JP2020037306A - 車体部材の製造方法及び車体部材の接合部のシール構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】第1部材と第2部材とで形成された凹部内に充填されたシール材のヒケを抑制することが可能な車体部材の製造方法及び車体部材の接合部のシール構造を得る。【解決手段】センタピラーR/F26の上端部26Bの一般面27とサイドレールR/F34の一般面34Aとの間に設けられた凹部88内にシール材90を充填し、シール材90が硬化した後、当該凹部88内において、シール材90の上にさらにシール材92を充填している。これにより、シール材96の表面96Aを平滑化することが可能となり、シール材96の表面96Aのヒケを抑制することができる。【選択図】図5
Description
本発明は、車体部材の製造方法及び車体部材の接合部のシール構造に関する。
特許文献1には、少なくとも第1部材と第2部材とに分割された車体のサイドアウタパネル(サイドメンバアウタパネル)に関する技術が開示されている。この先行技術では、第2部材に第1部材の端部が接合される段部が形成されており、当該段部に第1部材が接合された状態で、第1部材と第2部材との継ぎ目(接合部)には凹部が形成されるようになっている。この凹部内に光硬化型樹脂のシール材が充填されることで凹部を含む第1部材の外面と第2部材の外面との間は平滑化され、第1部材と第2部材との接合部が目立たなくなるようにされている。
しかしながら、上記先行技術では、第1部材と第2部材とで形成された凹部内には光硬化型樹脂のシール材が充填されるようになっているが、シール材が硬化する段階でヒケると、凹部を含む第1部材の外面と第2部材の外面との間で平滑化が担保されない可能性がある。
本発明は、上記の事情に鑑み、第1部材と第2部材とで形成された凹部内に充填されたシール材のヒケを抑制することが可能な車体部材の製造方法及び車体部材の接合部のシール構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の車体部材の製造方法は、車体部材の一部を構成する第1部材と、車体部材の他の一部を構成し前記第1部材が接合される段部が形成され、前記段部に当該第1部材が接合された状態で、前記第1部材との接合部において当該第1部材との間に凹部が設けられると共に外面が前記第1部材の外面と面一となるように形成された第2部材と、を備えた車体部材の接合部に適用される車体部材の製造方法であって、前記凹部内に第1シール材を充填する第1ステップと、前記第1シール材が硬化した後、前記凹部内において、当該第1シール材の上にさらに第2シール材を充填する第2ステップと、を有している。
請求項1に記載の車体部材の製造方法では、まず、車体部材は、第1部材と第2部材とを含んで構成されている。そして、第2部材には、第1部材が接合される段部が形成されており、当該段部に第1部材が接合された状態で、第1部材と第2部材との接合部において当該第1部材と第2部材との間には凹部が設けられるようになっている。さらに、第1部材と第2部材との接合部において、第2部材の外面が第1部材の外面と面一となるように形成されている。
ここで、本発明では、第1ステップとして、第1部材と第2部材とが接合された状態で、接合部において第1部材と第2部材との間に形成された凹部内に、第1シール材を充填する。次に、第2ステップでは、第1シール材が硬化した後、当該凹部内において、第1シール材の上にさらに第2シール材を充填する。
第1部材と第2部材との接合部において、凹部内に第1シール材を充填しただけでは、第1シール材が硬化する段階で当該第1シール材の表面にはヒケが形成される可能性がある。しかし、本発明では、当該接合部の凹部内に充填された第1シール材が硬化した後、当該凹部内において、第1シール材の上にさらに第2シール材が充填される。
これにより、凹部表面のシール材(厳密にいうと、凹部表面は第2シール材ということになるが、凹部内に充填された状態では、説明の便宜上、単にシール材と称する)のヒケを抑制することが可能となる。すなわち、凹部を含む第1部材の外面と第2部材の外面との間で平滑化が得られる。
なお、本発明における「接合部」は、第1部材と第2部材との間に設けられる凹部を含む周辺部を示す。また、本発明における「充填」には、塗布も含まれる。さらに、「第1シール材」、「第2シール材」として、例えば、熱硬化性の材料、光硬化性の材料、二液混合材料やろう材等の充填材が用いられる。また、第1シール材と第2シール材とは、必ずしも同じ材料である必要はない。また、本発明における「面一」は、第1部材の外面と第2部材の外面が完全にフラットな状態で配置される関係である必要はなく、実質的に面一であればよい。
