JP2017100526A - 車両用バックドア - Google Patents

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Abstract

【課題】アウタパネルの端末と接着剤との間に隙間が発生するのを防止し、バックドアのシール性を高める。【解決手段】アッパアウタパネル(31)及び前記ロアアウタパネル(33)の各端末部(59)には、インナパネル(3)との接着面を形成する、当該アウタパネルの厚さ方向に対して傾斜した傾斜接着面(61)が設けられ、ピラー部(21)と窓パネル(7)との接着部分には、インナパネル(3)とアウタパネルの傾斜接着面(61)との間からはみ出した接着剤(9)が介在している。【選択図】図8

Description

本発明は、インナパネルとアウタパネルとが接着剤で接合された構造を有する車両用バックドアに関する。
この種のバックドアとして、アウタパネルが上下に2分割されたタイプのバックドアが知られている(例えば、特許文献1参照)。このバックドアでは、インナパネルに窓用開口が形成され、アウタパネルがアッパアウタパネルとロアアウタパネルとで構成されている。アッパアウタパネルは、インナパネルのうち窓用開口よりも上側の部分に対応する形状とされており、車幅方向における両端部に、下方に向かって延びる延出部を有する。他方、ロアアウタパネルは、インナパネルのうち窓用開口よりも下側の部分に対応する形状とされており、車幅方向における両端部に、上方に向かって延びる延出部を有する。
これらアッパアウタパネル及びロアアウタパネルは、延出部を含め、それぞれインナパネルに接着固定されている。アッパアウタパネルの延出部とロアアウタパネルの延出部との間では、インナパネルのうち窓用開口の車幅方向における両側の部分を構成するピラー部が外部に露出している。そして、窓用開口の周縁部に相当する、各々延出部を含むアッパアウタパネル及びロアアウタパネルと両ピラー部には、窓用開口を塞ぐ窓パネルが接着剤を介して接着固定されている。
特開2011−219000号公報
上述したバックドアにおいて、アッパアウタパネル又はロアアウタパネルの延出部の端末が当該延出部におけるインナパネルとの接着面に対して垂直な端面であると、当該アウタパネルをインナパネルに接着すべくその延出部をインナパネルに押し付けたときに、インナパネルと延出部との間から接着剤が延出部の端末側に若干量だけ押し出され、その押し出された接着剤と延出部の端面との間に隙間が生じることがある。この隙間は、延出部の端末を跨いで当該延出部とピラー部とに塗布された、窓パネルを接着する接着剤によっても埋まらない場合があり、バックドアのシール性を損なう要因となっている。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、アウタパネルの端末と接着剤との間に隙間が発生するのを防止し、バックドアのシール性を高めることにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、アウタパネルの端末部の形状を工夫した。
具体的には、本発明は、窓用開口が形成されたインナパネルと、インナパネルのうち窓用開口よりも上側の部分に対向するアッパアウタパネルと、インナパネルのうち窓用開口よりも下側の部分に対向するロアアウタパネルと、それらアッパアウタパネルとロアアウタパネルとの間で窓用開口を塞ぐと共に、インナパネルのうち窓用開口の車幅方向における両側の部分を構成するピラー部を覆う窓パネルと、を備える車両用バックドアを対象とする。
アッパアウタパネル及びロアアウタパネルは、インナパネルのうち窓用開口の周縁部分と外周縁部分とに接着剤で接合されている。窓パネルは、アッパアウタパネル及びロアアウタパネルのうち窓用開口の両側に臨む端末部とインナパネルのピラー部とに亘って接着剤で接合されている。そして、本発明は、以下の解決手段を講じたものである。
