JP2020038871A - 被加工物の加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板裏面に膜を有した被加工物を分割する際、テープ転写作業を行わずにチップ損傷を防止し、作業性を高め生産性を向上する。【解決手段】基板W1の裏面W1bに膜W2を備え、表面W1aに分割予定ラインSが設定された被加工物Wの加工方法であり、被加工物裏面W2bにテープTを貼着するステップと、表面W1aに分割予定ラインSに沿って基板W1が露出したマスクJ1を形成するステップと、被加工物表面W1a側からプラズマエッチングを施し分割予定ラインSに沿って溝Mを基板W1に形成しチップCに分割するステップと、上部に被加工物Wより大サイズの開口52を有した水槽5の開口52をテープTで閉鎖する状態に水槽5上に被加工物Wを載置するステップと、液体が充填された水槽5内にバブルを発生させテープTを介し膜W2にチップ外周縁に沿って亀裂生成又は破断するステップと、テープTからチップCをピックアップするステップとを備えた加工方法。【選択図】図9

Description

本発明は、基板の裏面に膜を有した被加工物の加工方法に関する。
表面にストリート(分割予定ライン)として設定される幅を縮小してウェーハ毎のチップの数を増やすため、及び加工時間を短縮するために、プラズマエッチングを利用して被加工物であるウェーハを分割する所謂プラズマダイシング(例えば、特許文献1参照)が従来から用いられている。
しかし、基板の裏面に電極となる金属膜が成膜されたウェーハや、基板の裏面にDAF等の樹脂からなる膜が形成されたウェーハにおいては、膜がエッチングされない、又は非常にエッチングがされにくく、プラズマダイシングによる分割が困難であるという問題がある。
そこで、プラズマダイシング後にウェーハの裏面側(膜側)から二酸化炭素粒子等を噴射して、ダイシングが施された分割予定ラインに対応する領域の膜を除去する方法(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
特開2006−210401号公報 特開2016−103622号公報
しかし、特許文献2に記載されているように、被加工物の基板の裏面にテープを貼着して表面を露出させ、表面側から基板をプラズマダイシングして分割した後、基板の表面にテープを貼着して裏面のテープを除去する転写作業を実施するのは非常に手間がかかると共にテープコストも嵩むため、改善が切望されている。また、転写作業中にプラズマダイシングで分割され形成されたチップ同士が接触して損傷してしまうおそれもある。
よって、基板の裏面に膜を有した被加工物を分割する場合には、テープの転写作業等を行わずにチップの損傷を防止するとともに作業性を高めて生産性を向上するという課題がある。
上記課題を解決するための本発明は、基板と、該基板の裏面に形成された膜と、を備え、表面に交差する複数の分割予定ラインが設定された被加工物の加工方法であって、被加工物の該裏面に、基材と糊層とを備えたテープを貼着するテープ貼着ステップと、該テープ貼着ステップを実施する前または後に被加工物の表面に分割予定ラインに沿って該基板が露出したマスクを形成するマスク形成ステップと、該マスク形成ステップと該テープ貼着ステップとを実施した後、被加工物の該表面側からプラズマエッチングを施して該分割予定ラインに沿って溝を該基板に形成することで該基板を複数のチップに分割するエッチングステップと、該エッチングステップを実施した後、上部に被加工物より大きいサイズの開口を有した水槽の該開口を、該テープで閉鎖する状態に該水槽上に該テープを介して被加工物を載置する載置ステップと、被加工物に貼着された該テープで該開口が閉鎖された該水槽に液体を充填した状態で、該水槽内にバブルを発生させることで、該テープを介して該膜に該チップの外周縁に沿って亀裂を生成または該膜を該チップの外周縁に沿って破断する加工ステップと、該加工ステップを実施した後、該テープから該チップをピックアップすることで該裏面に膜を有するチップを形成するピックアップステップと、を備えた加工方法である。
