JP2007079687A - Rfidタグの検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
電波によって非接触での読み取りが可能なRFIDタグの交信状態を検査する方法において、該RFIDタグの交信状態を検査する場合に電波の拡散を防止するための電波遮蔽装置を要せずに検査することが可能な方法。
【解決手段】
UHF帯の交信周波数により通信するアンテナと、該アンテナのインピーダンスを調整するマッチング回路とを備えたRFIDタグを検査する際、前記マッチング回路にリーダライタのアンテナコイルを対向させ、該アンテナコイルから発信させた磁束により、RFIDタグの制御回路を動作させて、該RFIDタグを検査する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、UHF帯の電波を用いて離れた位置から通信利用されるRFID(Radio Frequency Identification)タグの検査方法に関し、さらに詳しくは出荷前のRFIDタグを的確に検査するRFIDタグの検査方法とその装置、RFIDタグの通信方法とその装置及びRFIDタグに関する。
近年、物流などの分野において自動化することが推進されている。この物流の自動化を推進しようとする場合、個々の物品に貼付される伝票等に記録させている情報を機械により読み取り可能とすることが重要になる。この自動化を実現する方法として、個々の伝票にその記録された情報に対応したバーコードラベルを貼付することが従来から行われている。
しかし、バーコードリーダを用いてバーコードラベルを読み取るためには、バーコードリーダとバーコードラベルとの距離、及びバーコードリーダをバーコードラベルに向ける方向を高精度に対応させなければならない。この距離と方向との対応は、その都度、手作業で行うため時間がかかり、バーコードの読み取り作業が物流を円滑化するときの障害になっていた。さらに、バーコードに入力できる情報量は少ないため、バーコードラベルを用いて管理できる区域は狭い区域に限られていた。
このような背景から近年では、誘導電磁界あるいは電波を用いて非接触に読み取りができるRFIDタグが注目されている。このRFIDタグによれば、読み取り媒体として誘導電磁界あるいは電波を用いることから、読み取りに際しては距離的並びに方向的な制約をさほど受けなくなる。例えば、電波を用いるRFIDタグは読み取りの方向性に制約を受けることがなく、1M〜5Mの距離からでも、その記録された情報を確実に読み取ることができる。
ここで、RFIDタグの基本的な構成は、内部に無線周波数インタフェース部と制御論理部及び記憶部が設けられたICチップと、電磁波を送受信するためのアンテナ回路基板との2つであり、その代表的な交信媒体として、交信周波数に850〜960MHzのUHF帯の電波を用いるものがある。
通常、RFIDタグを検査する場合は、IC等の電子部品とアンテナ回路とを接続してRFIDタグを構成した後、電波によって非接触に交信することにより検査している。
他方、図8に例示するUHF帯の交信周波数を用いるRFIDタグ(図1参照)80では、3列に並列されたRFIDタグ80の下方にリーダライタのアンテナ81を対応させた場合、検査対象のRFIDタグ80の全体がアンテナ81が作る電波領域82内に入らなければ交信できない。このため、図8に示すような形態でRFIDタグ80を連続的に検査する場合に、検査対象のRFIDタグ80に並列されている別のRFIDタグ80が電波領域82内に入ってしまい、干渉の原因になり、検査対象のRFIDタグ80の正確な検査ができないという問題が生じる。
こうした問題を解決するため、UHF帯のRFIDタグの検査を正確に行う方法の一例として、特許文献1に開示されているように、電波の拡散を防止するシールド箱(電波遮蔽装置)を備えることによって電波が遮蔽される空間に交信領域を作成し、この空間内に検査対象のRFIDタグのみを供給して検査する方法が提案されている。
ところが、このような従来のRFIDタグの検査方法においては、シールド箱を設けるために検査装置が大型化するという問題があり、シールド箱を、検査対象のRFIDタグの外形サイズに合せる必要があるため、RFIDタグの形態やサイズが異なった場合に同一装置で交信検査することができないという問題を有していた。
特開2004−272437号公報
この発明は、上述の問題点に着目してなされたもので、電波によって通信されるRFIDタグの交信状態を検査する方法において、電波遮蔽装置を省略しても、検査対象のRFIDタグだけに対して正確に検査または通信することができる方法と装置及びRFIDタグを提供することを目的とする。
