JP2020015433A - 車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニット、車両用アウトサイドミラー装置 - Google Patents

車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニット、車両用アウトサイドミラー装置 Download PDF

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Abstract

【課題】水が電動格納ユニット内に浸入するのを防ぐことができること。【解決手段】この発明は、シャフト20と、ギヤケース5と、カバー6と、モータMおよび回転力伝達機構7と、を備える。ギヤケース5は、立壁50を有する。カバー6は、嵌合壁60と、覆い壁61と、を有する。立壁50と嵌合壁60との間には、上側狭幅通路部90Uと、下側拡幅空間部9Dと、下側狭幅通路部90Dとが設けられている。立壁50と覆い壁61との間には、上側拡幅空間部9Uが設けられている。立壁50には、水受け溝91が設けられている。覆い壁61には、水切りリップ部92が設けられている。この結果、この発明は、水Wが電動格納ユニット3内に浸入するのを防ぐことができる。【選択図】 図1

Description

この発明は、車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニットに関するものである。また、この発明は、車両用アウトサイドミラー装置に関するものである。
シール材、ゴムパッキン、防水テープなどを必要とせずに、防水効果が得られる車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニット、車両用アウトサイドミラー装置としては、たとえば、特許文献1に示すものがある。
特許文献1のドアミラー装置は、ベースと、駆動機構と、カバーと、を有し、ベースの周壁の先端である対向壁に拡幅部を形成し、この部分での隙間を拡幅部よりも下方の嵌合部での隙間より充分に大きくしたものである。この結果、特許文献1のドアミラー装置は、毛管現象によって嵌合部の隙間を通過した水等の液体が拡幅部に達すると、拡幅部の隙間が嵌合部の隙間よりも充分に大きくなるため、液体の表面張力に基づいた重力に抗する抗力が小さくなり、毛管現象による拡幅部の隙間の通過が困難になる。これにより、特許文献1のドアミラー装置は、ベースの内側に搭載された駆動機構の防水性を向上させることができるものである。
特開2003−137031号公報
しかしながら、特許文献1のドアミラー装置は、ベースの対向壁の先端に対応してカバーの内側には、当面が形成されており、カバーをベースの周壁に嵌合させた状態では、当面が対向壁の先端に当接するものである。このため、特許文献1のドアミラー装置は、拡幅部の隙間に残った液体(水)が周囲の気温の上昇によって気化して気体(蒸気、蒸発水)となり、その気体が、毛管現象により、カバーの当面とベースの対向壁の先端との間の隙間を通過してベースの内側に浸入する場合がある。
この発明が解決しようとする課題は、水が電動格納ユニット内に浸入するのを防ぐことができる車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニット、車両用アウトサイドミラー装置を提供することにある。
この発明の車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニットは、車体に対してミラーアセンブリを電動回転させる車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニットにおいて、車体にベースを介して固定されるシャフトと、シャフトに回転可能に取り付けられていてかつミラーアセンブリが取り付けられるギヤケースと、ギヤケースに取り付けられているカバーと、ギヤケースおよびカバー内に収納されているモータおよび回転力伝達機構と、を備え、ギヤケースが、上部が開口されていて、モータおよび回転力伝達機構の周囲を囲う立壁を有し、カバーが、立壁の上部の周囲を外側から嵌合する嵌合壁と、立壁の開口部を覆う覆い壁と、を有し、立壁の外側面と嵌合壁の内側面との間には、上側狭幅通路部と、下側拡幅空間部と、下側狭幅通路部とが周方向にかつ上下にそれぞれ設けられていて、立壁の上端面と覆い壁との間には、上側拡幅空間部が周方向に設けられていて、立壁の上端面には、水受け溝が周方向に設けられていて、覆い壁には、水切りリップ部が周方向にかつ前記水受け溝に対向して設けられている、ことを特徴とする。
この発明の車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニットは、上側狭幅通路部における立壁の外側面または嵌合壁の内側面の少なくとも一方には、上側水浸入速度低下溝が周方向に設けられていて、下側狭幅通路部における立壁の外側面または嵌合壁の内側面の少なくとも一方には、下側水浸入速度低下溝が周方向に設けられている、ことが好ましい。
この発明の車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニットは、水受け溝の底が、立壁の外側面側から立壁の内側面側にかけて上り勾配で傾斜している、ことが好ましい。
この発明の車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニットは、水受け溝の立壁の外側面側の壁面が、水切りリップ部の嵌合壁側の壁面よりも立壁の外側面側に位置する、ことが好ましい。
この発明の車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニットは、立壁には、水受け溝中の水を下側拡幅空間部側に排出する上側排水溝が少なくとも1個設けられている、ことが好ましい。
この発明の車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニットは、ミラーアセンブリが、後方に開口部を有するミラーハウジングと、ミラーハウジングの開口部に配置されたミラーと、を有し、下側狭幅通路部における立壁には、下側拡幅空間部中の水を外部に排出する下側排水溝が設けられていて、下側排水溝が、ミラーアセンブリが使用位置に位置する時に、ギヤケースの車幅方向の内側と外側とであって、ミラーハウジングの開口部の縁とミラーの縁との間の隙間に対向する箇所以外の箇所にそれぞれ設けられている、ことが好ましい。
