JP3803117B2 - 車両用カウルルーバ - Google Patents

車両用カウルルーバ Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は車両用カウルルーバに関するものであり、詳しくは車体のボンネットの後縁とフロントガラスの下縁との間に装着される車両用カウルルーバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、この種の車両用カウルルーバはパネル状をなして、車体のボンネットの後縁とフロントガラスの下縁との間の空間を隠蔽する役割を果たしている。そして、このカウルルーバは車体への装着時において外装の一部を構成することから、全体にある程度の強度や剛性が要求され、かつ、フロントガラスと直接接触する後縁には、フロントガラスへの擦傷や走行振動による異音の発生を防止するために、ある程度の柔軟性が要求されている。そこで、このような要求を考慮した従来の車両用カウルルーバとして、例えば、図3及び図4に示すものを挙げることができる。
【0003】
図3は従来の車両用カウルルーバを車両に装着した状態で上方より見た正面図、図4は従来の車両用カウルルーバを示す図3のX−X線断面図である。なお、これらの図において右方が車両の前側である。
【0004】
図に示すように、この従来のカウルルーバ11は、本体12、その本体12の後縁に固定されたプロテクタ13、及び本体12の前縁に固定されたフードシール14から構成されている。本体12はフィラー入りPP(ポリプロピレン)等の硬質合成樹脂材料にて射出成形されて、ボンネットBとフロントガラスGとの間で車両の左右方向に延びる略長方形のパネル状をなし、その四隅がビス15で車体に取付けられている。本体12には車室内に外気を導入するための長方形の3つの外気導入孔12a、及び図示しないワイパの駆動軸が挿通される円形の2つの逃げ孔12bが長手方向に並設され、また、本体12の後縁(フロントガラスG側)全体には下方に位置する接着面12cが形成されている。
【0005】
前記プロテクタ13はEPDM(エチレン・プロピレン・ジエン共重合体)等の軟質合成樹脂材料にて押出成形され、本体12と同一長さで、かつ、長手方向全体にわたって同一断面形状をなしている。プロテクタ13の前半部は凹設されて上方に面する接着面13aが形成され、この接着面13aは両面テープ16により本体12の接着面12cに接着されて、本体12とプロテクタ13とが接合されている。プロテクタ13の後半部にはリップ部13bが形成され、リップ部13bは下方に湾曲し、後方に向けて次第に肉厚を減少させた断面形状をなし、その先端はフロントガラスGの下縁に自己の弾性をもって当接している。
【0006】
一方、本体12の前縁全体は下方にクランク状に屈曲し、その前縁には前記フードシール14の嵌合溝14aが嵌合・固定されている。フードシール14はプロテクタ13と同じくEPDM等の軟質合成樹脂材料にて押出成形され、上方に突出した中空状のシール部14bをボンネットBの下面後縁に当接させている。
【0007】
このように、従来のカウルルーバ11では本体12とプロテクタ13とを、それぞれに要求される特性に応じた材料、つまり強度や剛性が要求される本体12は硬質合成樹脂材料で、柔軟性が要求されるプロテクタ13は軟質合成樹脂材料で個別に製造した上で、両面テープ16で接合している。したがって、それぞれについて樹脂成形工程を実施する必要があるとともに、PP製の本体12は両面テープ16での接合に先立ってプライマー処理を施す必要があるため、製造時にかなりの工程数が必要な上に、製造コストが高くなるという不具合があった。
【0008】
そこで、このような不具合を解消すべく、例えば、特開平5−97060号公報に記載の車両用カウルルーバが提案されている。
【0009】
図5は従来の別の車両用カウルルーバを示す断面図である。
【0010】
図に示すように、この従来のカウルルーバ21は、フィラー入りPP製の本体22とTPR(熱可塑性ゴム)製のプロテクタ23とを一体的に形成している。なお、このカウルルーバ21では、プロテクタ23に形成した挾持溝23a内にフロントガラスGの下縁を自己の弾性で挾持しているが、これは単にフロントガラスGへの係合状態が前述したカウルルーバ11と異なるだけであり、プロテクタ23に柔軟性が要求される点では全く相違しない。
【0011】
