JP4456353B2 - 車両用ペダルの後退防止装置 - Google Patents

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本発明は、ダッシュパネルが運転席側へ変位した時に操作ペダルの踏部が運転席側へ後退することを防止する車両用ペダルの後退防止装置に関するものである。
ダッシュパネルに取り付けられたペダルブラケットに略水平で且つ車両幅方向と略平行な回動軸心まわりに回動可能に配設され、下端部に設けられた踏部が車両前方側へ踏込み操作される操作ペダル、例えばブレーキペダルやアクセルペダルなどが広く知られている。そして、このような操作ペダルにおいて、車両前方からの大荷重入力などでダッシュパネルが運転席側へ変位した時に、操作ペダルの踏部が運転席側へ後退することを防止する後退防止装置が提案されている。特許文献1に記載の装置はその一例である。
特開平11−291944号公報
図4は、このような従来の車両用ペダルの後退防止装置の一例を示す概略図で、ダッシュパネル100に一体的に配設されたペダルブラケット102の上端部は、L型サポート(ブラケット)104を介してインパネリインフォースメント等の車体側部材106に連結されて支持されているとともに、L型サポート104のペダルブラケット102側の連結部には切欠108が設けられ、ペダルブラケット102に車両前方(図4(a) 、(b) における左側)から所定の荷重が加えられると、連結ボルト110がその切欠108から運転席側(図4(a) 、(b) における右方向)へ抜け出すことを許容するようになっている。連結ボルト110の締付強度は、所定の荷重で切欠108から抜け出すように設定されているのである。なお、図4の(a) は車両の側方から見た正面図で、左側が車両の前側、右側が運転席側であり、(b) はL型サポート104とペダルブラケット102との連結部分を示す斜視図である。
したがって、車両前方からの入力荷重に従ってダッシュパネル100が白抜き矢印Aで示すように運転席側へ変位させられると、連結ボルト110は切欠108から抜け出してペダルブラケット102の上端部が運転席側へ離脱するとともに、L型サポート104との係合により白抜き矢印Bで示すように斜め下方へ向かっておじぎするように変位させられる。このようにペダルブラケット102の上端部が斜め下方へ変位させられると、支持軸112まわりに回動可能に配設されるとともに上下の中間位置において例えばブレーキブースタのオペレーティングロッド等に連結されている図示しない操作ペダルは、その連結部を支点として右まわりに回動させられ、下端の踏部が相対的に車両の前方側へ変位させられて運転席側への後退が抑制される。
なお、図5に示すようにL型サポート104を反対向きに配設するとともに、ペダルブラケット102側に切欠114を設け、その切欠114が連結ボルト110に対して運転席側へ抜け出すようにしても良い。図5の(a) 、(b) は、図4の(a) 、(b) に相当する図である。
ところで、近年軽量化やコストダウンのために前記ペダルブラケット102を合成樹脂材料にて構成することが考えられているが、このような合成樹脂製のペダルブラケット102と金属製のL型サポート104とを連結ボルト110によって締結すると、熱クリープ等により緩みが発生し易いため、ペダルブラケット102ががたつく恐れがある一方、緩みを考慮して連結ボルト110の締付強度を大きくすると、ペダルブラケット102がL型サポート104から離脱し難くなるなど、離脱強度の管理が難しいという問題があった。
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、合成樹脂製のペダルブラケットを使用する場合でも、所定の離脱強度が安定して得られるようにすることにある。
かかる目的を達成するために、第1発明は、ダッシュパネルに取り付けられたペダルブラケットに回動可能に配設され、下端部に設けられた踏部が車両前方側へ踏込み操作される操作ペダルにおいて、前記ダッシュパネルが運転席側へ変位した時にその操作ペダルの踏部がその運転席側へ後退することを防止する後退防止装置であって、(a) 前記ペダルブラケットの上端部と車体側部材とを連結するとともに、そのペダルブラケットが前記ダッシュパネルの変位に伴って前記運転席側へ変位させられる際に、その車体側部材に対する相対変位に基づいて破断される破断連結部と、(b) その破断連結部の破断に伴って前記ペダルブラケットが前記車体側部材に対して更に前記運転席側へ相対変位させられることにより、そのペダルブラケットの上端部を所定の移動軌跡に従って移動させて前記踏部が前記運転席側へ後退することを抑制するガイド部と、を有し、且つ、(c) 前記破断連結部は、1または複数の連結プレートにて構成されており、その連結プレートの板厚、枚数、および形状は、前記ペダルブラケットが前記車体側部材から離脱すべき要求離脱強度に応じて定められていることを特徴とする。