請求項2に記載の車体部材の製造方法は、請求項1に記載の車体部材の製造方法において、前記第1シール材、第2シール材は、熱硬化性のシール材である。
車体部材の製造工程において、例えば、溶接工程や塗装工程の後には、乾燥炉で車体部材を乾燥させる乾燥工程がある。
このため、請求項2に記載の車体部材の製造方法では、第1シール材、第2シール材として、熱硬化性のシール材を用いている。これにより、溶接工程において、第1部材と第2部材との間に形成された凹部内に第1シール材を充填し、塗装工程で当該凹部内に第2シール材を充填することで、既存の乾燥工程をそのまま利用することができる。すなわち、第1部材と第2部材との間に形成された凹部内に第1シール材及び第2シール材を充填するに当たって、別途乾燥工程を設ける必要がない。
請求項3に記載の車体部材の製造方法は、請求項1又は請求項2に記載の車体部材の製造方法において、前記第2シール材は、前記第1シール材よりも充填深さが浅くなるように設定されている。
接合部の凹部内におけるシール材のヒケは、シール材の充填深さが深くなるとヒケは大きくなる。
このため、請求項3の車体部材の製造方法では、第2シール材は、第1シール材よりも充填深さが浅くなるように設定されている。これにより、第2シール材自体のヒケを抑制し、結果的に、凹部表面のシール材のヒケを抑制することが可能となる。
請求項4に記載の車体部材の製造方法は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車体部材の製造方法において、前記車体部材は、車体側部の骨格部材の一部を構成するサイドメンバアウタリインフォースメントである。
例えば、車体側部に設けられるサイドメンバアウタパネルでは、車体側部の骨格部材の一部を構成すると共に車体側部の意匠面を構成している。サイドメンバアウタパネルには、サイドドア開口部が形成されており、サイドドア開口部の周辺部にはサイドドアが開閉可能に取付けられるようになっている。当該サイドドアの外縁部には、ゴム製のウェザストリップが設けられており、当該ウェザストリップがサイドメンバアウタパネルに当接することにより、雨水等の車内への浸入が抑制されるようになっている。
つまり、ウェザストリップが当接するサイドメンバアウタパネルの当接面では、平滑化が求められる。一方、車体側部を一体として形成する大型のサイドメンバアウタパネルの場合、小型部品と比較すると、サイズが大きい分、寸法精度のばらつきは大きくなってしまう。したがって、大型のサイドメンバアウタパネルを成形する場合、同じ精度で要求される小型部品と比較すると、歩留まりが悪くなってしまう。
これに対して、請求項4に記載の車体部材の製造方法では、車体部材として、車体側部の骨格部材の一部を構成するサイドメンバアウタリインフォースメントが複数の部材で構成される。
前述のように、本発明では、第1部材と第2部材とが接合された接合部において、第1部材と第2部材との間で設けられた凹部内に充填されたシール材のヒケを抑制することが可能となる。これにより、凹部を含む第1部材の外面と第2部材の外面との間の平滑化が可能となる。
このため、サイドメンバアウタリインフォースメントが複数の部材で構成された場合であっても、各部材間の接合部においてシール材のヒケを抑制することが可能となる。したがって、当該サイドメンバアウタリインフォースメントにおいて、ウェザストリップが当接する当接面における平滑化を確保することができる。その結果、サイドメンバアウタリインフォースメントが複数の部材で構成された場合であっても、雨水等の車内への浸入を抑制することが可能となる。
つまり、本発明では、車体側部において、車体側部の骨格部材の一部を構成する骨格部材(サイドメンバアウタリインフォースメント)と、車体側部の意匠面を構成する意匠部材とで部材の機能を分けることができる。これにより、各部材の軽量化を図ると共に、歩留まりを向上させることができる。
請求項5に記載の車体部材の接合部のシール構造は、車体部材の一部を構成する第1部材と、車体部材の他の一部を構成し前記第1部材が接合される段部が形成され、前記段部に当該第1部材が接合された状態で、前記第1部材との接合部において当該第1部材との間に凹部が設けられると共に外面が前記第1部材の外面と面一となるように形成された第2部材と、を備え、前記凹部内に充填された第1シール材と、前記凹部内において、前記第1シール材の上に充填された第2シール材と、を有している。
