JP2020023307A - エアバッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の乗員を適切に保護することが期待できるエアバッグを提供する。【解決手段】本実施の形態に係るエアバッグは、展開状態で車両の乗員に対向する対向面を有する内側バッグと、前記対向面は露出させて前記内側バッグの外周を囲むよう設けられた外側バッグと、前記外側バッグに設けられ、前記対向面に対して前記車両の幅方向の左右にそれぞれ位置し、後方へと突出する2つの突出部とを備える。例えば、前記内側バッグ及び前記外側バッグは、共通の区画壁で仕切られており、前記区画壁に通気口が形成されてもよい。また例えば、前記内側バッグ及び前記外側バッグは、それぞれ独立した袋体であり、前記内側バッグ及び前記外側バッグにはそれぞれ通気口が形成され、前記内側バッグ及び前記外側バッグは、前記通気口の周囲で結合されてもよい。【選択図】図6

Description

本発明は、車両に搭載されて乗員を保護するエアバッグに関する。
車両の衝突時に衝撃を検知してインフレータからガスを発生させ、ガスをエアバッグ内に注入して膨張及び展開させるエアバッグシステムが普及している。膨張及び展開したエアバッグは、乗員が車両内の構造物に衝突することを防止することができる。
特許文献1には、左ハーフエアバッグ及び右ハーフエアバッグを有する乗員保護用のエアバッグが記載されている。このエアバッグでは、左右のハーフエアバッグそれぞれのインナパネルを縫合するための縫い代が、左右のインナパネルの少なくとも1つに設けられ、この縫い代によってエアバッグの垂直方向の膨張が抑制される。
特許文献2には、運転席の前方に膨張する運転席用エアバッグと、助手席の前方に膨張する助手席用エアバッグと、運転席用エアバッグ及び助手席用エアバッグの間に膨張する中央エアバッグとを備える乗員保護装置が記載されている。
特開2008−018936号公報 特開2015−157602号公報
エアバッグは車両の衝突時に乗員を車内の他の構造物に対する衝突から保護することができるが、乗員に対するエアバッグからの衝撃をより緩和することが求められている。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、車両の乗員を適切に保護することが期待できるエアバッグを提供することにある。
本発明に係るエアバッグは、展開状態で車両の乗員に対向する対向面を有する内側バッグと、前記対向面を露出させて前記内側バッグの外周を囲むよう設けられた外側バッグと、前記外側バッグに設けられ、前記対向面に対して前記車両の幅方向の左右にそれぞれ位置し、後方へと突出する2つの突出部とを備える。
また、本発明に係るエアバッグは、前記内側バッグ及び前記外側バッグは、共通の区画壁で仕切られており、前記区画壁に通気口が形成されている。
また、本発明に係るエアバッグは、前記外側バッグは、左右の外側面及び前記突出部の一部を構成する左右の外側パネルと、前記区画壁及び前記外側パネルの間に設けられ、前記突出部の前記一部とは異なる部分を構成する中間パネルとを有する。
また、本発明に係るエアバッグは、前記外側バッグが、左右の外側面及び前記突出部の一部を構成する左右の外側パネルと、前記内側バッグ及び前記外側パネルの間に設けられ、前記突出部の前記一部とは異なる部分を構成する中間パネルとを有する。
また、本発明に係るエアバッグは、前記中間パネルは、前記内側バッグの前記対向面の少なくとも一部分を露出する露出部分を囲んで設けられる。
また、本発明に係るエアバッグは、前記内側バッグの前記露出部分の上側部分及び該上側部分の周辺部分を凹ませたポケット部が設けられている。
また、本発明に係るエアバッグは、前記区画壁及び前記外側パネルの内面に接続され、前記外側バッグの内部で左右方向へ架け渡して設けられる内部テザーを備える。
また、本発明に係るエアバッグは、前記内側バッグ及び前記外側バッグは、それぞれ独立した袋体であり、前記内側バッグ及び前記外側バッグにはそれぞれ通気口が形成され、前記内側バッグ及び前記外側バッグは、前記通気口の周囲で結合されている。
また、本発明に係るエアバッグは、前記通気口は、前記内側バッグの左右の側面にそれぞれ形成されている。
また、本発明に係るエアバッグは、膨張時にインフレータから前記内側バッグへガスが送り込まれ、前記通気口を通して前記内側バッグから前記外側バッグへガスが送り込まれる。
また、本発明に係るエアバッグは、前記外側バッグの左右の外側面の少なくともいずれか一方に、前記外側バッグの内外を連通する第2の通気口が形成されている。
