JP2020043625A - モータ制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
そのため、閾値を、想定されるノイズ成分の大きさ以上の値に設定することが好ましい。この構成によれば、制御軸設定制御の実施中において、位相差が「+90°」近傍の値、又は、位相差が「−90°」近傍の値になったときには、取得されるq軸電流成分の大きさが閾値未満となりやすくなる。そのため、推定d軸の方向を規定角変更させることにより、位相差を「+90°」から離間させたり、位相差を「−90°」から離間させたりし、その上で修正部による推定d軸の方向の修正が行われる。そのため、位相差が「+90°」の近傍の値である状態で、又は、位相差が「−90°」の近傍の値である状態で、当該修正を完了させにくくすることができる。
例えば、取得部によって取得される、ノイズ成分を含むq軸電流成分の大きさが閾値未満となり得る位相差の領域を所定領域とした場合、所定領域は、想定されるノイズ成分の大きさが大きいほど広くなりやすい。そして、上記構成によれば、所定領域が広いほど規定角を大きくすることができる。その結果、制御軸変更部が実行する処理によって、位相差を所定領域の外の値とすることが可能となる。そして、当該処理の実行後では、修正部による推定d軸の方向の修正を実行させることによって、「0°」又は「180°」に位相差を接近させることができる。
図1には、本実施形態のモータ制御装置10と、モータ制御装置10によって制御されるブラシレスモータ100とが図示されている。ブラシレスモータ100は、車載のブレーキ装置におけるブレーキ液の吐出用の動力源として用いられる。ブラシレスモータ100は、永久磁石埋込型同期モータである。ブラシレスモータ100は、複数の相(U相、V相及びW相)のコイル101,102,103と、突極性を有するロータ105とを備えている。ロータ105としては、例えば、N極とS極とが一極ずつ着磁されている2極ロータを挙げることができる。
(条件1)制御軸修正制御を開始してから初めて、修正部163による修正処理の実行に伴う推定d軸の向きの修正によって取得部162によって取得される推定q軸高周波電流Iqhの大きさが閾値IqhTh未満になったと判定されること。
(条件2)制御軸設定制御の開始時に取得部162によって取得される推定q軸高周波電流Iqhの大きさが閾値IqhTh未満であると判定されること。
ブラシレスモータ100の駆動開始が指示されると、修正処理が実行される。そして、推定q軸高周波電流Iqhの絶対値、すなわち推定q軸の方向の電流成分の大きさが閾値IqhTh未満になったとの判定がなされると、規定の実行条件が成立したため、修正処理の実行が中断される。このように修正処理の実行が中断されている場合、位相差Δθが所定領域RA内の値になっている可能性がある。図6に示す例は、位相差Δθが、「−90°」を含む所定領域RA内の値である場合の例であり、タイミングt11で推定q軸高周波電流Iqhの絶対値が閾値IqhTh未満になったと判断される。すなわち、規定の実行条件が成立したと判断される。
(1)本実施形態では、制御軸設定制御の開始からの経過時間が規定時間TMTh3に達する時点以降に、推定q軸高周波電流Iqhの絶対値が閾値IqhTh未満であるとの判定がなされたときに変更処理を実行した場合、変更処理の実行後に修正処理を再開しても位相差Δθを「0°」又は「180°」近傍の値に収束させることができないことがある。これは、修正処理が再開されてから、制御軸設定制御が終了されるまでの時間が短いためである。この点、本実施形態では、制御軸設定制御の開始からの経過時間が規定時間TMTh3に達する時点以降に、推定q軸高周波電流Iqhの絶対値が閾値IqhTh未満であるとの判定がなされた場合には、変更処理を実行せず、修正処理の実行を継続するようにしている。これにより、制御軸設定処理の実施によって、位相差Δθを「0°」近傍の値又は「180°」近傍の値に収束させやすくなる。
・図5に示す一連の処理において、ステップS121の判定処理を省略してもよい。この場合、ステップS121の判定処理を省略しない場合と比較し、位置推定時間TMTh1を長くすることが好ましい。
・変更処理の実行によって位相差Δθが「+90°」近傍の値になったり、位相差Δθが「−90°」近傍の値になったりすることがないのであれば、規定角θAを、「30°」以上の値であって且つ「60°」未満の範囲外の値としてもよい。例えば、「−30°」以上の値であって且つ「−60°」未満の範囲内の任意の値を規定角θAとしてもよい。
・上記実施形態では、変更処理では、図6に示したように位相差Δθを一気に規定角θA変更するようにしている。しかし、変更処理の実行によって位相差Δθを規定角θA変更することができるのであれば、位相差Δθを複数段(例えば、2段、3段)に分けて目標位相角に向けて変更するようにしてもよい。ここでいう目標位相角とは、変更処理の開始前の位相差Δθに規定角θAを加算した値のことである。
・モータ制御装置10が適用されるブラシレスモータは、車載のブレーキ装置とは別のアクチュエータの動力源であってもよい。
Claims (4)
- ブラシレスモータをベクトル制御するに際し、前記ベクトル制御の回転座標のd軸として推定される軸である推定d軸の方向を、前記回転座標の実際のd軸である実d軸の方向に近づける制御軸設定制御を実施するモータ制御装置において、
前記回転座標のq軸として推定される軸を推定q軸とした場合、前記制御軸設定制御によって前記推定d軸の方向に電圧ベクトルが発生するように前記ブラシレスモータに給電しているときに前記回転座標で発生する電流ベクトルのうち、前記推定q軸の方向の電流成分であるq軸電流成分を取得する取得部と、
前記制御軸設定制御の実施中に前記推定d軸の方向を前記実d軸の方向に近づけるべく、前記取得部によって取得される前記q軸電流成分に応じて前記推定d軸の方向を修正する修正部と、
前記制御軸設定制御の実施中に、当該制御軸設定制御を開始してから初めて、前記修正部による前記推定d軸の方向の修正によって前記取得部によって取得される前記q軸電流成分の大きさが閾値未満になったと判定したときに、又は、前記制御軸設定制御の開始時に前記取得部によって取得された前記q軸電流成分の大きさが前記閾値未満であると判定したときに、前記推定d軸の方向を規定角変更する制御軸変更部と、を備える
ことを特徴とするモータ制御装置。 - 前記取得部によって取得される前記q軸電流成分にはノイズ成分が含まれることが想定され、
前記閾値は、想定される前記ノイズ成分の大きさ以上の値に設定されている
請求項1に記載のモータ制御装置。 - 前記取得部によって取得される前記q軸電流成分にはノイズ成分が含まれることが想定され、
前記規定角は、想定される前記ノイズ成分の大きさに基づいて設定されている
請求項1又は請求項2に記載のモータ制御装置。 - 前記制御軸変更部は、前記q軸電流成分の大きさが前記閾値未満であると判定したときの前記制御軸設定制御を開始してからの経過時間が規定時間未満であることを条件に、前記推定d軸の方向を前記規定角変更するようになっており、
前記規定時間は、前記制御軸設定制御の開始から終了までの時間よりも短い
請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載のモータ制御装置。
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