JP5822598B2 - 小型電機部品に使用する端子接続構造 - Google Patents

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Description

本発明は、小型の各種スイッチ等の電機部品に使用する配線接続用に使用する小型電機部品に使用する端子接続構造に関する。
従来、接続線と電気機器との接続は、ハンダ付け等で行われるのが一般的であったが、近年作業の効率等から、圧接端子を用いることが行われてきた。例えば、特許文献1に示す技術では、電話機の屋内配線において電子機器の接続に用いるものであるが、リード線を導電板に設けているリード線保持溝内に圧入し、導電板とリード線を接続する構成である。そして、この技術ではリード線保持溝の幅を2段階として構成し2種類の線の太さに対応することが出来る構成となっている。接続はリード線をリード線保持溝内に圧入するときにリード線の導線部分の側面と、導通板のリード線保持溝で電気的導通を行っている。
実開昭63−89672 特開平9−232009
上述のように、一般的な配線等に関しては、作業の効率等から、圧接端子を一般的に上記した先行技術1等に記載されているように、接続用の導通端子に、リード線、電線等より細い保持溝内にリード線、電線等を挿入して、リード線、電線等を潰し、或いは削る等しながら挿入固定して、導通状態を確保している。
一方、スイッチ等の電機部品等においては、微少電流の接続等であり、通常1mm以下の芯線或いはより線であり、必ずしも上記先行技術を適用すると、接続状態を完全とすることが出来ない場合があった。また、使用部位によっては振動等の悪環境下で使用する場合もあり、接続状態をより確実にする必要があった。
接続状態を完全とする為に、例えば特許文献2に記載の技術を利用することが出来る。この特許文献2に関する技術では、圧接溝に電線圧入後に圧接溝の開きを防止し、安定した圧接接続状態を維持する為に、帯板状圧接板の電線圧接溝の両側腕板先端を圧接溝の入口を閉じるように両腕板の先端を交差させ、相互に係合させる構成として圧接溝に電線圧入後に圧接溝の開きの防止を図っている。
しかしながら、特許文献2に示す技術では、帯板状圧接板の電線圧接溝の両側腕板先端を圧接溝の入口を閉じる作業が必要であり、作業効率が悪く、押しボタンスイッチ等の小型の電機部品等に適用する場合には、電機部品自体が小さく、非常に細かい部品となり、実質的に組み立てに熟練を要し、実質的に上記技術を適用することが出来ない。
本発明は、斯かる実情に鑑み、小型なスイッチ等の電機部品に対しても、適用することが出来、かつハンダ付け作業をすることなくコストの削減し、作業性の良好な小型電機部品に使用する端子接続構造を提供しようとするものである。
本発明は小型電機部品に使用する端子接続構造に係るものであり、
請求項1に記載の発明は、銅等の導電性材料よりなる導電接続部材Aを介し、接続電線Bを合成樹脂等適宜材料より成形した絶縁性材料よりなる保持部材Cに固定し、保持部材Cを小型電機部品に取り付けた際に、導電接続部材Aを介し、接続電線Bを小型電機部品に接続する小型電機部品に使用する端子接続構造において、導電接続部材Aは、板状材よりなり、基端部を起立した基端側接続板10と、基端側接続板10の折曲部から先端方向の両脇に設け、基端側接続板10と同方向に起立させた接続側板11と、両接続側板11の先端側端辺を対向するように内方に折曲げ形成した対の先端側接続片12と、導電接続部材Aの先端側を延長して形成した端子接続板13とよりなり、保持部材Cは、導電接続部材Aを内方に固定する導電接続部材収納部20と、導電接続部材Aを収納固定時に導電接続部材Aの接続側板11を係止する導電接続部材係止部穴21と、接続電線Bの基端側端部を挿入し位置決めを行う接続電線基端部位置決部22と、接続電線Bの先端を挿入し位置決めを行う接続電線先端位置決穴23とよりなり、基端側接続板10には、接続電線Bの導線の大きさより細い幅で、上端側先端部から形成している圧接溝100を接続電線基端部位置決部22の中心線と一致させて設け、両接続側板11の外側面には、導電接続部材Aを保持部材Cに収納固定時に、保持部材Cの導電接続部材係止部