JP2020059417A - ウェザストリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェザストリップのコーナー部にインサート部材を用いた場合に、インサート部材の剛性の低下を抑えつつ、クリップによる車体へのウェザストリップの取り付けの際に、クリップとの干渉に起因するウェザストリップの破れを防止できるようにする。【解決手段】弾性材料からなるウェザストリップのコーナー部52に、インサート部材60が埋設されている。コーナー部には、該コーナー部を車体に取り付けるためのクリップ70が挿入可能なクリップ挿入孔53が形成されており、インサート部材には、クリップ挿入孔に対応する位置にクリップ用孔62が形成されている。クリップ用孔の外周部には、該クリップ用孔に連通する追加孔63が形成されており、インサート部材の表側及び裏側に位置するコーナー部を構成する弾性材料は、追加孔を通って互いに結合されている。【選択図】図3

Description

本発明は、自動車のウェザストリップに関し、特にインサート部材が埋設されたウェザストリップに関する。
従来から、自動車には、ドアの周縁と、該ドアにより開閉される車体開口部の周縁との間をシールするためにゴムや樹脂等の弾性体からなるウェザストリップが設けられている。ウェザストリップは、ドアの形状に略沿うような形状で形成されるので、直線状部分(直線部)とコーナー部分(コーナー部)を有する。通常、ウェザストリップの直線部は押出成形により形成され、コーナー部は金型成形(射出成形)により形成されて、そのコーナー部の端部が上記直線部の端部と接合されて完成される。
コーナー部は、金型成形する関係上、中芯抜穴を設定する必要もあるため、直線部よりも形状の一部分に剛性が不足する箇所が発生する場合が多い。そのため、コーナー部には、補強のために硬質樹脂材料からなるインサート部材が埋設される事がある。インサート部材は、上記コーナー部分の形成のための金型の空洞部に予め配設され、その後にゴムや樹脂等の弾性材料を空洞部に導入してコーナー部を成形することにより、コーナー部に埋設される。
ウェザストリップは、通常、クリップを用いてドアパネル等の車体に取り付けられるため、ウェザストリップにはクリップを挿入するための貫通孔が設けられており、インサート部材が埋設されたコーナー部においては、インサート部材にもクリップ用の貫通孔が設けられている。特許文献1には、クリップ用の貫通孔として導入用貫通孔とこれに連通してインサート部材の長さ方向に延びる貫通溝とを有するインサート部材が開示されている(特許文献1の図2を参照)。特許文献1において、クリップはウェザストリップ、インサート及びドアパネル等の車体に設けられた貫通孔に挿入される先端側掛合部と、その反対側の基部側掛合部とを有する。基部側掛合部は基部側から順に頭部、首部及びフランジ部を有し、首部のみ上記貫通溝の幅よりも小さい径で構成されている。従って、クリップを導入用貫通孔に挿入した後に、首部を貫通溝に沿うようにスライドさせることできる。そうすることで、頭部及びフランジ部によりインサート部材を挟み込む状態となり、その結果、クリップが脱落しないように固定される(特許文献1の図5及び図6を参照)。
また、従来から特許文献1のインサート部材のように、クリップ用の貫通孔の他に、小径の貫通孔を複数設けることが行われている(特許文献1の図2を参照)。ウェザストリップのうちインサート部材が配設された部分は、インサート部材によりウェザストリップの表面側の弾性材料と裏面側の弾性材料とが分断された状態となるため、ウェザストリップの内部でインサート部材の剥がれが生じるおそれがある。そこで、インサート部材に複数の貫通孔を設けて、コーナー部の表側の弾性材料と裏側の弾性材料とが当該貫通孔を通って結合できるようにすることで、インサート部材からの弾性材料の剥がれを防止している。
従来のインサート部材として、特許文献1の他に特許文献2には、その図4、図5及び図6に示すように、インサートパネル(インサート部材)のクリップ穴の内径をクリップ外径よりも実質的に大きくするとともに、その内径に、先端を通る内接円の直径がクリップ外径に略等しい少なくとも3つの小突起を設けたインサート部材が開示されている。
特許第4976935号公報 特開平7−266879号公報
上記特許文献1に示すインサート部材を含むウェザストリップでは、金型内部でインサート部材の芯材主体を、ゴム又はゴム状弾性体を備えた樹脂によるウェザストリップ本体によって覆うようにする際には、当然ながら、導入用貫通穴および貫通溝は覆わないようにしている。このため、導入用貫通穴および貫通溝の外周囲部分では、表面側の弾性材料と裏面側の弾性材料とが分断された状態となるため、インサート部材からの弾性材料の剥がれが生じるおそれがある。
