JP2020055853A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 一方を他方の後に、別々に連続して投与することによる癌の処置において使用するための、
   ヒトＣＥＡＣＡＭ１へのモノクローナル抗体を含む医薬組成物；および
   ヒトＰＤ−１へのモノクローナル抗体を含む医薬組成物であって、
   前記モノクローナル抗体は、ヒトＰＤ−１とそのリガンドとの相互作用を阻害または遮断することが可能であり、
   前記ヒトＣＥＡＣＡＭ１へのモノクローナル抗体は、
   ＳＥＱ ＩＤ ＮＯ：１に示される配列を含む重鎖ＣＤＲ１、
   ＳＥＱ ＩＤ ＮＯ：２に示される配列を含む重鎖ＣＤＲ２、
   ＳＥＱ ＩＤ ＮＯ：３に示される配列を含む重鎖ＣＤＲ３、
   ＳＥＱ ＩＤ ＮＯ：４に示される配列を含む軽鎖ＣＤＲ１、
   ＳＥＱ ＩＤ ＮＯ：５に示される配列を含む軽鎖ＣＤＲ２、および
   ＳＥＱ ＩＤ ＮＯ：６に示される配列を含む軽鎖ＣＤＲ３を有する、
   医薬組成物。
2. 前記ヒトＣＥＡＣＡＭ１へのモノクローナル抗体は、ヒトＣＥＡＣＡＭ１に対して少なくとも約１０ ^−８ Ｍの親和性で結合する、請求項１に記載の医薬組成物。
3. 前記ヒトＣＥＡＣＡＭ１へのモノクローナル抗体は、ヒトＣＥＡＣＡＭ３およびヒトＣＥＡＣＡＭ５のうちの少なくとも一方に対して少なくとも約５×１０ ^−７ Ｍの親和性で結合する、請求項２に記載の医薬組成物。
4. 前記ヒトＣＥＡＣＡＭ１へのモノクローナル抗体は、ＣＭ−２４である、請求項１に記載の医薬組成物。
5. 前記ヒトＰＤ−１へのモノクローナル抗体が、ＭＫ−３４７５、ＡＭＰ５１４、ＢＭＳ−９３６５５８、ＣＴ−０１１、それらの抗原結合断片、およびそれらの任意の組合わせからなる群から選択される、請求項１に記載の医薬組成物。
6. 前記モノクローナル抗体が、ヒトまたはヒト化モノクローナル抗体である、請求項１に記載の医薬組成物。
7. ヒトリンパ球細胞をさらに含む、請求項１〜６のいずれか１項に記載の医薬組成物。
8. 前記癌が、黒色腫、リンパ腫、肺癌、甲状腺癌、乳癌、結腸癌、前立腺癌、肝臓癌、膀胱癌、腎臓癌、子宮頸癌、膵臓癌、白血病、骨髄腫、卵巣癌、子宮癌、肉腫、胆道癌、および子宮内膜細胞癌からなる群から選択される、請求項１に記載の医薬組成物。
9. 前記ヒトＰＤ−Ｌ１へのモノクローナル抗体が、前記ヒトＣＥＡＣＡＭ１へのモノクローナル抗体の前に前記患者に投与される、請求項１〜８のいずれか１項に記載の医薬組成物。
10. 前記ヒトＰＤ−Ｌ１へのモノクローナル抗体が、前記ヒトＣＥＡＣＡＭ１へのモノクローナル抗体の後に前記患者に投与される、請求項１１に記載の医薬組成物。