JP2018001976A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】操縦安定性の低下を抑制しつつ優れた氷雪上性能を発揮し得る空気入りタイヤを提供する。【解決手段】トレッド部2を有する空気入りタイヤである。トレッド部2には、タイヤ周方向にのびるショルダー主溝3と、トレッド端Teとショルダー主溝3との間に区分されたショルダー陸部5とが設けられている。ショルダー陸部5は、縦サイプ8により、内側陸部10と、外側陸部11とに区分されている。内側陸部10には、ショルダー主溝3と縦サイプ8との間を連通する複数の内側ショルダー横溝13が設けられている。外側陸部11には、トレッド端Teと縦サイプ8との間を連通する複数の外側ショルダー横溝14が設けられている。各外側ショルダー横溝14の内端部16は、内側ショルダー横溝13の外端部15をタイヤ軸方向に沿って仮想延長した領域17と交わらない位置に設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、操縦安定性の低下を抑制しつつ、優れた氷雪上性能を発揮し得る空気入りタイヤに関する。
例えば、下記特許文献1には、氷雪上性能を高めるために、ショルダー陸部に、タイヤ周方向に連続してのびる縦サイプが設けられ、かつ、ショルダー陸部の全幅を横切るショルダー横溝が設けられた空気入りタイヤが提案されている。
しかしながら、ショルダー陸部の全幅を横切るショルダー横溝は、ショルダー陸部のタイヤ周方向の剛性を局部的に低下させ、ひいては操縦安定性を損ねる傾向があった。
特開2011−42328号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、ショルダー横溝の配置等を改善することを基本として、操縦安定性の低下を抑制しつつ優れた氷雪上性能を発揮し得る空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明の空気入りタイヤは、トレッド部を有する空気入りタイヤであって、前記トレッド部には、トレッド端側でタイヤ周方向にのびるショルダー主溝と、前記トレッド端と前記ショルダー主溝との間に区分されたショルダー陸部とが設けられ、前記ショルダー陸部は、タイヤ周方向に連続してのびかつ幅が2mm以下の縦サイプが設けられることにより、前記ショルダー主溝側の内側陸部と、前記トレッド端側の外側陸部とに区分され、前記内側陸部には、前記ショルダー主溝と前記縦サイプとの間を連通する複数の内側ショルダー横溝が設けられ、前記外側陸部には、前記トレッド端と前記縦サイプとの間を連通する複数の外側ショルダー横溝が設けられ、前記各外側ショルダー横溝のタイヤ軸方向の内端部は、前記内側ショルダー横溝のタイヤ軸方向の外端部をタイヤ軸方向に沿って仮想延長した領域と交わらない位置に設けられていることを特徴としている。
本発明の空気入りタイヤにおいて、タイヤ赤道から前記縦サイプまでのタイヤ軸方向の距離は、タイヤ赤道から前記トレッド端までのタイヤ軸方向の距離の0.60〜0.75倍であるのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤにおいて、前記内側ショルダー横溝及び前記外側ショルダー横溝は、それぞれ、第1領域と、前記第1領域よりも小さい溝深さを有する第2領域とを含み、前記内側ショルダー横溝は、前記第1領域のタイヤ軸方向外側に前記第2領域が設けられ、前記外側ショルダー横溝は、前記第1領域のタイヤ軸方向内側に前記第2領域が設けられているのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤにおいて、前記外側ショルダー横溝の前記第2領域は、前記内側ショルダー横溝の前記第2領域よりも大きい溝深さを有するのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤにおいて、前記トレッド部には、前記ショルダー主溝を介して前記ショルダー陸部と隣接する第1クラウン陸部が設けられ、前記第1クラウン陸部には、前記第1クラウン陸部を横切るクラウン横溝が設けられ、前記クラウン横溝の前記ショルダー主溝側の外端部は、前記内側ショルダー横溝の前記ショルダー主溝側の内端部をタイヤ軸方向に沿って仮想延長した領域に交わる位置に設けられているのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤにおいて、前記クラウン横溝は、第1領域と、前記第1領域のタイヤ軸方向の両側に設けられかつ前記第1領域よりも小さい溝深さを有する第2領域とを含んでいるのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤにおいて、前記トレッド部には、前記ショルダー主溝のタイヤ軸方向内側に配されかつタイヤ周方向に連続してのびるクラウン主溝と、前記クラウン主溝を介して互いに隣接する第1クラウン陸部及び第2クラウン陸部とを有し、前記第1クラウン陸部及び前記第2クラウン陸部には、それぞれ、陸部を横切るクラウン横溝と、一端が前記クラウン主溝に連通しかつ他端が陸部内で終端するクラウンラグ溝とが設けられ、前記第1クラウン陸部に設けられた前記クラウンラグ溝は、前記第2クラウン陸部に設けられた前記クラウン横溝の前記クラウン主溝側の内端部をタイヤ軸方向に沿って仮想延長した領域に交わる位置に設けられているのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤにおいて、前記第2クラウン陸部に設けられた前記クラウンラグ溝は、前記第1クラウン陸部に設けられた前記クラウン横溝の前記クラウン主溝側の内端部をタイヤ軸方向に沿って仮想延長した領域に交わる位置に設けられているのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤにおいて、前記第1クラウン陸部に設けられた前記クラウンラグ溝と、前記第2クラウン陸部に設けられた前記クラウン横溝とは、互いに同じ向きに傾斜しているのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤのショルダー陸部は、タイヤ周方向に連続してのびかつ幅が2mm以下の縦サイプが設けられることにより、ショルダー主溝側の内側陸部と、トレッド端側の外側陸部とに区分されている。内側陸部には、ショルダー主溝と縦サイプとの間を連通する複数の内側ショルダー横溝が設けられ、外側陸部には、トレッド端と縦サイプとの間を連通する複数の外側ショルダー横溝が設けられている。縦サイプは、エッジによってタイヤ軸方向の摩擦力を提供し、とりわけ氷上での旋回性能を高めるのに役立つ。内側ショルダー横溝及び外側ショルダー横溝は、ショルダー陸部の全幅を横切る横溝と実質的に等しい合計溝容積を提供し、ひいては優れた氷雪上性能を発揮することができる。
各外側ショルダー横溝のタイヤ軸方向の内端部は、内側ショルダー横溝のタイヤ軸方向の外端部をタイヤ軸方向に沿って仮想延長した領域と交わらない位置に設けられている。これにより、ショルダー陸部は、縦サイプを介して実質的に1本につながるような横溝によって、分断されることがない。従って、本発明の空気入りタイヤは、ショルダー陸部のタイヤ周方向の剛性が局部的に低下するのを防ぎ、ひいては操縦安定性の悪化を防止し得る。
本発明の一実施形態の空気入りタイヤのトレッド部の展開図である。 図1のショルダー陸部及びクラウン陸部の拡大図である。 (a)は、図2の内側ショルダー横溝のA−A線断面図であり、(b)は、図2の外側ショルダー横溝のB−B線断面図である。 図2のクラウン横溝のC−C線断面図である。 図1の第1クラウン陸部及び第2クラウン陸部の拡大図である。 比較例の空気入りタイヤのトレッド部の展開図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)1のトレッド部2の展開図である。本実施形態のタイヤ1は、例えば、乗用車の冬用タイヤとして好適に使用される。本実施形態のタイヤ1は、回転方向Rが指定された方向性パターンを具えている。回転方向Rは、例えば、サイドウォール部(図示省略)に、文字又は記号で表示される。
図1に示されるように、本実施形態のタイヤ1のトレッド部2には、一対のショルダー主溝3、3と、その間のクラウン主溝4とが設けられている。
ショルダー主溝3は、タイヤ赤道Cの各側において、トレッド端Te側でタイヤ周方向に連続してのびている。
トレッド端Teは、正規状態のタイヤ1に正規荷重が負荷されキャンバー角0°で平面に接地したときの最もタイヤ軸方向外側の接地位置である。正規状態とは、タイヤが正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填され、しかも、無負荷の状態である。本明細書において、特に断りがない場合、タイヤ各部の寸法等は、正規状態で測定された値である。