特許文献2に示すようなインサート部材を埋設したウェザストリップにおいても、インサート部材のクリップ穴の少なくとも3つの小突起の間には、ウェザストリップの表面側の弾性材料と裏面側の弾性材料とが分断された状態となるため、インサート部材からの弾性材料の剥がれが生じるおそれがある。
また、部品の共通化のために、ウェザストリップをドアパネル等の車体に取り付けるためのクリップとして、頭部と係止部の間隔がせまいタイプの汎用のクリップを使用する場合、ウェザストリップにおけるクリップが取り付けられる部分はいずれも同等の厚みとなるようにする必要があるが、インサート部分が埋設された部分ではその厚みが大きくなってしまう。そこで、インサート部材が埋設された部分におけるクリップ挿入用の貫通孔の周囲における弾性材料の厚さを小さくして、当該部分の厚さの増大を抑える必要がある。しかしながら、そのようにすると、クリップ挿入用貫通孔の周囲の弾性材料部分が薄いため、クリップを当該貫通孔に挿入する際に、クリップと弾性材料との干渉により弾性材料部分が破れやすいという、別の問題もある。
これらの問題を解決するために、インサート部材のクリップ用貫通孔の周囲にも上記のような小径の貫通孔を複数設けることで、インサート部材の表側の弾性材料と裏側の弾性材料とを当該貫通孔を介して結合させることが考えられる。このようにすると、当該貫通孔部分における弾性材料の厚みが増大することとなり、ウェザストリップにおけるクリップ取付部分を補強することができて、当該部分の破れを防止することができる。しかしながら、そのようにすると、クリップ用貫通孔とそれら小径の貫通孔との距離が近いため、それらの間でインサート部材が破断するおそれがあり、インサート部材の剛性を十分にすることができない。
本発明は、前記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ウェザストリップのコーナー部にインサート部材を埋設した場合に、インサート部材の剛性の低下を抑えつつ、クリップによる車体へのウェザストリップの取り付けの際に、クリップとの干渉に起因するウェザストリップの破れを防止できるようにすることにある。
前記の目的を達成するために、本発明では、インサート部材のクリップ用孔に、これと連通する追加孔を設けた。
具体的に、本発明に係るウェザストリップは、弾性材料からなるウェザストリップのコーナー部に、複数の貫通孔を有するインサート部材が埋設されているウェザストリップであって、前記コーナー部には、該コーナー部を車体に取り付けるためのクリップが挿入可能なクリップ挿入孔が形成されており、前記インサート部材には、前記クリップ挿入孔に対応する位置にクリップ用孔が形成されており、前記インサート部材に形成されたクリップ用孔の外周部には、該クリップ用孔に連通する追加孔が形成されており、前記インサート部材の表側及び裏側に位置する前記コーナー部を構成する弾性材料は、前記追加孔を通って互いに結合されていることを特徴とする。
本発明に係るウェザストリップでは、インサート部材に形成されたクリップ用孔の外周部には、該クリップ用孔に連通する追加孔が形成されており、インサート部材の表側及び裏側に位置するコーナー部を構成する材料は、追加孔を通って互いに結合されている。すなわち、上記クリップ挿入用孔の外周部においてインサート部材の表側と裏側の弾性材料が、追加孔を介して結合できるため、部分的に厚みを増大できて外周部の剛性を向上できる。その結果、クリップによる車体への取り付けの際に、クリップとの干渉に起因するウェザストリップ(外周部)の弾性材料のはがれを防止できる。さらに、本発明に係るウェザストリップにおいて、追加孔は、クリップ用孔と連通しているため、追加孔とクリップ用孔との間でインサート部材が破断することがなく、インサート部材の剛性低下を防止できる。
本発明に係るウェザストリップにおいて、前記インサート部材のクリップ用孔の径は、前記コーナー部の前記クリップ挿入孔よりも大きいことが好ましい。
このようにすると、上記クリップ用孔に設けられた追加孔に隣接する部分、言い換えるとコーナー部のクリップ挿入孔の内周面からインサート部材のクリップ用孔の内周面までの領域においても、インサート部材の表側と裏側の弾性材料が、追加孔に隣接して結合できるため、全体的に厚みを増大できてクリップ挿入用孔の内周側の剛性を向上できる。その結果、クリップによる車体への取り付けの際に、クリップとの干渉に起因するウェザストリップ(内周部)の弾性材料のはがれを、より防止できる。
本発明に係るウェザストリップにおいて、前記追加孔は、前記複数の貫通孔のそれぞれの直径よりも幅が小さい長細形状であることが好ましい。
