JP2020030854A - 施設利用管理システム、施設利用管理方法、及びプログラム - Google Patents

施設利用管理システム、施設利用管理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】施設の利用許可手続きを円滑に行うとともに、利用者の旅券情報や身分情報などの本人情報の入手状況を容易に確認することが可能な施設利用管理システム、施設利用管理方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】宿泊施設チェックインシステム100において、宿泊施設のチェックイン手続きに用いられるチェックイン端末20から他の利用者の旅券画像が入力されなかった場合に、予約情報における他の利用者の旅券読取状況の欄に未入力情報「未」が登録される。また、チェックアウト手続きの際に、入力されなかった旅券画像の入力が受け付けられる。これにより、宿泊施設の従業員は、管理装置10の記憶部12内の予約管理データ121を確認することにより、宿泊者のうち、旅券画像を取得していない者を容易に特定することができる。【選択図】図9

Description

本発明は、利用予約済みの施設の利用許可手続きの際に所定の端末装置から入力された入力情報と、予め登録されている利用予約情報とを照合して施設の利用状況を管理する施設利用管理システム、施設利用管理方法、及びプログラムに関する。
ホテル、旅館等の宿泊施設を利用する利用者は、予約済みの宿泊施設に到着するとフロントにおいてチェックイン手続きを行う。宿泊施設におけるフロント業務には、前記チェックイン手続きの他に、宿泊施設の利用者から提示された身分証明書に基づいて本人確認を行う業務や、その身分証明書に記載されている本人情報を取得する業務などがある。例えば、日本では、日本国内に住所を有しない外国人(外国在住者)が日本の宿泊施設に宿泊する場合に、外国人利用者は旅券の提示が義務づけられ、宿泊施設は外国人利用者の旅券情報(氏名、国籍、旅券番号等)を取得して保管することが義務づけられている。日本国内の宿泊施設の従業員は、外国人利用者のチェックイン手続きの際に、本人に旅券を提示してもらって本人確認を行うとともに、その旅券情報のイメージ画像をスキャナーなどによって取得し保管する。
近年、宿泊施設のフロントの省人化及び前記チェックイン手続きの効率化を図るために、宿泊者がフロント付近に設置されたチェックイン端末を自ら操作して前記チェックイン手続きを行うチェックインシステムが利用されている。この種のチェックインシステムの一例として、チェックイン手続きの際にイメージスキャナによって利用者の旅券のイメージデータを読み取るシステム(ルームキー発行システム)が知られている。
特開2008−102757号公報
しかしながら、チェックイン端末におけるチェックイン手続きにおいて、氏名及び住所などの本人情報や予約番号を入力する作業のみならず、旅券情報(氏名、国籍、旅券番号等)が記載されたページを読み取らせる作業を利用者に強いると、チェックイン端末におけるチェックイン手続きが煩雑となる。この場合、チェックイン端末の使用を望む後続の利用者の待ち時間が長くなり、却って利用者に不便をもたらす。また、複数の旅行者のうちの1人が代表してチェックイン手続きを行う場合、他の同泊者の旅券を所持していないことにより代表者によるチェックイン手続きが滞り、円滑にチェックイン手続きを進めることができない。また、利用者が旅券を同行者に預けていて本人が所持していない場合は、その利用者が先に宿泊施設に到着してもチェックイン端末におけるチェックイン手続きを行うことができない。このような問題は、宿泊施設におけるチェックイン手続き時に限られず、ゴルフ場などの娯楽施設におけるチェックイン手続き時、映画館や美術館、或いは行政サービスなどを行う施設などにおける入館手続き時、空港における搭乗手続き時、港で行われる乗船手続き時にも生じ得る。
本発明の目的は、施設の利用許可手続きを円滑に行うとともに、利用者の旅券情報や身分情報などの本人情報の入手状況を容易に確認することが可能な施設利用管理システム、施設利用管理方法、及びプログラムを提供することにある。
本発明の一の局面に係る施設利用管理システムは、施設の利用者の利用予約情報を記憶する利用者情報記憶部と、前記利用予約情報に複数の利用者が登録されている場合に、前記施設の利用許可手続きに用いられる所定の端末装置から前記複数の利用者それぞれを示す複数の本人情報が入力されたか否かを判定する本人情報判定部と、前記本人情報判定部によって少なくとも一人の利用者の前記本人情報が入力され、且つ、他の利用者の前記本人情報が未入力と判定された場合に、前記他の利用者の前記本人情報が未入力であることを示す未入力情報を前記利用予約情報に登録する未入力情報登録部と、を備える。
前記施設利用管理システムにおいて、前記本人情報判定部は、前記他の利用者の前記本人情報の入力を省略することを示す操作指示が前記所定の端末装置から入力された場合に、前記他の利用者の前記本人情報が未入力と判定する。
このように本発明が構成されているため、宿泊施設の従業員は、利用者情報記憶部に記憶された前記利用予約情報を確認することにより、利用者において、旅券画像などの本人情報が未入力の者を容易に特定することができる。
また、複数の利用者が登録されている場合は、少なくとも一人の利用者の本人情報が入力されていれば、他の利用者の本人情報が入力されていなくても、チェックイン手続きなどの利用許可手続きを完了させることができる。そのため、施設における利用許可手続きを円滑且つ迅速に行うことができる。
ここで、前記所定の端末装置は、前記操作指示を入力するための操作部を有する。この場合、前記本人情報判定部は、前記操作部が操作された場合に、前記他の利用者の前記本人情報が未入力と判定する。
また、前記操作部は、前記所定の端末装置に表示される操作画面に配置されたスキップボタンである。
また、前記本人情報判定部は、前記他の利用者の前記本人情報が未入力と判定した場合に、前記利用許可手続き後に前記他の利用者の前記本人情報を入力することを促すメッセージを前記所定の端末装置に表示する。
また、前記施設利用管理システムは、前記本人情報判定部によって前記本人情報が未入力と判定された場合に、前記利用許可手続き後に前記本人情報を受け付ける受付処理を行う本人情報受付処理部、を更に備える。
これにより、利用許可手続き時に本人情報が入力されなくても、チェックイン手続きなどの利用許可手続きを完了させることができるため、施設における利用許可手続きを円滑且つ迅速に行うことができる。
前記本人情報受付処理部は、前記施設の利用終了手続きに用いられる利用終了情報が前記所定の端末装置から入力された場合に前記受付処理を行う。
これにより、チェックアウト手続きなどの施設の利用終了手続きの際に、前記本人情報を入力することができる。
前記本人情報判定部は、前記利用者が外国在住者であることを示す情報が前記所定の端末装置から入力された場合に、前記本人情報が入力されたか否かを判定する。
これにより、前記利用者が外国在住者である場合に限り、前記本人情報が入力されたか否かの判定を行うことができる。
ここで、前記少なくとも一人の利用者は、前記施設に対する前記複数の利用者の利用予約を前記複数の利用者を代表して行った予約者であることが好ましい。
また、前記施設利用管理システムは、前記本人情報判定部によって前記少なくとも一人の利用者の前記本人情報が入力されたと判定された場合に、前記施設の利用を前記複数の利用者に許可する利用許可部を更に備える。
前記施設は宿泊施設である。この場合、前記所定の端末装置は、前記宿泊施設に配置され、前記利用者の操作により前記宿泊施設の利用許可手続き又は前記宿泊施設の利用終了手続きを可能にする端末装置であることが好ましい。
本発明は、宿泊施設における利用許可手続きや利用終了手続きにおいて好適に利用可能である。
本発明の他の局面に係る施設利用管理方法は、施設の利用者の利用予約情報に複数の利用者が登録されている場合に、前記施設の利用許可手続きに用いられる所定の端末装置から前記複数の利用者それぞれを示す複数の本人情報が入力されたか否かを判定する本人情報判定ステップと、前記本人情報判定ステップによって少なくとも一人の利用者の前記本人情報が入力され、且つ、他の利用者の前記本人情報が未入力と判定された場合に、前記他の利用者の前記本人情報が未入力であることを示す未入力情報を前記利用予約情報に登録する未入力情報登録ステップと、をコンピュータにより実行する施設利用管理方法である。
前記施設利用管理方法において、前記本人情報判定ステップは、前記他の利用者の前記本人情報の入力を省略することを示す操作指示が前記所定の端末装置から入力された場合に、前記他の利用者の前記本人情報が未入力と判定する。
