JP2020083844A - N−アシル中性アミノ酸エステル含有組成物 - Google Patents

N−アシル中性アミノ酸エステル含有組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】泡立たないにもかかわらず、さっぱりした洗い上り感があり、かつ皮膚に対して刺激が少ない組成物を提供する。【解決手段】(A)N−アシル中性アミノ酸エステル、(B)N−アシル中性アミノ酸またはその塩、および(C)両性界面活性剤を含み、(A)成分の含有量が、4質量%以上である組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、N−アシル中性アミノ酸エステル、N−アシル中性アミノ酸又はその塩、および両性界面活性剤を含有する組成物に関する。
従来、高級脂肪酸塩を主成分として含有するアルカリ性の洗浄料が、泡立ち、洗浄効果および保存安定性に優れる等の特徴から、皮膚洗浄剤として広くいられてきたが、アルカリ性であるがゆえに皮膚への負担が大きいという問題があった。
この点、アシル中性アミノ酸塩を含有する洗浄料は、皮膚に対して刺激が少なく、洗い上り感がさっぱりしており、起泡力および泡量に優れることから、洗顔フォーム等に使用されている。しかし、髭剃りシェービングジェルやメイク落とし等の泡立ちを好まない処方には、適さない。
一方で、N−アシル中性アミノ酸エステルが、油性原料でありながらサラサラあるいはさっぱりした感触を有することが知られている(特許文献1)。
特開平11−240828号公報
本発明の目的は、泡立たないにもかかわらず、さっぱりした洗い上り感があり、かつ皮膚に対して刺激が少ない組成物を提供することにある。
本発明者は、上記目的を達成するため、皮膚に対して刺激が少ないN−アシル中性アミノ酸又はその塩に対して、様々な油剤を配合し、検討したところ、4質量%以上の割合でN−アシル中性アミノ酸エステルを配合した場合に、泡立たないにもかかわらず、さっぱりした洗い上り感が得られる組成物と成し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下の通りである。
[1] (A)N−アシル中性アミノ酸エステル、(B)N−アシル中性アミノ酸またはその塩、および(C)両性界面活性剤を含み、(A)成分の含有量が、4質量%以上である組成物。
[2] (A)成分の含有量が、30質量%以下である、[1]に記載の組成物。
[3] ペースト状又はゲル状である、[1]又は[2]に記載の組成物。
[4] (A)成分と(B)成分の質量比((A)成分/(B)成分)が0.3以上3以下である、[1]〜[3]のいずれかに記載の組成物。
[5] pHが5以上8未満である、[1]〜[4]のいずれかに記載の組成物。
[6] (A)N−アシル中性アミノ酸エステルにおけるアシル基の炭素原子数が8〜18である、[1]〜[5]のいずれかに記載の組成物。
[7] (A)成分がN−ラウロイルサルコシンイソプロピルエステルである、[1]〜[6]のいずれかに記載の組成物。
[8] (B)N−アシル中性アミノ酸におけるアシル基の炭素原子数が8〜18である、[1]〜[7]のいずれかに記載の組成物。
[9] (B)成分がN−アシルグリシンまたはその塩である、[1]〜[8]のいずれかに記載の組成物。
[10] (D)脂肪酸又はその塩をさらに含む、[1]〜[9]のいずれかに記載の組成物。
[11] (D)脂肪酸の炭素原子数が8から18である、[10]に記載の組成物。
[12] 水をさらに含み、水の含有量が20質量%以上である、[1]〜[11]のいずれかに記載の組成物。
本発明によれば、泡立たないにもかかわらず、さっぱりした洗い上り感があり、かつ皮膚に対して刺激が少ない組成物を提供することができる。
本発明は、(A)N−アシル中性アミノ酸エステル、(B)N−アシル中性アミノ酸またはその塩、および(C)両性界面活性剤を含む組成物を提供する。ここで、(A)成分の含有量は、4質量%以上である。
(A)N−アシル中性アミノ酸エステルのアシル基としては、例えば、直鎖又は分岐鎖の飽和炭化水素基または不飽和炭化水素基を有するアルカノイル基が挙げられ、炭素原子数は、好ましくは6〜22であり、より好ましくは8〜18であり、さらに好ましくは10〜14である。具体的に、オクタノイル基(カプリロイル基)、ノナノイル基(ペラルゴニル基)、デカノイル基(カプリノイル基)、ウンデカノイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基、エイコサノイル基等の直鎖又は分岐鎖のアルキルカルボニル基;オレオイル基、リノレイル基、リノレニル基等の直鎖又は分岐鎖のアルケニルカルボニル基等が挙げられ、これらの基は混合していてもよく、天然由来の混合脂肪酸(例えば、ヤシ油脂肪酸、ヒマシ油脂肪酸、オリーブ油脂肪酸、パーム油脂肪酸)由来の混合アシル基であってもよい。中でも、ラウロイル基が好ましい。
(A)N−アシル中性アミノ酸エステルの中性アミノ酸としては、グリシン、サルコシン(N−メチルグリシン)、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、フェニルアラニン、プロリンなどの中性α−アミノ酸;β−アラニン、N−メチル−β−アラニン等の中性β−アミノ酸;γ−アミノ酪酸等の中性γ−アミノ酸等が挙げられる。これらの中性アミノ酸は混合していてもよい。中でも、中性α−アミノ酸が好ましく、サルコシン(N−メチルグリシン)がより好ましい。
(A)N−アシル中性アミノ酸エステルにおいてN−アシル中性アミノ酸とエステルを形成しているアルコールとしては、炭素原子数1〜10のアルコールが好ましく、炭素原子数3〜5のアルコールがより好ましい。具体的には、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノール、sec−ブタノール、tert−ブタノール、n−ペンタノール、n−ヘキサノール、n−ヘプタノール、n−オクタノール等が挙げられる。これらのアルコールは混合していてもよい。中でも、イソプロパノールが好ましい。
ある実施形態では、(A)N−アシル中性アミノ酸エステルは、下記式(1):
Figure 2020083844
(式中、Rは、炭素原子数5〜21(好ましくは7〜17、より好ましくは9〜13)の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、Rは、水素原子、又は炭素原子数1〜4の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示し、Rは、水素原子、又はヒドロキシ基若しくはフェニル基で置換されていてもよい炭素原子数1〜4の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示し、Rは、炭素原子数1〜10(好ましくは3〜5)の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示し、nは0〜2の整数を示す。)