穴21に係止する係止突起110を設け、対の先端側接続片12の内方に折曲げ形成した先端辺間により形成される先端側圧接隙間120を接続電線Bの導線の大きさより細い幅で形成すると共に、前記保持部材Cの接続電線先端位置決穴23の中心線と一致させて設け、導電接続部材Aの先端側圧接隙間120を収納終了時に漸次狭める方向に、接続側板11の側面を押圧する幅に導電接続部材収納部20を形成したことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、銅等の導電性材料よりなる導電接続部材Aを介し、接続電線Bを合成樹脂等適宜材料より成形した絶縁性材料よりなる保持部材Cに固定し、保持部材Cを小型電機部品に取り付けた際に、導電接続部材Aを介し、接続電線Bを小型電機部品に接続する小型電機部品に使用する端子接続構造において、導電接続部材Aは、板状よりなり、基端部を起立した基端側接続板10と、基端側接続板10の折曲部から先端方向の両脇に設け、基端側接続板10と同方向に起立させた接続側板11と、両接続側板11の先端側端辺を延設し対向するように内方に折曲げ形成した先端側接続片12と、基端側接続板10と接続側板11に囲まれた導電接続部材Aに設けた切り込みを基端側接続板10に対向し、かつ各先端側接続片12と同一線上に起立させた先端側中央接続片14と、導電接続部材Aの先端側を延長して形成した端子接続板13とよりなり、保持部材Cは、導電接続部材Aを内方に固定する導電接続部材収納部20と、導電接続部材Aを収納固定時に導電接続部材Aの接続側板11を係止する導電接続部材係止部穴21と、接続電線Bの基端側端部を挿入し位置決めを行う対の接続電線基端部位置決部24、25と、接続電線Bの先端を挿入し位置決めを行う接続電線先端位置決穴26、27とよりなり、基端側接続板10には、接続電線Bの導線の大きさより細い幅で、上端側先端部から形成している圧接溝101、102を前記対の接続電線基端部位置決部24、25の各中心線と一致させて設け、両接続側板11の外側面には、導電接続部材Aを保持部材Cに収納固定時に、保持部材Cの導電接続部材係止部穴21に係止する係止突起110を設け、先端側接続片12の内方に折曲げ形成した各先端辺間と先端側中央接続片14の両端辺とにより形成される先端側圧接隙間121、122を接続電線Bの導線の大きさより細い幅で形成すると共に、前記保持部材Cの接続電線先端位置決穴26、27の中心線と一致させて設け、導電接続部材Aの先端側圧接隙間121、122を収納終了時に狭める方向に、接続側板11の側面を押圧する幅に導電接続部材収納部20を形成したことを特徴とする。
本発明によれば、銅等の導電性材料よりなる導電接続部材Aを介し、接続電線Bを保持部材Cに固定するに際し、接続電線Bの基端側を保持部材Cの接続電線基端部位置決部22に、接続電線Bの先端を接続電線先端位置決穴23に挿入する。この後、導電接続部材Aの基端側接続板10、接続側板11、及び先端側接続片12で保持部材Cの収納部導電接続部材収納部20内を蓋をするように、基端側接続板10、接続側板11、および先端側接続片12をプライヤ等適宜工具で導電接続部材Aに力を加えて収納する。この際、接続電線Bの基端側端部は、接続電線基端部位置決部22で、先端側は接続電線先端位置決穴23でそれぞれ支持されており、また、圧接溝100及び先端側圧接隙間120を接続電線基端部位置決部22、接続電線先端位置決穴23の中心線と一致させて設けていることより、導電接続部材Aを保持部材Cに固定すると接続電線Bの導線部分は、圧接溝100又は先端側圧接隙間120内に装入されることになる。また、接続電線Bの導線の大きさより細い幅で圧接溝100又は先端側圧接隙間120が、形成されていることより、接続電線Bの被覆部を切り内部の導線部分に喰い込みながら装着され、接続電線Bと導電接続部材Aは完全に電気的に接続する。
更に、先端側圧接隙間120は導電接続部材Aの先端側圧接隙間120を狭める方向に、接続側板11の側面を押圧する幅に導電接続部材収納部20を形成していることより、導電接続部材Aを保持部材Cに収納完了時に導電接続部材Aの先端側圧接隙間120を狭める方向に力が加わる為、接続電線Bとの電気的接続が確実となるように作用する。