本発明においては、エアバッグが内側バッグ及びこれの外周を囲む外側バッグの2つのバッグを有する構造を採用する。内側バッグには、車両の乗員に対向する対向面が設けられる。外側バッグには、内側バッグの対向面の左右に位置し、後方へと突出する2つの突出部が設けられる。この構造により、乗員との接触による衝撃を内側バッグで低減し、乗員の左右方向への回転などを外側バッグの2つの突出部で防止することが可能となる。また内側バッグ及び外側バッグの二層構造とすることによって、エアバッグの膨張展開をより適切に行うことが可能となり、対向面及び突出部等を適切な形状に膨張展開させることができる。
また、本発明においては、エアバッグの内側バッグ及び外側バッグを共通の区画壁で仕切られた一体の構成とする。これにより二層構造のエアバッグを構成する布の量を低減することができ、エアバッグの軽量化が期待できる。また内側バッグ及び外側バッグを仕切る区画壁には通気口が形成される。これにより内側バッグに充填されたガスを外側バッグへ流出させることができる。
また、本発明において外側バッグは、左右の外側面及び突出部の一部を構成する左右の外側パネルと、区画壁及び外側パネルの間に設けられた中間パネルとを備え、中間パネルが突出部の他の部分を構成する。これによりエアバッグの膨張展開時に突出部を所望の形状とすることができる。
また、本発明において外側バッグは、左右の外側面及び突出部の一部を構成する左右の外側パネルと、内側バッグ及び外側パネルの間に設けられた中間パネルとを備え、中間パネルが突出部の他の部分を構成する。これによりエアバッグの膨張展開時に突出部を所望の形状とすることができる。
また、本発明においては、内側バッグの対向面の少なくとも一部を露出する露出部分を囲んで中間パネルを設ける。これによりエアバッグの膨張展開時に、露出部分を所望の形状とすることができる。
また、本発明においては、内側バッグの露出部分の上側部分とこの周辺部分とを凹ませることで、エアバッグにポケット部を設ける。これにより、エアバッグの膨張展開により乗員が拘束されるとき、乗員の頭部に加わる回転力を減少させ、頭部へのダメージを低減することができる。
また、本発明においては、外側バッグの内部には、区画壁及び外側パネルの内面に接続されて、左右方向へ架け渡して設けられる内部テザーを備える。この内部テザーを備えることによって、エアバッグは外側バッグの、特に突出部の膨張展開を適切に行うことができる。
また、本発明においては、エアバッグの内側バッグ及び外側バッグを独立した袋体として設ける。内側バッグ及び外側バッグにはそれぞれ通気口が形成され、内側バッグ及び外側バッグは通気口の周囲で結合される。これにより内側バッグに充填されたガスを外側バッグへ流出させることができる。
また通気口は、内側バッグの左右の側面にそれぞれ形成してもよく、これにより内側バッグに充填されたガスを左右の通気口から効率よく外側バッグへ流出させることができる。
本発明によれば、車両の乗員を適切に保護することが期待できる。
本実施の形態に係るエアバッグアを搭載した車両においてエアバッグ展開前の状態を示す模式図である。 本実施の形態に係るエアバッグを搭載した車両においてエアバッグ展開後の状態を示す模式側面図である。 本実施の形態に係るエアバッグの展開状態を示す模式的平面図である。 実施の形態1に係るエアバッグの内部構造を説明するための模式的な断面図である。 実施の形態1に係るエアバッグの内部構造を説明するための模式的な断面図である。 本実施の形態に係るエアバッグの外観図である。 本実施の形態に係るエアバッグの外観図である。 本実施の形態に係るエアバッグの外観図である。 本実施の形態に係るエアバッグの外観図である。 本実施の形態に係るエアバッグの分解図である。 実施の形態2に係るエアバッグの内部構成を説明するための模式的な断面図である。 実施の形態2に係るエアバッグの内部構成を説明するための模式的な断面図である。 実施の形態2に係るエアバッグの分解図である。 実施の形態3に係るエアバッグの内部構成を説明するための模式的な断面図である。 実施の形態3に係るエアバッグの外観を示す模式的な斜視図である。 実施の形態3に係るエアバッグの外観を示す模式的な正面図である。
<実施の形態1>