この発明は、UHF帯の交信周波数により通信するアンテナと該アンテナのインピーダンスを調整するマッチング回路とを備えたRFIDタグを検査するRFIDタグの検査方法であって、前記マッチング回路にリーダライタのアンテナコイルを対向させ、該アンテナコイルから発信させた磁束によりRFIDタグの制御回路を動作させて該RFIDタグを検査するRFIDタグの検査方法であることを特徴とする。
この発明の態様として、前記リーダライタのアンテナコイルの大きさを、前記RFIDタグのマッチング回路と同程度の大きさにしてRFIDタグを検査することができる。
またこの発明の態様として、定間隔に配列された複数のRFIDタグのマッチング回路と、各マッチング回路の配列間隔と略同一の配列間隔で複数個並べたリーダライタのアンテナコイルとを対向させて複数個同時に検査することができる。
またこの発明は、UHF帯の交信周波数により通信するアンテナと該アンテナのインピーダンスを調整するマッチング回路とを備えたRFIDタグを検査するRFIDタグの検査装置であって、前記マッチング回路に対向して磁束を発信するアンテナコイルを備えてRFIDタグを検査することができる。
この発明の態様として、前記リーダライタのアンテナコイルの大きさを、前記RFIDタグのマッチング回路と同程度の大きさに形成してRFIDタグを検査することができる。
またこの発明の態様として、前記アンテナコイルを複数個並べて備え、各アンテナコイルに1つずつ対向する複数のRFIDタグを同時に検査する構成にしてRFIDタグを検査することができる。
またこの発明は、UHF帯の交信周波数により通信するアンテナと該アンテナのインピーダンスを調整するマッチング回路とを備えたRFIDタグと通信するRFIDタグの通信方法であって、前記マッチング回路にリーダライタのアンテナコイルを対向させ、該アンテナコイルから発信させた磁束によってRFIDタグの制御回路と通信するRFIDタグの通信方法であることを特徴とする。
この発明の態様として、前記リーダライタのアンテナコイルの大きさを、前記RFIDタグのマッチング回路と同程度の大きさに設けてRFIDタグと通信することができる。
またこの発明の態様として、定間隔に配列された複数のRFIDタグのマッチング回路と、各マッチング回路の配列間隔と略同一の配列間隔で複数個並べたリーダライタのアンテナコイルとを対向させて複数個同時に通信することができる。
またこの発明は、UHF帯の交信周波数により通信するアンテナと該アンテナのインピーダンスを調整するマッチング回路とを備えたRFIDタグと通信するRFIDタグの通信装置であって、前記マッチング回路に対向して磁束を発信するアンテナコイルを備えてRFIDタグと通信することができる。
この発明の態様として、前記リーダライタのアンテナコイルの大きさを、前記RFIDタグのマッチング回路と同程度の大きさに形成してRFIDタグと通信することができる。
またこの発明の態様として、前記アンテナコイルを複数個並べて備え、各アンテナコイルに1つずつ対向する複数のRFIDタグと同時に通信する構成にしてRFIDタグと通信することができる。
さらに、この発明の態様として、前記RFIDタグの通信方法に用いられるRFIDタグであって、前記アンテナ回路基板の一部に、前記マッチング回路は破壊せず、UHF帯で通信するアンテナ構造を、剥離位置を特定して破壊させる剥離位置特定手段を備えてRFIDタグを構成することができる。
この発明によれば、RFIDタグの形状や大きさなどにかかわらず、簡単な構成で安定したRFIDタグの検査ができる。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて説明する。
図1は850〜960MHzのUHF帯の周波数を使用するRFID(Radio Frequency Identification)タグ11を示し、図1(A)はRFIDタグ11の平面図を、図1(B)はRFIDタグ11の正面図を示す。このRFIDタグ11は長方形のシート状に形成されたアンテナ回路基板12と、該アンテナ回路基板12より充分小さい長方形に形成されたICモジュール13とで構成されている。
前記アンテナ回路基板12は、PET(ポリエチレンテレフタレート)製で長方形のフィルム14の上面に、該フィルム14より一回り小さい銅製のアンテナ15が設けられている。このフィルム14とアンテナ15は、いずれも肉厚が一定で、適度に湾曲可能な柔らかさを有するシート状の部材である。
