JP4322200B2 - バックドア - Google Patents

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本発明は、車両の後端部に設けられた開口部を開閉するバックドアに関する。
従来より、例えば特許文献1に開示されているように、自動車等の車両の後端部には、該後端部に設けられた開口部を開閉するバックドアが取り付けられている。このバックドアは樹脂製のインナパネルとアウタパネルとを備え、これら両パネルの周縁部同士が接着材により接着されている。これにより、インナパネル及びアウタパネルが一体化されるとともに、両パネルの周縁部の間が接着材によりシールされて該両パネルの間に形成された内部空間へ水が浸入するのを防止することができる。
また、特許文献1のバックドアでは、アウタパネルの上縁部に、車両後側へ膨出しかつアウタパネルの車幅方向両端近傍に亘って延びるリヤスポイラー部が一体に設けられている。
特開2004−27563号公報(第4頁、図1、図3)
ところで、自動車の種類によっては、バックドアにリヤスポイラー部を設けた仕様と、リヤスポイラー部を設けない仕様との両方の仕様が要求される場合がある。この場合、リヤスポイラーを設けた仕様と設けない仕様との間で、アウタパネルのみを異なる形状にする一方、インナパネルを共通化することで、バックドアのコスト削減を図ることが考えられる。
その一例として、例えば、リヤスポイラー部を設けたアウタパネルの形状にインナパネルの形状を対応させた場合には、該インナパネルには、接着材によるシールを確実にするためにリヤスポイラー部の形状に沿う膨出部が形成されることになる。この膨出部が形成されたインナパネルにリヤスポイラー部を設けない略平坦なアウタパネルを接合すると、インナパネルの膨出部が邪魔になってインナパネルとアウタパネルとの間のシールが不完全になる。また、リヤスポイラー部を設けない略平坦なアウタパネルの形状にインナパネルの形状を対応させた場合には、このインナパネルにリヤスポイラー部を設けたアウタパネルを接合すると、該アウタパネルにおけるリヤスポイラー部の形成箇所とインナパネルとが大きく離れることになってインナパネルとアウタパネルとの間のシールが不完全になる。これらの場合のようにシールが不完全になると、バックドアの内部空間に水が浸入してしまい、該内部空間に配設されている電装品の故障を招くとともに、内部空間に水が溜まり走行中に異音の発生源となる虞れがある。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、バックドアにリヤスポイラー部を設ける仕様と設けない仕様とでインナパネルの共通化を図る場合に、両仕様においてインナパネルとアウタパネルとの周縁部の間をシールできるようにすることで、バックドアの内部空間に水が浸入するのを防止することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、アウタパネルにおけるリヤスポイラー部の形成箇所にインナパネルへ向かって延びるシール板部を複数設け、該シール板部をインナパネルに接着材により接着してインナパネルとアウタパネルとの周縁部の間をシールするようにした。
具体的には、請求項1の発明では、樹脂製のインナパネルと樹脂製のアウタパネルとが該両パネルの間に内部空間を有するように接合された車両用バックドアを対象とする。
そして、上記インナパネル及びアウタパネルの両周縁部には、互いに接着材により接着される接着部がそれぞれ設けられ、上記アウタパネルの上縁部には、該アウタパネルの車両後側へ膨出して車幅方向両側の接着部に亘って延びるリヤスポイラー部が一体に設けられ、上記アウタパネルの接着部におけるリヤスポイラー部の形成箇所には、該形成箇所とインナパネルとの間をシールするように該インナパネルの接着部へ向けて延びるシール板部が車幅方向に複数並設され、上記アウタパネルの接着部におけるリヤスポイラー部の形成箇所と、上記インナパネルの接着部との隙間は、車幅方向内側へ行くほど大きく形成され、上記インナパネルの接着部及びアウタパネルの接着部が互いに接着された状態で、上記シール板部がインナパネルの接着部に接着材により接着されてインナパネルの周縁部とアウタパネルの周縁部との間がシールされている構成とする。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、接着材は、インナパネルの接着部又はアウタパネルの接着部に、複数のシール板部が並ぶ方向に連続して塗布されている構成とする。