本発明に係る被加工物の加工方法は、被加工物の裏面に、基材と糊層とを備えたテープを貼着するテープ貼着ステップと、テープ貼着ステップを実施する前後に被加工物の表面に分割予定ラインに沿って基板が露出したマスクを形成するマスク形成ステップと、マスク形成ステップとテープ貼着ステップとを実施後、被加工物の表面側からプラズマエッチングを施して分割予定ラインに沿って溝を基板に形成することで基板を複数のチップに分割するエッチングステップと、エッチングステップを実施後、上部に被加工物より大きいサイズの開口を有した水槽の開口を、テープで閉鎖する状態に水槽上にテープを介して被加工物を載置する載置ステップと、被加工物に貼着されたテープで開口が閉鎖された水槽に液体を充填した状態で、水槽内にバブルを発生させることで、テープを介して膜にチップの外周縁に沿って亀裂を生成または膜をチップの外周縁に沿って破断する加工ステップと、加工ステップを実施した後、テープからチップをピックアップすることで裏面に膜を有するチップを形成するピックアップステップと、を備えることで、被加工物の分割におけるテープの貼り替えが不要となるため、作業性が向上し、生産性が向上する。また、テープの転写作業を行わないため、転写作業中に起こり得る隣接するチップ同士の接触による損傷も発生しない。
被加工物の一例を示す斜視図である。 裏面にテープが貼着され環状フレームで支持された被加工物を示す斜視図である。 スピンコータを用いて被加工物の表面に保護膜層を形成している状態を示す断面図である。 分割予定ラインに沿って被加工物の保護膜層にレーザビームを照射して、保護膜層を除去して被加工物の表面にマスクを形成している状態を示す断面図である。 被加工物にプラズマエッチングを施すプラズマエッチング装置の一例を示す断面図である。 プラズマエッチングが施された被加工物の一例を示す断面図である。 プラズマエッチングが施された被加工物の別例を示す断面図である。 テープで閉鎖する状態に水槽上にテープを介して被加工物を載置した状態を示す断面図である。 水槽内にバブルを発生させることで、テープを介して膜にチップの外周縁に沿って亀裂を生成または膜をチップの外周縁に沿って破断している状態を説明する断面図である。 加工ステップにおいて、膜にチップの外周縁に沿って亀裂が生成または膜がチップの外周縁に沿って破断された状態の被加工物の一部を拡大して示す断面図である。 被加工物の表面のマスクを洗浄除去している状態を説明する断面図である。 テープからチップをピックアップすることで裏面に膜を有するチップを形成している状態を説明する断面図である。
以下に、本発明に係る加工方法を実施して図1に示す被加工物WをデバイスDを備えるチップへと分割する場合の、加工方法の各ステップについて説明していく。
図1に示す被加工物Wは、例えば、シリコンからなる基板W1を備える円形の半導体ウェーハであり、基板W1の表面、即ち、被加工物Wの表面W1aには複数の分割予定ラインSがそれぞれ直交差するように設定されている。分割予定ラインSによって区画された格子状の領域には、デバイスDがそれぞれ形成されている。図1において−Z方向側に向いている基板W1の裏面W1bには、銅及びニッケル等の金属からなる一様な厚さ(例えば、0.5μm程度)の導電性の膜W2が形成されており、膜W2の露出面は、被加工物Wの裏面W2bとなる。なお、被加工物Wの構成は本実施形態の例に限定されるものではない。例えば、基板W1はシリコン以外にガリウムヒ素、サファイア、窒化ガリウム又はシリコンカーバイド等で構成されていてもよく、また、膜W2は、金属膜ではなく、例えばDAF(Die Attach Film)やDBF(Die Backside Film)等の樹脂を母材とする膜であってもよい。
(1)テープ貼着ステップ
被加工物Wは、図2に示すように裏面W2bにテープTが貼着される。テープTは、例えば、被加工物Wよりも大径の円形のテープであり、図3において拡大して示す例えばポリオレフィン系樹脂等からなる基材Tdと、基材Td上の粘着力のある糊層Tcとからなる。糊層Tcには、例えば、紫外線を照射すると硬化して粘着力が低下するUV硬化糊が用いられていてもよい。