すなわち、第1の発明は、アッパアウタパネル及びロアアウタパネルのうち少なくとも一方のアウタパネルの端末部に、インナパネルとの接着面を形成する、当該アウタパネルの厚さ方向に対して傾斜した傾斜接着面が設けられている。そして、第1の発明は、ピラー部と窓パネルとの接着部分に、インナパネルと上記傾斜接着面との間からはみ出した接着剤が介在していることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明の車両用バックドアにおいて、ピラー部が、車両後方に開口を向ける水平断面凹状に形成された構成を有する。インナパネルには、ピラー部の両側壁を橋渡しする橋絡片が設けられている。また、上記傾斜接着面が設けられたアウタパネルには、ピラー部に沿って橋絡片に対向する箇所に延びる延出部が設けられている。それら橋絡片及び延出部のうち一方には位置決め孔が、他方にはその位置決め孔に挿入される位置決めピンがそれぞれ設けられている。そして、第2の発明は、位置決めピンの軸が、前記傾斜接着面が臨む方向に延びていることを特徴とする。
第3の発明は、第1又は第2の発明の車両用バックドアにおいて、上記傾斜接着面が設けられた端末部が、当該傾斜接着面によって尖鋭状に形成されていることを特徴とする。
第4の発明は、第1〜第3の発明のいずれか1つの車両用バックドアにおいて、インナパネルに、傾斜接着面が設けられたアウタパネルが接着される部分とそのアウタパネルが接着されない部分との間に段差を形成する段差面が設けられた構成を有する。そして、第4の発明は、上記傾斜接着面が、接着剤を介して段差面と対向していることを特徴とする。
第1の発明によれば、アッパアウタパネル及びロアアウタパネルのうち少なくとも一方のアウタパネルのピラー部に臨む端末部に、当該アウタパネルの厚さ方向に対して傾斜した傾斜接着面を設けるようにしたので、この傾斜接着面が形成されたアウタパネルをインナパネルに接着する作業において当該アウタパネルの端末部を接着剤を介してインナパネルに押し付けた際に、接着剤が傾斜接着面によって当該端末部の末端側に積極的に押し出される。これによって、当該アウタパネルの端末と接着剤との間に隙間が発生するのを防止でき、バックドアのシール性を高めることができる。
第2の発明によれば、インナパネルに橋絡片を設けると共に、アウタパネルに延出部を設け、これら橋絡片と延出部とに位置決め孔及び位置決めピンによる位置決め構造を設けるようにしたので、インナパネルにアウタパネルを組み付ける際の作業性を向上させることができる。また、位置決めピンの軸を傾斜接着面が臨む方向に延ばした形態を採用するようにしたので、位置決めピンを位置決め孔に挿入する方向においてアウタパネルをインナパネルにそのまま押し付けるだけで、傾斜接着面に接する接着剤に対して当該アウタパネルにおける端末部の末端側に押し出す方向の力が効率良く作用し、当該アウタパネルの端末と接着剤との間に隙間が発生するのを好適に防止することができる。
第3の発明によれば、アウタパネルの端末部を傾斜接着面によって先鋭状に形成するようにしたので、端末部の末端が線状となり、その線状の端末を接着剤に押し付けた際に当該接着剤に容易に食い込ませて密着させることができる。それにより、アウタパネルの端末と接着剤との間に隙間が発生するのを確実に防止することができる。
第4の発明によれば、インナパネルに傾斜接着面と対向する段差面を設けるようにしたので、アウタパネルの端末部を接着剤を介してインナパネルに押し付けた際の傾斜接着面による接着剤の押し出し作用をより効果的に得ることができる。それにより、アウタパネルの端末と接着剤との間に隙間が発生するのをよりいっそう確実に防止することができる。
実施形態に係るバックドアを後側から見た全体斜視図である。 実施形態に係るバックドアの分解斜視図である。 図2のIIIで囲んだ部分の拡大斜視図である。 ロアアウタパネルをインナパネルに位置決めして貼り合わせた状態を示す図3対応図である。 ロアアウタパネルをインナパネルに組み付けた状態を示す図3対応部分の後面図である。 図5のVI−VI線におけるバックドアの断面図である。 図5のVII−VII線におけるバックドアの断面図である。 図7のVIIIで囲んだ部分の拡大断面図である。 インナパネルに接着剤を塗布した状態を示す図6対応図である。 インナパネルに接着剤を塗布した状態を示す図7対応図である。 インナパネルにロアアウタパネルを組み付ける際の動作を示す図6対応図である。 インナパネルにロアアウタパネルを組み付ける際の動作を示す図7対応図である。 インナパネルとアウタパネルとの接合体に窓パネルを組み付ける際の動作を示す図6対応図である。 インナパネルとアウタパネルとの接合体に窓パネルを組み付ける際の動作を示す図7対応図である。 比較例1に係るバックドアの図8相当図である。 比較例2に係るバックドアの図8相当図である。