また請求項2において、圧接溝101、102をそれぞれ接続電線基端部位置決部24、25の中心線と、また先端側圧接隙間121、122はそれぞれ接続電線先端位置決穴26、27の中心線と一致させて設けていることより、導電接続部材Aを保持部材Cに固定すると接続電線Bの導線部分は、圧接溝101、102、又は先端側圧接隙間121、122内に装入されることになる。また、接続電線Bの導線の大きさより細い幅で圧接溝101、102又は先端側圧接隙間121、122が形成されていることより、接続電線Bの被覆部を切り内部の導線部分に喰い込みながら装着され、接続電線Bと導電接続部材Aは、完全に電気的に接続する。従って、一つの導電接続部材Aにいわゆる渡り配線に用いる2つの接続電線Bを取り付けることが出来る為、例えば、押しボタンスイッチ等の共通配線に利用出来る。
本発明の小型電機部品に使用する端子接続構造によれば、導電接続部材Aと接続電線Bの接続が確実に行うことが出来、小型のスイッチ等の電機部品に対しても、適用することが出来、かつ作業性の良好な小型電機部品に使用する端子接続構造を提供することが出来るという優れた効果を奏し得る。
本発明の第1の実施形態に使用する導電接続部材の展開図である。 本発明の第1の実施形態に使用する導電接続部材の斜視図である。 本発明の第1の実施形態に使用する保持部材の斜視図である。 図3のx-x線断面説明図である。 本発明の第1の実施形態に組み立て作業を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態における導電接続部材と接続電線の接続部分の組み立て作業を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に使用する導電接続部材の展開図である。 本発明の第2の実施形態に使用する導電接続部材の斜視図である。 本発明の第2の実施形態に使用する保持部材の斜視図である。 本発明を小型スイッチに適用した場合を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
図1〜6は、1本の接続電線Bを取り付ける場合の第1の実施の形態を示す例を説明するもので、本発明の小型電機部品に使用する端子接続構造は、銅等の導電性材料よりなる導電接続部材Aを介し、接続電線Bを合成樹脂等適宜材料より成形した絶縁性材料よりなる保持部材Cに固定し、保持部材Cを小型電機部品に取り付けた際に、導電接続部材Aを介し、接続電線Bを小型電機部品に接続する端子接続構造である。
<導電接続部材A>
導電接続部材Aは、銅等の導電性材料の板状体で形成し、図1に示すように、基端側から先端部分にかけて基端側接続板10、対の接続側板11、先端側接続片12、端子接続板13を打ち抜き加工等適宜方法で形成する。
基端側接続板10には、一般に使用される接続電線Bの導線芯線部b1の大きさより細い幅で、上端側先端部から形成している圧接溝100を設けている。例えば、図5、図6に示す接続電線Bの導線芯線部b1が、0.3〜0.5mmの時は、圧接溝100は、0.4mmとしている。そして、基端側接続板10は、この圧設溝100を上方に開口するように起立して用いる。
接続側板11は、前記基端側接続板10の折曲部から先端方向に向かっての両脇にそれぞれ形成され、対向するように前記した基端側接続板10と同方向に起立させて形成している。
この両接続側板11の外側面には、それぞれ係止突起110が突設してあり、保持部材Cに設けている対の導電接続部材係止部穴21にそれぞれ挿入され、導電接続部材Aを保持部材Cに収納保持している。
先端側接続片12は、両接続側板11の先端側端辺を延設し形成し、内方に折曲げ基端側接続板10と対向するように形成する。そして、先端側接続片12の内方に折曲げ形成した各先端辺間により形成される先端側圧接隙間120は、前記圧設溝100の中心線と同一線上に形成している。そして、この先端側圧接隙間120は、接続電線Bの導線芯線部b1の大きさより細い幅で、前記圧接溝100と同等、若しくはよりやや細い幅に形成する。
端子接続板13は、導電接続部材Aの先端側を延長して形成して図2に示す如く、やや曲線に形成し、導電接続部材Aと保持部材Cを押しボタンスイッチの端子40の接続に用いられる。