図1は、本実施の形態に係るエアバッグアを搭載した車両においてエアバッグ展開前の状態を示す模式図である。本実施の形態に係るエアバッグを含むエアバッグアセンブリ100は、車両10に設置される。車両10は、ダッシュボード11、フロントガラス12、ルーフ14及びサイドドア20等を備えている。また車両10の車室内には、例えばダッシュボード11の後方に、乗員50が着座する座席40が設けられる。座席40には、シート、クッション、パッド及びヘッドレスト等が含まれ得る。図1には、座席40に乗員50が適切に着座した状態の一例が示してある。この状態において乗員50の頭部52と胴体及び肩部(以下、胴肩部という)54とは、直立した位置関係にある。エアバッグアセンブリ100は、座席40の前方のダッシュボード11に装着されている。
なお本実施の形態の説明において使用する前、後、左、右、上及び下等の方向に関する用語は、車両10の前後左右上下の方向に基づく。また水平、平行、鉛直及び垂直等の用語は、車両10を基準として使用され、車両10が例えば地面に対して水平であるか否かに関わらない。また本実施の形態に係るエアバッグアセンブリ100は、車両10のダッシュボード11に設置されるものとするが、設置位置はダッシュボード11に限定されない。例えば車両10のステアリングホイール、サイドドア、ルーフレール付近又はこれら以外の様々な場所にエアバッグアセンブリ100は設置され得る。またダッシュボード11は、インストルメントパネルなどの別名で呼ばれ得る。
図2は、本実施の形態に係るエアバッグを搭載した車両においてエアバッグ展開後の状態を示す模式側面図である。図3は、本実施の形態に係るエアバッグ110の展開状態を示す模式的平面図である。エアバッグアセンブリ100は、ハウジング102、インフレータ104及びエアバッグ110を備えている。エアバッグアセンブリ100は、車両10の衝突時にエアバッグ110を膨張及び展開させ、座席40に着座した乗員50に緩衝及び保護を提供する。車両10には、エアバッグアセンブリ100の展開動作を引き起こす衝突センサなどが搭載される。
エアバッグアセンブリ100のハウジング102は、エアバッグ110が非展開の状態で格納され得る任意の適切な種類の箱体である。ハウジング102は、カバーなどを含んでもよい。カバーは、任意の適切な種類のものであり、例えばエアバッグ110が展開することができる引裂継目又はバースト継目等を含むことができる。ハウジング102は、任意の適切な方法で車両10のダッシュボード11に取り付けられて固定される。
インフレータ104は、膨張のためのガスを放出してエアバッグ110を膨張させる装置であり、管及び配線等を含みうる。例えばインフレータ104は、エアバッグ110内に通じる管を通してガスを送り込むよう構成することができる。インフレータ104は、車両10の衝突などの任意の適切な予め決定された事象が発生した際に、エアバッグ110の膨張を開始するよう構成される。
エアバッグ110は、ワンピース製織、カットアンドソー技術若しくはこれら以外の任意の適切な方法、又は、これらの方法の組み合わせで複数の部品が結合されて製造され得る。本実施の形態に係るエアバッグ110は、膨張可能なチャンバを形成するために継目又は別の方法で互いに連結された複数のパネルを有し、これら複数のパネルが結合されて構成され得る。継目は、例えばステッチング、接着、テーピング、高周波溶接、超音波溶接、熱接着若しくは任意の他の適切な技法、又は、これらの組み合わせによって形成され得る。
図2に示すエアバッグ110は、中央パネル118と、膨張可能なチャンバを形成するために中央パネル118に結合された複数のパネルを含んで構成されている。これら複数のパネルのうち、図2にはエアバッグ110の左側面をなす左側パネル116aが示されており、エアバッグ110はこの左側パネル116aと対をなす右側パネル116b(図3参照)を有する。左側パネル116aは車両10の中央側に面し、右側パネル116bは車両10のサイドドア20に面している。中央パネル118は、エアバッグ110の膨張展開状態において座席40に着座した乗員50の頭部52に対向する乗員対向面119を含む。乗員対向面119は、車両10に対して概ね前方へ移動する乗員50の頭部52を受け入れるよう、座席40の前方に配置される。エアバッグ110には、1つ以上の追加の面が乗員対向面119に隣接して設けられていてもよい。中央パネル118の乗員対向面119は、乗員50の頭部を受け入れるために、実質的に平坦な表面として提供され得る。