「正規リム」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
「正規内圧」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。
「正規荷重」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば "最大負荷能力" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" である。
ショルダー主溝3は、例えば、ジグザグ状にのびている。但し、ショルダー主溝3は、例えば、直線状にのびるものでも良い。本実施形態のショルダー主溝3は、例えば、タイヤ軸方向に対して一方側に傾斜する幅狭部3aと、幅狭部3aよりもタイヤ軸方向の溝幅が大きい幅広部3bとが交互に設けられている。このようなショルダー主溝3は、雪上走行時、大きな雪柱せん断力を発揮することができる。
各ショルダー主溝3の幅狭部3aは、例えば、タイヤの回転方向Rに向かってタイヤ赤道C側に傾斜しているのが望ましい。このような幅狭部3aは、雪柱をせん断するとき、タイヤ赤道C側に反力を生じさせ、ひいては雪上走行時の直進安定性を高めるのに役立つ。
クラウン主溝4は、例えば、タイヤ赤道C上でタイヤ周方向に連続して直線状にのびている。但し、このような態様に限定されるものではなく、クラウン主溝4は、タイヤ赤道Cの両側に設けられるものや、ジグザグ状にのびるものでも良い。
ショルダー主溝3の最大の溝幅W1は、例えば、トレッド接地幅TWの6.0%〜8.5%であるのが望ましい。クラウン主溝4の溝幅W2は、例えば、トレッド接地幅TWの3.0%〜4.5%であるのが望ましい。ショルダー主溝3及びクラウン主溝4の溝深さ(図示省略)は、例えば、7.0〜15.0mmであるのが望ましい。トレッド接地幅TWは、正規状態のタイヤ1のトレッド端Te、Te間のタイヤ軸方向の距離である。
クラウン主溝4の溝幅W2は、ショルダー主溝3の溝幅W1よりも小さいのが望ましい。このようなクラウン主溝4は、タイヤ赤道C付近の陸部の剛性を維持し、ひいては操縦安定性の悪化を防止することができる。
トレッド部2には、上述した主溝3、4が設けられることにより、ショルダー陸部5及びクラウン陸部6が区分されている。
図2には、図1のショルダー陸部5及びクラウン陸部6の拡大図が示されている。図2に示されるように、ショルダー陸部5は、トレッド端Teとショルダー主溝3との間に区分されている。
ショルダー陸部5には、タイヤ周方向に連続してのびる縦サイプ8が設けられている。本明細書において、「サイプ」とは、幅が2mm以下の切れ込みを意味する。縦サイプ8は、例えば、直線状にのびているのが望ましい。縦サイプ8は、エッジによってタイヤ軸方向の摩擦力を提供し、とりわけ氷上での旋回性能を高めるのに役立つ。
ドライ路面での操縦安定性と氷雪上性能とを両立させるために、タイヤ赤道Cから縦サイプ8までのタイヤ軸方向の距離L2は、例えば、タイヤ赤道Cからトレッド端Teまでのタイヤ軸方向の距離L1の好ましくは0.55倍以上、より好ましくは0.60倍以上であり、好ましくは0.80倍以下、より好ましくは0.75倍以下であるのが望ましい。
ショルダー陸部5は、縦サイプ8により、ショルダー主溝3側の内側陸部10と、トレッド端Te側の外側陸部11とに区分されている。本実施形態において、内側陸部10は、ショルダー主溝3と縦サイプ8との間に区分されている。内側陸部10のタイヤ軸方向の幅W6は、例えば、前記距離L1の0.10〜0.20倍であるのが望ましい。外側陸部11は、トレッド端Teと縦サイプ8との間に区分されている。外側陸部11のタイヤ軸方向の幅W7は、例えば、前記距離L1の0.30〜0.40倍であるのが望ましい。
内側陸部10には、ショルダー主溝3と縦サイプ8との間を連通する複数の内側ショルダー横溝13が設けられている。外側陸部11には、トレッド端Teと縦サイプ8との間を連通する複数の外側ショルダー横溝14が設けられている。内側ショルダー横溝13及び外側ショルダー横溝14は、ショルダー陸部5の全幅を横切る横溝と実質的に等しい合計溝容積を提供し、ひいては優れた氷雪上性能を発揮することができる。