このようにすると、インサート部材における開口面積を低減できるため、インサート部材の剛性低下を抑制することができるとともに、ウェザストリップのクリップ挿入孔にクリップを仮固定したままで、ウェザストリップを輸送する際に、クリップが脱落しやすくなるのを、防止することができる。
本発明に係るウェザストリップにおいて、前記コーナー部に形成された前記クリップ挿入孔の外周部には、前記コーナー部の他の部分よりも薄い薄肉部が設けられていることが好ましい。
本発明に係るウェザストリップによると、インサート部材が埋設されたコーナー部におけるクリップ挿入孔の外周部には、コーナー部における他の部分よりも薄い薄肉部が設けられているため、当該部分の全体的な厚みの増大を抑制してコーナー部以外におけるクリップ挿入孔の外周部と同等以下の厚みにすることができる。このため、インサート部材が埋設されたコーナー部であっても、他の部分と同様に汎用のクリップを用いることができるため、部品を共通化できて部品コストの増大を防止できる。
本発明に係るウェザストリップにおいて、前記追加孔は、前記薄肉部に対応する領域の外側にまで延びていることが好ましい。
このようにすると、薄肉部においてインサート部材の表側と裏側の弾性材料が追加孔を介して結合できる領域が大きくなり、さらに、薄肉部よりも外側に位置する厚みが大きい部分とも結合できるようになる。このため、薄肉部の剛性を向上でき、その結果、当該部分の破れの防止効果を向上できる。
本発明に係るウェザストリップによると、インサート部材の剛性の低下を抑えつつ、クリップによる車体へのウェザストリップの取り付けの際に、クリップとの干渉に起因するウェザストリップの弾性材料のはがれを防止できるとともに、破れを防止できる。また、クリップ頭部と係止部の間隔が狭いタイプの汎用クリップも使用可能でコストダウンもでき、ウェザストリップの輸送途中のクリップ脱落も防止できる。
自動車の右側の側面を示す図である。 本発明の一実施形態に係るウェザストリップの車内側視を示す図である。 本発明の一実施形態に係るウェザストリップに埋設されるインサート部材の車内側視を示す図である。 本発明の一実施形態に係るウェザストリップがクリップを用いて車体に取り付けられた状態を示す断面図である。 (a)及び(b)は本発明の一実施形態に係るウェザストリップがクリップを用いて車体に取り付けられた状態を示す拡大断面図であり、(a)は図3のA−A線で示す部分に対応する断面図であり、(b)は図3のB−B線で示す部分に対応する断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用方法或いはその用途を制限することを意図するものではない。
本発明の一実施形態に係るウェザストリップについて、図1〜図5を参照しながら説明する。
図1に示す自動車において、10は車体、20は(フロントサイド)ドア、30はドア20の周縁に設けられたウェザストリップである。
図2は、ウェザストリップ30の車内側視を示し、特にドア20の周縁におけるコーナー部に取り付けられる部分を示す図である。図2に示すように、本実施形態に係るウェザストリップ30は、ウェザストリップ本体50と、後に説明するウェザストリップ本体50に埋設されたインサート部材60とを含む。
ウェザストリップ本体50は、ドア20の略直線部に取り付けられ、押出成形により形成される直線部51と、ドア20のコーナー部に取り付けられ、金型成形により形成されるコーナー部52とを含む。図2に示すように、コーナー部52には、ドア20の周縁に取り付けるためのクリップを通過できるように構成されたクリップ挿入孔53が設けられている。金型成形によりコーナー部52が形成された後に、車両上側の直線部51の端部と車両下側の直線部51の端部を、それぞれ、図示省略する金型にセットし、金型空洞部(キャビティ)に、ゴム・樹脂等の弾性材料を注入又は射出することで、コーナー部52の形状を形成すると同時に、金型内で直線部51とコーナー部52とが上側境界線K1と下側境界線K2とで接合される。
このとき、金型の空洞部には、ウェザストリップ本体50を構成するゴム・樹脂等の弾性材料よりも伸び性能が低い硬質樹脂材料からなるインサート部材60が配設される。その後、金型内にウェザストリップ本体50のコーナー部52を形成するためのゴム・樹脂等の弾性材料を導入することにより、コーナー部52が形成されてコーナー部52の中にインサート部材60が埋設される。これにより、ウェザストリップ本体50のコーナー部52が完成する。ここで、ウェザストリップ本体50の直線部(押出成形部)51やコーナー部(型成形部)52に使用する材料は、特に限定はされないが、ゴムの場合では、EPDMスポンジゴム(比重0.4から0.6程度)を、樹脂の場合では、TPO等の熱可塑性エラストマー(TPE)を使用するのが、一般的である。また、インサート部材60に使用する硬質樹脂材料も、特に限定はされないが、補強材を配合した樹脂材料、例えば、タルク入りPP(ポリプロピレン)や、ガラス繊維入りPA(ポリアミド)等があげられる。
