JP2020009625A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】電線の導体をより容易にコンタクトに接触させることが可能なコネクタを得る。【解決手段】コネクタ1は、被接続部材110に接続されるとともに電線100の導体102が接触することで、被接続部材110と導体102とが電気的に接続されるコンタクト2を備えている。そして、コンタクト2が、電線100における導体102が被覆体101で覆われた部位を、電線100が延在する電線延在方向Xと交差する交差方向Zに相対移動させることで導体102に接触する接触部4を備えている。【選択図】図1

Description

本開示は、コネクタに関する。
従来、コネクタとして、基板に接続されるとともに電線の導体が接触することで、基板と電線とを電気的に接続するコンタクトを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
WO2014/097521号公報
上記従来の技術では、電線の被覆体で覆われていない部位、すなわち、被覆体から露出させた導体を、コンタクトに形成された電線挿入空間に挿入することで、導体をコンタクトに接触させている。このように、上記従来の技術では、電線の導体をコンタクトに接触させる際に、被覆体で覆われた導体を露出させる必要があった。そのため、導体とコンタクトとの接触作業に手間がかかっていた。
そこで、本開示は、電線の導体をより容易にコンタクトに接触させることが可能なコネクタを得ることを目的とする。
本開示にかかるコネクタは、被接続部材に接続されるとともに電線の導体が接触することで、前記被接続部材と前記導体とが電気的に接続されるコンタクトを備えている。そして、前記コンタクトが、前記電線における前記導体が被覆体で覆われた部位を、前記電線が延在する電線延在方向と交差する交差方向に相対移動させることで前記導体に接触する接触部を備えている。
本開示によれば、電線の導体をより容易にコンタクトに接触させることが可能なコネクタを得ることができる。
コネクタの一使用例を示す図であって、コネクタと、コネクタに保持される電線と、コネクタが実装される回路基板と、を分解して示す斜視図である。 コネクタの一例を示す図であって、(a)は、斜視図、(b)は、平面図、(c)は、裏面図である。 コネクタの一例を示す図であって、(a)は、正面図、(b)は、背面図、(c)は、側面図である。 電線をコネクタに挿入保持する方法の一例を示す斜視図である。 電線をコネクタに挿入保持する方法の一例を示す側面図である。 電線をコネクタに挿入保持する方法の他の例を示す斜視図である。 電線をコネクタに挿入保持する際に用いられる治具の変形例を示す図であって、(a)は、押圧部を裏側から視た斜視図、(b)は、押圧部を示す裏面図である。 図7に示す治具を用いて電線をコネクタに挿入保持する方法の一例を示す図であって、(a)は、コンタクト上に電線を載置した状態を示す側面図、(b)は、コンタクトに電線を挿入した状態を示す側面図である。 一例として示したコネクタに保持される電線を示す図であって、(a)は、一例として示す電線の斜視図、(b)は、変形例として示す電線の斜視図、(c)は、他の変形例として示す電線の斜視図である。 コネクタの第1変形例を示す図であって、(a)は、斜視図、(b)は、平面図、(c)は、裏面図である。 コネクタの第1変形例を示す図であって、(a)は、正面図、(b)は、背面図、(c)は、側面図である。 コネクタの第2変形例を示す図であって、(a)は、斜視図、(b)は、平面図、(c)は、裏面図である。 コネクタの第2変形例を示す図であって、(a)は、正面図、(b)は、背面図、(c)は、側面図である。 コネクタの第3変形例を示す図であって、(a)は、斜視図、(b)は、平面図、(c)は、裏面図である。 コネクタの第3変形例を示す図であって、(a)は、正面図、(b)は、背面図、(c)は、側面図である。 コネクタの第4変形例を示す図であって、(a)は、斜視図、(b)は、平面図、(c)は、裏面図である。 コネクタの第4変形例を示す図であって、(a)は、正面図、(b)は、背面図、(c)は、側面図である。 コネクタの第5変形例を示す図であって、(a)は、斜視図、(b)は、平面図、(c)は、裏面図である。 コネクタの第5変形例を示す図であって、(a)は、正面図、(b)は、背面図、(c)は、側面図である。 コネクタの第6変形例を示す図であって、(a)は、斜視図、(b)は、平面図、(c)は、裏面図である。 コネクタの第6変形例を示す図であって、(a)は、正面図、(b)は、背面図、(c)は、側面図である。 コネクタの第7変形例を示す図であって、(a)は、斜視図、(b)は、側面図である。 コネクタの第8変形例を示す図であって、(a)は、斜視図、(b)は、平面図である。 コネクタの第9変形例を示す図であって、(a)は、斜視図、(b)は、平面図である。 コネクタの第10変形例を示す図であって、(a)は、斜視図、(b)は、裏面図である。 コネクタの第11変形例を示す図であって、(a)は、斜視図、(b)は、側面図である。 コネクタの第12変形例を示す図であって、(a)は、斜視図、(b)は、側面図である。 コネクタの第13変形例を示す図であって、(a)は、斜視図、(b)は、平面図、(c)は、裏面図である。 コネクタの第13変形例を示す図であって、(a)は、正面図、(b)は、背面図、(c)は、側面図である。 電線を第13変形例に示すコネクタに挿入保持する方法の一例を示す側面図である。 コネクタの第14変形例を示す斜視図である。 コネクタの第15変形例を示す斜視図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下では、電線をコンタクトに挿入する際に電線が延在する方向(電線延在方向)をX方向、電線をコンタクトに挿入する際に電線がコンタクトに対して相対移動する方向(電線延在方向と交差する交差方向)をZ方向として説明する。また、コンタクトの幅方向(電線延在方向および交差方向と交差する方向)をY方向として説明する。また、コンタクトに対して下方に相対移動させることで、電線をコンタクトに挿入させるようにした場合のZ方向を、上下方向と規定して説明する。
また、以下の実施形態およびその変形例には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、それら同様の構成要素には共通の符号を付与するとともに、重複する説明を省略する。
本実施形態にかかるコネクタ1は、図1〜図3に示すように、導電性を有する材料で形成されたコンタクト2を備えている。このコンタクト2は、図1に示すように、回路基板(被接続部材)110に実装(接続)されるものである。さらに、コンタクト2は、電線100をコンタクト2に対してZ方向の他方側(下側)に相対移動させることで、当該電線100が挿入されて、電線100の導体102をコンタクト2に接触させるものである。すなわち、コネクタ1は、コンタクト2を回路基板110に実装させつつ、電線100の導体102をコンタクト2に接触させることで、回路基板110と導体102とを電気的に接続するものである。
電線100は、図1に示すように、細長い円柱状をしており、導電性を有する導体102を、絶縁性を有する被覆体101によって覆うことで形成されている。この電線100の導体102は、例えば、1本の銅線(φ0.5)から成る単線(単芯線)で構成することができる(図9(a)参照)。
なお、図9(b)や図9(c)に示すような電線100を用いることも可能である。図9(b)や図9(c)に示す電線100では、導体102が撚り線で構成されている。
図9(b)には、7本の細い銅線(φ0.2)をストレート状に並設することで形成された導体102を被覆体101により覆うことで形成されたストレートタイプの電線100を例示している。一方、図9(c)には、7本の細い銅線(φ0.2)が螺旋状に巻かれたクロスタイプの電線100を例示している。
このように、撚り線を用いて導体102を形成すると、単線を用いた場合と比べて電線100に柔軟性を持たせることができ、配線の取り回しが容易になるという利点がある。
コンタクト2は、1枚の板状の金属板を金属加工(プレス加工)することにより形成されており、X方向に細長い略矩形状の底壁3を備えている。なお、底壁3の形状は、様々な形状とすることができ、平面視で多角形となるように形成されていてもよいし、円形となるように形成されていてもよい。
この底壁3は、回路基板110上に載置されるものであり、コンタクト2を回路基板110に実装させる実装部として機能させることができる。すなわち、底壁3の裏面(回路基板110と対向する面)32を回路基板110に実装される実装面として機能させることができる。このように、底壁3の裏面32を実装面とすることで、回路基板上の配置位置を比較的自由に設定することができる上、実装用のリードが不要になるという利点がある。
