドを使用した手段であっても構わない。リニアモータを使用した駆動・搬送機構からなる搬送手段であっても良い。
なお、搬送路3における搬送手段と、搬入手段6とは同一の搬送手段である必要はなく、異なるものであって構わない。
(リーダ・ライタ)
リーダ・ライタ1は、IC媒体5と通信し、データの書き込みや読み込みが可能なものであれば特に限定する必要は無い。従来から使用されている非接触ICタグ用のリーダ・ライタを好適に使用することができる。
(レーザー印字装置)
レーザー印字装置2としては、IC媒体の表面にレーザー印字可能なものであれば特に限定する必要はない。従来から使用されているレーザー印字装置を好適に使用することができる。レーザー印字装置2としては、IC媒体5の表面に印字可能であれば如何なる印字機構であっても良い。例えば、レーザービームの照射により、IC媒体5の表面材料が除去されることにより明暗の差を生じさせる機構であっても良いし、予め、IC媒体5の
表面に印字形成用の層を形成しておき、レーザービームが照射されることにより、明暗または色の差が生じる機構であっても構わない。
(搬出手段)
搬出手段7は、IC媒体5が搬送可能に固定された固定具4を、搬送路3の外部に搬出できる手段であれば特に限定する必要はない。
例えば、搬送路3と同様に、ベルトコンベアからなる手段であっても良いし、ロボットハンドを使用した手段であっても構わない。リニアモータを使用した駆動・搬送機構からなる搬送手段であっても良い。
なお、搬送路3における搬送手段と、搬出手段7とは同一の搬送手段である必要はなく、異なるものであって構わない。
(制御装置)
制御装置8としては、コンピュータ装置を好適に使用する事ができる。コンピュータ装置としては、本発明のIC媒体の自動発行システム100制御用のプログラムをインストールしたパーソナルコンピュータをはじめ、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)などのシーケンス制御装置を使用することもできる。シーケンス制御に基づく制御装置だけでなく、フィードバック制御に基づく制御装置であっても構わない。
なお、本発明のIC媒体の自動発行システム100においては、搬送路3に沿って、複数台のリーダ・ライタ1およびレーザー印字装置2を備えていても良い。それぞれ1台を備えていることが最低限の条件であるが、リーダ・ライタ1とスループットと、レーザー印字装置2のスループットと、を整合させる事によって効率的に処理可能な自動発行システムとすることが可能である。
<固定具>
本発明の固定具について図2を使用して説明する。
本発明の固定具4は、IC媒体5を固定した状態で搬送可能とするIC媒体用の固定具である。
本発明の固定具4は、IC媒体5を載せる載置台12と、載置台12の上でIC媒体5と当接する事によってIC媒体5を固定する複数本の固定ピン10と、固定ピン10を載置台12の上に起立可能とする固定穴11と、を備えている。
固定穴11は、載置台12の表面においてマトリクス状に配置されていることであっても良いし、予め想定した各種の大きさのIC媒体5に対応させた位置に固定穴11を備えていても良い。マトリクス状に配置する場合であっても、予め、想定されるIC媒体5の種類を考慮して、形成する固定穴11のピッチを決定する事ができる。
また、マトリクス状または任意の位置に配置された固定穴11に起立する複数本の固定ピン10は、個々に固定ピン10の上下手段を備えていても良い。例えば、固定ピン10の一部を永久磁石としておき、固定穴11の下方に備えられたソレノイドコイルや電磁石に直流電流を流した時に固定ピン10が固定穴11から突出して起立した状態となり、直流電流を遮断した時に、固定ピン10が固定穴11の中に収容される様な機構を備えていても良い。また、個々の固定穴11の下方に備えられたソレノイドコイルや電磁石の電流のON/OFFは、それらに個々に備えられたスイッチをマニュアルで操作しても良いし、また、自動的にIC媒体5の外形形状に対応して固定ピン10の操作をする機構を備えていても構わない。例えば、載置台12の上に置かれたIC媒体5をその上方から撮像カメラで捉えた画像から、載置台12に投影される形状の画像を取得し、その画像から、どの固定ピン10を起立させれば一定の位置関係で固定されるか、を決定すれば良い。
<IC媒体の発行方法>
本発明のIC媒体の自動発行システム100を用いたIC媒体の発行方法について説明する。
本発明のIC媒体5の発行方法は、以下に説明するステップを備えている。
STEP0:予め処理するIC媒体5の形状に合せて、固定具4のどの固定穴11に固定ピン10を起立させるとIC媒体5を一定の向きで固定できるか、を決定し、それに従って固定ピン10を固定穴11に起立させて置く。
STEP1:IC媒体5を、固定具4に一定の向きで載置し固定する。また、起立している固定ピン10の配置によっては、IC媒体5を載置台12の上でスライドさせる事によって、複数本の固定ピン10に当接させることにより安定した位置に固定することでも良い。この作業は、人手によっても良いし、ロボットアームなどの搬送手段を使用しても良い。載置台12上でIC媒体5をスライドさせる手段としては、人手によっても良いし、或いは、ロボットアームやその他の専用の機械的手段を用いても良い。
STEP2:次に、搬送手段を用いて、IC媒体5を搭載した固定具4を、搬入手段6を介して搬送路3に搬入する。搬送手段としては、ロボットアームを好適に使用することができる。搬入手段6としては、ロボットアームを好適に使用する事ができるが、ベルトコンベアの様な搬送手段であっても良い。