エアバッグ110は、車両10の衝突発生時に乗員50の頭部52の前面を受け入れるように構成され得る。例えばエアバッグ110は、膨張展開時において、車両10の座席40の直前に配置されてもよい。図1及び図2に示すように、車両10の乗員50は、配置されたエアバッグ110に対して衝撃を与えうる典型的な又は予想される位置にある。エアバッグ110は、インフレータ104の作動によってエアバッグアセンブリ100のハウジング102から展開される。展開されたエアバッグ110は、図3に示すように、乗員50の頭部52の左右両側に位置し、車両10の後方へ突出する2つのローブ111を含む。左右の各ローブ111は、左側パネル116a又は右側パネル116bの一部によって少なくとも部分的に形成される。ローブ111は、左側パネル116a又は右側パネル116bにそれぞれ隣接し、エアバッグ110の膨張展開時に左側パネル116a又は右側パネル116bと同じ又はほぼ同じ内圧及び布張力を得ることができる。エアバッグ110の2つのローブ111は、乗員50の頭部52の左右両側の胴肩部54の上に、車両10の後方へ突出する。
図4及び図5は、実施の形態1に係るエアバッグ110の内部構造を説明するための模式的な断面図である。図4には水平方向の断面を図示し、図5には垂直方向の断面を図示している。また図4及び図5には、インフレータ104から送り込まれるガスの流れを矢印で示している。本実施の形態に係るエアバッグ110は、内側バッグ120及び外側バッグ130の2つのバッグを組み合わせて構成されている。内側バッグ120は、上述の中央パネル118及び乗員対向面119等を含む。外側バッグ130は、乗員対向面119を含む露出部分118aを露出させるように、内側バッグ120の上下左右を囲んで設けられ、上述の左側パネル116a、右側パネル116b及び2つのローブ111等を含む。内側バッグ120及び外側バッグ130は、左右方向について区画パネル112により隔てられ、上下方向について中央パネル118の一部により隔てられている。内側バッグ120及び外側バッグ130は、区画パネル112及び中央パネル118の一部を共有する態様で接合されている。
内側バッグ120には、インフレータ104に接続される通気口が設けられている。内側バッグ120及び外側バッグ130を隔てる左右の区画パネル112には、それぞれ通気口121が形成されている。また外側バッグ130の左側パネル116aには外部通気口131が形成されている。インフレータ104はエアバッグ110の内側バッグ120に対してガスを送り込み、外側バッグ130に対して直接的にガスを送り込まない。インフレータ104からのガスは内側バッグ120から通気口121を通って速やかに外側バッグ130へ流れ込み、外側バッグ130の外部通気口131からエアバッグ110の外部へと排出される。なお本実施の形態においては、外部通気口131が左側パネル116aにのみ形成される構成とするが、これに限るものではなく、右側パネル116bにのみ形成されてもよく、左側パネル116a及び右側パネル116bの両方に形成されてもよい。
また外側バッグ130の内部には、2つのローブ111の展開及び形成を補助する2つのテザー140が備えられている。各テザー140は、前側端部が区画パネル112の外面(外側バッグ130側の面)に固定され、後側端部がローブ111の内面に固定されている。エアバッグ110の展開状態において、各テザー140は、外側バッグ130の内部を、区画パネル112の外面及びローブ111の内面の間を架け渡して設けられ、前側端部から後側端部にかけて突っ張って延びている。また各テザー140は、車両10の前後方向に対して、所定の傾きで左右方向に延びる。テザー140は、エアバッグ110の膨張の際に緊張して引っ張られ、2つのローブ111を乗員対向面119の左右の所定位置に形成する。
図6〜図9は、本実施の形態に係るエアバッグ110の外観図である。図6には左上斜め後方からの斜視図を示し、図7には左側面図を示し、図8には上から見た平面図を示し、図9には後方から見た図を示してある。また図10は、本実施の形態に係るエアバッグ110の分解図である。ただし図10の分解図は、エアバッグ110の構成部品を簡略化して図示しており、図示の複数のパネルの他に様々な部品が含まれてもよく、パネル間の結合には図示しない様々な部品が介在し得る。
エアバッグ110の内側バッグ120は、中央パネル118と、2つの区画パネル112とを備えて構成されている。中央パネル118は、図10に示す分解状態において、幅が適宜に変化する細長い帯状である。中央パネル118の幅広の部分及びその周辺部分は、外側バッグ130に覆われることなく外部に露出する露出部分118a(乗員対向面119)となる。中央パネル118には、乗員対向面119とは異なる場所に、インフレータ104からガスが送り込まれる通気口122が形成されている。