このカウルルーバ21は所謂2色成形で射出成形されるものであり、射出成形に際しては、カウルルーバ21に対応する金型のキャビティ内に一側方(ボンネット側)より溶融したPPを、他側方(フロントガラス側)より溶融したTPRをそれぞれ同時に射出注入する。これらの溶融樹脂は本体22とプロテクタ23との境界面で合流して固化し、硬質合成樹脂材料であるPPにて本体22が、軟質合成樹脂材料であるTPRにてプロテクタ23が一体的に形成される。そして、このように本体22とプロテクタ23とを個別に製造することなく同時に成形しているため、前述したカウルルーバ11に比較して製造時の工程数及び製造コストが低減可能となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従来の公報に記載の車両用カウルルーバ21は、前述のように異なる合成樹脂材料からなる本体22とプロテクタ23とを2色成形によって一体的に形成している。したがって、2色成形を実施するための射出成形設備が必要となる上に、成形後のカウルルーバが2種の合成樹脂材料から構成されるため、リサイクルし難いという不都合があった。
【0013】
そこで、本発明は特殊な成形設備を要することなく製造でき、少ない工数で組立てが容易で、かつ、両面テープ等の異種材料の使用を避けることによってリサイクルが容易な車両用カウルルーバの提供を課題とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる車両用カウルルーバは、合成樹脂材料で成形され、車体のボンネットとフロントガラスとの間に装着される本体と、前記本体のフロントガラス側に取付けられる本体の裏面に位置する基部及びその端部で本体の当接面と当接する凸部並びに意匠面部及びその端部の係合端部からなる係合部、先端をフロントガラスに当接させる薄肉のリップ部、リップ部から延長して形成され係合部の意匠面を形成する意匠面部、前記基部と意匠面部との接続部に前記リップ部が変化しても、そのときの応力が前記基部と前記意匠面部に伝わり難くする略U字状に形成した切欠凹部とを有するプロテクタとを具備し、前記プロテクタの前記係合端部は、前記凸部よりも前記フロントガラス側にずれて設けられているものである。
【0015】
【作用】
本発明においては、本体にプロテクタを装着することによって組立てができ、プロテクタのリップ部は薄肉状で撓み易く、先端をフロントガラスに当接させたときには弾性変形により密着性が維持でき、本体の剛性に関与しないから本体の強度や剛性を任意に設定することができる。また、合成樹脂材料で本体とリップ部とが別々に成形され、装着により一体化して車両用カウルルーバとなるものであるから、両者を分離することにより、リサイクルが容易となる。
【0016】
【実施例】
以下、本発明の実施例の車両用カウルルーバについて説明する。
【0017】
図1は本発明の一実施例である車両用カウルルーバを示す断面図、図2は本発明の一実施例である車両用カウルルーバのプロテクタ付近の詳細を示す要部拡大断面図である。
【0018】
ここで、本実施例のカウルルーバ1の本体2の構成は、基本的には従来技術で説明した図4のカウルルーバ11の本体12とほとんどの点で共通しており、相違点は接着面12c側の構成にある。よって、共通箇所は概略的な説明に留め、特に相違点を重点的に説明する。
【0019】
図1に示すように、本実施例のカウルルーバ1では、本体2はPP等の硬質合成樹脂材料で射出成形で形成されている。本体2は図4のカウルルーバ11の本体12と略同一形状をなし、図示していないが外気導入孔12aや逃げ孔12b(図3参照)が形成され、その本体2の前縁にはフードシール14が装着され、本体2に固着されている。なお、このように本体2はPP等からなるため、その機械的性質の一例としては曲げ弾性率16000〜22000kg/mm2 、ロックウェル硬さ90〜97程度が確保され、車体への装着時に要求される強度や剛性等を充分に満足する材料で形成している。
【0020】
また、本体2のフードシール14の反対側の端部は、図2に示すように、その上面に係合凹部4及び下面に傾斜面からなる当接面5を有する係合端部3となっている。係合凹部4は後述するプロテクタ30の上側端部が嵌合し、容易に離脱しない深さ、及び見栄えに影響しない程度の幅に設定されている。下面に傾斜する面からなる当接面5は、本体2の端部を屈折させる形状により形成したものである。係合端部3の係合凹部4及び当接面5よりも縁部(先端部)側は、その端部の厚みが本体2の長さ方向に対する垂直断面において、縁部が薄く徐々に本体2の中央に入るほど厚くなる形状、即ち、略楔状となっており、その上面に係合凹部4が段部となり、また、その下面に当接面5が段部となり、本体2の中央部に連続している。
【0021】
本体2の係合端部3にはプロテクタ30が装着される。このプロテクタ30は本体2のフロントガラスG側の端部に取付けられる係合部37、先端をフロントガラスGの表面に当接させる薄肉のリップ部32、前記リップ部32から延長して形成され係合部37を構成する部材からなる一方の面を意匠面33とする意匠面部35とを有する。
【0022】
係合部37は、本体2の裏面に位置する基部31及びその端部で本体2の当接面5と当接し、その離脱を防止する凸部34、並びに意匠面33を有する意匠面部35、及びその端部で本体2の係合凹部4と係合する意匠面部35を略直角に折曲した形態の係合端部38で構成されており、その内面は係合端部3に弾接して略全面が接触し、その接合及び係合によりその装着状態を維持するようになっている。