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、説明の便宜上、車両前後方向における前側を「前」、後側を「後」と称し、車両前方を向いて車幅方向における左側を「左」、右側を「右」と称し、車高方向における上側を「上」、下側を「下」と称する。
図1に、この実施形態に係る車両用バックドア1を後側から見た全体斜視図を示す。図2に、このバックドア1の分解斜視図を示す。図3に、図2のIIIで囲んだ部分の拡大斜視図を示す。図4に、ロアアウタパネル33をインナパネル3に位置決めして貼り合わせた状態の図3対応図を示す。図5に、ロアアウタパネル33をインナパネル3に組み付けた状態の図3対応部分の後面図を示す。図6に、図5のVI−VI線におけるバックドア1の断面図を示す。図7に、図5のVII−VII線におけるバックドア1の断面図を示す。また、図8に、図7のVIIIで囲んだ部分の拡大断面図を示す。
−バックドアの概略構成−
図1に示すバックドア1は、ハッチバック車の車体101後端に設けられたバックドア開口103を開閉する上下開閉式のバックドアである。このバックドア1は、図2に示すように、車内側(前側)に位置するインナパネル3と、車外側(後側)に位置するアウタパネル5及び窓パネル7とを備える。これらインナパネル3、アウタパネル5及び窓パネル7は、互いに接着剤9,67により接合されている。
−インナパネルの構成−
インナパネル3は、射出成形などで成形される一枚物の樹脂製パネルであって、例えば、ガラス繊維入りポリプロピレン(PP−GF:Polypropylene Glass Fiber)や炭素繊維入りポリプロピレン(PP−CF:Polypropylene Carbon Fiber)などの繊維補強材を含有する熱可塑性樹脂からなる。このインナパネル3の剛性は、アウタパネル5(後述するアッパアウタパネル31及びロアアウタパネル33)の剛性よりも高くなっている。
インナパネル3の上半部分には、車幅方向に延びる略台形状の窓用開口11が形成されている。インナパネル3のうち窓用開口11の周縁部分には、後方に立ち上がった内側立ち壁13と、この内側立ち壁13の後端から窓用開口の内方へ突出した内側接合片15とが設けられている。さらに、インナパネル3の外周縁部には、後方に立ち上がった外側立ち壁17と、この外側立ち壁17の後端から外側方へ突出した外側接合片19とが設けられている。
このように、インナパネル3は、窓用開口11周りの内周縁部と外周縁部とが後方に立ち上がった凹形状とされている。そして、インナパネル3のうち窓用開口11の車幅方向における両側の部分は、図2〜図5に示すように、後方に開口を向ける水平断面凹状に形成されたピラー部21をそれぞれ構成している。ピラー部21は、凹状部分の底面を構成する底面部23と、車幅方向における内側に位置する内側壁25と、車幅方向における外側に位置する外側壁27とで構成されている。
内側壁25は、内側立ち壁13及び内側接合片15の一部で形成されている。外側壁27は、外側立ち壁17及び外側接合片19の一部で形成されている。各ピラー部21には、それら内側壁25と外側壁27とを左右に橋渡しして連結する橋絡片29が、当該ピラー部21の上下両側に1つずつ一対に設けられている。それによって、ピラー部21の剛性を向上させており、車両事故などによって外的な負荷が加えられたとしてもピラー部21が変形したり破損したりするのを抑制するようになっている。
−アウタパネルの構成−
アウタパネル5は、図1及び図2に示すように、上下に2分割されており、上側に位置するアッパアウタパネル31と、下側に位置するロアアウタパネル33とで構成されている。アッパアウタパネル31及びロアアウタパネル33は、射出成形などによって成形される樹脂製パネルであって、例えば、タルク入りポリプロピレン(PP−T:Polypropylene Talc)やそれにエチレンプロピレンジエンメチレンゴム(EPDM:Ethylene Propylene Diene Monomer)を混合した合成樹脂からなる。