また、本発明は、前記施設利用管理方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム、又は、このようなプログラムを非一時的に記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として捉えることもできる。つまり、本発明のその他の局面に係るプログラムは、施設の利用者の利用予約情報に複数の利用者が登録されている場合に、前記施設の利用許可手続きに用いられる所定の端末装置から前記複数の利用者それぞれを示す複数の本人情報が入力されたか否かを判定する本人情報判定ステップと、前記本人情報判定ステップによって少なくとも一人の利用者の前記本人情報が入力され、且つ、他の利用者の前記本人情報が未入力と判定された場合に、前記他の利用者の前記本人情報の未入力を示す未入力情報を前記利用予約情報に登録する未入力情報登録ステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、施設の利用許可手続きを円滑に行うとともに、利用者の旅券情報や身分情報などの本人情報の入手状況を容易に確認することが可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムの構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムの構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムにおける宿泊予約において利用者端末に表示される予約画面の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムにおける宿泊予約において利用者端末に表示される登録画面の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムの管理装置に記憶される予約管理データの一例を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムのチェックイン端末の一例を示す外観図である。 図7は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムのチェックイン端末に表示される操作画面の一例である日本語のトップ画面を示す図である。 図8は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムのチェックイン端末に表示される操作画面の一例である英語のトップ画面を示す図である。 図9は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムのチェックイン処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図10は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムのチェックイン処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図11は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムのチェックイン端末に表示される操作画面の一例を示す図である。 図12は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムのチェックアウト処理の手順の一例を示すフローチャートである。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[宿泊施設チェックインシステム100]
図1に示すように、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステム100は、本発明の施設利用管理システムの一例であり、管理装置10と、複数のチェックイン端末20(本発明の所定の端末装置の一例)と、を含む。宿泊施設チェックインシステム100は、ホテル、旅館等の宿泊施設に導入される。管理装置10は、例えば宿泊施設のフロント、事務室等に配置され、予約を管理する。宿泊施設の管理者又は従業員は、管理装置10を操作することが可能である。チェックイン端末20は、例えば宿泊施設のフロント付近に配置され、宿泊客である利用者自身によるチェックイン手続き(利用許可手続き)及びチェックアウト手続き(利用終了手続き)の操作を受け付ける。管理装置10と複数のチェックイン端末20とは、宿泊施設に設置される有線LAN又は無線LANなどの通信網N1を介して通信可能である。チェックイン端末20は、1台設置されてもよいし複数台設置されてもよい。図1では、一例として、3台のチェックイン端末20を示している。利用者は、所望のチェックイン端末20を操作する。
ここで、宿泊施設の利用者は、自身の利用者端末30を使用して、例えば、前記宿泊施設が運営するWEBサイトの宿泊予約ページにアクセスして宿泊予約を行う。管理装置10は、利用者端末30から宿泊予約を受け付けて予約を管理する。複数の利用者端末30及び管理装置10は、インターネット、LAN、WAN、又は公衆電話回線などの通信網N2を介して通信可能である。宿泊予約した利用者は、宿泊日に前記宿泊施設を訪れ、チェックイン端末20を操作してチェックイン手続きを行う。
また、宿泊施設は、外国人向けに外国語に対応する宿泊予約ページをWEBサイトに公開する。これにより、外国人の利用者は、利用者端末30において、外国語に対応する宿泊予約ページにアクセスして前記宿泊施設の宿泊予約を行うことが可能である。以下では、主として、利用者が宿泊を予約する宿泊施設の所在地が日本であり、また、利用者が日本に住所を有しない外国人(外国在住者)である場合を例に挙げて、宿泊施設チェックインシステム100の構成について説明する。
[利用者端末30]
図2に示すように、利用者端末30は、制御部31、記憶部32、操作表示部33、及び通信部34などを備える。利用者端末30は、宿泊施設を利用する利用者が所有する端末装置であり、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、携帯電話、又はタブレット端末のような情報処理装置である。利用者端末30は、周知の構成を適用することができる。
通信部34は、利用者端末30を有線又は無線で通信網N2に接続し、通信網N2を介して管理装置10などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部33は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチキーを含むタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部32は、各種の情報を記憶するフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体又は記憶装置である。例えば、記憶部32には、制御部31に各種処理を実行させるための制御プログラムが記憶されている。例えば、前記制御プログラムは、CD又はDVDなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、利用者端末30に電気的に接続されるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部32に記憶される。
制御部31は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性のメモリである。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性のメモリであり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリ(作業領域)として使用される。そして、制御部31は、前記ROM又は記憶部32に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより利用者端末30を制御する。
具体的に、制御部31は、受付処理部311、表示処理部312、完了通知取得部313などの各種の処理部を含む。尚、制御部31は、前記CPUで前記制御プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部31に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。また、前記制御プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
受付処理部311は、利用者が操作表示部33において操作した操作情報を取得する。つまり、受付処理部311は、利用者が操作表示部33を操作したことによって入力された情報を取得する。例えば、受付処理部311は、宿泊施設が運営するWEBサイトにおいて利用者が操作したログイン操作及び予約操作に応じた操作情報を取得する。
表示処理部312は、各種の情報を操作表示部33に表示させる。例えば、表示処理部312は、前記WEBサイトの宿泊予約ページを操作表示部33に表示させる。また表示処理部312は、その他の各種メッセージを操作表示部33に表示させる。
前記宿泊予約ページには、宿泊情報を入力する予約画面D1(図3参照)と、宿泊を望む宿泊者の情報(宿泊者情報)を登録する登録画面D2(図4参照)とが含まれる。図3は、予約画面D1(“Reservations”)の一例を示す図であり、図4は、登録画面D2(“Customer Registration”)の一例を示す図である。