で表されるものであることが好ましい。
は、好ましくは、炭素原子数5〜21(好ましくは7〜17、より好ましくは9〜13)の直鎖又は分岐鎖のアルキル基である。Rは、好ましくは、炭素原子数1〜4の直鎖又は分岐鎖のアルキル基である。Rは、好ましくは、水素原子である。Rは、好ましくは、炭素原子数1〜10(好ましくは3〜5)の直鎖又は分岐鎖のアルキル基である。nは、好ましくは、0である。
本明細書中、「アルキル基」とは、直鎖又は分枝鎖の1価の脂肪族飽和炭化水素基をいう。炭素原子数5〜21の直鎖又は分岐鎖のアルキル基としては、例えば、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、ヘプチル基、イソヘプチル基、ネオヘプチル基、オクチル基、イソオクチル基、ノニル基、イソノニル基、デシル基、イソデシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、イコシル基等が挙げられる。炭素原子数7〜17の直鎖又は分岐鎖のアルキル基としては、例えば、上記のうち、炭素原子数が7〜17のものが挙げられる。炭素原子数9〜13の直鎖又は分岐鎖のアルキル基としては、例えば、上記のうち、炭素原子数が9〜13のものが挙げられる。炭素原子数1〜10の直鎖又は分岐鎖のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、1−エチルプロピル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等が挙げられる。炭素原子数1〜3の直鎖又は分岐鎖のアルキル基としては、例えば、上記のうち、炭素原子数が1〜3のものが挙げられる。炭素原子数3〜5の直鎖又は分岐鎖のアルキル基としては、例えば、上記のうち、炭素原子数が3〜5のものが挙げられる。
本明細書中、「アルケニル基」とは、少なくとも1つの炭素−炭素二重結合を有する直鎖又は分枝鎖の1価の不飽和炭化水素基をいう。炭素原子数5〜21の直鎖又は分岐鎖のアルケニルとしては、例えば、ヘプテニル基、ヘプタジエニル基、ヘプタトリエニル基、オクテニル基、オクタジエニル基、オクタトリエニル基、ノネニル基、ノナジエニル基、ノナトリエニル基、デセニル基、デカジエニル基、デカトリエニル基、ウンデセニル基、ウンデカジエニル基、ウンデカトリエニル基、ドデセニル基、ドデカジエニル基、ドデカトリエニル基、トリデセニル基、トリデカジエニル基、トリデカトリエニル基、テトラデセニル基、テトラデカジエニル基、テトラデカトリエニル基、ペンタデセニル基、ペンタデカジエニル基、ペンタデカトリエニル基、ヘキサデセニル基、ヘキサデカジエニル基、ヘキサデカトリエニル基、ヘプタデセニル基、ヘプタデカジエニル基、ヘプタデカトリエニル基、オクタデセニル基、オクタデカジエニル基、オクタデカトリエニル基、ノナデセニル基、ノナデカジエニル基、ノナデカトリエニル基、イコセニル基等が挙げられる。炭素原子数7〜17の直鎖又は分岐鎖のアルケニル基としては、例えば、上記のうち、炭素原子数が7〜17のものが挙げられる。炭素原子数9〜13の直鎖又は分岐鎖のアルケニル基としては、例えば、上記のうち、炭素原子数が9〜13のものが挙げられる。
(A)N−アシル中性アミノ酸エステルの具体例としては、N−カプリロイルサルコシンエチルエステル、N−カプリノイルサルコシンエチルエステル、N−ラウロイルサルコシンエチルエステル、N−ヤシ油脂肪酸アシルサルコシンエチルエステル(N−ココイルサルコシンエチルエステル)、N−ミリストイルサルコシンエチルエステル、N−パルミトイルサルコシンエチルエステル、N−ステアロイルサルコシンエチルエステル、N−カプリロイルサルコシン−n−プロピルエステル、N−カプリノイルサルコシン−n−プロピルエステル、N−ラウロイルサルコシン−n−プロピルエステル、N−ヤシ油脂肪酸アシルサルコシン−n−プロピルエステル(N−ココイルサルコシン−n−プロピルエステル)、N−ミリストイルサルコシン−n−プロピルエステル、N−パルミトイルサルコシン−n−プロピルエステル、N−ステアロイルサルコシン−n−プロピルエステル、N−カプリロイルサルコシンイソプロピルエステル、N−カプリノイルサルコシンイソプロピルエステル、N−ラウロイルサルコシンイソプロピルエステル、N−ヤシ油脂肪酸アシルサルコシンイソプロピルエステル(N−ココイルサルコシンイソプロピルエステル)、N−ミリストイルサルコシンイソプロピルエステル、N−パルミトイルサルコシンイソプロピルエステル、N−ステアロイルサルコシンイソプロピルエステル、N−カプリロイルサルコシン−n−ブチルエステル、N−カプリノイルサルコシン−n−ブチルエステル、N−ラウロイルサルコシン−n−ブチルエステル、N−ヤシ油脂肪酸アシルサルコシン−n−ブチルエステル(N−ココイルサルコシン−n−ブチルエステル)、N−ミリストイルサルコシン−n−ブチルエステル、N−パルミトイルサルコシン−n−ブチルエステル、N−ステアロイルサルコシン−n−ブチルエステル、N−カプリロイルサルコシンイソブチルエステル、N−カプリノイルサルコシンイソブチルエステル、N−ラウロイルサルコシンイソブチルエステル、N−ヤシ油脂肪酸アシルサルコシンイソブチルエステル(N−ココイルサルコシンイソブチルエステル)、N−ミリストイルサルコシンイソブチルエステル、N−パルミトイルサルコシンイソブチルエステル、N−ステアロイルサルコシンイソブチルエステル、N−カプリロイルグリシンイソプロピルエステル、N−カプリノイルグリシンイソプロピルエステル、N−ラウロイルグリシンイソプロピルエステル、N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンイソプロピルエステル(N−ココイルグリシンイソプロピルエステル)、N−ミリストイルグリシンイソプロピルエステル、N−パルミトイルグリシンイソプロピルエステル、N−ステアロイルグリシンイソプロピルエステル、N−カプリロイルアラニンイソプロピルエステル、N−カプリノイルアラニンイソプロピルエステル、N−ラウロイルアラニンイソプロピルエステル、N−ヤシ油脂肪酸アシルアラニンイソプロピルエステル(N−ココイルアラニンイソプロピルエステル)、N−ミリストイルアラニンイソプロピルエステル、N−パルミトイルアラニンイソプロピルエステル、N−ステアロイルアラニンイソプロピルエステル、N−ラウロイル−β−アラニンイソプロピルエステル、N−ラウロイル−β−アラニンエチルエステル、N−ラウロイル−β−アラニン−n−ブチルエステル、N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニンイソプロピルエステル、N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニンエチルエステル、N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニン−n−ブチルエステル、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N−メチル−β−アラニンイソプロピルエステル(N−ココイル−N−メチル−β−アラニンイソプロピルエステル)等が挙げられる。中でも、N−ラウロイルサルコシンイソプロピルエステルが好ましい。