例えば、図示しない貼り付けテーブル上に載置された被加工物Wの中心と図2に示す環状フレームFの開口の中心とが略合致するように、被加工物Wに対して環状フレームFが位置付けられる。そして、貼り付けテーブル上でプレスローラー等により被加工物Wの裏面W2bにテープTの糊層Tcが押し付けられて貼着される。同時に、テープTの糊層Tcの外周部を環状フレームFにも貼着することで、被加工物Wは、テープTを介して環状フレームFに支持され、環状フレームFによるハンドリングが可能な状態になる。なお、被加工物Wだけに先にテープTをプレスローラー等で貼着した後、環状フレームFに対して被加工物Wを適切に位置付けて、環状フレームFにテープTを貼着してもよい。また、テープロールから引き出された長尺状のテープが環状フレームFと被加工物Wとに貼着された後、カッターでテープが円形に切断されるものとしてもよい。
例えば、環状フレームF及びテープTは、後のエッチングステップで使用されるエッチングガス(例えば、SFガスやCガス)に対する耐性を備えていると好ましい。即ち、例えば、環状フレームFはSUSで形成されており、テープTはポリオレフィン等で形成されていると好ましい。
(2−1)マスク形成ステップにおける保護膜層の形成
環状フレームFによるハンドリングが可能となった被加工物Wは、例えば、図3に示すスピンコータ4に搬送される。スピンコータ4は、例えば、被加工物Wを保持する保持テーブル40と、保持テーブル40を回転させる回転手段42と、上端側に円形の開口を備え保持テーブル40を収容する有底円筒状のケーシング44とを備えている。
なお、マスク形成ステップはテープ貼着ステップ実施前に行ってもよいが、本ステップにおける被加工物Wのハンドリングを容易にするために、テープ貼着ステップを実施後に行うと好ましい。
保持テーブル40は、例えば円形状であり、ポーラス部材等からなり図示しない吸引源に連通する保持面40aを備えている。保持テーブル40の周囲には、環状フレームFを固定する固定クランプ401が周方向に均等に配設されている。保持テーブル40は、被加工物Wが載置される際には上昇して搬入・搬出高さに位置付けられ、また、吸引保持した被加工物Wに液状の保護膜剤が塗布される際には、ケーシング44内における塗布高さまで下降する。保持テーブル40は、下方に配設された回転手段42によりZ軸方向の軸心周りに回転可能である。
ケーシング44は、保持テーブル40を囲繞する外側壁440と、外側壁440の下部に連接し中央に回転手段42の回転軸が挿通される開口を有する底板441と、底板441の開口の内周縁から立設する内側壁442とから構成されている。保持テーブル40の下面とケーシング44の内側壁442の上端面との間には、回転手段42の回転軸に挿嵌され該回転軸と底板441の開口との隙間への異物の入り込みを防ぐカバー部材444が配設されている。
ケーシング44内には、保持面40aで吸引保持された被加工物Wに保護膜剤を滴下するノズル45が配設されている。ノズル45は、底板441から立設しており、側面視略L字状の外形を備え、Z軸方向の軸心周りに旋回可能である。ノズル45の先端部分に形成された供給口450は、保持テーブル40の保持面40aに向かって開口している。
ノズル45は、保護膜剤を蓄えた保護膜剤供給源47に配管47a及び図示しないロータリージョイントを介して連通している。保護膜剤供給源47に蓄えられた保護膜剤は、例えば、水溶性樹脂(ポリビニルピロリドン又はポリビニルアルコール等)からなる水溶性の保護膜剤であるが、レジスト液等であってもよい。
被加工物Wが、テープT側を下にして保持テーブル40により吸引保持され、また、各固定クランプ401により環状フレームFが固定される。次いで、被加工物Wを保持した保持テーブル40がケーシング44内の塗布高さ位置まで下降する。また、ノズル45が旋回し、供給口450が被加工物Wの中央上方に位置付けられる。
次いで、保護膜剤供給源47が保護膜剤をノズル45に供給し、供給口450から被加工物Wの表面W1aに所定量の保護膜剤が滴下される。そして、保持テーブル40が回転することで、滴下された保護膜剤が表面W1aの中心側から外周側に流れて全面にいきわたり、ほぼ一様な厚さの保護膜層Jが形成される。その後、回転を継続して保護膜層Jを回転乾燥させる。なお、保護膜層Jの乾燥は、保持テーブル40の上方に位置付けたヒータやキセノンフラッシュランプを用いた加熱によって行われてもよい。
(2−2)マスク形成ステップにおけるマスクの形成
表面W1aに保護膜層Jが形成された被加工物Wは、例えば、図4に示すレーザ加工装置1に搬送される。レーザ加工装置1は、被加工物Wを吸引保持するチャックテーブル10と、被加工物Wの保護膜層Jに対して吸収性を有する波長のレーザビームを照射するレーザビーム照射手段11とを少なくとも備えている。
