JP2003048493A - ウェザストリップ - Google Patents

ウェザストリップ

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JP2003048493A JP2001358202A JP2001358202A JP2003048493A JP 2003048493 A JP2003048493 A JP 2003048493A JP 2001358202 A JP2001358202 A JP 2001358202A JP 2001358202 A JP2001358202 A JP 2001358202A JP 2003048493 A JP2003048493 A JP 2003048493A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コアを抜き取るための開口に起因する中空シー
ル部のシール性能の低下を抑制し、装着状態での見栄え
が良好に保たれるウェザストリップを提供する。 【解決手段】トリム本体と中空シール部とを有するオー
プニングトリムウェザストリップの押出成形部の端部間
を、型成形部16を介してつなぎ環状に形成する。型成
形部16のトリム本体12bにおける車外側側壁部26
には、この型成形部16の中空シール部13bを形成す
るために使用するコア39を抜き取るための開口40を
形成する。この開口40を、平面略長方形状でその角部
を湾曲面状に形成する。また、そのトリム本体12bの
車内側側壁部22における前記開口40と対応する位置
には、略長方形状をなす切欠部41を形成する。そし
て、型成形部16の成形後には、これら開口40及び切
欠部41を介して、前記コア39を抜き取るようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両等のド
ア開口部の周縁に取着されるオープニングトリムウェザ
ストリップ等のウェザストリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のウェザストリップとしては、断
面略U字状をなすトリム部とそのトリム部の側壁部また
は底壁部等から外側に膨出する中空シール部とを備えた
ものが知られている。このようなウェザストリップで
は、ドア開口部の全周にわたって所定のシール性、つま
り気密性及び水密性が要求される。
【0003】このため、通常押出成形により長尺状に形
成された1つまたは複数の押出成形部を、湾曲させるか
またはつなぎ合わせて、略環状をなすように形成する。
そして、その押出成形部の対向端部を金型装置内に支持
し、その対向端部間に射出成形により型成形部を成形す
ることで対向端部を接続して完全な環状のウェザストリ
ップを形成している。(第1従来構成) ところで、この第1従来構成のウェザストリップでは、
その全周にわたる良好なシール性を確保するため、押出
成形部の対向端部間の型成形部にも、中空シール部を形
成する必要がある。このため、図12に示すように、こ
の型成形部101を成形する場合、金型装置内のキャビ
ティ内に中空シール部102を形成するためのコア10
3を配置しておく必要がある。このコア103は、押出
成形部105a,105bの中空内へ型成形の材料が廻
らないように、その両端部104を押出成形部105
a,105bの対向端部106に挿入しておく必要があ
る。そして、このコア103は、型成形部101の成形
後にはゴム等の材料でその大部分が包まれることにな
る。このため、前記コア103を成形品から抜き取るた
めに、ウェザストリップの押出成形部の中空シール部1
02あるいは型成形部の中空シール部102のいずれか
の部分に開口を設けておく必要があった。
【0004】図12に示した例では、一方の押出成形部
105aの対向端部106の近傍における中空シール部
102の側壁部102aに、前記開口としてスリット1
07を設けておくものである。この場合、前記コア10
3を、その抜き取り用把手108の先端が前記スリット
107から露出するようにして押出成形部105a,1
05bに挿通した状態で、金型装置のキャビティ内に配
置する。そして、前記キャビティ内にゴム等の材料を射
出して型成形部101を成形後、成形品を金型装置から
取り出す。ついで、前記コア103を、その抜き取り用
把手108を持って前記スリット107を介して中空シ
ール部102内から引き抜くようになっている。
【0005】また、ドア開口部周縁の下半部(ドアのベ
ルトライン部と対応する位置より下方の部分)にガーニ
ッシュが装着された車両も知られている。このような車
両では、ドア開口部周縁に複数のウェザストリップが取
着され、それら複数のウェザストリップによって、ドア
開口部周縁の全周にわたる良好なシール性が確保される
ようになっている。この種のウェザストリップでは、前
記第1従来構成のウェザストリップと同様の構造の一本
の押出成形部と、その両端部に接続形成される型成形部
とからなっている。そして、この型成形部には、前記押