(A)N−アシル中性アミノ酸エステルの含有量の下限は、組成物の総質量に対して、4質量%以上である。(A)N−アシル中性アミノ酸エステルの含有量の上限は、組成物の総質量に対して、30質量%以下が好ましく、20質量%以下がより好ましく、15質量%以下がさらに好ましく、12質量%以下が特に好ましい。
(B)N−アシル中性アミノ酸のアシル基としては、例えば、(A)N−アシル中性アミノ酸エステルのアシル基と同様のものが挙げられる。中でも、ヤシ油脂肪酸アシル基(ココイル基)が好ましい。
(B)N−アシル中性アミノ酸の中性アミノ酸としては、例えば、(A)N−アシル中性アミノ酸エステルの中性アミノ酸と同様のものが挙げられる。中でも、α−アミノ酸が好ましく、グリシンがより好ましい。
ある実施形態では、(B)N−アシル中性アミノ酸は、下記式(2):
Figure 2020083844
(式中、R1’は、炭素原子数5〜21(好ましくは7〜17)の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、R2’は、水素原子、又は炭素原子数1〜4の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示し、R3’は、水素原子、又はヒドロキシ基若しくはフェニル基で置換されていてもよい炭素原子数1〜4の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示し、n’は0〜2の整数を示す。)
で表されるものであることが好ましい。
1’は、好ましくは、炭素原子数5〜21(好ましくは7〜17)の直鎖又は分岐鎖のアルキル基である。R2’及びR3’は、好ましくは、水素原子である。n’は、好ましくは、0である。
(B)N−アシル中性アミノ酸の具体例としては、N−カプリロイルサルコシン、N−カプリノイルサルコシン、N−ラウロイルサルコシン、N−ヤシ油脂肪酸アシルサルコシン(N−ココイルサルコシン)、N−ミリストイルサルコシン、N−パルミトイルサルコシン、N−ステアロイルサルコシン等のN−アシルサルコシン;N−カプリロイルグリシン、N−カプリノイルグリシン、N−ラウロイルグリシン、N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシン(N−ココイルグリシン)、N−ミリストイルグリシン、N−パルミトイルグリシン、N−ステアロイルグリシン等のN−アシルグリシン;N−カプリロイルアラニン、N−カプリノイルアラニン、N−ラウロイルアラニン、N−ヤシ油脂肪酸アシルアラニン(N−ココイルアラニン)、N−ミリストイルアラニン、N−パルミトイルアラニン、N−ステアロイルアラニン等のN−アシルアラニン;N−カプリロイル−β−アラニン、N−カプリノイル−β−アラニン、N−ラウロイル−β−アラニン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−β−アラニン(N−ココイル−β−アラニン)、N−ミリストイル−β−アラニン、N−パルミトイル−β−アラニン、N−ステアロイル−β−アラニン等のN−アシル−β−アラニン;N−カプリロイル−N−メチル−β−アラニン、N−カプリノイル−N−メチル−β−アラニン、N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N−メチル−β−アラニン(N−ココイル−N−メチル−β−アラニン)、N−ミリストイル−N−メチル−β−アラニン、N−パルミトイル−N−メチル−β−アラニン、N−ステアロイル−N−メチル−β−アラニン等のN−アシル−N−メチル−β−アラニン等が挙げられる。中でも、N−アシルグリシンが好ましく、N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシン(N−ココイルグリシン)がより好ましい。
(B)N−アシル中性アミノ酸の塩としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アルミニウム塩等の無機塩;アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩等の有機アミン塩;アルギニン塩、リジン塩等の塩基性アミノ酸塩等の有機塩等が挙げられる。中でも、カリウム塩が好ましい。
(A)N−アシル中性アミノ酸エステルと(B)N−アシル中性アミノ酸またはその塩の質量比((A)成分/(B)成分)は、特に限定されるものではないが、好ましくは、0.1以上10以下であり、より好ましくは、0.3以上3以下である。
(B)N−アシル中性アミノ酸またはその塩の含有量は、特に限定されるものではないが、組成物の総質量に対して、0.5質量%以上が好ましく、1質量%以上がより好ましく、5質量%以上がさらに好ましい。また、上限は、20質量%以下が好ましく、15質量%以下がより好ましく、12質量%以下がさらに好ましい。
(C)両性界面活性剤としては、例えば、アルキルベタイン型(例えば、ココベタイン、ラウリルベタイン、ミリスチルベタイン等)、アミドベタイン型(例えば、コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ミリスタミドプロピルベタイン、パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン等)、イミダゾリニウムベタイン型(例えば、ココアンホ酢酸ナトリウム、ラウロアンホ酢酸ナトリウム、ラウロアンホジ酢酸ナトリウム等)、スルタイン型(例えば、ラウリルヒドロキシスルタイン、コカミドプロピルヒドロキシスルタイン等)、スルホ酢酸塩(例えば、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム等)等が挙げられる。中でも、イミダゾリニウムベタイン型が好ましく、ラウロアンホ酢酸ナトリウムがより好ましい。
(C)両性界面活性剤の含有量は、特に限定されるものではないが、組成物の総質量に対して、0.1質量%以上が好ましく、1質量%以上がより好ましく、2.5質量%以上がさらに好ましい。また、上限は、15質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましく、7.5質量%以下がさらに好ましい。