前記アンテナ15は、中央に略四角形状のくり貫き部16が設けられた形状のプリント回路である。該くり貫き部16の図示上下は、ICモジュール13の接続部17,17になっており、図示上方の接続部17の左側にスリット16aが設けられている。また、該アンテナ15の上面には、図示省略する絶縁層が設けられている。
前記ICモジュール13は、アンテナ15の図示上下の接続部17,17間上にシート状の小さなスラップ18を介してICチップ(半導体ベアチップ)19が搭載されている。このICチップ19は、内部に記憶部、共振回路、整流回路、電圧検知回路、制御回路、及び定電圧回路が設けられた一般的なものである。
ここで、前記アンテナ15のくり貫き部16のうち、スラップ18の右側に逆L形状を形成している閉鎖穴16bは、UHF帯の交信周波数によって通信する該アンテナ15全体のインピーダンスを調整するためのマッチング回路20として形成したものであり、この閉鎖穴16bを囲む外周部分がマッチング回路20となり、このマッチング回路20に対し、後述するリーダライタ側の同程度の大きさに設けたアンテナコイルを対設させて交信するものである。
図2に、この発明に係わるRFIDタグ11の検査方法を示す。このRFIDタグ11の検査方法は、RFIDタグ11のアンテナ15に形成されたマッチング回路20のほぼ直上に、該マッチング回路20とほぼ同一の外形サイズに形成された1〜数ターン(図においては2ターン)のアンテナコイル21を対設する。このときのアンテナ15とマッチング回路20の対向間隔は、例えば数mm程度空けた対向間隔に設置し、リーダライタ22から検査周波数850〜960MHz、出力10〜30dBmの電力をアンテナコイル21に供給して該アンテナコイル21に磁束23を発生させ、この磁場環境下にRFIDタグ11のマッチング回路20を入れて検査する検査方法である。
前記リーダライタ22からの電力をアンテナコイル21に供給したとき、このアンテナコイル21からは、電波ではなく、磁束23を発信させ、この発信された磁束23がマッチング回路20の内部を通過することによってRFIDタグ11に誘導起電力が供給されてRFIDタグ11は動作される。
この検査方法では、RFIDタグ11のアンテナ15に形成された小さなマッチング回路20を、リーダライタ22のアンテナコイル21から発生させた小さな磁場(磁束23)環境下に入れるだけで、該RFIDタグ11の検査が可能になる。このため、UHF帯用に設けられた平板状のRFIDタグ11のアンテナ15全体をUHF帯の電波環境下に入れなくても、該RFIDタグ11との交信が可能になり、小さな磁場環境下での検査が可能になる。
この結果、UHF帯用のRFIDタグ11の検査に小さな磁場を利用し、広域の電波を用いないため、電波を発信するアンテナを、電波シールドボックスなどの電波遮蔽装置で覆う必要がなくなる。従って、検査対象(測定対象)のRFIDタグの周辺に別のRFIDタグが存在するような場合であっても、検査対象の1つのRFIDタグとのみ交信でき、別のRFIDタグとは干渉するおそれがない。
前記RFIDタグ11のマッチング回路20の大きさと、リーダライタ22のアンテナコイル21の大きさとを同程度の大きさに設けるのは、双方の大きさの差が大きいと小さな磁場環境下で交信対応させるときにマッチングできなくなるためである。
また、磁束23を発信するアンテナコイル21は、小さなマッチング回路20の大きさに合せて作製するため、RFIDタグ11のアンテナ15の外形サイズやアンテナ15の形状などが若干変わっても、局部的に対応させる該マッチング回路20の部分は同じ構造であるためRFIDタグ11の検査装置を変更することなく同一の検査装置を用いて検査することができる。
前記マッチング回路20は略四角形状にくり貫いて設けているため、そのくり貫き形状に対応させてアンテナコイル21を四角形状に設けている。この場合、アンテナコイル21は1ターン〜数ターンのアンテナコイル21に形成して磁束23の安定した発生が得られるターン数に設けている。さらに、マッチング回路20と、その上面に対設されるアンテナコイル21との対向間隔は接触させて設けても同様に磁束23を発信させて交信することができる。
前記リーダライタ22は整合回路24を介してアンテナコイル21と接続している。この整合回路24は図3の回路図に図示するように、可変コンデンサCと可変リアクタンスLとからなり、この整合回路24を接続させることで、アンテナコイル21に供給する電力を小さく抑えている。