予約画面D1には、宿泊日(“CHECK IN”)、宿泊日数(“NIGHT(S)”)、宿泊人数(“ADULT(S)”)、部屋数(“ROOM(S)”)、宿泊施設に到着する予定の時刻を表す到着予定時刻(“Arrival Time”)、部屋プラン(“PLANS”)などが含まれる。利用者は、図3に示す予約画面D1において所望する宿泊情報を入力した後、宿泊者情報登録ボタン(“Customer Registration”)を選択する。これにより、図4に示す登録画面D2が表示される。利用者は、引き続き、登録画面D2において宿泊者情報を登録する。
登録画面D2には、予約者の氏名を表す予約者名(“Name”)、及び宿泊者情報などが含まれる。前記宿泊者情報は、宿泊者の氏名を表す宿泊者名(“Guest Name”)や、宿泊者の国籍(“Country”)、誕生日(“Birthday”)、住所(“Home Address”)、電話番号(“Phone Number”)、メールアドレス(“E-mail Address”)、支払方法(“PAYMENT”)などが含まれる。予約者は、図4に示す登録画面D2において宿泊者情報を登録した後、予約確認ボタン(“CONFIRM RESERVATION”)を選択する。これにより、宿泊予約が完了する。
図3及び図4に示す例では、利用者Aが予約者として、利用者Aを含む5人分(利用者A〜E)の部屋(5部屋)の宿泊予約を各利用者を代表して行う場合を示している。予約者(利用者A)は、利用者端末30において、複数人(利用者A〜E)の宿泊予約をまとめて行う、所謂グループ予約を行うことができる。グループ予約をする場合、予約者は、複数人(利用者A〜E)の宿泊者情報を登録画面D2において登録する。詳細には、予約者は、登録画面D2において、宿泊者一人ずつ、上述した宿泊者名、国籍、誕生日、住所、電話番号、メールアドレス、支払い方法を個別に入力して登録する。尚、利用者A〜Eの国籍はアメリカ(USA)であるとする。また、図3に示す例では、利用者A〜Eは、2018年7月1日の17:00に宿泊施設に到着する予定であることを示している。
完了通知取得部313は、前記宿泊予約ページにおいて宿泊予約を完了した場合に、管理装置10から送信されてきた予約完了通知を取得する。前記予約完了通知には、予約完了時に管理装置10が発行した予約番号、及び宿泊予約の内容(予約内容)が含まれる。また、前記予約完了通知に、後述のチェックイン端末20におけるチェックイン手続きに利用可能なQRコード(登録商標)などの情報コードが含まれてもよい。前記情報コードには、例えば、利用者(宿泊者)を識別する利用者ID或いは会員ID等の利用者情報、前記予約番号などが含まれてもよい。完了通知取得部313が前記予約完了通知を取得すると、表示処理部312は、予約内容を操作表示部33に表示させる。なお、予約者(利用者A)が代表して、本人を含む5人分(利用者A〜E)の宿泊の予約(グループ予約)をした場合は、管理装置10は、5人分の宿泊予約の内容を示す予約情報を特定するための予約番号(図5のNo.102)を発行し、その予約番号及び5人分の宿泊予約の内容を含む前記予約完了通知を利用者端末30に送信する。
[管理装置10]
図2に示すように、管理装置10は、制御部11、記憶部12、操作表示部13、通信部14などを備える。管理装置10は、例えばパーソナルコンピュータ又はタブレット端末のような情報処理装置であってもよい。また、管理装置10は、所謂ホテル管理システム(Property Management System)を構築する情報処理装置又はクラウドサーバであってもよい。管理装置10は、予約を管理する予約管理機能を備えている。なお、管理装置10は、予約管理機能に加えて、客室管理、会計管理、及び顧客管理などの機能を備えてもよい。
通信部14は、管理装置10を有線又は無線で通信網N2に接続し、通信網N2を介して利用者端末30などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。また、通信部14は、管理装置10を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介してチェックイン端末20との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行する。
操作表示部13は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部12は、各種の情報を記憶するフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体又は記憶装置である。例えば、記憶部12には、制御部11に後述のチェックイン処理(図9参照)を実行させるためのチェックイン処理プログラムや、チェックアウト処理(図12参照)を実行させるためのチェックアウト処理プログラムなどの制御プログラムが記憶されている。例えば、これらの制御プログラムは、CD又はDVDなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、管理装置10に電気的に接続されるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部12に記憶される。
また、記憶部12には、利用者端末30から受け付けた宿泊予約の情報(予約情報)を表す予約管理データ121が記憶される。予約管理データ121を記憶する記憶部12は、本発明の利用者情報記憶部の一例である。予約管理データ121は、宿泊予約を受け付けた複数の予約情報を含むデータベースであり、キーワード検索が可能なように記憶部12に記憶管理されている。なお、予約管理データ121は、チェックイン後の利用者の宿泊状況の情報(宿泊情報)を表す宿泊客管理データを兼ねる。そのため、予約管理データ121には、利用者がチェックインしたか否かを示すチェックイン状況や、チェックイン後に旅券のイメージ画像(旅券画像)が読み取られたか否かを示す旅券読取状況、部屋番号などの宿泊情報も含まれている。
図5は、予約管理データ121の一例を示す図である。図5には、2018年7月1日に宿泊施設を利用する複数の予約情報が予約番号(No.101〜104、・・・)ごとに登録されている予約管理データ121が示されている。予約管理データ121には、予約者によって予約された予約内容が、予約番号ごとに登録管理されている。なお、各予約番号、当該予約番号に対応する予約内容を示す情報(予約情報)、及びチェックイン後の利用者の宿泊状況を示す情報(宿泊情報)は、本発明の利用予約情報の一例である。
予約管理データ121には、予約画面D1(図3参照)及び登録画面D2(図4参照)において入力される宿泊情報及び宿泊者情報が登録される。予約管理データ121には、利用者の属性を表す情報(予約情報や宿泊情報)が含まれる。図5では、説明の便宜上、一部の情報、具体的には、予約時に発行された予約番号、予約者名、宿泊日、宿泊者名、到着予定時刻、宿泊者の国籍、チェックイン状況(チェックインの有無)、旅券読取状況(旅券読取の有無)、部屋番号が示されている。
尚、図5では、図3及び図4に示す例に対応して、前記グループ予約によって登録された利用者A〜Eの予約内容を含む予約情報(予約番号102)が示されている。また、図5では、利用者P,Q,Rそれぞれの予約情報も示されている。
また、図5のチェックイン状況の欄には、チェックインが完了したことを示す「済」、または、チェックインが完了していないことを示す情報として「未」のいずれかが登録されるのであり、チェックインが完了するまではデフォルト値として「未」が登録されている。また、図5の旅券読取状況の欄には、旅券読取が行われたことを示す情報として「済」、旅券読取が行われていないことを示す未入力情報として「未」、又は、旅券読取が不要であることを示す情報として「不要」のいずれかが登録される。利用者が国内在住者である場合、旅券読取状況の欄には、予め「不要」が登録されている。利用者が在外者である場合、旅券読取状況の欄には、「済」又は「未」のいずれかが登録されるのであり、旅券画像の読取入力が完了するまではデフォルト値として「未」が登録されている。なお、上述の各デフォルト値は、チェックインが完了し、又は旅券画像の読取入力が完了すると、後述の更新処理部115によって「済」に更新される。
制御部11は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性のメモリである。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性のメモリであり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリ(作業領域)として使用される。そして、制御部11は、前記ROM又は記憶部12に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより管理装置10を制御する。
具体的に、制御部11は、予約処理部111、予約情報取得部112、更新処理部115(本発明の未入力情報登録部の一例)などの各種の処理部を含む。尚、制御部11は、前記CPUで前記チェックイン処理プログラムや前記チェックアウト処理プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部11に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。尚、前記チェックイン処理プログラムや前記チェックアウト処理プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