本発明に係る組成物は、さらに(D)脂肪酸又はその塩をさらに含んでいることが好ましい。(D)脂肪酸は、飽和脂肪酸であってもよく、不飽和脂肪酸であってもよい。(D)脂肪酸の炭素原子数は、好ましくは6〜22であり、より好ましくは8〜18である。(D)脂肪酸としては、例えば、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキジン酸、ベヘン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸等が挙げられ、これらの脂肪酸は混合していてもよく、天然由来の混合脂肪酸(例えば、ヤシ油脂肪酸、ヒマシ油脂肪酸、オリーブ油脂肪酸、パーム油脂肪酸)であってもよい。中でも、ヤシ油脂肪酸が好ましい。
(D)脂肪酸の塩としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アルミニウム塩等の無機塩;アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩等の有機アミン塩;アルギニン塩、リジン塩等の塩基性アミノ酸塩等の有機塩等が挙げられる。中でも、カリウム塩が好ましい。
(D)脂肪酸又はその塩を含有する場合、その含有量は、特に限定されるものではないが、組成物の総質量に対して、0.1質量%以上が好ましく、0.5質量%以上がより好ましく、1質量%以上がさらに好ましい。また、上限は、20質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましく、7.5質量%以下がさらに好ましい。
本発明に係る組成物は、さらに、増粘作用を有する(E)親水性増粘剤を含んでいてもよい。(E)親水性増粘剤としては、特に限定されないが、例えば、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボマー、アクリレーツコポリマー、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル)クロスポリマー、(アクリレーツ/アクリル酸パルメス−25)コポリマー、キサンタンガム、グアーガム、アルギン酸、カラギーナン、ジステアリン酸PEG−150、ジオレイン酸PEG−120メチルグルコース、テトラステアリン酸PEG−150ペンタエリスリチル、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸、ポリビニルピロリドン、高重合ポリエチレングリコール、ベントナイト、モンモリロナイト、サポナイト、ヘクトライト等が挙げられる。中でも、アクリレーツコポリマー、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸が好ましい。
(E)親水性増粘剤を含有する場合、その含有量は、特に限定されるものではないが、組成物の総質量に対して、0.01質量%以上が好ましく、0.1質量%以上がより好ましく、0.5質量%以上がさらに好ましい。また、上限は、20質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましく、5質量%以下がさらに好ましい。
本発明に係る組成物は、さらに、1分子内にヒドロキシ基を2個以上有する(F)多価アルコールを含んでいてもよい。(F)多価アルコールとしては、例えば、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール(1,2−プロパンジオール)、ブチレングリコール(1,3−ブタンジオール)、ペンチレングリコール、メチルプロパンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール、ジプロピレングリコール、ヘキシレングリコール(2−メチル−2,4−ペンタンジオール))、1,2−ヘキサンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、イソプレングリコール、シクロヘキシルグリセリン、低重合ポリエチレングリコール、マルチトール、エリトリトール、マンニトール、キシリトール、ソルビトールが挙げられる。中でも、グリセリンが好ましい。
(F)多価アルコールを含有する場合、その含有量は、特に限定されるものではないが、組成物の総質量に対して、0.01質量%以上が好ましく、0.1質量%以上がより好ましく、1質量%以上がさらに好ましい。また、上限は、20質量%以下が好ましく、15質量%以下がより好ましく、10質量%以下がさらに好ましい。
本発明に係る組成物は、さらに、組成物のpHを調整するための(G)pH調整剤を含んでいてもよい。(G)pH調整剤としては、硫酸、塩酸;クエン酸、アジピン酸、アスコルビン酸、リン酸、グルタミン酸、乳酸、アルギニン、又はそれらのナトリウム塩、カリウム塩、若しくはアンモニウム塩;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム等が挙げられる。中でも、クエン酸、水酸化カリウムが好ましい。
(G)pH調整剤を含有する場合、その含有量は、特に限定されるものではないが、組成物の総質量に対して、0.001質量%以上が好ましく、0.01質量%以上がより好ましく、0.1質量%以上がさらに好ましい。また、上限は、10質量%以下が好ましく、5質量%以下がより好ましく、1質量%以下がさらに好ましい。
本発明に係る組成物は、さらに、水を含有していることが好ましい。
水を含有する場合、その含有量は、特に限定されるものではないが、組成物の総質量に対して、20質量%以上が好ましく、30質量%以上がより好ましく、40質量%以上がさらに好ましく、50質量%以上が特に好ましい。また、上限は、75質量%以下が好ましく、70質量%以下がより好ましく、65質量%以下がさらに好ましい。
本発明に係る組成物には、香粧学的に許容されるその他の成分を必要に応じて本発明の効果を阻害しない範囲で含有させてもよい。このようなその他の成分としては、例えば、水、低級アルコール、香料、色素、防腐剤、酸化防止剤、乳化剤、金属封鎖剤、殺菌剤、防臭剤、細胞賦活剤、保湿剤、血行促進剤、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤、ビタミン類、植物エキス、皮膚収斂剤、抗炎症剤、美白剤、糖類、抗脂漏剤、安定化剤、抗酸化剤、安定化剤、感触改善剤等の公知の各種成分、特に化粧料に用いられる公知の成分が例示される。これらは1種単独で使用してもよく2種以上を組み合わせて使用してもよい。それぞれの成分の配合量は当業者であれば適宜設定することができる。