出成形部から連続するように中空シール部とトリム部と
が形成されている。また、その中空シール部には、その
トリム部に対する突出高さがウェザストリップの端部に
向かって逓減するように徐変部が形成されている。(第
2従来構成) この第2従来構成のウェザストリップの型成形部を成形
する場合にも、中空シール部を形成するために、前記第
1従来構成のウェザストリップを成形する場合と同様の
コアを、金型装置内のキャビティ内に配置しておく必要
がある。そして、このコアを成形品から抜き取るため
に、ウェザストリップの型成形部または押出成形部の中
空シール部のいずれかの部分に開口を設けておく必要が
あった。この開口は、通常中空シール部における側壁部
に設けられることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記各従来
構成においては、型成形部または押出成形部105aに
おける中空シール部102の側壁部102aに、スリッ
ト107等の開口が設けられている。このため、そのス
リット107の設けられた部分の中空シール部102の
剛性が低下して、局部的にシール性能が低下するおそれ
があるという問題があった。
【0007】このような問題に対処するため、例えば次
のような対策も提案されている。すなわち、前記コア1
03を引き抜いた後に、前記スリット107を瞬間接着
剤等を用いて封止するというものである。しかしなが
ら、このようなスリット107の接着作業は、手間がか
かって煩わしいとともに製造コストの増大を招くもので
あるという問題があった。
【0008】しかも、中空シール部102は、もともと
十分なシール性能を付与するために、高弾性を有するよ
うに設計されている。このため、スリット107の両側
のリップ部109同士を接着する際、図13に示すよう
に、両リップ部109にズレが生じてしまう不具合があ
る。このような両リップ部109がずれた状態で接着さ
れたウェザストリップでは、車両のドア開口部に装着し
た際に、両リップ部109のずれによって中空シール部
102が波打ったような状態となり、見栄えが悪くなる
ことがあるという問題があった。
【0009】ここで、このような、中空シール部102
の波打ちを回避するために、両リップ部109をほぼ面
一になるように対向させた状態で接着しようとすれば、
両リップ部109の位置決めを厳密に行う必要がある。
この場合、その接着作業は、さらに手間がかかるものと
なって、その製造コストが大きく増大することは言うま
でもない。
【0010】特に、前記第2従来構成のウェザストリッ
プで、その型成形部における中空シール部の徐変部に前
記スリットが形成されているような場合には、そのスリ
ットの接着作業がやりにくいものであった。また、この
ような徐変部にスリットが形成されたウェザストリップ
では、そのスリットの接着により接着部分に剥がれる方
向の応力が生じやすいという問題があった。
【0011】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とし
ては、コアを抜き取るための開口に起因するシール性能
の低下を抑制するとともに、装着状態における見栄えを
良好に保つことができるウェザストリップを提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願請求項1に記載の発明は、中空シール部と取付
基台部とを有する押出成形部と、中空シール部と取付基
台部とを有するとともにその押出成形部の端部間を接続
する型成形部とからなるウェザストリップにおいて、前
記型成形部における中空シール部の成形に使用するコア
を成形後の型成形部から抜き取るための開口を前記型成
形部の取付基台部に設けたことを特徴とするものであ
る。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、中空シー
ル部と取付基台部とを有する押出成形部と、中空シール
部と取付基台部とを有するとともにその押出成形部の端
部に接続形成される型成形部とからなるウェザストリッ
プにおいて、前記型成形部における中空シール部の成形
に使用するコアを成形後の型成形部から抜き取るための
開口を前記型成形部の取付基台部に設けたことを特徴と
するものである。
【0014】これら本願請求項1及び請求項2に記載の
発明では、押出成形部または型成形部の中空シール部の
側壁部にコアを抜き取るための開口を設ける必要がな
く、中空シール部の剛性変化が抑えられる。これによ
り、その開口に起因する押出成形部または型成形部の中
空シール部のシール性能の低下が抑制される。また、コ
アを抜き取るための開口が押出成形部または型成形部の
中空シール部に表出することがないとともに、押出成形
部及び型成形部の中空シール部の波打ちの発生が抑制さ
れ、装着状態における良好な見栄えが保たれる。
【0015】また、本願請求項3に記載の発明は、前記
請求項1または請求項2に記載の発明において、前記取
付基台部は、断面略U字状または断面略L字状をなすト