また、底壁3は、平板状に形成されており、底壁3の表面(上面)31側が電線100のコンタクト2に対するZ方向下側への移動を規制する移動規制部となっている。
このように、コンタクト2に移動規制部を設けるようにすれば、電線100がコンタクト2に対してZ方向へ相対移動し過ぎて、電線100と導体102との接触が外れてしまうのを抑制するための部材を新たに設ける必要がなくなる。すなわち、電線100を挿入し過ぎることによるコンタクト2からの外れ防止をコンタクト2のみで行うことができるようになる。
ここで、本実施形態では、電線100の導体102をより容易にコンタクト2に接触させることができるようにしている。
具体的には、電線100の導体102が被覆体101によって覆われた状態でコンタクト2に挿入されるようにしている。すなわち、電線100の被覆体101で覆われた部位をコンタクト2に挿入させるだけで、導体102をコンタクト2に接触させることができるようにしている。
本実施形態では、コンタクト2が、電線100における導体102が被覆体101で覆われた部位をZ方向に相対移動させることで、導体102に接触する圧接部(接触部)4を備えるようにしている。
この圧接部4は、底壁3のX方向の一端に上方に立ち上がるように連設されており、上方(Z方向、すなわち、交差方向の一方側)に開口する開口部42aを有するスリット(接触部側電線挿入空間)42を備えている。また、圧接部4は、スリット42を挟んでY方向に対向する一対の接触部側対向壁41,41を備えている。
本実施形態では、スリット42は、上下方向(Z方向)に貫通するように形成されており、このスリット42の上下方向の上方に、電線100が挿入される開口部42aが形成されている。そして、一対の接触部側対向壁41,41が、それぞれ、底壁3のX方向の一端に連設されている。なお、本実施形態では、一対の接触部側対向壁41,41の形状は、コンタクト2のY方向中央を通りY方向に垂直な平面に対して鏡面対称になっている。ただし、一対の接触部側対向壁41,41は、スリット42を挟んで対向していればよく、鏡面対称形状とする必要はない。
さらに、本実施形態では、一対の接触部側対向壁41,41が、Y方向(電線延在方向および交差方向と交差する方向)に沿って視た状態で略U字状をしている接触部側U字状部410,410をそれぞれ備えている。
接触部側U字状部410は、底壁3のX方向の一端に連設された屈曲部411と、屈曲部411に連設されて上方に立ち上がる立ち上がり部412と、を備えている。また、接触部側U字状部410は、立ち上がり部412に連設され、接触部側U字状部410の頂部となる略円弧状の連結部413と、連結部413に連設されて下方に立ち下がる立ち下がり部414と、を備えている。
このように、一対の接触部側対向壁41,41の頂部を略円弧状にすれば、電線100を挿入する際に、電線100が接触部側対向壁41に引っ掛かってしまうことが抑制され、より容易に電線100をスリット42内に挿入することができるようになる。
さらに、本実施形態では、立ち下がり部414は、下端面414aが底壁3の裏面32と略面一となるように形成されており、コンタクト2を回路基板110上に載置した際に、下端面414aおよび裏面32が回路基板110の表面に接触するようにしている。こうすることで、接触部側U字状部410の先端面(下端面414a)を、回路基板110に実装される実装部(接触部側接続部)として機能させることができるようにしている。
また、本実施形態では、略円弧状の連結部413は、Y方向内側が略円錐台状となるように形成されており、スリット42の上部(開口部42a側)が、下方に向かうにつれてY方向の幅が狭くなるようにしている(図3(a)参照)。
このように、連結部413のY方向内側を略円錐台状とすることで、接触部側対向壁41に、電線100をスリット42内に誘い込む誘い込み部417を形成している。
また、本実施形態では、接触部側対向壁41における誘い込み部417の下部には、エッジ部(破断部)415が形成されており、誘い込み部417によってスリット42内に誘い込まれた電線100の被覆体101がエッジ部415に接触するようにしている。本実施形態では、立ち上がり部412の上端のX方向の内側および立ち下がり部414のX方向の外側にエッジ部415が形成されるようにしている。
そして、被覆体101をエッジ部415に接触させた状態で電線100をさらにスリット42の奥側(下側)に挿入することで、被覆体101がエッジ部415によって引き剥がされる(破断される)ようにしている。
このように、本実施形態では、接触部側対向壁41は、開口部42aからスリット42に挿入される電線100の被覆体101を破断するエッジ部415を備えている。また、接触部側対向壁41は、エッジ部415よりも開口42a側に位置し、電線100の被覆体101をエッジ部415に誘い込む誘い込み部417を備えている。
さらに、本実施形態では、エッジ部415よりも奥側(下側)のスリット42の幅(Y方向の幅)が略一定となっており、電線100の導体102の直径よりも幅狭になっている。なお、導体102が撚り線で構成されている場合、スリット42のエッジ部415よりも奥側(下側)の幅は、束ねた撚り線全体の直径よりも狭くなっていればよい。
このように、スリット42のエッジ部415よりも奥側の幅を、電線100の導体102の直径よりも小さくすることで、電線100をエッジ部415よりも下方に挿入した際に、導体102が一対の接触部側対向壁41,41によって圧接されるようにしている。
すなわち、一対の接触部側対向壁41,41におけるエッジ部415よりもスリット42の奥側には、電線100の導体102を圧接する導体圧接部416が形成されている。
なお、本実施形態では、誘い込み部417は、Y方向の内側の端縁がエッジ部415とZ方向に重なるように形成されている。
さらに、本実施形態では、コンタクト2は、電線100における導体102が被覆体101で覆われた部位をZ方向に相対移動させることで、被覆体101を保持する被覆体保持部5を備えている。
この被覆体保持部5は、底壁3のX方向の他端に上方に立ち上がるように連設されており、Z方向の上方(交差方向の一方側)に開口する開口部52aを有するスリット(保持部側電線挿入空間)52を備えている。また、被覆体保持部5は、スリット52を挟んでY方向に対向する一対の保持部側対向壁51,51を備えている。
本実施形態では、スリット52は、上下方向(Z方向)に貫通するように形成されており、このスリット52の上下方向の上方に、電線100が挿入される開口部52aが形成されている。そして、一対の接触部側対向壁51,51が、それぞれ、底壁3のX方向の他端に連設されている。なお、本実施形態では、一対の保持部側対向壁51,51の形状も、コンタクト2のY方向中央を通りY方向に垂直な平面に対して鏡面対称になっている。ただし、一対の保持部側対向壁51,51も、スリット52を挟んで対向していればよく、鏡面対称形状とする必要はない。
また、スリット52は、導体102よりも径の大きい被覆体101を導入させやすいように、スリット42における導体圧接部416のY方向の幅よりも幅広となるように形成されている。さらに、本実施形態では、スリット52は、Y方向の幅が被覆体101の直径よりも小さくなるように形成されており、電線100の被覆体101が、圧入状態でスリット52内に挿入されるようにしている。
なお、スリット42のY方向の幅とスリット52のY方向の幅とを異ならせるようにすれば、圧接部4と被覆体保持部5とをより確実に区別することができ、コンタクト2を誤った状態で回路基板110に実装してしまうことを抑制することができるようになる。
さらに、本実施形態では、一対の保持部側対向壁51,51が、Y方向(電線延在方向および交差方向と交差する方向)に沿って視た状態で略U字状をしている保持部側U字状部510,510をそれぞれ備えている。
保持部側U字状部510は、底壁3のX方向の他端に連設された屈曲部511と、屈曲部511に連設されて上方に立ち上がる立ち上がり部512と、を備えている。また、保持部側U字状部510は、立ち上がり部512に連設され、保持部側U字状部510の頂部となる略円弧状の連結部513と、連結部513に連設されて下方に立ち下がる立ち下がり部514と、を備えている。
このように、一対の保持部側対向壁51,51の頂部を略円弧状にすれば、電線100を挿入する際に、電線100が保持部側対向壁51に引っ掛かってしまうことが抑制され、より容易に電線100をスリット52内に挿入することができるようになる。
