JP2020007052A - 建設機械 - Google Patents
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図1に示す建設機械1は、下部走行体2と、この下部走行体2上に水平方向に旋回可能に搭載される上部旋回体3と、上部旋回体3に起伏可能に取り付けられるブーム4と、ブーム4の先端部に垂下されるフック5とを主に備える。なお、当該建設機械1は、作業中の状態を示している。
下部走行体2は、図1及び図2に示すようにカーボディ10と、このカーボディ10に取り付けられた一対のクローラユニット20と、一対のクローラユニット20の間隔を拡縮する拡縮装置30と、二対のアウトリガ40とを備える。下部走行体2は、当該建設機械1に自走能力を付与し、例えば現場内での移動を可能とする。
カーボディ10は、上部旋回体3を支持するフレームである。カーボディ10は、上部旋回体3を回転させるための旋回ベアリング等を有する。
クローラユニット20は、クローラフレーム21及びこのクローラフレーム21に配設されるクローラ22を有する。また、一対のクローラユニット20は、車幅方向に離間して配設される。
拡縮装置30は、一対のクローラユニット20の間隔を拡縮するようにクローラフレーム21を車幅方向に移動させる。具体的には、拡縮装置30は、例えば図2に示すように一対のクローラユニット20のクローラフレーム21間に走行方向前後2箇所で架け渡される一対のアクスル31と、一対のクローラフレーム21の離間距離を制御するシリンダ32とを有する。なお、図2では、左側のクローラユニット20は、拡縮装置30により離間距離を最小とした縮小状態を示し、右側のクローラユニット20は、拡縮装置30により離間距離を最大とした拡張状態を示しているが、左右一対のクローラユニット20は、通常共に縮小状態又は共に拡張状態となるように制御される。
二対のアウトリガ40は、図3に示すように、車幅方向に伸縮するアウトリガビーム41及びこのアウトリガビーム41の先端部に配設され、接地可能に構成される接地部42を有する。アウトリガ40の構成としては、特に限定されず、公知のX型アウトリガやH型アウトリガを用いることができる。図3に示されるアウトリガ40は、H型アウトリガであり、具体的には、車幅方向外側に伸縮するアウトリガビーム41及びこのアウトリガビーム41の車幅方向外側の端部に配設され接地方向に伸縮する接地部42を有する。以降、図3のH型アウトリガの場合を用いて説明するが、アウトリガ40の構成をH型に限定するものではない。なお、図3は、アウトリガ40のアウトリガビーム41を縮め格納状態とした輸送中の状態を示している。
上部旋回体3は、操縦者用キャビン50と、フック5を巻上げ又は巻下げるための巻上装置60とを備える。また、図示はしていないが、上部旋回体3は、ブーム4を起伏させる起伏装置、エンジンや、このエンジンによって駆動される油圧ポンプ等を備える。
巻上装置60は、図4に示すように巻上ロープ61及び複数のウィンチ62を有する。図4の巻上装置60では、第1ウィンチ62a及び第2ウィンチ62bの2つのウィンチ62を有するものを例示している。巻上装置60は、ウィンチ62により巻上ロープ61を巻き取るあるいは繰り出すことで、フック5を巻上げ又は巻下げを調整する。
ブーム4は、重量物を吊り下げるための支柱である。
フック5は、ブーム4で荷を吊るときのカギ形の金具である。フック5は、上部に巻上ロープ61を通すフックシーブと、下部にカギ形のフック本体とを有する。
当該建設機械1は、二対のアウトリガ40を備えるので、作業中の安定性を確保することができる。また、当該建設機械1は、上部旋回体3を前向位置とし、アウトリガ40を格納状態とした際に、二対のアウトリガ40が、側面視上部旋回体3の後端よりも前方に位置する。このように二対のアウトリガ40を、側面視で上部旋回体3の後端よりも前方に位置させることで、当該建設機械1は、輸送性や機動性の低下を抑止しつつ、作業性を向上できる。従って、当該建設機械1は、輸送性、機動性及び作業時の安定性に加え、作業性に優れる。
図5に示す建設機械6は、本発明の図1とは異なる態様に係る建設機械である。当該建設機械6は、下部走行体2と、この下部走行体2上に水平方向に旋回可能に搭載される上部旋回体3と、上部旋回体3に起伏可能に取り付けられるブーム4と、ブーム4の先端部に取り付けられるリーダ装置7とを主に備える。なお、当該建設機械6は、杭打ち機として用いられ、図5は当該建設機械6の杭打ち機として作業中の状態を示している。
リーダ装置7は、杭を所望の角度で打ち込めるように打ち込み角度を規制する円筒形のガイド装置である。このようなリーダ装置7としては、三点支持式のリーダ装置が公知である。
以下、当該建設機械6の利点について詳説する。
