JP7239899B2 - 車両用ドア窓のシール部品 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドア窓のシール部品に関する。
自動車のリアドアの窓には、ドアフレームに対して昇降可能に設けられるドアガラスと、ドアフレームに対して固定されるクォータガラスとが設けられている。また、ドアフレーム、ドアガラス、及びクォータガラスの間をシールするシール部品が設けられている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載のシール部品は、ドアガラスとクォータガラスとの間に設けられ、ディビジョンバーの上部を構成する上部バーと、クォータガラスとドアフレームとの間をシールするガラスシールと、ドアガラスとドアフレームとの間をシールするガラスランとを有している。ガラスシール及びガラスランは、上部バーと一体成形されている。
特開2003-260937号公報
ところで、特許文献1に記載のシール部品においては、クォータガラスと別体で形成されたガラスシールをクォータガラスの周縁に対して組み付けることは略不可能である。そのため、クォータガラスを成形型にインサートしてガラスシールを一体成形する。しかしながら、この場合には、樹脂の射出圧によって固定ガラスが割れるおそれがある。
本開示の目的は、固定ガラスと別体にて形成されるシール部品を固定ガラスに対して容易に組み付けることのできる車両用ドア窓のシール部品を提供することにある。
上記目的を達成するための車両用ドア窓のシール部品は、ドアフレーム、前記ドアフレームに対して昇降可能に設けられる可動ガラス、及び前記ドアフレームに対して固定される固定ガラスの間をシールする。シール部品は、前記可動ガラスと前記固定ガラスとの間に設けられるディビジョンバーと、前記ディビジョンバーと一体成形され、前記可動ガラスの縦辺部との間及び前記固定ガラスの縦辺部との間の双方をシールする可撓性の第1シール部と、前記第1シール部の上端に連結されるとともに前記固定ガラスの周縁のうち前記縦辺部以外の部分をシールする可撓性の第2シール部と、前記第2シール部の下辺部と前記第1シール部とを連結する連結部材と、を備える。前記第1シール部は、前記固定ガラスの前記縦辺部が嵌入されることで前記縦辺部との間をシールする第1溝を有し、前記第2シール部は、前記固定ガラスの周縁のうち前記縦辺部以外の部分が嵌入されることで当該部分との間をシールする第2溝を有する。
上記車両用ドア窓のシール部品によれば、固定ガラスと別体にて形成されるシール部品を固定ガラスに対して容易に組み付けることができる。
車両用ドア窓のシール部品の第1実施形態について、固定ガラスが組み付けられた状態のシール部品を車内側から示す側面図。 図1の一部を拡大して示す側面図。 図2のA3-A3線に沿った断面図。 図2のA4-A4線に沿った断面図。 図2のA5-A5線に沿った断面図。 第1実施形態の連結部材を示す斜視図。 (A)~(C)は、第1実施形態のシール部品に対する固定ガラスの組み付け手順を示す側面図。 第2実施形態における固定ガラスが組み付けられた状態のシール部品を車内側から示す側面図。 図8の一部を拡大して示す側面図。 図9のB10-B10線に沿った断面図。 図9のB11-B11線に沿った断面図。 第2実施形態の連結部材を示す斜視図。
以下、図1~図7を参照して、第1実施形態について説明する。なお、以降において、車両の前後方向を前後方向とし、前後方向の前側及び後側をそれぞれ前側及び後側として説明する。また、車幅方向の外側及び内側をそれぞれ外側及び内側として説明する。
図1に示すように、シール部品10は、自動車のリアドアのドアフレーム70、ドアフレーム70に対して昇降可能に設けられる可動ガラス80、及びドアフレーム70に対して固定される三角形状の固定ガラス90の間をシールする。固定ガラス90は、所謂クォータガラスである。
シール部品10は、第1シール部20、第2シール部30、第3シール部13及び第4シール部14を備えている(図7(A)~図7(C)参照)。
第1シール部20は、可動ガラス80と固定ガラス90との間において上下方向に沿って延在している。第1シール部20は、可動ガラス80の後側の縦辺部81との間及び固定ガラス90の縦辺部91との間の双方をシールする。
第2シール部30は、第1シール部20の上端に連結され、後側ほど下側に位置するように傾斜して延在する斜辺部31と、斜辺部31の下端から前方に向かって延在する下辺部32とを有しており、略L字状である。斜辺部31及び下辺部32は、固定ガラス90の周縁のうち斜辺部93及び横辺部92をそれぞれシールする。すなわち、第2シール部30は、固定ガラス90の周縁のうち縦辺部91以外の部分92,93をシールする。
