JP2020046065A - デファレンシャル装置 - Google Patents

デファレンシャル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020046065A
JP2020046065A JP2019005791A JP2019005791A JP2020046065A JP 2020046065 A JP2020046065 A JP 2020046065A JP 2019005791 A JP2019005791 A JP 2019005791A JP 2019005791 A JP2019005791 A JP 2019005791A JP 2020046065 A JP2020046065 A JP 2020046065A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
differential
main body
case member
differential device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019005791A
Other languages
English (en)
Inventor
功 廣田
Isao Hirota
功 廣田
宏倫 福田
Hirotomo Fukuda
宏倫 福田
俊吾 沼部
Shungo Numabe
俊吾 沼部
陽輔 川合
Yosuke Kawai
陽輔 川合
高橋 正樹
Masaki Takahashi
正樹 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
GKN Driveline Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GKN Driveline Japan Ltd filed Critical GKN Driveline Japan Ltd
Publication of JP2020046065A publication Critical patent/JP2020046065A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】組付性を向上することができるデファレンシャル装置を提供する。【解決手段】ケース本体3と、ケース本体3に収容されデフケース5とピニオン7と一対のサイドギヤ9,11とからなる差動機構13と、ケース本体3の端面に組付けられるケース部材15と、ケース部材15に収容されデフケース5に連結される第1回転部材19と、ケース部材15に収容されサイドギヤ11に連結される第2回転部材25と、ケース部材15に収容され第1回転部材19と第2回転部材25との間に配置され差動機構13の差動を制御する断続部27とを備えたデファレンシャル装置1において、ケース部材15が、ケース本体3に組付けられる第1ケース部材29と、第1ケース部材29に固定部31を介して組付けられ第1ケース部材29と共に第1回転部材19と第2回転部材25と断続部27とを収容する第2ケース部材33とを有した。【選択図】図4

Description

本発明は、車両に適用されるデファレンシャル装置に関する。
従来、デファレンシャル装置としては、ケース本体としてのデフキャリアと、このデフキャリアに収容されデフケースとピニオンと一対のサイドギヤとからなる差動機構と、デフキャリアの端面に組付けられるケース部材としてのサブケースと、このサブケースに収容されデフケースに第1連結部を介して連結される第1回転部材としてのクラッチドラムと、サブケースに収容され一対のサイドギヤのうちいずれか一方に連結される駆動軸に第2連結部を介して連結される第2回転部材としてのクラッチハブと、サブケースに収容されクラッチドラムとクラッチハブとの間に配置され差動機構の差動を制御する断続部としての多板クラッチとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このデファレンシャル装置では、多板クラッチを断続することにより、クラッチドラムとクラッチハブとの間、すなわちデフケースと一方のサイドギヤとの間の動力伝達が制御され、差動機構の差動が制御される。
特開平11−201261号公報
ところで、上記特許文献1のようなデファレンシャル装置では、第1回転部材と第2回転部材と断続部とを収容するケース部材が1つの部材からなり、このケース部材の開口側をケース本体の端面に組付けている。
このケース部材では、ケース部材をケース本体に組付ける前に、第1回転部材と第2回転部材と断続部とをケース部材に収容した状態で、ケース部材の開口から各部材が脱落する恐れがあった。
このため、ケース部材をケース本体に組付ける直前で、第1回転部材と第2回転部材と断続部とをケース部材に収容しなければならず、組付作業が繁雑となり、組付性が低下していた。
そこで、この発明は、組付性を向上することができるデファレンシャル装置の提供を目的としている。
