JP2020100603A - 外用組成物 - Google Patents

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Takanobu Inoue
喬允 井上
知美 山口
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Abstract

【課題】本発明の目的は、尿素及び増粘剤を含有しながらも、粘度低下が抑制された外用組成物を提供することである。【解決手段】(A)尿素、(B)増粘剤、(C)固形炭化水素油を含有する外用組成物は、高温保存後における粘度低下が良好に抑制される。好ましくは、(B)成分が(メタ)アクリル酸系高分子であり、(C)成分がワセリンである。【選択図】なし

Description

本発明は、尿素及び増粘剤を含有し、粘度低下が抑制された外用組成物に関する。
尿素は、皮膚角質の水分保持能力を有するとともに角質溶解作用を有する。このため、従来より、尿素は、アトピー性皮膚炎、老人性乾皮症、魚鱗癬等の皮膚疾患の治療を目的として、また、乾燥肌、肌のかゆみ、あかぎれ等の改善を目的として、皮膚化粧料、医薬品、及び医薬部外品等の外用組成物の有効成分として使用されている。
一般的に、尿素を含有する外用組成物には、使用感向上等を目的として増粘剤が使用されている。しかしながら、尿素と増粘剤とを共存させると、その種類や量によっては、粘度が維持されず、十分な製剤安定性を備えることができないという課題が知られている。このような粘度低下の問題を解決する製剤処方として、特許文献1に、尿素、ヒドロキシ酸及びその塩の組み合わせからなる尿素安定剤、及びカルボキシビニルポリマーを含有し、カルボキシビニルポリマーを化粧料の総量を基準として、0.65〜2質量%含有することを特徴とする透明ジェル化粧料が開示されている。
特開2009−190986号公報
しかしながら、上記のような製剤処方では、カルボキシビニルポリマーが比較的高い含有量に限定されていることや、尿素安定剤として刺激性のあるヒドロキシ酸が用いられるといった処方上の制限により、近年の多様化する外用組成物の処方に対応できないケースがある。そこで、尿素及び増粘剤を含有する外用組成物において、粘度低下を抑制するための新たな製剤技術の開発が望まれる。
本発明は、尿素及び増粘剤を含有しながらも、粘度低下が抑制された外用組成物を提供することを目的とする。
本発明者は、鋭意検討の結果、尿素及び増粘剤を含有する外用組成物に、固形炭化水素を配合することによって、優れた粘度低下抑制効果が得られることを見出した。本発明は、この知見に基づいて更に検討を重ねることにより完成したものである。
即ち、本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. (A)尿素、(B)増粘剤、及び(C)固形炭化水素油を含有する、外用組成物。
項2. 前記(C)成分がワセリンである、項1に記載の外用組成物。
項3. 前記(B)成分が(メタ)アクリル酸系高分子である、項1に記載の外用組成物。
項4. 前記(A)成分の含有量が5〜40重量%である、項1〜3のいずれかに記載の外用組成物。
項5. 前記(C)成分の含有量が0.01〜20重量%である、項1〜4のいずれかに記載の外用組成物。
項6. 前記(A)成分1重量当たりの前記(C)成分の含有量が0.01〜1重量部である、項1〜5のいずれかに記載の外用組成物。
項7. 乳化組成物である、項1に記載の外用組成物。
項8. (A)尿素及び(B)増粘剤を含有する外用組成物の粘度低下を抑制する方法であって、
外用組成物に、前記(A)成分及び(B)成分と共に、(C)固形炭化水素油を配合する、粘度低下抑制方法。
本発明の外用組成物は、尿素及び増粘剤を含有しながらも、優れた粘度低下抑制効果が奏される。
1.外用組成物
本発明の外用組成物は、(A)尿素(以下、「(A)成分」とも記載する。)、(B)増粘剤(以下、「(B)成分」とも記載する。)、(C)固形炭化水素油(以下、「(C)成分」とも記載する。)を含有することを特徴とする。以下、本発明の外用組成物について詳述する。
(A)成分
本発明の外用組成物は、(A)成分として尿素を含有する。尿素は、水素結合による皮膚角質の水分保持作用、及びタンパク質変性により不要な角質を除去する角質溶解作用を有する成分として公知の成分である。
本発明で使用される尿素については、その原料、製造方法、精製方法等は特に制限されず、化学合成により自ら製造したものであってもよく、また市販品を用いてもよい。尿素の市販品としては、例えば、高杉製薬株式会社、昭和化学株式会社、関東化学株式会社等で製造又は販売されている商品が挙げられる。