図4はRFIDタグ11の基材となるロール状のキャリアシート25の上面に、複数のRFIDタグ11を等間隔に整列して配置したRFIDタグロールに対して、これらのRFIDタグ11を複数のリーダライタ22a,22b,22cにより一括して一定個数ずつ同時に検査できるようにしてRFIDタグ11の検査能率を高めたRFIDタグ検査装置30の一例を示す。
前記RFIDタグ検査装置30は、例えばRFIDタグを製造する製造ラインの終端部に設置され、製造後に導かれたRFIDタグ11に対し、該RFIDタグ検査装置30によって製造されたRFIDタグ11の交信状態を個別に検査する。
このRFIDタグ検査装置30は、複数のリーダライタ22a,22b,22cと、RFIDタグロールを端部から繰出して別途の芯に巻き取る駆動部(図示省略)と、これらを制御する制御部(図示省略)とで構成されている。そして、RFIDタグロールの巻取り部間に展開された搬送路上において、RFIDタグロールの上面に整列して搭載されたRFIDタグ11と対応する上方位置に磁束発信用のリーダライタ22a,22b,22cのアンテナコイル21a,21b,21cを近接状態に設置して対設させている。これにより、搬送されてきたRFIDタグ11はその搬送過程で対応した何れかのアンテナコイル21a,21b,21cの磁場環境下で通信して検査される。
なお、検査異常の際に、異常の有無を出力する出力部を設けることが好ましい。この出力部は、例えばアラーム音を鳴らす音声出力部、あるいは印刷等によって異常のあるRFIDタグ11に印をつける印刷出力部等で構成できる。
このRFIDタグロールに対応した一括型の検査方法では、前記したように広域の通信領域にて交信する電波環境下ではなく、狭域の通信領域にて交信する磁場環境下を用いるため、複数のRFIDタグ11を一括して検査することができる。例えば、3個の並列するリーダライタ22a,22b,22cの各アンテナコイル21a,21b,21cを、キャリアシート25の上面に定間隔に並列する複数のRFIDタグ11の各対応するマッチング回路20に対設させれば、3個のRFID11を同時に検査することができる。
ここで、各アンテナコイル21a,21b,21cは、キャリアシート25上のRFIDタグ11の整列間隔と同一の間隔に配置構成しているため、1回の検査で3つのRFIDタグ11を検査することができる。このため、RFIDタグ検査装置30に備えられている図示しない制御部によって、一気に3段進めて再度次の3つを検査するように制御することができ、高速化した検査ができる。
ことに、RFIDタグ11が定間隔に連なったRFIDタグロールの仕様であっても、検査対象のRFIDタグと別のRFIDタグとを仕切るための電波シールドボックス等の電波遮蔽装置は要せず、RFIDタグの検査装置を小型化できる。また、部品点数の削減に伴い簡略化して低コスト化を図ることができる。
図5は磁場環境下において交信するRFIDタグ11の連続的な検査状態の一例を示す側面図である。検査対象のRFIDタグ11と、磁束23を発信するアンテナコイル21aとの対向間隔はAmm(例えば2mm)程度の僅かな距離を空けて、電気的な接続が不要な状態に配置している。このため、RFIDタグ11の表面に紙、あるいはPET等の絶縁層26が積層されていても、該RFIDタグ11の検査は可能である。また、図4ではRFIDタグ11の上側にアンテナコイル21aを対設しているが、RFIDタグ11の基材となる下側のキャリアシート25側より磁束23を発信するアンテナコイル21dを対設させても、RFIDタグ11の検査は可能である。何れの場合も、磁束23の有効範囲は検査対象の隣のRFIDタグ11にまで届かないため1つずつ確実に検査ができる。
ところで、各アンテナコイル21,21a,21b,21c,21dからの磁束23を受ける回路はインピーダンスのマッチング回路20として、スリット16aを示したが、このほかにも磁束23が抜けるための非導電部がある巻き形態の回路があれば、RFIDタグ11のアンテナ回路のどの部分を使用してもよい。但し、巻き形態の回路の両端がICチップの2つの端子にそれぞれ接続されていることを要する。
例えば、図6に示すように、ダイポールアンテナ61とループアンテナ62とを組合せた巻き形態の回路63を構成し、この巻き形態の回路63上に、リーダライタ22から整合回路24を介して延設されたアンテナコイル21を対設させ、該アンテナコイル21から磁束23を巻き形態の回路63に発信させてもRFIDタグ64の動作を検査することができる。