本発明は、ケース本体と、このケース本体に収容されデフケースとピニオンと一対のサイドギヤとからなる差動機構と、前記ケース本体の端面に組付けられるケース部材と、このケース部材に収容され前記デフケースに第1連結部を介して連結される第1回転部材と、前記ケース部材に収容され一対の前記サイドギヤのうちいずれか一方に連結される駆動軸に第2連結部を介して連結される第2回転部材と、前記ケース部材に収容され前記第1回転部材と前記第2回転部材との間に配置され前記差動機構の差動を制御する断続部とを備えたデファレンシャル装置であって、前記ケース部材は、前記ケース本体に組付けられる第1ケース部材と、この第1ケース部材に固定部を介して組付けられ前記第1ケース部材と共に前記第1回転部材と前記第2回転部材と前記断続部とを収容する第2ケース部材とを有することを特徴とする。
このデファレンシャル装置では、ケース部材が、ケース本体に組付けられる第1ケース部材と、この第1ケース部材に固定部を介して組付けられ第1ケース部材と共に第1回転部材と第2回転部材と断続部とを収容する第2ケース部材とを有するので、ケース部材をケース本体に組付ける前であっても、第1回転部材と第2回転部材と断続部とをケース部材に収容しておくことができる。
従って、このようなデファレンシャル装置では、ケース部材に予め第1回転部材と第2回転部材と断続部とを収容してサブアッセンブリ化することができ、組付性を向上することができる。
本発明によれば、組付性を向上することができるデファレンシャル装置を提供することができるという効果を奏する。
本発明の第1実施形態に係るデファレンシャル装置のケース部材側の一部を断面とした斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るデファレンシャル装置の側面図である。 本発明の第1実施形態に係るデファレンシャル装置の第2ケース部材を取り外したときの側面図である。 本発明の第1実施形態に係るデファレンシャル装置の断面図である。 本発明の実施の形態に係るデファレンシャル装置のケース本体側の断面図である。 本発明の第2実施形態に係るデファレンシャル装置のケース部材側の一部を断面とした斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るデファレンシャル装置の断面図である。
図1〜図7を用いて本発明の実施の形態に係るデファレンシャル装置について説明する。
(第1実施形態)
図1〜図5を用いて第1実施形態について説明する。
本実施の形態に係るデファレンシャル装置1は、ケース本体3と、このケース本体3に収容されデフケース5とピニオン7と一対のサイドギヤ9,11とからなる差動機構13と、ケース本体3の端面に組付けられるケース部材15と、このケース部材15に収容されデフケース5に第1連結部17を介して連結される第1回転部材19と、ケース部材15に収容され一対のサイドギヤ9,11のうちいずれか一方に連結される駆動軸21に第2連結部23を介して連結される第2回転部材25と、ケース部材15に収容され第1回転部材19と第2回転部材25との間に配置され差動機構13の差動を制御する断続部27とを備えている。
そして、ケース部材15は、ケース本体3に組付けられる第1ケース部材29と、この第1ケース部材29に固定部31を介して組付けられ第1ケース部材29と共に第1回転部材19と第2回転部材25と断続部27とを収容する第2ケース部材33とを有する。
また、第1ケース部材29と第2ケース部材33とには、共通の固定部材35を介してケース本体3に固定される共固定部37が設けられている。
さらに、断続部27は、噛み合いクラッチからなる。
また、第1ケース部材29が組付けられるケース本体3は、ベアリング39を介してデフケース5の一端を支持している。
さらに、ケース本体3は、第1ケース部材29に形成された第1環状部41を位置決めする本体環状部43をベアリング39の軸方向外側に備えている。
また、本体環状部43の外径は、ケース本体3に形成されたベアリング39の支持径より大径に設定されている。
さらに、第1連結部17は、ベアリング39による支持部内径側から軸方向外側への突出部分に形成され、本体環状部43の内径側に配置されている。
図1〜図5に示すように、ケース本体3は、差動機構13のデフケース5の回転軸心で分割された分割ケース45,47からなる。
このケース本体3は、分割ケース45,47をデフケース5の回転軸心で互いの合わせ面を合わせてボルトなどの固定手段によって固定することにより、内部に伝達機構49や差動機構13を収容する収容空間を形成する。
ケース本体3の分割構成は、デフケース5の回転軸心で互いの合わせ面を合わせてボルトなどの固定手段によって固定する構成に限るものではない。
デフケース5やリングギヤ53、および動力伝達ギヤ51をどのように収容し、組付けるかによって適宜変更可能であり、変更された分割構成であっても、いずれにせよ後述するように、ケース部材15が取り付け可能な構成を有することになる。
このようなケース本体3には、分割ケース45,47を組付ける前の状態で、分割ケース45に対して駆動源からの駆動力を伝達する伝達機構49が収容された後に、伝達機構49の動力伝達ギヤ51とデフケース5のリングギヤ53とが噛み合うように差動機構13が収容され、分割ケース45に分割ケース47が組付けられる。
差動機構13は、デフケース5と、ピニオンシャフト55と、ピニオン7と、一対のサイドギヤ9,11とを備えている。
デフケース5は、軸方向両側に形成されたボス部57,59でそれぞれベアリング61,39を介してケース本体3に回転可能に支持されている。
このようにケース本体3に対してベアリング61,39を介してデフケース5を支持することにより、第1回転部材19と第2回転部材25と断続部27とからなる差動制限機構63と切り離した状態で、差動機構13のみを、ケース本体3に支持させることができる。