【0023】
即ち、基部31は係合端部3を挾持する場合のベースとなるものであり、その端部に当接面5と当接する凸部34を有し、本体2の裏面に密接し、また、意匠面部35及びその端部の係合端部38で係合端部3を弾接及び係止状態で挾持するものである。意匠面部35は本体2の表面側に位置し、フロントガラスGの縁部の意匠及びカウルルーバ11の縁部の意匠を決定する意匠面33を有している。特に、フロントガラスGの周囲に光輝フィルムで縁部を縁取った場合には、意匠面33にも光輝フィルムを埋設し、フロントガラスGの周囲との間に違和感がない形態とすることもできる。本実施例では、基部31を意匠面部35よりも薄くしており、意匠面部35の断面形態を意匠性の自由度を高くし、かつ、基部31の角度変位が変化しても、及びリップ部32が変化してもその意匠面33の連続性が部分的に変化しないようにしている。更に、リップ部32が変化してもそれが基部31の角度変位に影響を与えることがないように、基部31と意匠面部35との接続部に略U字状の切欠凹部36を形成し、リップ部32が変化しても、そのときの応力が基部31と意匠面部35とに伝わり難くしている。
【0024】
係合凹部4は、意匠面部35から延長した端部の係合端部38を収容するに十分な断面積を有しており、また、意匠面部35及びリップ部32に加えられた外力によって容易に離脱しない程度の深さとなっている。そして、意匠面部35から延長した係合端部38は、その面が本体2の上面に連続する面高さとし、係合凹部4と係合端部38との接続状態を外部から認識し難くしている。
【0025】
意匠面33から連続する外表面を有し、その厚みを薄くしたリップ部32は、前述した切欠凹部36までを薄くし、しかも、リップ部32のフロントガラスGとの当接端部が変位しても、特定の部分にその歪が集中しない弾性及び厚みを有している。
【0026】
そして、このような本体2は硬質合成樹脂材料で、プロテクタ30は軟質合成樹脂材料で各々射出成形すればよく、ごく一般的な射出成形機で製造可能となる。そして、本体2の係合端部3の端部にプロテクタ30の係合部37の開口をあてがい、そして、プロテクタ30の基部31と意匠面部35との接続部を本体2側に押圧し、本体2の係合端部3に嵌込み、当接面5と凸部34を当接させ、係合凹部4と係合端部38を係合させる。このようにして、本体2の係合端部3の端部にプロテクタ30を装着する。
【0027】
そして、このように硬質合成樹脂材料で本体2と軟質合成樹脂材料でプロテクタ30を各々射出成形しているため、ごく一般的な射出成形機で製造可能であり、かつ、カウルルーバ1の廃棄時には両者を分離することによりリサイクルを容易に実施可能となる。特に、両面テープで接合させるものでないので特定の合成樹脂に分離が容易である。
【0028】
このように本実施例の車両用カウルルーバ1は、合成樹脂材料で成形され、車体のボンネットBとフロントガラスGとの間に装着される本体2と、本体2のフロントガラスG側に取付けられる本体2の裏面に位置する基部31及びその端部で本体2の当接面5と当接する凸部34並びに意匠面部35及びその端部の係合端部38からなる係合部37、先端をフロントガラスGに当接させる薄肉のリップ部32、リップ部32から延長して形成され係合部37の意匠面33を形成する意匠面部35とを有するプロテクタ37とを具備するものである。
【0029】
したがって、リップ部32は薄肉状で撓み易く、かつ、先端をフロントガラスGに当接したときにはリップ部32の全体に応力が分布され、弾性変形するため、フロントガラスGへの擦傷や走行振動による異音の発生が確実に防止される。そして、このように各々異なる合成樹脂材料で本体2とリップ部3を有するプロテクタ30とが成形されるため、例えば、2色成形を実施する場合のように特殊な成形設備を一切必要とすることなく、ごく一般的な射出成形機で製造できるとともに、カウルルーバ1の廃棄時には本体2とプロテクタ30とを分離し、リサイクルを容易に実施することができる。
【0030】
ところで、上記実施例では、本発明をフロントガラスGにリップ部32を当接させるだけの形式のカウルルーバ1として具体化したが、本発明を実施する場合には、これに限定されるものではなく、例えば、図5に示すカウルルーバ21のように、フロントガラスGの下縁を挾持する形式のカウルルーバとして具体化することもできる。即ち、リップ部32の下側位置に長手方向にフロントガラスGの厚み程度の間隔をおいて複数或いは連続した1つの挾持部を形成し、リップ部32とその挾持部との間に形成された挾持溝内にフロントガラスGの下縁を挿入、挾持する。このように構成した場合であっても、前述の実施例と同様の形状にリップ部32を形成しさえすればリップ部32に充分な柔軟性が付与されるため、前述の実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0031】