チャックテーブル10は、Z軸方向の軸心周りに回転可能であるとともに、図示しない移動手段によってX軸方向及びY軸方向に移動可能となっている。チャックテーブル10は、例えば外形が円形状であり、ポーラス部材からなり被加工物Wを吸着する保持部100と、保持部100を支持する枠体101とを備える。保持部100は、真空発生装置等の吸引源109に吸引路109a及び吸引路109a上に配設されたソレノイドバブル109bを介して連通する。ソレノイドバブル109bが開かれた状態で吸引源109が作動することで、生み出された吸引力が保持部100の露出面であり枠体101の上面と面一に形成されている保持面100aに伝達され、チャックテーブル10は保持面100a上で被加工物Wを吸引保持する。チャックテーブル10の周囲には、環状フレームFを固定する固定クランプ103が周方向に均等に複数配設されている。
レーザビーム照射手段11は、レーザビーム発振器119から発振されたレーザビームを、伝送光学系を介して集光器111の内部の集光レンズ111aに入光させることで、チャックテーブル10で保持された被加工物Wの保護膜層Jにレーザビームを正確に集光して照射できる。レーザビームの集光点位置は、図示しない集光点位置調整手段によりZ軸方向に調整可能となっている。
まず、被加工物Wが、テープT側を下にしてチャックテーブル10の保持面100a上で吸引保持され、環状フレームFが固定クランプ103で挟持固定される。そして、レーザビームを被加工物Wに照射するための基準となる分割予定ラインSの位置が図示しないアライメント手段によって検出される。図示しないアライメント手段は、被加工物Wを表面W1a側から撮像した画像に基づき、パターンマッチング等の画像処理を行い、被加工物Wの分割予定ラインSの座標位置を検出する。
分割予定ラインSの位置が検出されるのに伴って、チャックテーブル10がY軸方向に移動し、分割予定ラインSと集光器111との位置合わせがなされる。次いで、集光レンズ111aにより集光されるレーザビームの集光点位置が保護膜層Jの高さ位置に合わせられる。そして、レーザビーム発振器119が保護膜層Jに吸収性を有する波長のレーザビームを発振し、レーザビームを保護膜層Jに集光し照射する。また、被加工物Wが往方向である−X方向(紙面奥側)に所定の加工送り速度で送られ、レーザビームが分割予定ラインSに沿って保護膜層Jに照射されていくことで、保護膜層Jが溶融・蒸発し除去されて、分割予定ラインSに対応する基板W1の表面W1aが露出する。
分割予定ラインSに沿ってレーザビームを照射し終える所定の位置まで被加工物Wが−X方向に進行すると、レーザビームの照射を停止するとともチャックテーブル10がY軸方向に移動され、−X方向での加工送りにおいて基準となった分割予定ラインSの隣の分割予定ラインSと集光器111とのY軸方向での位置合わせが行われる。被加工物Wが復方向である+X方向(紙面手前側)へ加工送りされ、レーザビーム照射により保護膜層Jが除去され分割予定ラインSに対応する基板W1の表面W1aが露出する。順次同様のレーザビーム照射をX軸方向に延びる全分割予定ラインSに沿って行った後、チャックテーブル10を90度回転させてから同様のレーザビーム照射を行うと、被加工物Wの表面W1aの分割予定ラインSに対応する領域以外の領域に図5に示すマスクJ1が形成された状態になる。
なお、マスク形成ステップは本実施形態に限定されるものではない。一般的には、図1に示す被加工物WのデバイスDを形成する際に、デバイスDが形成された表面W1a側の全域には、汚染や不純物等の進入からデバイスDを保護するパシベーション膜(二酸化ケイ素膜等)がプラズマCVD法等で積層されるが、デバイスDの最表層となるパシベーション膜を分割予定ラインSに対応した領域を抜いておくように予め形成して、デバイスDを個々に保護する該パシベーション膜をプラズマエッチング用のマスクにしてもよい。
(3)エッチングステップ
上記マスクJ1を形成した後、例えば、図5に示すプラズマエッチング装置9を用いて、マスクJ1を介して被加工物Wの基板W1にプラズマエッチングを施して分割予定ラインSに沿ったエッチング溝を形成する。