予約処理部111は、利用者端末30において宿泊予約の操作が行われた場合に、予約可能であるか否かを判定し、予約可能である場合に予約処理を行う。予約処理が完了した場合、予約処理部111は、利用者端末30に予約完了通知を送信し、前記宿泊情報及び前記宿泊者情報を含む予約情報を予約管理データ121(図5参照)に登録する。なお、本実施形態では、管理装置10において予約処理が行われる例について説明するが、例えば、管理装置10と利用者端末30との間に、利用者からの予約要求に応じて予約処理を実行する予約処理システムが介在していてもよい。この場合、管理装置10は、前記予約処理システムから送られてきた予約情報を予約管理データ121に登録して管理する。
予約情報取得部112は、後述するチェックイン処理(図9参照)が実行される場合に、記憶部12内の予約管理データ121から、チェックイン処理の対象である予約情報を取得する処理を行う。具体的には、チェックイン端末20に予約検索情報が入力され、そして、チェックイン端末20から送られてきた前記予約検索情報を受け取ると、予約情報取得部112は、その予約検索情報に対応する予約情報を予約管理データ121から検索する。予約情報取得部112は、前記予約検索情報を含む予約情報が検索された場合に、その予約情報を予約管理データ121から抽出する。抽出された予約情報は、チェックイン端末20に送られる。ここで、前記予約検索情報は、前記予約完了通知に含まれる情報であって、利用者の宿泊予約を特定することができるユニークな情報である。例えば、予約検索情報は、利用者の氏名、誕生日、住所、電話番号、メールアドレス、予約番号などの各情報である。なお、電話番号や誕生日は、他人と重複する場合があるため、予約検索情報は、上述した各情報を組み合わせたものであることが好ましい。
例えば、図5の例では、チェックイン端末20から予約番号102や予約者である利用者Aの氏名が入力されると、予約情報取得部112は、利用者Aによって予約された複数人(利用者A〜E)の宿泊予約の予約情報(予約番号102の予約情報)を予約管理データ121から取得する。
なお、チェックイン端末20から、チェックイン手続きに利用可能なQRコードが読み取られた場合は、前記QRコードに含まれるユーザIDや予約番号を用いて、チェックイン処理の対象である予約情報を取得してもよい。この場合、QRコード或いはQRコードに含まれる情報が前記予約検索情報の一例である。
また、チェックイン端末20から、チェックイン手続き時に読取部25によって旅券画像が読み取られた場合は、その旅券画像の画像データをOCR処理することによって得られる氏名情報を用いて、チェックイン処理の対象である予約情報を取得してもよい。この場合、旅券画像から得られた氏名情報が前記予約検索情報の一例である。
更新処理部115は、宿泊施設における利用者のチェックイン手続きが完了した場合に、予約管理データ121(図5参照)を更新する。例えば、更新処理部115は、チェックイン処理において、前記本人情報が入力されなかった場合に、前記本人情報が未入力であることを示す未入力情報を予約管理データ121に登録する。具体的には、前記本人情報として旅券画像が入力されなかった場合、更新処理部115は、予約管理データ121の旅券読取状況の欄にデフォルト値として登録されている未入力情報を示す「未」を維持する。なお、予約管理データ121の旅券読取状況の欄に前記デフォルト値が予め登録されていない場合、更新処理部115は、予約管理データ121の旅券読取状況の欄に未入力情報を示す「未」を登録する。一方、前記本人情報として旅券画像が入力された場合、更新処理部115は、予約管理データ121の旅券読取状況の欄に登録されている未入力情報を、旅券読取完了を示す情報「済」に更新する。
[チェックイン端末20]
図2に示すように、チェックイン端末20は、制御部21、記憶部22、操作表示部23、スピーカ24、読取部25、カメラ26、及び通信部27などを備える。チェックイン端末20は、例えばパーソナルコンピュータのような情報処理装置であってもよい。
図6は、チェックイン端末20の一例を示す外観図である。図6に示すように、チェックイン端末20において、利用者(操作者)は操作表示部23をタッチ操作することが可能となっている。利用者は、操作表示部23に表示される操作画面を操作しながらチェックイン手続きを行う。カメラ26は、チェックイン端末20の上部に設けられており、操作表示部23の上側に設けられている。カメラ26は、例えば利用者の顔画像を撮像する。チェックイン端末20には、クレジットカードなどのカード類を挿入するカード挿入部、ルームキーを発行するカード発行部、硬貨及び紙幣を投入する投入部などが含まれる。
通信部27は、チェックイン端末20を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して管理装置10との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部23は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
カメラ26は、利用者の顔を含む画像を撮像してデジタル画像データとして出力するデジタルカメラである。カメラ26は、ネットワークカメラであってもよい。また、カメラ26は、チェックイン端末20の正面の人を検知するセンサ機能を備えてもよい。スピーカ24は、音声を出力する。例えば、スピーカ24は、チェックイン手続きに関する操作案内を音声で出力する。
読取部25は、読取面に接触されるように対向配置された旅券を読み取って、旅券のイメージ画像(旅券画像)を取得するものであり、所謂スキャナー装置である。また、読取部25は、予約情報を含む前記QRコードを読み取る機能を備えてもよい。読取部25によって読み取られた旅券画像の画像データは、管理装置10に送られて、管理装置10の記憶部12に記憶される。
記憶部22は、各種の情報を記憶するフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体又は記憶装置である。例えば、記憶部22には、制御部11に後述のチェックイン処理(図9参照)を実行させるためのチェックイン処理プログラムや、チェックアウト処理(図12参照)を実行させるためのチェックアウト処理プログラムなどの制御プログラムが記憶されている。例えば、これらの制御プログラムは、CD又はDVDなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、チェックイン端末20に電気的に接続されるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部22に記憶される。尚、前記チェックイン処理プログラムや前記チェックアウト処理プログラムは、通信網N1を介してチェックイン端末20の記憶部22にダウンロードされてもよい。
制御部21は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の演算処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶される不揮発性のメモリである。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性のメモリであり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリ(作業領域)として使用される。そして、制御部21は、前記ROM又は記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することによりチェックイン端末20を制御する。
具体的に、制御部21は、図2に示すように、受付処理部211(本発明の本人情報受付処理部の一例)、在外者判定部212、表示処理部213、旅券読取判定部214(本発明の本人情報判定部の一例)、認証処理部215(本発明の利用許可部の一例)、決済処理部216などの各種の処理部を含む。尚、制御部21は、前記CPUで前記チェックイン処理プログラムや前記チェックアウト処理プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部21に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。尚、前記チェックイン処理プログラムや前記チェックアウト処理プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
受付処理部211は、宿泊施設の利用者がチェックイン手続き及びチェックアウト手続きを行う場合に、チェックイン端末20の操作表示部23において操作した操作情報を取得する。つまり、受付処理部211は、チェックイン手続き及びチェックアウト手続きを行う場合に利用者が操作表示部23を操作したことによって入力された情報を取得する。
