JP2020047159A - 樹脂製ペダルアーム - Google Patents

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Abstract

【課題】更なる強度の向上を図った樹脂製ペダルアームを提供すること。【解決手段】樹脂製ペダルアーム10は、中空状のアーム本体20を備える。アーム本体20は、前方壁面部30と、前方壁面部30に対向する後方壁面部32と、前方壁面部30及び後方壁面部32の左縁端30A,32A間に形成され、左縁端30A,32A間に並べて渡設された複数の第1平板部38を有する左方壁面部34と、前方壁面部30及び後方壁面部32の右縁端30B,32B間に形成され、右縁端30B,32B間に並べて渡設された複数の第2平板部40を有し、左方壁面部34に対向する右方壁面部36とを備える。複数の第2平板部40は、左方壁面部34と右方壁面部36が対向する方向から視て、複数の第1平板部38の間である複数の左方開口域S1内に在る。【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂製ペダルアームに関するものである。
従来より、樹脂製ペダルアームに関し、種々の技術が提案されている。例えば、下記特許文献1に記載の技術は、車両における車体側部材に回動可能に支持される操作ペダルにおいて、回動中心となる基端部から操作力を加える先端部にかけて長手方向に延びるアーム部を備え、前記アーム部は、中空のパイプ状に形成された基幹と、該基幹の長手方向に沿って設けられた補強リブとから成ることを特徴とする。
このような特徴により、下記特許文献1に記載の技術によれば、アーム部は、中空のパイプ状に形成された基幹から成り、該基幹の外周に沿って補強リブを設けたから、必要な強度を確保しつつ軽量化を実現することができ、コスト低減も可能となる。
また、下記特許文献2に記載の技術は、車両の前後左右方向に対応して前壁、後壁、左側壁及び右側壁を有すると共に、複数のリブを立設した一体成形品であるアーム本体部と、前記アーム本体部の下端部に設けられた踏部と、前記アーム本体部を前記車両の左右方向に貫通し、車体側に固接される第1のシャフトを挿通自在な第1の孔部と、前記アーム本体部を前記車両の前記左右方向に貫通し、車両の制御系に接続される第2のシャフトを挿通自在な第2の孔部と、を備えて前記車両に装着されるペダルアームであって、前記アーム本体部は、更に、それが前記車両の下方側に行くに従って前記車両の後方向側に曲がる第1の曲がり部を有し、前記第1の曲がり部から下方に連なる前記アーム本体部における前記後壁は、前記踏部と前記第1の孔部とを結ぶ第1の直線及び前記踏部と前記第2の孔部とを結ぶ第2の直線よりも前記車両の下方に配置され、前記複数のリブは、前記左側壁及び前記右側壁の少なくとも一方において、前記第1の孔部と前記第1の曲がり部から上方に連なる前記アーム本体部における前記左側壁及び前記右側壁の前記少なくとも一方の前記後壁側の周縁部とを結んで、側面視で前記第1の直線上を延在する第1のリブ、及び前記第2の孔部と前記第1の曲がり部から上方に連なる前記アーム本体部における前記左側壁及び前記右側壁の前記少なくとも一方の前記後壁側の周縁部とを結んで、側面視で前記第2の直線上を延在する第2のリブを有する。
このような特徴により、下記特許文献2に記載の技術においては、アーム本体部に立設される複数のリブが、アーム本体部の左側壁及び右側壁の少なくとも一方において、車体側に固接される第1のシャフトを挿通自在な第1の孔部と、アーム本体部においてそれが車両の下方側に行くに従って車両の後方向側に曲がる第1の曲がり部から上方に連なる左側壁及び右側壁の少なくとも一方の後壁側の周縁部と、を結んで、側面視で踏部と第1の孔部とを結ぶ第1の直線上を延在する第1のリブ、及び車両の制御系に接続される第2のシャフトを挿通自在な第2の孔部と、第1の曲がり部から上方に連なる左側壁及び右側壁の少なくとも一方の後壁側の周縁部と、を結んで、側面視で踏部と第2の孔部とを結ぶ第2の直線上を延在する第2のリブを有することにより、必要最小限の本数のリブで、踏力の反力により発生する応力を効果的に低減しながら軽量化することができる車両用のペダルアームを実現することができる。
国際公開第2018/003038号 特開2016−38722号公報
しかしながら、上記特許文献1,2に記載の各技術には、強度の向上に関し、補強材であるリブの配置に改善の余地があった。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、更なる強度の向上を図った樹脂製ペダルアームを提供することを課題とする。
この課題を解決するためになされた請求項1に係る発明は、樹脂製ペダルアームであって、中空状のアーム本体を備え、アーム本体は、第1壁面部と、第1壁面部に対向する第2壁面部と、第1壁面部及び第2壁面部の第1縁端間に形成され、第1縁端間に並べて 渡設された複数の第1平板部を有する第3壁面部と、第1壁面部及び第2壁面部の第2縁端間に形成され、第2縁端間に並べて 渡設された複数の第2平板部を有し、第3壁面部に対向する第4壁面部とを備え、複数の第2平板部は、第3壁面部と第4壁面部が対向する方向から視て、複数の第1平板部の間である複数の開口域内に在ることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の樹脂製ペダルアームであって、アーム本体に設けられ、アーム本体が取り付けられる車両の前方向へ踏み込まれる踏面部を備え、踏面部、第1壁面部、及び第2壁面部は、車両の車幅方向に対して平行であることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の樹脂製ペダルアームであって、複数の第1平板部と複数の第2平板部は、第3壁面部及び第4壁面部の所定領域に設けられたことを特徴とする。