STEP3:次に、IC媒体5を搭載した固定具4を、搬送路3に沿って、搬送手段により、順次、リーダ・ライタ1が配置されている位置に搬送する。搬送路3に沿った搬送手段としては、ベルトコンベアやロボットアームを使用することができる。搬送手段によって、固定具4を順次搬送する搬送路3に沿ったピッチを、確実にリーダ・ライタ1と通信可能となる位置に搬送可能とするピッチに設定しておけば良い。固定具4をそのピッチで順次送って行けば良い。搬送手段が図1に例示した様な円形または長円形のベルトコンベアである場合は、そのチッピでベルトコンベアを断続的に移動・停止を繰り返せば良い。
STEP4:次に、固定具4がリーダ・ライタ1の位置に搬送されると、リーダ・ライタ1は発行処理を行う。発行処理の内容としては、例えば、IC媒体5のICチップの初期化、記憶領域のフォーマット、必要情報の書き込み、などである。
STEP5:次に、搬送手段が固定具4をレーザー印字装置2に向けて、順次搬送する。
STEP6:次に、固定具4がレーザー印字装置2の位置に搬送されると、レーザー印字装置2は、固定具4に固定されている異形状ICタグ5の表面に必要な情報を印字する。この際、固定具4に固定されたIC媒体5の向きが、常に一定に固定されているため、印字が常にIC媒体5の同じ位置で、同じ向きになされる。
STEP7:次に、レーザー印字がなされたIC媒体5が固定された固定具4が搬送手段によって、搬出手段7の位置に向って、順次搬送される。
STEP8:次に、固定具4が搬出手段7の位置に搬送されると、搬送手段は固定具4を搬出手段7に搬送する。搬送手段としてはロボットアームを好適に使用することができるが、これに限定する必要はない。
STEP9:次に、搬出手段7によって搬出された固定具4からIC媒体5を取り出す。取り出す手段は、としては、人手によっても良いし、ロボットアームを使用して取り出すことも可能である。
以上の様にして、本発明のIC媒体の自動発行システム100を使用することによって、人手を介さずに、固定具4にIC媒体5を装填し安定した位置に固定した後、搬入手段6を介して搬送路3に搬入し、発行処理とレーザー印字をIC媒体5に施し、搬送路3から搬出手段7に搬出される。最終的には、固定具4から異形状ICタグ5を取り出すことによって、一連のIC媒体5の発行処理を自動的に実施することができる。
また、本発明の自動発行システム100は、本発明の固定具4を使用することによって実施可能となるが、本発明の固定具4の形態に限定する必要は無い。本発明の固定具4は、IC媒体5を複数本の固定ピン10に当接させる事よって安定した位置に固定する固定具であるが、この様な機構に限定する必要は無い。常に固定具4の載置台12の上の一定した位置と向きに固定される機構であれば、如何なる機構であっても良い。
例えば、処理するIC媒体5の外形と同じ凹部を備えた載置台を採用すれば良い。星型の場合は星型の凹部を備えた載置台を、コイン型の場合はコイン型の凹部を備えた載置台を用意すれば良い。
更には、載置台12として、マトリクス状に配置した上下移動が可能な固定ピンを備えておき、処理するIC媒体5の外形に合せて、載置台12上の固定ピンを上下移動させる事によって、IC媒体5の形状に合せて形成した凹部と同等の機能を持たせる事も可能である。この場合、載置台12の上に載置されたIC媒体5をカメラによって撮像し、IC媒体5の載置台12に投影される画像情報を取得しておき、予め制御装置8に処理するIC媒体5の外形情報として記憶させておくことにより、その外形情報に基づいて、どの固定ピンを下げ、どの固定ピンを上げるか、を決定すれば良い。
1・・・リーダ・ライタ
2・・・レーザー印字装置
3・・・搬送路
4・・・固定具
5・・・IC媒体
6・・・搬入手段
7・・・搬出手段
8・・・制御装置
9・・・接続配線
10・・・固定ピン
11・・・(固定ピンの)固定穴
12・・・載置台
100・・・(IC媒体の)自動発行システム

Claims (3)

  1. IC媒体を固定した状態で搬送可能とする固定具と、
    複数の固定具を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、
    載置台の上に載置されたIC媒体が固定された固定具を、搬送路の外部から搬送路の中に搬入する搬入手段と、
    IC媒体を初期化し、フォーマットし、必要な情報の書き込み処理を行うリーダ・ライタと、
    IC媒体にレーザー印字処理するレーザー印字装置と、
    処理が終了したIC媒体を固定した固定具を、搬送路の外部に搬出する搬出手段と、
    少なくとも、搬送手段とリーダ・ライタとレーザー印字装置の動作を制御する制御装置と、を備えていることを特徴とするIC媒体の自動発行システム。
  2. IC媒体を固定した状態で搬送可能とするIC媒体用の固定具であって、
    IC媒体を載せる載置台と、
    載置台の上でIC媒体と当接する事によってIC媒体を固定する複数本の固定ピンと、
    固定ピンを載置台の上に起立可能とする固定穴と、を備えていることを特徴とするIC媒体用の固定具。
  3. 前記固定穴が、前記載置台の表面においてマトリクス状に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のIC媒体用の固定具。
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