区画パネル112は、内側バッグ120及び外側バッグ130に共通の部材である。区画パネル112は、適宜の曲線及び直線で囲まれ、適宜の凹凸が設けられ、角部分が丸められた多角形状である。2つの区画パネル112は、図10において左右対称に描かれているが、重ね合わされた場合には同じ形状である。中央パネル118は、長手方向の両端が結合されて環状とされる。また中央パネル118は、左右の長辺部分がそれぞれ区画パネル112の周縁部分に全周に亘って結合される。これにより袋状の内側バッグ120が構成される。
エアバッグ110の外側バッグ130は、外側中央パネル132と、連結パネル133と、左側パネル116a及び右側パネル116bとを備えて構成されている。外側中央パネル132は、図10に示す分解状態において、細長い長方形状又は帯状であり、長手方向の両端部には凹部132aがそれぞれ設けられている。外側中央パネル132には、インフレータ104から送り込まれるガスが通過する通気口134が形成されている。外側中央パネル132は、内側バッグ120の中央パネル118を、乗員対向面119を含む露出部分118aを除いて覆うように設けられる。また外側バッグ130の外側中央パネル132及び内側バッグ120の中央パネル118は、通気口122及び134の周囲で結合される。
左側パネル116a及び右側パネル116bは、区画パネル112と似た形状であり、ローブ111を形成するための舌片状部分117を含んでいる。この舌片状部分117は折り曲げて結合されることにより、ローブ111の外側部分と、内側部分の一部分とを形成する。左側パネル116a及び右側パネル116bは、重ね合された場合はほぼ同じ形状であるが、左側パネル116aには外部通気口131が形成され、右側パネル116bには外部通気口が形成されていない点で相異している。
連結パネル133は、図10に示す分解状態において、細長い長方形の一方の長辺に2つの舌片状部分133aを設け、他方の長辺に1つの舌片状部分133bを設けた構成である。連結パネル133は、内側バッグ120及び外側バッグ130の間に介在して設けられる。連結パネル133の舌片状部分133bが設けられた側の長辺部分は、内側バッグ120の外部に露出する露出部分118a(乗員対向面119)の周囲を囲んで、内側バッグ120の区画パネル112に結合される。連結パネル133の2つの舌片状部分133aが設けられた側の長辺部分は、外側バッグ130に結合される。また連結パネル133の2つの舌片状部分133aは、外側バッグ130の左側パネル116a及び右側パネル116bの舌片状部分117にそれぞれに結合されることによって、ローブ111の一部分を形成する。
外側バッグ130の外側中央パネル132は、長手方向の一端が、内側バッグ120の乗員対向面119の前上側の端部に対し、連結パネル133を間に挟み、この連結パネル133に結合される。外側中央パネル132の他端は、内側バッグ120の乗員対向面119の後下側の端部に対し、連結パネル133を間に挟み、この連結パネル133に結合される。左側パネル116a及び右側パネル116bは、その周縁部分の一部(ローブ111の形成部分を除いた部分)が、外側中央パネル132の長辺部分に結合される。左側パネル116a及び右側パネル116bの残りの部分は、内側バッグ120の乗員対向面119の左右の端部に対し、連結パネル133を挟み、この連結パネル133に結合される。
なお図10において図示は省略しているが、エアバッグ110は2つのテザー140を構成する部品を含んでいる。テザー140は、外側バッグ130の外側中央パネル132と左側パネル116a及び右側パネル116bとの結合に先立って、外側バッグ130の内部に組み込まれる。テザー140は、例えば矩形状をなし、その一辺が区画パネル112の所定の位置に結合され、反対側の一辺が左側パネル116a又は右側パネル116bの所定の位置にそれぞれ結合される。
以上の構成の本実施の形態に係るエアバッグ110は、内側バッグ120及び外側バッグ130の2つのバッグを備えて構成されている。内側バッグ120には、車両10の乗員50の頭部52に対向する乗員対向面119が設けられている。外側バッグ130には、内側バッグ120の乗員対向面119の左右に位置し、後方へと突出する2つのローブ111が設けられる。この構造によりエアバッグ110は、乗員50との接触による衝撃を内側バッグ120で低減し、乗員50の左右方向への回転などを外側バッグ130の2つのローブ111で防止することが可能となる。またエアバッグ110が内側バッグ120及び外側バッグ130を有する二層構造とすることによって、エアバッグ110の膨張展開をより適切に行うことが可能となり、乗員対向面119及びローブ111等を適切な形状に膨張展開させることができる。