図5に示すプラズマエッチング装置9は、被加工物Wを保持する保持手段90と、ガスを噴出するガス噴出ヘッド91と、保持手段90及びガス噴出ヘッド91を内部に収容したチャンバ92とを備えている。なお、プラズマエッチング装置は、誘電コイルにプラズマ発生用の高周波電力を印加し、誘電コイルに形成された磁場との相互作用によりエッチングガスをプラズマ化する誘導結合型プラズマ方式のエッチング装置であってもよい。
例えば、保持手段90は、静電チャックであり、セラミック等の誘電体で形成されており、支持部材900により下方から支持されている。保持手段90の内部には、電圧の印加により電荷を発生する円板状の電極901が保持手段90の保持面90aと平行に配設されており、電極901は整合器94a及びバイアス高周波電源95aに接続されている。
例えば、保持手段90の内部には、図示しない通水路が形成されており、該通水路を循環する冷却水により保持手段90が内部から所定温度に冷却される。また、保持面90aと保持面90aで保持された被加工物Wとの間には、冷却水による被加工物Wの吸熱効率を向上させるために、Heガス等の熱伝達ガスが所定の圧力で流れるようになっている。
なお、例えば、保持手段90は、図例の単極型の静電チャックに限定されるものではなく、双極型の静電チャックであってもよい。
チャンバ92の上部に軸受け919を介して昇降自在に配設されたガス噴出ヘッド91の内部には、ガス拡散空間910が設けられており、ガス拡散空間910の上部にはガス導入口911が連通し、ガス拡散空間910の下部にはガス吐出口912が複数連通している。各ガス吐出口912の下端は保持手段90の保持面90aに向かって開口している。
ガス導入口911に接続されたガス供給部93には、例えばSF、CF、C、C等のフッ素系ガスが蓄えられている。
ガス噴出ヘッド91には、整合器94を介して高周波電源95が接続されている。高周波電源95から整合器94を介してガス噴出ヘッド91に高周波電力を供給することで、ガス吐出口912から吐出されたエッチングガスをプラズマ化できる。
プラズマエッチング装置9は、図示しない制御部を備えており、該制御部によりガスの吐出量や時間、高周波電力等の条件が制御される。
チャンバ92の底には排気口96が形成されており、この排気口96には排気装置97が接続されている。排気装置97を作動させることで、チャンバ92内部を減圧し真空雰囲気とすることができる。また、チャンバ92の側部には、搬入出口920と、この搬入出口920を開閉するゲートバブル921とが設けられている。
チャンバ92の内部には、プラズマエッチング中の環状フレームFの加熱を防ぐためのフレーム加熱防止ガード98が配設されている。フレーム加熱防止ガード98は、例えば、エッチングガスに対する耐性を備えるSUS等を環状の平板状に形成したものであり、チャンバ92の内側壁に径方向内側に延出するように配設されている。
本実施形態における基板W1に対するエッチング溝の形成は、例えば、SFガスによるプラズマエッチングとCガスによる溝側壁等に対する保護膜堆積(デポジション)とを交互に繰り返すボッシュ法により行うと好ましい。なお、SFガス単体によるプラズマエッチングで基板W1にエッチング溝を形成してもよい。
本ステップでは、まず、搬入出口920から被加工物Wをチャンバ92内に搬入し、マスクJ1側を上側に向けて被加工物Wを保持手段90の保持面90a上に載置する。そして、ゲートバブル921を閉じ、排気装置97によりチャンバ92内を真空雰囲気とする。被加工物Wを支持する環状フレームFの上方は、フレーム加熱防止ガード98で覆われる。
ガス噴出ヘッド91を所定高さ位置まで下降させ、ガス供給部93からSFガスをガス拡散空間910に供給し、ガス吐出口912から下方に噴出させる。また、高周波電源95からガス噴出ヘッド91に高周波電力を印加して、ガス噴出ヘッド91と保持手段90との間に高周波電界を生じさせ、SFガスをプラズマ化させる。これに並行して、電極901にバイアス高周波電源95aから電圧を印加して、保持手段90の保持面90aと被加工物Wとの間に誘電分極現象を発生させ、電荷の分極により生じる静電吸着力によって被加工物Wを保持面90a上でテープTを介して吸着保持する。
プラズマ化したSFガスは、被加工物Wの表面W1aのマスクJ1が形成されている領域はほとんどエッチングせず、基板W1の分割予定ラインSに対応する領域を等方性エッチングしていく。プラズマ化したSFガスによる環状フレームFに対する熱影響は、環状フレームFの上方を覆うフレーム加熱防止ガード98によって抑えられる。