本発明の外用組成物における尿素の含有量については、付与すべき薬効等に応じて適宜設定すればよく、特に制限されないが、例えば、5〜40重量%が挙げられる。本発明の外用組成物は優れた粘度低下抑制効果を有するため、本来的に粘度低下が顕著になる比較的多量の尿素が含まれている場合であっても効果的に粘度低下を抑制することができる。このような本発明の効果に鑑みると、本発明の外用組成物における尿素の含有量の好適な例として、好ましくは10〜40重量%、より好ましくは15〜30重量%、さらに好ましくは20〜25重量%が挙げられる。
(B)増粘剤
本発明の外用組成物は、(B)成分として増粘剤を含有する。増粘剤としては、化粧料や外用医薬品等に通常用いられるものであればよい。本発明において使用される増粘剤の好適な例としては、水溶性増粘剤が挙げられる。水溶性増粘剤としては、例えば、(メタ)アクリル酸系高分子、セルロースエーテル系高分子、ビニル系高分子、多糖類等が挙げられる。
(メタ)アクリル酸系高分子としては、カルボキシビニルポリマー、(メタ)アクリル酸アルキルコポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキルコポリマー;アクリレーツ/メタクリル酸ポリオキシエチレン(20)セチルエーテルコポリマー、アクリレーツ/メタクリル酸ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテルコポリマー、アクリレーツ/メタクリル酸ポリオキシエチレン(25)べへニルエーテルコポリマー等の(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸アルキル/(メタ)アクリル酸ポリオキシエチレンアルキルエーテルコポリマー;アクリレーツ/イタコン酸ポリオキシエチレン(20)セチルエーテルコポリマー、アクリレーツ/イタコン酸ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテルコポリマー等の(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸アルキル/イタコン酸ポリオキシエチレンアルキルエーテルコポリマー;アクリレーツ/メタクリル酸ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテルクロスポリマー等の(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸アルキル/(メタ)アクリル酸ポリオキシエチレンアルキルエーテルクロスポリマー;アクリレーツ/ネオデカン酸ビニルクロスポリマー等が挙げられる。なお、括弧内の数値は、酸化エチレンの付加モル数を表す。これらの(メタ)アクリル酸系高分子は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
セルロースエーテル系高分子としては、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等が挙げられる。これらのセルロースエーテル系高分子は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
ビニル系高分子としては、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等が挙げられる。これらのビニル系高分子は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
多糖類としては、キサンタンガム、グアーガム、ローカストビーンガム、カラギーナン、デキストラン、アルギン酸又はその塩等が挙げられる。これらの多糖類は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の外用組成物において、(B)成分として、(メタ)アクリル酸系高分子、セルロースエーテル系高分子、ビニル系高分子、多糖類の中から、1種を選択して使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
これらの(B)成分の中でも、より一層向上した粘度低下抑制性を得る観点から、好ましくは(メタ)アクリル酸系高分子が挙げられ、より好ましくはカルボキシビニルポリマーが挙げられる。
カルボキシビニルポリマーは、アクリル酸を主な単位構造とする親水性ポリマーであり、水に溶解して増粘作用を生じさせることができるものであれば特に制限されず、部分的に架橋がされていてもよく、また、他の単位構造を含むコポリマーであってもよい。カルボキシビニルポリマーとしては、平均分子量(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)を用い、ポリスチレン換算分子量として測定される質量平均分子量)が30万〜500万であるものが挙げられる。このような分子量を有するカルボキシビニルポリマーの具体例としては、例えばポリアクリル酸を主構成単位とするカーボポール980、カーボポール981(以上、Noveon Inc.)、ハイビスワコー103、ハイビスワコー104、ハイビスワコー105(以上、和光純薬)、カルボキシビニルポリマー水溶液としてヒスパジェル(ヒスパノ キミカ社)、またカルボキシビニルポリマー類似ポリマーの水溶液としてUジェリーCP(昭和電工)等が挙げられる。カルボキシビニルポリマーとしては、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