例えば、利用者が図7、図8に示すトップ画面D11(受付画面)においてチェックインボタン231を押して前記チェックイン手続きの操作を行うと、受付処理部211は、当該操作によって入力された情報を取得する。前記チェックイン手続きには、利用者が外国人の場合に旅券画像を読み取る手続き、予約番号、氏名、電話番号、住所、及び署名など宿泊者情報を入力する手続き、決済手続き、ルームキーを選択する手続きなどが含まれる。尚、利用者が、前記チェックイン手続きにおいて、利用者端末30(携帯端末)に表示された前記QRコードを読取部25(図6参照)に翳した場合に、受付処理部211が、読み取った前記QRコードに含まれる前記宿泊者情報を取得してもよい。
また、利用者が図7、図8に示すトップ画面D11においてチェックアウトボタン232を押して前記チェックアウト手続きの操作を行うと、受付処理部211は、当該操作によって入力された情報(利用終了情報)を取得する。前記チェックアウト手続きには、チェックアウトするルームナンバーを入力する手続き、利用者が外国人の場合に旅券画像を読み取る手続き、決済手続きなどが含まれる。例えば、前記チェックイン手続きおいて、旅券読取判定部214によって旅券画像が前記本人情報として読み取られていないと判定された場合に、前記チェックイン手続き後に行われる前記チェックアウト手続きにおいて、受付処理部211は、利用者の旅券画像を受け付ける処理を行う。具体的には、受付処理部211は、図11(B)に示す操作画面D13を操作表示部23に表示し、読取部25を起動して、利用者の旅券画像の読取準備を行う。なお、チェックイン手続において全ての利用者の旅券画像が読み取られている場合は、チェックアウト手続きにおける旅券画像の読取手続きは不要である。また、追加費用が生じていない場合は、チェックアウト手続きにおいて決済手続きは不要である。
なお、本実施形態では、前記チェックアウト手続きにおいて未読取状態の利用者の旅券画像の読取準備を行う例について説明するが、このような例に限れず、例えば、前記チェックイン手続きが完了した後から前記チェックアウト手続きが行われるまでの宿泊期間中に、チェックイン端末20の受付処理部211が、未読取状態の旅券画像の読取を行うものであってもよい。
在外者判定部212は、チェックイン端末20の利用者が外国在住者(在外者)であるか否かを判定する。本実施形態では、チェックイン端末20において利用者の操作によって自身が外国在住者であることを示す指示が入力された場合に、利用者を外国在住者であると判定する。具体的には、チェックイン端末20の操作表示部23に図11(A)に示す操作画面D12が表示され、その画面D12中のYESボタンが利用者によって押された場合に、在外者判定部212はその押し操作による操作信号に基づいて、利用者を外国在住者と判定する。ここで、操作画面D12は、利用者に外国在住者であるか否かを選択させるための画面であり、「日本国外に在住でしょうか?」のメッセージとともに、選択可能なYESボタン及びNOボタンが表示された画面である。
なお、在外者判定部212は、カメラ26により撮像された利用者の顔画像に基づいて利用者が外国人であるか否かを判定し、外国人であると判定した場合に、当該利用者を外国在住者とみなす判定を行ってもよい。また、在外者判定部212は、図示しないマイクから入力された利用者の音声に基づいて言語解析を行い、その結果に基づいて利用者が外国人であるか否かを判定し、外国人であると判定した場合に、当該利用者を外国在住者とみなす判定を行ってもよい。また、在外者判定部212は、チェックイン端末20の操作表示部23から利用者の住所が入力された場合に、入力された住所に基づいて当該利用者が外国在住者であるか否かを判定してもよい。
表示処理部213は、各種の情報を操作表示部23に表示させる。例えば、表示処理部213は、チェックイン手続きに必要な情報を入力させるための画面(トップ画面D11や操作画面D12−13等の画面)を順次、操作表示部23に表示させる。表示処理部213は、その他の各種メッセージを操作表示部23に表示させる。尚、チェックイン端末20がチェックアウト手続きを行う場合、表示処理部213は、チェックアウト手続きに必要な情報を入力させるための画面を順次、操作表示部23に表示させる。
旅券読取判定部214は、チェックイン端末20において、予約情報に含まれる利用者(宿泊者)を示す本人情報が入力されたか否かを判定する。ここで、前記本人情報は、利用者を証明する利用者本人の旅券のイメージ画像(旅券画像)であり、詳細には、旅券において宿泊者の氏名や写真、性別などの個人情報が掲載されているページのイメージ画像である。本実施形態では、旅券読取判定部214は、読取部25によって旅券画像が読み取られたか否かが判定される。なお、前記本人情報は、例えば、利用者本人の運転免許証などのように、利用者の身分又は身元を証明できる証明書のイメージ画像であってもよい。
また、本実施形態では、在外者判定部212によって、チェックイン端末20の利用者が外国在住者(在外者)であると判定された場合に、旅券読取判定部214は、チェックイン端末20から前記本人情報が入力されたか否かを判定する。
認証処理部215は、チェックイン手続きにおいて入力された情報に基づいて、利用者の認証を行う。例えば、認証処理部215は、管理装置10に記憶される予約管理データ121(図5参照)を参照して、利用者が入力した情報が予約管理データ121に含まれている場合に、当該利用者を認証する。また、認証処理部215は、読取部25においてスキャンした旅券画像に含まれる写真と、カメラ26により撮像された利用者の顔画像とが一致する場合に当該利用者を認証してもよい。
また、認証処理部215は、利用者が国内在住者である場合は、利用者が認証されたことを条件に、宿泊を許可する。
一方、認証処理部215は、利用者が外国在住者である場合は、利用者が認証されたことに加え、以下の条件を満たした場合に、宿泊を許可する。具体的には、認証処理部215は、チェックイン手続きにおいて、利用者(在外者)が一人の場合、前記本人情報がチェックイン端末20から入力されたことを条件に、宿泊を許可する。例えば、認証処理部215は、利用者(在外者)が一人の宿泊予約のチェックイン手続きにおいて、管理装置10の旅券読取判定部214によって旅券画像が前記本人情報として読み取られたと判定された場合に、当該利用者に宿泊を許可する。
また、認証処理部215は、チェックイン手続きにおいて、利用者(在外者)が複数人の場合、少なくとも一人の前記本人情報がチェックイン端末20から入力されたことを条件に、全員の宿泊を許可する。例えば、認証処理部215は、複数人の利用者(在外者)を含む宿泊予約(グループ予約)のチェックイン手続きにおいて、管理装置10の旅券読取判定部214によって、予約者の旅券のイメージ画像が前記本人情報として読み取られたと判定された場合に、当該利用者(予約者)のみならず、旅券のイメージ画像が入力されていない他の利用者にも宿泊を許可する。例えば、図5の予約番号102の宿泊予約(予約者本人を含む利用者A〜Eのグループ予約)に対するチェックイン手続きを予約者(利用者A)が行う場合、認証処理部215は、予約者(利用者A)の旅券のイメージ画像のみが読み取られた場合に、5人の利用者A〜E全員の宿泊を許可する。
決済処理部216は、利用者によるチェックインに必要な情報の入力が完了し、利用者の認証に成功し、更に宿泊が許可された場合に、宿泊料金の支払い関する決済を行う。例えば、利用者がクレジットカードをチェックイン端末20のカード挿入部に挿入すると、決済処理部216は、利用者が利用する決済事業者の決済サーバーに決済要求を送信して決済処理を行う。
決済処理が完了すると、チェックイン端末20は、例えば、ルームキー(カードキー)を利用者に対して発行してチェックイン手続きを完了する。前記チェックイン手続きは、各利用者が個別に行う。
[チェックイン処理]
以下、図9及び図10を参照しつつ、宿泊施設チェックインシステム100において実行されるチェックイン処理の一例について説明する。チェックイン処理は、管理装置10の制御部11及びチェックイン端末20の制御部21により実行される。例えば、制御部11,21は、前記チェックイン処理プログラムの実行を開始することによって、前記チェックイン処理の実行を開始する。尚、前記チェックイン処理は、管理装置10及びチェックイン端末20における所定の操作に応じて途中で終了されることがある。
尚、本発明は、前記チェックイン処理および後述のチェックアウト処理の両方又はいずれか一方に含まれる一又は複数のステップを実行する宿泊施設利用管理方法(本発明の施設利用管理方法の一例)の発明として捉えることができる。
また、以下に説明する前記チェックイン処理に含まれる一又は複数のステップが適宜省略されてもよい。また、前記チェックイン処理における各ステップは、同様の作用効果を生じる範囲で実行順序が異なってもよい。さらに、本実施形態では、制御部11,21に対応する複数のプロセッサーによって前記チェックイン処理における各ステップが分散して実行される場合を例に挙げて説明するが、他の実施形態では、1つのプロセッサーによって前記チェックイン処理における各ステップが実行されてもよい。なお、後述のチェックアウト処理についても同様である。