本発明の樹脂製ペダルアームでは、更なる強度の向上を図ることが可能である。
第1実施形態の樹脂製ペダルアームが表された斜視図である。 同樹脂製ペダルアームが表された斜視図である。 同樹脂製ペダルアームが表された側面図である。 同樹脂製ペダルアームが表された正面図である。 同樹脂製ペダルアームを図4の線A−Aで切断した断面が表された図である。 第2実施形態の樹脂製ペダルアームが表された斜視図である。 同樹脂製ペダルアームが表された斜視図である。 同樹脂製ペダルアームが表された側面図である。 同樹脂製ペダルアームが表された正面図である。 同樹脂製ペダルアームを図8の線B−Bで切断した断面が表された図である。 第1実施形態の樹脂製ペダルアームの変更例が表された斜視図である。 第2実施形態の樹脂製ペダルアームの変更例が表された斜視図である。 第1実施形態の樹脂製ペダルアームの変更例が表された斜視図である。 同樹脂製ペダルアームが表された斜視図である。 同樹脂製ペダルアームが表された側面図である。 同樹脂製ペダルアームが表された正面図である。 同樹脂製ペダルアームを図16の線C−Cで切断した断面が表された図である。
以下、本発明に係る樹脂製ペダルアームについて、具体化した各実施形態に基づき、図面を参照しつつ説明する。各実施形態において、本発明に係る樹脂製ペダルアームは、溶融樹脂を射出成形して製造された樹脂成形品であって、車両(不図示)に取り付けられることにより、ブレーキペダルとして使用されるものである。但し、ブレーキペダル以外の車両のペダル(例えば、アクセルペダル又はクラッチペダル等)として使用されるものでもよい。尚、以下の説明において、本発明に係る樹脂製ペダルアームが取り付けられる車両は、車両と略記する。
以下の説明に用いる各図面では、基本的構成の一部が省略されて描かれており、描かれた各部の寸法比等は必ずしも正確ではない。また、各図における方向は、各図に記載された通りである。但し、図3、図8、及び図15の各側面図においては、紙面から奥側へ向かう方向が右方向であり、紙面から手前側へ向かう方向が左方向である。つまり、図3、図8、及び図15の各紙面に対して直交する方向が、左右方向である。また、図4、図9、及び図16の各正面図においては、紙面から奥側へ向かう方向が前方向であり、紙面から手前側へ向かう方向が後方向である。また、図5、図10、及び図17の各断面図においては、紙面から奥側へ向かう方向が上方向であり、紙面から手前側へ向かう方向が下方向である。
尚、左右方向は、本発明に係る樹脂製ペダルアームの幅方向、及び車両の幅方向(以下、「車幅方向」と言う。)と一致する。また、以下の説明において、本発明に係る樹脂製ペダルアームの幅方向は、車幅方向と表記することがある。
(1)第1実施形態
先ず、本発明を具体化した第1実施形態について説明する。図1乃至図4に表されたように、第1実施形態の樹脂製ペダルアーム10は、アーム本体20及び踏面部22を有している。アーム本体20の形状は、中空である。その詳細については、後述する。踏面部22は、車幅方向に対して平行な平面等で構成されており、アーム本体20の下端部の後方側に設けられている。
アーム本体20の上端部には、ボス24及びクレビス用取付穴26が設けられている。ボス24及びクレビス用取付穴26は、中心軸が車幅方向に対して平行な円筒形状を有している。
ボス24は、軸ピン(不図示)が差し込まれるものである。従って、ボス24の中心は、車両の運転者が踏面部22を前方向へ踏み込んだ際の、アーム本体20の回転中心となる。クレビス用取付穴26は、クレビスのピン(不図示)が差し込まれるものである。尚、クレビスは、車両のブレーキブースタ(不図示)から延出するオペレーティングロッド(不図示)の先端部を、アーム本体20に対して回動可能に連結するものである。
アーム本体20は、前方壁面部30、後方壁面部32、左方壁面部34、及び右方壁面部36を有している。前方壁面部30及び後方壁面部32は、車幅方向に対して平行である。そのため、前方壁面部30及び後方壁面部32は、前後方向で対向している。前方壁面部30及び後方壁面部32の各下端部は、後方向へ折れ曲がった形状であり、踏面部22に連なっている。これに対して、前方壁面部30及び後方壁面部32の各上端部は、ボス24の上方にて、湾曲した形態で連なっている。
左方壁面部34は、複数の第1平板部38等で構成されている。複数の第1平板部38は、前方壁面部30の左縁端30Aと後方壁面部32の左縁端32Aの間において、前方壁面部30と後方壁面部32に連なった状態で、アーム本体20の長手方向に並べて設けられている。そのため、複数の第1平板部38の間には、複数の左方開口域S1が形成されている。但し、複数の左方開口域S1のうち、最も下方側の左方開口域S1は、第1平板部38と踏面部22の間に形成されている。