図3に示すように、インサート部材60には、コーナー部52との剥がれを防止するための複数の小径の貫通孔61が設けられている。上述の通り、これらの複数の貫通孔61によって、コーナー部52のインサート部材60が埋設された部分における表面側の弾性材料と裏面側の弾性材料とが当該貫通孔61を通って結合できるため、インサート部材60がコーナー部52の内部において剥がれることを防止できる。このような効果を得るために、上記小径の貫通孔61をクリップ用孔62付近(図3の符号64の領域)に設けることが考えられるが、このようにすると当該貫通孔61とクリップ用孔62との距離が極めて短くなるため、この部分の剛性が低下して破断するおそれがある。しかしながら、本実施形態では、追加孔63は、クリップ用孔62と連通するように設けられているため、追加孔63とクリップ用孔62との間でインサート部材60が破断することはない。従って、本実施形態のウェザストリップでは、インサート部材の剛性低下を抑制することができる。このような追加孔63を設けることにより、インサート部材60の表側及び裏側に位置する弾性材料は、追加孔63を通って互いに接続されることとなる。すなわち、図5(b)に示すように、クリップ用孔62の外周部においてインサート部材60の表側と裏側の弾性材料が、追加孔63を介して結合できるため、この部分においてクリップ用孔62の外周部を補強して厚くすることができて剛性を向上できる(図5(b)のL3)。その結果、上述のような、クリップ70とクリップ用孔62の外周部との干渉に起因するクリップ用孔62の外周部の弾性材料のはがれを防止できる。
また、インサート部材60には、コーナー部52に埋設された際にクリップ挿入孔53に対応する位置に、クリップ挿入孔53よりも径が大きいクリップ用孔62が設けられている。これにより、ウェザストリップ本体50のクリップ挿入孔53と、インサート部材60のクリップ用孔62とが連通するため、クリップがそれらを通って、さらにドア20に設けられたクリップ取付用の孔にも挿入されることによって、ウェザストリップ30のコーナー部52をドア20に取り付けることが可能となる。ここで、クリップ用孔62の径をクリップ挿入孔53の径よりも大きくすると、クリップ用孔62に設けられた追加孔63に隣接する部分、言い換えるとクリップ挿入孔53の内周面からクリップ用孔62の内周面までの領域においても、インサート部材60の表側と裏側の弾性材料が結合できるため、全体的に厚みを増大できてクリップ挿入孔53の内周側の剛性を向上できる。その結果、クリップ70による車体への取り付けの際に、クリップ70との干渉に起因するウェザストリップ30(内周部)の弾性材料のはがれを、より防止できる。
本実施形態におけるウェザストリップ30のコーナー部52がドア20に取り付けられた形態について、図4を参照しながら説明する。図4に示すように、ウェザストリップ30のコーナー部52は、クリップ70によりドア20に取り付けられて固定されている。具体的に、クリップ70は、ウェザストリップ本体50のクリップ挿入孔53、インサート部材60のクリップ用孔62及びドア20に設けられた取付孔21に挿入される脚部71と、当該クリップ挿入孔53及びクリップ用孔62の径よりも大きい径を有する頭部72とを有する。脚部71は、頭部72の裏面から垂直に延びており、脚部71の先端側には拡径された係止部73が形成されている。また、脚部71は弾性変形可能なように中空部74が設けられている。クリップ70をウェザストリップ30に先組付する際には、クリップ挿入孔53、クリップ用孔62に、クリップ70の脚部71を挿入して、仮係止しておく。次に、ウェザストリップ30をドア20に取り付けする際には、脚部71の係止部73をドア20の取付孔21の外周部と係合させる。その結果、インサート部材60が埋設されたウェザストリップ本体50とドア20とが、クリップ70の頭部72と係止部73とによって狭持されて、ウェザストリップ本体50がドア20に固定されることとなる。なお、図示は省略するが、コーナー部52のクリップ挿入孔53と、インサート部材60のクリップ用孔62の径を同じにしてもよい。
図3に示すように、追加孔63は、クリップ用孔62からインサート部材60の表面に沿って所定の方向に延びるように形成されたスリット状(長細形状)の貫通孔である。本実施形態では、2本の追加孔63が設けられているが、その数に特に制限は無い。