リム部をなし、前記開口を前記型成形部のトリム部にお
ける前記中空シール部が外側に向かって膨出形成される
側壁部または底壁部に形成したことを特徴とするもので
ある。
【0016】この本願請求項3に記載の発明では、前記
請求項1または請求項2に記載の発明の作用に加えて、
簡単な構成でもってコアを容易に抜き取ることが可能に
なる。また、面倒な開口の封止作業を経ることなく、コ
アを抜き取るための開口が押出成形部または型成形部の
中空シール部に表出するのを回避することができる。
【0017】また、本願請求項4に記載の発明は、前記
請求項3に記載の発明において、前記開口周縁の角部を
湾曲面状(R付け)をなすように形成したことを特徴と
するものである。
【0018】この本願請求項4に記載の発明では、前記
請求項3に記載の発明の作用に加えて、コアを抜き取る
際に、開口周縁の角部に応力が集中するのが抑制され、
開口周縁が破れにくいものとなる。
【0019】また、本願請求項5に記載の発明は、前記
請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の発明に
おいて、前記トリム部が断面略U字状をなし、そのトリ
ム部の一方の側壁部には前記中空シール部が外側に向か
って膨出形成されるとともに前記開口が設けられ、その
トリム部の他方の側壁部には前記開口に対向するように
切欠部を設けたことを特徴とするものである。
【0020】この本願請求項5に記載の発明では、前記
請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の発明の
作用に加えて、型成形部において断面U字状の取付基部
を有するウェザストリップであっても、分割タイプのコ
アを採用することなく、コアの抜き取り作業を容易に行
うことが可能となる。すなわち、開口及び切欠部を経
て、そのコアを、中空シール部の軸線方向に対してほぼ
垂直に中空シール部から離間する方向へ移動させること
のみでコアが分割片で構成されていなくとも抜き取るこ
とが可能となる。
【0021】また、本願請求項6に記載の発明は、前記
請求項5に記載の発明において、前記切欠部周縁の少な
くとも一部の角部を湾曲面状(R付け)をなすように形
成したことを特徴とするものである。
【0022】この本願請求項6に記載の発明では、前記
請求項5に記載の発明の作用に加えて、コアを抜き取る
際に、切欠部の角部に応力が集中するのが抑制され、切
欠部周縁が破れにくいものとなる。
【0023】また、本願請求項7に記載の発明は、前記
請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載の発明に
おいて、前記型成形部を、前記取付基部が被着部に装着
された状態で、その取付基部に沿うようにカバーが装着
される部分に対応するように配置したことを特徴するも
のである。
【0024】この本願請求項7に記載の発明では、前記
請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載の発明の
作用に加えて、型成形部の取付基部に開口や切欠部を設
けても、カバーで覆われるため、ウェザストリップの見
栄えが悪化することがない。なお、中空シール部は、押
出成形部も型成形部もカバーで覆われることはない。
【0025】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下に、本発明
のウェザストリップを、車両のドア開口部の周縁に装着
されるオープニングトリム・ウェザストリップに具体化
した第1実施形態について、図1〜図5に基づいて説明
する。
【0026】図1、図2、図4及び図5に示すように、
ウェザストリップ11は、取付基部及びトリム部として
のトリム本体12a,12bと、中空シール部13a,
13bとを有している。そして、このウェザストリップ
11は、押出成形にて長尺状に形成される押出成形部1
4がその両端部15が互いに対向するように折り曲げら
れるとともに、その両端部15が型成形にて形成される
型成形部16によりほぼ直線的に接続されており、全体
として環状をなしている。
【0027】前記トリム本体12a,12bは、例えば
EPDM(エチレン・プロピレン・ジエン三元共重合
体)ソリッドゴムからなり断面略U字状に形成されてい
る。前記押出成形部14のトリム本体12a内には、こ
のトリム本体12aを補強するための金属製のインサー
ト部材21が埋設されている。このインサート部材21
は、トリム本体12aを二次元的あるいは三次元的に屈
曲可能にするために複数の骨片が、あるいは複数の骨片
が細いブリッジ部を介して互いに連結された状態で埋設
され、屈曲可能な構成となっている。
【0028】また、この押出成形部14のトリム本体1
2aにおける車内側側壁部22の内側面23上には、ト
リム本体12aの長手方向に延びるとともに、トリム本
体12aの底壁部24側に向かって延びる保持リップ2
5が突設されている。一方、押出成形部14の車外側側
壁部26の内側面27上には、トリム本体12aの長手