右方壁面部36は、複数の第2平板部40等で構成されている。複数の第2平板部40は、前方壁面部30の右縁端30Bと後方壁面部32の右縁端32Bの間において、前方壁面部30と後方壁面部32に連なった状態で、アーム本体20の長手方向に並べて設けられている。そのため、複数の第2平板部40の間には、複数の右方開口域S2が形成されている。但し、複数の右方開口域S2のうち、最も上方側の右方開口域S2は、第2平板部40とボス24の間に形成されている。
左方壁面部34及び右方壁面部36は、左右方向で対向している。従って、左方壁面部34及び右方壁面部36には、ボス24及びクレビス用取付穴26の各円形開口が設けられている。
左方壁面部34及び右方壁面部36では、複数の第1平板部38と複数の第2平板部40が、アーム本体20の長手方向で交互に配設されている。複数の第2平板部40は、左方壁面部34の側から視て(つまり、左方壁面部34と右方壁面部36が対向する左右方向から視て)、複数の左方開口域S1内に在る。これに対して、複数の第1平板部38は、右方壁面部36の側から視て(つまり、左方壁面部34と右方壁面部36が対向する左右方向から視て)、複数の右方開口域S2内に在る。
更に、図4の線A−Aで樹脂製ペダルアーム10が切断されたアーム本体20の断面は、図5に表された中空矩形断面(所謂ロ型)である。
以上詳細に説明したように、第1実施形態の樹脂製ペダルアーム10は、射出成形で製造されるものである。更に、アーム本体20の断面は、前方壁面部30、後方壁面部32、左方壁面部34の第1平板部38、及び右方壁面部36の第2平板部40によって、射出成形では形作ることが困難な中空矩形断面(所謂ロ型)に近い形状になる。これにより、第1実施形態の樹脂製ペダルアーム10では、更なる強度の向上を図ることが可能である。
また、左方開口域S1及び右方開口域S2が存在しない前方壁面部30及び後方壁面部32と、踏面部22とは、アーム本体20が取り付けられる車両の車幅方向に対して平行である。そのため、樹脂製ペダルアーム10を製造する射出成形において、型抜きが容易である。更に、第1実施形態のアーム本体20は、後述する第2実施形態と比べて、運転者が踏面部22を車両の前方向へ踏み込む際の力(以下、「踏力」という。)に対する断面係数が大きいので、踏力に対する強度がより一層に向上する。
ちなみに、第1実施形態において、前方壁面部30は、「第1壁面部」の一例である。前方壁面部30の左縁端30Aは、「第1縁端」の一例である。前方壁面部30の右縁端30Bは、「第2縁端」の一例である。後方壁面部32は、「第2壁面部」の一例である。後方壁面部32の左縁端32Aは、「第1縁端」の一例である。後方壁面部32の右縁端32Bは、「第2縁端」の一例である。左方壁面部34は、「第3壁面部」の一例である。右方壁面部36は、「第4壁面部」の一例である。複数の左方開口域S1は、「複数の第1平板部の間にある複数の開口域」の一例である。
(2)第2実施形態
次に、本発明を具体化した第2実施形態について説明する。尚、以下の説明では、上記第1実施形態と実質的に共通する部分には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
図6乃至図9に表されたように、第2実施形態の樹脂製ペダルアーム12において、アーム本体20は、後方壁面部60、前方壁面部62、左方壁面部64、及び右方壁面部66を有している。
左方壁面部64及び右方壁面部66は、左右方向で対向している。従って、左方壁面部64及び右方壁面部66には、ボス24及びクレビス用取付穴26の各円形開口が設けられている。左方壁面部64及び右方壁面部66の各下端部は、後方向へ折れ曲がった形状であり、踏面部22に連なっている。これに対して、左方壁面部64及び右方壁面部66の各上端部は、ボス24を介して連なっている。
後方壁面部60は、複数の第1平板部68等で構成されている。複数の第1平板部68は、左方壁面部64の後縁端64Aと右方壁面部66の後縁端66Aの間において、左方壁面部64と右方壁面部66に連なった状態で、アーム本体20の長手方向に並べて設けられている。そのため、複数の第1平板部68の間には、複数の後方開口域P1が形成されている。但し、複数の後方開口域P1のうち、最も下方側の後方開口域P1は、第1平板部68と踏面部22の間に形成されている。また、最も上方側の後方開口域P1は、第1平板部68とボス24の間に形成されている。
前方壁面部62は、複数の第2平板部70等で構成されている。複数の第2平板部70は、左方壁面部64の前縁端64Bと右方壁面部66の前縁端66Bの間において、左方壁面部64と右方壁面部66に連なった状態で、アーム本体20の長手方向に並べて設けられている。そのため、複数の第2平板部70の間には、複数の前方開口域P2が形成されている。
後方壁面部60及び前方壁面部62では、複数の第1平板部68と複数の第2平板部70が、アーム本体20の長手方向で交互に配設されている。複数の第2平板部70は、後方壁面部60の側から視て(つまり、後方壁面部60と前方壁面部62が対向する前後方向から視て)、複数の後方開口域P1内に在る。これに対して、複数の第1平板部68は、前方壁面部62の側から視て(つまり、後方壁面部60と前方壁面部62が対向する前後方向から視て)、複数の前方開口域P2内に在る。
