JP2020059459A - タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】操縦安定性及びノイズ性能を向上させ得るタイヤを提供する。【解決手段】車両への装着の向きが指定されたタイヤである。外側トレッド端Toと内側トレッド端Tiとが定められたトレッド部2を有している。トレッド部2は、第1主溝3及び第2主溝4と、外側トレッド端Toと第1主溝3との間に区分された外側陸部6と、第2主溝4と内側トレッド端Tiとの間に区分された内側陸部8とを有している。外側陸部6には、第1主溝3から延びかつ外側陸部6内で途切れる複数の外側横溝23が設けられている。内側陸部8には、内側トレッド端Tiから延びかつ内側陸部8内で途切れる複数の内側横溝20が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤに関し、詳しくは、車両への装着の向きが指定されたタイヤに関する。
下記特許文献1には、車両への装着の向きが指定されたタイヤが提案されている。このタイヤのトレッド部には、2本の周方向主溝によって3つの陸部が区分されている。また、前記タイヤは、操縦安定性を向上させるために、3つの陸部の内、最も幅が広い最広幅陸部が、車両装着時に車両外側となるように構成されている。
特開2015−217907号公報
特許文献1のタイヤは、ノイズ性能及びウェット性能について、さらなる改善の余地があった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、操縦安定性、ノイズ性能及びウェット性能をバランス良く向上させ得るタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、車両への装着の向きが指定されたタイヤであって、車両装着時に車両外側に位置する外側トレッド端と、車両装着時に車両内側に位置する内側トレッド端とが定められたトレッド部を有し、前記トレッド部は、前記外側トレッド端とタイヤ赤道との間でタイヤ周方向に連続して延びる第1主溝と、前記内側トレッド端とタイヤ赤道との間でタイヤ周方向に連続して延びる第2主溝と、前記外側トレッド端と前記第1主溝との間に区分された外側陸部と、前記第2主溝と前記内側トレッド端との間に区分された内側陸部とを有し、前記外側陸部には、前記第1主溝から延びかつ前記外側陸部内で途切れる複数の外側横溝が設けられ、前記内側陸部には、前記内側トレッド端から延びかつ前記内側陸部内で途切れる複数の内側横溝が設けられている。
本発明のタイヤにおいて、前記外側陸部のタイヤ軸方向の幅、及び、前記内側陸部のタイヤ軸方向の幅は、それぞれ、トレッド幅の0.25〜0.35倍であるのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記外側陸部のタイヤ軸方向の幅は、前記内側陸部のタイヤ軸方向の幅と同一であるのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記外側陸部のランド比は、前記内側陸部のランド比よりも大きいのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記外側陸部のランド比は、前記内側陸部のランド比の1.03〜1.08倍であるのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記外側横溝の溝幅は、前記内側横溝の溝幅よりも小さいのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記外側横溝の溝幅は、前記内側横溝の溝幅の0.40〜0.60倍であるのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記外側横溝のタイヤ軸方向に対する角度は、前記内側横溝のタイヤ軸方向に対する角度よりも大きいのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記内側横溝のタイヤ軸方向に対する角度は、0〜10°であり、前記外側横溝のタイヤ軸方向