さらに、本実施形態では、立ち下がり部514は、下端面514aが底壁3の裏面32と略面一となるように形成されており、コンタクト2を回路基板110上に載置した際に、下端面514aも、裏面32および下端面414aとともに回路基板110の表面に接触するようにしている。こうすることで、保持部側U字状部510の先端面(下端面514a)を、回路基板110に実装される実装部(保持部側接続部)として機能させることができるようにしている。
また、本実施形態では、略円弧状の連結部513は、Y方向内側が略円錐台状となるように形成されており、スリット52の上部(開口部52a側)が、下方に向かうにつれてY方向の幅が狭くなるようにしている(図3(b)参照)。
このように、連結部513のY方向内側を略円錐台状とすることで、保持部側対向壁51に、電線100をスリット52内に誘い込む誘い込み部516を形成している。
また、本実施形態では、保持部側対向壁51における誘い込み部516の下部には、抜け止め部515が形成されている。そして、このような抜け止め部515を形成することで、誘い込み部516によってスリット52内に誘い込まれた電線100の被覆体101が上方へ移動してコンタクト2(被覆体保持部5)から抜け出てしまうことを抑制できるようにしている。本実施形態では、連結部513と立ち下がり部514との連結部分を段差状にすることで、抜け止め部515が形成されるようにしている。
このように、本実施形態では、保持部側対向壁51は、被覆体保持部5に保持された電線100の抜けを抑制する抜け止め部515を備えている。こうすることで、保持部側対向壁51にカシメ加工等の処理を施すことなく(保持部側対向壁51を塑性変形させることなく)電線100の抜けを抑制することができるようにしている。
そして、このような構成をしたコンタクト2への電線100の挿入は、例えば、図4および図5に示す治具120を用いて行うことができる。
図4および図5に示す治具120は、作業者等が把持する把持部121と、把持部121に連設されて、保持された電線100に押圧力(挿入力)を加える押圧部122と、を備えている。
また、押圧部122は、電線100の圧接部4に挿入される部位よりもX方向の外側を挟持して保持する第1電線挟持部122bと、電線100の被覆体保持部5に挿入される部位よりもX方向の外側を挟持して保持する第2電線挟持部122cと、を備えている。
さらに、押圧部122には、Z方向に貫通する貫通孔122aが形成されており、電線100をコンタクト2に挿入させる際に、この貫通項122aから電線100やコンタクト2を覗き込むことができるようになっている。
そして、このような治具120を用いると、例えば、以下のようにして電線100をコンタクト2に挿入させることができる。
まず、第1電線挟持部122bおよび第2電線挟持部122cによって、電線100を2箇所で挟持する。
このとき、電線100の先端側の導体102が圧接部4に圧接され、根元側の被覆体101が被覆体保持部5に保持されるようにするのが好ましい。すなわち、第1電線挟持部122bにより電線100の先端側が挟持され、第2電線挟持部122cにより電線100の根元側が挟持されるようにするのが好ましい。
こうすれば、電線100が上下方向(Z方向)にあおられた場合等に電線100に加えられる力が、圧接部4に圧接された導体102に伝達されてしまうことが抑制される。すなわち、電線100が上下方向(Z方向)にあおられた場合等に、圧接部4に圧接された導体102が圧接部4から外れてしまうことが抑制されることになる。その結果、導体102とコンタクト2との電気的接続を、より確実に維持することができるようになる。
次に、電線100の第1電線挟持部122bにより挟持された部位と第2電線挟持部122cにより挟持された部位との間の被覆体101を、開口部42aおよび開口部52a上に配置させる(図5参照)。そして、被覆体101を開口部42aおよび開口部52a上に配置させた状態で、治具120の押圧体122を下方に押圧する。
こうすれば、被覆体101がスリット42内およびスリット52内に挿入されて、電線100がコンタクト2に挿入される。
このとき、スリット42上に配置された被覆体101は、まず初めに、誘い込み部417によってエッジ部415に誘い込まれてエッジ部415に接触する。そして、被覆体101をエッジ部415に接触させた状態で電線100がさらにスリット42の奥側(下側)に挿入されることで、被覆体101がエッジ部415によって引き剥がされる(破断される)。そして、被覆体101が引き剥がされることによって、剥き出しの導体102がエッジ部415よりもスリット42の奥側に挿入される。そして、剥き出しの導体102が一対の接触部側対向壁41,41に形成された導体圧接部416に圧接されて、導体102とコンタクト2とが電気的に接続される。
一方、スリット52上に配置された被覆体101は、誘い込み部516によってスリット52内に誘い込まれて、スリット52の奥側に挿入される。このとき、被覆体101は、上方に移動した際に被覆体101の上部が抜け止め部515の下端に接触するように、スリット52内に挿入される。
したがって、電線100は、導体102が圧接部4に圧接されるとともに、被覆体101が被覆体保持部5に圧入保持された状態で、コンタクト2に挿入されることになる。なお、電線100を圧接部4に挿入する際には、一対の接触部側対向壁41,41が弾性変形しつつ、被覆体101が潰れるように変形することになる。同様に、電線100を被覆体保持部5に挿入する際には、一対の保持部側対向壁51,51が弾性変形しつつ、被覆体101が潰れるように変形することになる。
このように、本実施形態では、ハウジングや蓋部材等を用いずに、コンタクト2のみを備えるコネクタ1によって電線100の導体102と回路基板110とが電気的に接続されるようにしている。こうすれば、コネクタ1を小型化することができ、回路基板110上におけるコネクタ1の配置スペースをより小さくすることができる。
また、本実施形態では、上方に開口した状態のコンタクト2に対して、導体102を露出させていない電線100を下方に相対移動させるだけで、導体102が圧接部4に圧接されるとともに、被覆体101が被覆体保持部5に圧入保持されるようにしている。すなわち、電線100をコンタクト2に挿入した後に、一対の接触部側対向壁41,41や一対の保持部側対向壁51,51を塑性変形させないようにしている。こうすれば、電線100をコンタクト2に対して挿抜させることができ、コンタクト2を繰り返し使用することができるようになる。
なお、図4および図5には、電線100を2箇所で挟持する治具120を例示したが、3箇所以上で電線100を挟持するようにしてもよく、例えば、図6に示す治具120を用いて電線100をコンタクト2に挿入させることができる。
図6には、電線100の第1電線挟持部122bにより挟持された部位と第2電線挟持部122cにより挟持された部位との間の被覆体101を第3電線挟持部122dで挟持する治具120を例示している。このように、電線100の第1電線挟持部122bにより挟持された部位と第2電線挟持部122cにより挟持された部位との間も挟持すれば、コンタクト2へ挿入する際に電線100が撓んでしまうことを抑制することができる。
また、図7および図8に示す治具120を用いて電線100をコンタクト2に挿入させることもできる。
図7および図8に示す治具120も、保持された電線100に押圧力(挿入力)を加える押圧部122を備えている。そして、この押圧部122は、電線100の圧接部4に挿入される部位よりもX方向の外側を挟持して保持する第1電線挟持部122bと、電線100の被覆体保持部5に挿入される部位よりもX方向の外側を挟持して保持する第2電線挟持部122cと、を備えている。
また、第1電線挟持部122bおよび第2電線挟持部122cのX方向の内側下部には、下方かつX方向の外側に傾斜するテーパ部122eが形成されており、このテーパ部122eを、位置ずれした治具120を正規の位置に戻すためのガイド部として機能させている。
さらに、押圧部122は、第1電線挟持部122bおよび第2電線挟持部122cに保持した電線100の上部を押圧する押圧壁を備えている。この押圧壁は、電線100の第1電線挟持部122bにより挟持された部位と第2電線挟持部122cにより挟持された部位との間の中央部を下方に押圧する第1押圧壁122fを備えている。また、圧接部4に挿入される部位および被覆体保持部5に挿入される部位の頂部を押圧する第2押圧壁122gを備えている。
第1押圧壁122fは、Y方向の幅が広い壁部で、X方向に並設される第1電線挟持部122bと第2電線挟持部122cとの間に設けられている。一方、第2押圧壁122gは、電線100をコンタクト2に挿入する際に、コンタクト2に干渉しないようにY方向の幅が狭くなっている。この第2押圧壁122gは、第1押圧壁122fのX方向両側に形成されている。図7および図8に示す治具120では、一方の第2押圧壁122gが第1押圧壁122fと第1電線挟持部122bとを連設するように形成されており、他方の第2押圧壁122gが第1押圧壁122fと第2電線挟持部122cとを連設するように形成されている。