方向に延びる複数の保持突条28が突設されている。ま
た、車外側側壁部26の外側面29上には、例えばEP
DMスポンジゴムからなり中空状をなす前記中空シール
部13aが一体形成されている。なお、型成形部16に
おける中空シール部13bは、トリム本体12bと同じ
く、EPDMソリッドゴムからなり、押出成形部14の
中空シール部13aから連続して形成されている。
【0029】ここで、このウェザストリップ11を車両
における車体のサイドドア用開口部32の周縁部に装着
する際には、図1及び図2に示すように、その型成形部
16をサイドドア用開口部32の下端縁のほぼ中央部に
対応させるとともに、前記中空シール部13a,13b
が車外側となるように配置する。この状態で、トリム本
体12a,12bを前記サイドドア用開口部32の周縁
部なす車体パネル33のフランジ34に対して嵌合させ
る。このとき、このフランジ34はトリム本体12aの
保持リップ25と保持突条28とにより挟持され、これ
ら保持リップ25と保持突条28との弾性力によりウェ
ザストリップ11がフランジ34に対し保持されるよう
になっている。
【0030】そして、このウェザストリップ11がサイ
ドドア用開口部32の周縁部に装着され、サイドドア3
5が閉じられると、上記の押出成形部14及び型成形部
16の中空シール部13a,13bがドアパネル36の
外周部に弾性的に当接するようになっている。これによ
り、サイドドア35が閉じられた状態では、前記中空シ
ール部13a,13bが、図4及び図5に二点鎖線で示
すように弾性変形する。これにより、中空シール部13
a,13bが、ドアパネル36の外周縁に密着して、車
両の車室内外がシールされるようになっている。
【0031】図3及び図5に示すように、前記型成形部
16のトリム本体12bにおける車外側側壁部26に
は、この型成形部16を型成形する際に前記中空シール
部13bを形成するために使用するコア39を抜き取る
ための開口40が形成されている。この開口40は、平
面略長方形状をなしており、その各角部(コーナ部分)
40a,40b,40c,40dは、曲面状(R付け)
に形成されている。
【0032】また、そのトリム本体12bにおける車内
側側壁部22の前記開口40と対応する位置には、略長
方形状をなす切欠部41が形成されている。この切欠部
41におけるトリム本体12bの底壁部24側の各角部
(コーナ部分)41a,41bは、曲面状(R付け)に
形成されている。
【0033】なお、ウェザストリップ11がサイドドア
用開口部32の周縁部に装着された状態では、図1、図
4及び図5に示すように、前記開口部32の下端縁に対
応するトリム本体12a,12bの外表面を覆うように
カバーとしてのスカッフプレート44がさらに装着され
る。これにより、前記型成形部16のトリム本体12b
に形成された開口40及び切欠部41が表出しないよう
になっている。
【0034】前記コア39は、前記中空シール部13
a,13bの内周面形状に沿った略円筒状の中子部42
と、その中子部42の外周面に一部に膨出された抜き取
り用把手43とを有している。また、このコア39は、
図3に示すように、2つの端部分割片39a,39bと
中央分割片39cに分割されている。
【0035】次に、前記ウェザストリップ11の製造方
法について説明する。まず、予め押出成形され、装着し
ようとするサイドドア用開口部32のフランジ34の周
長に応じて所定の長さに切断された押出成形部14を準
備する。この長尺状の押出成形部14をサイドドア用開
口部32の形状に略対応するように湾曲させ、その押出
成形部14の両端部15が互いに対向した状態とする。
次いで、各分割片39a〜39cを一体化したコア39
の両端部分割片39a,39bの先端部分を、前記押出
成形部14の中空シール部13a内に挿入する。そし
て、押出成形部14の両端部15を金型装置のキャビテ
ィ内にセットし、そのキャビティ内にEPDMソリッド
ゴムまたはEPDMスポンジゴムまたはEPDMソリッ
ドゴム及びEPDMスポンジゴムを供給し、型成形部1
6のトリム本体12b及び中空シール部13bを成形す
る。
【0036】型成形部16を加硫し形状が安定するまで
硬化したらウェザストリップ11を金型装置から取り外
す。そして、前記コア39のうちの中央分割片39c
を、抜き取り用把手43を持ち、型成形部16の開口4
0及び切欠部41を介して中空シール部13bから離間
する方向にまっすぐ引き抜く。次に、両端部分割片39
a,39bの一方を、抜き取り用把手43を持ち、開口
40の中央に向かって中空シール部13bの軸線に沿っ
て移動させる。そして、その端部分割片39a,39b
の一方を、前記中央分割片39cと同様に、型成形部1
6の開口40及び切欠部41を介して中空シール部13
bから離間する方向にまっすぐ引き抜く。最後に、端部
分割片39a,39bの他方についても同様に引き抜く
ことで、前記構成のウェザストリップ11が得られる。
【0037】従って、本実施形態によれば、以下のよう