第3シール部13は、第1シール部20の上端に連結され、前方に向かって延在している。第3シール部13は、ドアフレーム70と可動ガラス80の上辺部82との間をシールする。
第4シール部14は、第3シール部13の上端に連結部15を介して連結され、下方に向かって延在している。第4シール部14は、ドアフレーム70と可動ガラス80の前側の縦辺部(図示略)との間をシールする。
第1シール部20、第2シール部30、第3シール部13及び第4シール部14は、いずれも可撓性材料により形成されている。第1実施形態では、可撓性材料として動的架橋型熱可塑性エラストマー(Thermoplastic Vulcanizates:TPV)を用いた。なお、可撓性材料としては、TPVに限定されず、例えば軟質ポリ塩化ビニル(軟質PVC)などのゴム材料でもよい。また、例えばエチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)などのゴムでもよい。好ましくは、TPVまたはEPDMである。
第2シール部30は、予め成形された第1シール部20の上端を成形型内にインサートした状態で当該成形型内に樹脂を射出することによって成形される。これにより、第2シール部30の上端が第1シール部20の上端に連結される。
本実施形態では、上述したように、第1シール部20と第2シール部30とを同一の可撓性材料で形成することで、異なる可撓性材料で形成する場合と比べて、第1シール部20の上端と第2シール部30の上端とがより強く連結される。このため、例えば第1シール部20及び第2シール部30の一方が軟質PVCで形成される場合には、他方についても軟質PVCで成形されることが好ましい。また、第1シール部20及び第2シール部30の一方がEPDMで形成される場合には、他方についてもEPDMで形成されることが好ましい。
シール部品10は、第2シール部30の下辺部32と第1シール部20とを連結する連結部材50を備えている。
次に、第1シール部20について詳細に説明する。
図3に示すように、第1シール部20の後面には、固定ガラス90の縦辺部91が嵌入される第1溝25が上下方向に沿って設けられている。第1溝25には、縦辺部91が嵌入されている。これにより、第1シール部20と縦辺部91との間がシールされる。
図3及び図4に示すように、第1シール部20の前面には、可動ガラス80の縦辺部81が嵌入されるシール溝21が上下方向に沿って設けられている。シール溝21の前縁には、外側リップ21a及び内側リップ21bが設けられている。シール溝21に縦辺部81が嵌入されることにより、リップ21a,21bは、弾性変形した状態で可動ガラス80の外面及び内面にそれぞれ押し当てられる。これにより、第1シール部20と縦辺部81との間がシールされる。
第1シール部20は、可動ガラス80と固定ガラス90との間において上下方向に沿って延在するディビジョンバー11と一体成形されている。すなわち、第1シール部20は、ディビジョンバー11を成形型内にインサートした状態で当該成形型内に樹脂を射出することによって成形される。
ディビジョンバー11は、外側部11a、内側部11b、及び外側部11aと内側部11bとを連結する連結部11cを有している。ディビジョンバー11は、断面H字状であり、一枚の金属薄板を曲げ加工することにより形成されている。
外側部11aは、第1溝25及びシール溝21よりも外側において第1シール部20内に存在している。内側部11bは、第1溝25及びシール溝21よりも内側において第1シール部20内に存在している。連結部11cは、第1溝25とシール溝21との間において第1シール部20内に存在している。
次に、第2シール部30について詳細に説明する。
図2及び図5に示すように、第2シール部30の下辺部32は、外壁部32a、内壁部32b、及び外壁部32aの下端と内壁部32bの下端とを連結する連結部32cを有している。下辺部32は、断面U字状である。外壁部32aの上縁は、内壁部32bの上縁よりも上方に位置している。
下辺部32には、硬質樹脂材料により形成された樹脂部材40が一体形成されている。樹脂部材40は、下辺部32の断面形状に沿う断面U字状であり、下辺部32の延在方向に沿って延在している。すなわち、第2シール部30は、樹脂部材40を成形型内にインサートした状態で当該成形型内に樹脂を射出することによって成形される。
図5に示すように、樹脂部材40は、外壁部32a、内壁部32b及び連結部32cの全ての内部に存在している。第1実施形態では、硬質樹脂材料としてポリプロピレンを用いた。なお、硬質樹脂材料としては、ポリプロピレンに限定されず、例えばナイロンやポリエステルなどを用いることができる。