また、本実施形態において、追加孔63の幅の大きさは特に限定されないが、上記複数の小径の貫通孔61のそれぞれの直径よりも幅が小さいことが好ましい。このようにすると、インサート部材60における開口面積の増大を抑制できるため、インサート部材60の剛性低下を抑制することができるとともに、ウェザストリップ本体50のクリップ挿入孔53にクリップ70を仮固定したままで、ウェザストリップ30を輸送する際に、クリップ70が脱落しやすくなるのを防止することができる。
なお、本実施形態において、クリップ挿入孔53の外周部には、コーナー部52の他の部分よりも薄肉に形成された薄肉部54が配置されている。薄肉部54は、後にも説明するとおり汎用のクリップを用いることができるようにするために設けられている。但し、図示は省略するが、薄肉部を設けないようにしてもよい。
ここで、汎用的なクリップを用いる場合、クリップ70の頭部72から係止部73までの距離は予め決まっている(図5(a)のL1)ため、クリップ70を取り付ける部分のウェザストリップ本体50とドア20との厚みの合計をL1寸法以下にする必要がある。この理由から、インサート部材60が埋設された部分のクリップ頭部72装着部においては、当該厚みを大きくすることができないため、ウェザストリップ本体50のクリップ挿入孔53の外周部に薄肉部54が設けられている。ここで、薄肉部54を設けた場合、インサート部材60のクリップ用孔62の外周部においてクリップ70の頭部72とインサート部材60の表面までの距離が短くて薄いため(図5(a)のL2)、クリップ70の挿入作業時におけるクリップ70と薄肉部54とのこすれ等の干渉により薄肉部54が破れるおそれがある。これを防ぐために、本実施形態ではインサート部材60にクリップ用孔62と連通する追加孔63が設けられている。
本実施形態において、追加孔63の長さは特に限定されないが、ウェザストリップ本体50に設けられた薄肉部54に対応する位置(図3の符号64の領域)の外側にまで延びていることが好ましい。このようにすると、上述のような追加孔63を介してインサート部材60の表側と裏側の弾性材料が結合できる領域が大きくなり、さらに、薄肉部54よりも外側に位置する厚みが大きい部分とも結合できるようになる。このため、当該部分の破れの防止効果を向上できる。
また、本実施形態において、フロントドアの前側ベルトラインBL付近に取付けられるウェザストリップを例示し、説明したが、本発明はこれに限定されない。ドア取付用ウェザストリップ以外に、ボディ取付用ウェザストリップにも適用可能である。さらに、型成形部内部にインサート部材を埋設し、その後、インサート部材の貫通孔にクリップを貫通させて取付けするウェザストリップ全般に渡って、適用する事が可能である。
10 車体
20 (フロントサイド)ドア
21 取付孔
30 ウェザストリップ
50 ウェザストリップ本体
51 直線部
52 コーナー部
53 クリップ挿入孔
54 薄肉部
60 インサート部材
61 貫通孔
62 クリップ用孔
63 追加孔
70 クリップ
71 脚部
72 頭部
73 係止部

Claims (5)

  1. 弾性材料からなるウェザストリップのコーナー部に、複数の貫通孔を有するインサート部材が埋設されているウェザストリップであって、
    前記コーナー部には、該コーナー部を車体に取り付けるためのクリップが挿入可能なクリップ挿入孔が形成されており、
    前記インサート部材には、前記クリップ挿入孔に対応する位置にクリップ用孔が形成されており、
    前記インサート部材に形成された前記クリップ用孔の外周部には、該クリップ用孔に連通する追加孔が形成されており、
    前記インサート部材の表側及び裏側に位置する前記コーナー部を構成する弾性材料は、前記追加孔を通って互いに結合されていることを特徴とするウェザストリップ。
  2. 前記インサート部材のクリップ用孔の径は、前記コーナー部の前記クリップ挿入孔よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のウェザストリップ。
  3. 前記追加孔は、前記複数の貫通孔のそれぞれの直径よりも幅が小さい長細形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載のウェザストリップ。
  4. 前記コーナー部に形成された前記クリップ挿入孔の外周部には、前記コーナー部の他の部分よりも薄い薄肉部が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のウェザストリップ。
  5. 前記追加孔は、前記薄肉部に対応する領域の外側にまで延びていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のウェザストリップ。
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