な効果を得ることができる。 (イ) このウェザストリップ11では、押出成形部1
4を接続する型成形部16における中空シール部13b
の成形に使用するコア39を、成形後の型成形部16か
ら抜き取るための開口40が型成形部16のトリム本体
12bに設けられている。
【0038】このため、コア39を抜き取るための開口
40を、中空シール部13a,13bに設ける必要がな
く、型成形部16における中空シール部13bの剛性変
化を抑えることができる。従って、その開口40の近傍
におけるに中空シール部13a,13bのシール性能の
低下を抑制することができる。
【0039】また、コア39を抜き取るための開口40
が中空シール部13bに表出することがない。しかも、
ウェザストリップ11をサイドドア用開口部32のフラ
ンジ34に装着した状態でも、中空シール部13bに歪
み等が生じないため、その波打ちの発生が抑制される。
従って、ウェザストリップ11の装着状態における見栄
えを、良好に保つことができる。
【0040】(ロ) このウェザストリップ11では、
コア39を抜き取るための開口40が、断面略U字状を
なす型成形部16のトリム本体12bにおいて中空シー
ル部13bが外側に向かって膨出形成される車外側側壁
部26に形成されている。
【0041】このため、簡単な構成で、しかもコア39
を容易に抜き取ることができる。また、面倒な開口40
の封止作業を経ることなく、その開口40が中空シール
部13bに表出するのを回避することができる。従っ
て、ウェザストリップ11の生産性を向上させることが
できる。
【0042】(ハ) このウェザストリップ11では、
開口40周縁の角部40a〜40dが曲面状(R付け)
に形成されている。このため、コア39を抜き取る際
に、開口40の角部40a〜40dに応力が集中するの
が抑制され、開口40周縁を破れにくくすることができ
る。
【0043】(ニ) このウェザストリップ11では、
断面略U字状をなすトリム本体12bの車外側側壁部2
6に、中空シール部13bが外側に向かって膨出形成さ
れるとともに、型成形部16の中空シール部13bを形
成するための開口40が設けられている。そして、トリ
ム本体12bにおいて、その車外側側壁部26に対向す
る車内側側壁部22には、前記開口40に対向するよう
に切欠部41が設けられている。
【0044】このため、複数に分割されたコア39を採
用することで、そのコア39の各分割片39a〜39c
を、型成形部16の中空シール部13bの軸線方向及び
中空シール部13bから離間する方向へ移動させること
のみで容易に抜き取ることができる。従って、コア39
の抜き取り作業を容易に行うことができ、ウェザストリ
ップ11の生産性を大きく向上させることができる。ま
た、このようにした場合、コア39を抜き取る工程を、
機械化により容易に自動化することができ、ウェザスト
リップ11の生産性のさらなる向上を図ることが可能と
なる。
【0045】(ホ) このウェザストリップ11では、
コア39の抜き取り時に、そのコア39の通過を許容す
る切欠部41周縁における底壁部24側の角部41a,
41bが曲面状(R付け)に形成されている。このた
め、コア39を抜き取る際に、切欠部41の角部41
a,41bに応力が集中するのが抑制され、切欠部41
周縁を破れにくくすることができる。
【0046】(ヘ) このウェザストリップ11では、
サイドドア用開口部32のフランジ34に装着された状
態で、型成形部16が、前記開口部32の下端縁にトリ
ム本体12a,12bを覆うように取着されるスカッフ
プレート44に対応する位置に配置されている。
【0047】このため、トリム本体12bに開口40や
切欠部41を設けても、スカッフプレート44で覆われ
るため、ウェザストリップ11の装着状態における見栄
えを良好に保つことができる。
【0048】(第2実施形態)次に、本発明のウェザス
トリップの第2実施形態について、前記第1実施形態と
異なる点を中心に、図6〜図11に基づいて説明する。
【0049】この第2実施形態のウェザストリップ51
は、図6及び図7に示すように、環状をなしておらず、
型成形部52が押出成形部14の各端部15に接続形成
されている。このウェザストリップ51は、サイドドア
用開口部32の周縁におけるドアパネル36のベルトラ
イン部に対応する部分より上方に装着されるようになっ
ている。前記開口部32周縁のベルトライン部に対応す
る部分より下方には、車体パネル33の表面を覆うガー
ニッシュ53が装着されている。そして、ウェザストリ
ップ51の端部をなす型成形部52の末端は、前記車体
パネル33とガーニッシュ53との間に挿入されるよう
になっている。
【0050】また、図8及び図9に示すように、このウ
ェザストリップ51のトリム本体12a,54には、そ
の底壁部24から中空シール部13a,55とは反対側
に突出するカバーリップ56が形成されている。このカ
バーリップ56は、ウェザストリップ51を車体パネル
33のフランジ34に取着したときに、車体パネル33