なお、ダッシュパネル変形時の踏部の位置は、通常の状態における踏部の位置と同じかそれよりも車両前方側になることが望ましいが、運転席側(車両後方側)へ後退する場合であっても、少なくとも本発明が適用されることによって運転席側への後退移動量が少なくなれば良い。
発明は、第1発明の車両用ペダルの後退防止装置において、前記破断連結部には切欠が設けられて破断位置が規定されていることを特徴とする。
発明は、第1発明または第2発明の車両用ペダルの後退防止装置において、前記破断連結部および前記ガイド部は、前記車体側部材に一体的に固設される合成樹脂製のサポート部材に一体に設けられていることを特徴とする。
発明は、第発明の車両用ペダルの後退防止装置において、前記ペダルブラケットは合成樹脂製で、単一の連結ピンを介して前記サポート部材の破断連結部に連結されていることを特徴とする。
このような車両用ペダルの後退防止装置においては、ペダルブラケットの上端部と車体側部材とを連結している破断連結部が破断されることにより、ペダルブラケットが車体側部材に対して運転席側へ離脱することが許容され、ガイド部の作用でペダルブラケットの上端部が所定の移動軌跡に従って移動させられることにより、踏部が運転席側へ後退することが抑制される。その場合に、ペダルブラケットは破断連結部の破断によって車体側部材から離脱させられるため、その離脱強度は専ら破断連結部の破断強度によって定められ、合成樹脂製のペダルブラケットであっても所定の離脱強度が安定して得られるようになる。
また、破断連結部が1または複数の連結プレートによって構成されており、その連結プレートの板厚、枚数、および形状は要求離脱強度に応じて定められるため、要求離脱強度が異なる種々の車両用ペダルに対して容易に適用できる。
発明では、破断連結部に切欠が設けられて破断位置が規定されているため、その破断連結部の破断強度、更にはペダルブラケットの離脱強度が一層安定するとともに、その切欠の大きさや形状等を変更することにより、破断強度すなわち離脱強度を更に極め細かく調整することができる。
発明では、車体側部材に一体的に固設される合成樹脂製のサポート部材に破断連結部およびガイド部が一体に設けられているため、それ等の破断連結部およびガイド部を例えば合成樹脂製のペダルブラケットに一体に設ける場合に比較して、各部の強度や形状等の設計の自由度が高く、簡単且つ安価に構成できる。
発明は、合成樹脂製のペダルブラケットとサポート部材の破断連結部とが単一の連結ピンにて連結されているため、それ等の連結作業を容易且つ迅速に行うことができる。
本発明は、例えばブレーキブースタのオペレーティングロッドが操作ペダルの上下の中間位置に連結される常用ブレーキ用のブレーキペダルに好適に適用され、ガイド部は、車体側部材から離脱したペダルブラケットがおじぎするように、運転席側へ向かうに従って上端部を斜め下方へ変位させるように構成されるが、アクセルペダルやクラッチペダル、パーキング用ブレーキペダルなど他の車両用ペダルにも適用され得る。
ペダルブラケットが連結される車体側部材は、車両前方からの大荷重入力時に運転席側すなわち車両後方側へ変位する可能性がダッシュパネルに比較して少ないもので、インパネリインフォースメント(インストルメントパネルの補強部材)の他カウルパネルなどが好適に用いられ、その車体側部材とダッシュパネルとの相対変位に基づいて破断連結部が破断させられる。ダッシュパネルは、車室内とエンジンルームとを区切る隔壁である。
本発明はペダルブラケットが合成樹脂製である場合に特に好適に適用されるが、アルミニウム等の比較的軟質の金属材料にて構成されている場合にも有効であり、スチール等のその他の金属材料にて構成されている場合にも適用され得る。
破断連結部は、合成樹脂材料にて構成することが望ましいが、比較的容易に破断するアルミニウムやマグネシウム等の軽金属材料など、所定の荷重で破断する他の材料で構成することも可能である。破断連結部は、ペダルブラケット側、車体側部材側の何れに設けることもできるし、それ等に跨がって配設されるものでも良い。
ガイド部は相対的なもので、ペダルブラケットと車体側部材との相対変位に伴ってペダルブラケットの上端部を所定の移動軌跡に従って移動させるものであれば良く、ペダルブラケット側、車体側部材側の何れに設けることも可能である。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明が適用された常用ブレーキ用のブレーキペダル装置10を説明する図で、(a) は車両の側方から見た概略正面図、(b) はペダルブラケット12の上端連結部14を示す拡大斜視図、(c) はその上端連結部14の断面図である。ペダルブラケット12は合成樹脂材料にて一体成形されたもので、エンジンルームと車室内とを区切るダッシュパネル16に図示しないボルト等を介して一体的に固設されているとともに、操作ペダル18が略水平で且つ車両幅方向と略平行な支持軸20まわりの回動可能に配設されている。操作ペダル18は、上端部において支持軸20に回動可能に取り付けられており、下端部に設けられた踏部22が車両前方側(図1(a) の左方向)へ踏込み操作されることにより、上下の中間位置に連結されたブレーキブースタのオペレーティングロッド24を前方へ押圧してブレーキ力を発生させる。