に対する角度は、15〜25°であるのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記外側横溝は、前記外側陸部のタイヤ軸方向の中心位置よりも前記第1主溝側で途切れているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記外側横溝のタイヤ軸方向の長さは、前記外側陸部のタイヤ軸方向の幅の0.30〜0.40倍であるのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記内側横溝は、前記内側陸部のタイヤ軸方向の中心位置よりも前記第2主溝側で途切れているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記内側横溝のタイヤ軸方向の長さは、前記内側陸部のタイヤ軸方向の幅の0.60〜0.70倍であるのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記トレッド部は、前記第1主溝及び前記第2主溝で区分された3つの陸部で構成されているのが望ましい。
本発明のタイヤのトレッド部は、外側トレッド端とタイヤ赤道との間でタイヤ周方向に連続して延びる第1主溝と、内側トレッド端とタイヤ赤道との間でタイヤ周方向に連続して延びる第2主溝と、外側トレッド端と前記第1主溝との間に区分された外側陸部と、第2主溝と内側トレッド端との間に区分された内側陸部とを有する。
本発明において、外側陸部には、第1主溝から延びかつ外側陸部内で途切れる複数の外側横溝が設けられている。外側横溝は、第1主溝とともに優れた排水性を発揮する。また、外側横溝は、外側陸部の第1主溝付近の剛性を適度に緩和するため、外側陸部の第1主溝側の端縁が接地するときの打音を小さくするのに役立つ。しかも、外側横溝は、外側陸部内で途切れることにより、外側陸部の外側トレッド端付近の剛性を維持できる。このため、旋回時の外側陸部の過度な変形が抑制され、ひいては操縦安定性が維持される。
本発明において、内側陸部には、内側トレッド端から延びかつ内側陸部内で途切れる複数の内側横溝が設けられている。内側陸部には、直進時に高い接地圧が作用する傾向があるため、内側横溝は、直進時に高い排水性を発揮できる。また、内側横溝は、内側陸部の内側トレッド端付近の剛性を適度に緩和するため、内側トレッド端が接地するときの打音を小さくすることができる。しかも、内側横溝は、内側陸部内で途切れているため、内側陸部の第2主溝側の剛性を高く維持する。これにより、旋回時、タイヤの接地面の中心が外側陸部側に移動するときにおいて、内側陸部の急激な変形が抑制される。したがって、旋回時の操舵の手応えがリニアになり、優れた操縦安定性が得られる。
以上の通り、本発明のタイヤは、操縦安定性、ノイズ性能及びウェット性能をバランス良く向上させることができる。
本発明の一実施形態のタイヤのトレッド部の展開図である。 図1の内側陸部の拡大図である。 図2のA−A線断面図である。 図1の外側陸部の拡大図である。 図4のB−B線断面図である。 図1の中間陸部の拡大図である。 図6のC−C線断面図である。 比較例のタイヤのトレッド部の展開図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態のタイヤ1のトレッド部2の展開図が示されている。本実施形態のタイヤ1は、例えば、乗用車用の空気入りタイヤとして構成される。本実施形態のタイヤ1は、とりわけ、軽自動車用のタイヤとして用いられるのが望ましい。
図1に示されるように、本実施形態のタイヤ1は、例えば、車両への装着の向きが指定されている。車両への装着の向きは、例えば、タイヤ1のサイドウォール部(図示省略)に文字や図形などで表示される。タイヤ1が車両に装着された場合、図1の右側が車両内側に対応し、図1の左側が車両外側に対応している。
車両への装着の向きが指定されることにより、トレッド部2には、車両装着時に車両内側に位置する内側トレッド端Tiと、車両装着時に車両外側に位置する外側トレッド端Toとが定められている。