等に装着されたガーニッシュ等に当接して、サイドドア
用開口部32周りの意匠性を向上させるためのものであ
る。
【0051】さらに、この型成形部52の中空シール部
55には、前記開口部32周縁に装着した状態で中空シ
ール部55が前記ガーニッシュ53と干渉しないよう
に、トリム本体54に対する突出高さが押出成形部14
側から末端側に向かって逓減されるような徐変部55a
が設けられている。また、この中空シール部55におけ
る徐変部55aと前記押出成形部14に接続される側の
端部との間には、トリム本体54に対する突出高さが一
定の一定部55bが設けられている。
【0052】そして、その中空シール部55の一定部5
5bに対応するトリム本体54の車内側側壁部22に
は、型成形部52の中空シール部55を形成するための
コア58を抜き取るための開口59が形成されている。
このウェザストリップ51においても、前記第1実施形
態のウェザストリップ11の開口40と同様に、開口5
9の各角部(コーナ部分)が曲面状(R付け)に形成さ
れている。
【0053】図10及び図11に示すように、前記コア
58は、前記中空シール部13a,55の内周面形状に
沿った形状の中子部60と、トリム本体54の車外側側
壁部26の内側面27の一部を形成するための突出部6
1と、その突出部61に連続するように形成された抜き
取り用把手43とを有している。また、このコア58
は、2つの端部分割片58a,58bと1つの中央分割
片58cに分割されている。ここで、押出成形部14と
型成形部52とにまたがって配置される端部分割片58
aの中子部60は、略円筒状をなしている。これに対し
て、ウェザストリップ51の先端側に配置される端部分
割片58bの中子部60は、その先端部分が先端ほど薄
くなるような略嘴状をなしている。
【0054】そして、このウェザストリップ51の型成
形部52を成形する際には、端部分割片58aの先端に
所定長さに切断された押出成形部14の中空シール部5
5を挿嵌した状態で、前記コア58を金型装置の可動型
62の所定位置に取着する。次いで、可動型62と固定
型63とを型締めして、キャビティ64を形成する。こ
のキャビティ64内に、前記第1実施形態と同様に方法
でEPDM等のゴム材料を充填してウェザストリップ5
1を成形し、成形されたウェザストリップ51を金型装
置から取り外す。
【0055】そして、前記コア58のうちの中央分割片
58cを、抜き取り用把手43を持ち、型成形部52の
開口59及びトリム本体54の両側壁部22,26間の
開口部を介して引き抜く。次に、両端部分割片58a,
58bの一方を、抜き取り用把手43を持ち、開口59
の中央に向かって中空シール部55の軸線に沿って移動
させる。そして、その端部分割片58a,58bの一方
を、前記中央分割片58cと同様に、型成形部52の開
口59及び両側壁部22,26間の開口部を介して引き
抜く。最後に、端部分割片58a,58bの他方につい
ても同様に引き抜くことで、前記構成のウェザストリッ
プ51が得られる。
【0056】従って、この第2実施形態によれば、以下
のような効果を得ることができる。 (ト) このウェザストリップ51では、その端部の型
成形部52における中空シール部55の成形に使用する
コア58を、成形後の型成形部52から抜き取るための
開口59が型成形部52のトリム本体54に設けられて
いる。
【0057】このため、コア58を抜き取るための開口
59を、押出成形部14の中空シール部13aまたは型
成形部52の中空シール部55に設ける必要がない。従
って、その開口59の近傍におけるに中空シール部13
a,55のシール性能の低下を抑制することができる。
【0058】また、コア58を抜き取るための開口59
が中空シール部13b,55に表出することがない。し
かも、ウェザストリップ51をサイドドア用開口部32
のフランジ34に装着した状態でも、中空シール部13
b,55に歪み等が生じないため、その波打ちの発生が
抑制される。従って、ウェザストリップ51の装着状態
における見栄えを、良好に保つことができる。
【0059】(チ) このウェザストリップ51では、
コア58を抜き取るための開口59が、断面略U字状を
なす型成形部52のトリム本体54において中空シール
部55が外側に向かって膨出形成される車外側側壁部2
6に形成されている。
【0060】このため、簡単な構成で、しかもコア58
を容易に抜き取ることができる。また、面倒な開口59
の封止作業を経ることなく、その開口59が中空シール
部55に表出するのを回避することができる。従って、
ウェザストリップ51の生産性を向上させることができ
る。
【0061】(リ) このウェザストリップ51では、
開口59周縁の角部が曲面状(R付け)に形成されてい
る。このため、コア58を抜き取る際に、開口59の角
部に応力が集中するのが抑制され、開口59周縁を破れ
にくくすることができる。
【0062】(ヌ) このウェザストリップ51では、
コア58を抜き取るための開口59が、型成形部52の