請求項1の発明によれば、リヤスポイラー部を設けないアウタパネルに対応した形状のインナパネルにリヤスポイラー部を設けたアウタパネルを接合すると、該アウタパネルにおけるリヤスポイラー部の形成箇所から延びる複数のシール板部が、接着材により上記インナパネルの接着部に接着される。上記シール板部は、アウタパネルの車幅方向外端部へ向かって複数並んでいるので、アウタパネルにおけるリヤスポイラー部の形成箇所とインナパネルの接着部との間を外端部から内側へ向かって複数箇所でシールすることができる。これにより、リヤスポイラー部を設けないアウタパネルに対応した形状のインナパネルに、リヤスポイラー部を設けたアウタパネルを接合しても、両パネルの周縁部の間をシールすることができる。従って、リヤスポイラー部を設けた仕様のバックドアとリヤスポイラー部を設けない仕様のバックドアとでインナパネルを共通化しながら、バックドアの内部空間に水が浸入するのを抑制することができて、バックドアの内部空間に配設された電装品の故障を回避することができるとともに、内部空間に水が溜まることはなく走行中に異音が発生するのを回避することができる。
請求項2の発明によれば、複数のシール板部を接着材により確実に接着することができるので、インナパネルとアウタパネルとの周縁部のシールをより一層確実にすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図2は、本発明の実施形態に係るバックドア1を示す。このバックドア1はリヤスポイラー部2を設ける仕様の自動車(図示せず)に取り付けられるものであり、インナパネル3と該インナパネル3の車両後方外側に配置されたアウタパネル5とで構成されている。これらインナパネル3及びアウタパネル5は樹脂材を射出成形してなるものである。
アウタパネル5の上半部にはガラス取付口11が形成され、該ガラス取付口11にウインドガラス13が取り付けられている。上記アウタパネル5の下部には、ライセンスプレート収容部15が設けられている。また、アウタパネル5におけるウインドガラス13の上方には、リヤスポイラー部2が設けられている。尚、符号17はバックドア1を自動車後部の開口部上縁に下開き可能に支持するヒンジ(図示せず)の取付部である。
上記インナパネル3は、リヤスポイラー部2を設けない仕様の自動車に取り付けられるバックドア(図示せず)と共通のものである。図3に示すように、インナパネル3の周縁部には、略全周に亘って連続して延びる環状のインナ側接着部19が設けられている。該インナ側接着部19におけるインナパネル3の外側には、アウタパネル5側へ突出して環状に延びる突条部21が連続している。インナパネル3の上半部には、上記アウタパネル5のガラス取付口11に対応する開口部23が形成されている。該開口部23の周囲には略平坦に延びる平坦部25が設けられ、この平坦部25と上記インナ側接着部19との間には、アウタパネル5と反対側である車両前側に窪んで開口部23の周囲を囲むように延びる溝27が形成されている。車幅方向両側のインナ側接着部19における上部には、図5にも示すように、アウタパネル5側へ緩やかに湾曲する湾曲部29がそれぞれ形成されている。
アウタパネル5のリヤスポイラー部2は、図1及び図5に示すように、該アウタパネル5の上縁部から車両後側へ膨出して車幅方向両端近傍に亘って延びており、該アウタパネル5に一体に設けられている。リヤスポイラー部2はその上側が車両後側へ向かって下方へ傾斜して延びた後、車両前方へ傾斜して延びており、リヤスポイラー部2の縦断面形状は略三角形とされている。また、リヤスポイラー部2のアウタパネル5からの膨出量は、車幅方向両端へ行くほど小さくされている。
アウタパネル5は、インナパネル3に接合した際に該インナパネル3との間に内部空間Rが設けられるように形成されている。この内部空間Rには、図示しないが、ライセンスプレート用の灯具やリヤワイパーの駆動装置等が配設されている。
アウタパネル5の周縁部は、上記インナパネル3の突条部21に重なるように形成されている。上記アウタパネル5の周縁部には、両パネル3、5を接合した状態で上記インナ側接着部19(図1に仮想線で示す)と対向する部分に環状のアウタ側接着部31が設けられている。このアウタ側接着部31は、インナ側接着部19と略平行に延びかつ両パネル3、5を接合した状態でインナ側接着部19から所定距離離れるように形成されている。これらインナ側接着部19とアウタ側接着部31との間には、接着材33(図6に示す)が配置されるようになっている。
上記リヤスポイラー部2は、車幅方向両側のアウタ側接着部31に亘って形成されている。このアウタ側接着部31におけるリヤスポイラー部2の形成箇所31aは、インナパネル3の湾曲部29に対向し、かつ、リアスポイラー部2の形状に対応してインナパネル3の湾曲部29よりも車両後側へ略鋭角状に湾曲形成されている。また、アウタ側接着部31におけるリヤスポイラー部2の形成箇所31aとインナパネル3の湾曲部29との隙間Sは、図6(b)に示すように、リヤスポイラー部2の形状に対応して、車幅方向内側へ行くほど大きくなっている。
上記アウタ側接着部31におけるリヤスポイラー部2の形成箇所31aには、図1にも示すように、インナ側接着部19へ向かって突出する第1〜第3シール板部35、37、39が設けられている。これらシール板部35、37、39は、アウタ側接着部31に一体成形されたものであり、図5に示すように、リヤスポイラー部2の上側と下側とを連結するように上下方向に延び、突出方向先端部が、上記湾曲部29に略一致した形状とされ、接着材33により湾曲部29に接着されるようになっている。