この発明の車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニットは、少なくとも1個の上側排水溝と少なくとも2個の下側排水溝とが、上下に互い違いに配置されている、ことが好ましい。
この発明の車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニットは、立壁の外側面のうち下側排水溝から下側の箇所には、延長排水溝が前後方向に設けられている、ことが好ましい。
この発明の車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニットは、ギヤケースとカバーとが、嵌合部材により、相互に組み付けられていて、嵌合部材が、ギヤケースのうち下側狭幅通路部よりも下側に設けられている嵌合凸部と、カバーのうち下側狭幅通路部よりも下側に設けられていて、嵌合凸部が嵌入する嵌入開口部を有し、嵌合凸部と相互に嵌合する嵌合片部と、を有し、嵌合片部が、シャフトの中心線方向に弾性変形して嵌合凸部と相互に嵌合する弾性変形嵌合片部、または、シャフトの中心線方向に弾性変形しないで嵌合凸部と相互に嵌合する一般嵌合片部、の少なくとも一方からなる、ことが好ましい。
この発明の車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニットは、カバーが、少なくとも弾性変形嵌合片部を有し、ギヤケースおよびカバーには、カバーのギヤケースに対するシャフトの中心線方向の位置を決める位置決め部がそれぞれ設けられている、ことが好ましい。
この発明の車両用アウトサイドミラー装置は、車体に固定されるベースと、前記の車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニット(特許請求の範囲の請求項1〜10のいずれか1項に記載の車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニット)と、ベースに電動格納ユニットを介して回転可能に取り付けられているミラーアセンブリと、を備える、ことを特徴とする。
この発明の車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニット、車両用アウトサイドミラー装置は、水が電動格納ユニット内に浸入するのを防ぐことができる。
図1は、この発明にかかる車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニット、車両用アウトサイドミラー装置の実施形態を示す使用状態の平面図である。 図2は、使用状態を示す正面図(図1におけるII矢視図であって、車両の後側Eから車両の前側Fに向かって見た図)である。 図3は、電動格納ユニットを示す正面図(図2に対応する図)である。 図4は、電動格納ユニットのシャフトおよびギヤケースとカバーとの分解状態を示す正面図(図2に対応する図)である。 図5は、電動格納ユニットを示す縦断面図(図1におけるV−V線断面図)である。 図6は、電動格納ユニットを示す縦断面図(図3におけるVI−VI線断面図)である。 図7は、ギヤケースの要部を示す一部拡大斜視図である。 図8は、車両用アウトサイドミラー装置を示す一部横断面の(図2におけるVIII−VIII線断面図であって、車両の上側から見た図)である。 図9は、電動格納ユニットを示す横断面の(図3におけるIX−IX線断面図であって、車両の下側から見た図)である。 図10は、電動格納ユニットの防水構造の作用を示す説明用一部拡大縦断面図である。(A)は、防水構造を示す説明用一部拡大縦断面図である。(B)は、水が下側狭幅通路部を通過して下側拡幅空間部中に入っている状態を示す一部拡大縦断面図である。(C)は、下側拡幅空間部中に水が残っている状態を示す説明用一部拡大縦断面図である。(D)は、下側拡幅空間部中に残っている水が周囲の気温の上昇によって気化して蒸気(蒸発水)となって上側狭幅通路部を通過している状態を示す説明用一部拡大縦断面図である。(E)は、下側拡幅空間部中に水が下側排水溝を通過して外部に排出されている状態を示す説明用一部拡大縦断面図である。 図11は、電動格納ユニットの防水構造の作用を示す説明用一部拡大縦断面図である。(A)は、蒸気となった水分が水切りリップ部で再度液化して水となった状態を示す説明用一部拡大縦断面図である。(B)は、水切りリップ部で再度液化した水がある程度大きくなって水受け溝に落下した状態を示す説明用一部拡大縦断面図である。(C)は、水受け溝に落下した水が水受け溝から上側排水溝を通過して下側拡幅空間部側に排出されている状態を示す説明用一部拡大縦断面図である。 図12は、ウォームギヤが軸受保持されている状態を示す一部拡大縦断面図である。 図13は、ウォームギヤとカバーとの間のクリアランス、および、カバーのギヤケースに対する位置決め状態を示す一部拡大縦断面図である。(A)は、図12におけるA−A線一部拡大縦断面図である。(B)は、図12におけるB−B線一部拡大縦断面図である。
以下、この発明にかかる車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニット、車両用アウトサイドミラー装置の実施形態(実施例)の1例を図面に基づいて詳細に説明する。この明細書および別紙の特許請求の範囲において、前、後、上、下、左、右は、この発明にかかる車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニット、車両用アウトサイドミラー装置を車両に装備した際の前、後、上、下、左、右である。なお、図面においては、概略図であるため、主要部品を図示し、主要部品以外の部品の図示を省略し、また、ハッチングの一部を省略する。また、図8においては、電動格納ユニットの断面を省略する。さらに、図9においては、電動格納ユニットの内部機構の図示を省略する。
(実施形態の構成の説明)
以下、この実施形態にかかる車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニット、車両用アウトサイドミラー装置の構成について説明する。
(電動格納式ドアミラー装置1の説明)
