JPH0813488A - 杭打機 - Google Patents

杭打機

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JPH0813488A
JPH0813488A JP17185694A JP17185694A JPH0813488A JP H0813488 A JPH0813488 A JP H0813488A JP 17185694 A JP17185694 A JP 17185694A JP 17185694 A JP17185694 A JP 17185694A JP H0813488 A JPH0813488 A JP H0813488A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】比較的短い杭を効率よく打ち込むことができる
小型で機動性に富んだ杭打機を提供する。 【構成】本発明の杭打機1は、路面走行機構としてのタ
イヤ7および軌道走行機構としての車輪8を備えた下部
走行体2に上部旋回体3を旋回自在に取り付けるととも
に、オーガ25およびハンマー23をリーダ21に昇降
自在に取り付けた杭打機構4を上部旋回体3に回動自在
に取り付けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、既製杭等を打ち込むた
めの杭打機に係り、特に、杭の設置場所を予めアースオ
ーガで先堀りし、その中に既製杭等を挿入してハンマー
等で打ち込む杭打機に関する。
【0002】
【従来の技術】パイルドライバーとして知られる杭打機
は、鉛直ガイド機構であるリーダにハンマー、アースオ
ーガ等を昇降自在に装着できるようになっている。最近
では、ビルの高層化に伴って基礎工事が大規模になって
きているが、このような状況に対応すべく杭打機も大型
化が図られており、リーダの長さも数十mに及ぶ。
【0003】かかる杭打機においては、まず、リーダに
アースオーガを装着し、次いで、当該オーガの頭部に内
装した油圧モータを駆動してオーガスクリューを回転さ
せ、所定の地盤位置に孔を掘削する。
【0004】掘削にあたっては、例えばクローラクレー
ンに据え付けたウインチを卷き下げながらアースオーガ
を徐々に降下させて行う。
【0005】掘削終了後、今度は上述のウインチを巻き
上げてアースオーガを孔から引き抜き、代わりに所定の
杭を挿入する。
【0006】次いで、所定のハンマーをリーダに装着
し、当該ハンマーで杭を打ち込む。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような杭打機は、
障害物の少ない場所で作業を行う場合には、高い作業性
と静粛性を発揮してきわめて有効な手法となるが、所定
の施工場所においては、作業性を期待できないことがあ
る。
【0008】例えば、線路が多数敷設されているような
場所に重量のあるクローラクレーンやトラッククレーン
を乗り入れることはできないし、たとえ、構台等によっ
てかかる問題を解消できたとしても、空中の架線とブー
ムとが干渉する問題は、作業効率の点では致命的とな
る。
【0009】特に、杭打場所が営業鉄道路線近傍である
ような場合には、その作業は、列車が通過しない深夜の
時間帯に限られ、杭打ち自体の作業性はもちろんのこ
と、その準備並びに撤去の迅速性が不可欠となる。
【0010】従来、軌道上を走行可能な台車にオーガを
取り付けた掘削機は若干存在したが、掘削機能および杭
打機能を兼ね備えなおかつ効率よく杭打作業を行うこと
ができる杭打機は未だ存在せず、その開発が待たれてい
た。
【0011】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、比較的短い杭を効率よく打ち込むことができ
る小型で機動性に富んだ杭打機を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の杭打機は請求項1に記載したように、路面
走行機構および軌道走行機構を切換自在に備えた下部走
行体に所定の上部旋回体を旋回自在に取り付けるととも
に、オーガおよびハンマーをリーダに昇降自在に取り付
けた杭打機構を前記上部旋回体に回動自在に取り付けた
ものである。
【0013】また、本発明の杭打機は、請求項1のオー
ガおよびハンマーを各々昇降可能な一対の油圧機構を前
記リーダ内に備えたものである。
【0014】また、本発明の杭打機は、請求項1の下部
走行体に横行用車輪を備えたものである。
【0015】
【作用】本発明の杭打機を用いて例えば線路が多数敷設
された領域に杭打を行う場合、まず、下部走行体の走行
機構を適宜切り換えながら所定の杭打場所に移動する。
すなわち、道路等の路面では下部走行体の路面走行機構
を作動させて走行し、軌道上では軌道走行機構に切り換
えて走行する。
【0016】所定の杭打箇所に移動後、杭打作業を開始
する。
【0017】まず、必要に応じて、上部旋回体を下部走
行体に対して適宜旋回させるとともに、当該上部旋回体