図1に示すように、上記第1シール板部35は、アウタ側接着部31の車幅方向内端部に位置しており、第2シール板部37はアウタ側接着部31の車幅方向略中央部に位置しており、第3シール板部39はアウタ側接着部31の車幅方向外端部に位置している。つまり、第1〜第3シール板部35、37、39は、アウタ側接着部31において車幅方向に並設されている。また、図4に示すように、第1シール板部35及び第2シール板部37の間隔と、第2シール板部37及び第3シール板部39の間隔とは略等しく設定されている。
上記第1〜第3シール板部35、37、39の先端部は、両パネル3、5を接合した状態で、上記したインナ側接着部19とアウタ側接着部31との間の所定距離と略同等にインナパネル3の湾曲部29から離れるように形成されている。従って、第1〜第3シール板部35、37、39のうち、リヤスポイラー部2の膨出量が大きい車幅方向内側に位置する第1シール板部35の突出長さ及び上下方向の長さが最も長くなる一方、リヤスポイラー部2の膨出量が小さい車幅方向外側に位置する第3シール板部39の同方向の長さが最も短くなる。
尚、リヤスポイラー部2を設けない仕様の自動車に取り付けられるバックドア1のアウタパネル100について図7及び図8に基づいて説明すると、このアウタパネル100は、上記リヤスポイラー部2を設ける仕様の自動車に取り付けられるバックドア1のアウタパネル5に対し、上縁部の形状が異なっている。アウタパネル100の上縁部近傍は、上記インナパネル3の湾曲部29と略一致するように緩やかに湾曲している。このアウタパネル100を上記インナパネル3に接合すると、上縁部近傍のアウタ側接着部101とインナ側接着部19とは、上記したリヤスポイラー部2を設けた仕様の場合と同じだけ離れるようになっている。
上記インナ側接着部19には、接着材33が1周連続して塗布されるようになっている。この接着材33は、インナ側接着部19とアウタ側接着部31とを接着するとともに、これら両接着部19、31を接着した状態で両パネル3、5の間をシールすることができるものである。接着材33をインナ側接着部19に塗布する際には、バックドア1の組立現場において治具(図示せず)等に固定されたインナパネル3に対しロボット(図示せず)を用いて行われるようになっている。ロボットには、接着材33が吐出するノズルが設けられている。このノズルから吐出された接着材33の幅は、図4に示すように、隣り合うシール板部35、37及び37、39の間隔よりも長く設定されている。
接着材33は、インナ側接着部19の湾曲部29上方から下方へ延びるように塗布された後、湾曲部29において車幅方向外側へ延びるように向きを変えた後、湾曲部29から下方へ延びるように塗布されている。接着材33の湾曲部29での車幅方向の長さは、隣り合うシール板部35、37及び37、39の間隔よりも長く設定されている。
これにより、図4(a)に仮想線で示すように、例えば、インナパネル3の固定位置の誤差やロボットの動きの誤差等により、接着材33が第3シール板部39側へずれた状態でインナ側接着部19に塗布されても、接着材33を湾曲部29の第2シール板部37側まで塗布することが可能になる。また、図4(b)に仮想線で示すように、接着材33が第1シール板部35側へずれた状態でインナ側接着部19に塗布されても、接着材33を湾曲部29の第2シール板部37側まで塗布することが可能になる。
次に、インナパネル3とアウタパネル5とを接合する場合について説明する。図6に示すように、上記ロボットにより接着材33が塗布されたインナパネル3の上方にアウタパネル5を配置して、アウタパネル3を矢印イの方向に移動させて、アウタ側接着部31をインナ側接着部19に押し付ける。このとき接着材33は、上記のように湾曲部29において車幅方向に延びているので、少なくとも隣り合う2枚のシール板部35、37がアウタ側接着部31に接着される。
また、接着材33の幅が隣り合うシール板部35、37の間隔よりも狭く、かつその接着材33が両シール板部35、37の略中央部に塗布された場合には、接着材33の厚みを予め厚くしておくことで、該接着材33が、インナパネル3とアウタパネル5とを接合したときに両接着部19、31により押しつぶされてシール板部35、37の外側へ流れるようになる。これにより、隣り合う2枚のシール板部35、37とアウタ側接着部31との間に接着材33が確実に行き渡ることになり、シール板部35、37とアウタ側接着部31とが接着される。