<接続電線B>
図5、図6に示す接続電線Bは、小型電機部品に使用する接続電線で、芯は導電性の銅等よりなる導線芯線部b1よりなる単線、又はより線で形成されている。また外皮は、合成樹脂等の被覆材b2により覆われている。
<保持部材C>
保持部材Cは、図3に示すように、例えばポリカーボネート等よりなる合成樹脂等適宜材料で成形した絶縁性材料よりなり、導電接続部材収納部20と、導電接続部材係止部穴21、接続電線基端部位置決部22、接続電線先端位置決穴23、及び端子接続板保持部28が設けられている。
ここで、導電接続部材収納部20は、前記した導電接続部材Aを内方に収納しこれを安定的に収納する部分であり、導電接続部材Aの基端側接続板10、接続側板11、先端側接続片12を収納する形状に形成されている。そして導電接続部材Aを確実に係止するために、接続側板11の側面に設けている係止突起110を係止する係止部導電接続部材係止部穴21が設けられ、導電接続部材Aを電接続部材収納部20から抜け出すことを防止している。
また、導電接続部材収納部20の基端側端部には、接続電線基端部位置決部22が設けられており、接続電線Bを挿入することで、位置決めが可能となっている。更に、導電接続部材収納部20の先端側端部には、接続電線先端位置決穴23が設けられており、接続電線Bの先端部を挿入することで、接続電線Bの位置決めが可能となっている。
また、接続電線先端位置決穴23を設けている導電接続部材収納部20の先端側の底部側面は、図4に示す如く開口幅(点線)をやや狭めてた幅、例えば0.2mm程度に形成し、導電接続部材Aを挿着固定完了時に、対向して形成している先端側接続片12の先端辺間により形成される先端側圧接隙間120を狭める力を加える構成となっている。
ここで、接続電線基端部位置決部22、接続電線先端位置決穴23は、位置に接続電線Bを位置決めして、導電接続部材Aを保持部材Cに収納固定した時、前記した圧接溝100と先端側圧接隙間120の中心位置が一致する位置に設けている。
また、導電接続部材収納部20の先端部には、端子接続板保持部28が設けられており、端子接続板13を収納する部分となっている。そして、保持部材Cを押しボタンスイッチ4の電機機器に接続ホルダー41を介し装着する時に、端子接続板13と端子接続板保持部28との間に端子40を挟持し導通状態となる。
本発明は、上述のように構成し、接続電線Bの接続手順を説明する。
図5に示すように、まず導電接続部材Aの基端側接続板10、接続側板11及び先端側接続片12の先端を下方に向け、保持部材Cの導電接続部材収納部20内に矢印方向から挿入する。このとき図5(b)の位置で、接続側板11の側面に設けている係止突起110が、保持部材Cの係止部導電接続部材係止部穴21内に挿入され、図5(c)の状態まで挿入可能となる。この状態で、導電接続部材Aを挿入した保持部材Cを180度ひっくり返すと、図5(d)に示す位置まで、接続側板11の係止突起110が保持部材Cの係止部導電接続部材係止部穴21内の端部まで移動し、接続電線基端部位置決部22と接続電線先端位置決穴23を結ぶ位置と、基端側接続板10の圧接溝100の先端、及び先端側接続片12の先端側圧接隙間120の先端が干渉しない位置まで、導電接続部材Aが下がる。この状態で接続電線Bを矢印方向から接続電線基端部位置決部22、接続電線先端位置決穴23に挿入する。
この状態のまま、或いは、ひっくり返して、図5(e)(f)に示すように、図示はしないが平行プライヤ、或いは通常のプライヤ等適宜道具を用いて、図5(e)の矢印方向に導電接続部材Aを保持部材Cに挿入する。
図6は、上記導電接続部材Aを保持部材Cの導電接続部材収納部20内に固定する際に、100が接続電線Bにくい込んでいくときの状態の説明図であり、圧設溝100が接続電線Bの導線芯線部b1より狭い幅となっていることより、接続電線Bの被覆材b2に組み込みながら図6(b)の時から、圧設溝100が導電芯線部b1に喰い込み始め、図6(c)の位置で完全に喰い込みが完了する。