内側トレッド端Ti及び外側トレッド端Toは、空気入りタイヤの場合、正規状態のタイヤ1に正規荷重が負荷されキャンバー角0°で平面に接地したときの最もタイヤ軸方向外側の接地位置である。正規状態とは、タイヤが正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填され、しかも、無負荷の状態である。本明細書において、特に断りがない場合、タイヤ各部の寸法等は、正規状態で測定された値である。
「正規リム」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば"Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
「正規内圧」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表"TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。
「正規荷重」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば "最大負荷能力" 、TRAであれば表"TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば"LOAD CAPACITY" である。
トレッド部2は、タイヤ赤道Cを挟んでタイヤ周方向に連続して延びる第1主溝3及び第2主溝4を有している。
第1主溝3及び第2主溝4は、路面上の水をタイヤ後方に排出するために、比較的大きな幅と深さでタイヤ周方向に連続して延びている。好ましい態様では、各主溝は、5mm以上、より好ましくは6mm以上の溝幅及び深さを有する。また、各主溝の溝幅W1は、例えば、トレッド幅TWの8.0%〜13.0%であり、望ましくは9.0%〜11.0%である。トレッド幅TWは、前記正規状態における内側トレッド端Tiから外側トレッド端Toまでのタイヤ軸方向の距離である。各主溝は、例えば、タイヤ周方向に沿って真っ直ぐに延びている。他の態様では、各主溝は、ジグザグや波状等の非直線状であっても良い。
第1主溝3は、例えば、タイヤ赤道Cと外側トレッド端Toとの間に配されている。第2主溝4は、例えば、タイヤ赤道Cと内側トレッド端Tiとの間に配されている。タイヤ赤道Cから第1主溝3又は第2主溝4の溝中心線までのタイヤ軸方向の距離L1は、例えば、トレッド幅TWの0.10〜0.20倍であるのが望ましい。望ましい態様では、タイヤ赤道Cから第1主溝3の溝中心線までのタイヤ軸方向の距離と、タイヤ赤道Cから第2主溝4の溝中心線までのタイヤ軸方向の距離との差が、トレッド幅TWの3%未満である。
トレッド部2は、例えば、第1主溝3及び第2主溝4に区分された3つの陸部で構成されている。具体的には、トレッド部2は、外側陸部6と、中間陸部7と、内側陸部8とで構成されている。外側陸部6は、外側トレッド端Toと第1主溝3との間に区分されている。中間陸部7は、第1主溝3と第2主溝4との間に区分されている。内側陸部8は、内側トレッド端Tiと第2主溝4との間に区分されている。本実施形態のトレッド部2は、タイヤ赤道Cについて非対称のパターンを有している。
本発明において、外側陸部6には、複数の外側横溝23が設けられている。外側横溝23は、第1主溝3から延びかつ外側陸部6内で途切れている。外側横溝23は、第1主溝3とともに優れた排水性を発揮する。また、外側横溝23は、外側陸部6の第1主溝3付近の剛性を適度に緩和するため、外側陸部6の第1主溝3側の端縁が接地するときの打音を小さくするのに役立つ。しかも、外側横溝23は、外側陸部6内で途切れることにより、外側陸部6の外側トレッド端To付近の剛性を維持できる。このため、旋回時の外側陸部6の過度な変形が抑制され、ひいては操縦安定性が維持される。