本発明においてカルボキシビニルポリマーを用いる場合、カルボキシビニルポリマーは、水に分散又は溶解させて、そのままで、又は塩基で中和して用いることができる。この場合において中和剤として使用される塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア水等の無機塩基;トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、アルギニン等の有機塩基が挙げられ、好ましくは有機塩基が挙げられ、より好ましくはトリエタノールアミンが挙げられる。
本発明の外用組成物において、(B)成分の含有量については、特に制限されず、増粘剤の種類に応じて適宜決定すればよいが、例えば0.05〜2重量%、好ましくは0.1〜1重量%、より好ましくは0.3〜0.8重量%、さらに好ましくは0.3〜0.55重量%が挙げられる。
(C)固形炭化水素油
本発明の外用組成物は、(C)成分として固形炭化水素油を含有する。固形炭化水素油は尿素及び増粘剤を含有する外用組成物に配合されることで、優れた粘度低下抑制効果を発揮する。
固形炭化水素油とは、25℃において固形の形態を保つ炭化水素油である。本発明において使用される固形炭化水素油としては、化粧料や外用医薬品等に通常用いられるものであればよく、ワセリン、オゾケライト、セレシン、パラフィン、ポリエチレンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ゲル化炭化水素等が挙げられる。
これらの固形炭化水素油は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
これらの(C)成分の中でも、より一層向上した粘度抑制性を得る観点から、好ましくは、ワセリン、オゾケライト、セレシン、パラフィン、ポリエチレンワックス、マイクロクリスタリンワックスが挙げられ、より好ましくはワセリンが挙げられる。また、ワセリンとしては、白色ワセリンのように精製度の高いものが好ましい。
本発明の外用組成物において、(C)成分の含有量については、特に制限されず、例えば0.1〜20重量%が挙げられる。より一層向上した粘度抑制性を得る観点から、(C)成分の含有量としては、好ましくは0.5〜15重量%、より好ましくは1〜10重量%、更に好ましくは5〜8重量%が挙げられる。
本発明の外用組成物において、(A)成分と(C)成分の比率については特に制限されず、前述する(A)成分及び(C)成分の各含有量に応じて決定されるが、より一層向上した粘度抑制性を得る観点から、(A)成分1重量部当たりの(C)成分の含有量として、0.01〜1重量部、好ましくは0.05〜0.8重量部、より好ましくは0.25〜0.5重量部が挙げられる。
本発明の外用組成物が後述の(E)成分を含む場合、(C)成分及び(E)成分の合計100重量部当たりの(C)成分の含有量については特に制限されず、(C)成分及び後述する(E)成分の各含有量に応じて決定されるが、より一層向上した粘度抑制性を得る観点から、(C)成分及び(E)成分の合計100重量部当たりの(C)成分の含有量として、3重量部〜50重量部、好ましくは10〜40重量部、より好ましくは15〜30重量部が挙げられる。
(D)水
本発明の外用組成物は、水(以下、「(D)成分」とも記載する)を含有することができる。尿素及び増粘剤を含有する外用組成物は、水存在下において粘度低下が顕著であるが、本発明の外用組成物によると、水を含んでいても、効果的に粘度低下を抑制することができる。
本発明の外用組成物が(D)成分を含有する場合、その含有量については、製剤形態に応じて適宜設定すればよく、例えば30〜70重量%が挙げられる。より一層優れた粘度低下抑制性を得る観点から、(D)成分の含有量としては、好ましくは35〜55重量%、より好ましくは40〜50重量%、更に好ましくは40〜46重量%が挙げられる。
(E)油分
本発明の外用組成物は、さらに、上記(C)成分以外の油分(以下、「(E)成分」とも記載する)を含有することができる。(E)成分は、製剤形態等に応じて適宜使用することができ、例えば、本発明の外用組成物が乳化組成物である場合の油相として使用される。
本発明で使用される油分については、薬学的又は香粧学的に許容されるものであることを限度として特に制限されず、液状油、及び炭化水素以外の固形油から選択される少なくともいずれかを用いることができる。