アッパアウタパネル31は、インナパネル3のうち窓用開口11よりも上側の部分に対向し、同部分に対応した横長の帯板状に形成されている。このアッパアウタパネル31の下縁部には、前後方向に延びる段差部を介して前方に位置するアッパ接合片35が、車幅方向における全体に亘って設けられている。このアッパ接合片35の左右の両端部には、ピラー部21に沿って上側の橋絡片29に対応する箇所にまで延びる延出部37がそれぞれ設けられている。
このアッパアウタパネル31の延出部37は、対応する橋絡片29と係合させることでアッパアウタパネル31をインナパネル3に組み付ける際の位置決めに用いられる。アッパアウタパネル31は、それら両延出部37を含め、インナパネル3のうち窓用開口11の周縁部分に相当する内側接合片15の上辺部と、インナパネル3の外周縁部に相当する外側接合片19のうち左右両側の側辺部におけるピラー部21の上端寄りの部分からそれよりも上側にかけての部分及び上辺部とに接着剤9で接合されている。
他方、ロアアウタパネル33は、インナパネル3のうち窓用開口11よりも下側の部分に対向し、同部分に対応した形状とされている。このロアアウタパネル33の上縁部には、前後方向に延びる段差部を介して前方に位置するロア接合片39が、車幅方向における全体に亘って設けられている。このロア接合片39の左右の両端部には、ピラー部21に沿って下側の橋絡片29に対応する箇所にまで延びる延出部41がそれぞれ設けられている。
このロアアウタパネル33の延出部41は、対応する橋絡片29と係合させることでロアアウタパネル33をインナパネル3に組み付ける際の位置決めに用いられる。ロアアウタパネル33は、それら両延出部41を含め、インナパネル3のうち窓用開口11の周縁部分に相当する内側接合片15の下辺部と、インナパネル3の外周縁部に相当する外側接合片19のうち左右両側の側辺部におけるピラー部21の下端寄りの部分からそれよりも下側にかけての部分及び下辺部とに接着剤9で接合されている。
これらアッパアウタパネル31及びロアアウタパネル33とインナパネル3とを接着する接着剤9は、ゴム弾性を有する接着剤、いわゆる弾性接着剤である。弾性接着剤としては、例えばウレタン系接着剤を採用することができる。
−位置決め構造及びその周辺構成−
インナパネル3の各橋絡片29とアッパアウタパネル31及びロアアウタパネル33の各延出部37,41とには、それら両者を位置決めするための位置決め構造が設けられている。このバックドア1では、アッパアウタパネル31とインナパネル3との位置決め構造及びその周辺構成(後述する、ロアアウタパネル33に傾斜接着面61が設けられた構成、及びインナパネル3に段差面57が設けられた構成を含む、以下同じ)と、ロアアウタパネル33とインナパネル3との位置決め構造及びその周辺構成とに、いずれも同じ位置決め構造及びその周辺構成が採用されている。この位置決め構造及びその周辺構成について、ロアアウタパネル33側の位置決め構造及びその周辺構成を例に挙げて説明する。
ロアアウタパネル33の各延出部41のうち左右方向における中程には、図3〜図6に示すように、上方に突出した突出片43が設けられている。この突出片43には、インナパネル3の橋絡片29と対向する係合面部45を底面とする凹部47が設けられている。この凹部47の係合面部45は、前方に向かって斜め下方に延び、延出部41のうち突出片43を除く部分の後面に対して傾斜している。係合面部45には、タッピングネジ50が挿通される挿通孔49と位置決め孔51とが左右に並べて設けられている。
他方、インナパネル3の各ピラー部21下側の橋絡片29には、後方に向けて突出した位置決め用の位置決めピン53と、締結孔を有するボス部55とが左右に並べて設けられている。位置決めピン53の軸Aは、後述する傾斜接着面61が臨む方向に延びている。具体的には、位置決めピン53は、当該傾斜接着面61と直交又は略直交(90度±10度)する方向に延びている。この位置決めピン53は、ロアアウタパネル33の位置決め孔51に挿通されて、ロアアウタパネル33をインナパネル3に位置決めしている。ボス部55の締結孔には、対応する延出部41の挿通孔49を挿通したタッピングネジ50が締結されている。
また、ロアアウタパネル33の各延出部41のうち左右両側の部分は、インナパネル3の内側接合片15及び外側接合片19に接着剤9を介して接合されている。インナパネル3の内側接合片15及び外側接合片19のうちロアアウタパネル33の各延出部41が接合される接着部3aは、ピラー部21のうち各延出部41が接着されない非接着部3bに対し段差を介して前方に位置しており、その段差を形成する段差面57を後面として有する。この段差面57は、前方に向かって斜め下方に延びる傾斜面とされている。