さらに、図7および図8に示す押圧部122も、Z方向に貫通する貫通孔122aが形成されており、電線100をコンタクト2に挿入させる際に、この貫通項122aから電線100やコンタクト2を覗き込むことができるようになっている。
このような治具120を用いれば、電線100をコンタクト2に挿入させる際に、電線100の第1電線挟持部122bにより挟持された部位と第2電線挟持部122cにより挟持された部位との間の全体が押圧されることになる。そのため、より確実に電線100の撓みを抑制し、よりスムーズに電線100をコンタクト2に挿入させることができるようになる。
なお、図7および図8には、第1押圧壁122fおよび第2押圧壁122gを備えるものを例示したが、第1押圧壁122fおよび第2押圧壁122gのうちいずれか一方の押圧壁のみ備える構成としてもよい。
以上説明したように、本実施形態では、コネクタ1は、回路基板(被接続部材)110に接続されるとともに電線100の導体102が接触することで、回路基板110と導体102とが電気的に接続されるコンタクト2を備えている。
そして、コンタクト2が、電線100における導体102が被覆体101で覆われた部位を、Z方向(電線が延在する電線延在方向と交差する交差方向)に相対移動させることで導体102に接触する圧接部(接触部)4を備えている。
こうすれば、導体102を露出させていない電線100をコンタクト2に対してZ方向に相対移動させるだけで、導体102を圧接部4に接触させることができる。すなわち、導体102をコンタクト2に接触させる前に、電線100の被覆体101を剥がして導体102を露出させる必要がなくなる。そのため、電線100の導体102をより容易にコンタクト2に接触させることができるようになる。
このように、本実施形態によれば、電線100の導体102をより容易にコンタクト2に接触させることが可能なコネクタ1を得ることができる。
また、圧接部4が、Z方向の一方側に開口する開口部42aを有するスリット(接触部側電線挿入空間)42と、スリット42を挟んで対向する接触部側対向壁41と、を備えるようにしてもよい。
そして、接触部側対向壁41が、開口部42aからスリット42に挿入される電線100の被覆体101を破断するエッジ部(破断部)415を備えるようにしてもよい。
こうすれば、導体102の周囲に被覆された被覆体101をより確実にエッジ415にて引き剥がすことができるようになるため、より確実に導体102をコンタクト2に接触させることができるようになる。なお、被覆体101のエッジ415に接触する部位のみを引き剥がすようにすれば、電線100をスリット42に挿入させた際に、接触部側対向壁41,41のX方向の両側に被覆体101が存在することになる。そのため、スリット42に挿入させた電線100がX方向に引っ張られた際には、接触部側対向壁41,41のX方向の両側に存在する被覆体101によって、電線100のX方向への移動を規制することができるようになる。
また、接触部側対向壁41が、エッジ部415と、エッジ部415よりもスリット42の奥側に位置して電線100の導体102を圧接する導体圧接部416と、を備えるようにしてもよい。
こうすれば、被覆体101が引き剥がされた導体102を、より強固に接触部側対向壁41で保持することができ、導体102とコンタクト2との接触信頼性をより向上させることができる。また、エッジ部415にて被覆体101を引き剥がした後に、剥き出しの導体102を導体圧接部416にて圧接させる構成としているため、より確実に導体102を導体圧接部416で圧接することができる。
また、接触部側対向壁41が、エッジ部415よりもスリット42の開口側に位置し、電線100の被覆体101をエッジ部415に誘い込む誘い込み部417を備えるようにしてもよい。
こうすれば、より確実に被覆体101をエッジ部415に接触させることができるようになるため、被覆体101をエッジ部415によって、より確実に引き剥がすことができるようになる。
また、接触部側対向壁が、Y方向(電線延在方向および交差方向と交差する方向)に沿って視た状態で略U字状をしている接触部側U字状部410を備えるようにしてもよい。
こうすれば、圧接部4の強度が低下してしまうことを抑制しつつコンタクト2の板厚を薄くすることができ、コネクタ1の小型化を図ることができるようになる。
また、接触部側U字状部410の先端面(下端面414a)が回路基板110に実装(接続)されるようにしてもよい。
こうすれば、コンタクト2をより強固に回路基板110に実装(接続)させることができるようになる。また、治具120等を用いて電線100をコンタクト2に挿入させる場合に、治具120等や電線10から圧接部4に加えられた力によって圧接部4が変形(塑性変形)してしまうことを抑制することができるようになる。例えば、接触部側U字状部41や保持部側U字状部51がX方向に倒れ込んでしまうことを抑制することができるようになる。
また、コンタクト2が、圧接部4が連設されて回路基板110上に載置される底壁3を備えるようにしてもよい。
こうすれば、より安定した姿勢でコンタクト2を回路基板110に接続させることができるため、より容易に電線100を圧接部4のスリット42に挿入させることができるようになる。
また、底壁3の裏面(回路基板110と対向する面)32が回路基板110に実装される実装面となるようにしてもよい。
こうすれば、コンタクト2をより容易に回路基板110に実装させることができるようになる。また、コンタクト2の回路基板110への実装領域(実装面積)が比較的大きくなるため、コンタクト2をより強固に回路基板110に実装させることができるようになる。
また、コンタクト2が、電線100における導体102が被覆体101で覆われた部位を、Z方向に相対移動させることで被覆体101を保持する被覆体保持部5を備えるようにしてもよい。
こうすれば、電線100をより確実にコンタクト2によって保持することができる。すなわち、電線100の導体102とコンタクト2との電気的な接続が解除されてしまうことをより確実に抑制することができるようになる。そのため、導体102とコンタクト2との接触信頼性をより向上させることができる。
また、被覆体保持部5が、Z方向の一方側に開口する開口部52aを有するスリット(保持部側電線挿入空間)52と、スリット52を挟んで対向する保持部側対向壁51と、を備えるようにしてもよい。
そして、保持部側対向壁51が、被覆体保持部5に保持された電線100の抜けを抑制する抜け止め部516を備えるようにしてもよい。
こうすれば、電線100の被覆体101が被覆体保持部5に保持された状態をより確実に維持することができるようになる。すなわち、電線100をより確実にコンタクト2によって保持することができるようになる。
また、保持部側対向壁51が、Y方向に沿って視た状態で略U字状をしている保持部側U字状部510を備えるようにしてもよい。
こうすれば、被覆体保持部5の強度が低下してしまうことを抑制しつつコンタクト2の板厚を薄くすることができ、コネクタ1の小型化を図ることができるようになる。
また、保持部側U字状部510の先端面(下端面514a)が回路基板110に接続されるようにしてもよい。
こうすれば、コンタクト2をより強固に回路基板110に実装(接続)させることができるようになる。また、治具120等を用いて電線100をコンタクト2に挿入させる場合に、治具120等や電線10から被覆体保持部5に加えられた力によって被覆体保持部5が変形(塑性変形)してしまうことを抑制することができるようになる。
また、コンタクト2が、被覆体保持部5が連設されて回路基板110上に載置される底壁3を備えるようにしてもよい。
こうすれば、より安定した姿勢でコンタクト2を回路基板110に接続させることができるため、より容易に電線100を被覆体保持部のスリット52に挿入させることができるようになる。
次に、コンタクトの変形例を説明する。
コンタクト2の形状は、図10および図11に示す形状とすることも可能である。
図10および図11に示すコンタクト2も、上記実施形態で示したコンタクト2と同様に、底壁3を備えている。また、底壁3のX方向の一端に上方に立ち上がるように連設された圧接部(接触部)4と、底壁3のX方向の他端に上方に立ち上がるように連設された被覆体保持部5と、を備えている。
ここで、図10および図11に示すコンタクト2では、接触部側対向壁41および保持部側対向壁51が、Y方向に沿って視た状態で略U字状をしていない。