ここで、第2シール部30を形成する可撓性材料としてEPDMなどのように加熱による加硫を必要とするゴムを用いる場合には、ナイロンやポリエステルが好ましい。ナイロンやポリエステルは、加硫温度よりも十分に高い融点を有するため、加硫時に溶融及び変形しないためである。
一方、本実施形態のように第2シール部30を形成する可撓性材料としてTPVを用いた場合には、上記の加硫温度よりも低い温度で第2シール部30が成形される。このため、ナイロンやポリエステルよりも低い融点を有するポリプロピレンなどを用いることができる。特に、ポリプロピレンはナイロンやポリエステルよりも安価であるため、製品コストを低減できる。
外壁部32a、内壁部32b及び連結部32cによって、前後方向に沿って延在する第2溝35が形成されている。
第2溝35には、固定ガラス90の横辺部92が嵌入されている。これにより、第2シール部30と横辺部92との間がシールされる。
図1に示すように、第2シール部30の斜辺部31は、下辺部32の外壁部32a、内壁部32b及び連結部32cとそれぞれ同様な形状を有する外壁部(図示略)、内壁部(図示略)及び連結部(図示略)を有している。外壁部、内壁部及び連結部によって、斜辺部31の延在方向に沿って延在する第2溝35と同様な第2溝(図示略)が形成されている。
上記第2溝には、固定ガラス90の斜辺部93が嵌入されている。これにより、第2シール部30と斜辺部93との間がシールされる。
図2及び図3に示すように、下辺部32は、固定ガラス90の厚さ方向において第1シール部20の外側面22及び内側面23をそれぞれ支持する外側支持部36及び内側支持部37を有している。
一対の支持部36,37と第1シール部20の両側面22,23との間には、接着剤(図示略)が設けられている。
図2に示すように、第2シール部30は、下辺部32の前部、より詳しくは外壁部32aの前部から下方に向かって延在する平板状の延在部38を有している。
次に、連結部材50について詳細に説明する。
図2、図4及び図6に示すように、連結部材50は、上下方向に沿って延在し、第1シール部20の後面に接する基部54、及び基部54から後方に向かって延在し、延在部38に一体形成されたインサート部51を有している。すなわち、第2シール部30は、連結部材50のインサート部51を成形型内にインサートした状態で当該成形型内に樹脂を射出することによって成形される。
基部54の上部及び下部には、前方に向かって延在し、かしめられることで第1シール部20に係止される上側係止部52及び下側係止部53がそれぞれ設けられている。上側係止部52及び下側係止部53は、第1シール部20の外側面22及び内側面23を挟んでいる。
基部54における係止部52,53同士の間の部分には、前方に向かって延在し、リアドアのインナパネル(図示略)に対してシール部品10を固定する固定部55が設けられている。固定部55には、シール部品10の固定用のナット56が設けられている。
なお、連結部材50は、例えば金属板材を曲げ加工することにより形成されている。
次に、図7(A)~図7(C)を参照して、シール部品10に対して固定ガラス90を組み付ける方法について説明する。
まず、第2シール部30の上端部を撓ませることで第2シール部30の下辺部32を第1シール部20から離し、第1シール部20と下辺部32との間に隙間を形成する(図7(A)参照)。
この状態において、上記隙間を利用して、第2シール部30の第2溝35に固定ガラス90の周縁を嵌入させる(図7(B)参照)。
続いて、第2シール部30の下辺部32を第1シール部20に近づけることにより、第1シール部20の第1溝25に固定ガラス90の縦辺部91を嵌入させる(図7(C)参照)。
最後に、連結部材50の上側係止部52及び下側係止部53をかしめることによって第2シール部30の下辺部32と第1シール部20とを連結する。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
(1)上述した方法により、固定ガラス90と別体にて形成されるシール部品10に対して固定ガラス90を容易に組み付けることができる。
(2)第1シール部20及び第2シール部30が固定ガラス90とは別体で成形されるため、第2シール部30を固定ガラス90と一体成形することに起因する固定ガラスの割れの問題を回避できる。
(3)第1シール部20が可動ガラス80の縦辺部81及び固定ガラス90の縦辺部91の双方をシールする。このため、可動ガラス80の縦辺部81をシールするシール部と固定ガラス90の縦辺部91をシールするシール部とを別々に形成した後に一体に組み付ける構成とは異なり、第1シール部20の表面を滑らかにできる。これにより、シール部品10の見栄えの向上を図ることができる。また、第1シール部20の表面が滑らかになることで風切り音の発生の抑制を図ることができる。