ロアアウタパネル33は、インナパネル3における段差面57よりも下側の部分、つまり相対的に前方に位置する部分に嵌め込まれている。そして、ロアアウタパネル33の延出部41の後面は、インナパネル3におけるピラー部21の内側接合片15及び外側接合片19のうちアウタパネル5(31,33)から露出する部分の後面と、前後方向における位置が揃えられている。
そして、ロアアウタパネル33の各延出部41のうち突出片43の左右両側で窓用開口11の車幅方向における両側に臨む、つまりピラー部21に臨む端末部59には、図7に示すように、インナパネル3との接着面、つまり車幅方向における内側の端末部59にあっては内側接合片15との接着面、車幅方向における外側の端末部59にあっては外側接合片19との接着面を形成する傾斜接着面61が設けられている。この傾斜接着面61は、前方に向かって斜め下方に延びる平坦な面であって、アウタパネル5の厚さ方向に対して傾斜しており、端末部59の端面全体を構成している。この傾斜接着面61が設けられた端末部59は、当該傾斜接着面61によって尖鋭状に形成されている。
また、この傾斜接着面61は、接着剤9を介してインナパネル3の段差面57と対向し、当該段差面57を接合されている。これら傾斜接着面61と段差面57との間隔は、当該傾斜接着面61が設けられた端末部59の末端に向かうほど狭くなっている。傾斜接着面61が設けられた端末部59の上方には、傾斜接着面61と段差面57との間からはみ出した接着剤9が後方に盛り上がっている。
−窓パネルの構成−
窓パネル7は、図1及び図2に示すように、バックドア1の左右両端に亘って車幅方向における全体に延びる横長パネルであって、アッパアウタパネル31とロアアウタパネル33との間に嵌め込まれてインナパネル3の窓用開口11を後側で塞ぐと共に、両ピラー部21の開口を覆っている。この窓パネル7は、樹脂製又はガラス製の透明な本体パネル63と、この本体パネル63の外周部分の車内側の面に全周に亘って設けられた黒色のセラミックス等からなる隠蔽層65とを備える。
窓パネル7のうち隠蔽層65の内側に位置する領域は、窓用開口11に対応し、本体パネル43の一部からなる採光可能な窓領域7aを構成している。窓パネル7のうち隠蔽層65が設けられた領域は、当該領域との重なり部分を隠蔽する隠蔽領域7bを構成している。この隠蔽領域7bは、両ピラー部21、アッパ接合片35及びロア接合片39に対応する部分を含む。そのことで、インナパネル3とアッパアウタパネル31及びロアアウタパネル33と窓パネル7との重なり部分は、車外側から視認されないようになっている。
この窓パネル7は、インナパネル3の外側接合片19のうち左右両側の側辺部と、アッパアウタパネル31のアッパ接合片35と、ロアアウタパネル33のロア接合片39とに図6及び図7に示す接着剤67で接合されている。この窓パネル7を接合する接着剤67は、インナパネル3とアウタパネル5とを接合する接着剤9と同じウレタン系接着剤などの弾性接着剤である。
この接着剤67は、アッパアウタパネル31及びロアアウタパネル33の上述した端末部59末端を跨いで延出部37,41とインナパネル3の外側接合片19のうちアウタパネル5から露出する部分とに亘って設けられている。外側接合片19と窓パネル7との接着部分には、傾斜接着面61と段差面57との間からはみ出した接着剤9が介在している。この接着剤9と窓パネル7を接着する接着剤67とは、一体化されて繋がっている。
−バックドアの組立て方法−
上記バックドア1の組立て方法について、以下に、図9〜図14を参照しながら説明する。図9は図6対応図、図10は図7対応図であって、それぞれインナパネル3に接着剤9を塗布した状態を示す。図11は図6対応図、図12は図7対応図であって、それぞれインナパネル3にロアアウタパネル33を組み付ける際の動作を示す。また、図13は図6対応図、図14は図7対応図であって、それぞれインナパネル3とアウタパネル5との接合体に窓パネル7を組み付ける際の動作を示す。
バックドア1を組み立てるには、まず、図3、図9及び図10に示すように、インナパネル3のうちアッパアウタパネル及びロアアウタパネルとの接着面に接着剤9を塗布する。その後に、図4に示すように、インナパネル3の下半部にロアアウタパネル33を重ね合わせ、両者を貼り合わせる。