低級アルコールとしては、例えば、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール等が挙げられる。香料としては、例えば、リモネン、オレンジフレーバー、ライチフレーバー、レモンフレーバー、ライムフレーバー、ストロベリーフレーバー、パイナップルフレーバー、ミントフレーバー、グレープフルーツフレーバー等が挙げられる。色素としては、例えば、コチニールレッドA、パテントブルー、クロロフィリン等が挙げられる。防腐剤としては、例えば、フェノキシエタノール、パラベン、ソルビン酸、イソプロピルメチルフェノール、塩化ベンザルコニウム、安息香酸、デヒドロ酢酸、ヘキサンジオール、ペンタンジオール、硫酸クロルヘキシジン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−アルギニンエチル・DL−ピロリドンカルボン酸塩等が挙げられる。酸化防止剤としては、例えば、α-トコフェロール、亜硫酸ナトリウム等が挙げられる。乳化剤としては、例えば、ステアリン酸ポリオキシル、セスキオレイン酸ソルビタン、ポリソルベート、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウロマクロゴール、アラビアゴム、コレステロール、ステアリン酸、モノステアリン酸グリセリン、ポピドン等が挙げられる。金属封鎖剤としては、例えば、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸等が挙げられる。
殺菌剤としては、例えば、4−ヒドロキシ安息香酸並びにその塩及びエステル、トリクロサン、クロルヘキシジン、フェノキシエタノール、メントール、ミント油、カプリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、サリチル酸−N−アルキルアミド、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−アルギニンエチル・DL−ピロリドンカルボン酸塩、塩化ベンザルコニウム、イソプロピルメチルフェノール等が挙げられる。防臭剤としては、例えば、ラウリルメタクリレート、ゲラニルクロトレート、ミリスチン酸アセトフェノン、酢酸ベンジル、プロピオン酸ベンジル、安息香酸メチル、フェニル酢酸メチル等が挙げられる。pH調整剤としては、例えば、クエン酸、アジピン酸、リン酸、グルタミン酸、乳酸、硫酸、塩酸、アンモニウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アルギニン、γ−オリザノール等が挙げられる。細胞賦活剤としては、パルミチン酸レチノール等のビタミンA類、コラ−ゲン、エラスチン、アラントイン、プラセンタエキス、牛乳タンパク質分解物、牛脾臓抽出物、牛血液分解物、仔牛胸腺抽出物、幼牛血液の透析物、酵母エキス等が挙げられる。
保湿剤としては、例えば、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、アテロコラーゲン、コレステリル−12−ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウム等が挙げられる。血行促進剤としては、例えば、ノニル酸ワレリルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブトキシエチルエステル、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、カフェイン、タンニン酸、α−ボルネオール、ニコチン酸トコフェロール、イノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ−オリザノール等が挙げられる。紫外線吸収剤としては、例えば、パラアミノ安息香酸、ホモメンチル−N−アセチルアントラニレート、アミルサリシレート、オクチルシンナメート、ビスレゾルシニルトリアジン、3−(4’−メチルベンジリデン)−d,l−カンファー、3−ベンジリデン−d,l−カンファー、2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール等が挙げられる。紫外線散乱剤としては、例えば、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛等が挙げられる。
ビタミン類としては、例えば、レチノール等のビタミンA類、リボフラビン等のビタミンB類、ピリドキシン塩酸塩等のビタミンB類、L−アスコルビン酸等のビタミンC類、パントテン酸カルシウム等のパントテン酸類、コレカルシフェロール等のビタミンD類、ニコチン酸等のニコチン酸類、α−トコフェロール等のビタミンE類、ビタミンP、ビオチン等が挙げられる。植物エキスとしては、例えば、ウコン、オウバク、オウレン、カッコン、シコン、シャクヤク、センブリ、バーチ、セージ、ビワ、ニンジン、アロエ、ゼニアオイ、アイリス、ブドウ、ヨクイニン、ヘチマ、ユリ、サフラン、センキュウ、ショウキョウ、オトギリソウ、ローズマリー、ニンニク、トウガラシ、ワレモコウ、チンピ、トウキ等の抽出物が挙げられる。皮膚収斂剤としては、例えば、タンニン酸等が挙げられる。
抗炎症剤としては、例えば、アラントイン、カラミン、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸ナトリウム、グリチルレチン酸ステアリル、18α‐ヒドロキシグリチルレチン酸、グアイアズレン、塩酸ピリドキシン、メントール、カンフル、テレピン油、インドメタシン、サリチル酸等が挙げられる。美白剤としては、例えば、アルブチン、コウジ酸等が挙げられる。糖類としては、例えば、グルコース、フルクトース、マンノース、ショ糖、トレハロース等が挙げられる。抗脂漏剤としては、例えば、硫黄、チアントール等が挙げられる。安定化剤としては、例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール等が挙げられる。抗酸化剤としては、例えば、チオタウリン、ヒポタウリン、α−トコフェロール、アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム、カテキン、アルブミン、フェリチン、ビリルビン、メタロチオネイン、尿酸、紅茶エキス、緑茶抽出物、タイム抽出物、フトモモ抽出物等が挙げられる。
安定化剤としては、例えば、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸、ブチルヒドロキシアニソール等が挙げられる。感触改善剤としては、例えば、流動パラフィン、セレシン、パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等の鉱物油;メチルポリシロキサン、メチルポリシクロシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、メチルポリシクロシロキサン等のシリコーン油が挙げられる。