(4)インサート部51が下辺部32に一体形成されることで連結部材50が下辺部32に連結されているため、連結部材50と下辺部32とを強固に連結できる。
また、連結部材50の一部を成形型内にインサートして第2シール部30を成形することで連結部材50と下辺部32とを容易に連結できる。すなわち、第2シール部30の成形後に連結部材50の一部を第2シール部30に挿入するなどして組み付ける場合と比べて、シール部品10の製造に要する工数を低減でき、製造コストを低減できる。
(5)係止部52,53がかしめられることで連結部材50が第1シール部20に連結されるため、第1シール部20に対する連結部材50の組み付けを強固に行うことができる。
(6)樹脂部材40によって下辺部32の剛性が高められるため、第2シール部30の第2溝35に固定ガラス90を嵌入する際に下辺部32の変形が抑制される。これにより、第2シール部30に対して固定ガラス90を組み付けやすくなる。また、組み付け後の下辺部32の変形についても抑制することができる。
特に、樹脂部材40を成形型内にインサートして第2シール部30を成形することで、第2シール部30の成形後に樹脂部材40を第2シール部30に挿入するなどして組み付ける場合と比べて、シール部品10の製造に要する工数を低減でき、製造コストを低減できる。
(7)接着剤によって下辺部32と第1シール部20とを強固に連結することができる。
(8)一対の支持部36,37によって第1シール部20に対して下辺部32が外側及び内側の双方から支持される。また、一対の支持部36,37によって接着面積を確保しやすくなる。したがって、下辺部32と第1シール部20とを強固に連結することができる。
<第2実施形態>
図8~図12を参照して、第2実施形態について、第1実施形態との相違点を中心に説明する。なお、以降において、第1実施形態の構成と同一の構成については同一の符号を付すことにより重複する説明を省略する。
図8~図10、及び図12に示すように、連結部材150は、上下方向に沿って延在し、第1シール部20の内側面23に接する基部154、及び基部154から後方に向かって延在し、内壁部32bに一体形成されたインサート部151を有している。
図10に示すように、樹脂部材40の前部には、切欠部41が設けられている。切欠部41は、下辺部32の内壁部32bに対応する部分に設けられている。すなわち、内壁部32bの前部には、樹脂部材40が存在しない部分が設けられている。
第2シール部30は、外側支持部36のみを有しており、内側支持部37を有していない。
インサート部151は、内壁部32bのうち切欠部41によって樹脂部材40が存在しない部分の内部に存在している。本実施形態では、第2シール部30の延在部38が省略されている。
基部154の上部には、シール溝21の内側縁部にスナップフィットされることで係止される第1係止部152が設けられている。
図11及び図12に示すように、基部154の上部には、第1シール部20のシール溝21と第1シール部20の後方とを連通する係止孔26にスナップフィットされることで係止される第2係止部153が設けられている。
図9及び図12に示すように、基部154の下部には、リアドアのインナパネル(図示略)に対してシール部品10を固定する固定部155が設けられている。
なお、連結部材150は、例えば硬質樹脂材料により形成されている。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態によれば、第1実施形態の作用効果(1)~(4)、(6)、及び(7)と同様な作用効果に加えて、新たに以下に示す作用効果を奏することができる。
(9)連結部材150の係止部152,153がスナップフィットされることで連結部材150が第1シール部20に連結される。このため、工具を用いることなく第1シール部20に対して連結部材150を容易に組み付けることができる。
(10)外側支持部36と第1係止部152とによって第1シール部20に対して下辺部32が外側及び内側の双方から支持される。また、外側支持部36によって接着面積を確保しやすくなる。したがって、下辺部32と第1シール部20とを強固に連結することができる。
<変形例>
尚、本開示に係る車両用ドア窓のシール部品は、上記実施形態にて例示した構成に限定されるものではなく、これを適宜変更した例えば次のような形態として実施することもできる。