また実施の形態1に係るエアバッグ110は、内側バッグ120及び外側バッグ130が共通の区画パネル112で仕切られた一体の構造である。これによりエアバッグ110を構成する布などの量を低減することができ、エアバッグ110の軽量化などが期待できる。また区画パネル112には通気口121が形成されている。これにより内側バッグ120に送り込まれたガスを、外側バッグ130へ速やかに流出させることができる。
また外側バッグ130は、左右の外側面及びローブ111の一部を構成する左側パネル116a及び右側パネル116bと、この左側パネル116a又は右側パネル116b並びに共通の区画パネル112の間に設けられた連結パネル133とを備え、連結パネル133がローブ111の他の部分を構成する。これによりエアバッグ110は、膨張展開状態においてローブ111を所望の形状とすることができる。
またエアバッグ110は、外側バッグ130の内部に2つのテザー140を備える。各テザー140は、区画パネル112の外側の面と、左側パネル116a又は右側パネル116bの内側の面とにそれぞれ接続され、外側バッグ130の内部を左右方向へ架け渡すように設けられる。エアバッグ110は、テザー140を備えることによって、外側バッグ130の特にローブ111の膨張展開を適切に行うことができる。
なお、実施の形態1に係るエアバッグ110は、内側バッグ120及び外側バッグ130が共通の区画パネル112にて隔てられる構成であるが、これに限るものではない。以下の実施の形態2に示すように、内側バッグ120及び外側バッグ130を独立したバッグとして構成してもよい。また本実施の形態の説明及び図面等は、左側に運転席が設けられ、右側に助手席が設けられた車両を想定している。ただし本技術は、右側に運転席が設けられ、左側に助手席が設けられた車両についても適用可能であり、この場合には本実施の形態の説明及び図面について左右を適宜逆にすればよい。
<実施の形態2>
図11及び図12は、実施の形態2に係るエアバッグ210の内部構成を説明するための模式的な断面図である。図11には水平方向の断面を図示し、図12には垂直方向の断面を図示している。図11及び図12には、インフレータ104から送り込まれるガスの流れを矢印で示している。図13は、実施の形態2に係るエアバッグ210の分解図である。実施の形態2に係るエアバッグ210は、内側バッグ220及び外側バッグ230の2つのバッグを組み合わせて構成されている。実施の形態2に係るエアバッグ210の内側バッグ220及び外側バッグ230は、一部のパネルを共有することなく、独立したバッグとして構成される。ただし、内側バッグ220及び外側バッグ230が組み合わされたエアバッグ210の外観は、実施の形態1に係るエアバッグ110の外観とほぼ同じである。
エアバッグ210の内側バッグ220は、乗員対向面219が設けられる中央パネル218と、左右の側面パネル212とを含んで構成される。内側バッグ220の左右の側面パネル212は、実施の形態1に係るエアバッグ110の区画パネル112と略同じ構成であってよい。左右の側面パネル212には、それぞれ通気口221が形成されている。内側バッグ220の構成は、実施の形態1に係るエアバッグ110の内側バッグ120の構成と略同じ構成であってよい。
エアバッグ210の外側バッグ230は、外側中央パネル232と、左側パネル216a及び右側パネル216bとに加えて、内面を構成するための左右の内側面パネル234と内側中央パネル236とを含んで構成される。ただし実施の形態2に係るエアバッグ210は、実施の形態1に係るエアバッグ110が備える連結パネル133に相当するパネルを有していなくてよい。
左右の内側面パネル234は、内側バッグ220の側面パネル212に対向する面を構成するためのパネルである。内側面パネル234は、側面パネル212と同じか又はこれより若干大きな形状及びサイズである。また内側面パネル234には、ローブ211の一部分を構成する舌片状部分234aが設けられる。内側面パネル234の舌片状部分234aと、左側パネル216a又は右側パネル216bの舌片状部分217とが結合されることによって、乗員対向面219の左右に位置し且つ後方へ突出する2つのローブ211が構成される。また各内側面パネル234には、内側バッグ220の側面パネル212の通気口221に対向する位置に、通気口235がそれぞれ形成されている。