図1において、符号1は、この実施形態における車両用アウトサイドミラー装置であって、この例では、電動格納式ドアミラー装置(電動格納型のドアミラー)である。電動格納式ドアミラー装置1は、自動車(車両)の左右のドアD(右側のドアを図示、左側のドアを図示せず)にそれぞれ装備される。以下、自動車の右側のドアDに装備される電動格納式ドアミラー装置1の構成について説明する。なお、自動車の左側のドアに装備される電動格納式ドアミラー装置の構成は、この実施形態の電動格納式ドアミラー装置1の構成と同一であるから説明を省略する。
電動格納式ドアミラー装置1は、図1に示すように、ベース(ミラーベース)2と、電動格納ユニット3と、ミラーアセンブリ4と、を備えるものである。ベース2は、車体としてのドアDに固定されるものである。ミラーアセンブリ4は、電動格納ユニット3を介してベース2に回転可能に取り付けられるものである。すなわち、ミラーアセンブリ4は、電動格納ユニット3およびベース2を介してドアDに回転可能に取り付けられるものである。
(ミラーアセンブリ4の説明)
ミラーアセンブリ4は、図1に示すように、ベース2に対して、回転中心線Gを中心として回転するものである。たとえば、使用位置Aと後方格納位置Bとの間および使用位置Aと前方傾倒位置Cとの間を、後方(上から見て時計方向)または前方(上から見て反時計方向)に、回転するものである。図1において、符号Eは、車両の後方を示し、符号Fは、車両の前方を示す。
ミラーアセンブリ4は、図1、図2、図8に示すように、ミラーハウジング40と、取付ブラケット(図示せず)と、パワーユニット(図示せず)と、ミラー(ミラーユニット)41と、を有する。ミラーハウジング40の車両の後方E側の部分(後側の部分)には、開口部が設けられている。ミラーハウジング40内には、取付ブラケットが取り付けられている。取付ブラケットには、パワーユニットが取り付けられている。パワーユニットには、ミラー41が上下左右に傾動可能に取り付けられている。ミラー41は、ミラーハウジング40の開口部に配置されている。ミラーハウジング40の開口部の縁とミラー41の縁との間には、隙間42が空いている。
(電動格納ユニット3の説明)
電動格納ユニット3は、ドアDに対してミラーアセンブリ4を電動回転させるものである。電動格納ユニット3は、図1〜図6に示すように、シャフト20と、ギヤケース5と、カバー6と、モータMおよび回転力伝達機構7と、を備えるものである。
シャフト20は、ベース2を介してドアDに固定される。ギヤケース5は、シャフト20に回転可能に取り付けられている。ギヤケース5には、ミラーアセンブリ4が取付ブラケットを介して取り付けられている。カバー6は、ギヤケース5に取り付けられている。シャフト20は、ギヤケース5およびカバー6内(以下、「電動格納ユニット3内」と称する)を貫通している。モータMおよび回転力伝達機構7は、電動格納ユニット3内に収納されている。
(回転力伝達機構7の説明)
回転力伝達機構7は、図5、図6に示すように、減速機構とクラッチ機構とストッパ部材70とを備えるものである。減速機構は、第1段目のギヤとしての第1ウォームギヤ(第1ウォーム)71と、第1ウォームギヤ71に噛み合う第2段目のギヤとしてのヘリカルギヤ(ウォームホイール)72と、第3段目のギヤとしての第2ウォームギヤ(第2ウォーム)73と、第2ウォームギヤ73が噛み合う最終段目のギヤとしてのクラッチギヤ(ウォームホイール)74と、を有する。
第1ウォームギヤ71の一端(下端)は、ギヤケース5の後述する軸受部55に回転可能に軸受されている。第1ウォームギヤ71の他端(上端)は、モータMの出力軸に連結されている。ヘリカルギヤ72は、第2ウォームギヤ73の軸730に嵌合固定されている。第2ウォームギヤ73の軸730は、ギヤケース5の後述する軸受部52に回転可能に軸受されている。ヘリカルギヤ72と第2ウォームギヤ73とは、一体に回転する。
クラッチ機構は、クラッチギヤ74と、クラッチホルダ75と、スプリング76と、プッシュナット77と、を備える。ストッパ部材70は、シャフト20とギヤケース5との間に介在されている。
(モータMの説明)
モータMの外形は、金属からなり、剛体に近い。図5に示すように、モータMには、基板78がターミナルを介して電気的に接続されている。基板78には、ソケットSが設けられている。ソケットSには、コネクタ79が電気的に接続されている。基板78およびソケットSは、カバー6に取り付けられている。コネクタ79は、カバー6に対して着脱可能である。
(ギヤケース5の説明)
ギヤケース5は、ドアDに取り付けられるシャフト20とミラーアセンブリ4のミラーハウジング40とをつなぐ部材であるから、高剛性の材料である必要がある。高剛性の材料としては、例えば、ガラス繊維入りのPA(ナイロン)などである。ギヤケース5は、図5、図6に示すように、モータMおよび回転力伝達機構7の周囲を囲う立壁50を有する。この立壁50の上部51は、開口されている。
図5、図6、図12、図13に示すように、ギヤケース5の底部には、第1ウォームギヤ71の下端を軸受する軸受部55が設けられている。また、ギヤケース5の底部には、第2ウォームギヤ73の軸730の両端を軸受する2個の軸受部52が設けられている。第2ウォームギヤ73の軸730の回転中心線Hとシャフト20の中心線G(回転中心線G)とは、相互に垂直状態(直交状態)にある。さらに、ギヤケース5の底部には、カバー6の位置決め部としての2個の位置決め凸部53が、2個の軸受部52に近接して設けられている。
(カバー6の説明)
カバー6は、図5、図6に示すように、立壁50の上部の周囲を外側から嵌合する嵌合壁60と、立壁50の上部開口部51を覆う覆い壁61と、を有する。カバー6は、特段剛性を必要としない。逆に、カバー6は、後述する嵌合部材8の嵌合片部81、810が設けられるので、弾性がある樹脂材からなる。
図12、図13に示すように、カバー6には、第2ウォームギヤ73の軸730の両端と、シャフト20の中心線G方向のクリアランスを保持する2個の保持部62が、2個の軸受部52に対向して設けられている。また、カバー6には、カバー6の位置決め部としての2個の位置決め当接面63が、2個の位置決め凸部53に対向してかつ2個の保持部62に近接して設けられている。カバー6の位置決め当接面63とギヤケース5の位置決め凸部53とは、カバー6のギヤケース5に対するシャフト20の中心線G方向の位置を決める位置決め部を構成する。
(嵌合部材8の説明)
図3〜図6に示すように、ギヤケース5の立壁50とカバー6の嵌合壁60とには、ギヤケース5とカバー6とを相互に組み付ける嵌合部材8が設けられている。嵌合部材8は、嵌合凸部80と、嵌合片部81、810と、を有する。嵌合凸部80は、ギヤケース5のうち後述する下側狭幅通路部90Dよりも下側に設けられている。嵌合片部81、810は、カバー6のうち下側狭幅通路部90Dよりも下側に設けられている。