請求項5に記載の車体部材の接合部のシール構造では、車体部材は、第1部材と第2部材とを含んで構成されている。そして、第2部材には、第1部材が接合される段部が形成されており、当該段部に第1部材が接合された状態で、第1部材と第2部材との接合部において第1部材と第2部材との間に凹部が設けられるようになっている。さらに、接合部において、第2部材の外面が第1部材の外面と面一となるように形成されている。
ここで、第1部材と第2部材とが接合された状態で、接合部において第1部材と第2部材との間に形成された凹部内には、第1シール材と当該第1シール材の上に充填された第2シール材が設けられている。これにより、凹部内に充填された第1シール材が硬化する段階でヒケたとしても、その上に第2シール材が充填されているため、凹部表面のシール材のヒケを抑制することが可能となる。
請求項6に記載の車体部材の接合部のシール構造は、請求項5に記載の車体部材の接合部のシール構造において、前記第1シール材、第2シール材は、熱硬化性のシール材である。
請求項6に記載の車体部材の接合部のシール構造では、第1シール材、第2シール材は、熱硬化性のシール材であるため、既存の乾燥工程をそのまま利用して、第1シール材及び第2シール材を乾燥させることが可能となる。
請求項7に記載の車体部材の接合部のシール構造は、請求項5又は請求項6に記載の車体部材の接合部のシール構造において、前記第2シール材は、前記第1シール材よりも薄肉となるように設定されている。
請求項7に記載の車体部材の接合部のシール構造では、第2シール材は、第1シール材よりも薄肉となるように設定されることによって、第2シール材自体のヒケを抑制し、凹部表面のシール材のヒケを抑制することが可能となる。
請求項8に記載の車体部材の接合部のシール構造は、請求項5〜請求項7の何れか1項に記載の車体部材の接合部のシール構造において、前記車体部材は、車体側部の骨格部材の一部を構成するサイドメンバアウタリインフォースメントである。
請求項8に記載の車体部材の接合部のシール構造では、車体側部の骨格部材の一部を構成するサイドメンバアウタリインフォースメントが複数の部材で構成されたとしても、雨水等の車内への浸入を抑制することが可能となる。
以上説明したように、請求項1に記載の本発明に係る車体部材の製造方法は、第1部材と第2部材とで形成された凹部内に充填されたシール材のヒケを抑制することができる、という優れた効果を有する。
請求項2に記載の本発明に係る車体部材の製造方法は、既存の乾燥工程をそのまま利用して、第1シール材及び第2シール材を乾燥させることができる、という優れた効果を有する。
請求項3に記載の本発明に係る車体部材の製造方法は、第2シール材自体のヒケを抑制し、凹部表面のシール材のヒケを抑制することができる、という優れた効果を有する。
請求項4に記載の本発明に係る車体部材の製造方法は、サイドメンバアウタリインフォースメントが複数の部材で構成されたとしても、雨水等の車内への浸入を抑制することができる、という優れた効果を有する。
請求項5に記載の本発明に係る車体部材の接合部のシール構造は、第1部材と第2部材とで形成された凹部内に充填されたシール材のヒケを抑制することができる、という優れた効果を有する。
請求項6に記載の本発明に係る車体部材の接合部のシール構造は、既存の乾燥工程をそのまま利用して、第1シール材及び第2シール材を乾燥させることができる、という優れた効果を有する。
請求項7に記載の本発明に係る車体部材の接合部のシール構造は、第2シール材自体のヒケを抑制し、凹部表面のシール材のヒケを抑制することができる、という優れた効果を有する。
請求項8に記載の本発明に係る車体部材の接合部のシール構造は、サイドメンバアウタリインフォースメントが複数の部材で構成されたとしても、雨水等の車内への浸入を抑制することができる、という優れた効果を有する。
以下、本発明の一実施形態に係る車体部材の接合部のシール構造について、図を用いて説明する。なお、各図において、矢印FRは車両前方を示しており、矢印UPは車両上方を示し、矢印OUTは車両幅方向の外側を示している。また、車両は、基本的に左右対称に構成されているので、着座乗員から見て車両左方側を図示して説明する。
(車体部材の接合部のシール構造の構成)
