JP2011241888A - クラッチ装置 - Google Patents

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正明 伏木
Noriyuki Sudo
則幸 須藤
Yasuo Yamanaka
康雄 山中
Hiroyasu Furukawa
博保 古川
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Abstract

【課題】噛み合い部の応答性を向上させることができるクラッチ装置を提供する。
【解決手段】相対回転可能に配置された一対の回転部材3,5と、この一対の回転部材3,5間での動力伝達を断続する噛み合い部7と、この噛み合い部7を作動させるアクチュエータとを備えたクラッチ装置1において、噛み合い部7の一対の回転部材3,5とにそれぞれ設けられた複数の噛み合い歯11,13の歯数を同数に設定し、噛み合い部7に、噛み合い部7が噛み合ったときに、一方の回転部材3の噛み合い歯11の歯先面15と、他方の回転部材5の噛み合い歯13,13間の歯底面17とが当接する当接部19と、一方の回転部材3の噛み合い歯11の歯先面15と、他方の回転部材5の噛み合い歯13,13間の歯底面21とが離間する離間部23とをそれぞれ複数設けた。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両等の動力伝達経路に適用されるクラッチ装置に関する。
従来、一対の回転部材間での動力伝達を断続する噛み合い部を備えたクラッチ装置としては、一対の回転部材としてのカムリングとサイドギヤと、このカムリングとサイドギヤにそれぞれ形成された噛み合い部としてのドグクラッチとを有し、カムリングをアクチュエータによって移動操作することによりドグクラッチを噛み合わせるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このクラッチ装置では、カムリングがデフケースと一体回転可能に設けられており、ドグクラッチを噛み合わせることによって、デフケースとサイドギヤとを含む差動機構の差動をロック状態とさせている。
特開2008−57692号公報
ところで、上記のようなクラッチ装置では、噛み合い部が噛み合ったときに噛み合い部において、一方の噛み合い歯の歯先面と、他方の噛み合い歯間の歯底面とが当接する。この歯先面と歯底面との当接は、複数の噛み合い歯のうちすべての噛み合い歯で行われている。
しかしながら、すべての噛み合い歯で歯先面と歯底面との当接が行われてしまうと、潤滑油の粘性などによる歯先面と歯底面との貼り付きがすべての噛み合い歯で生じることになる。このため、噛み合い部が噛み合い状態から噛み合い解除状態に移るとき、歯先面と歯底面との貼り付きによって、噛み合い部の応答性が低下してしまう恐れがあった。
そこで、この発明は、噛み合い部の応答性を向上させることができるクラッチ装置の提供を目的としている。
本発明は、相対回転可能に配置された一対の回転部材と、この一対の回転部材間での動力伝達を断続する噛み合い部と、この噛み合い部を作動させるアクチュエータとを備えたクラッチ装置であって、前記噛み合い部は、前記一対の回転部材にそれぞれ設けられた複数の噛み合い歯の歯数が同数に設定され、前記噛み合い部が噛み合ったときに、前記一対の回転部材のうち一方の回転部材の噛み合い歯の歯先面と、他方の回転部材の噛み合い歯間の歯底面とが当接する当接部と、前記一方の回転部材の噛み合い歯の歯先面と、前記他方の回転部材の噛み合い歯間の歯底面とが離間する離間部とがそれぞれ複数設けられていることを特徴とする。
このクラッチ装置では、噛み合い部が噛み合ったときに、一方の回転部材の噛み合い歯の歯先面と、他方の回転部材の噛み合い歯間の歯底面とが離間する離間部が複数設けられているので、噛み合い部における歯先面と歯底面との貼り付きを低減させることができる。
従って、このクラッチ装置では、噛み合い部が噛み合い状態から噛み合い解除状態に移るときの噛み合い部の応答性を向上させることができる。
本発明によれば、噛み合い部の応答性を向上させることができるクラッチ装置を提供できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係るクラッチ装置が適用された動力伝達装置の断面図である。 本発明の実施の形態に係るクラッチ装置の噛み合い部の噛み合いが解除されたときの断面図である。 本発明の実施の形態に係るクラッチ装置の噛み合い部が噛み合ったときの断面図である。 本発明の実施の形態に係るクラッチ装置のカムリングの断面図である。 従来のカムリングの断面図である。
まず、図1を用いて本発明の実施の形態に係るクラッチ装置が適用された動力伝達装置について説明する。