嵌合片部81、810には、嵌合凸部80が嵌入する嵌入開口部84、840が設けられている。嵌入開口部84、840に嵌合凸部80が嵌入することにより、嵌合凸部80と嵌合片部81、810とは、相互に嵌合する。嵌合片部は、この例では、シャフト20の中心線G(回転中心線G)方向に弾性変形して嵌合凸部80と相互に嵌合する弾性変形嵌合片部81と、シャフト20の中心線G方向に弾性変形しないで嵌合凸部80と相互に嵌合する一般嵌合片部810と、の両方からなる。
図4に示すように、弾性変形嵌合片部81の嵌入開口部84に嵌合凸部80を嵌入させて、弾性変形嵌合片部81をシャフト20の中心線G方向に弾性変形させた状態で嵌合凸部80に嵌合させる。また、一般嵌合片部810の嵌入開口部840に嵌合凸部80を嵌入させて、一般嵌合片部810をそのままの状態(弾性変形していない状態)で嵌合凸部80に嵌合させる。
以上のように、嵌合部材8の嵌合凸部80と弾性変形嵌合片部81および一般嵌合片部810との嵌合により、ギヤケース5にカバー6を組み付けるものである。この結果、電動格納ユニット3内への水の浸入や塵埃の侵入などを防ぐことができ、また、モータMやギヤ71〜74の浮き上がりを抑えることができる。
(ギヤケース5とカバー6との間の防水構造の説明)
図5〜図7、図9〜図11に示すように、ギヤケース5の立壁50の外側面(この例では、嵌合部材8より上方の上端部の外側面)とカバー6の嵌合壁60の内側面(この例では、嵌合部材8より上方の内側面)との間には、上側狭幅通路部90Uと、下側拡幅空間部9Dと、下側狭幅通路部90Dとが周方向にかつ上下にそれぞれ設けられている。立壁50の上端面と覆い壁61の面(この例では、下面)との間には、上側拡幅空間部9Uが周方向に設けられている。立壁50の上端面には、水受け溝91が周方向に設けられている。覆い壁61の面(この例では、下面)には、水切りリップ部92が周方向にかつ水受け溝91に対向して垂直に設けられている。
上側拡幅空間部9Uは、立壁50の上端面と覆い壁61の下面との間に隙間93を形成することにより設けられている。この隙間93は、ギヤケース5とカバー6とに設けた位置決め部としの位置決め凸部53、位置決め当接面63により形成維持されている。位置決め部としの位置決め凸部53、位置決め当接面63は、図13に示すように、回転力伝達機構7が収納されている電動格納ユニット3内に設けられている。
水受け溝91の底は、外側(ギヤケース5の立壁50の外側面側)から内側(ギヤケース5の立壁50の内側面側)にかけて上り勾配で傾斜している。すなわち、水受け溝91の外側の壁面は、垂直であり、水受け溝91の内側の壁面は、外側から内側にかけて下から上に傾斜している。この結果、水受け溝91中の水Wは、図11(B)に示すように、水受け溝91の外側に寄って溜まる。また、水受け溝91の外側の垂直な壁面は、水切りリップ部92の外側(カバー6の嵌合壁60側)の垂直な壁面よりも外側に位置する。
下側拡幅空間部9Dは、ギヤケース5の立壁50の上端部の外側面のうち上側狭幅通路部90Uと下側狭幅通路部90Dとの間の部分に凹部94を形成することにより設けられている。この下側拡幅空間部9Dにおけるギヤケース5の立壁50の外側面すなわち凹部94の底面とカバー6の嵌合壁60の内側面との間の幅は、拡幅されている。
上側狭幅通路部90Uと下側狭幅通路部90Dとは、ギヤケース5の立壁50の上端部の外側面のうち凹部94の上側の部分と下側の部分とにそれぞれ凸部95を形成することにより設けられている。この上側狭幅通路部90Uおよび下側狭幅通路部90Dにおけるギヤケース5の立壁50の外側面すなわち凸部95の頂面は、ギヤケース5の立壁50の外側面よりも外側に突出している。凸部95の頂面とカバー6の嵌合壁60の内側面とは、相互に当接していて、その間の幅は、狭まれている。
上側狭幅通路部90Uにおけるギヤケース5の立壁50の外側面すなわち凸部95の頂面には、複数本の上側水浸入速度低下溝99Uが周方向にかつ上下に設けられている。下側狭幅通路部90Dにおけるギヤケース5の立壁50の外側面すなわち凸部95の頂面には、複数本の下側水浸入速度低下溝96Dが周方向にかつ上下に設けられている。
ギヤケース5の立壁50の上端部には、水受け溝91中の水Wを下側拡幅空間部9D側に排出する上側排水溝97Uが複数個設けられている。なお、上側排水溝97Uは、1個でも良い。
上側排水溝97Uは、図7に示すように、後述する下側排水溝97Dと上下に互い違いの箇所であって、ギヤケース5の車両の内側(この例では、左側)と外側(この例では、右側)以外の箇所に設けられている。また、上側排水溝97Uは、ミラーアセンブリ4のミラーハウジング40の開口部の縁とミラー41の縁との間の隙間42に対向する箇所以外の箇所に設けられている。これにより、隙間42からミラーアセンブリ4内(ミラーハウジング40およびミラー41の内部)に入った水Wが上側排水溝97Uを経て電動格納ユニット3内に浸入するのを防ぐことができる。
下側狭幅通路部90Dにおけるギヤケース5には、下側拡幅空間部9D中の水Wを電動格納ユニット3の外側(外部)に排出する下側排水溝97Dが設けられている。下側排水溝97Dは、図9に示すように、ギヤケース5の車幅方向の内側と外側(車幅方向の内側と外側付近)にそれぞれ設けられている。このギヤケース5の車幅方向の内側と外側は、ミラーアセンブリ4のミラーハウジング40の開口部の縁とミラー41の縁との間の隙間42に対向する箇所以外の箇所である。これにより、下側排水溝97Dは、ギヤケース5のうち、隙間42に対向する箇所以外の箇所に設けられている。
ギヤケース5の立壁50の外面のうち下側排水溝97Dから下側の箇所には、延長排水溝98が前後方向に設けられている。延長排水溝98は、ギヤケース5の車幅方向の内側と外側において、車両の後方E側から車両の前方F側に水(W)が連通するように設けられている。
(実施形態の作用の説明)
この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
(電動格納の説明)