特に、ケース本体3のケース部材15が組付けられる側で、デフケース5をベアリング39を介してケース本体3に支持させることにより、差動制限機構63から切り離した状態で、差動機構13を安定してケース本体3に支持させることができる。
このデフケース5には、リングギヤ53が固定されるフランジ部65が設けられ、リングギヤ53が駆動力を伝達する伝達機構49の動力伝達ギヤ51と噛み合い、デフケース5に駆動力が入力されて回転駆動される。
このようなデフケース5には、ピニオンシャフト55と、ピニオン7と、一対のサイドギヤ9,11とが収容され、リングギヤ53を介してデフケース5に伝達された駆動力を各部材に伝達する。
ピニオンシャフト55は、端部をデフケース5に係合してピンで抜け止めされデフケース5と一体に回転駆動される。
このピニオンシャフト55には、ピニオン7が支承されている。
ピニオン7は、ピニオンシャフト55の両端側に支承されてデフケース5の回転によって公転する。
このピニオン7の背面側とデフケース5との径方向間には、ピニオン7の公転時に発生する径方向への移動を受ける球面ワッシャが配置されている。
このようなピニオン7は、一対のサイドギヤ9,11に駆動力を伝達すると共に、噛み合っている一対のサイドギヤ9,11に差回転が生じると回転駆動されるようにピニオンシャフト55に自転可能に支持されている。
一対のサイドギヤ9,11は、それぞれのボス部でデフケース5に相対回転可能に支持され、ピニオン7と噛み合っている。
この一対のサイドギヤ9,11の背面側とデフケース5との軸方向間には、ピニオン7との噛み合い反力による一対のサイドギヤ9,11の軸方向への移動を受けるスラストワッシャがそれぞれ配置されている。
このような一対のサイドギヤ9,11は、内周側にスプライン形状の連結部67,69が形成され、それぞれ駆動力を出力する駆動軸21(一方のみ図示)が一体回転可能に連結され、デフケース5に入力された駆動力を出力する。
なお、サイドギヤ9に連結される駆動軸とケース本体3との径方向間には、ケース本体3の内部と外部とを区画するシール部材71が配置され、サイドギヤ11に連結される駆動軸21とケース部材15との径方向間には、ケース部材15の内部と外部とを区画するシール部材73が配置されている。
このような差動機構13における差動は、差動制限機構63の接続によってロック状態とされ、一対のサイドギヤ9,11に伝達された駆動力が左右の駆動軸21に均一に出力される。
このように差動機構13の差動を断続する差動制限機構63を有するデファレンシャル装置1は、いわゆるデフロック機能を有するデファレンシャル装置となっている。
差動制限機構63は、ケース部材15に収容されている。
ケース部材15は、第1ケース部材29と、第2ケース部材33とを備えている。
第1ケース部材29は、中心側に駆動軸21を挿通可能な開口が設けられ、ケース本体3の端面側に平面状の合わせ面75を有する環状に形成されている。
この第1ケース部材29の外周側には、第2ケース部材33を第1ケース部材29に組付けた状態で、共通のボルトからなる固定部材35が締結される複数(ここでは6つ)の共固定部37が設けられている。
このような第1ケース部材29は、第2ケース部材33が組付けられた状態で、ケース本体3の端面に対して合わせ面75を当接させ、複数の共固定部37にそれぞれ固定部材35を締結することによって、ケース本体3に組付けられる。
このように共通の固定部材35で第1ケース部材29と第2ケース部材33とを共固定部37でケース本体3に対して共締めすることにより、ケース本体3に対するケース部材15の組付状態を強固に保持することができる。
第2ケース部材33は、第1ケース部材29側が、第1ケース部材29の端面と当接可能な平面状の合わせ面77を有するように大径に形成され、第1ケース部材29と反対側が、中心側に駆動軸21を挿通可能な開口を有する小径に形成され、内部に第1回転部材19と第2回転部材25と断続部27とアクチュエータ83などを収容可能なように筒状に形成されている。
この第2ケース部材33の外周側には、複数の共固定部37の他に、第1ケース部材29に対してボルトからなる固定部材79が締結される複数(ここでは2つ)の固定部31が設けられている。
このような第2ケース部材33は、内部に第1回転部材19と第2回転部材25と断続部27とアクチュエータ83などを収容した状態で、第1ケース部材29の端面に対して合わせ面77を当接させ、複数の固定部31にそれぞれ固定部材79を締結することによって、第1ケース部材29が組付けられる。
このように第1ケース部材29をケース本体3に組付ける前に、内部に第1回転部材19と第2回転部材25と断続部27とアクチュエータ83などを収容した第2ケース部材33を第1ケース部材29に組付けることにより、差動制限機構63を差動機構13から独立してサブアッセンブリ化することができる。
このため、差動制限機構63をオプション化することができ、既存の差動機構13に対して差動制限機能を持たせたいときに、ケース本体3にケース部材15を組付けることで、容易に差動制限機能を付加することができる。
ここで、ケース本体3には、デフケース5を支持するベアリング39より軸方向外側である第1ケース部材29側に配置された本体環状部43が設けられている。