内側陸部8には、複数の内側横溝20が設けられている。内側横溝20は、内側トレッド端Tiから延びかつ内側陸部8内で途切れている。内側陸部8には、直進時に高い接地圧が作用する傾向があるため、内側横溝20は、直進時に高い排水性を発揮できる。また、内側横溝20は、内側陸部8の内側トレッド端Ti付近の剛性を適度に緩和するため、内側トレッド端Tiが接地するときの打音を小さくすることができる。しかも、内側横溝20は、内側陸部8内で途切れているため、内側陸部8の第2主溝4側の剛性を高く維持する。これにより、旋回時、タイヤの接地面の中心が外側陸部6側に移動するときにおいて、内側陸部8の急激な変形が抑制される。したがって、旋回時の操舵の手応えがリニアになり、優れた操縦安定性が得られる。
以下、各部のさらに詳細な構成が説明される。図2には、内側陸部8の拡大図が示されている。図2に示されるように、内側陸部8のタイヤ軸方向の幅W3は、例えば、トレッド幅TW(図1に示され、以下、同様である。)の0.25〜0.35倍であるのが望ましい。
内側横溝20の溝幅W4は、例えば、主溝の溝幅W1(図1に示す)の0.25〜0.35倍であるのが望ましい。
内側横溝20のタイヤ軸方向の長さL5は、例えば、内側陸部8のタイヤ軸方向の幅W3の0.30〜0.70倍であり、より望ましくは0.60〜0.70倍である。内側横溝20は、例えば、内側陸部8のタイヤ軸方向の中心位置よりも第2主溝4側で途切れているのがより望ましい。
内側横溝20は、例えば、タイヤ軸方向に対して0〜10°の角度θ3で配されている。望ましい態様では、内側横溝20は、タイヤ軸方向に対する角度がタイヤ軸方向内側に向かって漸増している。
タイヤ周方向で隣り合う2つの内側横溝20のタイヤ周方向の1ピッチ長さP2は、例えば、内側陸部8のタイヤ軸方向の幅W3よりも大きいのが望ましい。具体的には、内側横溝20の前記1ピッチ長さP2は、内側陸部8の前記幅W3の1.05〜1.15倍であるのが望ましい。このような内側横溝20の配置は、操縦安定性とウェット性能とをバランス良く高めることができる。
本実施形態の内側陸部8には、例えば、複数の内側サイプ21が設けられている。なお、本明細書において、「サイプ」とは、幅が1.5mm未満の切れ込みを意味する。望ましい態様では、サイプの幅は、1.0mm以下である。
内側サイプ21は、例えば、内側トレッド端Tiから第2主溝4まで延びている。本実施形態では、例えば、内側サイプ21と内側横溝20とがタイヤ周方向に交互に設けられている。
内側サイプ21は、例えば、タイヤ軸方向に対して内側横溝20と同じ向きに傾斜している。内側サイプ21のタイヤ軸方向に対する角度θ4は、例えば、5〜15°である。本実施形態の内側サイプ21は、タイヤ軸方向に対する角度がタイヤ軸方向内側に向かって漸増している。また、内側サイプ21のタイヤ軸方向に対する最大の角度は、内側横溝20のタイヤ軸方向に対する最大の角度よりも大きい。このような内側サイプ21は、ウェット走行時、タイヤ軸方向の摩擦力を提供することができる。
タイヤ周方向で隣り合う2つの内側サイプ21のタイヤ周方向の1ピッチ長さP3は、例えば、内側陸部8のタイヤ軸方向の幅W3よりも大きいのが望ましい。具体的には、内側サイプ21の前記1ピッチ長さP3は、内側陸部8の前記幅W3の1.05〜1.15倍であるのが望ましい。また、本実施形態では、内側横溝20と内側サイプ21とが同じ1ピッチ長さで配されている。
図3には、図2の内側サイプ21のA−A線断面図が示されている。図3に示されるように、内側サイプ21は、例えば、本体部21aと、本体部21aよりも小さい深さの浅底部21bとを含んでいる。このような内側サイプ21は、内側陸部8の剛性を維持し、操縦安定性をさらに高めることができる。
浅底部21bは、例えば、内側横溝20の途切れ端(図2に示す)よりもタイヤ赤道C側に設けられているのが望ましい。また、浅底部21bは、内側横溝20をタイヤ周方向に平行に仮想延長した領域と重複しないのが望ましい。本実施形態の浅底部21bは、例えば、内側サイプ21のタイヤ赤道C側の端部に設けられている。このような浅底部21bは、内側陸部8の第2主溝4側の剛性を高く維持し、操縦安定性をさらに高めることができる。
ウェット性能と操縦安定性とをバランス良く高めるために、浅底部21bの深さd2は、例えば、本体部21aの深さd1の0.30〜0.60倍であるのが望ましい。
図2に示されるように、内側陸部8には、内側トレッド端Tiから第2主溝4まで延びる横溝が設けられていないのが望ましい。このような内側陸部8は、高い剛性を有し、優れた操縦安定性を発揮し得る。