内側中央パネル236は、内側バッグ220の中央パネル218に対向する面を構成するための帯状のパネルである。ただし内側バッグ220の乗員対向面219は外部に露出するため、外側バッグ230の内側中央パネル236は内側バッグ220の中央パネル218の乗員対向面219を除いた部分に対向すればよい。
内側中央パネル236は、左右の長辺部分がそれぞれ左右の内側面パネル234の周縁部分に結合され、短辺部分が外側中央パネル232の短辺部分とそれぞれ結合される。外側中央パネル232の左右の長辺部分は、それぞれ左側パネル216a又は右側パネル216bの周縁部分に結合される。また左側パネル216a及び右側パネル216bの舌片状部分217と、左右の内側面パネル234の舌片状部分234aとが結合されて、2つのローブ211が構成される。なお実施の形態2に係るエアバッグ210は、外側バッグ230の内部に、実施の形態1に係るエアバッグ110と同様のテザーを備えていてもよく、備えていなくてもよい。
エアバッグ210の内側バッグ220は、外側バッグ230の内部に、即ち外側バッグ230の内側中央パネル236及び左右の内側面パネル234で囲まれた空間内に格納される。この状態で内側バッグ220の側面パネル212の通気口221と、外側バッグ230の内側面パネル234の通気口235とは対向する位置にあり、内側バッグ220及び外側バッグ230は通気口221,235の周囲で結合される。また内側バッグ220及び外側バッグ230は、内側バッグ220の中央パネル218の乗員対向面219の周囲において結合されてもよい。
内側バッグ220には、インフレータ104に接続される通気口が設けられている。また外側バッグ230の左側パネル216aには外部通気口231が形成されている。インフレータ104はエアバッグ210の内側バッグ220に対してガスを送り込み、外側バッグ230に対して直接的にガスを送り込まない。インフレータ104からのガスは内側バッグ220から通気口221,235を通って外側バッグ230へ流れ込み、外側バッグ230の外部通気口231からエアバッグ210の外部へと排出される。このため、インフレータ104が送り込むガスは、エアバッグ210の内側バッグ220を膨張及び展開させると共に、外側バッグ230を膨張及び展開させる。
以上の構成の実施の形態2に係るエアバッグ210は、内側バッグ220及び外側バッグ230を独立したバッグとして設けた構成である。内側バッグ220及び外側バッグ230にはそれぞれ通気口221,235が形成され、内側バッグ220及び外側バッグ230はこの通気口の周囲で結合される。これにより、内側バッグ220に充填されたガスを外側バッグ230へ流出させることができる。また通気口221,235は内側バッグ220の左右の側面にそれぞれ形成され、これにより内側バッグ220に充填されたガスを左右の通気口221,235から効率よく外側バッグ230へ流出させることができる。
なお、実施の形態2に係るエアバッグのその他の構成は、実施の形態1に係るエアバッグと同様であるため、同様の箇所には同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
<実施の形態3>
図14は、実施の形態3に係るエアバッグ310の内部構成を説明するための模式的な断面図である。図15は、実施の形態3に係るエアバッグ310の外観を示す模式的な斜視図である。図16は、実施の形態3に係るエアバッグ310の外観を示す模式的な正面図である。実施の形態3に係るエアバッグ310は、展開時に乗員50の頭部52を収容するポケット部350が設けられた構成である。
実施の形態3に係るエアバッグ310を分解した場合の部品構成は、図10に示した実施の形態1に係るエアバッグ110の部品構成と略同じである。即ち、実施の形態3に係るエアバッグ310は、内側バッグ120を構成する中央パネル118及び2つの区画パネル112と、外側バッグ130を構成する外側中央パネル132、左側パネル116a及び右側パネル116bと、中央パネル118及び外側バッグ130を連結する連結パネル133とを備えている。ただし、上述のポケット部350を設けるために、各構成部品の大きさ及び形状等は適宜に調整されている。
実施の形態3に係るエアバッグ310のポケット部350は、中央パネル118の露出部分118a(乗員対向面119)の上側端部近傍と連結パネル133との結合部分及びその周辺を、エアバッグ310の内側へ凹ませた態様で設けられている。ポケット部350の上側の内面及び左右の内側面は連結パネル133の一部であり、下側の内面は中央パネル118の一部である。