この本体環状部43には、第1ケース部材29に連続する一部材でケース本体3側に向けて延設され、周方向に連続して形成された第1環状部41が挿入され、ケース本体3に対して第1ケース部材29が位置決めされる。
このようにベアリング39の軸方向外側に第1ケース部材29を位置決めさせる本体環状部43を設けることにより、ベアリング39を介してケース本体3に対する差動機構13の支持を完結させておき、容易に差動制限機構63を収容するケース部材15をケース本体3に組付けることができる。
なお、本体環状部43と第1環状部41との径方向間には、ケース本体3及びケース部材15の内部と外部とを区画するOリングからなるシール部材81が配置されている。
このようなケース部材15に収容される差動制限機構63は、第1回転部材19と、第2回転部材25と、断続部27と、アクチュエータ83とを備えている。
第1回転部材19は、中心側に駆動軸21を挿通可能なように中空の軸状に形成され、外周がベアリング85を介して第1ケース部材29に回転可能に支持されると共に、内周がベアリング87を介して第2回転部材25と相対回転可能に配置されている。
ここで、ケース本体3の本体環状部43は、ケース本体3のデフケース5を支持するベアリング39の支持径より大径に設定されている。
このため、本体環状部43の内径側には、第1回転部材19を支持するベアリング85を配置するためのスペースを確保することができ、本体環状部43と第1環状部41とベアリング85との軸方向位置を径方向にオーバーラップして配置させ、装置を軸方向に小型化することができる。
この第1回転部材19の軸方向一端側の内周には、デフケース5の端部外周に係合されるスプライン形状の第1連結部17が形成され、第1回転部材19がデフケース5と一体回転可能に連結される。
この第1連結部17は、デフケース5に形成された部分が、ケース本体3に対してデフケース5を支持するベアリング39による支持部内径側から軸方向外側に突出された部分となっている。
このデフケース5の第1連結部17を構成する突出された部分は、第1回転部材19と連結されたときに、ケース本体3の本体環状部43及び第1ケース部材29の第1環状部41の内径側に配置される。
このように第1連結部17を配置することにより、本体環状部43と第1環状部41と第1連結部17との軸方向位置を径方向にオーバーラップして配置させ、装置を軸方向に小型化することができる。
このような第1回転部材19の軸方向他端側の外周には、係合部89を介して環状のクラッチ部材91が第1回転部材19と一体回転可能で軸方向移動可能に係合されている。
なお、係合部89は、第1回転部材19の周方向に複数形成された凹部と、クラッチ部材91の周方向に複数形成された凸部とからなり、回転方向の互いの係合面にはクラッチ部材91を断続部27の接続方向に移動させるカム面が形成されており、断続部27の接続が強化されている。
このクラッチ部材91と第1回転部材19の外周に固定された規制部材93との軸方向間には、クラッチ部材91を断続部27の接続解除方向に付勢する付勢部材95が配置されている。
第2回転部材25は、中心側に駆動軸21を挿通可能なように中空の軸状に形成され、軸方向一端側の外周がベアリング97を介して第2ケース部材33に回転可能に支持されると共に、軸方向他端側の外周がベアリング87を介して第1回転部材19と相対回転可能に配置されている。
この第2回転部材25の内周には、駆動軸21の外周に係合されるスプライン形状の第2連結部23が形成され、第2回転部材25が駆動軸21、すなわちサイドギヤ11と一体回転可能に連結される。
このような第2回転部材25の外周には、第2回転部材25と連続する一部材で径方向外側に向けて延設され、クラッチ部材91と軸方向に対向して配置されるフランジ部99が設けられている。
このフランジ部99とクラッチ部材91との軸方向間には、断続部27が設けられている。
断続部27は、クラッチ部材91とフランジ部99との軸方向間で、クラッチ部材91とフランジ部99とにそれぞれ周方向に複数形成されて互いに噛み合う噛み合い歯となっている。
この断続部27は、互いの噛み合い歯が噛み合うことにより、第1回転部材19と第2回転部材25とが一体回転可能に接続、すなわちデフケース5とサイドギヤ11とが一体回転可能に接続され、差動機構13の差動がロック状態となる。
一方、断続部27は、付勢部材95によってクラッチ部材91が断続部27の接続解除方向に移動され、断続部27の接続が解除され、差動機構13の差動がアンロック状態となる。
このような断続部27の断続状態は、アクチュエータ83によって制御される。
アクチュエータ83は、プランジャ101と、電磁石103とを備えている。
プランジャ101は、磁性材料からなり、環状に形成され、磁束が透過可能に設定された微小隙間であるエアギャップをもって電磁石103の内径側に配置されている。
このプランジャ101は、第1回転部材19の外周上に軸方向移動可能に配置され、第1ケース部材29によって断続部27の接続解除方向への移動が規制されている。
このようなプランジャ101は、クラッチ部材91側の軸方向の端面が、クラッチ部材91と当接可能に配置されている。
このように配置されたプランジャ101は、電磁石103の励磁により、クラッチ部材91側に軸方向移動され、クラッチ部材91を断続部27の接続方向に押圧操作する。