すなわち、図10および図11に示すコンタクト2は、側面視(Y方向に沿って視た状態)で、全体が略U字状をしている(図11(c)参照)。したがって、接触部側対向壁41および保持部側対向壁51は、底壁3から上方に立ち上がる立ち上がり片のみで形成されている。なお、図10および図11に示すコンタクト2は、強度の低下を抑制するために、上記実施形態で示したコンタクト2よりも板厚が厚くなっている。
また、図10および図11に示すコンタクト2では、導体圧接部416のX方向の長さが、エッジ部415のX方向の長さよりも短くなっており、導体圧接部416がエッジ部415よりも幅狭に形成されている。図10および図11には、導体圧接部416のX方向の両側に面取りを施すことで、導体圧接部416がエッジ部415よりも幅狭となるようにした構成を示している。
このようなコンタクト2を用いても、上記実施形態に示すコンタクト2とほぼ同様の作用、効果を奏することができる。
また、図10および図11に示すコンタクト2では、接触部側対向壁41および保持部側対向壁51を、底壁3から上方に立ち上がる立ち上がり片のみで形成している。そのため、上記実施形態で示したコンタクト2よりも、構成の簡素化を図ることができ、より容易に製造することができる。
また、図10および図11に示すコンタクト2では、導体圧接部416のX方向(電線延在方向)の長さが、エッジ部415のX方向の長さよりも短くなっている。こうすることで、被覆体101を比較的幅広く引き剥がしつつ、被覆体101が引き剥がされて剥き出しになった導体102の一部を導体圧接部416にて圧接させる構成としている。そのため、より確実に導体102を圧接することができる。また、比較的小さな面積で導体102を圧接することになるため、導体圧接部416による導体102の圧接力が高められ、より確実に導体102を圧接することができるようになる。
また、コンタクト2の形状は、図12および図13に示す形状とすることも可能である。
図12および図13に示すコンタクト2も、図10および図11で示したコンタクト2と同様に、底壁3を備えている。また、底壁3のX方向の一端に上方に立ち上がるように連設された圧接部(接触部)4と、底壁3のX方向の他端に上方に立ち上がるように連設された被覆体保持部5と、を備えている。
ここで、図12および図13に示すコンタクト2は、接触部側対向壁41および保持部側対向壁51の上方への突出量が、図10および図11で示したコンタクト2よりも大きくなっている。
さらに、図12および図13に示すコンタクト2では、一対の接触部側対向壁41,41が、底壁3のX方向の一端にそれぞれ連設されている構成にはなっていない。具体的には、底壁3のX方向の一端に連設された縦壁を分岐させた形状とすることで、一対の接触部側対向壁41,41を形成している。
同様に、図12および図13に示すコンタクト2では、一対の保持部側対向壁51,51も、底壁3のX方向の他端にそれぞれ連設されている構成にはなっておらず、底壁3のX方向の他端に連設された縦壁を分岐させた形状をしている。そして、分岐させた一対の壁部を、それぞれ保持部側対向壁51としている。
なお、図12および図13に示すコンタクト2も、強度の低下を抑制するために、上記実施形態で示したコンタクト2よりも板厚が厚くなっている。
また、図12および図13に示すコンタクト2でも、導体圧接部416がエッジ部415よりも幅狭に形成されている。図12および図13にも、導体圧接部416のX方向の両側に面取りを施すことで、導体圧接部416がエッジ部415よりも幅狭となるようにした構成を示している。
さらに、図12および図13に示すコンタクト2では、エッジ部415は、誘い込み部417よりもY方向の内側に突出している。具体的には、エッジ部415と誘い込み部417との連結部分に段差部418を形成することで、エッジ部415が誘い込み部417よりもY方向の内側に突出するようにしている。
このようなコンタクト2を用いても、図10および図11に示すコンタクト2とほぼ同様の作用、効果を奏することができる。
また、図12および図13に示すコンタクト2では、底壁3のX方向の一端に連設された縦壁を分岐させた形状とすることで、一対の接触部側対向壁41,41を形成している。そして、底壁3のX方向の他端に連設された縦壁を分岐させた形状とすることで、一対の保持部側対向壁51,51を形成している。こうすれば、板状の金属板のX方向の一端側を1回折曲させ、他端側を1回折曲させるだけで、一対の接触部側対向壁41,41および一対の保持部側対向壁51,51を形成することができるため、コンタクト2をより容易に製造することができるようになる。
また、図12および図13に示すコンタクト2では、エッジ部415を誘い込み部417よりもY方向の内側に突出させている。こうすれば、より幅広のエッジ部を形成することができるようになるため、より確実に被覆体101を引き剥がすことができるようになる。
また、コンタクト2の形状は、図14および図15に示す形状とすることも可能である。
図14および図15に示すコンタクト2も、上記実施形態で示したコンタクト2と同様に、底壁3を備えている。また、底壁3のX方向の一端に上方に立ち上がるように連設された圧接部(接触部)4と、底壁3のX方向の他端に上方に立ち上がるように連設された被覆体保持部5と、を備えている。
そして、接触部側対向壁41および保持部側対向壁51が、Y方向に沿って視た状態で略U字状をしている。
ここで、図14および図15に示すコンタクト2では、接触部側対向壁41のU字状部410は、立ち下がり部414が立ち上がり部412よりもX方向の内側に位置するように形成されている。また、保持部側対向壁51のU字状部510も、立ち下がり部514が立ち上がり部512よりもX方向の内側に位置するように形成されている。
そして、底壁3にZ方向に貫通する貫通孔3aを形成し、立ち下がり部414の先端の一部(Y方向内側)が、貫通孔3a内に挿入されるようにしている。すなわち、立ち下がり部414は、先端の一部の下端面414aが底壁3の裏面32と略面一となるように形成されており、コンタクト2を回路基板110上に載置した際に、下端面414aおよび裏面32が回路基板110の表面に接触するようにしている。こうすることで、接触部側U字状部410の先端(下端面414a)を、回路基板110に実装される実装部(接触部側接続部)として機能させることができるようにしている。
一方、図14および図15に示すコンタクト2では、立ち下がり部514は、先端(下端面514)が底壁3の表面(上面)31よりも上方に位置するように形成されている。なお、立ち下がり部514の先端を貫通孔3aに挿入させるようにして、下端面514を、回路基板110に実装される実装部(保持部側接続部)として機能させられるようにしてもよい。
また、図14および図15に示すコンタクト2では、連結部513と立ち上がり部512との連結部分、および、連結部513と立ち下がり部514との連結部分を段差状にすることで、抜け止め部515が形成されるようにしている。
このようなコンタクト2を用いても、上記実施形態に示すコンタクト2とほぼ同様の作用、効果を奏することができる。
また、図14および図15に示すコンタクト2では、接触部側対向壁41のU字状部410は、立ち下がり部414が立ち上がり部412よりもX方向の内側に位置するように形成されている。また、保持部側対向壁51のU字状部510も、立ち下がり部514が立ち上がり部512よりもX方向の内側に位置するように形成されている。こうすれば、コンタクト2のX方向の小型化を図ることができる。
また、図14および図15に示すコンタクト2では、立ち下がり部414の先端の一部(Y方向内側)が、底壁3の貫通孔3a内に挿入されるようにしている。このとき、立ち下がり部414の先端を回路基板110に実装(接続)させるようにすれば、コンタクト2をより強固に回路基板110に実装(接続)させることができる。
また、図14および図15に示すコンタクト2では、連結部513と立ち上がり部512との連結部分、および、連結部513と立ち下がり部514との連結部分を段差状にすることで、抜け止め部515が形成されるようにしている。こうすれば、被覆体101と抜け止め部515との接触面積をより広くして、電線100の被覆体保持部5からの抜けをより確実に抑制することができるようになる。
また、コンタクト2の形状は、図16および図17に示す形状とすることも可能である。
図16および図17に示すコンタクト2も、上記実施形態で示したコンタクト2と同様に、底壁3を備えている。