トリム本体54において、中空シール部55におけるト
リム本体54からの突出高さが一定の一定部55bに対
応する位置に形成されている。言い換えると、前記開口
59は、成形時に残留応力を生じやすい中空シール部5
5の徐変部55aに対応する位置を避けて形成されてい
る。
【0063】このため、ウェザストリップ51をサイド
ドア用開口部32のフランジ34に装着した状態での中
空シール部55の波打ちの発生を、特に好適に抑制する
ことができ、ウェザストリップ51の装着状態における
見栄えをさらに良好に保つことができる。
【0064】(変形例)なお、本発明の各実施形態は、
以下のように変形してもよい。 ・ 前記各実施形態では、本発明を断面U字状のトリム
本体12a,12b,54を有するウェザストリップ1
1,51に具体化した。これに対して、本発明は、中空
シール部が外方に向かって膨出形成された側壁部とその
側壁部の一側縁に立設された底壁部とのみからなる断面
略L字状のトリム本体を有するウェザストリップに採用
してもよい。なお、このトリム本体の側壁部を、例えば
ドア用開口部のフランジに対して、例えば両面テープを
用いて貼り付けるなどして装着する必要がある。
【0065】・ また、前記第1実施形態において、ト
リム本体12bの車内側側壁部22上の切欠部41を省
略してもよい。 ・ また、前記各実施形態では、本発明をサイドドア用
開口部32の周縁に装着されるオープニングトリム・ウ
ェザストリップに具体化した。これに対して、本発明
は、例えばバックドア用、トランクリッド用、スライデ
ィングドア用、スライディングルーフ用等の開口部の周
縁部に装着されるオープニングトリム・ウェザストリッ
プに具体化してもよい。
【0066】・ また、前記各実施形態では、複数の分
割片39a〜39c,58a〜58cに分割されたコア
39,58を用いたが、一体形成されたコアを用いても
よい。すなわち、前記各実施形態では、コア39,58
の開口40,59からの抜き出しにおいて、開口40,
59周縁、特に角部の破れを防止を図るために、安全性
を見込んで分割されたコア39,58を用いた。これに
対して、生産性を重視した場合には、開口40,59を
若干大きくしたり、型成形材料の材質を若干柔らかいも
のに変更したり、押出成形部14の中空シール部13
a,55内への挿入量を少し少なくする等して、一体形
成されたコア39,58を、一度に、かつ中空シール部
の軸線方向(長手方向)に対してほぼ垂直に、中空シー
ル部から抜き取ることができる。そして、この場合、コ
ア39,58が分割されていないので、次の成形の前に
コアを組合せる必要がなく、金型へのセットも容易にで
き、生産性をさらに向上させることができる。
【0067】・ また、前記各実施形態では、押出成形
部14を一本の連続する押出成形品からなるものとした
が、複数の押出成形品を1つまたは複数の型成形部でつ
ないだものとしてもよい。
【0068】・ また、本発明を、両端部間を型成形部
で接続することなく、両端部をスカッフプレート44や
ガーニッシュ等の車両内装部材と車体パネル33との間
に挿入するウェザストリップに具体化してもよい。
【0069】・ また、前記第2実施形態では、本発明
をサイドドア用開口部32におけるサイドドアのベルト
ライン部に対応する部分より上方に装着されるウェザス
トリップに具体化した。これに対して、例えばハードト
ップ車に装着されるような前記ベルトライン部に対応す
る部分より下方に装着されるウェザストリップに具体化
してもよい。
【0070】
【発明の効果】以上詳述したように、本願請求項1及び
請求項2に記載の発明によれば、コアを抜き取るための
開口の近傍におけるシール性能の低下を抑制することが
できるとともに、装着状態における見栄えを良好に保つ
ことができる。
【0071】また、本願請求項3に記載の発明によれ
ば、前記請求項1または請求項2に記載の発明の効果に
加えて、簡単な構成でコアを容易に型成形部から抜き取
ることができるようにすることができる。また、面倒な
開口の封止作業を経ることなく、コアを抜き取るための
開口が中空シール部に表出するのを回避することができ
る。
【0072】また、本願請求項4に記載の発明によれ
ば、前記請求項3に記載の発明の効果に加えて、コアを
抜き取る際に、開口周縁を破れにくくすることができ
る。また、本願請求項5に記載の発明によれば、前記請
求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の発明の効
果に加えて、断面U字状の取付基部を有するウェザスト
リップであっても、コアの抜き取り作業を容易に行うこ
とが可能となる。
【0073】また、本願請求項6に記載の発明によれ
ば、前記請求項5に記載の発明の効果に加えて、コアを
抜き取る際に、切欠部周縁を破れにくくすることができ
る。また、本願請求項7に記載の発明によれば、前記請
求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載の発明の効
果に加えて、取付基部に開口や切欠部を設けても、カバ