図4には、外側陸部6の拡大図が示されている。図4に示されるように、外側陸部6のタイヤ軸方向の幅W5は、例えば、トレッド幅TWの0.25〜0.35倍であるのが望ましい。より望ましい態様では、外側陸部6の前記幅W5は、内側陸部8のタイヤ軸方向の幅W3と同一である。
外側横溝23の溝幅W7は、例えば、内側横溝20の溝幅W4(図2に示す)よりも小さいのが望ましい。具体的には、外側横溝23の溝幅W7は、内側横溝20の溝幅W4の0.40〜0.60倍であるのが望ましい。これにより、内側横溝20及び外側横溝23のポンピング音がホワイトノイズ化され、ひいては優れたノイズ性能が得られる。また、このような外側横溝23は、操縦安定性とウェット性能とをバランス良く高めることができる。
外側横溝23のタイヤ軸方向の長さL8は、例えば、外側陸部6のタイヤ軸方向の幅W5の0.25〜0.45倍であり、より望ましくは0.30〜0.40倍である。外側横溝23は、例えば、外側陸部6のタイヤ軸方向の中心位置よりも第1主溝3側で途切れているのがより望ましい。
外側横溝23のタイヤ軸方向に対する角度θ7は、内側横溝20のタイヤ軸方向に対する角度θ3よりも大きいのが望ましい。具体的には、外側横溝23のタイヤ軸方向に対する角度θ7は、例えば、15〜25°である。
タイヤ周方向で隣り合う2つの外側横溝23のタイヤ周方向の1ピッチ長さP6は、例えば、外側陸部6のタイヤ軸方向の幅W5よりも大きいのが望ましい。具体的には、外側横溝23の前記1ピッチ長さP6は、外側陸部6の前記幅W5の1.05〜1.15倍である。このような外側横溝23の配置は、操縦安定性とウェット性能とをバランス良く高めることができる。
本実施形態の外側陸部6には、例えば、複数の外側サイプ25が設けられている。外側サイプ25は、例えば、第1主溝3から外側トレッド端Toまで延びている。本実施形態では、例えば、外側サイプ25と外側横溝23とがタイヤ周方向に交互に設けられている。
外側サイプ25は、例えば、タイヤ軸方向に対して外側横溝23と同じ向きに傾斜している。外側サイプ25のタイヤ軸方向に対する角度θ8は、例えば、10〜25°である。 本実施形態の外側サイプ25は、タイヤ軸方向に対する角度がタイヤ軸方向内側に向かって漸増している。また、外側サイプ25のタイヤ軸方向に対する最大の角度は、内側サイプ21のタイヤ軸方向に対する最大の角度よりも大きい。このような外側サイプ25は、ウェット走行時においてタイヤ軸方向の摩擦力を提供することができる。
タイヤ周方向で隣り合う2つの外側サイプ25のタイヤ周方向の1ピッチ長さP7は、例えば、外側陸部6のタイヤ軸方向の幅W5よりも大きいのが望ましい。具体的には、外側サイプ25の前記1ピッチ長さP7は、外側陸部6の前記幅W5の1.05〜1.15倍である。このような外側サイプ25の配置は、操縦安定性とウェット性能とをバランス良く高めることができる。
図5には、図4の外側サイプ25のB−B線断面図が示されている。図5に示されるように、外側サイプ25は、例えば、本体部25aと、本体部25aよりも小さい深さの浅底部25bとを含んでいる。このような外側サイプ25は、外側陸部6の剛性を維持し、操縦安定性をさらに高めることができる。
外側サイプ25の浅底部25bは、例えば、外側陸部6のタイヤ軸方向の中心位置よりもタイヤ赤道C側に設けられている。本実施形態の浅底部25bは、例えば、外側サイプ25のタイヤ赤道C側の端部に設けられている。
外側サイプ25の浅底部25bのタイヤ軸方向の長さL10は、例えば、内側サイプ21の浅底部21bのタイヤ軸方向の長さL9(図3に示す)よりも大きいのが望ましい。具体的には、外側サイプ25の浅底部25bの前記長さL10は、内側サイプ21の浅底部21bの長さL9の1.30〜2.00倍である。このような外側サイプ25は、外側陸部6と内側陸部8に適度な剛性差を生じさせる。これにより、旋回時、タイヤの接地面の中心が外側陸部側に移動するときにおいて、操舵の手応えがリニアになり、優れた操縦安定性が得られる。なお、各浅底部の長さは、例えば、本体部側の深さが変化する部分を除いた領域で測定される。