更に、図8の線B−Bで樹脂製ペダルアーム12が切断されたアーム本体20の断面は、図10に表された中空矩形断面(所謂ロ型)である。
以上詳細に説明したように、第2実施形態の樹脂製ペダルアーム12は、射出成形で製造されるものである。更に、アーム本体20の断面は、後方壁面部60の第1平板部68、前方壁面部62の第2平板部70、左方壁面部64、及び右方壁面部66によって、射出成形では形作ることが困難な中空矩形断面(所謂ロ型)に近い形状になる。これにより、第2実施形態の樹脂製ペダルアーム12では、更なる強度の向上を図ることが可能である。
ちなみに、第2実施形態において、左方壁面部64は、「第1壁面部」の一例である。左方壁面部64の後縁端64Aは、「第1縁端」の一例である。左方壁面部64の前縁端64Bは、「第2縁端」の一例である。右方壁面部66は、「第2壁面部」の一例である。右方壁面部66の後縁端66Aは、「第1縁端」の一例である。右方壁面部66の前縁端66Bは、「第2縁端」の一例である。後方壁面部60は、「第3壁面部」の一例である。前方壁面部62は、「第4壁面部」の一例である。複数の後方開口域P1は、「複数の第1平板部の間にある複数の開口域」の一例である。
(3)その他
尚、本発明は上記各実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。以下の説明では、上記第1実施形態又は上記第2実施形態と実質的に共通する部分には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
(3−1)第1変更例
図11に表された第1実施形態の変更例である樹脂製ペダルアーム10Aでは、アーム本体20において、複数の第1平板部38と複数の第2平板部40が、ボス24から下方へ向かった第1所定領域100Aに設けられている。
以上より、樹脂製ペダルアーム10Aにおいては、複数の第1平板部38と複数の第2平板部40が、左方壁面部34と右方壁面部36の第1所定領域100A(つまり、アーム本体20の一部)に設けられているので、射出成形を起因とする制約に対する自由度が大きい。
ちなみに、第1所定領域100Aは、「第3壁面部と第4壁面部の所定領域」の一例である。
(3−2)第2変更例
図12に表された第2実施形態の変更例である樹脂製ペダルアーム12Aでは、アーム本体20において、複数の第1平板部68と複数の第2平板部70が、ボス24から下方へ向かった第2所定領域100Bに設けられている。
以上より、樹脂製ペダルアーム12Aにおいては、複数の第1平板部68と複数の第2平板部70が、後方壁面部60と前方壁面部62の第2所定領域100B(つまり、アーム本体20の一部)に設けられているので、射出成形を起因とする制約に対する自由度が大きい。
ちなみに、第2所定領域100Bは、「第3壁面部と第4壁面部の所定領域」の一例である。
(3−3)第3変更例
図13乃至図17に表された樹脂製ペダルアーム10Bでは、第1実施形態において、複数の第1リブR1及び複数の第2リブR2が設けられている。
複数の第2リブR2は、左右方向に平行な平板形状であって、左方壁面部34と右方壁面部36の間において、第2平板部40から左方開口域S1に向かった状態で、又は第1平板部38から右方開口域S2に向かった状態で設けられている。
複数の第1リブR1は、平板形状であって、左方壁面部34と右方壁面部36の間において、第1平板部38の下縁端及び第2平板部40の上縁端に連なった状態で、又は第1平板部38の上縁端及び第2平板部40の下縁端に連なった状態で設けられている。
そのため、第1平板部38の下縁端及び第2平板部40の上縁端を連ねる第1リブR1は、第1平板部38から第2平板部40へ向かうに連れて下方へ向かう傾斜状態にある。これに対して、第1平板部38の上縁端及び第2平板部40の下縁端を連ねる第1リブR1は、第1平板部38から第2平板部40へ向かうに連れて上方へ向かう傾斜状態にある。
これにより、複数の第1リブR1は、左方壁面部34と右方壁面部36が対向する左右方向に対して傾斜した状態にあるが、その左右方向から視て、左方開口域S1内及び右方開口域S2内に在る。よって、複数の第1リブR1は、樹脂製ペダルアーム10Bを製造する射出成形において、左右方向への型抜きの妨げにならない。
尚、複数の第1リブR1及び複数の第2リブR2の各前縁端は、前方壁面部30に連なった状態で設けられている。また、複数の第1リブR1及び複数の第2リブR2の各後縁端は、後方壁面部32に連なった状態で設けられている。
このような構成を有する樹脂製ペダルアーム10Bが図16の線C−Cで切断されたアーム本体20の断面は、図17に表された中空矩形断面(所謂ロ型)である。
10,10A,12,12A 樹脂製ペダルアーム
20 アーム本体
22 踏面部
30 前方壁面部
30A 左縁端
30B 右縁端
32 後方壁面部
32A 左縁端
32B 右縁端
34 左方壁面部
36 右方壁面部
38 複数の第1平板部
40 複数の第2平板部
60 後方壁面部
62 前方壁面部
64 左方壁面部
64A 後縁端
64B 前縁端
66 右方壁面部
66A 後縁端
66B 前縁端
68 複数の第1平板部
70 複数の第2平板部
S1 左方開口域
S2 右方開口域
P1 後方開口域
P2 前方開口域
100A 第1所定領域
100B 第2所定領域