次に、ガス供給部93からCガスをガス拡散空間910に供給し、ガス吐出口912から下方に噴出させる。高周波電源95からガス噴出ヘッド91に高周波電力を印加し、さらに、電極901にバイアス高周波電源95aから高周波電力を印加して、Cガスをプラズマ化させ、プラズマ化したSFガスによる等方性エッチングで形成されたエッチング溝の側壁と底とに保護膜(フルオロカーボン膜)を堆積させる。
再び、SFガスをチャンバ92内に供給しプラズマ化させ、エッチング溝の底の保護膜のみを除去する異方性エッチングを行い、次いで、エッチング溝の底に露出した基板W1の等方性エッチングを再び行う。上記等方性エッチングと保護膜堆積と異方性エッチングとを1サイクルとし、例えば数十サイクル実施して、基板W1の垂直な深掘りを高速かつ所望のアスペクト比で実現し、図6に示す分割予定ラインSに沿った格子状のエッチング溝Mを基板W1に形成していく。
フッ素系のエッチングガスは、金属からなる膜W2をエッチングしない。そのため、図6に示すように、溝Mの底に膜W2の上面が露出するまでプラズマエッチングを行った後、プラズマエッチングを終了させる。即ち、図5に示すチャンバ92内へのエッチングガス等の導入及びガス噴出ヘッド91への高周波電力の供給を停止し、また、チャンバ92内のエッチングガスを排気口96から排気装置97に排気し、チャンバ92内部にエッチングガスが存在しない状態とする。その結果、図6に示すように、分割予定ラインSに沿った溝M(フルカット溝)が基板W1に形成され、基板W1が複数のチップCに分割された状態になる。なお、図7に示すように、溝M1(ハーフカット溝)の底に基板W1がエッチング残し部W1dとして僅かな厚みで残存した状態となるまで、プラズマエッチングを行ってもよい。エッチング残し部W1dの厚さは10μm以下であり、5μm以下であると好ましい。
なお、マスクJ1が水溶性樹脂からなるものでない場合(例えば、レジスト膜である場合)には、後述する加工ステップを行う前又は行った後に、例えば、プラズマエッチング装置9によるアッシング等によりマスクJ1がチップCから除去されるものとしてもよい。
(4)載置ステップ
次いで、例えば図6に示す溝Mが形成された被加工物Wを図8に示す水槽5に搬送する。
例えば、外形が有底円筒状である水槽5は、側壁51と、側壁51の下部に一体的に連接する底板50とから構成され、液体(例えば、水)が溜められている。水槽5は、例えば、図示しない排水機構及び給水機構を側壁51又は底板50に備えていてもよい。また、液体中には直径数ミリの金属粒(ビーズ)が複数混入されていると好ましい。
底板50の内部には、エア供給空間500が広がっており、エア供給空間500の上部には底板50の上面に等間隔空けて開口する複数のエア噴射口501が連通し、エア供給空間500の下部にはエア導入口502が連通している。そして、エア導入口502は、コンプレッサー等からなる高圧エア源59にエア流路59a及びエア流路59a上に配設されたソレノイドバブル59bを介して連通する。
図8に示すように、水槽5の上部に形成された円形の開口52の直径は、被加工物Wの直径よりも大きく、また、テープTの直径よりも小さく設定されている。
水槽5の側壁51には、環状フレームFを固定する固定クランプ511が周方向に均等に配設されている。固定クランプ511は、例えば、シリンダー等によって上下動可能となっていてもよい。
液体(水等)を充填した状態の水槽5の上方に搬送された被加工物Wは、テープTを下側に向けた状態で、例えば、水槽5の中心と被加工物Wの中心とを略合致させて水槽5上に載置される。その結果、水槽5の開口52がテープTで閉鎖された状態になる。また、各固定クランプ511により環状フレームFが固定される。例えば、固定クランプ511が下降することで、テープTが水槽5の側壁51の環状の上端面に押し付けられるものとしてもよい。
(5)加工ステップ
図9に示すように、被加工物Wに貼着されたテープTで開口52が閉鎖された水槽5に液体を充填した状態で、高圧エア源59がエア流路59aに高圧エアを送出する。該高圧エアは、開かれた状態のソレノイドバブル59b、エア導入口502、及びエア供給空間500を通り、エア噴射口501から水槽5の液体内に噴出する。液中のエアは、バブルとなって水槽5内を上昇していきテープTに接触する。