そして、図16および図17に示すコンタクト2は、底壁3のY方向の両端から上方に立ち上がるように連設された側壁6を備えている。そして、一対の側壁6,6のX方向の一端にそれぞれ連設されて、Y方向の内側に向けて延在する一対の接触部側対向壁41,41によって圧接部(接触部)4が形成されている。また、一対の側壁6,6のX方向の他端にそれぞれ連設されて、Y方向の内側に向けて延在する一対の保持部側対向壁51,51によって被覆体保持部5が形成されている。
また、図16および図17に示すコンタクト2では、一対の接触部側対向壁41,41の下端に、下方に突出する接続片(接触部側接続部)41aがそれぞれ形成されており、接続片41aの先端面が底壁3の裏面32と略面一となるように形成されている。また、一対の保持部側対向壁51,51の下端にも、下方に突出する接続片(保持部側接続部)51aがそれぞれ形成されており、接続片51aの先端面が底壁3の裏面32と略面一となるように形成されている。
そして、コンタクト2を回路基板110上に載置した際に、接続片41aの先端面および接続片51aの先端面が、裏面32とともに回路基板110の表面に接触するようにしている。
また、一対の接触部側対向壁41,41には、エッジ部415と誘い込み部417との連結部分に段差部418が形成されており、エッジ部415が誘い込み部417よりもY方向の内側に突出している。
また、一対の保持部側対向壁51,51には、誘い込み部516と抜け止め部515とが形成されている。
なお、図16および図17に示すコンタクト2では、側壁6および接触部側対向壁41は、平面視(Z方向に沿って視た状態)で、ほぼ直角となるように折り曲げられた形状をしている。また、側壁6および保持部側対向壁51は、平面視(Z方向に沿って視た状態)で、ほぼ直角となるように折り曲げられた形状をしている。ただし、側壁6と接触部側対向壁41とのなす角は鋭角であってもよいし、鈍角であってもよい。同様に、側壁6と保持部側対向壁51とのなす角は鋭角であってもよいし、鈍角であってもよい。
このようなコンタクト2を用いても、上記実施形態に示すコンタクト2とほぼ同様の作用、効果を奏することができる。
また、図16および図17に示すコンタクト2は、回路基板110上に載置される底壁3と、底壁3に連設された一対の側壁6,6と、を備えており、接触部側対向壁41が一対の側壁6,6にそれぞれ連設されている。
こうすれば、より容易に、一対の接触部側対向壁41,41を形成することができるようになる。
また、図16および図17に示すコンタクト2では、底壁3に連設された一対の側壁6,6に、保持部側対向壁51がそれぞれ連設されている。
こうすれば、より容易に、一対の保持部側対向壁51,51を形成することができるようになる。
また、コンタクト2の形状は、図18および図19に示す形状とすることも可能である。
図18および図19に示すコンタクト2も、上記実施形態で示したコンタクト2と同様に、底壁3を備えている。また、底壁3のX方向の一端に上方に立ち上がるように連設された圧接部(接触部)4と、底壁3のX方向の他端に上方に立ち上がるように連設された被覆体保持部5と、を備えている。
ここで、図18および図19に示すコンタクト2では、一対の接触部側対向壁41,41が、底壁3から上方に立ち上がる立ち上がり片のみで形成されており、導体圧接部416がエッジ部415よりも幅狭に形成されている。
また、図18および図19に示すコンタクト2では、保持部側対向壁51が、X方向に沿って視た状態で略U字状をした保持部側U字状部510を備えている。
具体的には、保持部側U字状部510は、底壁3のY方向の端部に連設された屈曲部511と、屈曲部511に連設されて上方に立ち上がる立ち上がり部512と、を備えている。また、保持部側U字状部510は、立ち上がり部512に連設され、保持部側U字状部510の頂部となる略円弧状の連結部513と、連結部513に連設されて下方に立ち下がる立ち下がり部514と、を備えている。
さらに、図18および図19に示すコンタクト2では、立ち下がり部514は、先端(下端面514)が底壁3の表面(上面)31よりも上方に位置するように形成されている。こうすることで、立ち下がり部514を、保持部側U字状部510の他の部位よりもY方向に弾性変形させやすくしている。そして、一対の立ち下がり部514,514によって電線100の被覆体101を挟持することで、被覆体101を保持している。こうすれば、電線100に加わるY方向の力を、一対の立ち下がり部514,514の弾性変形により吸収することができ、被覆体101をより確実に保持することができるようになる。
また、連結部513は、略円弧状をしており、スリット52の上部(開口部52a側)が、下方に向かうにつれてY方向の幅が狭くなるようにしている(図19(b)参照)。すなわち、図18および図19に示すコンタクト2では、連結部513のY方向の内側の上部が、電線100をスリット52内に誘い込む誘い込み部516となっている。
また、略円弧状の連結部513は、立ち下がり部514よりもY方向の内側に突出するように形成されており、連結部513のY方向の内側の下部が抜け止め部515となっている。
このようなコンタクト2を用いても、上記実施形態に示すコンタクト2とほぼ同様の作用、効果を奏することができる。
また、コンタクト2の形状は、図20および図21に示す形状とすることも可能である。
図20および図21に示すコンタクト2は、基本的に上記実施形態で示したコンタクト2とほぼ同様の構成をしている。
ここで、図20および図21に示すコンタクト2では、エッジ部415が、誘い込み部417よりもY方向の内側に突出している。すなわち、図20および図21に示すコンタクト2においても、図12および図13に示すコンタクト2と同様に、エッジ部415と誘い込み部417との連結部分に段差部418を形成している。そして、エッジ部415と誘い込み部417との連結部分に段差部418を形成することで、エッジ部415が誘い込み部417よりもY方向の内側に突出するようにしている。
具体的には、立ち上がり部412に形成されたエッジ部415と誘い込み部417との連結部分に段差部418を形成するとともに、立ち下がり部414に形成されたエッジ部415と誘い込み部417との連結部分に段差部418を形成している。こうすることで、立ち上がり部412に、立ち上がり部412のX方向の幅と同じ幅のエッジ部415が形成され、立ち下がり部414に、立ち下がり部414のX方向の幅と同じ幅のエッジ部415が形成されるようにしている。
このようなコンタクト2を用いても、上記実施形態で示したコンタクト2や図12および図13に示すコンタクト2とほぼ同様の作用、効果を奏することができる。
また、コンタクト2の形状は、図22に示す形状とすることも可能である。
図22に示すコンタクト2は、基本的に図20および図21で示したコンタクト2とほぼ同様の構成をしている。
ここで、図22に示すコンタクト2では、接触部側U字状部41の先端に、回路基板に接続される実装片(接触部側接続部)414bがX方向の一方側に延在するように連設されている。そして、実装片414bの周面414cを回路基板110に実装(接続)させるようにしている。
また、保持部側U字状部51の先端に、回路基板110に接続される実装片(保持部側接続部)514bがX方向の他方側に延在するように連設されている。そして、実装片514bの周面514cを回路基板110に実装(接続)させるようにしている。
このようなコンタクト2を用いても、図20および図21で示したコンタクト2とほぼ同様の作用、効果を奏することができる。
また、図22に示すように、X方向に延在する実装片414b,514bを形成すれば、コンタクト2をより強固に回路基板110に実装(接続)させることができるようになる。また、X方向に延在する実装片414b,514bを形成することで、接触部側U字状部41や保持部側U字状部51がX方向に倒れ込んでしまうことをより確実に抑制することができるようになる。
また、コンタクト2の形状は、図23に示す形状とすることも可能である。
図23に示すコンタクト2は、基本的に図20および図21で示したコンタクト2とほぼ同様の構成をしている。
ここで、図23に示すコンタクト2では、立ち上がり部412および立ち下がり部414のうち、立ち下がり部414のみにエッジ部415が形成されている。
そして、立ち下がり部414に形成されたエッジ部415と誘い込み部417との連結部分に段差部418を形成することで、エッジ部415を、誘い込み部417よりもY方向の内側に突出させている。こうすることで、立ち下がり部414に、立ち下がり部414のX方向の幅と同じ幅のエッジ部415が形成されるようにしている。
このようなコンタクト2を用いても、図20および図21で示したコンタクト2とほぼ同様の作用、効果を奏することができる。
また、コンタクト2の形状は、図24に示す形状とすることも可能である。
図24に示すコンタクト2は、基本的に図20および図21で示したコンタクト2とほぼ同様の構成をしている。