ーで覆われて、良好な見栄えを保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態のウェザストリップを
ドア開口部に装着した状態を示す斜視図。
【図2】 図1のウェザストリップの正面図。
【図3】 図2の要部を拡大して示す背面図。
【図4】 図2の4−4線断面図。
【図5】 図2の5−5線断面図。
【図6】 本発明の第2実施形態のウェザストリップを
ドア開口部に装着した状態を示す斜視図。
【図7】 図6のウェザストリップの正面図。
【図8】 図6のウェザストリップの端部を拡大して示
す斜視図。
【図9】 図8の9−9線断面図。
【図10】 図6のウェザストリップの製造方法に関す
る説明図。
【図11】 図6のウェザストリップの製造方法に関す
る説明図。
【図12】 従来のウェザストリップの型成形部及びそ
の周縁を示す斜視図。
【図13】 リップ部のずれに関する説明図。
【符号の説明】
11,51…ウェザストリップ、12a,12b,54
…取付基台部及びトリム部としてのトリム本体、13
a,13b,55…中空シール部、14…押出成形部、
15…端部、16,52…型成形部、22…側壁部及び
一方の側壁部をなす車内側側壁部、24…底壁部、26
…他方の側壁部をなす車外側側壁部、34…被着部をな
すフランジ、39,58…コア、40,59…開口、4
0a,40b,40c,40d…開口の角部、41…切
欠部、41a,41b…切欠部の角部、44…カバーと
してのスカッフプレート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 知則 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成 株式会社内 Fターム(参考) 3D201 AA01 AA26 AA37 CA03 DA09 DA10 DA23 FA01 FA04 4F202 AD05 AD18 AD19 AG06 AG21 AH23 CA11 CB01 CB12 CK13 CK43 CK54 CQ05 CQ07 4F206 AD05 AD18 AD19 AG06 AG21 AH23 JA07 JB12 JF05 JL02 JN25 JN41 JQ81

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空シール部と取付基台部とを有する押
    出成形部と、中空シール部と取付基台部とを有するとと
    もにその押出成形部の端部間を接続する型成形部とから
    なるウェザストリップにおいて、 前記型成形部における中空シール部の成形に使用するコ
    アを成形後の型成形部から抜き取るための開口を前記型
    成形部の取付基台部に設けたことを特徴とするウェザス
    トリップ。
  2. 【請求項2】 中空シール部と取付基台部とを有する押
    出成形部と、中空シール部と取付基台部とを有するとと
    もにその押出成形部の端部に接続形成される型成形部と
    からなるウェザストリップにおいて、 前記型成形部における中空シール部の成形に使用するコ
    アを成形後の型成形部から抜き取るための開口を前記型
    成形部の取付基台部に設けたことを特徴とするウェザス
    トリップ。
  3. 【請求項3】 前記取付基台部は、断面略U字状または
    断面略L字状をなすトリム部をなし、前記開口を前記型
    成形部のトリム部における前記中空シール部が外側に向
    かって膨出形成される側壁部または底壁部に形成したこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のウェザ
    ストリップ。
  4. 【請求項4】 前記開口周縁の角部を湾曲面状(R付
    け)をなすように形成したことを特徴とする請求項3に
    記載のウェザストリップ。
  5. 【請求項5】 前記トリム部が断面略U字状をなし、そ
    のトリム部の一方の側壁部には前記中空シール部が外側
    に向かって膨出形成されるとともに前記開口が設けら
    れ、そのトリム部の他方の側壁部には前記開口に対向す
    るように切欠部を設けたことを特徴する請求項1〜請求
    項4のうちいずれか一項に記載のウェザストリップ。
  6. 【請求項6】 前記切欠部周縁の少なくとも一部の角部
    を湾曲面状(R付け)をなすように形成したことを特徴
    とする請求項5に記載のウェザストリップ。
  7. 【請求項7】 前記型成形部を、前記取付基部が被着部
    に装着された状態で、その取付基部に沿うようにカバー
    が装着される部分に対応するように配置したことを特徴
    する請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載のウ
    ェザストリップ。
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