以下の説明では、上述した具体例、つまり、予約者(利用者A)を含む5人分(利用者A〜E)の宿泊のグループ予約に対応するチェックイン処理について説明する。また、利用者Aが、チェックイン手続きにおいてチェックイン端末20を操作するものとする。
ステップS11において、制御部21は、カメラ26によって撮像された画像データに基づいて、チェックイン端末20の正面に立つ操作者(利用者A)を検知すると、日本語(宿泊施設の国の母国語)で表記されたトップ画面D11(図7参照)をデフォルトの受付画面として操作表示部23に表示する(S12)。
次のステップS13では、制御部21は、操作画面に表示する言語(表示言語)を選択するための言語選択指示が入力されたか否かを判定する。例えば、操作者によって、英語表記を選択するためのボタン233(図7、図8参照)が押されると、その押し操作によって出力された操作信号に基づいて、制御部21は、トップ画面D11の日本語表記を英語表記(図8参照)に変更する(S14)。言い換えると、制御部21は、英語で表記されたトップ画面D11(図8参照)を操作表示部23に表示する。以降、チェックイン手続きが完了するまで、表示言語が「英語」に維持される。その後、処理はステップS15に移行する。なお、ステップS13において、前記言語選択指示が入力されなかった場合、処理はステップS15に移行する。
ステップS15では、制御部21は、チェックイン手続きが開始されたか否かを判定する。例えば、トップ画面D11において、チェックイン手続きを開始するためのチェックインボタン231(図8参照)が押されると、制御部21は、その押し操作によって出力された操作信号に基づいて、チェックイン手続きが開始されたと判定する。なお、ステップS15においてチェックインボタン231が押されるまで、ステップS13〜S15の処理が繰り返される。
ステップS15において、チェックイン手続きが開始されたと判定されると、制御部21は、操作者が在外者であるか否かを判定する(S16)。具体的には、制御部21は、操作者が外国在住者(在外者)であるか否かを確認するための操作画面D12(図11(A)参照)を操作表示部23に表示し、YESボタンが押された場合に操作者を外国在住者と判定し、NOボタンが押された場合に操作者を国内在住者と判定する。ステップS16において、操作者が外国在住者と判定されると、処理はステップS17に移行する。一方、操作者が国内在住者と判定されると、旅券画像を読み取る処理を行うことなく、処理はステップS19に移行する。
ステップS17では、制御部21は、操作者の旅券のイメージ画像(旅券画像)の入力を受け付けるために、操作者の旅券画像を読み取る準備を行う。具体的には、制御部21は、図11(B)に示す操作画面D13を操作表示部23に表示し、読取部25を起動して、読取面に旅券が載置されるまで待機する。読取面に旅券が載置されると、読取部25は、それを検知して自動的に読取動作を開始して、旅券のイメージ画像を取得する。
ステップS18では、制御部21は、旅券のイメージ画像が取得されたか否かを判定する。当該ステップは、本発明の本人情報判定ステップの一例である。例えば、読取画像に写真が含まれており、且つ、読取画像をOCR処理して得られるテキスト情報に氏名、旅券番号に相当する情報が含まれている場合に、旅券の必要ページのイメージ画像が取得されたと判定する。旅券画像が取得されると、処理はステップS19に移行する。なお、旅券画像の取得が判定されなかった場合は、制御部21は、再読取を促すエラーメッセージを表示し、その後、再び、操作画面D13を操作表示部23に表示して、再度の読取まで待機する。
ステップS19では、制御部21は、予約検索情報の一例として、予約者の氏名を取得する。このとき取得される氏名は、ステップS20において予約情報の有無の判定に用いられる。例えば、制御部21は、操作表示部23に表示された操作画面から予約者の氏名が入力された場合に、その氏名情報を取得する。或いは、チェックイン端末20の読取部25によってチェックイン手続きに利用可能なQRコードが読み取られた場合に、制御部21は、前記QRコードに含まれるユーザIDから予約者の氏名情報を取得する。或いは、ステップS18において旅券のイメージ画像が読み取られたと判定された場合に、制御部21は、そのイメージ画像をOCR処理することによって得られるテキスト情報から氏名情報を取得する。なお、制御部21は、予約者の氏名とともに、予約者の誕生日、住所、電話番号、メールアドレス、予約番号などの各情報を操作画面から入力させて、これらの情報を予約検索情報として取得してもよい。
ステップS19において予約者の氏名が取得されると、制御部21は、管理装置10にその氏名情報を送信する。管理装置10では、制御部11は、記憶部12内の予約管理データ121を参照して、予約者の氏名を含む予約情報を予約管理データ121から検索する検索処理を行い、予約管理データ121に操作者の予約情報が有るか否かを判定する(S20)。
ステップS20において、前記検索処理によって、予約管理データ121に操作者の予約情報があると判定されると(S20のYes側)、次のステップS21において、制御部11は、予約管理データ121から当該予約情報を取得する。そして、予約管理データ121に含まれる当該予約情報が管理装置10からチェックイン端末20に送信される。チェックイン端末20では、制御部21が、その予約情報を操作表示部23に表示する(S21)。その後、利用者が操作画面を操作したことによって、表示内容が正しいことを示す操作指示が入力されると(S22のYes側)、制御部21は、ステップS18において取得された旅券画像を管理装置10の記憶部12に保管する処理を行う(S23)。具体的には、取得した旅券画像のデータを管理装置10に送信して、記憶部12に格納する。
一方、ステップS20において、予約管理データ121に操作者の予約情報が無いと判定されると(S20のNo側)、宿泊施設の従業員を呼び出す呼び出し処理が行われ(S24)、その後、所定のタイムアウト時間が経過すると、一連の処理が終了する。なお、ステップS22において、利用者が操作画面を操作したことによって、表示内容が誤っていることを示す操作指示が入力された場合も、処理はステップS24に移行する。
図10に示すように、次のステップS25では、管理装置10の制御部11は、予約管理データ121における予約情報を更新する処理を行う。具体的には、制御部11の更新処理部115が、予約管理データ121の予約情報の旅券読取状況の欄に登録されている未入力情報を、旅券読取完了を示す情報「済」に更新する。例えば、予約者(利用者A)を含む5人分(利用者A〜E)の宿泊のグループ予約に対応するチェックイン処理においては、予約者の旅券画像が登録された場合に、利用者Aの旅券読取状況の欄が「済」に変更される。
次のステップS26において、制御部21は、予約管理データ121から取得した予約情報に他の利用者が含まれているか否かを判定する。かかる判定は、予約情報に含まれる利用者の情報に基づいて行われる。例えば、予約者が、自分自身のみの宿泊予約をした場合は、前記予約情報には一人の利用者だけが含まれていることになる。この場合、制御部21は、他の利用者が含まれていないと判定する。この場合、処理はステップS37に移行する。一方、予約者(利用者A)を含む5人分(利用者A〜E)の宿泊のグループ予約が成されている場合は、予約情報には予約者本人以外に他の利用者が含まれている。この場合は、他の利用者が含まれていると判定し、処理はステップS27に移行する。
ステップS26において他の利用者があると判定されると、制御部21は、他の利用者が在外者であるか否かを判定する(S27)。具体的には、制御部21は、他の利用者が外国在住者(在外者)であるか否かを確認するための操作画面D12(図11(A)参照)を操作表示部23に表示し、操作者によってYESボタンが押された場合に、前記他の利用者を外国在住者と判定する。一方、NOボタンが押された場合は、前記他の利用者を国内在住者と判定する。ステップS27において、他の利用者が外国在住者と判定されると、処理はステップS28に移行する。一方、他の利用者が国内在住者と判定されると、旅券画像の読取準備を行うことなく、処理はステップS34に移行する。
ステップS27において他の利用者が在外者であると判定されると、制御部21は、他の利用者の旅券のイメージ画像(旅券画像)の入力を受け付けるために、他の利用者の旅券画像を読み取る準備を行う(S28)。具体的には、制御部21は、図11(C)に示す操作画面D14を操作表示部23に表示し、読取部25を起動して、読取面に旅券が載置されるまで待機する。読取面に旅券が載置されると、読取部25は、それを検知して自動的に読取動作を開始して、旅券のイメージ画像を取得する。一方、所定のタイムアウト時間が経過するまで読取動作が行われなかった場合、或いは、操作画面D14に示されるスキップボタン234が押された場合に、旅券画像が取得されなかったと判定される。
なお、ステップS28で表示される操作画面D14は、スキップボタン234が設けられている点において、ステップS17で表示される操作画面D13とは異なる。ここで、スキップボタン234は、他の利用者の旅券画像をチェックイン手続き後の別の手続き(例えばチェックアウト手続き)において提出する場合に操作される。このスキップボタン234が押し操作されると、他の利用者の旅券画像が読み取られないまま、チェックイン処理が進行する。