ここで、図24に示すコンタクト2では、立ち上がり部412および立ち下がり部414のうち、立ち上がり部412のみにエッジ部415が形成されている。
そして、立ち上がり部412に形成されたエッジ部415と誘い込み部417との連結部分に段差部418を形成することで、エッジ部415を、誘い込み部417よりもY方向の内側に突出させている。こうすることで、立ち上がり部412に、立ち上がり部412のX方向の幅と同じ幅のエッジ部415が形成されるようにしている。
このようなコンタクト2を用いても、図20および図21で示したコンタクト2とほぼ同様の作用、効果を奏することができる。
また、コンタクト2の形状は、図25に示す形状とすることも可能である。
図25に示すコンタクト2は、基本的に図20および図21で示したコンタクト2とほぼ同様の構成をしている。
ここで、図25に示すコンタクト2では、図14および図15に示すコンタクト2と同様に、連結部513と立ち上がり部512との連結部分、および、連結部513と立ち下がり部514との連結部分を段差状にしている。すなわち、連結部513と立ち上がり部512との連結部分、および、連結部513と立ち下がり部514との連結部分に抜け止め部515が形成されるようにしている。
このようなコンタクト2を用いても、図14および図15で示したコンタクト2や図20および図21で示したコンタクト2とほぼ同様の作用、効果を奏することができる。
また、コンタクト2の形状は、図26に示す形状とすることも可能である。
図26に示すコンタクト2は、基本的に図20および図21で示したコンタクト2とほぼ同様の構成をしている。
ここで、図26に示すコンタクト2では、接触部側対向壁41側の厚さが保持部側対向壁51側の厚さよりも薄くなるようにしている。
具体的には、底壁3と接触部側対向壁41との連結部分(連結部411)の厚さが、立ち上がり部412に向かうにつれて徐々に薄くなるようにすることで、接触部側対向壁41側の厚さを保持部側対向壁51側の厚さよりも薄くしている。
このようなコンタクト2を用いても、図20および図21で示したコンタクト2とほぼ同様の作用、効果を奏することができる。
また、電線100を保持する際にかかる負荷が比較的大きい保持部側対向壁51側の厚さを、厚くすることで、コンタクト2の強度が低下してしまうのを抑制することができる。また、電線100を保持する際にかかる負荷が比較的小さい接触部側対向壁41側の厚さを、薄くすることで、板状の金属板の加工性を向上させることができる。
このように、図26に示すコンタクト2とすれば、強度が低下してしまうのを抑制しつつ加工性を向上させることができるコンタクト2を得ることができる。
また、コンタクト2の形状は、図27に示す形状とすることも可能である。
図27に示すコンタクト2は、基本的に図26で示したコンタクト2とほぼ同様の構成をしている。
すなわち、図27に示すコンタクト2でも、接触部側対向壁41側の厚さが保持部側対向壁51側の厚さよりも薄くなるようにしている。
ここで、図27に示すコンタクト2では、底壁3と保持部側対向壁51との連結部分(連結部511)の厚さが、立ち上がり部512に向かうにつれて徐々に薄くなるようにしている。そして、底壁3と保持部側対向壁51との連結部分(連結部511)の厚さが、立ち上がり部512に向かうにつれて徐々に薄くなるようにすることで、接触部側対向壁41側の厚さを保持部側対向壁51側の厚さよりも薄くしている。
このようなコンタクト2を用いても、図26で示したコンタクト2とほぼ同様の作用、効果を奏することができる。
また、底壁3と保持部側対向壁51との連結部分(連結部511)の厚さを徐々に薄くなるようにすれば、底壁3の厚さが接触部側対向壁41側の厚さとほぼ同一の厚さとなるため、コンタクト2の底背化を図ることができる。
また、コンタクト2の形状は、図28〜図30に示す形状とすることも可能である。
図28〜図30に示すコンタクト2も、図10および図11に示すコンタクト2と同様に、底壁3を備えている。また、底壁3のX方向の一端に上方に立ち上がるように連設された圧接部(接触部)4と、底壁3のX方向の他端に上方に立ち上がるように連設された被覆体保持部5と、を備えている。
すなわち、図28〜図30に示すコンタクト2は、接触部側対向壁41および保持部側対向壁51が、Y方向に沿って視た状態で略U字状をしておらず、側面視で、底壁3、接触部側対向壁41および保持部側対向壁51の形状が略U字状をしている。したがって、接触部側対向壁41および保持部側対向壁51は、底壁3から上方に立ち上がる立ち上がり片のみで形成されている。なお、図28〜図30に示すコンタクト2も、強度の低下を抑制するために、上記実施形態で示したコンタクト2よりも板厚が厚くなっている。
また、図28〜図30に示すコンタクト2では、導体圧接部416がエッジ部415よりも幅狭に形成されている。図28〜図30には、導体圧接部416のX方向の両側に面取りを施すことで、導体圧接部416がエッジ部415よりも幅狭となるようにした構成を示している。
ここで、図28〜図30に示すコンタクト2は、Z方向(交差方向)に沿って視た状態で、接触部側対向壁41の周辺に配置される保護部7をさらに備えている。
図28〜図30では、保護部7は、Z方向(交差方向)に沿って視た状態で、保持部側対向壁51の周辺にも配置されている。
具体的には、保護部7は、底壁3のY方向の両端から上方に立ち上がるように連設された側壁71を備えている。そして、一対の側壁71,71には、上端からX方向の両側に向けて延在するアーム部72がそれぞれ連設されている。このアーム部72は、X方向の両端が接触部側対向壁41および保持部側対向壁51よりもX方向の外側に位置するように形成されており、平面視で、X方向の両端をY方向の内側に屈曲させた形状をしている。
そして、Y方向の内側に向けて屈曲させた部分には、先端からZ方向の両側に向けて延在する縦壁73が連設されている。この縦壁73は、接触部側対向壁41および保持部側対向壁51よりもX方向の外側に配置されており、X方向に沿って視た状態で、大半が接触部側対向壁41および保持部側対向壁51と重なり合うように形成されている。
なお、縦壁73は、下端面が底壁3の裏面32と略面一となるように形成されており、コンタクト2を回路基板110上に載置した際に、下端面および裏面32が回路基板110の表面に接触するようにしている。こうすることで、縦壁73の下端面を、回路基板110に実装される実装部(接触部側接続部)として機能させることができるようにしている。
そして、このような縦壁73を形成することで、治具120を用いて電線100をコンタクト2に挿入させる際等には、治具120が縦壁73に接触するようにし、接触部側対向壁41や保持部側対向壁51が変形してしまうのを抑制できるようにしている。
さらに、図28〜図30に示すコンタクト2では、縦壁73は、上端がX方向の内側を向くように屈曲させた形状をしており、X方向の内側に屈曲させた部位が、位置ずれした治具120を正規の位置に戻すためのガイド部73aとして機能させている。
例えば、図30に示すように、治具120を用いて電線100をコンタクト2に挿入させる際に、治具120が平面視でコンタクト2に重なったとしても、治具120を下方に移動させるだけで正規の位置に戻すことができるようにしている。
すなわち、治具120を下方に移動させてガイド部73aに接触させるようにすれば、治具120がガイド部73aにガイドされながら、電線100をコンタクト2に挿入させることができる位置(正規の位置)に戻せるようにしている。
このようなコンタクト2を用いても、図10および図11で示したコンタクト2とほぼ同様の作用、効果を奏することができる。
また、図28〜図30に示すコンタクト2は、Z方向(交差方向)に沿って視た状態で、接触部側対向壁41の周辺に配置される保護部7を備えている。さらに、保護部7は、Z方向(交差方向)に沿って視た状態で、保持部側対向壁51の周辺にも配置されている。こうすれば、治具120を用いて電線100をコンタクト2に挿入させる際等に、治具120などが接触部側対向壁41や保持部側対向壁51に接触してしまうことを抑制することができる。その結果、接触部側対向壁41や保持部側対向壁51が変形してしまうことをより確実に抑制することができるようになる。
また、コンタクト2の形状は、図31に示す形状とすることも可能である。
図31に示すコンタクト2では、底壁3のX方向の一端に上方に立ち上がるように連設された圧接部(接触部)4と、底壁3のX方向の他端に上方に立ち上がるように連設された圧接部(接触部)4と、を備えている。すなわち、図31には、2つの圧接部4を備えているが、被覆体保持部5は備えていないコンタクト2が示されている。