まず、図1に示すように、ミラーアセンブリ4が使用位置Aに位置する状態(使用状態)において、自動車の室内のスイッチ(図示せず)を操作して、コネクタ79、ソケットS、基板78を介してモータMに給電してモータMを駆動させる。すると、モータMの回転力は、出力軸、減速機構の第1ウォームギヤ71、ヘリカルギヤ72、第2ウォームギヤ73を介してシャフト20に固定されたクラッチギヤ74に伝達される。このとき、クラッチギヤ74は、クラッチホルダ75と共に、シャフト20に対して回転不可能の状態にあるので、減速機構の第2ウォームギヤ73がモータMから伝達された回転力によりクラッチギヤ74を固定ギヤとしてシャフト20の中心線G(回転中心線G)回りに回転移動する。この回転移動により電動格納ユニット3を内蔵したミラーアセンブリ4は、図1に示すように、シャフト20の中心線G回りに使用位置Aから後方格納位置Bへと上から見て時計方向に回転移動する。
(電動復帰の説明)
つぎに、図1に示すように、ミラーアセンブリ4が後方格納位置Bに位置する状態(格納状態)において、自動車の室内のスイッチ(図示せず)を操作してモータMを駆動させる。すると、モータMの回転力が減速機構を介して回転不可能の状態にあるクラッチギヤ74に伝達される。これにより、電動格納ユニット3を内蔵したミラーアセンブリ4は、図1に示すように、シャフト20の中心線G回りに後方格納位置Bから使用位置Aへと上から見て反時計方向に回転移動する。
(緩衝回転の説明)
また、図1に示すように、使用位置Aに位置するミラーアセンブリ4に上から見て時計方向または反時計方向の力であって、電動回転力よりも大きい力(手動による力、何かがミラーアセンブリ4に当たったときの力)がかかる。すると、ミラーアセンブリ4に取り付けられているギヤケース5が上から見て時計方向または反時計方向に回転移動しようとする。このとき、クラッチホルダ75は、シャフト20に回転不可能に嵌合されているので、クラッチギヤ74がクラッチホルダ75を押し上げて、クラッチギヤ74とクラッチホルダ75との嵌合状態が外れる。このとき、クラッチホルダ75は、スプリング76のスプリング力に抗して移動(上昇)する。
この結果、ギヤケース5(カバー6、モータM、回転力伝達機構7を含む)は、上から見て時計方向に回転移動する。これにより、図1に示すように、ミラーアセンブリ4は、使用位置Aから後方格納位置Bへと上から見て時計方向に、または、使用位置Aから前方傾倒位置Cへと上から見て反時計方向に緩衝作用のために回転移動する。
(緩衝回転の復帰の説明)
つぎに、図1に示すように、緩衝回転移動して後方格納位置Bまたは前方傾倒位置Cに位置するミラーアセンブリ4に、上から見て反時計方向または時計方向の力をかける。すると、ミラーアセンブリ4が後方格納位置Bまたは前方傾倒位置Cから使用位置Aへと上から見て反時計方向または時計方向に回転移動する。このとき、クラッチギヤ74と断状態にあるクラッチホルダ75がスプリング76のスプリング力により移動(下降)して、クラッチギヤ74とクラッチホルダ75とが続状態となる。
(遮水作用の説明)
以下、遮水作用について、図7〜図11を参照して説明する。なお、図9、図10においては、水Wや水蒸気Wの浸入路を、明確にするために、太い実線矢印や太い破線矢印で示す。
通常の雨の場合においては、水Wがミラーアセンブリ4に対して上から下に流れるので、水Wがミラーアセンブリ4の内部に配置されている電動格納ユニット3内に浸入するようなことはない。しかしながら、車両の洗車時においては、図8に示すように、高圧の水Wをミラーアセンブリ4に、車両の後方E側から車両の前方F側に、すなわち、ミラー41側から噴射させる場合がある。この場合においては、水Wが、ミラーアセンブリ4のミラーハウジング40の開口部の縁とミラー41の縁との間の隙間42からミラーアセンブリ4の内部に入って、電動格納ユニット3に当たって電動格納ユニット3内に浸入する可能性が有る。
ここで、隙間42からミラーアセンブリ4の内部に入った水Wの大部分は、図9に示すように、電動格納ユニット3内に浸入せずに、電動格納ユニット3の車幅方向の内側と外側との下側排水溝97Dの下側の延長排水溝98を通って、車両の後方E側から車両の前方F側に、すなわち、ミラーハウジング40の車両の前方F側(奥側)に向かう。一方、隙間42からミラーアセンブリ4の内部に入った水Wの残りの一部は、図7、図10(B)に示すように、下側狭幅通路部90Dを通って下側拡幅空間部9D中に浸入する場合がある。なお、この時、複数本の下側水浸入速度低下溝96Dにより、水Wの浸入速度が落ちる(下がる)。
下側拡幅空間部9D中に浸入した水Wは、図10(C)に示すように、広い空間の下側拡幅空間部9Dにおいて、浸入速度をさらに落として(下げて)、下側拡幅空間部9Dから上側に上がらずに溜まる。下側拡幅空間部9Dにおいて溜まった水Wは、図7、図10(E)に示すように、下側拡幅空間部9Dに沿って流れ、車幅方向の内側と外側とに設けられている下側排水溝97Dから電動格納ユニット3の外側に排出される。
ここで、水W(水滴)の一部が、図10(D)に示すように、下側拡幅空間部9Dにおいて残る可能性が有る。下側拡幅空間部9Dにおいて残った水Wは、図7、図10(D)中の破線矢印および太い破線矢印に示すように、気温の上昇によって水蒸気Wとなり、上側狭幅通路部90Uを通って上側拡幅空間部9U中に浸入する可能性が有る。なお、この時、複数本の上側水浸入速度低下溝99Uにより、水蒸気Wの浸入速度が落ちる(下がる)。
水蒸気Wとなって上側拡幅空間部9U中に浸入した水W(水分)は、図11(A)に示すように、水切りリップ部92の外側の垂直な壁面で再度液化する。再度液化した水Wは、ある程度大きくなると、図11(B)に示すように、水切りリップ部92から水受け溝91に落下する。水受け溝91に落下した水Wは、図11(C)に示すように、水受け溝91に沿って流れ、もしくは、水受け溝91を伝わり、上側排水溝97Uから下側拡幅空間部9Dに排出される。この下側拡幅空間部9Dに排出された水Wは、前記の通り、図7、図10(E)に示すように、下側拡幅空間部9Dに沿って流れ、下側排水溝97Dから電動格納ユニット3の外側に排出される。
ここで、水受け溝91の底は、外側から内側にかけて上り勾配で傾斜しているので、水Wは、図11(B)に示すように、水受け溝91の外側に溜まる。このため、水受け溝91の外側に溜まった水Wは、図11(C)に示すように、上側排水溝97Uから下側拡幅空間部9Dに排出され易い。一方、水受け溝91の外側の垂直な壁面は、水切りリップ部92の外側の垂直な壁面よりも外側に位置する。このため、上側排水溝97Uから排出しきれず残った水Wが再び水蒸気となっても、その水W(水分)は、前記の通り、図11(A)に示すように、水切りリップ部92の外側の垂直な壁面で再再度液化して、水受け溝91に落下する。この結果、水W(水分)は、上側拡幅空間部9Uから、モータMおよび回転力伝達機構7が収納されている電動格納ユニット3内に浸入しない。