したがって、この実施形態に係るバックドア1によれば、アウタ側接着部31におけるリヤスポイラー部2の形成箇所31aに、インナ側接着部19へ向けて延びる第1〜第3シール板部35、37、39を車幅方向に並べて設け、インナ側接着部19及びアウタ側接着部31を接着する際、第1シール板部35及び第2シール板部37を接着材33内に侵入した状態にしてインナ側接着部19に接着するようにしたので、これらシール板部35、37により、リヤスポイラー部2の形成箇所31aとインナパネル3との間を2重にシールすることができる。これにより、上記のようにリヤスポイラー部2を設けないアウタパネル100に対応した形状のインナパネル3にリヤスポイラー部2を設けたアウタパネル5を接合しても両パネル3、5の周縁部の間をシールすることができるようになる。従って、リヤスポイラー部2を設けた仕様のバックドア1と、リヤスポイラー部2を設けない仕様のバックドア1とでインナパネル3を共通化しながら、バックドア1の内部空間Rに水が浸入するのを抑制することができて、バックドア1の内部空間Rに配設された電装品の故障を回避することができるとともに、内部空間Rに水が溜まることはなく走行中に異音が発生するのを回避することができる。
また、接着材33を湾曲部29に車幅方向に延びるように塗布しているので、第1シール板部35及び第2シール板部37をインナ側接着部19に確実に接着することができて、インナパネル3とアウタパネル5との周縁部のシールをより一層確実にすることができる。さらに、そのように接着材33を車幅方向に延びるように塗布することで、接着材33が所期の位置からずれて塗布された場合に、第1〜第3シール板部35、37、39のうち、少なくとも2枚のシール板部を確実に接着することができる。
また、上記インナパネル3とアウタパネル5とを接着する際、接着材33を第3シール板部39よりも第2シール板部37側に位置付けておくことで、該接着材33がインナ側接着部19及びシール板部35、37で押しつぶされたときにアウタパネル5の外部に洩れ出すのを第3シール板部39により抑制することができる。
尚、この実施形態では、アウタパネル5にシール板部を3枚設けた場合について説明したが、シール板部は2枚設けてもよいし、4枚以上設けてもよい。
また、第1〜第3シール板部35、37、39の全てをインナ側接着部19に接着してもよい。
また、接着材33はアウタ側接着部31に塗布するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明に係るバックドアは、例えばワンボックスタイプの自動車でリヤスポイラーを設けた仕様と設けない仕様との2つの仕様が設定される場合に用いることができる。
本発明の実施形態に係るアウタパネルの左側上部をインナパネル側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るバックドアを車両後側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るインナパネルの左側上部をアウタパネル側から見た斜視図である。 (a)は、接着材が第3シール板部側へずれてインナ側接着部に塗布された場合を、(b)は、接着材が第1シール板部側へずれてインナ側接着部に塗布された場合を説明するシール板部形成箇所の正面図である。 図2におけるA−A線断面図である。 (a)は、インナパネルとアウタパネルとを接着する前にインナ側接着部に接着材を塗布した状態を示す図5におけるB−B線断面図であり、(b)は、インナパネルとアウタパネルとを接合した状態を示す図5におけるB−B線断面図である。 リヤスポイラー部を設けない仕様の自動車に取り付けられるバックドアにおけるアウタパネルの図1相当図である。 リヤスポイラー部を設けない仕様の自動車に取り付けられるバックドアにおける図5相当図である。
1 バックドア
2 リヤスポイラー部
3 インナパネル
5 アウタパネル
19 インナ側接着部
31 アウタ側接着部
33 接着材
35 第1シール板部
37 第2シール板部
39 第3シール板部
R 内部空間

Claims (2)

  1. 樹脂製のインナパネルと樹脂製のアウタパネルとが該両パネルの間に内部空間を有するように接合された車両用バックドアであって、
    上記インナパネル及びアウタパネルの両周縁部には、互いに接着材により接着される接着部がそれぞれ設けられ、
    上記アウタパネルの上縁部には、該アウタパネルの車両後側へ膨出して車幅方向両側の接着部に亘って延びるリヤスポイラー部が一体に設けられ、
    上記アウタパネルの接着部におけるリヤスポイラー部の形成箇所には、該形成箇所とインナパネルとの間をシールするように該インナパネルの接着部へ向けて延びるシール板部が車幅方向に複数並設され、
    上記アウタパネルの接着部におけるリヤスポイラー部の形成箇所と、上記インナパネルの接着部との隙間は、車幅方向内側へ行くほど大きく形成され、
    上記インナパネルの接着部及びアウタパネルの接着部が互いに接着された状態で、上記シール板部がインナパネルの接着部に接着材により接着されてインナパネルの周縁部とアウタパネルの周縁部との間がシールされていることを特徴とするバックドア。
  2. 請求項1に記載のバックドアにおいて、
    接着材は、インナパネルの接着部又はアウタパネルの接着部に、複数のシール板部が並ぶ方向に連続して塗布されていることを特徴とするバックドア。
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