図1には、本実施の形態に係る車体部材の接合部のシール構造が適用される車両10における車体部材としてのサイドメンバアウタリインフォースメント(以下、「サイメンR/F」という)12の正面図が示されている。なお、図1は、車両10を基準とすると左側面図となる。後述する図2も図1と同じである。
図1には、本実施の形態に係る車体部材の接合部のシール構造が適用される車両10における車体部材としてのサイドメンバアウタリインフォースメント(以下、「サイメンR/F」という)12の正面図が示されている。なお、図1は、車両10を基準とすると左側面図となる。後述する図2も図1と同じである。
図1に示されるサイメンR/F12は、車体側部14の骨格部材の一部(車両幅方向の外側)を構成している。車体側部14は、下部において車両前後方向に沿って延在されたロッカ16の車両幅方向の外側の骨格部材を構成する、第1部材としてのロッカリインフォースメント(以下、「ロッカR/F18」という)を備えている。
当該サイメンR/F12において、ロッカR/F18の前端部18Aには、車両上下方向に沿って設けられたフロントピラー20の車両幅方向の外側の骨格部材を構成する、第2部材としてのフロントピラーリインフォースメント(以下、「フロントピラーR/F22」という)の下端部22Aが接合されている。
また、サイメンR/F12において、ロッカR/F18の車両前後方向の中央部18Bには、車両上下方向に沿って設けられたセンタピラー24の車両幅方向の外側の骨格部材を構成する、第2部材としてのセンタピラーリインフォースメント(以下、「センタピラーR/F26」という)の下端部26Aが接合されている。
さらに、サイメンR/F12において、ロッカ16の後端部18Cには、車両上方方向に沿って設けられたリヤピラー28の車両幅方向の外側の骨格部材を構成する、第2部材としてのリヤピラーリインフォースメント(以下、「リヤピラーR/F30」という)の下端部30Aが接合されている。
そして、当該サイメンR/F12では、フロントピラーR/F22の上端部22B、センタピラーR/F26の上端部26B及びリヤピラーR/F30の上端部30Bが、車両前後方向に沿って延在されたルーフサイドレール32の車両幅方向の外側の骨格部材を構成する、第1部材としてのルーフサイドレールリインフォースメント(以下、「サイドレールR/F34」という)に対してそれぞれ接合されている。
つまり、当該サイメンR/F12を構成する構成部材は、ロッカR/F18、フロントピラーR/F22、センタピラーR/F26、リヤピラーR/F30及びサイドレールR/F34となっている。これらの部材は、例えば、本実施形態では、鋼板等の金属で形成されており、図示はしないが、各部材の車両幅方向の内側に設けられた骨格部材との間で閉断面を有する車両骨格として形成されている。勿論、これらの部材は繊維強化樹脂等の樹脂によって形成されてもよい。
そして、本実施形態では、図示はしないが、ロッカR/F18の車両幅方向の外側には、当該ロッカR/F18を車両外側から覆う意匠部材としての樹脂製のロッカーモールが取付けられるようになっている。また、サイドレールR/F34の車両幅方向の外側には、当該サイドレールR/F34を車両外側から覆う意匠部材としての樹脂製のルーフレールアウタ35(図3参照)が取付けられるようになっている。さらに、リヤピラーR/F30を含む車両後方の車両幅方向の外側には、当該リヤピラーR/F30を車両外側から覆う意匠部材としての樹脂製のクォータパネルが取付けられるようになっている。
また、図示はしないが、フロントピラーR/F22の車両幅方向の外側には、当該フロントピラーR/F22を車両外側から覆う意匠部材としての樹脂製のフロントフェンダが取付けられるようになっている。さらに、ルーフサイドレール32の車両前方側において、当該ルーフサイドレール32の下縁部分と当該フロントフェンダとの境界部分には、意匠部材としての樹脂製の三角パッチが取付けられるようになっている。また、ルーフサイドレール32の車両後方側において、当該ルーフサイドレール32の下縁部分と当該クォータパネルとの境界部分には、意匠部材としての樹脂製のクォータガーニッシュが取付けられるようになっている。なお、これらの意匠部材は、鋼板等の金属によって形成されてもよい。
ここで、サイメンR/F12の前部12A側では、ロッカR/F18、フロントピラーR/F22、サイドレールR/F34及びセンタピラーR/F26によって、略矩形状のフロントサイドドア開口部36が形成されている。そして、当該フロントサイドドア開口部36は、図示しないフロントサイドドアによって開閉可能とされる。