図7はアンテナ破壊用の剥離シール71を備えたRFIDタグ72を示し、このRFIDタグ72は既述したRFIDタグ11と同じく長方形のシート状に形成されたアンテナ回路基板12と、該アンテナ回路基板12より充分小さい長方形に形成されたICモジュール13を備えるだけでなく、図7(A)に示すように、前記アンテナ回路基板12のアンテナ15の一側の上面に剥離シール71を貼付けたものである。この剥離シール71はRFIDタグ72に形成された接着部分73よりICモジュール13から見て外側に備えられている。
この剥離シール71を備えることにより、該剥離シール71を剥がした時点で、図7(B)に想像線で示すように、該剥離シール71と一体のアンテナ回路基板12は一側(接着部分73の外側)が切り取られるごとく取除かれ、RFIDタグ72のアンテナ15の構造を破壊させることができる。
従って、このRFIDタグ72はアンテナ回路基板12の一部が切り取られた後ではUHF帯の電波による通信機能を果さなくなり、例えば使用済となったRFIDタグ72に対してはアンテナ構造を簡単に破壊して廃棄することができる。また、剥離シール71によって一部が剥がされたRFIDタグ72はアンテナ15の一部が切り取られて不完全な状態になっているため一目で使用済であることが分る。また、使用済のRFIDタグ72であっても、該RFIDタグ72に記録されている情報は既述したリーダライタ22のアンテナコイル21をRFIDタグ72のマッチング回路に対設させれば、磁場環境下によりRFIDタグ72に記録されている情報を交信許容させて読み取ることができる。
この場合、剥離シール71とアンテナ15との接着部分73及びアンテナ回路基板12とICモジュール13との接着部分74は、RFIDタグ72の製造時に超音波溶接などによって予め圧着しておくが、ことに剥離シール71に対してはICモジュール13に近い側を剥離位置特定用の接着部分73に設定している。この剥離位置特定用の接着部分73は剥離力が加えられたときの亀裂開始位置になり、剥離シール71の剥離位置をある一点に特定することができる。この剥離位置を特定することで、RFIDタグ72に対する信頼性の高い破壊動作を実行できる。
このように、剥離シール71によるアンテナ回路基板12の剥離時に剥離シール71の接着部分73が剥離されるようにし、ICモジュール13の接着部分74がアンテナ回路基板12より剥ぎ取られないようにしている。さらに、剥離の容易化を図るために、前記アンテナ回路基板12の剥離すべき位置に、予め剥離用の切れ目を入れておいてもよい。
前記RFIDタグ11,72の検査に際しては、例えばRFIDタグ11,72を製造した後の出荷前の検査過程で該RFIDタグ11,72の交信状態の検査を行うものである。
このほか、RFIDタグ通信装置を形成してもよい。このRFIDタグ通信装置は、リーダライタ22と、通信結果出力部と、これらを制御する制御部とで構成するとよい。通信の実行は、例えば押下スイッチ等の入力部を備え、この押下操作で通信を実行する。あるいは、RFIDタグ11が定期的に信号発信を行うものである場合に、この信号を受信することができる。
前記通信結果出力部は、液晶等の表示モニタ、プリンタ、またはデータ送信する通信装置とすることができ、通信結果はRFIDタグから読み取った読取データとする、あるいはRFIDタグ11に書込みを行って書込成功か否かのデータとすることができる。この書込みは、例えばRFIDタグ11の出荷前の書込みとすることができる。前記検査の識別判定に、例えば書込んだ情報を検査する書込検査を実行することが好ましい。
そして、RFIDタグ11,72との通信に際しては、RFIDタグ11,72のマッチング回路20をアンテナコイル21の磁場環境下に入れると、該RFIDタグ11,72に通信すべき情報を読み取り書き込みする通信目的に適用することができ、RFIDタグ11,72を通信目的に適用しても同様の作用効果が得られる。
上述のように、RFIDタグのアンテナに形成された小さなマッチング回路を、磁場環境下に入れることで該RFIDタグの検査が可能になる。このため、RFIDタグの検査時に電波を使用しないので電波の拡散がなく、隣接する別のRFIDタグとの電波による干渉もなく、電波遮蔽装置を省略してRFIDタグの検査装置を小型化できる。また、アンテナコイルが小型であるため、複数のアンテナコイルと複数のRFIDタグとを同時に対応させることができる。これにより、一括した検査が可能になり、検査効率を向上できる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の剥離位置特定手段は、実施例の剥離シール71に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではなく、請求項に記載された技術思想に基づいて応用することができる。