具体的には、ロアアウタパネル33を、図11に示すように、インナパネル3に対して上側部分が相対的に接近し且つ下側部分が相対的に離間するように傾斜させた姿勢とし、その状態で、ロアアウタパネル33の両延出部41の位置決め孔51に対し対応する橋絡片29の位置決めピン53をそれぞれ挿入することにより、ロアアウタパネル33をインナパネル3に位置決めする。このとき、ロアアウタパネル33の下側部分は、位置決め孔が設けられた部分を中心に、位置決めピンを位置決め孔に挿入していくに従ってインナパネルに接近するように回動させる。このように、ロアアウタパネルの全体をインナパネルに位置決めしつつ重ね合わせる。
こうしてロアアウタパネル33をインナパネル3に重ね合わせる過程において、図12に示すように、ロアアウタパネル33の端末部59が接着剤9を介してインナパネル3に押し付けられる。その際に、接着剤9が当該端末部59に設けられた傾斜接着面61によって端末部59の末端側に積極的に押し出される。それによって、ロアアウタパネル33における延出部41の端末と接着剤9との間に隙間が発生することが防止される。
次いで、図5に示すように、ロアアウタパネル33の各延出部41に設けられた挿通孔49にタッピングネジ50を挿通し、橋絡片29に設けられたボス部55の締結孔に締結する。そのことで、ロアアウタパネル33はインナパネル3に仮固定される。
また、アッパアウタパネル31を、ロアアウタパネル33と同様な手順で位置合わせしながらインナパネル3の上部に接着剤9を介して重ね合わせ、両者を貼り合わせた後にタッピングネジ50で仮固定する。
さらに、窓パネル7の接着面に接着剤67を塗布し、その窓パネル7を、図13及び図14に示すように、インナパネル3とアウタパネル5との接合体に対し、アッパアウタパネル31とロアアウタパネル33との間に嵌め込んで接着剤67を介して重ね合わせ、両者を貼り合わせる。
しかる後、これらインナパネル3、アウタパネル5及び窓パネル7を貼り合わせた接合体を乾燥炉に搬送し、乾燥炉で接着剤9,67を完全に硬化させることにより、インナパネル3、アウタパネル5及び窓パネル7を互いに接合させる。以上の手順により、バックドア1を組み立てることができる。
−実施形態の効果−
図15に、比較例1に係るバックドア1の図8相当図を示す。また、図16に、比較例2に係るバックドア1の図8相当図を示す。なお、これら図15及び図16に示された比較例1及び2の構成についても、便宜上、上記実施形態と同じ構成には同じ参照符号を付して説明する。
ロアアウタパネル33の延出部41の端末が、図15に示すように当該延出部41におけるインナパネル3との接着面に対して垂直な端面であったり、図16に示すように窓パネル7側に臨む傾斜面であったりすると、当該ロアアウタパネル33をインナパネル3に接着すべくその延出部41をインナパネル3に押し付けたときに、インナパネル3と延出部41との間から接着剤9が延出部41の端末側に若干量だけ押し出されるものの、その押し出された接着剤9と延出部41の端面との間には隙間Xが生じることがある。この隙間Xは、延出部41の端末を跨いで当該延出部41と外側接合片19とに塗布された、窓パネル7を接着する接着剤67によっても埋まらない場合があり、バックドア1のシール性を損なう要因となっている。
これに対し、この実施形態に係るバックドア1によれば、ロアアウタパネル33の各延出部37,41のうちピラー部21に臨む端末部59に、ロアアウタパネル33の厚さ方向に対して傾斜した傾斜接着面61を設けるようにしたので、ロアアウタパネル33をインナパネル3に接着する作業において、ロアアウタパネル33の端末部59を接着剤9を介してインナパネル3に押し付けた際に、接着剤9が傾斜接着面61によって当該端末部59の末端側に積極的に押し出される。
さらに、この実施形態に係るバックドア1によれば、位置決めピン53の軸Aを傾斜接着面61が臨む方向に延ばした形態を採用するようにしたので、位置決めピン53を位置決め孔51に挿入する方向においてロアアウタパネル33をインナパネル3にそのまま押し付けるだけで、傾斜接着面61に接する接着剤9に端末部59の末端側に押し出す方向の力を効率良く作用させることができる。