実施の形態3に係るエアバッグ310は、乗員対向面119の上側にポケット部350が設けられる。エアバッグ310が展開して乗員50がエアバッグに拘束されるときに、ポケット部350が、中央パネル118の上部の車両前方への変形を許容し、乗員50の頭部に加わる後屈方向への回転力を減少させ、頭部へのダメージを低減することができる。
なお、実施の形態3に係るエアバッグのその他の構成は、実施の形態1に係るエアバッグと同様であるため、同様の箇所には同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 車両
11 ダッシュボード
12 フロントガラス
14 ルーフ
20 サイドドア
40 座席
50 乗員
52 頭部
54 胴肩部
100 エアバッグアセンブリ
102 ハウジング
104 インフレータ
110 エアバッグ
111 ローブ(突出部)
112 区画パネル(区画壁)
116a 左側パネル(外側パネル)
116b 右側パネル(外側パネル)
118 中央パネル
118a 露出部分
119 乗員対向面
120 内側バッグ
121 通気口
130 外側バッグ
131 外部通気口(第2の通気口)
132 外側中央パネル
133 連結パネル(中間パネル)
134 通気口
140 テザー(内部テザー)
210 エアバッグ
211 ローブ(突出部)
212 側面パネル
216a 左側パネル
216b 右側パネル
218 中央パネル
219 乗員対向面
220 内側バッグ
221 通気口
230 外側バッグ
231 外部通気口(第2の通気口)
232 外側中央パネル
234 内側面パネル
235 通気口
236 内側中央パネル
310 エアバッグ
350 ポケット部

Claims (11)

  1. 展開状態で車両の乗員に対向する対向面を有する内側バッグと、
    前記対向面を露出させて前記内側バッグの外周を囲むよう設けられた外側バッグと、
    前記外側バッグに設けられ、前記対向面に対して前記車両の幅方向の左右にそれぞれ位置し、後方へと突出する2つの突出部と
    を備えるエアバッグ。
  2. 前記内側バッグ及び前記外側バッグは、共通の区画壁で仕切られており、
    前記区画壁に通気口が形成されている、請求項1に記載のエアバッグ。
  3. 前記外側バッグは、
    左右の外側面及び前記突出部の一部を構成する左右の外側パネルと、
    前記区画壁及び前記外側パネルの間に設けられ、前記突出部の前記一部とは異なる部分を構成する中間パネルと
    を有する、請求項2に記載のエアバッグ。
  4. 前記外側バッグは、
    左右の外側面及び前記突出部の一部を構成する左右の外側パネルと、
    前記内側バッグ及び前記外側パネルの間に設けられ、前記突出部の前記一部とは異なる部分を構成する中間パネルと
    を有する、請求項2に記載のエアバッグ。
  5. 前記中間パネルは、前記内側バッグの前記対向面の少なくとも一部分を露出する露出部分を囲んで設けられる、請求項3又は請求項4に記載のエアバッグ。
  6. 前記内側バッグの前記露出部分の上側部分及び該上側部分の周辺部分を凹ませたポケット部が設けられている、請求項5に記載のエアバッグ。
  7. 前記区画壁及び前記外側パネルの内面に接続され、前記外側バッグの内部で左右方向へ架け渡して設けられる内部テザーを備える、請求項3乃至請求項6のいずれか1つに記載のエアバッグ。
  8. 前記内側バッグ及び前記外側バッグは、それぞれ独立した袋体であり、
    前記内側バッグ及び前記外側バッグにはそれぞれ通気口が形成され、
    前記内側バッグ及び前記外側バッグは、前記通気口の周囲で結合されている、請求項1に記載のエアバッグ。
  9. 前記通気口は、前記内側バッグの左右の側面にそれぞれ形成されている、請求項8に記載のエアバッグ。
  10. 膨張時にインフレータから前記内側バッグへガスが送り込まれ、前記通気口を通して前記内側バッグから前記外側バッグへガスが送り込まれる、請求項2乃至請求項9のいずれか1つに記載のエアバッグ。
  11. 前記外側バッグの左右の外側面の少なくともいずれか一方に、前記外側バッグの内外を連通する第2の通気口が形成されている、請求項1乃至請求項10のいずれか1つに記載のエアバッグ。
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