本発明の外用組成物において、(E)成分として、液状油、及び炭化水素以外の固形油のいずれか一方を用いてもよいし、両方を組み合わせて用いてもよい。
本発明の外用組成物に(E)成分を含有させる場合、その含有量については、特に制限されず、本発明の外用組成物が乳化組成物である場合における乳化タイプ、形態、用途等に応じて適宜設定すればよいが、例えば、0.1〜40重量%、好ましくは1〜30重量%、より好ましくは10〜27重量%が挙げられる。
(液状油)
液状油とは、25℃において液状の形態を保つ油である。本発明で使用される液状油としては、化粧料や外用医薬品等に通常用いられるものであればよく、例えば、アボガド油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、オリーブ油、ホホバ油等の植物油;オレイン酸、イソステアリン酸等の脂肪酸;エチルヘキサン酸セチル、パルミチン酸エチルヘキシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、トリ2−エチルへキサン酸グリセリル、オレイン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、トリイソステアリン酸グリセリル、ジバラメトキシケイヒ酸−モノエチルへキサン酸グリセリル等のエステル油;ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジエンポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン等のシリコン油;流動パラフィン、スクワレン、スクワラン等の液状炭化水素油;ラウリルアルコール等の高級アルコール等が挙げられる。
これらの液状油の中でも、好ましくは、エステル油、液状炭化水素油;より好ましくはミリスチン酸イソプロピル、流動パラフィンが挙げられる。
これらの液状油は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の外用組成物に液状油を含有させる場合、その含有量については、特に制限されず、本発明の外用組成物が乳化組成物である場合における乳化タイプ、形態、用途等に応じて適宜設定すればよいが、例えば、0.1〜30重量%、好ましくは1〜25重量%、更に好ましくは10〜20重量%が挙げられる。
(炭化水素以外の固形油)
炭化水素以外の固形油とは、25℃において固形の形態を保つ炭化水素以外の油である。本発明で使用される炭化水素以外の固形油としては、通常化粧料や外用医薬品等に用いられるものであればよく、例えば、キャンデリラロウ、コメヌカロウ、ミツロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ラノリン、セラックロウ等のロウ類;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ウンデシレン酸等の高級脂肪酸;ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸セチル、ステアリン酸ステアリル、ステアリン酸セチル、パルミチン酸セチル、ステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、パルミチン酸デキストリン、ステアリン酸イヌリン、水素添加ホホバ油等のエステル油;セタノール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール、オレイルアルコール、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)等の直鎖又は分岐高級アルコール;シリコーンワックス等が挙げられる。
これらの炭化水素以外の固形油の中でも、好ましくは直鎖又は分岐高級アルコールが挙げられ、より好ましくは直鎖高級アルコールが挙げられ、さらに好ましくはセタノール、ステアリルアルコールが挙げられる。
これらの炭化水素以外の固形油は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の外用組成物に固形油を含有させる場合、その含有量については、特に制限されず、本発明の外用組成物が乳化組成物である場合における乳化タイプ、形態、用途等に応じて適宜設定すればよいが、例えば、0.1〜30重量%、好ましくは1〜20重量%、更に好ましくは5〜10重量%が挙げられる。
(F)界面活性剤
本発明の外用組成物は、さらに、界面活性剤(以下、「(F)成分」とも記載する)を含む。(F)成分は製剤形態等に応じて適宜使用することができ、例えば、本発明の外用組成物が乳化組成物である場合は、乳化状態とするために使用される。界面活性剤としては、薬学的又は香粧学的に許容されることを限度として特に制限されないが、例えば、ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられ、好ましくはノニオン性界面活性剤が挙げられる。