ペダルブラケット12の上部は、上端連結部14を介してインパネリインフォースメント等の車体側部材26に連結されている。車体側部材26には、合成樹脂材料により一体成形されたサポート部材28がボルト等によって一体的に固設されており、上端連結部14は、そのサポート部材28とペダルブラケット12とに跨がって設けられ、所定の離脱強度で離脱可能に連結している。すなわち、サポート部材28には、複数(実施例では3枚)の連結プレート30が略平行に一体に設けられて、ペダルブラケット12の上端部に一体に設けられた箱型の収容部32内に挿入され、それ等の収容部32および連結プレート30を挿通するように設けられた略水平な単一の連結ピン34により一体的に連結されている。また、各連結プレート30には連結ピン34の挿通部にU字状の切欠36が設けられ、連結ピン34に車両後方側すなわち図1(a) 、(c) における右方向へ所定の荷重が加えられた場合に、各連結プレート30は切欠36が設けられた部分で破断され、ペダルブラケット12がサポート部材28から離脱することを許容するようになっている。連結プレート30は破断連結部に相当し、その板厚や枚数、形状、切欠36の大きさ、形状等は、要求離脱強度に応じて定められている。なお、連結ピン34は金属製で、先端部にスナップリングなどが嵌め付けられるなどして抜け止めされる。
上記要求離脱強度は、車両前方からの大荷重入力などでダッシュパネル16が白抜き矢印Aで示すように運転席側へ変位した場合に、操作ペダル18の踏部22がそのまま運転席側へ後退することを防止するために、ペダルブラケット12の上端部がサポート部材28から離脱することを許容するように定められている。サポート部材28の下端面38は、車両後方側すなわち運転席側へ向かうに従って斜め下方へ傾斜しており、そのサポート部材28から離脱したペダルブラケット12は、更に運転席側へ相対移動させられるのに伴って、上端部が下端面38に案内されつつ斜め下方へ移動させられ、白抜き矢印Bで示すようにおじぎをするように姿勢変化させられる。サポート部材28が設けられた車体側部材26は、車両前方からの大荷重入力時に車両後方側へ変位する可能性がダッシュパネル16に比較して少なく、それ等の相対変位に基づいてペダルブラケット12はサポート部材28から離脱させられ、且つ下端面38によりおじきするように姿勢変化させられるのである。これにより、上端部が支持軸20に連結されている操作ペダル18は、オペレーティングロッド24に連結されている中間部を支点として右まわりに回動させられ、踏部22が相対的に車両前方側(図1(a) の左方向)へ移動させられて運転席側への後退が抑制される。サポート部材28の下端面38はガイド部に相当し、このサポート部材28や収容部32、連結ピン34等により後退防止装置が構成されている。
このように、本実施例のブレーキペダル装置10においては、ペダルブラケット12の上端部と車体側部材26とを連結している連結プレート30が破断されることにより、ペダルブラケット12が車体側部材26に対して運転席側へ離脱することが許容され、下端面38の作用でペダルブラケット12がおじぎするように姿勢変化させられることにより、踏部22が運転席側へ後退することが抑制される。
その場合に、ペダルブラケット12は、合成樹脂製の連結プレート30の破断によって車体側部材26から離脱させられるため、その離脱強度は専ら連結プレート30の破断強度によって定められ、合成樹脂製のペダルブラケット12においても所定の離脱強度で安定してサポート部材28から離脱させられるようになる。
また、連結プレート30に切欠36が設けられて破断位置が規定されているため、その連結プレート30の破断強度、更にはペダルブラケット12の離脱強度が一層安定する。
また、連結プレート30の枚数や板厚、形状、切欠36の大きさ、形状等により破断強度、更には離脱強度を容易にきめ細かく調整することができるため、要求離脱強度が異なる種々の車両用ペダルに対して容易に適用できる。
また、車体側部材26に一体的に固設される合成樹脂製のサポート部材28に、破断連結部として機能する連結プレート30およびガイド部として機能する下端面38が一体に設けられているため、それ等の破断連結部およびガイド部をペダルブラケット12側に一体に設ける場合に比較して、各部の強度や形状等の設計の自由度が高く、簡単且つ安価に構成できる。
また、合成樹脂製のペダルブラケット12とサポート部材28の複数の連結プレート30とが単一の連結ピン34によって連結されているため、それ等の連結作業を容易且つ迅速に行うことができる。