同様に、先端側圧接隙間120が接続電線Bの導線芯線部b1より狭い幅となっていることより、接続電線Bの被覆材b2に組み込み、図6(c)の位置で完全に喰い込みが完了する。ここで、導電接続部材収納部20の接続電線先端位置決穴23を設けている先端側の底部が、開口幅をやや狭めてた幅に形成され、導電接続部材Aを挿着固定完了時に、先端側圧接隙間120を狭める力が加えられ、接続電線Bの導線芯線部b1と先端側圧接隙間120はより強固に電気的に接続される。
次に、図7〜9は、いわゆる渡り配線に用いる場合に共通端子等2本の接続電線Bを取り付ける場合に利用する第2の実施の形態を示す例を説明するもので、構成的には前記第1の銅等の導電性材料よりなる導電接続部材Aを介し、接続電線Bを合成樹脂等適宜材料より成形した絶縁性材料よりなる保持部材Cに固定し、保持部材Cを小型電機部品に取り付けた際に、導電接続部材Aを介し、接続電線Bを小型電機部品に接続する端子接続構造と同様であるが、2本の接続電線Bを接続する構成から、導電接続部材Aに2本の圧設溝101、102に変更し、またこれに対応して2つの接続電線基端部位置決部24、25、及び接続電線先端位置決穴26、27に構成を変更している。
また、接続電線Bの先端側の圧接隙間を第1の実施の形態と同様に、固定時に力を加える構成とする必要から、以下のような構成としている。
即ち、導電接続部材Aは、第1の実施形態と同様に、基端部を起立した基端側接続板10と、基端側接続板10の折曲部から先端方向の両脇に設け、対向するように前記した基端側接続板10と同方向に起立させた対の接続側板11と、両接続側板11の先端側端辺を対向するように内方に折曲げ形成した先端側接続片12と、基端側接続板10と接続側板11に囲まれた導電接続部材Aに設けた切り込みを基端側接続板10に対向し、かつ各先端側接続片12と同一線上で起立させた先端側中央接続片14と、導電接続部材Aの先端側を延長して形成した端子接続板13とより構成している。
基端側接続板10には、圧設溝101、102が設けられており、先端側接続片12の内方に折曲げ形成した各先端辺間と先端側中央接続片14の両端辺とにより形成される幅縦長のスリット上の部分が、第1の実施の形態先端側圧接隙間120に対応する先端側圧接隙間121、122となり、圧設溝101、102、及び先端側圧接隙間121、122は同一直線上に形成する。
なお、圧設溝101、102、及び先端側圧接隙間121、122は、接続電線Bの導線の大きさより細い幅で形成すること、及び対の接続電線基端部位置決部24、25、及び接続電線先端位置決穴26、27の中心線と一致させて設けることは、実施の形態1と同様である。
本発明は、上述のように構成し、例えば押しボタンスイッチの接続に使用する場合には、図10に示すように、押しボタンスイッチ4の端子40に、直接に端子接続板保持部28と端子接続板13の間に挿入して接続を行うが、ホルダー41を押しボタンスイッチ4に取付け、このホルダー41に保持部材Cを装着することで、端子40と端子接続板保持部28と端子接続板13との挿着を確実に行うことが出来る。
本発明の小型電機部品に使用する端子接続構造は、押しボタンスイッチ等小型の電気機器に利用することができる。
A 導電接続部材
10 基端側接続板
100 基端圧接溝
101 基端圧接溝
102 基端圧接溝
11 接続側板接続側板
110 係止突起
12 先端側接続片
120 先端側圧接隙間
121 先端側圧接隙間
122 先端側圧接隙間
13 端子接続板
14 先端側中央接続片
B 接続電線
b1 導線芯線部
b2 被覆材
C 保持部材
20 導電接続部材収納部
21 導電接続部材係止部穴
22、24、25 接続電線基端部位置決部
23、26、27 接続電線先端位置決穴
28 端子接続板保持部

Claims (2)

  1. 銅等の導電性材料よりなる導電接続部材(A)を介し、接続電線(B)を合成樹脂等適宜材料より成形した絶縁性材料よりなる保持部材(C)に固定し、保持部材(C)を小型電機部品に取り付けた際に、導電接続部材(A)を介し、接続電線(B)を小型電機部品に接続する小型電機部品に使用する端子接続構造において、