また、液中に金属粒が複数混入されている場合には、水槽5内に噴射されたエアによって水槽5内に生まれる水流にのって金属粒もテープTに向かって上昇して、テープTに接触する。
バブルや金属粒がテープTを介して膜W2に衝突することでチップCに下方から押圧力が加えられる、また、バブルがテープTに当たって壊れるときの衝撃波がテープTを介して膜W2に加えられることで、溝Mに対応する膜W2に+Z方向のせん断応力や振動による疲労が生じ、図10に示すように、膜W2にチップCの外周縁に沿って亀裂や歪みが生成される、又は膜W2がチップCの外周縁に沿って破断される。
なお、本加工ステップにおいて、膜W2のチップCの外周縁に沿って亀裂や歪みが発生した箇所は、後述するピックアップステップにおいて破断される。
図9に示す開口52に至ったエアは、テープTと水槽5の開口52との隙間から、水槽5外へ流出する。なお、例えば、水槽5には、エア導入時の過度な内圧上昇防止のためのリリーフ弁を設けてもよい。
膜W2にチップCの外周縁に沿って亀裂が生成された、又は膜W2がチップCの外周縁に沿って破断された被加工物Wは、水槽5上から例えば図11に示すスピンコータ4に搬送される。(2−1)マスク形成ステップにおける保護膜層Jの形成において使用したスピンコータ4は、被加工物Wの表面W1aに保護膜層Jを形成する役割を果たす以外にも、被加工物Wの表面W1a上からマスクJ1を洗浄除去する役割を果たすことが可能である。なお、被加工物Wは、スピンコータ4とは別の洗浄装置によってマスクJ1が洗浄除去されるものとしてもよい。
例えば、図11に示すように、ケーシング44内には、洗浄水を噴射する洗浄水ノズル46が配設されている。側面視略L字状の洗浄水ノズル46は、ケーシング44の底板441から立設しており、先端部分に形成された噴射口460は下方に向いている。洗浄水ノズル46は、Z軸方向の軸心周りに旋回可能となっており、洗浄水(例えば、純水)を蓄えた洗浄水供給源48に配管48a及びロータリージョイントを介して連通している。
なお、底板441から立ち上がる一本のノズルアームに洗浄水ノズルと保護膜剤を供給するノズルとが配設されているものとしてもよい。
まず、マスクJ1が上方に向かって露出した状態で被加工物Wが保持テーブル40で吸引保持され、また、各固定クランプ401によって環状フレームFが固定される。被加工物Wを吸引保持する保持テーブル40がケーシング44内における洗浄高さ位置まで下降した後、洗浄水ノズル46が旋回移動し噴射口460が被加工物Wの中央領域上方に位置付けられた後、噴射口460から被加工物Wの中央部に向かって洗浄水が噴射される。また、保持テーブル40がZ軸方向の軸心周りに回転する。
水溶性樹脂からなるマスクJ1が洗浄水によって溶解し、洗浄水と共に被加工物Wの表面W1a上を外側に向かって流れていった後流下し、図12に示すように、マスクJ1が被加工物Wの表面W1a上から除去され各チップCのデバイスDが露出した状態になる。
(6)ピックアップステップ
マスクJ1が除去された被加工物Wは、自然乾燥やブロー乾燥、又はスピン乾燥等された後、図12に示すピックアップ装置6に搬送される。なお、テープTの糊層TcにUV硬化糊が用いられている場合には、ピックアップ装置6においてチップCのピックアップを行う前に、テープTに紫外線を照射して糊層Tcを硬化させ粘着力を低下させてもよい。
ピックアップ装置6では、図示しないクランプ等で環状フレームFが固定され、チップCが吸引パッド61で吸引保持されて上方に持ち上げられることで、チップCのピックアップが行われる。ここで、膜W2にチップCの外周縁に沿って亀裂が生成されている箇所は、ピックアップによって膜W2がチップCの外周縁に沿って破断される。なお、ピックアップ時においては、例えば、Z軸方向に昇降可能な図示しないニードルで、チップCを下側からテープTを介して突き上げてもよい。
その結果、図12に示すように、基板W1の裏面W1bに膜W2を有するチップC1を形成することができる。