ステップS29では、制御部21は、他の利用者の旅券画像を取得したか否かを判定する。ここで、他の利用者の旅券画像を取得したと判定されると、その旅券画像が管理装置10の記憶部12に格納されて保管される(S32)。その後、管理装置10の制御部11は、予約管理データ121における予約情報を更新する処理を行う(S33)。具体的には、制御部11の更新処理部115が、他の利用者に対応する旅券読取状況の欄に登録されている未入力情報「未」を、旅券読取完了を示す情報「済」に更新する。例えば、利用者A〜Eの宿泊のグループ予約に対応するチェックイン処理において、利用者Bの旅券画像が取得された場合に、利用者Bの旅券読取状況の欄が「済」に変更される。その後、処理はステップS34に移行する。
一方、ステップS29において、スキップボタン234が押されたことによって、他の利用者の旅券画像が取得されなかった場合、制御部21は、他の利用者に対応する旅券読取状況の欄に登録されている未入力情報「未」を維持する(S30)。言い換えると、制御部21は、他の利用者に対応する旅券読取状況の欄に未入力情報「未」を登録する。当該ステップS29は、本発明の未入力情報登録ステップの一例である。例えば、利用者A〜Eの宿泊のグループ予約に対応するチェックイン処理において、利用者B〜Eの旅券画像が取得されなかった場合は、利用者B〜Eの旅券読取状況の欄が「未」に維持される。そして、次のステップS31では、制御部21は、チェックアウト手続きまでに他の利用者の旅券をフロントに提出するか、或いは、チェックイン端末20で旅券画像を入力するように促すメッセージを表示する。
ステップS34では、制御部21は、他の利用者の氏名を取得する。例えば、制御部21は、操作表示部23に表示された操作画面から他の利用者の氏名が入力された場合に、その氏名情報を取得する。或いは、チェックイン端末20の読取部25によってチェックイン手続きに利用可能なQRコードが読み取られた場合に、制御部21は、前記QRコードに含まれるユーザIDから他の利用者の氏名情報を取得する。或いは、ステップS29において旅券のイメージ画像が読み取られたと判定された場合に、制御部21は、そのイメージ画像をOCR処理することによって得られるテキスト情報から他の利用者の氏名情報を取得する。なお、制御部21は、他の利用者の氏名とともに、他の利用者の誕生日、住所、電話番号、メールアドレス、予約番号などの各情報を操作画面から入力させて、これらの情報を取得してもよい。
ステップS35では、制御部21は、取得された他の利用者の氏名と、ステップS20で取得された予約情報に含まれている氏名情報とを照合し、一致しているか否かを判定する(S35)。ここで、一致していると判定された場合は、取得された他の利用者の氏名が正しいと判定される。この場合、ステップS26に戻り、ステップS26において、予約管理データ121から取得した予約情報に更に他の利用者が含まれているか否かの判定が行われる。一方、ステップS35において不一致と判定されると、他の利用者の氏名が誤っているため、宿泊施設の従業員を呼び出す呼び出し処理が行われる(S36)。その後、所定のタイムアウト時間が経過すると、一連の処理が終了する。
ステップS26において、取得された予約情報に他の利用者が含まれていないと判定されると、制御部21は、利用者によるチェックインに必要な情報の入力が完了し、利用者の認証に成功したと判断して、次のステップS37において、予約者のみならず、他の利用者の宿泊を許可する。その後、宿泊料金の支払い関する決済処理が行われ(S38)、ルームキー(カードキー)を利用者に対して発行する処理が行われ(S39)、一連のチェックイン処理を終了する。
[チェックアウト処理]
以下、図12を参照しつつ、宿泊施設チェックインシステム100において実行されるチェックアウト処理の一例について説明する。チェックアウト処理は、管理装置10の制御部11及びチェックイン端末20の制御部21により実行される。例えば、制御部11,21は、前記チェックアウト処理プログラムの実行を開始することによって、前記チェックアウト処理の実行を開始する。尚、前記チェックアウト処理は、管理装置10及びチェックイン端末20における所定の操作に応じて途中で終了されることがある。
以下の説明では、上述した具体例、つまり、予約者(利用者A)を含む5人分(利用者A〜E)の宿泊のグループ予約に対応するチェックイン処理について説明する。また、利用者Aが、チェックイン手続きにおいてチェックイン端末20を操作するものとする。
ステップS51〜S54では、上述のステップS11〜S14と同じ処理が行われる。
次のステップS55では、制御部21は、チェックアウト手続きが開始されたか否かを判定する。例えば、トップ画面D11において、チェックアウト手続きを開始するためのチェックアウトボタン232(図8参照)が押されると、制御部21は、その押し操作によって出力された操作信号に基づいて、チェックアウト手続きが開始されたと判定する。なお、ステップS55においてチェックアウトボタン232が押されるまで、ステップS51〜S55の処理が繰り返される。
ステップS56では、制御部21は、ルームキー(カードキー)がチェックイン端末20のカード挿入部に挿入されたことによって、利用者がチェックアウトしようとする部屋の番号(ルームナンバー)を取得する。
その後、ステップS57において、そのルームナンバーに対応する利用者(宿泊者)が、旅券画像を入力していない者か否かの判定が行われる。具体的には、制御部21は、取得したルームナンバーを管理装置10に送信する。管理装置10の制御部11は、記憶部12内の予約管理データ121を参照して、受信したルームナンバーを含む予約情報を予約管理データ121から検索する検索処理を行う。そして、検索処理によって得られた予約情報の旅券読取状況の欄に未入力情報「未」が登録されているかどうかを判定する。未入力情報「未」が登録されている場合、制御部11は、未読取の旅券画像があると判定する。一方、旅券読取状況の欄に旅券読取完了を示す情報「済」が登録されている場合は、制御部11は、未読取の旅券画像が無いと判定する。
ステップS57において未読取の旅券画像が無いと判定されると、ステップS61において、追加料金等の決済処理が行われた後に、一連のチェックアウト処理が終了する。
一方、ステップS57において未読取の旅券画像があると判定されると、ステップS58では、上述のステップS17と同様に、制御部21は、チェックイン端末20の操作者の旅券のイメージ画像(旅券画像)の入力を受け付けるために、操作者の旅券画像を読み取る準備を行う。その後、旅券画像が読み取られると(S59)、制御部21は、ステップS59において取得された旅券画像を管理装置10の記憶部12に保管する処理を行う(S60)。なお、例えば、一つ部屋に複数の利用者が宿泊している場合は、ステップS57では、同じ部屋に宿泊する全ての利用者について、旅券画像を入力していない者か否かの判定が行われる。そして、旅券画像の未入力者が複数存在する場合は、これらの複数の未入力者ごとにステップS58〜S60までの処理が実行される。その後、ステップS61において、追加料金等の決済処理が行われた後に、一連のチェックアウト処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る宿泊施設チェックインシステム100において、上述したチェックイン処理、及びチェックアウト処理が行われるため、宿泊施設のチェックイン手続きに用いられるチェックイン端末20から他の利用者の旅券画像が入力されなかった場合に、予約情報における他の利用者の旅券読取状況の欄に未入力情報「未」が登録される。これにより、宿泊施設の従業員は、管理装置10の記憶部12内の予約管理データ121を確認することにより、宿泊者のうち、旅券画像を取得していない者を容易に特定することができる。
また、宿泊施設チェックインシステム100では、他の利用者の旅券画像が未入力と判定された場合に、チェックイン手続き後、具体的には、チェックアウト手続きにおいて、事後的に旅券画像の読取が可能となる。これにより、チェックイン手続き時に全ての利用者の旅券画像を読み取らなくてもチェックイン手続きを完了させることができる。その結果、宿泊施設におけるチェックイン手続きを円滑且つ迅速に行うことができる。
なお、上述の実施形態では、複数の利用者を予約情報に含む場合に、全ての利用者のチェックイン手続き完了には予約者の旅券画像の読取を必須としたが、本発明はこの構成に限られない。例えば、予約者以外の他の利用者の旅券画像が一つでも読み取られた場合に、チェックイン手続きを完了するようにしてもよい。また、全ての利用者の旅券画像を読み取ることなく、チェックイン手続きを完了するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、宿泊施設に適用される宿泊施設チェックインシステム100を例示したが、本発明は宿泊施設以外の施設にも適用可能である。例えば、ゴルフ場などの娯楽施設におけるチェックイン手続きやチェックアウト手続き、映画館や美術館、或いは行政サービスなどを行う施設などにおける入館退館手続き、空港における搭乗手続き、港で行われる乗船手続きなどにも適用可能である。