本発明は、樹脂製ペダルアームに関するものである。
従来より、樹脂製ペダルアームに関し、種々の技術が提案されている。例えば、下記特許文献1に記載の技術は、車両における車体側部材に回動可能に支持される操作ペダルにおいて、回動中心となる基端部から操作力を加える先端部にかけて長手方向に延びるアーム部を備え、前記アーム部は、中空のパイプ状に形成された基幹と、該基幹の長手方向に沿って設けられた補強リブとから成ることを特徴とする。
このような特徴により、下記特許文献1に記載の技術によれば、アーム部は、中空のパイプ状に形成された基幹から成り、該基幹の外周に沿って補強リブを設けたから、必要な強度を確保しつつ軽量化を実現することができ、コスト低減も可能となる。
また、下記特許文献2に記載の技術は、車両の前後左右方向に対応して前壁、後壁、左側壁及び右側壁を有すると共に、複数のリブを立設した一体成形品であるアーム本体部と、前記アーム本体部の下端部に設けられた踏部と、前記アーム本体部を前記車両の左右方向に貫通し、車体側に固接される第1のシャフトを挿通自在な第1の孔部と、前記アーム本体部を前記車両の前記左右方向に貫通し、車両の制御系に接続される第2のシャフトを挿通自在な第2の孔部と、を備えて前記車両に装着されるペダルアームであって、前記アーム本体部は、更に、それが前記車両の下方側に行くに従って前記車両の後方向側に曲がる第1の曲がり部を有し、前記第1の曲がり部から下方に連なる前記アーム本体部における前記後壁は、前記踏部と前記第1の孔部とを結ぶ第1の直線及び前記踏部と前記第2の孔部とを結ぶ第2の直線よりも前記車両の下方に配置され、前記複数のリブは、前記左側壁及び前記右側壁の少なくとも一方において、前記第1の孔部と前記第1の曲がり部から上方に連なる前記アーム本体部における前記左側壁及び前記右側壁の前記少なくとも一方の前記後壁側の周縁部とを結んで、側面視で前記第1の直線上を延在する第1のリブ、及び前記第2の孔部と前記第1の曲がり部から上方に連なる前記アーム本体部における前記左側壁及び前記右側壁の前記少なくとも一方の前記後壁側の周縁部とを結んで、側面視で前記第2の直線上を延在する第2のリブを有する。
このような特徴により、下記特許文献2に記載の技術においては、アーム本体部に立設される複数のリブが、アーム本体部の左側壁及び右側壁の少なくとも一方において、車体側に固接される第1のシャフトを挿通自在な第1の孔部と、アーム本体部においてそれが車両の下方側に行くに従って車両の後方向側に曲がる第1の曲がり部から上方に連なる左側壁及び右側壁の少なくとも一方の後壁側の周縁部と、を結んで、側面視で踏部と第1の孔部とを結ぶ第1の直線上を延在する第1のリブ、及び車両の制御系に接続される第2のシャフトを挿通自在な第2の孔部と、第1の曲がり部から上方に連なる左側壁及び右側壁の少なくとも一方の後壁側の周縁部と、を結んで、側面視で踏部と第2の孔部とを結ぶ第2の直線上を延在する第2のリブを有することにより、必要最小限の本数のリブで、踏力の反力により発生する応力を効果的に低減しながら軽量化することができる車両用のペダルアームを実現することができる。
国際公開第2018/003038号 特開2016−38722号公報
しかしながら、上記特許文献1,2に記載の各技術には、強度の向上に関し、補強材であるリブの配置に改善の余地があった。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、更なる強度の向上を図った樹脂製ペダルアームを提供することを課題とする。
この課題を解決するためになされた請求項1に係る発明は、樹脂製ペダルアームであって、中空状のアーム本体を備え、アーム本体は、第1壁面部と、第1壁面部に対向する第2壁面部と、第1壁面部及び第2壁面部の第1縁端間に形成され、第1縁端間に並べて 渡設された複数の第1平板部を有する第3壁面部と、第1壁面部及び第2壁面部の第2縁端間に形成され、第2縁端間に並べて 渡設された複数の第2平板部を有し、第3壁面部に対向する第4壁面部とを備え、複数の第2平板部は、第3壁面部と第4壁面部が対向する方向から視て、複数の第1平板部の間である複数の開口域内に在ることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の樹脂製ペダルアームであって、アーム本体に設けられ、アーム本体が取り付けられる車両の前方向へ踏み込まれる踏面部を備え、踏面部、第1壁面部、及び第2壁面部は、車両の車幅方向に対して平行であることを特徴とする。
本発明の樹脂製ペダルアームでは、更なる強度の向上を図ることが可能である。
第1実施形態の樹脂製ペダルアームが表された斜視図である。 同樹脂製ペダルアームが表された斜視図である。 同樹脂製ペダルアームが表された側面図である。 同樹脂製ペダルアームが表された正面図である。 同樹脂製ペダルアームを図4の線A−Aで切断した断面が表された図である。 第2実施形態の樹脂製ペダルアームが表された斜視図である。 同樹脂製ペダルアームが表された斜視図である。 同樹脂製ペダルアームが表された側面図である。 同樹脂製ペダルアームが表された正面図である。 同樹脂製ペダルアームを図8の線B−Bで切断した断面が表された図である。 第1実施形態の樹脂製ペダルアームの変更例が表された斜視図である。 第2実施形態の樹脂製ペダルアームの変更例が表された斜視図である。 第1実施形態の樹脂製ペダルアームの変更例が表された斜視図である。 同樹脂製ペダルアームが表された斜視図である。 同樹脂製ペダルアームが表された側面図である。 同樹脂製ペダルアームが表された正面図である。 同樹脂製ペダルアームを図16の線C−Cで切断した断面が表された図である。