上記実施形態は、本発明の構成を限定するものではない。従って、上記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて上記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本発明の範囲に属するものと解釈されるべきである。
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 ブーム
5 フック
7 リーダ装置
10 カーボディ
20 クローラユニット
21 クローラフレーム
21a 貫通孔
22 クローラ
30 拡縮装置
31 アクスル
31a 先端部
32 シリンダ
40 アウトリガ
41 アウトリガビーム
42、42a 接地部
50 操縦者用キャビン
60 巻上装置
61 巻上ロープ
62 ウィンチ
62a 第1ウィンチ
62b 第2ウィンチ
Claims (10)
- 下部走行体と、この下部走行体上に水平方向に旋回可能に搭載される上部旋回体と、上記上部旋回体に起伏可能に取り付けられるブームとを備える建設機械であって、
上記下部走行体が、
クローラフレーム及びこのクローラフレームに配設されるクローラを有し、かつ車幅方向に離間して配設される一対のクローラユニットと、
車幅方向に伸縮するアウトリガビーム及びこのアウトリガビームの先端部に配設され、接地可能に構成される接地部を有する二対のアウトリガと
を備え、
上記上部旋回体を上記ブームが走行方向前方を向いた前向位置とし、上記アウトリガを上記アウトリガビームが縮んだ格納状態とした際に、
上記二対のアウトリガが、側面視で上記上部旋回体の後端よりも前方に位置する建設機械。 - 上記上部旋回体を上記ブームが走行方向後方を向いた後向位置とし、上記アウトリガを上記格納状態とした際に、
上記二対のアウトリガが、側面視で上記上部旋回体の後端よりも後方に位置する請求項1に記載の建設機械。 - 上記アウトリガを上記格納状態とした際に、
上記二対のアウトリガが、平面視で上記上部旋回体の後端の旋回円内に位置する請求項1又は請求項2に記載の建設機械。 - 上記アウトリガを上記格納状態とした際に、
上記二対のアウトリガのアウトリガビームが、側面視でその下端が上記クローラユニットの上端より下方となるように、上記クローラユニットの走行方向前方及び後方に一対ずつ配設される請求項1、請求項2又は請求項3に記載の建設機械。 - 上記ブームの先端部に垂下されるフックを備え、
上記上部旋回体が、上記フックを巻上げ又は巻下げるためのウィンチを有する巻上装置をさらに備え、
上記上部旋回体を上記上部旋回体を上記ブームが走行方向前方を向いた前向位置とし、上記アウトリガを上記格納状態とした際、及び上記上部旋回体を上記上部旋回体を上記ブームが走行方向後方を向いた後向位置とし、上記アウトリガを上記格納状態とした際に、平面視で上記巻上装置が上記アウトリガビームと重なる請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の建設機械。 - 上記巻上装置が複数のウィンチを有し、
上記複数のウィンチが平面視で互いに重なり合うように配設される請求項5に記載の建設機械。 - 上記アウトリガを上記格納状態とした際に、
上記ウィンチが、その下端が側面視で上記アウトリガの上端より上方となるように配設される請求項5又は請求項6に記載の建設機械。 - 上記ウィンチが、その下端が側面視で上記上部旋回体の下端より上方となるように配設される請求項7に記載の建設機械。
- 上記下部走行体が、上記一対のクローラユニットの間隔を拡縮するように上記クローラフレームを車幅方向に移動させる拡縮装置をさらに備える請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の建設機械。
- 上記ブームの先端部に取り付けられるリーダ装置を備える請求項9に記載の建設機械。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114517450A (zh) * | 2022-03-10 | 2022-05-20 | 中铁十局集团青岛工程有限公司 | 一种可弯曲导梁 |
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2018
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CN114517450B (zh) * | 2022-03-10 | 2023-07-25 | 中铁十局集团青岛工程有限公司 | 一种可弯曲导梁 |
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JP7187843B2 (ja) | 2022-12-13 |
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