また、サイメンR/F12の後部12B側では、ロッカR/F18、センタピラーR/F26、サイドレールR/F34及びリヤピラーR/F30によって、略矩形状のリヤサイドドア開口部38が形成されている。そして、当該リヤサイドドア開口部38は、図示しないリヤサイドドアによって開閉可能とされる。そして、各サイドドア開口部40に対して、それぞれ対応するサイドドア42(図3参照)が閉止されることで車内44側と車外46側とが仕切られる。
一方、図3には、図1に示すA−Aに沿って切断したときの断面図が示されている。図3に示されるように、リヤサイドドア48の外縁部48Aには、当該リヤサイドドア48を囲むようにして、環状のゴム製のウェザストリップ50が設けられている。また、リヤサイドドア開口部38には、当該リヤサイドドア開口部38の内縁部38Aに沿って、環状のゴム製のドアオープニングトリム52が設けられている。なお、図示はしないが、フロントサイドドア側もリヤサイドドア48側の構成と略同じである。
ところで、本実施形態では、前述のように、図2に示されるサイメンR/F12は、ロッカR/F18と、フロントピラーR/F22、センタピラーR/F26、リヤピラーR/F30、サイドレールR/F34と、を含んで構成されている。なお、図2には、図1に示すサイメンR/F12が分解された分解正面図が示されている。
当該フロントピラーR/F22の下端部22A、センタピラーR/F26の下端部26A、リヤピラーR/F30の下端部30Aは、それぞれロッカR/F18に接合されている。一方、フロントピラーR/F22の上端部22B、センタピラーR/F26の上端部26B、リヤピラーR/F30の上端部30Bは、それぞれサイドレールR/F34に接合されている。
そして、図1に示されるように、フロントサイドドア開口部36側では、ロッカR/F18とフロントピラーR/F22の下端部22Aとの接合部54には、見切り部56が設けられ、ロッカR/F18とセンタピラーR/F26の下端部26Aとの接合部58には、見切り部60が設けられる。また、サイドレールR/F34とフロントピラーR/F22の上端部22Bとの接合部62には、見切り部64が設けられ、サイドレールR/F34とセンタピラーR/F26の上端部26Bとの接合部66には、見切り部68が設けられる。
また、リヤサイドドア開口部38側では、ロッカR/F18とセンタピラーR/F26の下端部26Aとの接合部70には、見切り部72が設けられ、ロッカR/F18とリヤピラーR/F30の下端部30Aとの接合部74には、見切り部76が設けられる。また、サイドレールR/F34とセンタピラーR/F26の上端部26Bとの接合部78には、見切り部80が設けられ、サイドレールR/F34とリヤピラーR/F30の上端部30Bとの接合部82には、見切り部84が設けられる。
ここで、本実施の形態に係る車体部材の接合部のシール構造について説明する。
なお、本実施形態では、上記接合部54、58、62、66、70、74、78、82の構成は略同じであるため、これらを代表して接合部78についての説明を行う。図4には、サイドレールR/F34とセンタピラーR/F26の上端部26Bとの接合部78を車両後方かつ車両幅方向の外側から見た斜視図が示されている。また、図5(A)、(B)には、図4に示すB−Bに沿って切断したときの断面図が示されている。
図2、図4、図5(A)に示されるように、サイドレールR/F34には、車両幅方向の内側へ向かって突出する段部86が形成されており、当該段部86にセンタピラーR/F26の上端部26Bが接合されるようになっている。
図4、図5(A)に示されるように、本実施形態では、前述のように、サイドレールR/F34及びセンタピラーR/F26は、鋼板等の金属で形成されている。このため、サイドレールR/F34とセンタピラーR/F26の上端部26Bとの接合部78において、センタピラーR/F26の上端部26Bは、溶接等によりサイドレールR/F34の段部86に接合される(接合部78A)。なお、上記部材が繊維強化樹脂によって形成された場合、接合部78Aでは溶着や接着剤等による接合がなされる。