電磁石103は、プランジャ101の外径側に配置され、第1ケース部材29に形成された支持部105に係合されて回り止めされると共に、第1ケース部材29の内壁面に当接されることによって軸方向の位置決めがなされている。
この電磁石103は、環状に所定巻き数巻回されて樹脂でモールド成形された電磁コイルの周囲に、電磁コイルへの通電により磁界が形成されるように磁性材料から形成され所定の磁路断面積を有するコアが配置されている。
このような電磁石103は、電磁コイルが通電を制御するコントローラ(不図示)に接続され、電磁コイルへの通電によりコアとプランジャ101とを透過する磁束で形成される自己完結型の磁束ループによってプランジャ101をクラッチ部材91側に軸方向移動させる。
このように構成された差動制限機構63では、電磁石103の励磁により、プランジャ101がクラッチ部材91側に軸方向移動され、クラッチ部材91を押圧する。
このプランジャ101によるクラッチ部材91の押圧操作により、クラッチ部材91が付勢部材95の付勢力に抗して断続部27の接続方向に移動され、断続部27が接続される。
この断続部27の接続により、第1回転部材19と第2回転部材25とが一体回転可能に接続され、デフケース5とサイドギヤ11とが接続されて差動機構13がロック状態となる。
一方、断続部27の接続解除では、電磁石103への通電を停止することにより、クラッチ部材91が付勢部材95の付勢力によって断続部27の接続解除方向に移動され、断続部27の接続が解除される。
この断続部27の接続解除により、第1回転部材19と第2回転部材25とが相対回転可能となり、デフケース5とサイドギヤ11とが相対回転可能となって差動機構13のロック状態が解除される。
なお、ケース部材15には、コントローラに接続されるポジションスイッチ107が組付けられており、このポジションスイッチ107は、クラッチ部材91の軸方向移動によってON−OFF操作され、断続部27の断続状況を検出する。
このようなデファレンシャル装置1の組付けは、まず、ケース部材15の第2ケース部材33に第1回転部材19と第2回転部材25と断続部27とアクチュエータ83などを収容する。
次に、第2ケース部材33に複数の固定部31を介してケース部材15の第1ケース部材29を組付け、差動制限機構63を収容するケース部材15の組付けを完了し、差動制限機構63をサブアッセンブリ化しておく。
一方、ケース本体3では、ケース本体3の分割ケース45に伝達機構49を収容する。
次に、伝達機構49の動力伝達ギヤ51に差動機構13のデフケース5のリングギヤ53を噛み合わせるように差動機構13を収容し、分割ケース45にケース本体3の分割ケース47を組付け、差動機構13を収容するケース本体3の組付けを完了する。
次に、本体環状部43に第1環状部41を挿入させ、ケース本体3の端面に第1ケース部材29の合わせ面75を当接させ、共固定部37を介してケース部材15をケース本体3に組付ける。
このとき、第1連結部17を介してデフケース5と第1回転部材19とを一体回転可能に連結させる。
そして、第2ケース部材33側から駆動軸21を挿入し、連結部69を介して駆動軸21とサイドギヤ11とを一体回転可能に連結すると共に、第2連結部23を介して駆動軸21と第2回転部材25とを一体回転可能に連結させ、デファレンシャル装置1の組付けを完了する。
なお、駆動軸21は、予めサブアッセンブリ化されたケース部材15側に組付け、第2連結部23を介して駆動軸21と第2回転部材25とを一体回転可能に連結させておき、ケース部材15をケース本体3に組付けるときに、連結部69を介して駆動軸21とサイドギヤ11とを一体回転可能に連結してもよい。
このようなデファレンシャル装置1では、ケース部材15が、ケース本体3に組付けられる第1ケース部材29と、この第1ケース部材29に固定部31を介して組付けられ第1ケース部材29と共に第1回転部材19と第2回転部材25と断続部27とを収容する第2ケース部材33とを有するので、ケース部材15をケース本体3に組付ける前であっても、第1回転部材19と第2回転部材25と断続部27とをケース部材15に収容しておくことができる。
従って、このようなデファレンシャル装置1では、ケース部材15に予め第1回転部材19と第2回転部材25と断続部27とを収容してサブアッセンブリ化することができ、組付性を向上することができる。
また、第1ケース部材29と第2ケース部材33とには、共通の固定部材35を介してケース本体3に固定される共固定部37が設けられているので、ケース本体3に対して第2ケース部材33を固定することができ、ケース本体3に対するケース部材15の組付状態を強固に保持することができる。
さらに、断続部27は、噛み合いクラッチからなるので、差動機構13の差動をロック状態とすることができる。
また、第1ケース部材29が組付けられるケース本体3は、ベアリング39を介してデフケース5の一端を支持しているので、ケース本体3で差動機構13を収容して支持することができ、ケース部材15に収容された差動制限機構63をオプション設定化することができる。
さらに、ケース本体3は、第1ケース部材29に形成された第1環状部41を位置決めする本体環状部43をベアリング39の軸方向外側に備えているので、ケース本体3で差動機構13の支持を完結した状態で、差動制限機構63を収容したケース部材15を容易にケース本体3に組付けることができる