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の実施例において前記実施例と共通する部分には同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
図2の(a) 、(b) は、それぞれ図1の(b) 、(c) に相当する図で、この実施例ではペダルブラケット12に複数の板状の連結突部40が設けられ、前記連結プレート30と交互に位置する状態で、連結ピン34により一体的に連結されるようになっている。また、連結プレート30には、前記切欠36とは反対向き、すなわち上向きに開口する切欠42が設けられて、その中を連結ピン34が挿通させられるとともに、破断位置や破断強度が定められている。
図3の(a) 、(b) は、それぞれ図1の(b) 、(c) に相当する図で、サポート部材28には、下方に開口する断面コの字形状の破断連結部50が一体に設けられ、前記収容部32内に挿入されているとともに、その収容部32および破断連結部50を上下に貫通するように連結ピン34が設けられ、スナップリング52により抜け止めされている。破断連結部50の先端中央、すなわち幅方向において連結ピン34の挿通穴と略一致する部分には、V字形状乃至U字形状の切欠54が形成されて破断位置が規定されているとともに、破断連結部50の板厚や切欠54の大きさ、形状は破断強度すなわち要求離脱強度に応じて定められる。破断連結部50は板状を成しており、連結プレートと見做すこともできる。なお、破断連結部50のコの字形状の開口側の端面は、前記ガイド部として機能する下端面38を構成している。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これ等はあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
本発明が適用されたブレーキペダル装置の概略構成を示す図で、(a) は正面図、(b) は上端連結部の拡大斜視図、(c) は上端連結部の断面図である。 本発明の他の実施例を説明する図で、(a) 、(b) はそれぞれ図1の(b) 、(c) に相当する図である。 本発明の更に別の実施例を説明する図で、(a) 、(b) はそれぞれ図1の(b) 、(c) に相当する図である。 従来の車両用ペダルの後退防止装置の概略構成を示す図で、(a) は正面図、(b) は上端連結部の斜視図である。 従来の車両用ペダルの後退防止装置の別の例を示す図で、(a) は正面図、(b) は上端連結部の斜視図である。
符号の説明
10:ブレーキペダル装置 12:ペダルブラケット 16:ダッシュパネル 18:操作ペダル 22:踏部 26:車体側部材 28:サポート部材 30:連結プレート(破断連結部) 34:連結ピン 36、42、54:切欠 38:下端面(ガイド部) 50:破断連結部

Claims (4)

  1. ダッシュパネルに取り付けられたペダルブラケットに回動可能に配設され、下端部に設けられた踏部が車両前方側へ踏込み操作される操作ペダルにおいて、前記ダッシュパネルが運転席側へ変位した時に該操作ペダルの踏部が該運転席側へ後退することを防止する後退防止装置であって、
    前記ペダルブラケットの上端部と車体側部材とを連結するとともに、該ペダルブラケットが前記ダッシュパネルの変位に伴って前記運転席側へ変位させられる際に、該車体側部材に対する相対変位に基づいて破断される破断連結部と、
    該破断連結部の破断に伴って前記ペダルブラケットが前記車体側部材に対して更に前記運転席側へ相対変位させられることにより、該ペダルブラケットの上端部を所定の移動軌跡に従って移動させて前記踏部が前記運転席側へ後退することを抑制するガイド部と、
    を有し、且つ、
    前記破断連結部は、1または複数の連結プレートにて構成されており、該連結プレートの板厚、枚数、および形状は、前記ペダルブラケットが前記車体側部材から離脱すべき要求離脱強度に応じて定められている
    ことを特徴とする車両用ペダルの後退防止装置。
  2. 前記破断連結部には切欠が設けられて破断位置が規定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用ペダルの後退防止装置。
  3. 前記破断連結部および前記ガイド部は、前記車体側部材に一体的に固設される合成樹脂製のサポート部材に一体に設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ペダルの後退防止装置。
  4. 前記ペダルブラケットは合成樹脂製で、単一の連結ピンを介して前記サポート部材の破断連結部に連結されている
    ことを特徴とする請求項に記載の車両用ペダルの後退防止装置。
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