ここで、本実施形態における接合部78Aは、サイドレールR/F34に形成された段部86にセンタピラーR/F26の上端部26Bが接合された部位を示す。一方、本実施形態における接合部78は、センタピラーR/F26の上端部26Bの一般面27とサイドレールR/F34における一般面34Aとの間に設けられた、後述する凹部88を含む周辺部を示す。なお、サイドレールR/F34及びセンタピラーR/F26が繊維強化樹脂等の樹脂によって形成された場合、センタピラーR/F26の上端部26Bは、溶着、接着剤等によりサイドレールR/F34の段部86に接合される。
また、サイドレールR/F34とセンタピラーR/F26の上端部26Bとの接合部78において、センタピラーR/F26の上端部26Bの後端26B1と、サイドレールR/F34における一般面34Aと段部86の境界86Aとの間には、凹部88が設けられている。そして、この凹部88内には、例えば、熱硬化性のシール材(第1シール材)90、シール材(第2シール材)92が充填されている。
図5(B)に示されるように、接合部78において、センタピラーR/F26の上端部26Bの一般面27とサイドレールR/F34の一般面34Aとは、略面一となるように設定されている。そして、センタピラーR/F26の上端部26Bの一般面27及びサイドレールR/F34の一般面34Aには、接合部78における見切り部80を跨いでウェザストリップ50が当接するようになっている(当接部94)。
このため、センタピラーR/F26の上端部26Bの一般面27とサイドレールR/F34の一般面34Aとの間に設けられた凹部88内に充填されたシール材96(シール材90の上にシール材92が積層されたもの)の表面96Aは、センタピラーR/F26の上端部26Bの一般面27及びサイドレールR/F34の一般面34Aと略面一となるように設定されている。
(車体部材の製造方法、車体部材の接合部のシール構造の作用及び効果)
まず、本実施の形態に係る車体部材の製造方法について説明する。
まず、本実施の形態に係る車体部材の製造方法について説明する。
本実施形態では、図6(A)に示されるように、サイメンR/F12の一部を構成するサイドレールR/F34とセンタピラーR/F26の上端部26Bとの接合部78において、サイドレールR/F34に形成された段部86には、センタピラーR/F26の上端部26Bが接合されている(接合部78A)。
そして、第1ステップでは、図6(B)に示されるように、センタピラーR/F26の上端部26Bの一般面27とサイドレールR/F34の一般面34Aとの間に設けられた凹部88内に熱硬化性のシール材90を充填する。
ここで、比較例として、図8(A)に示されるように、接合部108の凹部100内にシール材102を充填させた場合について説明する。この場合、シール材102が硬化する段階で、図8(B)に示されるように、当該シール材102がヒケるとシール材102の表面102Aが平滑化できない可能性がある。このように、凹部100内においてシール材102にヒケが生じた場合、シール材102の表面102Aとウェザストリップ104との間に隙間が生じてしまい雨水等が車内側へ浸入する可能性がある。
これに対して、本実施形態では、前述のように、第1ステップにおいて、図6(B)に示す凹部88内にシール材90を充填し、シール材90が硬化した後、第2ステップにおいて、図7(B)に示されるように、当該凹部88内において、シール材90の上にさらにシール材92を充填している。
つまり、図7(A)に示されるように、当該凹部88内に充填されたシール材90が硬化する段階で、シール材90がヒケたとしても、当該シール材90の上にさらにシール材92を充填することによって、シール材96の表面96Aを平滑化することが可能となる。裏を返せば、本実施形態では、シール材96の表面96Aのヒケを抑制することができる。
一方、図5(B)に示されるように、本実施形態では、サイドレールR/F34とセンタピラーR/F26の上端部26Bとの接合部78において、センタピラーR/F26の上端部26Bの一般面27とサイドレールR/F34の一般面34Aとは略面一となるように設定されている。また、当該センタピラーR/F26の上端部26Bの一般面27及びサイドレールR/F34の一般面34Aには、ウェザストリップ50が当接するようになっている(当接部94)。
上記のように、本実施形態では、センタピラーR/F26の上端部26Bの一般面27とサイドレールR/F34の一般面34Aとの間に設けられた凹部88内に充填されたシール材96の表面96Aのヒケは抑制される。このため、当該凹部88を含む接合部78は、センタピラーR/F26の上端部26Bの一般面27とサイドレールR/F34における一般面34Aとの間で平滑化を得ることができる。したがって、当該接合部78において、雨水等の車内への浸入を抑制することが可能となる。