以下、本発明に係る樹脂製ペダルアームについて、具体化した各実施形態に基づき、図面を参照しつつ説明する。各実施形態において、本発明に係る樹脂製ペダルアームは、溶融樹脂を射出成形して製造された樹脂成形品であって、車両(不図示)に取り付けられることにより、ブレーキペダルとして使用されるものである。但し、ブレーキペダル以外の車両のペダル(例えば、アクセルペダル又はクラッチペダル等)として使用されるものでもよい。尚、以下の説明において、本発明に係る樹脂製ペダルアームが取り付けられる車両は、車両と略記する。
以下の説明に用いる各図面では、基本的構成の一部が省略されて描かれており、描かれた各部の寸法比等は必ずしも正確ではない。また、各図における方向は、各図に記載された通りである。但し、図3、図8、及び図15の各側面図においては、紙面から奥側へ向かう方向が右方向であり、紙面から手前側へ向かう方向が左方向である。つまり、図3、図8、及び図15の各紙面に対して直交する方向が、左右方向である。また、図4、図9、及び図16の各正面図においては、紙面から奥側へ向かう方向が前方向であり、紙面から手前側へ向かう方向が後方向である。また、図5、図10、及び図17の各断面図においては、紙面から奥側へ向かう方向が上方向であり、紙面から手前側へ向かう方向が下方向である。
尚、左右方向は、本発明に係る樹脂製ペダルアームの幅方向、及び車両の幅方向(以下、「車幅方向」と言う。)と一致する。また、以下の説明において、本発明に係る樹脂製ペダルアームの幅方向は、車幅方向と表記することがある。
(1)第1実施形態
先ず、本発明を具体化した第1実施形態について説明する。図1乃至図4に表されたように、第1実施形態の樹脂製ペダルアーム10は、アーム本体20及び踏面部22を有している。アーム本体20の形状は、中空である。その詳細については、後述する。踏面部22は、車幅方向に対して平行な平面等で構成されており、アーム本体20の下端部の後方側に設けられている。
アーム本体20の上端部には、ボス24及びクレビス用取付穴26が設けられている。ボス24及びクレビス用取付穴26は、中心軸が車幅方向に対して平行な円筒形状を有している。
ボス24は、軸ピン(不図示)が差し込まれるものである。従って、ボス24の中心は、車両の運転者が踏面部22を前方向へ踏み込んだ際の、アーム本体20の回転中心となる。クレビス用取付穴26は、クレビスのピン(不図示)が差し込まれるものである。尚、クレビスは、車両のブレーキブースタ(不図示)から延出するオペレーティングロッド(不図示)の先端部を、アーム本体20に対して回動可能に連結するものである。
アーム本体20は、前方壁面部30、後方壁面部32、左方壁面部34、及び右方壁面部36を有している。前方壁面部30及び後方壁面部32は、車幅方向に対して平行である。そのため、前方壁面部30及び後方壁面部32は、前後方向で対向している。前方壁面部30及び後方壁面部32の各下端部は、後方向へ折れ曲がった形状であり、踏面部22に連なっている。これに対して、前方壁面部30及び後方壁面部32の各上端部は、ボス24の上方にて、湾曲した形態で連なっている。
左方壁面部34は、複数の第1平板部38等で構成されている。複数の第1平板部38は、前方壁面部30の左縁端30Aと後方壁面部32の左縁端32Aの間において、前方壁面部30と後方壁面部32に連なった状態で、アーム本体20の長手方向に並べて設けられている。そのため、複数の第1平板部38の間には、複数の左方開口域S1が形成されている。但し、複数の左方開口域S1のうち、最も下方側の左方開口域S1は、第1平板部38と踏面部22の間に形成されている。
右方壁面部36は、複数の第2平板部40等で構成されている。複数の第2平板部40は、前方壁面部30の右縁端30Bと後方壁面部32の右縁端32Bの間において、前方壁面部30と後方壁面部32に連なった状態で、アーム本体20の長手方向に並べて設けられている。そのため、複数の第2平板部40の間には、複数の右方開口域S2が形成されている。但し、複数の右方開口域S2のうち、最も上方側の右方開口域S2は、第2平板部40とボス24の間に形成されている。
左方壁面部34及び右方壁面部36は、左右方向で対向している。従って、左方壁面部34及び右方壁面部36には、ボス24及びクレビス用取付穴26の各円形開口が設けられている。
左方壁面部34及び右方壁面部36では、複数の第1平板部38と複数の第2平板部40が、アーム本体20の長手方向で交互に配設されている。複数の第2平板部40は、左方壁面部34の側から視て(つまり、左方壁面部34と右方壁面部36が対向する左右方向から視て)、複数の左方開口域S1内に在る。これに対して、複数の第1平板部38は、右方壁面部36の側から視て(つまり、左方壁面部34と右方壁面部36が対向する左右方向から視て)、複数の右方開口域S2内に在る。
更に、図4の線A−Aで樹脂製ペダルアーム10が切断されたアーム本体20の断面は、図5に表された中空矩形断面(所謂ロ型)である。