図1に示すように、動力伝達装置101は、アウタケース27と、インナケース3と、差動機構103とを備えている。アウタケース27は、軸方向両側に形成されたボス部105,107でそれぞれベアリング(不図示)を介してキャリアなどの静止系部材(不図示)に回転可能に支持されている。また、アウタケース27には、リングギヤ(不図示)が固定されるフランジ部109が形成され、リングギヤが駆動力を伝達する動力伝達ギヤ(不図示)と噛み合い、駆動力が伝達されてアウタケース27を回転駆動させる。このアウタケース27には、インナケース3がアウタケース27と相対回転可能に収容されている。
インナケース3は、筒状に形成され、外周側でアウタケース27と相対回転可能に支持されている。このインナケース3の内周側には、差動機構103が収容されている。
差動機構103は、ピニオンシャフト111と、ピニオン113と、一対のサイドギヤ115,117とを備えている。ピニオンシャフト111は、端部をインナケース3に係合してピン119で抜け止めされインナケース3と一体に回転駆動される。このピニオンシャフト111には、ピニオン113が支承されている。
ピニオン113は、ピニオンシャフト111に支承されてインナケース3の回転によって公転する。また、ピニオン113は、一対のサイドギヤ115,117に駆動力を伝達すると共に、噛み合っている一対のサイドギヤ115,117に差回転が生じると回転駆動されるようにピニオンシャフト111に自転可能に支持されている。
一対のサイドギヤ115,117は、ボス部121,123でアウタケース27に相対回転可能に支持され、ピニオン113と噛み合っている。また、サイドギヤ115,117とアウタケース27との間には、ピニオン113との噛み合い反力によるサイドギヤ115,117の軸方向への移動を受けるスラストワッシャ125,127が配置されている。この一対のサイドギヤ115,117は、内周側にスプライン形状の連結部129,131が設けられ、出力側の部材に連結された駆動軸(不図示)がサイドギヤ115,117と一体回転可能に連結されている。
このような動力伝達装置101には、アウタケース27とインナケース3との間の動力伝達を断続するクラッチ装置1が搭載されており、クラッチ装置1が接続されると、アウタケース27とインナケース3とが接続され、アウタケース27に入力された駆動力がインナケース3を介して差動機構103に伝達され、出力側の部材に出力される。
以下、図1〜図4を用いて本発明の実施の形態に係るクラッチ装置について説明する。
本実施の形態に係るクラッチ装置1は、相対回転可能に配置された一対の回転部材としてのインナケース3とカムリング5と、このインナケース3とカムリング5での動力伝達を断続する噛み合い部7と、この噛み合い部7を作動させるアクチュエータ9とを備えている。
そして、噛み合い部7は、インナケース3とカムリング5とにそれぞれ設けられた複数の噛み合い歯11,13の歯数が同数に設定され、噛み合い部7が噛み合ったときに、インナケース3の噛み合い歯11の歯先面15と、カムリング5の噛み合い歯13,13間の歯底面17とが当接する当接部19と、インナケース3の噛み合い歯11の歯先面15と、カムリング5の噛み合い歯13,13間の歯底面21とが離間する離間部23とがそれぞれ複数設けられている。
また、離間部23は、カムリング5の複数の歯底面17のうち他の歯底面17よりも深く設けられた歯底面21に位置されている。
さらに、カムリング5は、環状に形成された環状部25を有し、この環状部25の軸方向一側には噛み合い歯13が設けられ、環状部25の軸方向他側には第3の回転部材としてのアウタケース27に設けられた係合孔部29にアウタケース27と一体回転可能に係合する係合凸部31が設けられ、当接部19は、環状部25を軸方向に挟んで係合凸部31の基部33が位置する部分に位置されている。
図1〜図4に示すように、カムリング5は、環状部25と、係合凸部31と、噛み合い歯13とから構成されている。環状部25は、環状に形成されてアウタケース27の内部空間側に収容されている。また、環状部25の外周面は、アウタケース27の内周支持面に対して径方向に支持され、インナケース3とアウタケース27の側壁との軸方向の間にカムリング5が軸方向移動可能に配置されている。この環状部25のアウタケース27の側壁側には、係合凸部31が設けられている。
係合凸部31は、環状部25の側面から2つの基部33を介して環状部25と連続する一部材として周方向に複数設けられている。この係合凸部31は、アウタケース27の側壁の回転方向間に開口して設けられた複数の係合孔部29に係合してカムリング5がアウタケース27に回り止めされ、アウタケース27と一体回転可能に配置されている。このカムリング5の係合凸部31とアウタケース27の係合孔部29とには、トルクカム機構35が設けられている。
トルクカム機構35は、係合孔部29と係合凸部31との周方向の対向面に形成された同一傾斜のカム面となっている。このトルクカム機構35は、カムリング5が噛み合い部7の噛み合い方向に移動されたときに、アウタケース27の回転によってカム面が係合することにより、カムリング5をさらに噛み合い部7の噛み合い方向に移動させ、噛み合い部7の噛み合いを強化させる。