また、本実施形態では、シール材90、92として、熱硬化性のシール材が用いられている。ここで、車体部材の製造工程において、溶接工程や塗装工程がある場合、溶接工程の後や塗装工程の後には、乾燥炉で車体部材を乾燥させる乾燥工程がある。
このため、シール材90及びシール材92を熱硬化性のシール材とすることで、溶接工程において、図6(A)、(B)に示されるように、凹部88内に熱硬化性のシール材90を塗布(充填)する(第1ステップ)。そして、溶接工程の後に行われる電着工程後の乾燥工程で、当該シール材90を乾燥させ硬化させる。次に、塗装工程において、図7(A)、(B)に示されるように、シール材90がヒケた部分を含んでシール材90の上にシール材92を塗布(充填)する。そして、塗装工程後の乾燥工程でシール材92を乾燥させ硬化させる。
すなわち、本実施形態では、溶接工程において、センタピラーR/F26の上端部26Bの一般面27及びサイドレールR/F34の一般面34Aとの間に形成された凹部88内に第1シール材90を充填し、塗装工程で当該凹部88内に第2シール材90を充填することで、既存の乾燥工程をそのまま利用することができる。したがって、当該凹部88内に第1シール材90及び第2シール材90を充填するに当たって、別途乾燥工程を設ける必要がない。
ところで、一般に、図8(A)に示されるように、接合部108の凹部100内におけるシール材102のヒケは、当該シール材102の充填深さが深くなると大きくなる。このため、本実施形態では、図5(B)に示されるように、シール材92は、シール材90よりも充填深さが浅く(薄肉)なるように設定されている。これにより、シール材92自体のヒケを抑制し、凹部88内のシール材96の表面96Aのヒケを抑制する。
また、比較例として、図示はしないが、車体側部に設けられるサイドメンバアウタパネルでは、車体側部の骨格部材の一部を構成すると共に車体側部の意匠面を構成している。当該サイドメンバアウタパネルには、サイドドア開口部が形成されており、サイドドア開口部の周辺部にはサイドドアが開閉可能に取付けられるようになっている。そして、サイドドアの外縁部には、ウェザストリップが設けられており、当該ウェザストリップがサイドメンバアウタパネルに当接することにより、雨水等の車内への浸入が抑制される。
つまり、ウェザストリップが当接するサイドメンバアウタパネルの当接面では、平滑化が求められる。一方、車体側部を一体として成形する大型のサイドメンバアウタパネルの場合、小型部品と比較すると、サイズが大きい分、寸法精度のばらつきは大きくなってしまう。したがって、大型のサイドメンバアウタパネルを成形する場合、同じ精度で要求される小型部品と比較すると、歩留まりが悪くなってしまう。
これに対して、本実施形態では、図2に示されるように、車体側部14の骨格部材の一部を構成するサイメンR/F12が複数の部材で構成される。前述のように、本実施形態では、図5(B)に示されるように、サイドレールR/F34とセンタピラーR/F26の上端部26Bとの接合部78において、当該センタピラーR/F26の上端部26Bの一般面27とサイドレールR/F34の一般面34Aとの間に設けられた凹部88内に充填されたシール材96のヒケを抑制することが可能となる。これにより、当該凹部88を含むセンタピラーR/F26の上端部26Bの一般面27とサイドレールR/F34における一般面34Aとの間の平滑化が可能となる。
このように、本実施形態では、サイメンR/F12が複数の部材で構成された場合であっても、各部材間の接合部78において、シール材96のヒケを抑制することが可能となる。このため、当該サイメンR/F12において、ウェザストリップ50が当接する当接部94における平滑化を確保することができる。つまり、サイメンR/F12が複数の部材で構成された場合であっても、雨水等の車内への浸入を抑制することが可能となる。
その結果、本実施形態では、車体側部14において、車体側部14の骨格部材の一部を構成する骨格部材(サイメンR/F12)と、車体側部14の意匠面を構成する意匠部材(図示しないクォータパネル等)とで部材の機能を分けることができる。これにより、各部材の軽量化を図ると共に、歩留まりを向上させることができる。