UHF帯の交信周波数を用いるRFIDタグの説明図。 RFIDタグの検査状態を示す斜視図。 リーダライタの整合回路とアンテナコイルの概略構成図。 RFIDタグロール用のRFIDタグ検査装置の使用状態を示す斜視図。 RFIDタグの表面側と裏面側からとの検査状態を示す説明図。 他のアンテナ形態のRFIDタグの検査状態を示す斜視図。 剥離シールを備えたRFIDタグの剥離状態を示す説明図。 複数のRFIDタグとUHF帯のリーダライタのアンテナとを対向させた交信状態を示す斜視図。
符号の説明
11,64,72…RFIDタグ
15…アンテナ
19…ICチップ
20…マッチング回路
21,21a,21b,21c,21d…アンテナコイル
22,22a,22b,22c…リーダライタ
23…磁束
30…RFIDタグ検査装置
71…剥離シール

Claims (13)

  1. UHF帯の交信周波数により通信するアンテナと該アンテナのインピーダンスを調整するマッチング回路とを備えたRFIDタグを検査するRFIDタグの検査方法であって、
    前記マッチング回路にリーダライタのアンテナコイルを対向させ、該アンテナコイルから発信させた磁束によりRFIDタグの制御回路を動作させて該RFIDタグを検査する
    RFIDタグの検査方法。
  2. 前記リーダライタのアンテナコイルの大きさを、前記RFIDタグのマッチング回路と同程度の大きさにした
    請求項1に記載のRFIDタグの検査方法。
  3. 定間隔に配列された複数のRFIDタグのマッチング回路と、各マッチング回路の配列間隔と略同一の配列間隔で複数個並べたリーダライタのアンテナコイルとを対向させて複数個同時に検査する
    請求項1または2に記載のRFIDタグの検査方法。
  4. UHF帯の交信周波数により通信するアンテナと該アンテナのインピーダンスを調整するマッチング回路とを備えたRFIDタグを検査するRFIDタグの検査装置であって、
    前記マッチング回路に対向して磁束を発信するアンテナコイルを備えた
    RFIDタグの検査装置。
  5. 前記リーダライタのアンテナコイルの大きさを、前記RFIDタグのマッチング回路と同程度の大きさに形成した
    請求項4に記載のRFIDタグの検査装置。
  6. 前記アンテナコイルを複数個並べて備え、各アンテナコイルに1つずつ対向する複数のRFIDタグを同時に検査する構成とした
    請求項4または5に記載のRFIDタグの検査装置。
  7. UHF帯の交信周波数により通信するアンテナと該アンテナのインピーダンスを調整するマッチング回路とを備えたRFIDタグと通信するRFIDタグの通信方法であって、
    前記マッチング回路にリーダライタのアンテナコイルを対向させ、該アンテナコイルから発信させた磁束によってRFIDタグの制御回路と通信する
    RFIDタグの通信方法。
  8. 前記リーダライタのアンテナコイルの大きさを、前記RFIDタグのマッチング回路と同程度の大きさにした
    請求項7に記載のRFIDタグの通信方法。
  9. 定間隔に配列された複数のRFIDタグのマッチング回路と、各マッチング回路の配列間隔と略同一の配列間隔で複数個並べたリーダライタのアンテナコイルとを対向させて複数個同時に通信する
    請求項7または8に記載のRFIDタグの通信方法。
  10. UHF帯の交信周波数により通信するアンテナと該アンテナのインピーダンスを調整するマッチング回路とを備えたRFIDタグと通信するRFIDタグの通信装置であって、
    前記マッチング回路に対向して磁束を発信するアンテナコイルを備えた
    RFIDタグの通信装置。
  11. 前記リーダライタのアンテナコイルの大きさを、前記RFIDタグのマッチング回路と同程度の大きさに形成した
    請求項10に記載のRFIDタグの通信装置。
  12. 前記アンテナコイルを複数個並べて備え、各アンテナコイルに1つずつ対向する複数のRFIDタグと同時に通信する構成とした
    請求項10または11に記載のRFIDタグの通信装置。
  13. 請求項7〜9に用いられるRFIDタグであって、
    前記アンテナ回路基板の一部に、前記マッチング回路は破壊せず、UHF帯で通信するアンテナ構造を、剥離位置を特定して破壊させる剥離位置特定手段を備えた
    RFIDタグ。
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