このような係合凸部31の環状部25を軸方向に挟んだ反対側の環状部25の側面には、複数の噛み合い歯13が設けられ、この噛み合い歯13と軸方向に対向するインナケース3には、複数の噛み合い歯11が設けられ、これらの噛み合い歯11,13で噛み合い部7が構成されている。
噛み合い部7は、インナケース3とカムリング5との軸方向間に設けられ、インナケース3とカムリング5との軸方向の対向面にそれぞれ連続する一部材として設けられた複数の噛み合い歯11,13からなる。これら複数の噛み合い歯11,13は、同数となるようにそれぞれインナケース3とカムリング5とに設けられている。この噛み合い部7は、当接部19と離間部23とを備えている。
当接部19は、噛み合い部7が噛み合ったときに、インナケース3の噛み合い歯11の歯先面15と、カムリング5の噛み合い歯13,13間の歯底面17とが当接する部分となっている。ここで、係合凸部31は、トルクカム機構35を構成しているため、係合凸部31の基部33に大きな負荷が掛かる。このため、環状部25を軸方向に挟んで係合凸部31の基部33が位置する部分に離間部23を設けてしまうと、係合凸部31の基部33の剛性が低下してしまい、カムリング5に破損が生じる可能性がある。そこで、係合凸部31の基部33の剛性を保持するため、当接部19は、環状部25を軸方向に挟んで係合凸部31の基部33が位置する部分に位置されている。この当接部19は、噛み合い部7が噛み合ったときに、歯先面15と歯底面17とが当接するので、インナケース3とカムリング5との間の動力伝達を確実に行わせることができる。なお、当接部19は、噛み合い部7に複数設けられているが、インナケース3とカムリング5との間の動力伝達を確実に行うことができる必要最低限の数にすることが好ましい。
離間部23は、噛み合い部7が噛み合ったときに、インナケース3の噛み合い歯11の歯先面15と、カムリング5の噛み合い歯13,13間の歯底面21とが離間する部分となっている。また、離間部23は、カムリング5の複数の歯底面17のうち他の歯底面17よりも深く設けられた歯底面21に位置されている。このように離間部23を設けることにより、例えば、図5に示すような従来の歯底面17が一定であるカムリング5aに対して、離間部23を設ける位置の歯底面21を他の歯底面17よりも深く形成させることによって容易に離間部23を噛み合い部7に設けることができる。この離間部23は、噛み合い部7が噛み合ったときに、歯先面15と歯底面21とが離間するので、噛み合い部7における歯先面15と歯底面17との貼り付き面積を減少させることができる。なお、離間部23は、噛み合い部7における当接部19以外の箇所に複数設けられている。このような噛み合い部7が設けられたカムリング5は、アクチュエータ9によって移動操作される。
アクチュエータ9は、電磁石37と、可動部材39とを備えている。電磁石37は、アウタケース27のボス部107の外周側で側壁に対して軸方向に隣接配置され、電磁コイル41と、コア43とを備えている。電磁コイル41は、樹脂でモールド成形され、コア43に収容されている。コア43は、磁性材料から形成され、電磁コイル41に接続されるリード線(不図示)が外部に引き出されてコントローラ(不図示)に接続されており、コントローラによって電磁コイル41への通電が制御されている。また、コア43の軸方向端面にはアウタケース27のボス部107の外周に固定されたスナップリングなどの固定部材45が当接されて電磁石37の軸方向位置が位置決めされると共に、回り止め部材47によってキャリアなどの静止系部材に対して電磁石37が回転方向に回り止めされている。この電磁石37の内径側には、可動部材39が配置され、電磁石37への通電により可動部材39が移動操作される。
可動部材39は、プランジャ49と、リング部材51とを備えている。プランジャ49は、磁性材料から形成され、磁束が透過可能に設定されたエアギャップをもって電磁石37の内径側に配置されている。このプランジャ49の内周には、リング部材51が一体に固定されている。
リング部材51は、非磁性材料から形成され、プランジャ49の内周側からアウタケース27側へ磁束が漏れることを防止している。また、リング部材51は、アウタケース27のボス部107の外周に軸方向移動可能に配置され、固定部材45によって軸方向の移動規制がなされている。また、噛み合い部7の内径側でサイドギヤ117の背面側とカムリング5との軸方向間には、カムリング5を噛み合い部7の噛み合い解除方向に付勢するリターンスプリング53が配置されている。このリング部材51には、カムリング5との軸方向の対向面に互いに当接する押圧当接部55が設けられ、電磁石37によって作動される可動部材39による軸方向の移動操作力がカムリング5に伝達される。