また、この実施形態に係るバックドア1によれば、インナパネル3に傾斜接着面61と対向する段差面57を設けるようにしたので、ロアアウタパネル33の端末部59を接着剤9を介してインナパネル3に押し付けた際の傾斜接着面61による接着剤9の押し出し作用をより効果的に得ることができる。
また、この実施形態に係るバックドア1によれば、ロアアウタパネル33の端末部59を傾斜接着面61によって先鋭状に形成するようにしたので、延出部41の端末が線状となり、その線状の端末を接着剤9に押し付けた際に当該接着剤に容易に食い込ませて密着させることができる。
以上の作用によって、ロアアウタパネル33における各延出部41の端末と接着剤9との間に図15及び図16に示すような隙間Xが発生するのを防止することができる。このような効果は、ロアアウタパネル33と同じ端末部59の構成、位置決め構造及びその周辺構成を有するアッパアウタパネル31でも同様に得られる。したがって、バックドア1のシール性を高めることができる。
以上のように、本発明の例示として、好ましい実施形態について説明した。しかし、本発明は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施形態で説明した各構成要素を組み合わせて新たな実施の形態とすることも可能である。また、添付図面及び詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須でない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることを以て、直ちにそれらの必須でない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
例えば、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
上記実施形態では、傾斜接着面61が平坦な面であるとしたが、これに限らず、傾斜接着面61は、インナパネル3の段差面57側に張り出すように湾曲した面であってもよい。
また、上記実施形態では、傾斜接着面61がロアアウタパネル33の端末部59の端面全体を形成しているとしたが、これに限らず、傾斜接着面61は、当該端末部59の端面のうちインナパネル3側の一部を部分的に形成し、当該端末部59が尖鋭状とされていなくてもよい。
また、上記実施形態では、傾斜接着面61と段差面57との間隔が端末部59の末端に向かうほど狭くなっているとしたが、これに限らず、傾斜接着面61と段差面57とは平行な状態で対向していてもよく、傾斜接着面61と段差面57との間隔が端末部59の末端に向かうほど広くなっていても構わない。
これらの構成であっても、ロアアウタパネル33の端末部59を接着剤9を介してインナパネル3に押し付けた際に、接着剤9が傾斜接着面61によって当該端末部59の末端側に積極的に押し出されるので、上記実施形態と同様な効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、ロアアウタパネル33の左右両側に延出部41がそれぞれ設けられていて、それら各延出部41の端末部59に傾斜接着面61が設けられているとしたが、これに限らず、ロアアウタパネル33が延出部41を備えず、ロア接合片39のうち上記実施形態での各延出部41の基端に相当する左右両側の部分において窓用開口11の両側に臨む端末部に、上記実施形態と同様な傾斜接着面61が設けられていてもよい。このことは、アッパアウタパネル31についても同じである。
また、上記実施形態では、インナパネル3の橋絡片29に位置決めピン53が設けられ、ロアアウタパネル33の延出部37に位置決め孔51が設けられているとしたが、これに限らず、インナパネル3の橋絡片29に位置決め孔51が設けられ、ロアアウタパネル33の延出部37に位置決めピン53が設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、アッパアウタパネル31及びロアアウタパネル33の両方において端末部59に傾斜接着面61が設けられているとしたが、これに限らず、アッパアウタパネル31の端末部59のみに傾斜接着面61が設けられていてもよいし、ロアアウタパネル33の端末部59のみに傾斜接着面61が設けられていても構わない。
以上説明したように、本発明は、インナパネルとアウタパネルとが接着剤で接合された構造を有する車両用バックドアについて有用である。