以上詳細に説明したように、第1実施形態の樹脂製ペダルアーム10は、射出成形で製造されるものである。更に、アーム本体20の断面は、前方壁面部30、後方壁面部32、左方壁面部34の第1平板部38、及び右方壁面部36の第2平板部40によって、射出成形では形作ることが困難な中空矩形断面(所謂ロ型)に近い形状になる。これにより、第1実施形態の樹脂製ペダルアーム10では、更なる強度の向上を図ることが可能である。
また、左方開口域S1及び右方開口域S2が存在しない前方壁面部30及び後方壁面部32と、踏面部22とは、アーム本体20が取り付けられる車両の車幅方向に対して平行である。そのため、樹脂製ペダルアーム10を製造する射出成形において、型抜きが容易である。更に、第1実施形態のアーム本体20は、後述する第2実施形態と比べて、運転者が踏面部22を車両の前方向へ踏み込む際の力(以下、「踏力」という。)に対する断面係数が大きいので、踏力に対する強度がより一層に向上する。
ちなみに、第1実施形態において、前方壁面部30は、「第1壁面部」の一例である。前方壁面部30の左縁端30Aは、「第1縁端」の一例である。前方壁面部30の右縁端30Bは、「第2縁端」の一例である。後方壁面部32は、「第2壁面部」の一例である。後方壁面部32の左縁端32Aは、「第1縁端」の一例である。後方壁面部32の右縁端32Bは、「第2縁端」の一例である。左方壁面部34は、「第3壁面部」の一例である。右方壁面部36は、「第4壁面部」の一例である。複数の左方開口域S1は、「複数の第1平板部の間にある複数の開口域」の一例である。
(2)第2実施形態
次に、本発明を具体化した第2実施形態について説明する。尚、以下の説明では、上記第1実施形態と実質的に共通する部分には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
図6乃至図9に表されたように、第2実施形態の樹脂製ペダルアーム12において、アーム本体20は、後方壁面部60、前方壁面部62、左方壁面部64、及び右方壁面部66を有している。
左方壁面部64及び右方壁面部66は、左右方向で対向している。従って、左方壁面部64及び右方壁面部66には、ボス24及びクレビス用取付穴26の各円形開口が設けられている。左方壁面部64及び右方壁面部66の各下端部は、後方向へ折れ曲がった形状であり、踏面部22に連なっている。これに対して、左方壁面部64及び右方壁面部66の各上端部は、ボス24を介して連なっている。
後方壁面部60は、複数の第1平板部68等で構成されている。複数の第1平板部68は、左方壁面部64の後縁端64Aと右方壁面部66の後縁端66Aの間において、左方壁面部64と右方壁面部66に連なった状態で、アーム本体20の長手方向に並べて設けられている。そのため、複数の第1平板部68の間には、複数の後方開口域P1が形成されている。但し、複数の後方開口域P1のうち、最も下方側の後方開口域P1は、第1平板部68と踏面部22の間に形成されている。また、最も上方側の後方開口域P1は、第1平板部68とボス24の間に形成されている。
前方壁面部62は、複数の第2平板部70等で構成されている。複数の第2平板部70は、左方壁面部64の前縁端64Bと右方壁面部66の前縁端66Bの間において、左方壁面部64と右方壁面部66に連なった状態で、アーム本体20の長手方向に並べて設けられている。そのため、複数の第2平板部70の間には、複数の前方開口域P2が形成されている。
後方壁面部60及び前方壁面部62では、複数の第1平板部68と複数の第2平板部70が、アーム本体20の長手方向で交互に配設されている。複数の第2平板部70は、後方壁面部60の側から視て(つまり、後方壁面部60と前方壁面部62が対向する前後方向から視て)、複数の後方開口域P1内に在る。これに対して、複数の第1平板部68は、前方壁面部62の側から視て(つまり、後方壁面部60と前方壁面部62が対向する前後方向から視て)、複数の前方開口域P2内に在る。
更に、図8の線B−Bで樹脂製ペダルアーム12が切断されたアーム本体20の断面は、図10に表された中空矩形断面(所謂ロ型)である。
以上詳細に説明したように、第2実施形態の樹脂製ペダルアーム12は、射出成形で製造されるものである。更に、アーム本体20の断面は、後方壁面部60の第1平板部68、前方壁面部62の第2平板部70、左方壁面部64、及び右方壁面部66によって、射出成形では形作ることが困難な中空矩形断面(所謂ロ型)に近い形状になる。これにより、第2実施形態の樹脂製ペダルアーム12では、更なる強度の向上を図ることが可能である。
ちなみに、第2実施形態において、左方壁面部64は、「第1壁面部」の一例である。左方壁面部64の後縁端64Aは、「第1縁端」の一例である。左方壁面部64の前縁端64Bは、「第2縁端」の一例である。右方壁面部66は、「第2壁面部」の一例である。右方壁面部66の後縁端66Aは、「第1縁端」の一例である。右方壁面部66の前縁端66Bは、「第2縁端」の一例である。後方壁面部60は、「第3壁面部」の一例である。前方壁面部62は、「第4壁面部」の一例である。複数の後方開口域P1は、「複数
の第1平板部の間にある複数の開口域」の一例である。
(3)その他
尚、本発明は上記各実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。以下の説明では、上記第1実施形態又は上記第2実施形態と実質的に共通する部分には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