(付記)
本発明の一の局面に係る施設利用管理システムは、施設の利用者の利用予約情報を記憶する利用者情報記憶部と、前記施設の利用許可手続きに用いられる所定の端末装置から前記利用者を示す本人情報が入力されたか否かを判定する本人情報判定部と、前記本人情報判定部によって前記本人情報が未入力と判定された場合に、前記本人情報の未入力を示す未入力情報を前記利用予約情報に登録する未入力情報登録部と、を備える。
このように本発明が構成されているため、宿泊施設の従業員は、利用者情報記憶部に記憶された前記利用予約情報を確認することにより、利用者において、旅券画像などの本人情報が未入力の者を容易に特定することができる。
また、前記施設利用管理システムは、前記本人情報判定部によって前記本人情報が未入力と判定された場合に、前記利用許可手続き後に前記本人情報を受け付ける受付処理を行う本人情報受付処理部、を更に備える。
これにより、利用許可手続き時に本人情報が入力されなくても、チェックイン手続きなどの利用許可手続きを完了させることができるため、施設における利用許可手続きを円滑且つ迅速に行うことができる。
前記本人情報受付処理部は、前記施設の利用終了手続きに用いられる利用終了情報が前記所定の端末装置から入力された場合に前記受付処理を行う。
これにより、チェックアウト手続きなどの施設の利用終了手続きの際に、前記本人情報を入力することができる。
前記本人情報判定部は、前記利用者が外国在住者であることを示す情報が前記所定の端末装置から入力された場合に、前記本人情報が入力されたか否かを判定する。
これにより、前記利用者が外国在住者である場合に限り、前記本人情報が入力されたか否かの判定を行うことができる。
前記本人情報判定部は、前記利用予約情報に複数の利用者が登録されている場合に、前記複数の利用者それぞれの前記本人情報が入力されたか否かを判定する。この場合、前記未入力情報登録部は、前記本人情報判定部によって少なくとも一人の利用者の前記本人情報が入力され、且つ、他の利用者の前記本人情報が未入力と判定された場合に、前記他の利用者の本人情報が未入力であることを示す前記未入力情報を前記利用予約情報に登録する。
これにより、複数の利用者が登録されている場合は、少なくとも一人の利用者の本人情報が入力されていれば、他の利用者の本人情報が入力されていなくても、チェックイン手続きなどの利用許可手続きを完了させることができる。そのため、施設における利用許可手続きを円滑且つ迅速に行うことができる。
ここで、前記少なくとも一人の利用者は、前記施設に対する前記複数の利用者の利用予約を前記複数の利用者を代表して行った予約者であることが好ましい。
また、前記施設利用管理システムは、前記本人情報判定部によって前記少なくとも一人の利用者の前記本人情報が入力されたと判定された場合に、前記施設の利用を前記複数の利用者に許可する利用許可部を更に備える。
前記施設は宿泊施設である。この場合、前記所定の端末装置は、前記宿泊施設に配置され、前記利用者の操作により前記宿泊施設の利用許可手続き又は前記宿泊施設の利用終了手続きを可能にする端末装置であることが好ましい。
本発明は、宿泊施設における利用許可手続きや利用終了手続きにおいて好適に利用可能である。
本発明の他の局面に係る施設利用管理方法は、施設の利用許可手続きに用いられる所定の端末装置から前記利用者を示す本人情報が入力されたか否かを判定する本人情報判定ステップと、前記本人情報判定ステップによって前記本人情報が未入力と判定された場合に、前記本人情報の未入力を示す未入力情報を前記施設の利用者の利用予約情報に登録する未入力情報登録ステップと、を備える。
また、本発明は、前記施設利用管理方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム、又は、このようなプログラムを非一時的に記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として捉えることもできる。つまり、本発明のその他の局面に係るプログラムは、前記施設の利用許可手続きに用いられる所定の端末装置から前記利用者を示す本人情報が入力されたか否かを判定する本人情報判定ステップと、前記本人情報判定ステップによって前記本人情報が未入力と判定された場合に、前記本人情報の未入力を示す未入力情報を前記施設の利用者の利用予約情報に登録する未入力情報登録ステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
10 :管理装置
11 :制御部
12 :記憶部
20 :チェックイン端末
21 :制御部
23 :操作表示部
25 :読取部
26 :カメラ
100 :宿泊施設チェックインシステム
111 :予約処理部
112 :予約情報取得部
115 :更新処理部
121 :予約管理データ
211 :受付処理部
212 :在外者判定部
213 :表示処理部
214 :旅券読取判定部
215 :認証処理部
216 :決済処理部

Claims (12)

  1. 施設の利用者の利用予約情報を記憶する利用者情報記憶部と、
    前記利用予約情報に複数の利用者が登録されている場合に、前記施設の利用許可手続きに用いられる所定の端末装置から前記複数の利用者それぞれを示す複数の本人情報が入力されたか否かを判定する本人情報判定部と、
    前記本人情報判定部によって少なくとも一人の利用者の前記本人情報が入力され、且つ、他の利用者の前記本人情報が未入力と判定された場合に、前記他の利用者の前記本人情報が未入力であることを示す未入力情報を前記利用予約情報に登録する未入力情報登録部と、を備え、
    前記本人情報判定部は、
    前記他の利用者の前記本人情報の入力を省略することを示す操作指示が前記所定の端末装置から入力された場合に、前記他の利用者の前記本人情報が未入力と判定する、施設利用管理システム。
  2. 前記所定の端末装置は、前記操作指示を入力するための操作部を有し、
    前記本人情報判定部は、前記操作部が操作された場合に、前記他の利用者の前記本人情報が未入力と判定する、請求項1に記載の施設利用管理システム。
  3. 前記操作部は、前記所定の端末装置に表示される操作画面に配置されたスキップボタンである、請求項2に記載の施設利用管理システム。
  4. 前記本人情報判定部は、
    前記他の利用者の前記本人情報が未入力と判定した場合に、前記利用許可手続き後に前記他の利用者の前記本人情報を入力することを促すメッセージを前記所定の端末装置に表示する、請求項1から3のいずれかに記載の施設利用管理システム。
  5. 前記本人情報判定部によって前記本人情報が未入力と判定された場合に、前記利用許可手続き後に前記本人情報を受け付ける受付処理を行う本人情報受付処理部、を更に備える、請求項1から4のいずれかに記載の施設利用管理システム。
  6. 前記本人情報受付処理部は、
    前記施設の利用終了手続きに用いられる利用終了情報が前記所定の端末装置から入力された場合に前記受付処理を行う、請求項5に記載の施設利用管理システム。
  7. 前記本人情報判定部は、
    前記利用者が外国在住者であることを示す情報が前記所定の端末装置から入力された場合に、前記本人情報が入力されたか否かを判定する、請求項1から6のいずれかに記載の施設利用管理システム。
  8. 前記少なくとも一人の利用者は、前記施設に対する前記複数の利用者の利用予約を前記複数の利用者を代表して行った予約者である、請求項1から7のいずれかに記載の施設利用管理システム。
  9. 前記本人情報判定部によって前記少なくとも一人の利用者の前記本人情報が入力されたと判定された場合に、前記施設の利用を前記複数の利用者に許可する利用許可部を更に備える、請求項1から8のいずれかに記載の施設利用管理システム。
  10. 前記施設は宿泊施設であり、
    前記所定の端末装置は、前記宿泊施設に配置され、前記利用者の操作により前記宿泊施設の利用許可手続き又は前記宿泊施設の利用終了手続きを可能にする端末装置である、請求項1から9のいずれかに記載の施設利用管理システム。
  11. 施設の利用者の利用予約情報に複数の利用者が登録されている場合に、前記施設の利用許可手続きに用いられる所定の端末装置から前記複数の利用者それぞれを示す複数の本人情報が入力されたか否かを判定する本人情報判定ステップと、
    前記本人情報判定ステップによって少なくとも一人の利用者の前記本人情報が入力され、且つ、他の利用者の前記本人情報が未入力と判定された場合に、前記他の利用者の前記本人情報が未入力であることを示す未入力情報を前記利用予約情報に登録する未入力情報登録ステップと、
    をコンピュータにより実行する施設利用管理方法であって、
    前記本人情報判定ステップは、
    前記他の利用者の前記本人情報の入力を省略することを示す操作指示が前記所定の端末装置から入力された場合に、前記他の利用者の前記本人情報が未入力と判定する、施設利用管理方法。
  12. 請求項11に記載の施設利用管理方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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