各外側ショルダー横溝14のタイヤ軸方向の内端部16は、内側ショルダー横溝13のタイヤ軸方向の外端部15をタイヤ軸方向に沿って仮想延長した領域と交わらない位置に設けられている。これにより、ショルダー陸部5は、縦サイプ8を介して実質的に1本につながるような横溝によって、分断されることがない。従って、本発明のタイヤ1は、ショルダー陸部5のタイヤ周方向の剛性が局部的に低下するのを防ぎ、ひいては操縦安定性の悪化を防止し得る。
内側ショルダー横溝13及び外側ショルダー横溝14は、例えば、タイヤ軸方向に対して同じ向きに傾斜しているのが望ましい。具体的には、本実施形態の内側ショルダー横溝13及び外側ショルダー横溝14は、タイヤ赤道C側に向かって、タイヤの回転方向R側に傾斜している。内側ショルダー横溝13のタイヤ軸方向に対する角度θ1、及び、外側ショルダー横溝14のタイヤ軸方向に対する角度θ2は、例えば、5〜15°であるのが望ましい。このような各横溝13、14は、雪上走行時、タイヤ軸方向にも雪柱せん断力を発揮することができる。
内側ショルダー横溝13の溝幅W3及び外側ショルダー横溝14の溝幅W4は、例えば、ショルダー主溝3の最大の溝幅W1の0.20〜0.40倍であるのが望ましい。さらに望ましい態様として、本実施形態の外側ショルダー横溝14の溝幅W4は、内側ショルダー横溝13の溝幅W3よりも大きい。具体的には、外側ショルダー横溝14の溝幅W4は、例えば、内側ショルダー横溝13の溝幅W4の1.20〜1.50倍であるのが望ましい。これにより、外側陸部11のタイヤ周方向の剛性が相対的に緩和し、優れたワンダリング性能が得られる。
内側ショルダー横溝13のタイヤ軸方向の外端部15と外側ショルダー横溝14の内端部16とのタイヤ周方向の位置ずれ量L3は、例えば、外側ショルダー横溝14の溝幅W4の1.0〜1.5倍であるのが望ましい。前記位置ずれ量L3が前記溝幅W4の1.0倍より小さい場合、内側陸部10及び外側陸部11のタイヤ周方向の剛性が局部的に低下し易く、ひいては操縦安定性が悪化するおそれがある。前記位置ずれ量L4が前記溝幅W4の1.5倍よりも大きい場合、各横溝13、14付近の陸部が撓み難くなり、横溝13、14に雪が詰まり易くなる傾向がある。
図3(a)には、図2の内側ショルダー横溝13のA−A線断面図が示されている。図3(a)に示されるように、内側ショルダー横溝13は、例えば、第1領域18と、第1領域18よりも小さい溝深さを有する第2領域19とを含んでいるのが望ましい。本実施形態の内側ショルダー横溝13は、第1領域18のタイヤ軸方向外側に第2領域19が設けられている。このような内側ショルダー横溝13は、縦サイプ8によるショルダー陸部5の剛性の低下を補うことができる。
内側ショルダー横溝13の第1領域18の溝深さd1及び第2領域19の溝深さd2は、例えば、ショルダー主溝3の溝深さd3の0.45〜0.70倍であるのが望ましい。さらに望ましい態様として、本実施形態では、内側ショルダー横溝13の第2領域19の溝深さd2は、例えば、内側ショルダー横溝13の第1領域18の溝深さd1の0.60〜0.70倍である。このような内側ショルダー横溝13は、操縦安定性と氷雪上性能とをバランス良く高めることができる。
図3(b)には、図2の外側ショルダー横溝14のB−B線断面図が示されている。図3(b)に示されるように、外側ショルダー横溝14は、第1領域21と、第1領域21よりも小さい溝深さを有する第2領域22とを含んでいるのが望ましい。本実施形態の外側ショルダー横溝14は、第1領域21のタイヤ軸方向内側に第2領域22が設けられている。このような外側ショルダー横溝14は、縦サイプ8によるショルダー陸部5の剛性の低下を補うことができる。
外側ショルダー横溝14の第1領域21の溝深さd4及び第2領域22の溝深さd5は、例えば、ショルダー主溝3の溝深さd3の0.65〜0.80倍であるのが望ましい。さらに望ましい態様として、本実施形態では、外側ショルダー横溝14の第2領域22の溝深さd5は、例えば、外側ショルダー横溝14の第1領域21の溝深さd4の0.85〜0.95倍である。
外側ショルダー横溝14の第2領域22は、内側ショルダー横溝13の第2領域19(図3(a)に示す)よりも大きい溝深さを有しているのが望ましい。外側ショルダー横溝14の第2領域22の溝深さd5は、内側ショルダー横溝13の第2領域19の溝深さd2の好ましくは1.40倍以上、より好ましくは1.50倍以上であり、好ましくは1.70倍以下、より好ましくは1.60倍以下である。このような外側ショルダー横溝14は、操縦安定性及び氷雪上性能を両立させ、かつ、優れたワンダリング性能を発揮することができる。