ウェット性能と操縦安定性とをバランス良く高めるために、外側サイプ25の浅底部25bの深さd4は、例えば、外側サイプ25の本体部25aの深さd3の0.30〜0.60倍であるのが望ましい。
図4に示されるように、外側陸部6には、外側トレッド端Toから第1主溝3まで延びる横溝が設けられていないのが望ましい。このような外側陸部6は、高い剛性を有し、優れた操縦安定性を発揮することができる。
外側陸部6のランド比は、内側陸部8のランド比よりも大きいのが望ましい。具体的には、外側陸部6のランド比は、内側陸部8のランド比の1.03〜1.08倍であるのが望ましい。このような外側陸部6は、操縦安定性をさらに高めることができる。なお、本明細書において、「ランド比」とは、各溝及びサイプを全て埋めた仮想接地面の全面積Saに対する、実際の合計接地面積Sbの比Sb/Saである。
図6には、中間陸部7の拡大図が示されている。図6に示されるように、中間陸部7のタイヤ軸方向の幅W2は、例えば、トレッド幅TWの0.15〜0.25倍であるのが望ましい。
中間陸部7は、例えば、タイヤ赤道C上に位置しているのが望ましい。本実施形態では、中間陸部7のタイヤ軸方向の中心位置が、タイヤ赤道C付近に配されている。より具体的には、タイヤ赤道Cと中間陸部7のタイヤ軸方向の中心位置とのタイヤ軸方向の距離が、中間陸部7のタイヤ軸方向の幅W2の10%未満である。
中間陸部7には、中間陸部7を完全に横切る中間サイプ10が設けられている。中間サイプ10は、中央部12、第1外側部13及び第2外側部14とを有している。中央部12は、タイヤ軸方向に対して一方向に傾斜している。第1外側部13は、第1主溝3側で中央部12とは逆向きに傾斜している。第2外側部14は、第2主溝4側で中央部12とは逆向きに傾斜している。
このような中間サイプ10は、そのエッジの全体が同時に接地するのを防ぐことができ、ひいてはエッジが接地するときの打音を小さくすることができる。
また、中間サイプ10は、中間陸部7に接地圧が作用して中間サイプ10が閉じたとき、接触したサイプ壁同士が噛み合い、中間サイプ10を境界とした中間陸部7のせん断変形を抑制する。したがって、優れた操縦安定性が得られる。
中間サイプ10は、例えば、滑らかな曲線状に延び、波の1サイクルを形成している。但し、このような態様に限定されるものではなく、中間サイプ10は、例えば、一部が直線状に延びるものでも良い。
本実施形態の中央部12は、タイヤ赤道Cを横切っている。また、中央部12は、中間陸部7のタイヤ軸方向の中心位置を横切っている。中央部12は、例えば、直線状に延びる部分12aを含み、この直線状の部分12aがタイヤ赤道Cを横切っている。中央部12は、第1外側部13又は第2外側部14側に向かってタイヤ軸方向に対する角度が漸減する部分を含む。
中央部12のタイヤ軸方向の長さL2は、例えば、中間陸部7のタイヤ軸方向の幅W2の0.50倍以上であるのが望ましい。具体的には、中央部12の前記長さL2は、例えば、中間陸部7の前記幅W2の0.50〜0.70倍である。このような中央部12は、中間陸部7の偏摩耗を抑制しつつ、上述の効果を発揮することができる。
中央部12のタイヤ軸方向に対する最大の角度θ1は、例えば、45°未満であるのが望ましい。具体的には、中央部12の前記角度θ1は、10〜30°であるのが望ましい。このような中央部12は、ノイズ性能と操縦安定性とをバランス良く高めることができる。
本実施形態の第1外側部13は、中央部12から第1主溝3まで延びている。同様に、第2外側部14は、中央部12から第2主溝4まで延びている。
第1外側部13のタイヤ軸方向の長さL3、及び、第2外側部14のタイヤ軸方向の長さL4は、それぞれ、中央部12のタイヤ軸方向の長さよりも小さいのが望ましい。本実施形態では、第1外側部13の前記長さL3及び第2外側部14の前記長さL4は、中間陸部7のタイヤ軸方向の幅W2の0.10〜0.30倍である。このような第1外側部13及び第2外側部14は、中間サイプ10の両端付近の偏摩耗を抑制することができる。