(実施形態の効果の説明)
この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、ギヤケース5の立壁50の上端部の外側面とカバー6の嵌合壁60の内側面との間に上側狭幅通路部90Uと、下側拡幅空間部9Dと、下側狭幅通路部90Dとを周方向にかつ上下にそれぞれ設けたものである。この結果、この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、前記の特許文献1のドアミラー装置と同様の効果を達成することができる。
特に、この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、ギヤケース5の立壁50の上端面とカバー6の覆い壁61の下面との間に上側拡幅空間部9Uを周方向に設け、立壁50の上端面に水受け溝91を周方向に設け、覆い壁61の下面に水切りリップ部92を周方向にかつ水受け溝91に対向して設けたものである。この結果、この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、下側拡幅空間部9Dにおいて残った水Wが、気温の上昇によって水蒸気Wとなり、上側狭幅通路部90Uを通って上側拡幅空間部9U中に浸入したとしても、水切りリップ部92の外側の垂直面で再度液化し、この再度液化した水Wが水切りリップ部92から水受け溝91に落下する。これにより、この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、下側拡幅空間部9Dにおいて残った水Wが、気温の上昇によって水蒸気Wとなり、上側狭幅通路部90Uを通って、電動格納ユニット3内に浸入するのを防ぐことができる。
しかも、この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、立壁50の上端面と覆い壁61の下面との間に上側拡幅空間部9Uを設けたので、上側狭幅通路部90Uを通った水蒸気Wが、毛管現象により、上側拡幅空間部9Uよりも先の電動格納ユニット3内に浸入するのを防ぐことができる。
この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、下側狭幅通路部90Dにおける立壁50の外側面に複数本の下側水浸入速度低下溝96Dを周方向に設けたものである。この結果、この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、下側狭幅通路部90Dを通る水Wの浸入速度が、複数本の下側水浸入速度低下溝96Dにより落ちる。これにより、この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、水Wが下側狭幅通路部90Dを通って下側拡幅空間部9D中に浸入するのを遅らせることができ、その分、水Wが電動格納ユニット3内に浸入するのを防ぐことができる。
この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、上側狭幅通路部90Uにおける立壁50の外側面に複数本の上側水浸入速度低下溝99Uを周方向に設けたものである。この結果、この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、下側拡幅空間部9D中の水Wが気温の上昇によって水蒸気Wとなっても、上側狭幅通路部90Uを通る水蒸気Wの浸入速度が、複数本の上側水浸入速度低下溝99Uにより落ちる。これにより、この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、水蒸気Wが上側狭幅通路部90Uを通って上側拡幅空間部9U中に浸入するのを遅らせることができ、その分、水Wが電動格納ユニット3内に浸入するのを防ぐことができる。
この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、水受け溝91の底が、外側から内側にかけて上り勾配で傾斜している。この結果、この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、水切りリップ部92から水受け溝91に落下した水Wが水受け溝91の外側に溜まり易いので、水受け溝91に溜まった水Wが溜まり易い外側から内側を経て電動格納ユニット3内に浸入するのを防ぐことができる。
この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、水受け溝91の外側の垂直な壁面が水切りリップ部92の外側の垂直な壁面よりも外側に位置するものである。この結果、この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、水受け溝91の外側に溜まった水Wが再び水蒸気となっても、その水蒸気Wが水切りリップ部92の外側の垂直な壁面で再再度液化して水受け溝91に落下するので、水受け溝91の外側に溜まった水Wが水蒸気Wとなって電動格納ユニット3内に浸入するのを防ぐことができる。
この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、ギヤケース5の立壁50の上端部に、水受け溝91中の水Wを下側拡幅空間部9D側に排出する上側排水溝97Uを設けたものである。この結果、この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、水受け溝91に溜まった水Wを上側排水溝97Uを経て下側拡幅空間部9D側に排出させることができるので、水Wが水受け溝91を経て電動格納ユニット3内に浸入するのを防ぐことができる。
この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、下側狭幅通路部90Dにおけるギヤケース5の立壁50に、下側拡幅空間部9D中の水Wを電動格納ユニット3の外側に排出する下側排水溝97Dを、設けたものである。この結果、この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、下側拡幅空間部9Dに溜まった水Wを下側排水溝97Dを経て電動格納ユニット3の外側に排出させることができるので、水Wが下側拡幅空間部9Dを経て電動格納ユニット3内に浸入するのを防ぐことができる。