本発明に係る加工方法は、被加工物Wの裏面W2bに、基材Tdと糊層Tcとを備えたテープTを貼着するテープ貼着ステップと、テープ貼着ステップを実施する前後に被加工物Wの表面W1aに分割予定ラインSに沿って基板W1が露出したマスクJ1を形成するマスク形成ステップと、マスク形成ステップとテープ貼着ステップとを実施後、被加工物Wの表面W1a側からプラズマエッチングを施して分割予定ラインSに沿って溝Mを基板W1に形成することで基板W1を複数のチップCに分割するエッチングステップと、エッチングステップを実施後、上部に被加工物Wより大きいサイズの開口52を有した水槽5の開口52を、テープTで閉鎖する状態に水槽5上にテープTを介して被加工物Wを載置する載置ステップと、被加工物Wに貼着されたテープTで開口52が閉鎖された水槽5に液体を充填した状態で、水槽5内にバブルを発生させることで、テープTを介して膜W2にチップCの外周縁に沿って亀裂を生成または膜W2をチップCの外周縁に沿って破断する加工ステップと、加工ステップを実施した後、テープTからチップCをピックアップすることで裏面W2bに膜W2を有するチップC1を形成するピックアップステップと、を備えることで、被加工物WのチップC1への分割におけるテープの貼り替えが不要となるため、作業性が向上し、生産性が向上する。また、テープの転写作業を行わないため、転写作業中に起こり得る隣接するチップ同士の接触による損傷も発生しない。
本発明に係る被加工物の加工方法は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。また、添付図面に図示されているスピンコータ4、レーザ加工装置1、プラズマエッチング装置9、及び水槽5の各構成要素についても、これに限定されず、本発明の効果を発揮できる範囲内で適宜変更可能である。
W:被加工物 W1:基板 W1a:被加工物の表面 S:分割予定ライン D:デバイス W2:膜 W2b:被加工物の裏面 T:テープ Td:基材 Tc:糊層
F:環状フレーム
4:スピンコータ 40:保持テーブル 401:固定クランプ 42:回転手段
44:ケーシング 45:ノズル 47:保護膜剤供給源 J:保護膜層
46:洗浄水ノズル 48:洗浄水供給源
1:レーザ加工装置 10:チャックテーブル 11:レーザビーム照射手段 111:集光器 119:レーザビーム発振器 J1:マスク
9:プラズマエッチング装置
90:保持手段 900:支持部材 901:電極 91:ガス噴出ヘッド 910:ガス拡散空間 911:ガス導入口 912:ガス吐出口 92:チャンバ 920:搬入出口 921:ゲートバブル 93:ガス供給部 94、94a:整合器 95、95a:高周波電源、バイアス高周波電源 96:排気口 97:排気装置 98:フレーム加熱防止ガード
5:水槽 50:底板 500:エア供給空間 501:エア噴射口 502:エア導入口 51:側壁 511:固定クランプ 52:開口
59:高圧エア源 59a:エア流路 59b:ソレノイドバブル

Claims (1)

  1. 基板と、該基板の裏面に形成された膜と、を備え、表面に交差する複数の分割予定ラインが設定された被加工物の加工方法であって、
    被加工物の該裏面に、基材と糊層とを備えたテープを貼着するテープ貼着ステップと、
    該テープ貼着ステップを実施する前または後に被加工物の表面に分割予定ラインに沿って該基板が露出したマスクを形成するマスク形成ステップと、
    該マスク形成ステップと該テープ貼着ステップとを実施した後、被加工物の該表面側からプラズマエッチングを施して該分割予定ラインに沿って溝を該基板に形成することで該基板を複数のチップに分割するエッチングステップと、
    該エッチングステップを実施した後、上部に被加工物より大きいサイズの開口を有した水槽の該開口を、該テープで閉鎖する状態に該水槽上に該テープを介して被加工物を載置する載置ステップと、
    被加工物に貼着された該テープで該開口が閉鎖された該水槽に液体を充填した状態で、該水槽内にバブルを発生させることで、該テープを介して該膜に該チップの外周縁に沿って亀裂を生成または該膜を該チップの外周縁に沿って破断する加工ステップと、
    該加工ステップを実施した後、該テープから該チップをピックアップすることで該裏面に膜を有するチップを形成するピックアップステップと、を備えた加工方法。
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