このようなコンタクト2を用いて、電線100をコンタクト2に挿入させると、電線100は、導体102が2箇所でコンタクト2に圧接されることになる。
このようなコンタクト2を用いても、上記実施形態で示したコンタクト2とほぼ同様の作用、効果を奏することができる。
また、図31に示すコンタクト2のように、電線100の複数箇所で導体102をコンタクト2に圧接させるようにすれば、導体102とコンタクト2との接触信頼性をより一層向上させることができるようになる。
また、コンタクト2の形状は、図32に示す形状とすることも可能である。
図32には、上方に立ち上がるように連設された1つの圧接部(接触部)4のみ備えるコンタクト2を示している。そして、図32に示すコンタクト2では、1つの圧接部4の下端にX方向の他側に延在するように連設された実装片414bを、回路基板110に実装(接続)させるようにしている。なお、実装片414bは、X方向の両側に延在するように連設されていてもよいし、1つの圧接部4の下端を直接回路基板110に実装(接続)させるようにしてもよい。
このようなコンタクト2を用いても、上記実施形態で示したコンタクト2とほぼ同様の作用、効果を奏することができる。
また、上方に立ち上がるように連設された1つの圧接部(接触部)4のみ備え、被覆体保持部5を備えていないコンタクト2とすれば、回路基板110への実装スペースをより小さくすることができるようになる。
以上、本開示の好適な実施形態について説明したが、本開示は上記実施形態およびその変形例には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、コンタクト2の形状は、上記実施形態およびその変形例で示した特徴部分を適宜組み合わせた形状とすることが可能である。
また、コンタクト2と被接続部材110との接続は、電線100とコンタクト2とを接触させる前に行ってもよいし、電線100とコンタクト2とを接触させた後に行ってもよい。
また、上記実施形態およびその変形例では、コンタクト2を被接続部材110に面実装させるようにしたものを例示したが、コンタクト2と被接続部材110との接続は、様々な方法を用いて行うことができる。
また、上記実施形態およびその変形例では、接触部側電線挿入空間42の開口部42a側にエッジ部415を設けて被覆体101を引き剥がすようにしたものを例示したが、エッジ部415の形状はこれに限らず、様々な形状とすることができる。例えば、電線100の挿入方向に沿って延在する刃部をエッジ部415とすることができる。この場合、導体102が刃部(エッジ部415)によって圧接されるようにするのが好ましい。
また、接触部の数や形状、配置方法等は、適宜に設定することができる。また、被覆体保持部の数や形状、配置方法等も適宜に設定可能である。
また、電線や被接続部材、その他細部のスペック(形状、大きさ、レイアウト等)も適宜に変更可能である。
1 コネクタ
2 コンタクト
3 底壁
32 裏面(被接続部材と対向する面:実装面)
4 圧接部(接触部)
41 接触部側対向壁
41a 接続片(接触部側接続部)
410 接触部側U字状部
414a 下端面(先端面)
414b 実装片(接触部側接続部)
414c 周面
415 エッジ部
416 導体圧接部
417 誘い込み部
42 スリット(接触部側電線挿入空間)
42a 開口部
5 被覆体保持部
51 保持部側対向壁
51a 接続片(保持部側接続部)
510 U字状部
514a 下端面(先端面)
514b 実装片(保持部側接続部)
514c 周面
515 抜け止め部
516 誘い込み部
52 スリット(保持部側電線挿入空間)
52a 開口部
6 側壁
7 保護部
100 電線
101 被覆体
102 導体
110 回路基板(被接続部材)

Claims (20)

  1. 被接続部材に接続されるとともに電線の導体が接触することで、前記被接続部材と前記導体とが電気的に接続されるコンタクトを備え、
    前記コンタクトが、前記電線における前記導体が被覆体で覆われた部位を、前記電線が延在する電線延在方向と交差する交差方向に相対移動させることで前記導体に接触する接触部を備えることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記接触部は、前記交差方向の一方側に開口する開口部を有する接触部側電線挿入空間と、前記接触部側電線挿入空間を挟んで対向する接触部側対向壁と、を備えており、
    前記接触部側対向壁は、前記開口部から前記接触部側電線挿入空間に挿入される前記電線の前記被覆体を破断する破断部を備えることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記接触部側対向壁は、前記破断部と、前記破断部よりも前記接触部側電線挿入空間の奥側に位置して前記電線の前記導体を圧接する導体圧接部と、を備えることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記導体圧接部の前記電線延在方向の長さが、前記破断部の前記電線延在方向の長さよりも短いことを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記接触部側対向壁は、前記破断部よりも前記接触部側電線挿入空間の開口側に位置し、前記電線の前記被覆体を前記破断部に誘い込む誘い込み部を備えることを特徴とする請求項2〜4のうちいずれか1項に記載のコネクタ。
  6. 前記破断部は、前記誘い込み部よりも前記電線延在方向および前記交差方向と交差する方向の内側に突出していることを特徴とする請求項5に記載のコネクタ。
  7. 前記接触部側対向壁は、前記電線延在方向および前記交差方向と交差する方向に沿って視た状態で略U字状をしている接触部側U字状部を備えることを特徴とする請求項2〜6のうちいずれか1項に記載のコネクタ。
  8. 前記接触部側U字状部の先端面が前記被接続部材に接続されていることを特徴とする請求項7に記載のコネクタ。
  9. 前記接触部側U字状部の先端に前記電線延在方向に延在する接触部側接続部が連設されており、前記接触部側接続部の周面が前記被接続部材に接続されることを特徴等する請求項7に記載のコネクタ。
  10. 前記コンタクトは、前記接触部が連設されて前記被接続部材上に載置される底壁を備えていることを特徴とする請求項1〜9のうちいずれか1項に記載のコネクタ。
  11. 前記コンタクトは、前記被接続部材上に載置される底壁と、前記底壁に連設された一対の側壁と、を備えており、前記接触部側対向壁が前記側壁に連設されていることを特徴とする請求項2〜9のうちいずれか1項に記載のコネクタ。
  12. 前記底壁の前記被接続部材と対向する面が前記被接続部材に実装される実装面となっていることを特徴とする請求項10または請求項11に記載のコネクタ。
  13. 前記コンタクトは、前記電線における前記導体が被覆体で覆われた部位を、前記交差方向に相対移動させることで前記被覆体を保持する被覆体保持部を備えることを特徴とする請求項1〜12のうちいずれか1項に記載のコネクタ。
  14. 前記被覆体保持部は、前記交差方向の一方側に開口する開口部を有する保持部側電線挿入空間と、前記保持部側電線挿入空間を挟んで対向する保持部側対向壁と、を備えており、
    前記保持部側対向壁は、前記被覆体保持部に保持された前記電線の抜けを抑制する抜け止め部を備えることを特徴とする請求項12に記載のコネクタ。
  15. 前記保持部側対向壁は、前記電線延在方向および前記交差方向と交差する方向に沿って視た状態で略U字状をしている保持部側U字状部を備えることを特徴とする請求項13または請求項14に記載のコネクタ。
  16. 前記保持部側U字状部の先端面が前記被接続部材に接続されていることを特徴とする請求項15に記載のコネクタ。
  17. 前記保持部側U字状部の先端に前記電線延在方向に延在する保持部側接続部が連設されており、前記保持部側接続部の周面が前記被接続部材に接続されることを特徴とする請求項15に記載のコネクタ。
  18. 前記コンタクトは、前記被覆体保持部が連設されて前記被接続部材上に載置される底壁を備えていることを特徴とする請求項13〜17のうちいずれか1項に記載のコネクタ。
  19. 前記コンタクトは、前記被接続部材上に載置される底壁と、前記底壁に連設された一対の側壁と、を備えており、前記保持部側対向壁が前記側壁に連設されていることを特徴とする請求項13〜17のうちいずれか1項に記載のコネクタ。
  20. 前記コンタクトは、前記交差方向に沿って視た状態で、前記接触部側対向壁の周辺に配置される保護部を備えることを特徴とする請求項1〜19のうちいずれか1項に記載のコネクタ。
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