図2に示されるように、ショルダー陸部5には、例えば、ショルダーサイプ25が設けられているのが望ましい。ショルダーサイプ25は、例えば、内側陸部10に設けられた内側サイプ26と、外側陸部11に設けられた外側サイプ27とを含んでいる。
内側サイプ26は、例えば、内側陸部10の全幅を横切っている。本実施形態の内側サイプ26は、例えば、ジグザグ状にのびている。このような内側サイプ26は、タイヤ走行時、互いに向き合うサイプ壁が噛み合い、内側陸部10の見かけの剛性を高めることができる
外側サイプ27は、例えば、両端が外側陸部11内で終端する第1外側サイプ28と、一端がトレッド端Teに連通し、かつ、他端が外側陸部11内で終端する第2外側サイプ29とを含んでいる。本実施形態では、第1外側サイプ28が、縦サイプ8側に複数設けられ、複数の第1外側サイプ28のタイヤ軸方向外側に、第2外側サイプ29が複数設けられている。
第1外側サイプ28は、例えば、ジグザグ状にのびているのが望ましい。このような第1外側サイプ28は、外側陸部11の剛性を維持しつつ、エッジによって摩擦力を高めることができる。
第2外側サイプ29は、例えば、トレッド端Te側からタイヤ軸方向内側にのび、局部的に折れ曲がって終端しているのが望ましい。このような第2外側サイプ29は、全体が直線状にのびるサイプと比較して、タイヤ軸方向の内端部付近での過度な開口を抑制しつつ、実質的なサイプ長さを大きくすることができる。
図1に示されるように、クラウン陸部6は、ショルダー主溝3、3の間に設けられている。本実施形態では、クラウン主溝4を介して互いに隣接する第1クラウン陸部6A及び第2クラウン陸部6Bが区分されている。以下、第1クラウン陸部6Aの構成が説明されるが、第2クラウン陸部6Bは、第1クラウン陸部6Aと実質的に同一の構成を有している。
図2に示されるように、第1クラウン陸部6Aは、ショルダー主溝3を介してショルダー陸部5と隣接している。第1クラウン陸部6Aには、例えば、第1クラウン陸部6Aの全幅を横切る複数のクラウン横溝30と、陸部内で途切れるクラウンラグ溝31とがタイヤ周方向に交互に設けられている。
クラウン横溝30は、例えば、タイヤ軸方向外側に設けられた内側ショルダー横溝13と同じ向きに傾斜しているのが望ましい。本実施形態のクラウン横溝30は、例えば、タイヤ軸方向に対して内側ショルダー横溝13よりも大きい角度θ3(図示省略)で傾斜している。前記角度θ3は、例えば、10〜20°であるのが望ましい。
クラウン横溝30は、例えば、一定の溝幅W5でのびている。クラウン横溝30の溝幅W5は、例えば、内側ショルダー横溝13の溝幅W3よりも大きいのが望ましい。具体的には、クラウン横溝の溝幅W5は、内側ショルダー横溝13の溝幅W3の1.15〜1.30倍であるのが望ましい。本実施形態では、上述の通り、ショルダー陸部5の剛性が維持されているため、クラウン横溝30の溝幅を大きくしても、操縦安定性を維持することができ、氷雪上性能をさらに高めることができる。
クラウン横溝30のショルダー主溝3側の外端部33は、例えば、内側ショルダー横溝13のショルダー主溝3側の内端部23をタイヤ軸方向に沿って仮想延長した領域に交わる位置に設けられているのが望ましい。これにより、雪上走行時、ショルダー主溝3、内側ショルダー横溝13、及び、クラウン横溝30で大きな雪柱を生成することができる。
図4には、クラウン横溝30のC−C線断面図が示されている。図4に示されるように、クラウン横溝30は、第1領域36と、第1領域36のタイヤ軸方向の両側に設けられかつ第1領域36よりも小さい溝深さを有する第2領域37とを含んでいるのが望ましい。第2領域37の溝深さd7は、例えば、第1領域36の溝深さd6の0.65〜0.75倍である。これにより、クラウン横溝30の溝幅を大きくしたことによるクラウン陸部6の剛性の低下を緩和することができる。
クラウン横溝30の各第2領域37には、溝底で開口した溝底サイプ38が設けられているのが望ましい。このような溝底サイプ38は、クラウン横溝30の雪の詰まりを抑制することができる。
図2に示されるように、クラウンラグ溝31は、例えば、一端がクラウン主溝4に連通しかつ他端が陸部内で終端している。本実施形態のクラウンラグ溝31は、タイヤ周方向で隣接するクラウン横溝30の第1領域36よりもタイヤ軸方向内側で終端している。これにより、クラウン陸部6の剛性を維持しつつ、氷雪上性能が高められる。