このように構成されたクラッチ装置1では、電磁石37の励磁によりコア43とプランジャ49とアウタケース27の側壁及び外壁の一部を透過する磁束で形成される最短の磁束ループを有効に用いることによって、プランジャ49がカムリング5側に移動操作され、リング部材51がリターンスプリング53の付勢力に抗して押圧当接部55を介してカムリング5を押圧する。この可動部材39によるカムリング5の押圧操作により、カムリング5が噛み合い部7の噛み合い方向に移動され、噛み合い部7が接続される。
また、噛み合い部7の接続解除では、電磁石37への通電を停止することによりカムリング5がリターンスプリング53の付勢力によって電磁石37側に移動操作される。このカムリング5の移動により、カムリング5が噛み合い部7の噛み合い解除方向に移動され、噛み合い部7の接続が解除される。このとき、噛み合い部7には、歯先面15と歯底面21とが離間する離間部23が複数設けられているので、噛み合い部7における歯先面15と歯底面17との貼り付きが低減され、噛み合い部7の噛み合い解除の応答性を向上することができる。
このようなクラッチ装置1では、噛み合い部7が噛み合ったときに、インナケース3の噛み合い歯11の歯先面15と、カムリング5の噛み合い歯13,13間の歯底面21とが離間する離間部23が複数設けられているので、噛み合い部7における歯先面15と歯底面17との貼り付きを低減させることができる。
従って、噛み合い部7が噛み合い状態から噛み合い解除状態に移るときの噛み合い部7の応答性を向上させることができる。
また、離間部23は、カムリング5の複数の歯底面17のうち他の歯底面17よりも深く設けられた歯底面21に位置されているので、従来のように歯底面17が一定のカムリング5aに対して簡易な加工を施すだけで噛み合い部7に離間部23を設けることができ、従来部品との互換性を向上することができる。
さらに、当接部19は、環状部25を軸方向に挟んで係合凸部31の基部33が位置する部分に位置されているので、係合凸部31の基部33の剛性を保持することができ、係合凸部31の基部33の破損を防止することができる。
なお、本発明の実施の形態に係るクラッチ装置では、他方の回転部材の歯底面を他の歯底面よりも深くすることによって噛み合い部に離間部を設けているが、一方の回転部材の歯底面を他の歯底面よりも深くすることによって噛み合い部に離間部を設けてもよく、一対の回転部材のうちいずれか一方の回転部材の歯底面の設定を変更させて離間部を設ければよい。
また、本発明の実施の形態に係るクラッチ装置は、一対の回転部材としてインナケースとカムリングとを用い、インナケースとアウタケースとの間の動力伝達を断続する構成に適用しているが、これに限らず、差動機構の差動を断続するデフロック機構におけるクラッチ構成や、トランスミッションなどの変速機構におけるクラッチ構成や、他の機構における一対の回転部材間の動力伝達を断続する構成にも広く適用することができる。
また、アクチュエータに電磁式アクチュエータを適用しているが、磁性流体、電動モータ、油圧シリンダ−ピストン、或いはシフトロッドとシフトフォークを用いるなど噛み合い部を断続できる構成であれば、アクチュエータはどのような形態であってもよい。
1…クラッチ装置
3…インナケース(回転部材)
5…カムリング(回転部材)
7…噛み合い部
9…アクチュエータ
11,13…噛み合い歯
15…歯先面
17,21…歯底面
19…当接部
23…離間部
25…環状部
27…アウタケース(第3の回転部材)
29…係合孔部
31…係合凸部
33…基部

Claims (3)

  1. 相対回転可能に配置された一対の回転部材と、この一対の回転部材間での動力伝達を断続する噛み合い部と、この噛み合い部を作動させるアクチュエータとを備えたクラッチ装置であって、
    前記噛み合い部は、前記一対の回転部材にそれぞれ設けられた複数の噛み合い歯の歯数が同数に設定され、前記噛み合い部が噛み合ったときに、前記一対の回転部材のうち一方の回転部材の噛み合い歯の歯先面と、他方の回転部材の噛み合い歯間の歯底面とが当接する当接部と、前記一方の回転部材の噛み合い歯の歯先面と、前記他方の回転部材の噛み合い歯間の歯底面とが離間する離間部とがそれぞれ複数設けられていることを特徴とするクラッチ装置。
  2. 請求項1記載のクラッチ装置であって、
    前記離間部は、前記他方の回転部材の複数の歯底面のうち他の歯底面よりも深く設けられた歯底面に位置されていることを特徴とするクラッチ装置。
  3. 請求項1又は2記載のクラッチ装置であって、
    前記他方の回転部材は、環状に形成された環状部を有し、この環状部の軸方向一側には前記噛み合い歯が設けられ、前記環状部の軸方向他側には第3の回転部材に設けられた係合孔部に前記第3の回転部材と一体回転可能に係合する係合凸部が設けられ、前記当接部は、前記環状部を軸方向に挟んで前記係合凸部の基部が位置する部分に位置されていることを特徴とするクラッチ装置。
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