本発明に係る組成物の形態は、例えば、ペースト、クリーム、ローション、ゲル、乳液、溶液、懸濁液、油液等の形態であり得、中でも、ペースト又はゲルの形態であることが好ましい。本発明に係る組成物の25℃における粘度は、好ましくは1,000mPa・s以上であり、より好ましくは10,000mPa・s以上である。また、粘度の上限は、100,000mPa・s以下であり、1,000,000mPa・s以下である。粘度は、下記実施例の粘度評価に記載の方法により測定することができる。
本発明に係る組成物のpHは、好ましくは4以上9未満であり、より好ましくは5以上8未満である。
本発明に係る組成物は、全く泡立たない無泡性組成物である。本発明において、「泡立たない」とは、室温下、組成物を手表面に塗布した後、10秒以内の手の擦り合せを含む手洗いの起泡条件下にあっても、泡が生成しないか、或いは泡が生成しても静置後1分以内に全て消滅する性質をいう。本発明において、「泡」とは、組成物表面に生成する空気を包んでできた玉状のものをいう。「泡」の大きさは特に限定されない。
本発明に係る組成物は、皮膚に対する刺激が少ないため、具体的には、髭剃りシェービングジェル、メイク落とし等の基礎化粧品;洗顔料等の皮膚洗浄剤;毛髪洗浄剤;口腔洗浄剤等として使用することができる。特に、さっぱりした洗い上り感があり、泡立たないため、髭剃りシェービングジェル、及びメイク落としに有用である。
本発明に係る組成物は、常法に従って製造することができる。
次に実施例を示して本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1:ラウロイルサルコシンイソプロピル(10質量部))
水(以下「最初に加えた水」という)28.93質量部、ココイルグリシンカリウム8.68質量部、ヤシ脂肪酸カリウム3.72質量部、及びラウロアンホ酢酸ナトリウム27%水溶液(ソフタゾリンLHL、川研ファインケミカル社製)22.22質量部を80℃にて撹拌しながら混合し、室温で予め混合したグリセリン(化粧品用濃グリセリン、花王社製)5質量部及びアクリレーツコポリマー 30%水溶液(Carbopol Aqua SF−1 Polymer、Lubrizol Advanced Materials社製)3.33質量部を加え、撹拌しながら60℃に冷却し、混合物を得た。油剤としてラウロイルサルコシンイソプロピル(ELDEW(登録商標)SL−205、味の素社製)10質量部を60℃に加熱し、そこにヒドロキシプロピルデンプンリン酸(STRUCTURE XL、Akzo Novel社製)2質量部を加えて分散し油相を得た。撹拌しながら60℃にて上記で得られた混合物に上記で得られた油相をゆっくり加えた。そのままの温度で撹拌しながらクエン酸(結晶、磐田化学工業社製)20%水溶液3.01質量部を加え、pHを7.0に調整した。さらに、そのままの温度で撹拌しながら水(高崎ライン水、味の素ヘルシーサプライ社製、以下「最後に加えた水」という)13.11質量部を加えて、室温までゆっくりと温度を下げ、組成物を得た。得られた組成物はペースト状であった。
(粘度評価)
得られた組成物について、25℃でB型粘度計(製品番手名:TVB−10;会社名:東機産業株式会社)を用いて粘度を測定した。粘度は、49,770mPa・sであった。
(実施例2:ラウロイルサルコシンイソプロピル(5質量部))
ラウロイルサルコシンイソプロピルの配合量を5質量部に変更し、最後に加えた水の配合量を18.11質量部に変更した以外は実施例1同様にして組成物を製造した。得られた組成物の粘度について実施例1と同様に測定した結果、48,650mPa・sであった。
(比較例1:ラウロイルサルコシンイソプロピル(3質量部))
ラウロイルサルコシンイソプロピルの配合量を3質量部に変更し、最後に加えた水の配合量を20.11質量部に変更した以外は実施例1同様にして組成物を製造した。得られた組成物の粘度について実施例1と同様に測定した結果、25,050mPa・sであった。
(比較例2:ラウロイルサルコシンイソプロピル(1質量部))
ラウロイルサルコシンイソプロピルの配合量を1質量部に変更し、最後に加えた水の配合量を22.11質量部に変更した以外は実施例1同様にして組成物を製造した。得られた組成物の粘度について実施例1と同様に測定した結果、20,520mPa・sであった。
(比較例3:ワセリン)
ラウロイルサルコシンイソプロピル10質量部をワセリン(サンホワイトP−200、日興リカ社製)10質量部に変更し、クエン酸20%水溶液の添加量を3.46質量部に変更し、最後に加えた水の配合量を12.66質量部に変更した以外は実施例1同様にして組成物を製造した。得られた組成物はペースト状であった。得られた組成物の粘度について実施例1と同様に測定した結果、32,580mPa・sであった。
(比較例4:ミネラルオイル)
ラウロイルサルコシンイソプロピル10質量部をミネラルオイル(モレスコホワイトP−70、MORESCO社製)10質量部に変更し、クエン酸20%水溶液の添加量を3.20質量部に変更し、最後に加えた水の配合量を12.92質量部に変更した以外は実施例1同様に組成物を製造した。得られた組成物は低粘度の白濁液状であった。得られた組成物の粘度について実施例1と同様に測定した結果、5,080mPa・sであった。
(比較例5:スクワラン)
ラウロイルサルコシンイソプロピル10質量部をスクワラン(NIKKOLシュガースクワラン、日光ケミカルズ社製)10質量部に変更し、クエン酸20%水溶液の添加量を3.08質量部に変更し、最後に加えた水の配合量を13.04質量部に変更した以外は実施例1同様に組成物を製造した。得られた組成物は低粘度の白濁液状であった。得られた組成物の粘度について実施例1と同様に測定した結果、9,530mPa・sであった。
(比較例6:ジメチコン(SH200−100cs))
ラウロイルサルコシンイソプロピル10質量部をジメチコン(SH200−100cs、東レ・ダウコーニング社製)10質量部に変更し、クエン酸20%水溶液の添加量を3.36質量部に変更し、最後に加えた水の配合量を12.76質量部に変更した以外は実施例1同様に組成物を製造した。得られた組成物はペースト状であった。得られた組成物の粘度について実施例1と同様に測定した結果、46,590mPa・sであった。
(比較例7:ジメチコン(SH200−10000cs))
ラウロイルサルコシンイソプロピル10質量部をジメチコン(SH200−10000cs、東レ・ダウコーニング社製)10質量部に変更し、クエン酸20%水溶液の添加量を3.38質量部に変更し、最後に加えた水の配合量を12.74質量部に変更した以外は実施例1同様に組成物を製造した。得られた組成物はペースト状であった。得られた組成物の粘度について実施例1と同様に測定した結果、24,360mPa・sであった。
(比較例8:ミリスチン酸オクチルドデシル)