なお、本実施形態では、図2に示されるように、サイメンR/F12を構成する構成部材は、ロッカR/F18、フロントピラーR/F22、センタピラーR/F26、リヤピラーR/F30及びサイドレールR/F34となっているが、これに限るものではなく、当該構成部材は増減してもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 車両
12 サイドメンバアウタリインフォースメント(サイメンR/F)
14 車体側部
16 ロッカ(骨格部材)
18 ロッカリインフォースメント(ロッカR/F、第1部材)
20 フロントピラー(骨格部材)
22 フロントピラーリインフォースメント(フロントピラーR/F、第2部材)
24 センタピラー(骨格部材)
26 センタピラーリインフォースメント(センタピラーR/F、第2部材)
27 一般面(第2部材の外面)
28 リヤピラー(骨格部材)
30 リヤピラーリインフォースメント(リヤピラーR/F、第2部材)
32 ルーフサイドレール(骨格部材)
34 ルーフサイドレールリインフォースメント(サイドレールR/F、第1部材)
34A 一般面(第1部材の外面)
54 接合部
58 接合部
62 接合部
66 接合部
70 接合部
74 接合部
78 接合部
82 接合部
86 段部
88 凹部
90 シール材(第1シール材)
92 シール材(第2シール材)
12 サイドメンバアウタリインフォースメント(サイメンR/F)
14 車体側部
16 ロッカ(骨格部材)
18 ロッカリインフォースメント(ロッカR/F、第1部材)
20 フロントピラー(骨格部材)
22 フロントピラーリインフォースメント(フロントピラーR/F、第2部材)
24 センタピラー(骨格部材)
26 センタピラーリインフォースメント(センタピラーR/F、第2部材)
27 一般面(第2部材の外面)
28 リヤピラー(骨格部材)
30 リヤピラーリインフォースメント(リヤピラーR/F、第2部材)
32 ルーフサイドレール(骨格部材)
34 ルーフサイドレールリインフォースメント(サイドレールR/F、第1部材)
34A 一般面(第1部材の外面)
54 接合部
58 接合部
62 接合部
66 接合部
70 接合部
74 接合部
78 接合部
82 接合部
86 段部
88 凹部
90 シール材(第1シール材)
92 シール材(第2シール材)
Claims (8)
- 車体部材の一部を構成する第1部材と、
車体部材の他の一部を構成し前記第1部材が接合される段部が形成され、前記段部に当該第1部材が接合された状態で、前記第1部材との接合部において当該第1部材との間に凹部が設けられると共に外面が前記第1部材の外面と面一となるように形成された第2部材と、
を備えた車体部材の接合部に適用される車体部材の製造方法であって、
前記凹部内に第1シール材を充填する第1ステップと、
前記第1シール材が硬化した後、前記凹部内において、当該第1シール材の上にさらに第2シール材を充填する第2ステップと、
を有する車体部材の製造方法。 - 前記第1シール材、第2シール材は、熱硬化性のシール材である請求項1に記載の車体部材の製造方法。
- 前記第2シール材は、前記第1シール材よりも充填深さが浅くなるように設定されている請求項1又は請求項2に記載の車体部材の製造方法。
- 前記車体部材は、車体側部の骨格部材の一部を構成するサイドメンバアウタリインフォースメントである請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車体部材の製造方法。
- 車体部材の一部を構成する第1部材と、
車体部材の他の一部を構成し前記第1部材が接合される段部が形成され、前記段部に当該第1部材が接合された状態で、前記第1部材との接合部において当該第1部材との間に凹部が設けられると共に外面が前記第1部材の外面と面一となるように形成された第2部材と、
を備え、
前記凹部内に充填された第1シール材と、
前記凹部内において、前記第1シール材の上に充填された第2シール材と、
を有する車体部材の接合部のシール構造。 - 前記第1シール材、第2シール材は、熱硬化性のシール材である請求項5に記載の車体部材の接合部のシール構造。
- 前記第2シール材は、前記第1シール材よりも薄肉となるように設定されている請求項5又は請求項6に記載の車体部材の接合部のシール構造。
- 前記車体部材は、車体側部の骨格部材の一部を構成するサイドメンバアウタリインフォースメントである請求項5〜請求項7の何れか1項に記載の車体部材の接合部のシール構造。
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