・第1シール部20、第2シール部30、第3シール部13及び第4シール部14の一部をその他とは異なる可撓性材料により形成してもよい。
・第1シール部20、第2シール部30、第3シール部13及び第4シール部14の各々を、互いに異なる可撓性材料により形成することもできる。
・第1シール部20及び第2シール部30を別々に成形し、第1シール部20の上端と第2シール部30の上端とを、別部材を介して連結することもできる。例えば、第1シール部20の上端と第2シール部30の上端とを成形型内にインサートした状態で当該成形型内に樹脂を射出することによって第1シール部20と第2シール部30とを連結する部材を成形することもできる。
・第1実施形態において、一対の支持部36,37と第1シール部20の両側面22,23との間に設けられる接着剤を省略することもできる。
・第2実施形態において、外側支持部36と第1シール部20の外側面22との間に設けられる接着剤を省略することもできる。
・樹脂部材40の形状を適宜変更できる。例えば、樹脂部材を平板状にすることもできる。この場合、外壁部32a及び内壁部32bのいずれか一方にのみ樹脂部材がインサートされる。
・第2実施形態において、樹脂部材40と連結部材150とを一体成形することもできる。
・第2シール部30の成形後に樹脂部材40を第2シール部30に挿入するなどして組み付けることもできる。
・樹脂部材40を省略することもできる。
・連結部材50,150のインサート部51,151を省略し、接着などにより第2シール部30の下辺部32に固定することもできる。
・第1シール部及び第2シール部を一度に一体成形することもできる。
10…シール部品、11…ディビジョンバー、11a…外側部、11b…内側部、11c…連結部、13…第3シール部、14…第4シール部、15…連結部、20…第1シール部、21…シール溝、21a,21b…リップ、22…外側面、23…内側面、25…第1溝、26…係止孔、30…第2シール部、31…斜辺部、32…下辺部、32a…外壁部、32b…内壁部、32c…連結部、35…第2溝、36…外側支持部、37…内側支持部、38…延在部、40…樹脂部材、41…切欠部、50,150…連結部材、51,151…インサート部、52…上側係止部、53…下側係止部、54,154…基部、55,155…固定部、56…ナット、70…ドアフレーム、80…可動ガラス、81…縦辺部、82…上辺部、90…固定ガラス、91…縦辺部、92…横辺部、93…斜辺部、152…第1係止部、153…第2係止部。

Claims (7)

  1. ドアフレーム、前記ドアフレームに対して昇降可能に設けられる可動ガラス、及び前記ドアフレームに対して固定される固定ガラスの間をシールする車両用ドア窓のシール部品において、
    前記可動ガラスと前記固定ガラスとの間に設けられるディビジョンバーと、
    前記ディビジョンバーと一体成形され、前記可動ガラスの縦辺部との間及び前記固定ガラスの縦辺部との間の双方をシールする可撓性の第1シール部と、
    前記第1シール部の上端に連結されるとともに前記固定ガラスの周縁のうち前記縦辺部以外の部分をシールする可撓性の第2シール部と、
    前記第2シール部の下辺部と前記第1シール部とを連結する連結部材と、を備え、
    前記第1シール部は、前記固定ガラスの前記縦辺部が嵌入されることで前記縦辺部との間をシールする第1溝を有し、
    前記第2シール部は、前記固定ガラスの周縁のうち前記縦辺部以外の部分が嵌入されることで当該部分との間をシールする第2溝を有する、
    車両用ドア窓のシール部品。
  2. 前記連結部材は、前記下辺部に一体形成されたインサート部を有する、
    請求項1に記載の車両用ドア窓のシール部品。
  3. 前記連結部材は、かしめられることで前記第1シール部に係止される係止部を有する、
    請求項1に記載の車両用ドア窓のシール部品。
  4. 前記連結部材は、前記第1シール部にスナップフィットされることで係止される係止部を有する、
    請求項1に記載の車両用ドア窓のシール部品。
  5. 前記下辺部には、硬質樹脂材料により形成された樹脂部材が一体形成されている、
    請求項1に記載の車両用ドア窓のシール部品。
  6. 前記下辺部と前記第1シール部とが接着されている、
    請求項1に記載の車両用ドア窓のシール部品。
  7. 前記下辺部は、前記固定ガラスの厚さ方向において前記第1シール部の側面を支持する支持部を有しており、
    前記支持部と前記第1シール部の前記側面とが接着されている、
    請求項6に記載の車両用ドア窓のシール部品。
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