第1外側部13及び第2外側部14のタイヤ軸方向に対する最大の角度θ2は、例えば、45°未満であるのが望ましい。具体的には、第1外側部13及び第2外側部14の前記角度θ2は、例えば、10〜30°である。望ましい態様では、第1外側部13及び第2外側部14の前記角度θ2は、中央部12のタイヤ軸方向に対する角度θ1と同一、又は、これよりも小さい。これにより、中間サイプ10の両端付近の偏摩耗がさらに抑制される。
本実施形態では、第1外側部13及び第2外側部14は、それぞれ、中央部12からタイヤ軸方向外側に向かってタイヤ軸方向に対する角度が漸増しているのが望ましい。これにより、中間サイプ10の端部が接地するときの打音がさらに小さくなり、ノイズ性能が向上する。
タイヤ周方向で隣り合う2つの中間サイプ10のタイヤ周方向の1ピッチ長さP1は、例えば、中間陸部7のタイヤ軸方向の幅W2と同一、又は、前記幅W2よりも小さい。具体的には、中間サイプ10の1ピッチ長さP1は、中間陸部7の前記幅W2の0.50〜1.00倍である。また、中間サイプ10の1ピッチ長さP1は、例えば、第1主溝3の溝幅よりも大きいのが望ましい。このような中間サイプ10の配置は、中間陸部7の過度な剛性低下を抑制するのに役立つ。
図7には、図6の中間サイプ10のC−C線断面図が示されている。図7に示されるように、中間サイプ10は、例えば、本体部10aと、本体部10aよりも小さい深さの浅底部10bとを含んでいる。本実施形態の浅底部25bは、例えば、中間サイプ10の第1外側部13及び第2外側部14(図6に示す)のそれぞれに形成されている。
中間サイプ10の浅底部10bのタイヤ軸方向の長さL11は、例えば、外側サイプ25の浅底部25bのタイヤ軸方向の長さL10(図5に示す)よりも小さいのが望ましい。また、中間サイプ10の浅底部10bの前記長さL11は、例えば、内側サイプ21の浅底部21bのタイヤ軸方向の長さL9(図3に示す)よりも小さいのが望ましい。具体的には、中間サイプ10の浅底部10bの前記長さL11は、内側サイプ21の浅底部21bの前記長さL9の0.40〜0.60倍である。このような外側サイプ25は、操縦安定性とノイズ性能とをバランス良く高めるのに役立つ。
ウェット性能と操縦安定性とをバランス良く高めるために、中間サイプ10の浅底部10bの深さd6は、例えば、中間サイプ10の本体部10aの深さd5の0.30〜0.60倍であるのが望ましい。
本実施形態の中間陸部7には、上述の中間サイプ10のみが配され、これ以外の溝やサイプが配されていない。このような中間陸部7は、高い剛性を有し、優れた操縦安定性を発揮するのに役立つ。
図1に示されるように、本実施形態のタイヤ1は、軽自動車等の小排気量の乗用車用として好適に使用される。このため、トレッド幅TWは、例えば、90〜120mmであるのが望ましい。
以上、本発明の実施形態のタイヤが詳細に説明されたが、本発明は、上記の具体的な実施形態に限定されることなく、種々の態様に変更して実施され得る。
図1の基本トレッドパターンを有するサイズ155/65R14の空気入りタイヤが、表1の仕様に基づき試作された。比較例として、図8に示されるトレッドパターンを有するタイヤが試作された。図8に示されるように、比較例のタイヤの外側陸部aには、外側トレッド端Toから延びかつ外側陸部a内で途切れる第1横溝bが設けられている。第1横溝bは、図1の外側横溝23と同じ溝幅及び長さを有している。また、比較例のタイヤの内側陸部cには、第2主溝dから延びかつ内側陸部c内で途切れる第2横溝eが設けられている。図8の第2横溝eは、図1の内側横溝20と同じ溝幅及び長さを有している。比較例のトレッドパターンは、上記の点を除き、図1のものと実質的に同じである。各テストタイヤの操縦安定性、ノイズ性能及びウェット性能がテストされた。各テストタイヤの共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
リム:14×4.5J
タイヤ内圧:240kPa
テスト車両:排気量660cc、前輪駆動車
タイヤ装着位置:全輪
<操縦安定性>