この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、下側排水溝97Dを、ギヤケース5の車幅方向の内側と外側であって、ミラーアセンブリ4のミラーハウジング40の開口部の縁とミラー41の縁との間の隙間42に対向する箇所以外の箇所に設けたものである。この結果、この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、隙間42からミラーアセンブリ4内に浸入した水Wが下側排水溝97Dを経て下側拡幅空間部9Dに容易に浸入するのを防ぐことができる。
この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、上側排水溝97Uと下側排水溝97Dとを上下に互い違いの箇所に設けたので、上側排水溝97Uと下側排水溝97Dとが迷路状となる。この結果、この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、隙間42からミラーアセンブリ4内に浸入した水Wが、迷路状となる下側排水溝97Dを経て下側拡幅空間部9Dに浸入し、かつ、上側排水溝97Uを経て上側拡幅空間部9Uに浸入するのを防ぐことができる。
この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、ギヤケース5の立壁50の外面のうち下側排水溝97Dから下側の箇所に延長排水溝98を前後方向に設けたものである。この結果、この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、隙間42からミラーアセンブリ4内に入った水Wが、電動格納ユニット3内に浸入せずに、電動格納ユニット3の車幅方向の内側と外側との下側排水溝97Dの下側の延長排水溝98を通って、車両の後方E側から車両の前方F側に、すなわち、ミラーハウジング40の車両の前方F側(奥側)に向かう。これにより、この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、水Wが電動格納ユニット3内に浸入するのを防ぐことができる。
この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、嵌合部材8の嵌合凸部80と弾性変形嵌合片部81、一般嵌合片部810とを、ギヤケース5、カバー6の下側狭幅通路部90Dよりも下側に設けたものである。この結果、この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、嵌合部材8によるギヤケース5とカバー6との組み付け機能を、ギヤケース5とカバー6との間の防水構造による防水機能に影響を与えずに、十分に機能させることができる。また、この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、ギヤケース5とカバー6との間の防水構造による防水機能を、嵌合部材8によるギヤケース5とカバー6との組み付け機能に影響を与えずに、十分に機能させることができる。
この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、カバー6がシャフト20の中心線G方向に弾性変形する弾性変形嵌合片部81を有し、ギヤケース5、カバー6には、カバー6のギヤケース5に対するシャフト20の中心線G方向の位置を決める位置決め部としての位置決め凸部53、位置決め当接面63がそれぞれ設けられているものである。この結果、この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、弾性変形嵌合片部81の弾性作用と、位置決め部(位置決め凸部53、位置決め当接面63)の位置決め作用との相乗作用により、カバー6を位置決め基準まで下げて安定させることができる。
特に、この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、位置決め部としての位置決め凸部53、位置決め当接面63により、ギヤケース5の立壁50の上端面とカバー6の覆い壁61の下面との間に隙間93を形成維持することができる。この結果、この実施形態にかかる電動格納ユニット3、電動格納式ドアミラー装置1は、隙間93が形成維持されることにより、上側拡幅空間部9Uの水受け溝91および水切りリップ部92の防水作用をも維持することができる。
(実施形態以外の例の説明)
なお、前記の実施形態においては、図10に示すように、ギヤケース5の立壁50の上側狭幅通路部90U、下側狭幅通路部90Dにおける外側面すなわち凸部95の頂面がその他の部分の外側面よりも外側に突出しているものである。しかしながら、この発明においては、ギヤケース5の立壁50の上側狭幅通路部90U、下側狭幅通路部90Dにおける外側面とその他の部分の外側面とを面一にしても良い。
また、前記の実施形態においては、複数本の上側水浸入速度低下溝99U、下側水浸入速度低下溝96Dを、上側狭幅通路部90U、下側狭幅通路部90Dにおけるギヤケース5の立壁50の外側面すなわち凸部95の頂面に設けたものである。しかしながら、この発明においては、複数本の上側水浸入速度低下溝99U、下側水浸入速度低下溝96Dを、上側狭幅通路部90U、下側狭幅通路部90Dにおけるカバー6の嵌合壁60の内側面に設けたものであっても良いし、ギヤケース5の立壁50の外側面すなわち凸部95の頂面とカバー6の嵌合壁60の内側面との双方に設けたものであっても良い。しかも、上側水浸入速度低下溝99U、下側水浸入速度低下溝96Dは、1本であっても良い。
なお、この発明は、前記の実施形態により限定されるものではない。特に、水受け溝91および水切りリップ部92の形状や設ける位置、また、上側排水溝97Uおよび下側排水溝97Dの設ける個数や位置などは、前記の実施形態により限定されるものではない。
1 電動格納式ドアミラー装置(車両用アウトサイドミラー装置)
2 ベース
20 シャフト
3 電動格納ユニット
4 ミラーアセンブリ
40 ミラーハウジング
41 ミラー
42 隙間
5 ギヤケース
50 立壁
51 上部開口部
52 軸受部
53 位置決め凸部
55 軸受部
6 カバー
60 嵌合壁
61 覆い壁
62 保持部
63 位置決め当接面
7 回転力伝達機構
70 ストッパ部材
71 第1ウォームギヤ
72 ヘリカルギヤ
73 第2ウォームギヤ
730 軸
74 クラッチギヤ