(3−1)第1変更例
図11に表された第1実施形態の変更例である樹脂製ペダルアーム10Aでは、アーム本体20において、複数の第1平板部38と複数の第2平板部40が、ボス24から下方へ向かった第1所定領域100Aに設けられている。
以上より、樹脂製ペダルアーム10Aにおいては、複数の第1平板部38と複数の第2平板部40が、左方壁面部34と右方壁面部36の第1所定領域100A(つまり、アーム本体20の一部)に設けられているので、射出成形を起因とする制約に対する自由度が大きい。
ちなみに、第1所定領域100Aは、「第3壁面部と第4壁面部の所定領域」の一例である。
(3−2)第2変更例
図12に表された第2実施形態の変更例である樹脂製ペダルアーム12Aでは、アーム本体20において、複数の第1平板部68と複数の第2平板部70が、ボス24から下方へ向かった第2所定領域100Bに設けられている。
以上より、樹脂製ペダルアーム12Aにおいては、複数の第1平板部68と複数の第2平板部70が、後方壁面部60と前方壁面部62の第2所定領域100B(つまり、アーム本体20の一部)に設けられているので、射出成形を起因とする制約に対する自由度が大きい。
ちなみに、第2所定領域100Bは、「第3壁面部と第4壁面部の所定領域」の一例である。
(3−3)第3変更例
図13乃至図17に表された樹脂製ペダルアーム10Bでは、第1実施形態において、複数の第1リブR1及び複数の第2リブR2が設けられている。
複数の第2リブR2は、左右方向に平行な平板形状であって、左方壁面部34と右方壁面部36の間において、第2平板部40から左方開口域S1に向かった状態で、又は第1平板部38から右方開口域S2に向かった状態で設けられている。
複数の第1リブR1は、平板形状であって、左方壁面部34と右方壁面部36の間において、第1平板部38の下縁端及び第2平板部40の上縁端に連なった状態で、又は第1平板部38の上縁端及び第2平板部40の下縁端に連なった状態で設けられている。
そのため、第1平板部38の下縁端及び第2平板部40の上縁端を連ねる第1リブR1は、第1平板部38から第2平板部40へ向かうに連れて下方へ向かう傾斜状態にある。これに対して、第1平板部38の上縁端及び第2平板部40の下縁端を連ねる第1リブR1は、第1平板部38から第2平板部40へ向かうに連れて上方へ向かう傾斜状態にある。
これにより、複数の第1リブR1は、左方壁面部34と右方壁面部36が対向する左右方向に対して傾斜した状態にあるが、その左右方向から視て、左方開口域S1内及び右方開口域S2内に在る。よって、複数の第1リブR1は、樹脂製ペダルアーム10Bを製造する射出成形において、左右方向への型抜きの妨げにならない。
尚、複数の第1リブR1及び複数の第2リブR2の各前縁端は、前方壁面部30に連なった状態で設けられている。また、複数の第1リブR1及び複数の第2リブR2の各後縁端は、後方壁面部32に連なった状態で設けられている。
このような構成を有する樹脂製ペダルアーム10Bが図16の線C−Cで切断されたアーム本体20の断面は、図17に表された中空矩形断面(所謂ロ型)である。
10,10A,12,12A 樹脂製ペダルアーム
20 アーム本体
22 踏面部
30 前方壁面部
30A 左縁端
30B 右縁端
32 後方壁面部
32A 左縁端
32B 右縁端
34 左方壁面部
36 右方壁面部
38 複数の第1平板部
40 複数の第2平板部
60 後方壁面部
62 前方壁面部
64 左方壁面部
64A 後縁端
64B 前縁端
66 右方壁面部
66A 後縁端
66B 前縁端
68 複数の第1平板部
70 複数の第2平板部
S1 左方開口域
S2 右方開口域
P1 後方開口域
P2 前方開口域
100A 第1所定領域
100B 第2所定領域

Claims (3)

  1. 中空状のアーム本体を備え、
    前記アーム本体は、
    第1壁面部と、
    前記第1壁面部に対向する第2壁面部と、
    前記第1壁面部及び前記第2壁面部の第1縁端間に形成され、該第1縁端間に並べて 渡設された複数の第1平板部を有する第3壁面部と、
    前記第1壁面部及び前記第2壁面部の第2縁端間に形成され、該第2縁端間に並べて 渡設された複数の第2平板部を有し、前記第3壁面部に対向する第4壁面部とを備え、
    前記複数の第2平板部は、前記第3壁面部と前記第4壁面部が対向する方向から視て、前記複数の第1平板部の間である複数の開口域内に在ることを特徴とする樹脂製ペダルアーム。
  2. 前記アーム本体に設けられ、該アーム本体が取り付けられる車両の前方向へ踏み込まれる踏面部を備え、
    前記踏面部、前記第1壁面部、及び前記第2壁面部は、前記車両の車幅方向に対して平行であることを特徴とする請求項1に記載の樹脂製ペダルアーム。
  3. 前記複数の第1平板部と前記複数の第2平板部は、前記第3壁面部及び前記第4壁面部の所定領域に設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の樹脂製ペダルアーム。
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