    導電接続部材(A)は、板状材よりなり、基端部を起立した基端側接続板(10)と、基端側接続板(10)の折曲部から先端方向の両脇に設け、基端側接続板(10)と同方向に起立させた接続側板(11)と、両接続側板(11)の先端側端辺を延設し対向するように内方に折曲げ形成した先端側接続片(12)と、導電接続部材(A)の先端側を延長して形成した端子接続板(13)とよりなり、
    保持部材(C)は、導電接続部材(A)を内方に固定する導電接続部材収納部(20)と、導電接続部材(A)を収納固定時に導電接続部材(A)の接続側板11を係止する導電接続部材係止部穴(21)と、接続電線(B)の基端側端部を挿入し位置決めを行う接続電線基端部位置決部(22)と、接続電線(B)の先端を挿入し位置決めを行う接続電線先端位置決穴(23)とよりなり、
    基端側接続板(10)には、接続電線(B)の導線芯線部(b1)の大きさより細い幅で、上端側先端部から形成している圧接溝(100)を接続電線基端部位置決部(22)の中心線と一致させて設け、
    両接続側板(11)の外側面には、導電接続部材(A)を保持部材(C)に収納固定時に、保持部材(C)の導電接続部材係止部穴(21)に係止する係止突起(110)を設け、
    先端側接続片(12)の内方に折曲げ形成した先端辺間により形成される先端側圧接隙間(120)を接続電線(B)の導線の大きさより細い幅で形成すると共に、前記保持部材(C)の接続電線先端位置決穴(23)の中心線と一致させて設け、
    電接続部材(A)の先端側圧接隙間(120)を収納終了時に漸次狭める方向に、接続側板11の側面を押圧する幅に導電接続部材収納部(20)を形成したことを特徴とする小型電機部品に使用する端子接続構造。
  2. 銅等の導電性材料よりなる導電接続部材(A)を介し、接続電線(B)を合成樹脂等適宜材料より成形した絶縁性材料よりなる保持部材(C)に固定し、保持部材(C)を小型電機部品に取り付けた際に、導電接続部材(A)を介し、接続電線(B)を小型電機部品に接続する小型電機部品に使用する端子接続構造において、
    導電接続部材(A)は、板状よりなり、基端部を起立した基端側接続板(10)と、基端側接続板(10)の折曲部から先端方向の両脇に設け、接続側板11と同方向に起立させた接続側板(11)と、両接続側板(11)の先端側端辺を対向するように内方に折曲げ形成した先端側接続片(12)と、基端側接続板(10)と接続側板(11)に囲まれた導電接続部材(A)に設けた切り込みを基端側接続板(10)に対向し、かつ各先端側接続片(12)と同一線上で起立させた先端側中央接続片(14)と、導電接続部材(A)の先端側を延長して形成した端子接続板(13)とよりなり、
    保持部材(C)は、導電接続部材(A)を内方に固定する導電接続部材収納部(20)と、導電接続部材(A)を収納固定時に導電接続部材(A)の接続側板(11)を係止する導電接続部材係止部穴(21)と、接続電線(B)の基端側端部を挿入し位置決めを行う対の接続電線基端部位置決部(24)、(25)と、接続電線(B)の先端を挿入し位置決めを行う接続電線先端位置決穴(26)、(27)とよりなり、
    基端側接続板(10)には、接続電線(B)の導線の大きさより細い幅で、上端側先端部から形成している圧接溝(101、102)を前記対の接続電線基端部位置決部(24)、(25)の各中心線と一致させて設け、
    両接続側板(11)の外側面には、導電接続部材(A)を保持部材(C)に収納固定時に、保持部材(C)の導電接続部材係止部穴(21)に係止する係止突起(110)を設け、
    先端側接続片(12)の内方に折曲げ形成した各先端辺間と先端側中央接続片(14)の両端辺とにより形成される先端側圧接隙間(121)、(122)を接続電線(B)の導線芯線部(b1)の大きさより細い幅で形成すると共に、前記保持部材(C)の接続電線先端位置決穴(26)、(27)の中心線と一致させて設け、
    電接続部材(A)の先端側圧接隙間(121、122)を収納終了時に漸次狭める方向に、接続側板(11)の側面を押圧する幅に導電接続部材収納部(20)を形成したことを特徴とする小型電機部品に使用する端子接続構造。
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