また、本体環状部43の外径は、ケース本体3に形成されたベアリング39の支持径より大径に設定されているので、本体環状部43の内径側に第1回転部材19を支持するベアリング85などの配置スペースを確保することができる。
さらに、第1連結部17は、ベアリング39による支持部内径側から軸方向外側への突出部分に形成され、本体環状部43の内径側に配置されているので、本体環状部43と第1連結部17との軸方向位置を径方向にオーバーラップして配置することができ、装置を小型化することができる。
(第2実施形態)
図6,図7を用いて第2実施形態について説明する。
本実施の形態に係るデファレンシャル装置201は、断続部203が、摩擦クラッチからなる。
なお、第1実施形態と同様の構成には、同様の記号を記し、機能説明は第1実施形態を参照するものとし省略するが、同様の構成であるので、得られる作用・効果は同等である。
図6,図7に示すように、ケース部材15に収容される差動制限機構205は、第1回転部材207と、第2回転部材209と、断続部203と、アクチュエータ211とを備えている。
第1回転部材207は、中心側に駆動軸21を挿通可能なように中空の軸状に形成され、外周がベアリング213を介して第1ケース部材29に回転可能に支持されると共に、内周がベアリング215を介して第2回転部材209と相対回転可能に配置されている。
ここで、第1回転部材207の軸方向一端側外周と第1ケース部材29の第1環状部41の内周との径方向間には、ケース本体3の内部とケース部材15の内部とを区画するシール部材217,219が軸方向に隣接して配置されている。
このシール部材217,219によってケース本体3の内部とケース部材15の内部とを区画することにより、ケース本体3に収容される潤滑油とケース部材15に収容される潤滑油とを異ならせることができ、差動制限機構205の差動制限機能を安定して保持することができる。
このようなシール部材217,219は、ケース本体3の本体環状部43の内径側に配置されており、本体環状部43をデフケース5を支持するベアリング39の支持径より大径に設定することによって確保された配置スペースに配置されている。
このような配置スペースにシール部材217,219を配置することにより、本体環状部43と第1環状部41とシール部材217,219との軸方向位置を径方向にオーバーラップして配置させ、装置を軸方向に小型化することができる。
なお、第1ケース部材29の第1環状部41には、外気とシール部材217,219の間とを連通する連通孔221が設けられており、シール部材217,219の間の圧力が高まることを防止し、シール部材217,219の位置ズレを防止している。
この第1回転部材207は、軸方向一端側が第1連結部17を介してデフケース5と一体回転可能に連結され、軸方向他端側に連続する一部材で一端側より大径の筒状に形成されたハウジング部223が設けられている。
このハウジング部223の内周には、断続部203の複数の外側クラッチ板が係合される係合部が設けられ、ハウジング部223と第1ケース部材29との軸方向間には、複数のクラッチ板を押圧する押圧力を受けるスラストベアリングが配置されている。
第2回転部材209は、中心側に駆動軸21を挿通可能なように中空の軸状に形成され、軸方向一端側の外周がベアリング225を介して第2ケース部材33に回転可能に支持されると共に、軸方向他端側の外周がベアリング215を介して第1回転部材207と相対回転可能に配置されている。
なお、第1回転部材207と第2回転部材209との径方向間には、ケース本体3の内部とケース部材15の内部とを区画するXリングからなるシール部材227が配置されている。
この第2回転部材209は、内周が第2連結部23を介して駆動軸21、すなわちサイドギヤ11と一体回転可能に連結され、外周に連続する一部材で内周側より大径の筒状に形成されたハブ部229が設けられている。
このハブ部229の外周には、断続部203の複数の内側クラッチ板が係合される係合部が設けられている。
このような第1回転部材207のハウジング部223と第2回転部材209のハブ部229との径方向間には、断続部203が設けられている。
断続部203は、ハウジング部223とハブ部229との径方向間に配置され、複数の外側クラッチ板と、複数の内側クラッチ板とを備えている。
複数の外側クラッチ板は、第1回転部材207のハウジング部223の内周に形成された係合部に軸方向移動可能で第1回転部材207、すなわちデフケース5と一体回転可能に係合されている。
複数の内側クラッチ板は、複数の外側クラッチ板に対して軸方向に交互に配置され、第2回転部材209のハブ部229の外周に形成された係合部に軸方向移動可能で第2回転部材209、すなわちサイドギヤ11と一体回転可能に係合されている。
この断続部203は、滑り摩擦を伴い伝達トルクを中間制御可能な制御型の複数のクラッチ板からなる摩擦クラッチとなっており、アクチュエータ211によって軸方向に押圧されて締結される。
アクチュエータ211は、カム機構231と、押圧部材233と、電動モータ235とを備えている。
カム機構231は、第1カム部材237と、第2カム部材239と、ボール241とを有するボールカム機構となっている。
第1カム部材237は、環状に形成され、第2ケース部材33に軸方向一側への移動が規制される共に、第2ケース部材33に回転不能に回り止めされている。
第2カム部材239は、環状に形成され、第1カム部材237と軸方向に隣接して回転可能に配置されると共に、断続部203側へ軸方向移動可能に配置されている。