ラウロイルサルコシンイソプロピル10質量部をミリスチン酸オクチルドデシル(ODM、高級アルコール工業社製)10質量部に変更し、クエン酸20%水溶液の添加量を3.33質量部に変更し、最後に加えた水の配合量を12.79質量部に変更した以外は実施例1同様に組成物を製造した。得られた組成物は高粘度の白濁液状であった。得られた組成物の粘度について実施例1と同様に測定した結果、24,330mPa・sであった。
(比較例9:イソステアリン酸ヘキシルデシル)
ラウロイルサルコシンイソプロピル10質量部をイソステアリン酸ヘキシルデシル(ICIS、高級アルコール工業社製)10質量部に変更し、クエン酸20%水溶液の添加量を3.15質量部に変更し、最後に加えた水の配合量を12.97質量部に変更した以外は実施例1同様に組成物を製造した。得られた組成物は低粘度の白濁液状であった。得られた組成物の粘度について実施例1と同様に測定した結果、6,900mPa・sであった。
(比較例10:リンゴ酸ジイソステアリル)
ラウロイルサルコシンイソプロピル10質量部をリンゴ酸ジイソステアリル(コスモール222、日清オイリオ社製)10質量部に変更し、クエン酸20%水溶液の添加量を3.12質量部に変更し、最後に加えた水の配合量を13.00質量部に変更した以外は実施例1同様に組成物を製造した。得られた組成物は低粘度の白濁液状であった。得られた組成物の粘度について実施例1と同様に測定した結果、3,810mPa・sであった。
(比較例11:ラウリン酸)
ラウロイルサルコシンイソプロピル10質量部をラウリン酸(NAA−122、日油社製)10質量部に変更し、クエン酸20%水溶液3.01質量部を水酸化カリウム(苛性カリ(フレーク)、旭硝子社製)10%水溶液5.78質量部に変更し、最後に加えた水の配合量を10.34質量部に変更した以外は実施例1同様に組成物を製造した。得られた組成物はペースト状であった。得られた組成物の粘度について実施例1と同様に測定した結果、956,000mPa・sであった。
(比較例12:ミリスチン酸)
ラウロイルサルコシンイソプロピル10質量部をミリスチン酸(NAA−142、日油社製)10質量部に変更し、クエン酸20%水溶液3.01質量部を水酸化カリウム(苛性カリ(フレーク)、旭硝子社製)10%水溶液2.88質量部に変更し、最後に加えた水の配合量を13.24質量部に変更した以外は実施例1同様に組成物を製造した。得られた組成物はペースト状であった。得られた組成物の粘度について実施例1と同様に測定した結果、379,700mPa・sであった。
(比較例13:パルミチン酸)
ラウロイルサルコシンイソプロピル10質量部をパルミチン酸(NAA−160、日油社製)10質量部に変更し、クエン酸20%水溶液3.01質量部を水酸化カリウム(苛性カリ(フレーク)、旭硝子社製)10%水溶液2.54質量部に変更し、最後に加えた水の配合量を13.58質量部に変更した以外は実施例1同様に組成物を製造した。得られた組成物はペースト状であった。得られた組成物はペースト状であった。得られた組成物の粘度について実施例1と同様に測定した結果、393,600mPa・sであった。
(比較例14:ステアリン酸)
ラウロイルサルコシンイソプロピル10質量部をステアリン酸(NAA−180、日油社製)10質量部に変更し、クエン酸20%水溶液3.01質量部を水酸化カリウム(苛性カリ(フレーク)、旭硝子社製)10%水溶液1.60質量部に変更し、最後に加えた水の配合量を14.52質量部に変更した以外は実施例1同様に組成物を製造した。得られた組成物はペースト状であった。得られた組成物の粘度について実施例1と同様に測定した結果、387,900mPa・sであった。
(比較例15:イソステアリン酸)
ラウロイルサルコシンイソプロピル10質量部をイソステアリン酸(イソステアリン酸EX、高級アルコール工業社製)10質量部に変更し、クエン酸20%水溶液3.01質量部を水酸化カリウム(苛性カリ(フレーク)、旭硝子社製)10%水溶液2.98質量部に変更し、最後に加えた水の配合量を13.14質量部に変更した以外は実施例1同様に組成物を製造した。得られた組成物はペースト状であった。得られた組成物の粘度について実施例1と同様に測定したが、2,000,000mPa・sを上回り測定できなかった。
(比較例16:ステアリルアルコール)
ラウロイルサルコシンイソプロピル10質量部をステアリルアルコール(カルコール8098、花王社製)10質量部に変更し、クエン酸20%水溶液の添加量を2.88質量部に変更し、最後に加えた水の配合量を13.24質量部に変更した以外は実施例1同様に組成物を製造した。得られた組成物はペースト状であった。得られた組成物の粘度について実施例1と同様に測定した結果、99,600mPa・sであった。
(比較例17:マカデミアナッツ油)
ラウロイルサルコシンイソプロピル10質量部をマカデミアナッツ油(NIKKOLマカデミアンナッツ油、日光ケミカルズ社製)10質量部に変更し、クエン酸20%水溶液の添加量を3.37質量部に変更し、最後に加えた水の配合量を12.75質量部に変更した以外は実施例1同様に組成物を製造した。得られた組成物はペースト状であった。得られた組成物の粘度について実施例1と同様に測定した結果、28,170mPa・sであった。
(比較例18:アーモンド油)
ラウロイルサルコシンイソプロピル10質量部をアーモンド油(NIKKOLスイートアルモンド油、日光ケミカルズ社製)10質量部に変更し、クエン酸20%水溶液の添加量を3.41質量部に変更し、最後に加えた水の配合量を12.71質量部に変更した以外は実施例1同様に組成物を製造した。得られた組成物はペースト状であった。得られた組成物の粘度について実施例1と同様に測定した結果、31,120mPa・sであった。
(比較例19:ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル))
ラウロイルサルコシンイソプロピル10質量部をラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)(ELDEW(登録商標)PS−203、味の素社製)10質量部に変更し、クエン酸20%水溶液の添加量を3.45質量部に変更し、最後に加えた水の配合量を12.67質量部に変更した以外は実施例1同様に組成物を製造した。得られた組成物は低粘度の白濁液状であった。得られた組成物の粘度について実施例1と同様に測定した結果、12,130mPa・sであった。
(比較例20:ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/ベヘニル/オクチルドデシル))
ラウロイルサルコシンイソプロピル10質量部をラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)(ELDEW(登録商標)PS−306、味の素社製)10質量部に変更し、クエン酸20%水溶液の添加量を3.55質量部に変更し、最後に加えた水の配合量を12.57質量部に変更した以外は実施例1同様に組成物を製造した。得られた組成物は高粘度の白濁液状であった。得られた組成物の粘度について実施例1と同様に測定した結果、21,980mPa・sであった。