1…バックドア、3…インナパネル、3a…接着部、3b…非接着部、
5…アウタパネル、7…窓パネル、7a…窓領域、7b…隠蔽領域、9…接着剤、
11…窓用開口、13…内側立ち壁、15…内側接合片、17…外側立ち壁、
19…外側接合片、21…ピラー部、23…底面部、25…内側壁、27…外側壁、
29…橋絡片、31…アッパアウタパネル、33…ロアアウタパネル、
35…アッパ接合片、37…延出部、39…ロア接合片、41…延出部、
43…突出片、45…係合面部、47…凹部、49…挿通孔、50…タッピングネジ、
51…位置決め孔、53…位置決めピン、55…ボス部、57…段差面、
59…端末部、61…傾斜接着面、63…本体パネル、65…隠蔽層、67…接着剤、
101…車体、103…バックドア開口

Claims (4)

  1. 窓用開口(11)が形成されたインナパネル(3)と、
    前記インナパネル(3)のうち前記窓用開口(11)よりも上側の部分に対向するアッパアウタパネル(31)と、
    前記インナパネル(3)のうち前記窓用開口(11)よりも下側の部分に対向するロアアウタパネル(33)と、
    前記アッパアウタパネル(31)と前記ロアアウタパネル(33)との間で前記窓用開口(11)を塞ぐと共に、前記インナパネル(3)のうち前記窓用開口(11)の車幅方向における両側の部分を構成するピラー部(21)を覆う窓パネル(7)と、を備え、
    前記アッパアウタパネル(31)及び前記ロアアウタパネル(33)が、前記インナパネル(3)のうち前記窓用開口(11)の周縁部分と外周縁部分とに接着剤(9)で接合され、
    前記窓パネル(7)が、前記アッパアウタパネル(31)及び前記ロアアウタパネル(33)のうち前記窓用開口(11)の両側に臨む端末部(59)と前記インナパネル(3)のピラー部(21)とに亘って接着剤(9)で接合された車両用バックドアであって、
    前記アッパアウタパネル(31)及び前記ロアアウタパネル(33)のうち少なくとも一方のアウタパネルの前記端末部(59)には、前記インナパネル(3)との接着面を形成する、当該アウタパネルの厚さ方向に対して傾斜した傾斜接着面(61)が設けられ、
    前記ピラー部(21)と前記窓パネル(7)との接着部分には、前記インナパネル(3)と前記アウタパネルの傾斜接着面(61)との間からはみ出した接着剤(9)が介在している
    ことを特徴とする車両用バックドア。
  2. 請求項1に記載された車両用バックドアにおいて、
    前記ピラー部(21)は、車両後方に開口を向ける水平断面凹状に形成され、
    前記インナパネル(3)には、前記ピラー部(21)の両側壁(25,27)を橋渡しする橋絡片(29)が設けられ、
    前記傾斜接着面(61)が設けられたアウタパネルには、前記ピラー部(21)に沿って前記橋絡片(29)に対向する箇所に延びる延出部(37)が設けられ、
    前記橋絡片(29)及び前記延出部(37)のうち一方には位置決め孔(51)が、他方には前記位置決め孔(51)に挿入される位置決めピン(53)がそれぞれ設けられ、
    前記位置決めピン(53)の軸(A)は、前記傾斜接着面(61)が臨む方向に延びている
    ことを特徴とする車両用バックドア。
  3. 請求項1又は2に記載された車両用バックドアにおいて、
    前記傾斜接着面(61)が設けられた前記端末部(59)は、当該傾斜接着面(61)によって尖鋭状に形成されている
    ことを特徴とする車両用バックドア。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載された車両用バックドアにおいて、
    前記インナパネル(3)のうち前記傾斜接着面(61)が設けられた前記端末部(59)が接合される接着部(3a)は、前記傾斜接着面(61)が設けられたアウタパネルが接着されない非接着部側(3b)に、当該接着部(3a)を前記非接着部(3b)よりも車両前方に位置させる段差を形成する段差面(57)を有し、
    前記傾斜接着面(61)は、前記接着剤(9)を介して前記段差面(57)と対向している
    ことを特徴とする車両用バックドア。
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