ノニオン性界面活性剤としては、具体的には、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油;ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等);グリセリン脂肪酸エステル類(例えば、モノ綿実油脂肪酸グリセリル、モノエルカ酸グリセリル、セスキオレイン酸グリセリル、モノステアリン酸グリセリル、α,α’−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリル、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等);プロピレングリコール脂肪酸エステル類(例えば、モノステアリン酸プロピレングリコール等);グリセリンアルキルエーテル;ステアレス−2;ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンテトラオレエート等);ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル類(例えば、ポリオキシエチレンソルビットモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビットモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビットペンタオレエート、ポリオキシエチレンソルビットモノステアレート等);ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル類(例えば、ポリオキシエチレングリセリンモノステアレート、ポリオキシエチレングリセリンモノイソステアレート、ポリオキシエチレングリセリントリイソステアレート等);ポリオキシエチレン脂肪酸エステル類(例えば、ポリオキシエチレンモノオレエート、ポリオキシエチレンモノステアレート、ポリオキシエチレンジステアレート、ポリオキシエチレンモノジオレエート、ジステアリン酸エチレングリコール等);ポリオキシエチレンアルキルエーテル類(例えば、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシエチレン2−オクチルドデシルエーテル、ポリオキシエチレンコレスタノールエーテル等);プルロニック型類(例えば、プルロニック等);ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンアルキルエーテル類(例えば、ポリオキシエチレン−セチルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン−2−デシルテトラデシルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンモノブチルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン水添ラノリン、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリセリンエーテル等);ポリグリセリン脂肪酸エステル(例えば、ステアリン酸ポリグリセリル−2、オレイン酸ポリグリセリル−2、イソステアリン酸ポリグリセリル−2、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2、ステアリン酸ポリグリセリル−4、オレイン酸ポリグリセリル−4、トリステアリン酸ポリグリセリル−6、ステアリン酸ポリグリセリル−10、ペンタステアリン酸ポリグリセリル−10、ペンタヒドロキシステアリン酸ポリグリセリル−10、ペンタイソステアリン酸ポリグリセリル−10、ペンタオレイン酸ポリグリセリル−10、ポリリシノレイン酸ポリグリセリル−6、ポリリシノレイン酸ポリグリセリル−10等)ステアレス−21等が挙げられる。
これらのノニオン性界面活性剤の中でも、好ましくはポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類が挙げられ、より好ましくは、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンテトラオレエートが挙げられ、さらに好ましくは、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレートが挙げられる。
これらの界面活性剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の外用組成物において、(F)成分を含有する場合、その含有量については、製剤形態及び使用する界面活性剤の種類等に応じて適宜設定すればよいが、例えば0.5〜7重量%、好ましくは1〜5重量%、より好ましくは2〜5重量%が挙げられる。