即ち、上記実施例の先端をフロントガラスGに当接させる薄肉のリップ部32は、フロントガラスGの反対面に複数或いは連続した1つの挾持部を形成し、リップ部32とその挾持部との間に形成された挾持溝内にフロントガラスGの下縁を挾持させることもできる。
【0032】
また、上記実施例の係合部37は、本体2のフロントガラスG側に取付けられる本体2の裏面に位置する基部31及びその端部で本体2の当接面5と当接する凸部34並びにリップ部32から延びている意匠面部35及びその端部で本体2の係合凹部4と係合する意匠面部35を略直角に折曲した形態の係合端部38からなるが、本発明を実施する場合には、これに限定されるものではなく、本体2のフロントガラス側に取付けられる形態であればよい。
【0033】
そして、上記実施例の先端をフロントガラスGに当接させる薄肉のリップ部32から延長して形成され係合部37の意匠面33を形成する意匠面部35は、好ましくは、リップ部32の厚みを薄く、意匠面33を形成する意匠面部35をそれに比較して厚く形成し、フロントガラスGとの接合具合をリップ部32のみで吸収できる構成とする。これによって、意匠面33に歪が入ることがないから、意匠面33の見栄えの低下がなくなる。更に、好ましくは、基部31と意匠面部35との接続部に略U字状の切欠凹部36を形成すれば、リップ部32が変化しても、そのときの応力が基部31と意匠面33に伝わり難くなり、この効果が顕著になる。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、本発明の車両用カウルルーバによれば、合成樹脂材料で成形され、車体のボンネットとフロントガラスとの間に装着される本体と、その本体のフロントガラス側に取付けられる係合部、先端を前記フロントガラスに当接させる薄肉のリップ部、前記リップ部から延長して形成され前記係合部の意匠面を形成する意匠面部とを有するプロテクタとで構成されるから、リップ部が薄肉状で撓み易く、かつ、先端をフロントガラスに当接させたとき、リップ部が容易に弾性変形するため、フロントガラスへの擦傷や走行振動による異音の発生が確実に防止される。
【0035】
したがって、本体にプロテクタを装着することによって組立てができ、プロテクタのリップ部の先端をフロントガラスに当接させたときには弾性変形により密着性が維持でき、本体の剛性に関与しないから本体の強度や剛性を任意に設定することができる。特に、リップ部は薄肉状で撓み易く、かつ、先端をフロントガラスに当接したときにはリップ部の全体に応力が分布され、弾性変形するため、フロントガラスへの擦傷や走行振動による異音の発生が確実に防止される。また、合成樹脂材料で本体とリップ部とが別々に成形されて装着されて一体化して車両用カウルルーバとなるものであるから、ごく一般的な射出成形機で製造できるとともに、カウルルーバの廃棄時には本体とプロテクタとを分離し、リサイクルを容易に実施することができる。そして、基部と意匠面部との接続部に略U字状の切欠凹部を形成し、リップ部が変化しても、そのときの応力が基部と意匠面部とに伝わり難くするものであるから、リップ部が変化してもそれが基部の角度変位に影響を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例である車両用カウルルーバを示す断面図である。
【図2】図2は本発明の一実施例である車両用カウルルーバのプロテクタ付近を示す要部拡大断面図である。
【図3】図3は従来の車両用カウルルーバを車両に装着した状態で上方より見た正面図である。
【図4】図4は従来の車両用カウルルーバを示す図3のX−X線断面図である。
【図5】図5は従来の別の車両用カウルルーバを示す断面図である。
【符号の説明】
1 車両用カウルルーバ
2 本体
4 係合凹部
5 当接面
30 プロテクタ
31 基部
32 リップ部
33 意匠面
34 凸部
35 意匠面部
37 係合部
38 係合端部
B ボンネット
G フロントガラス

Claims (1)

  1. 合成樹脂材料で成形され、車体のボンネットとフロントガラスとの間に装着される本体と、
    前記本体のフロントガラス側に取付けられる本体の裏面に位置する基部及びその端部で本体の当接面と当接する凸部並びに意匠面部及びその端部の係合端部からなる係合部、先端をフロントガラスに当接させる薄肉のリップ部、リップ部から延長して形成され係合部の意匠面を形成する意匠面部、前記基部と意匠面部との接続部に前記リップ部が変化しても、そのときの応力が前記基部と前記意匠面部に伝わり難くする略U字状に形成した切欠凹部とを有するプロテクタとを具備し、
    前記プロテクタの前記係合端部が前記凸部よりも前記フロントガラス側にずれて設けられていることを特徴とする車両用カウルルーバ。
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