の例えばブーム先端に回動自在に取り付けた杭打機構を
当該ブームに対して旋回させ、杭の打込位置の上方にオ
ーガがくるようにする。
【0018】次いで、オーガを徐々に降下させながら当
該オーガの頂部に内装した油圧モータを作動させてオー
ガスクリューを回転させ、当該打込位置に孔を掘削す
る。
【0019】掘削終了後、オーガを上昇させて孔内から
引き抜く。
【0020】次いで、上部旋回体の旋回動作および杭打
機構の旋回動作を必要に応じ適宜行ってオーガを孔の側
方に逃がすとともに、近傍に仮置きされた杭を吊り込ん
で孔内に建て込む。
【0021】次いで、上部旋回体の旋回動作および杭打
機構の旋回動作を適宜行い、リーダに取り付けたハンマ
ーを杭の上方に移動させる。
【0022】最後に、ハンマーを落下させて杭を打ち込
む。
【0023】上述のオーガおよびハンマーを各々昇降可
能な一対の油圧機構をリーダ内に備えた場合、オーガ、
ハンマーの昇降は、それぞれ専用の油圧機構で行う。か
かる構成においては、上部旋回体に昇降用のウインチ等
を備える必要がなくなるとともに、杭打機構と上部旋回
体との間にワイヤー等が介在しなくなる。
【0024】また、下部走行体に横行用車輪を設けた場
合、所定の架設レールを軌道に直交する方向に配置し、
次いで、横行用車輪を架設レール上に載せれば、本発明
の杭打機を容易に横移動させることができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の杭打機の実施例について、添
付図面を参照して説明する。
【0026】図1は、本実施例の杭打機1を側面図で示
したものである。
【0027】同図でわかるように、本実施例の杭打機1
は、下部走行体2に上部旋回体3を旋回自在に取り付け
てある。
【0028】下部走行体2には、路面走行機構としての
タイヤ7および軌道走行機構としての車輪8を備えてあ
り、車輪8を上方に跳ね上げればタイヤ7が接地して路
面走行が可能に、車輪8を下方に降ろせばタイヤ7が地
面から浮いた状態となって車輪8で軌道9上を走行でき
るようになっている。
【0029】これらの走行機構は、例えば上部旋回体3
に設けたディーゼルエンジンを駆動源とするのがよい。
【0030】下部走行体2にはさらに、並行に敷設され
た2つの軌道9間で移動するための横行用車輪11を設
けてあり、軌道9の上に所定の架設レールを架け渡し、
当該レール上に横行用車輪11を載せることにより、軌
道9に直交する方向に杭打機1全体を移動できるように
なっている。
【0031】上部旋回体3には、ディーゼルエンジン等
を駆動源とした油圧ポンプ12、作動油タンク13およ
び旋回機構14並びにキャブ15が備えてある。また、
上部旋回体3にはブーム5を取り付けてあり、さらに当
該ブーム5には杭吊り込み用ウインチ6を設けてある。
【0032】杭吊り込み用ウインチ6は、先端にフック
17を取り付けたワイヤー16を巻上げおよび卷下げ可
能になっている。
【0033】本実施例の杭打機1は、杭を挿入するため
の孔を予め掘削するとともに所定の杭を当該孔内に打ち
込むための杭打機構4を備える。
【0034】図2、図3は、杭打機1をそれぞれ正面
図、平面図で示したものである。
【0035】図1乃至図3でわかるように、杭打機構4
は、リーダ21、モンケンとも称されるハンマー23お
よびオーガ25を備え、ハンマー23、オーガ25は、
リーダ21に設けたガイド22、24に沿ってそれぞれ
昇降自在にリーダ21に取り付けてあり、リーダ21に
は、ハンマー23、オーガ25をワイヤー26、28を
介して各々昇降可能な一対の油圧機構としての油圧シリ
ンダ27、29を内装してある。
【0036】油圧シリンダ27、29は、例えば、上部
旋回体3に備えた油圧ポンプ12から送油するように構
成するのがよい。
【0037】また、かかる杭打機構4は、ブーム5から
延びるアーム33の先端に回動自在に取り付けてある。
【0038】すなわち、アーム33の先端には、吊下げ
板36を固着したブラケット34をシャフト35を介し
て回動自在に連結してあり、かかる吊下げ板36と、当
該吊下げ板36に対向する位置に配設されたリーダ21
の頂板38とをシャフト37を介して旋回自在に連結し
てある。
【0039】オーガ25は、頂部に内蔵した油圧モータ
31を作動させてオーガスクリュー30を回転させるこ
とにより、所定径の孔を掘削できるようになっている。
油圧モータ31も油圧シリンダ27、29と同様、上部
旋回体3に備えた油圧ポンプ12から送油するように構
成するのがよい。なお、オーガスクリュー30は、下端
において振れ止め32に遊貫してある。
【0040】また、図1でよくわかるように、リーダ2
1の側方には、ブラケット40を設けてあり、ステー3
9を介して上部旋回体3に連結することにより、リーダ
21を安定支持できるようになっている。
【0041】次に、本実施例の杭打機1を用いて例えば
線路が多数敷設された領域に杭打ちを行う場合の手順に
ついて説明する。
【0042】まず、下部走行体2の走行機構を適宜切り