上記テスト車両で周回路を走行したときのレーンチェンジ及び旋回時の操縦安定性が、運転者の官能により評価された。なお、この評価は、テスト車両を40〜80km/hの低・中速域、及び、100〜120km/hの高速域を含む速度域で走行させて実施された。結果は、比較例を100とする評点であり、数値が大きい程、操縦安定性が優れていることを示す。
<ノイズ性能>
上記テスト車両で凹凸を含むドライ路面を40〜100km/hで走行し、このときの車内のノイズ(100〜160Hz)の最大の音圧が測定された。結果は、比較例の前記音圧を100とする指数であり、数値が小さい程、車内騒音が小さく、ノイズ性能に優れていることを示す。
<ウェット性能>
上記テスト車両でウェット路面を走行したときの性能が、運転者の官能により評価された。結果は、比較例を100とする評点であり、数値が大きい程、ウェット性能が優れていることを示す。
テストの結果が表1に示される。
Figure 2020059459
テストの結果、実施例のタイヤは、操縦安定性、ノイズ性能及びウェット性能が向上していることが確認できた。
2 トレッド部
3 第1主溝
4 第2主溝
6 外側陸部
8 内側陸部
20 内側横溝
23 外側横溝
To 外側トレッド端
Ti 内側トレッド端

Claims (14)

  1. 車両への装着の向きが指定されたタイヤであって、
    車両装着時に車両外側に位置する外側トレッド端と、車両装着時に車両内側に位置する内側トレッド端とが定められたトレッド部を有し、
    前記トレッド部は、
    前記外側トレッド端とタイヤ赤道との間でタイヤ周方向に連続して延びる第1主溝と、
    前記内側トレッド端とタイヤ赤道との間でタイヤ周方向に連続して延びる第2主溝と、
    前記外側トレッド端と前記第1主溝との間に区分された外側陸部と、
    前記第2主溝と前記内側トレッド端との間に区分された内側陸部とを有し、
    前記外側陸部には、前記第1主溝から延びかつ前記外側陸部内で途切れる複数の外側横溝が設けられ、
    前記内側陸部には、前記内側トレッド端から延びかつ前記内側陸部内で途切れる複数の内側横溝が設けられている、
    タイヤ。
  2. 前記外側陸部のタイヤ軸方向の幅、及び、前記内側陸部のタイヤ軸方向の幅は、それぞれ、トレッド幅の0.25〜0.35倍である、請求項1記載のタイヤ。
  3. 前記外側陸部のタイヤ軸方向の幅は、前記内側陸部のタイヤ軸方向の幅と同一である、請求項1又は2記載のタイヤ。
  4. 前記外側陸部のランド比は、前記内側陸部のランド比よりも大きい、請求項1ないし3のいずれかに記載のタイヤ。
  5. 前記外側陸部のランド比は、前記内側陸部のランド比の1.03〜1.08倍である、請求項4記載のタイヤ。
  6. 前記外側横溝の溝幅は、前記内側横溝の溝幅よりも小さい、請求項1ないし5のいずれかに記載のタイヤ。
  7. 前記外側横溝の溝幅は、前記内側横溝の溝幅の0.40〜0.60倍である、請求項6記載のタイヤ。
  8. 前記外側横溝のタイヤ軸方向に対する角度は、前記内側横溝のタイヤ軸方向に対する角度よりも大きい、請求項1ないし7のいずれかに記載のタイヤ。
  9. 前記内側横溝のタイヤ軸方向に対する角度は、0〜10°であり、
    前記外側横溝のタイヤ軸方向に対する角度は、15〜25°である、請求項8記載のタイヤ。
  10. 前記外側横溝は、前記外側陸部のタイヤ軸方向の中心位置よりも前記第1主溝側で途切れている、請求項1ないし9のいずれかに記載のタイヤ。
  11. 前記外側横溝のタイヤ軸方向の長さは、前記外側陸部のタイヤ軸方向の幅の0.30〜0.40倍である、請求項10記載のタイヤ。
  12. 前記内側横溝は、前記内側陸部のタイヤ軸方向の中心位置よりも前記第2主溝側で途切れている、請求項1ないし11のいずれかに記載のタイヤ。
  13. 前記内側横溝のタイヤ軸方向の長さは、前記内側陸部のタイヤ軸方向の幅の0.60〜0.70倍である、請求項12記載のタイヤ。
  14. 前記トレッド部は、前記第1主溝及び前記第2主溝で区分された3つの陸部で構成されている、請求項1ないし13のいずれかに記載のタイヤ。
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