その他の成分
本発明の外用組成物は、前述する成分の他に、必要に応じて、通常使用される他の添加剤が含まれていてもよい。このような添加剤としては、例えば、pH調節剤、多価アルコール、緩衝剤、可溶化剤、キレート剤、防腐剤、保存剤、酸化防止剤、安定化剤、香料、着色料等が挙げられる。
また、本発明の外用組成物においては、他の添加剤として、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸、メバロン酸等のヒドロキシ酸は、皮膚刺激を回避する観点から含まれないことが好ましい。
更に、本発明の外用組成物は、前述する成分の他に、薬学的又は香粧学的な生理機能を発揮できる薬効成分が、必要に応じて含まれていてもよい。このような薬効成分としては、例えば、ステロイド剤(デキサメタゾン、塩酸デキサメタゾン、酢酸デキサメタゾン、塩酸ヒドロコルチゾン、吉草酸プレドニゾロン、酢酸プレドニゾロン等)、抗ヒスタミン剤(ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン等)、局所麻酔剤(リドカイン、ジブカイン、プロカイン、テトラカイン、ブピバカイン、メピバカイン、クロロプロカイン、プロパラカイン、メプリルカイン又はこれらの塩)、安息香酸アルキルエステル(例えばアミノ安息香酸エチル、塩酸パラブチルアミノ安息香酸ジエチルアミノエチル)、オルソカイン、オキセサゼイン、オキシポリエントキシデカン、ロートエキス、ペルカミンパーゼ、テシットデシチン等)、抗炎症剤(アラントイン、サリチル酸、サリチル酸グリコール、サリチル酸メチル、インドメタシン、フェルビナク、ジクロフェナクナトリウム、ロキソプロフェンナトリウム等)、殺菌剤(塩化ベンザルコニウム、塩化デカリニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジニウム、イソプロピルメチルフェノール、塩酸クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン、アンモニア水、スルファジアジン、乳酸、フェノール等)、鎮痒剤(ジフェンヒドラミン、クロタミトン、チアントール等)、皮膚保護剤(コロジオン、ヒマシ油等)、血行促進成分(ノニル酸ワニリルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル、カプサイシン、トウガラシエキス等)、ビタミン類(ビタミンA,B,C,D等)、ムコ多糖類(コンドロイチン硫酸ナトリウム、グルコサミン、ヒアルロン酸等)等が挙げられる。これらの薬効成分は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。また、本発明の外用組成物において、これらの薬効成分を含有させる場合、その含有量については、使用する薬効成分の種類、期待する効果等に応じて適宜設定すればよい。
製剤形態・用途
本発明の外用組成物の製剤形態については、ある程度の粘性があれば特に制限されず、例えば、油性ゲル状組成物、乳化組成物等が挙げられる。尿素及び増粘剤を含有する外用組成物は、水存在下において粘度低下抑制が顕著であるが、本発明の外用組成物によると、水を含んでいても、効果的に粘度低下を抑制することができる。このような本発明の効果を鑑みれば、本発明の外用組成物の好ましい製剤形態としては、乳化組成物が挙げられる。本発明の外用組成物が乳化組成物である場合の乳化タイプについては、水中油型又は油中水型のいずれであってもよいが、上記本発明の効果を鑑みれば、好ましい乳化タイプとしては、水の含有量が比較的多い水中油型が挙げられる。
本発明の外用組成物の粘度としては特に限定されないが、良好な塗布性を得る観点から、好ましくは1000〜50000mPa・s、より好ましくは3000〜30000mPa・s、さらに好ましくは7000〜15000mPa・sが挙げられる。ここで、粘度とは、25℃において、E型粘度計(スピンドルNo.RC3-50-1、1rpm)によって測定される値である。
本発明の外用組成物は、化粧料、外用医薬部外品、外用医薬品等の外用剤として使用することができる。本発明の外用組成物は優れた粘度低下抑制効果を有するため、本来的に粘度低下が顕著になる比較的多量の尿素が含まれている場合であっても効果的に粘度低下を抑制することができる。このような本発明の効果に鑑みると、本発明の外用組成物は、尿素含有量が多い外用医薬品として使用することが好ましい。
本発明の外用組成物の製品形態については、特に制限されないが、例えば、クリーム剤、軟膏剤、乳液剤、ゲル剤、油剤、ローション剤、リニメント剤、エアゾール剤等が挙げられる。これらの中でも、好ましくは、クリーム剤、軟膏剤、乳液剤、ローション剤が挙げられ、より好ましくは、クリーム剤、乳液剤、ローション剤が挙げられ、さらに好ましくは、クリーム剤、乳液剤が挙げられる。