75 クラッチホルダ
76 スプリング
77 プッシュナット
78 基板
79 コネクタ
8 嵌合部材
80 嵌合凸部
81 弾性変形嵌合片部
810 一般嵌合片部
84、840 嵌入開口部
9U 上側拡幅空間部
9D 下側拡幅空間部
90U 上側狭幅通路部
90D 下側狭幅通路部
91 水受け溝
92 水切りリップ部
93 隙間
94 凹部
95 凸部
99U 上側水浸入速度低下溝
96D 下側水浸入速度低下溝
97U 上側排水溝
97D 下側排水溝
98 延長排水溝
A 使用位置
B 後方格納位置
C 前方傾倒位置
D ドア(車体)
E 車両の後方
F 車両の前方
G 回転中心線(シャフト20の中心線)
H 第2ウォームギヤ73の回転中心線
I クリアランス
M モータ
S ソケット
W 水、水蒸気


Claims (11)

  1. 車体に対してミラーアセンブリを電動回転させる車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニットにおいて、
    前記車体にベースを介して固定されるシャフトと、
    前記シャフトに回転可能に取り付けられていてかつ前記ミラーアセンブリが取り付けられるギヤケースと、
    前記ギヤケースに取り付けられているカバーと、
    前記ギヤケースおよび前記カバー内に収納されているモータおよび回転力伝達機構と、
    を備え、
    前記ギヤケースは、上部が開口されていて、前記モータおよび前記回転力伝達機構の周囲を囲う立壁を有し、
    前記カバーは、前記立壁の上部の周囲を外側から嵌合する嵌合壁と、前記立壁の開口部を覆う覆い壁と、を有し、
    前記立壁の外側面と前記嵌合壁の内側面との間には、上側狭幅通路部と、下側拡幅空間部と、下側狭幅通路部とが周方向にかつ上下にそれぞれ設けられていて、
    前記立壁の上端面と前記覆い壁との間には、上側拡幅空間部が周方向に設けられていて、
    前記立壁の上端面には、水受け溝が周方向に設けられていて、
    前記覆い壁には、水切りリップ部が周方向にかつ前記水受け溝に対向して設けられている、
    ことを特徴とする車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニット。
  2. 前記上側狭幅通路部における前記立壁の外側面または前記嵌合壁の内側面の少なくとも一方には、上側水浸入速度低下溝が周方向に設けられていて、
    前記下側狭幅通路部における前記立壁の外側面または前記嵌合壁の内側面の少なくとも一方には、下側水浸入速度低下溝が周方向に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニット。
  3. 前記水受け溝の底は、前記立壁の外側面側から前記立壁の内側面側にかけて上り勾配で傾斜している、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニット。
  4. 前記水受け溝の前記立壁の外側面側の壁面は、前記水切りリップ部の前記嵌合壁側の壁面よりも前記立壁の外側面側に位置する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニット。
  5. 前記立壁には、前記水受け溝中の水を前記下側拡幅空間部側に排出する上側排水溝が少なくとも1個設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニット。
  6. 前記ミラーアセンブリは、後方に開口部を有するミラーハウジングと、前記ミラーハウジングの前記開口部に配置されたミラーと、を有し、
    前記下側狭幅通路部における前記立壁には、前記下側拡幅空間部中の水を外部に排出する下側排水溝が設けられていて、
    前記下側排水溝は、前記ミラーアセンブリが使用位置に位置する時に、前記ギヤケースの車幅方向の内側と外側とであって、前記ミラーハウジングの前記開口部の縁と前記ミラーの縁との間の隙間に対向する箇所以外の箇所にそれぞれ設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニット。
  7. 前記立壁には、前記水受け溝中の水を前記下側拡幅空間部側に排出する上側排水溝が少なくとも1個設けられていて、
    少なくとも1個の前記上側排水溝と少なくとも2個の前記下側排水溝とは、上下に互い違いに配置されている、
    ことを特徴とする請求項6に記載の車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニット。
  8. 前記立壁の外側面のうち前記下側排水溝から下側の箇所には、延長排水溝が前後方向に設けられている、
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニット。
  9. 前記ギヤケースと前記カバーとは、嵌合部材により、相互に組み付けられていて、
    前記嵌合部材は、
    前記ギヤケースのうち前記下側狭幅通路部よりも下側に設けられている嵌合凸部と、
    前記カバーのうち前記下側狭幅通路部よりも下側に設けられていて、前記嵌合凸部が嵌入する嵌入開口部を有し、前記嵌合凸部と相互に嵌合する嵌合片部と、
    を有し、
    前記嵌合片部は、前記シャフトの中心線方向に弾性変形して前記嵌合凸部と相互に嵌合する弾性変形嵌合片部、または、前記シャフトの中心線方向に弾性変形しないで前記嵌合凸部と相互に嵌合する一般嵌合片部、の少なくとも一方からなる、
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニット。
  10. 前記カバーは、少なくとも前記弾性変形嵌合片部を有し、
    前記ギヤケースおよび前記カバーには、前記カバーの前記ギヤケースに対する前記シャフトの中心線方向の位置を決める位置決め部がそれぞれ設けられている、
    ことを特徴とする請求項9に記載の車両用アウトサイドミラー装置の電動格納ユニット。
  11. 車体に固定されるベースと、
    前記の請求項1〜10のいずれか1項に記載の電動格納ユニットと、
    前記ベースに前記電動格納ユニットを介して回転可能に取り付けられているミラーアセンブリと、
    を備える、
    ことを特徴とする車両用アウトサイドミラー装置。

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