(試験例1:泡に関する評価試験)
実施例1及び2並びに比較例1〜20の組成物の難泡性、泡量の少なさそれぞれについて2名のパネラーが評価を行った。評価は、組成物を用いて手洗い評価し、下記の評価基準で採点してその平均点を求め、下記の評価指標に従って評価した。
(評価基準)
1)難泡性
4点:全く泡立たない。
3点:泡立ち難い。
2点:泡立ちの速さが普通。
1点:泡立ちの速さが速い。
0点:泡立ちの速さが非常に速い。
2)泡量の少なさ
4点:泡が全く確認できず。
3点:泡量が少ない。
2点:泡量が普通。
1点:泡量が多い。
0点:泡量が非常に多い。
(評価指標)
AA:評点の平均値が4.0
A:評点の平均値が3.5以上4.0未満
B:評点の平均値が2.5以上3.5未満
C:評点の平均値が1.5以上2.5未満
D:評点の平均値が1.5未満
(試験例2:すすぎ後のさらさら感に関する評価試験)
実施例1及び2並びに比較例1〜20の組成物のすすぎ後のさらさら感について、試験例1で行った2名のパネラーによる組成物の手洗い評価にて、下記の評価基準で採点してその平均点を求め、下記の評価指標に従って評価した。
(評価基準)
1)すすぎの速さ
2点:すすぎ後に、さらさら感がある。
1点:すすぎ後に、あまりさらさら感がない。
0点:すすぎ後に、さらさら感がなく、ガシカシ感或いはべたべた感がある。
(評価指標)
A:評点の平均値が1.5以上
B:評点の平均値が0.5以上1.5未満
C:評点の平均値が0.5未満
(試験例3:すすぎの速さとすすぎ後のしっとり感に関する評価試験)
実施例1及び2並びに比較例1〜20の組成物のすすぎの速さ、すすぎ後のしっとり感について、試験例1で行った2名のパネラーによる組成物の手洗い評価にて、下記の評価基準で採点してその平均点を求め、四捨五入して得点とした。
(評価基準)
1)すすぎの速さ
4点:すすぎの速さが非常に良好である。
3点:すすぎの速さが良好である。
2点:すすぎの速さが普通である。
1点:すすぎの速さが悪い。
0点:すすぎの速さが非常に悪い。
2)乾燥後のしっとり感
4点:すすぎ後に、しっとりする。
3点:すすぎ後に、少ししっとりする。
2点:すすぎ後に、わずかにしっとりする。
1点:すすぎ後に、ほとんどしっとり感がない。
0点:すすぎ後に、全くしっとり感がない。
実施例1及び2並びに比較例1〜20の組成物の各成分の配合量、粘度、及び試験例1〜3の評価試験の結果を下記の表1に示す。
Figure 2020083844
試験例1の結果からわかるように、比較例1〜20の組成物は、泡立つ一方で、実施例1及び2の組成物は、全く泡立たなかった。したがって、実施例1及び2の組成物は、髭剃りシェービングジェル、及びメイク落としのような泡立ちを好まない処方に適していることがわかった。
試験例2の結果からわかるように、実施例1及び2の組成物は、すすぎ後のさらさら感が得られた。試験例3の結果からわかるように、実施例1及び2の組成物は、比較例1〜20の組成物と比べて、すすぎの速さとすすぎ後のしっとり感がおおよそ同程度であった。
したがって、以上の結果より、実施例1及び2の組成物は、全く泡立たないにもかかわらず、すすぎ後のさらさら感によって、さっぱりした洗いあがり感が得られることがわかった。さらに、実施例1及び2の組成物は、さっぱりした洗いあがり感に優れているにもかかわらず、しっとり感が従来のものと同等であることがわかった。
(処方例1:メイク落とし用組成物)
下記表2に従って、メイク落としに有用な組成物を調製した。室温にてa成分を混合した。80℃にてb成分を混用溶解した。80℃にてb成分を穏やかに撹拌しながらa成分を加え、さらに撹拌しながら60℃まで冷却した。c成分を60℃で溶解し、d成分を加えて分散させて油相とした。a成分を60℃にて撹拌しながら、油相をゆっくりと加えた。a成分を60℃にて撹拌しながら、e成分を加えてpHを調整した。撹拌しながら45℃まで冷却し、f成分とg成分を順に加えた。得られた組成物は白色ペースト状であった。得られた組成物のpHは6.3であった。得られた組成物の粘度について実施例1と同様に測定した結果、50,000〜70,000mPa・sであった。
Figure 2020083844
本発明に係る組成物は、皮膚に対する刺激が少ないため、具体的には、髭剃りシェービングジェル、メイク落とし、皮膚洗浄剤、洗顔料等として使用することができる。特に、さっぱりした洗い上り感があり、泡立たないため、髭剃りシェービングジェル、及びメイク落としに有用である。

Claims (12)

  1. (A)N−アシル中性アミノ酸エステル、(B)N−アシル中性アミノ酸またはその塩、および(C)両性界面活性剤を含み、(A)成分の含有量が、4質量%以上である組成物。
  2. (A)成分の含有量が、30質量%以下である請求項1に記載の組成物。
  3. ペースト状又はゲル状である、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. (A)成分と(B)成分の質量比((A)成分/(B)成分)が0.3以上3以下である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. pHが5以上8未満である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. (A)N−アシル中性アミノ酸エステルにおけるアシル基の炭素原子数が8〜18である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の組成物。
  7. (A)成分がN−ラウロイルサルコシンイソプロピルエステルである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物。
  8. (B)N−アシル中性アミノ酸におけるアシル基の炭素原子数が8〜18である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物。
  9. (B)成分がN−アシルグリシンまたはその塩である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の組成物。
  10. (D)脂肪酸又はその塩をさらに含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載の組成物。
  11. (D)脂肪酸の炭素原子数が8から18である、請求項10に記載の組成物。
  12. 水をさらに含み、水の含有量が20質量%以上である、請求項1〜11のいずれか1項に記載の組成物。
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