なお、第2カム部材239と押圧部材233との軸方向間には、押圧部材233との相対回転を許容し軸方向の押圧力を押圧部材233に伝達するスラストベアリングが配置されている。
この第1カム部材237と第2カム部材239との軸方向の対向面には、周方向に複数の同一傾斜からなるカム面がそれぞれ形成され、これらのカム面間にボール241が介在されている。
ボール241は、第2カム部材239の回転によって、第1カム部材237と第2カム部材239との間に差回転が生じることにより、第2カム部材239を断続部203側へ軸方向押圧移動させるカムスラスト力を発生させる。
押圧部材233は、断続部203と第2カム部材239との軸方向間に軸方向移動可能に配置されている。
この押圧部材233の外周側には、ハウジング部223との軸方向間に配置され、押圧部材233を断続部203の接続解除方向に付勢する付勢部材243が配置されている。
このような押圧部材233は、カム機構231で生じる軸方向推力により、付勢部材243の付勢力に抗して断続部203側に軸方向移動され、断続部203に押圧力を付与して断続部203を締結させる。
このような押圧部材233への軸方向推力を発生するカム機構231における第2カム部材239の回転は、電動モータ235によって作動される。
電動モータ235は、ケース部材15の内部に配置され、第2カム部材239の回転軸と平行に延設されたモータ軸245を有している。
この電動モータ235は、制御手段としてのコントローラ(不図示)に接続され、断続部203の締結状況に応じて、コントローラによってモータ軸245の回転が制御される。
このような電動モータ235のモータ軸245は、第2カム部材239との間で第2ケース部材33に回転可能に配置されたギヤ部材247のモータ軸245より大径に形成された大径ギヤ249と噛み合っている。
このギヤ部材247には、第2カム部材239より小径に形成された小径ギヤ251が設けられ、この小径ギヤ251は、第2カム部材239の外周に形成されたギヤと噛み合っている。
このような電動モータ235は、コントローラの制御によって通電することにより、モータ軸245が回転され、ギヤ部材247を介して第2カム部材239がカム機構231の初期位置から回転される。
この第2カム部材239の回転により、カム機構231で軸方向推力に変換され、押圧部材233が断続部203側に移動され、断続部203が締結される。
この断続部203の締結により、第1回転部材207と第2回転部材209、すなわちデフケース5とサイドギヤ11との差動が制限され、差動機構13における差動が制限される。
一方、断続部203の締結解除では、コントローラの制御によって電動モータ235へ通電することにより、モータ軸245が回転され、ギヤ部材247を介して第2カム部材239がカム機構231の初期位置に向けて回転される。
この第2カム部材239の回転により、カム機構231が初期位置となり、押圧部材233が付勢部材243の付勢力によって断続部203の締結解除方向に移動され、断続部203の締結が解除される。
この断続部203の締結解除により、第1回転部材207と第2回転部材209、すなわちデフケース5とサイドギヤ11との差動制限が解除され、差動機構13における差動制限が解除される。
このようなデファレンシャル装置201では、断続部203が、摩擦クラッチからなるので、差動機構13の差動を中間制御することができる。
なお、本発明の実施の形態に係るデファレンシャル装置では、第2ケース部材に差動制限機構を支持する部分を多く設けているが、これに限らず、第1ケース部材に差動制限機構を支持する部分を多く設けてもよい。
また、断続部を操作するアクチュエータは、電磁式アクチュエータやモータ・ギヤ・カム機構となっているが、これに限らず、油圧シリンダ・ピストン機構、モータ・シフトロッド機構、エアダイアフラムなど、種々のアクチュエータを利用可能である。
1,201…デファレンシャル装置
3…ケース本体
5…デフケース
7…ピニオン
9,11…サイドギヤ
13…差動機構
15…ケース部材
17…第1連結部
19,207…第1回転部材
21…駆動軸
23…第2連結部
25,209…第2回転部材
27,203…断続部
29…第1ケース部材
31…固定部
33…第2ケース部材
35…固定部材
37…共固定部
39…ベアリング
41…第1環状部
43…本体環状部

Claims (8)

  1. ケース本体と、このケース本体に収容されデフケースとピニオンと一対のサイドギヤとからなる差動機構と、前記ケース本体の端面に組付けられるケース部材と、このケース部材に収容され前記デフケースに第1連結部を介して連結される第1回転部材と、前記ケース部材に収容され一対の前記サイドギヤのうちいずれか一方に連結される駆動軸に第2連結部を介して連結される第2回転部材と、前記ケース部材に収容され前記第1回転部材と前記第2回転部材との間に配置され前記差動機構の差動を制御する断続部とを備えたデファレンシャル装置であって、
    前記ケース部材は、前記ケース本体に組付けられる第1ケース部材と、この第1ケース部材に固定部を介して組付けられ前記第1ケース部材と共に前記第1回転部材と前記第2回転部材と前記断続部とを収容する第2ケース部材とを有することを特徴とするデファレンシャル装置。
  2. 請求項1記載のデファレンシャル装置であって、