クラウンラグ溝31は、例えば、タイヤ周方向で隣接するクラウン横溝30と逆向きに傾斜しているのが望ましい。クラウンラグ溝31は、例えば、タイヤ軸方向外側に向かって溝幅が漸減しているのが望ましい。このようなクラウンラグ溝31は、雪の詰まりを効果的に抑制することができる。
図5には、図1の第1クラウン陸部6A及び第2クラウン陸部6Bの拡大図が示されている。図5に示されるように、第1クラウン陸部6Aに設けられたクラウンラグ溝31aは、例えば、第2クラウン陸部6Bに設けられたクラウン横溝30のクラウン主溝4側の内端部39をタイヤ軸方向に沿って仮想延長した領域に交わる位置に設けられているのが望ましい。
同様に、第2クラウン陸部6Bに設けられたクラウンラグ溝31bは、例えば、第1クラウン陸部6Aに設けられたクラウン横溝30aのクラウン主溝4側の内端部41をタイヤ軸方向に沿って仮想延長した領域に交わる位置に設けられているのが望ましい。
これにより、クラウン主溝4、クラウン横溝30、及び、クラウンラグ溝31が大きな雪柱を生成することができ、優れた氷雪上性能が得られる。
さらに望ましい態様として、第1クラウン陸部6Aに設けられたクラウンラグ溝31aと、第2クラウン陸部6Bに設けられたクラウン横溝30bとは、互いに同じ向きに傾斜している。第2クラウン陸部6Bに設けられたクラウンラグ溝31bと、第1クラウン陸部6Aに設けられたクラウン横溝30aとは、互いに同じ向きに傾斜している。これにより、雪上走行時、クラウン横溝30及びクラウンラグ溝31の雪は、一体となって押し固められ、ひいてはせん断時に大きな反力を生成する。
各クラウン陸部6A、6Bには、クラウンサイプ43が設けられているのが望ましい。本実施形態のクラウンサイプ43は、例えば、同じ陸部に設けられたクラウン横溝30とは逆向きに傾斜しているのが望ましい。このようなクラウンサイプ43は、氷上走行時、エッジによって多方向の摩擦力を提供しうる。
クラウンサイプ43は、例えば、両端が横溝又は主溝に連通する第1クラウンサイプ44と、一端が横溝又は主溝に連通し、かつ、他端が陸部内で途切れる第2クラウンサイプ45とを含んでいるのが望ましい。
クラウンサイプ43は、例えば、一部がジグザグ状であるのが望ましい。このようなクラウンサイプ43は、タイヤ走行時、互いに向き合うサイプ壁が噛み合い、クラウン陸部6の見かけの剛性を高めることができる。
以上、本発明の一実施形態の空気入りタイヤが詳細に説明されたが、本発明は、上記の具体的な実施形態に限定されることなく、種々の態様に変更して実施され得る。
図1の基本トレッドパターンを有するサイズ205/65R16の空気入りタイヤが、表1の仕様に基づき試作された。比較例として、図6に示されるように、ショルダー陸部の全幅を横切るショルダー横溝が設けられた空気入りタイヤが試作された。各テストタイヤの操縦安定性及び氷雪上性能がテストされた。各テストタイヤの共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
リム:16×6.0J
タイヤ内圧:240kPa
テスト車両:排気量2500cc、4輪駆動車
テストタイヤ装着位置:全輪
積載量:最大積載量の50%を積載
タイヤ赤道からトレッド端までの距離L1:88.0mm
外側ショルダー横溝の溝幅W4:5.0mm
内側ショルダー横溝の第2領域の溝深さd2:6.5mm
<操縦安定性>
上記テスト車両でアスファルトの周回コースを走行したときの操縦安定性が、運転者の官能により評価された。結果は、比較例を100とする評点であり、数値が大きい程、操縦安定性が優れていることを示す。
<氷雪上性能>
上記テスト車両で氷雪路面を走行したときの走行性能が、運転者の官能により評価された。結果は、比較例を100とする評点であり、数値が大きい程、氷雪上性能が優れていることを示す。
テストの結果が表1に示される。
Figure 2018001976
Figure 2018001976
表1に示されるように、実施例の空気入りタイヤは、比較例の空気入りタイヤと同等の氷雪上性能を発揮しつつ、比較例の空気入りタイヤよりも優れた操縦安定性を発揮している。即ち、実施例の空気入りタイヤは、操縦安定性の低下を抑制しつつ優れた氷雪上性能を発揮していることが確認できた。
2 トレッド部
3 ショルダー主溝
5 ショルダー陸部
8 縦サイプ
10 内側陸部
11 外側陸部
13 内側ショルダー横溝
14 外側ショルダー横溝