製造方法
本発明の外用組成物は、製剤形態に応じて、公知の製剤化手法に従って製造することができる。例えば、本発明の外用組成物の製造方法としては、上記(A)〜(C)成分、及び必要に応じて配合される(D)〜(F)成分、上記他の薬効成分、添加剤等を所望量混合することにより調製される。本発明の外用組成物が乳化組成物である場合は、乳化タイプに応じて、公知の乳化製剤の製剤化手法に従って製造することができる。例えば、乳化組成物である場合の本発明の外用組成物の製造方法としては、含有させる成分を水溶性成分と油性成分に分けて、水溶性成分を含む水相と、油性成分を含む油相とを調製し、これらを公知の手法に従って乳化させる方法が挙げられる。
2.粘度低下抑制方法
上述するように、固形炭化水素油は尿素及び増粘剤を含有する外用組成物に配合されることで、優れた粘度低下抑制効果を発揮する。従って、本発明は、更に、(A)尿素及び(B)増粘剤を含有する外用組成物の粘度低下を抑制する方法であって、外用組成物に、前記(A)成分及び(B)成分と共に、(C)固形炭化水素油を配合する、粘度低下抑制方法を提供する。本発明の粘度低下抑制方法において、粘度低下を抑制するとは、尿素及び増粘剤を含有する外用組成物において、固形炭化水素油を含まない場合に比べ、高温保存後における粘度低下率が小さいことをいう。粘度低下抑制は、例えば、外用組成物を50℃で2週間保存した後に、保存前の粘度を100%とした場合の粘度低下率が15%未満、好ましくは5%未満に抑えられていることによって測定することができる。
本発明の粘度低下抑制方法において、使用する(A)〜(C)成分の種類や含有量、配合される他の成分の種類や含有量、外用組成物の製剤形態等については、前記「1.外用組成物」の場合と同様である。
以下に実施例を示して本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
試験例1
表1に示す組成の外用組成物を調製した。具体的には、表1中の(I)成分を混合し均一になるまで80℃条件下で撹拌することで油性予製物を得て、別途、(II)成分を混合した後にカルボキシビルポリマーを徐々に添加し均一になるまで撹拌することで水性予製物を得て、油性予製物に水性予製物を添加し均一になるまで混合し、さらに、トリエタノールアミンを添加し均一になるまで撹拌することで、クリーム状の乳化状態の外用組成物を得た。
(粘度低下抑制性の評価)
調製した外用組成物の初期粘度を測定した。具体的には、ブルックフィールドE型粘度計(R/S−CPS PLUS RHEOMETER)でスピンドルNo.RC3−50−1を使用して外用組成物の粘度(初期粘度)を測定した。なお、測定条件は、温度25℃、回転速度1rpmとし、計測開始から1分後の粘度を測定した。例えば実施例3の場合で初期粘度は10150mPa・sであった。外用組成物を50℃条件下で2週間保存し、保存後の外用組成物の粘度を同様に測定した。初期粘度を100%とした場合の保存後における粘度低下率を導出した。粘度低下率を以下の基準に基づいて分類し、粘度低下抑制性を評価した。結果を表1に示す。
◎: 5%未満
○: 5%以上15%未満
△: 15%以上25%未満
×: 25%以上
Figure 2020100603
表1に示すように、尿素を含まず増粘剤を含む外用組成物(比較例1)においては高温保存後における粘度低下の問題は認められなかったが、更に尿素が配合された外用組成物(比較例1)では高温保存後における粘度低下が顕著に認められた。これに対し、尿素及び増粘剤に加えて更に白色ワセリンを含む外用組成物(実施例1〜4)では、高温保存後において優れた粘度低下効果が得られた。

Claims (8)

  1. (A)尿素、(B)増粘剤、及び(C)固形炭化水素油を含有する、外用組成物。
  2. 前記(C)成分がワセリンである、請求項1に記載の外用組成物。
  3. 前記(B)成分が(メタ)アクリル酸系高分子である、請求項1に記載の外用組成物。
  4. 前記(A)成分の含有量が5〜40重量%である、請求項1〜3のいずれかに記載の外用組成物。
  5. 前記(C)成分の含有量が0.01〜20重量%である、請求項1〜4のいずれかに記載の外用組成物。
  6. 前記(A)成分1重量当たりの前記(C)成分の含有量が0.01〜1重量部である、請求項1〜5のいずれかに記載の外用組成物。
  7. 乳化組成物である、請求項1に記載の外用組成物。
  8. (A)尿素及び(B)増粘剤を含有する外用組成物の粘度低下を抑制する方法であって、
    外用組成物に、前記(A)成分及び(B)成分と共に、(C)固形炭化水素油を配合する、粘度低下抑制方法。
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