    前記第1ケース部材と前記第2ケース部材とには、共通の固定部材を介して前記ケース本体に固定される共固定部が設けられていることを特徴とするデファレンシャル装置。
  3. 請求項1又は2記載のデファレンシャル装置であって、
    前記断続部は、噛み合いクラッチからなることを特徴とするデファレンシャル装置。
  4. 請求項1又は2記載のデファレンシャル装置であって、
    前記断続部は、摩擦クラッチからなることを特徴とするデファレンシャル装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のデファレンシャル装置であって、
    前記第1ケース部材が組付けられる前記ケース本体は、ベアリングを介して前記デフケースの一端を支持していることを特徴とするデファレンシャル装置。
  6. 請求項5記載のデファレンシャル装置であって、
    前記ケース本体は、前記第1ケース部材に形成された第1環状部を位置決めする本体環状部を前記ベアリングの軸方向外側に備えていることを特徴とするデファレンシャル装置。
  7. 請求項6記載のデファレンシャル装置であって、
    前記本体環状部の外径は、前記ケース本体に形成された前記ベアリングの支持径より大径に設定されていることを特徴とするデファレンシャル装置。
  8. 請求項7記載のデファレンシャル装置であって、
    前記第1連結部は、前記ベアリングによる支持部内径側から軸方向外側への突出部分に形成され、前記本体環状部の内径側に配置されていることを特徴とするデファレンシャル装置。
JP2019005791A 2018-09-14 2019-01-17 デファレンシャル装置 Pending JP2020046065A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018172245 2018-09-14
JP2018172245 2018-09-14

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020046065A true JP2020046065A (ja) 2020-03-26

Family

ID=69901112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019005791A Pending JP2020046065A (ja) 2018-09-14 2019-01-17 デファレンシャル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020046065A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022215449A1 (ja) 2021-04-05 2022-10-13 日本精工株式会社 差動装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022215449A1 (ja) 2021-04-05 2022-10-13 日本精工株式会社 差動装置
KR20230154247A (ko) 2021-04-05 2023-11-07 닛본 세이고 가부시끼가이샤 차동 장치
US11852228B2 (en) 2021-04-05 2023-12-26 Nsk Ltd. Differential device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4721965B2 (ja) クラッチ装置およびこのクラッチ装置を用いたデファレンシャル装置
JP5030491B2 (ja) デファレンシャル装置
JP2014009747A (ja) デファレンシャル装置
JP2017129244A (ja) モータ駆動ユニット
JP2011112114A (ja) 噛み合いクラッチ装置
JP2010084930A (ja) デファレンシャル装置
JP2020046065A (ja) デファレンシャル装置
JP2011241939A (ja) クラッチ装置
JP2011144858A (ja) 動力伝達装置及びその組付方法
JP4766962B2 (ja) デファレンシャル装置
JP5337683B2 (ja) クラッチ装置及びこのクラッチ装置を用いたデファレンシャル装置
JP6709685B2 (ja) デファレンシャル装置
JP2013245816A (ja) 動力伝達装置
JP6888574B2 (ja) 係合装置
JP2017067257A (ja) 動力伝達装置
JP2011102637A (ja) 動力伝達装置
JP5371700B2 (ja) デファレンシャル装置
JP2006189149A (ja) デファレンシャル装置
JP2011241888A (ja) クラッチ装置
JP6731447B2 (ja) デファレンシャル装置
JP2011047422A (ja) 動力伝達装置
JP2013190076A (ja) アクチュエータ及びこのアクチュエータを用いた動力伝達装置
JP2010133518A (ja) デファレンシャル装置
JP2013159300A (ja) 動力伝達装置
JP5793063B2 (ja) 動力伝達装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20200306