15 内側ショルダー横溝の外端部
16 外側ショルダー横溝の内端部

Claims (9)

  1. トレッド部を有する空気入りタイヤであって、
    前記トレッド部には、トレッド端側でタイヤ周方向にのびるショルダー主溝と、前記トレッド端と前記ショルダー主溝との間に区分されたショルダー陸部とが設けられ、
    前記ショルダー陸部は、タイヤ周方向に連続してのびかつ幅が2mm以下の縦サイプが設けられることにより、前記ショルダー主溝側の内側陸部と、前記トレッド端側の外側陸部とに区分され、
    前記内側陸部には、前記ショルダー主溝と前記縦サイプとの間を連通する複数の内側ショルダー横溝が設けられ、
    前記外側陸部には、前記トレッド端と前記縦サイプとの間を連通する複数の外側ショルダー横溝が設けられ、
    前記各外側ショルダー横溝のタイヤ軸方向の内端部は、前記内側ショルダー横溝のタイヤ軸方向の外端部をタイヤ軸方向に沿って仮想延長した領域と交わらない位置に設けられていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. タイヤ赤道から前記縦サイプまでのタイヤ軸方向の距離は、タイヤ赤道から前記トレッド端までのタイヤ軸方向の距離の0.60〜0.75倍である請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記内側ショルダー横溝及び前記外側ショルダー横溝は、それぞれ、第1領域と、前記第1領域よりも小さい溝深さを有する第2領域とを含み、
    前記内側ショルダー横溝は、前記第1領域のタイヤ軸方向外側に前記第2領域が設けられ、
    前記外側ショルダー横溝は、前記第1領域のタイヤ軸方向内側に前記第2領域が設けられている請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記外側ショルダー横溝の前記第2領域は、前記内側ショルダー横溝の前記第2領域よりも大きい溝深さを有する請求項3記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記トレッド部には、前記ショルダー主溝を介して前記ショルダー陸部と隣接する第1クラウン陸部が設けられ、
    前記第1クラウン陸部には、前記第1クラウン陸部を横切るクラウン横溝が設けられ、
    前記クラウン横溝の前記ショルダー主溝側の外端部は、前記内側ショルダー横溝の前記ショルダー主溝側の内端部をタイヤ軸方向に沿って仮想延長した領域に交わる位置に設けられている請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記クラウン横溝は、第1領域と、前記第1領域のタイヤ軸方向の両側に設けられかつ前記第1領域よりも小さい溝深さを有する第2領域とを含んでいる請求項5記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記トレッド部には、前記ショルダー主溝のタイヤ軸方向内側に配されかつタイヤ周方向に連続してのびるクラウン主溝と、前記クラウン主溝を介して互いに隣接する第1クラウン陸部及び第2クラウン陸部とを有し、
    前記第1クラウン陸部及び前記第2クラウン陸部には、それぞれ、陸部を横切るクラウン横溝と、一端が前記クラウン主溝に連通しかつ他端が陸部内で終端するクラウンラグ溝とが設けられ、
    前記第1クラウン陸部に設けられた前記クラウンラグ溝は、前記第2クラウン陸部に設けられた前記クラウン横溝の前記クラウン主溝側の内端部をタイヤ軸方向に沿って仮想延長した領域に交わる位置に設けられている請求項1乃至6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記第2クラウン陸部に設けられた前記クラウンラグ溝は、前記第1クラウン陸部に設けられた前記クラウン横溝の前記クラウン主溝側の内端部をタイヤ軸方向に沿って仮想延長した領域に交わる位置に設けられている請求項7記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記第1クラウン陸部に設けられた前記クラウンラグ溝と、前記第2クラウン陸部に設けられた前記クラウン横溝とは、互いに同じ向きに傾斜している請求項7又は8記載の空気入りタイヤ。
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