換えながら、杭打機1を所定の杭打場所に移動する。す
なわち、道路等の路面ではタイヤ7を使って走行し、軌
道上では車輪8を使って走行する。
【0043】所定の杭打箇所に移動後、アウトリガー1
0を展開して杭打機1を安定させ、杭打ちを開始する。
【0044】杭打を行うについては、ハンマー23およ
びオーガ25を切換え作動させる際、ブーム5を旋回さ
せて杭打機構4全体を水平移動させる方法と、ブーム5
は旋回させず、杭打機構4をアーム33の先端で旋回さ
せる方法とがあり、最初にブーム5を旋回させる方法を
説明する。
【0045】まず、ブーム5を取り付けた上部旋回体3
を下部走行体2に対して適宜旋回させ、杭の打込位置の
上方にオーガ25がくるようにする。
【0046】次いで、図4に示すように、オーガ25の
頂部に内装した油圧モータ31を作動させてオーガスク
リュー30を回転させ、孔を掘削する。ここで、リーダ
21に内装したオーガ専用の油圧シリンダ29を作動さ
せることにより、掘削深さに応じてオーガ25を徐々に
降下させる。
【0047】なお、図示していないが、作業中はリーダ
21の側方(図4では背面側)に設けたブラケット40
にステー39を連結し、リーダ21の安定を図るのがよ
い。
【0048】掘削終了後、油圧シリンダ29を逆方向に
作動させてオーガ25を上昇させ孔42内から引き抜
く。
【0049】次いで、上部旋回体3を適宜旋回させ、オ
ーガ25を孔42の側方に逃がすとともに、近傍に仮置
きされた杭、例えばH型鋼の一端をフック17に引っか
け、これを杭吊り込み用ウインチ6で吊り込んで孔42
内に建て込む。
【0050】次いで、上部旋回体3を適宜旋回させてリ
ーダ21に取り付けたハンマー23がH型鋼のちょうど
上方にくるようにする。
【0051】最後に、図5に示すようにリーダ21に内
装したハンマー専用の油圧シリンダ27を作動させてH
型鋼43を打ち込む。
【0052】すなわち、油圧シリンダ27内の油圧を解
放してハンマー23を自由落下させH型鋼43の頂部に
衝撃を加える作業と油圧シリンダ27内に送油してハン
マー23を所定高さまで上昇させる作業とを繰り返し、
H型鋼43を所望の深さまで打ち込む。
【0053】次に、ブーム5は旋回させずに杭打機構4
をアーム33の先端で旋回させる方法を説明する。
【0054】まず、杭打機構4をアーム33の先端で適
宜旋回させ、杭の打込位置の上方にオーガ25がくるよ
うにする。
【0055】次いで、図6に示すように、オーガ25の
頂部に内装した油圧モータ31を作動させてオーガスク
リュー30を回転させ、孔42を掘削する。ここで、リ
ーダ21に内装したオーガ専用の油圧シリンダ29を作
動させることにより、掘削深さに応じてオーガ25を徐
々に降下させる。
【0056】なお、同図に示すように、作業中はリーダ
21の側方に取り付けたブラケット40にステー39を
連結し、リーダ21の安定を図るのがよい。
【0057】掘削終了後、油圧シリンダ29を逆方向に
作動させてオーガ25を上昇させ孔42内から引き抜
く。
【0058】次いで、ステー39をいったん取り外して
杭打機構4を同図の矢印に示すように適宜旋回させ、オ
ーガ25を孔42の側方に逃がすとともに、近傍に仮置
きされたH型鋼の一端をフック17に引っかけ、これを
杭吊り込み用ウインチ6で吊り込んで孔42内に建て込
む。
【0059】次いで、杭打機構4を図6の位置からちょ
うど180゜旋回させてリーダ21に取り付けたハンマ
ー23がH型鋼のちょうど上方にくるようにする。
【0060】次いで、図7に示すようにオーガ25を取
り外し、ステー39を反対側のブラケット40に付け替
える。
【0061】最後に、リーダ21に内装したハンマー専
用の油圧シリンダ27を作動させてH型鋼43を打ち込
む。
【0062】すなわち、油圧シリンダ27内の油圧を解
放してハンマー23を自由落下させH型鋼43の頂部に
衝撃を加える作業と油圧シリンダ27内に送油してハン
マー23を所定高さまで上昇させる作業とを繰り返し、
H型鋼を所望の深さまで打ち込む。
【0063】なお、杭打機1を隣りの軌道に移すときに
は、軌道9の上に所定の架設レールを架け渡して当該レ
ール上に横行用車輪11を載せることにより、軌道9に
直交する方向に杭打機1全体を移動すればよい。
【0064】以上説明したように、本実施例の杭打機に
よれば、下部走行体に路面走行機構としてのタイヤおよ
び軌道走行機構としての車輪を切換自在に備えたので、
舗装道路等の路面と軌道上とを問わず自在に走行するこ
とができるとともに、軌道上を走行しながら所定位置で
次々に杭打作業を行うことができる。また、下部走行体
に横行用車輪を設けたので、隣接する軌道への移設も容
易となる。さらに、杭打機の小型化を図ったので、上空
に障害物がある場合でも支障なく杭打を行うことができ
る。
【0065】そのため、地上には軌道、その上方には架
線が存在する操車場のような場所においては、大型杭打
機では全く期待できない機動性を発揮し、任意の場所に
次々に移動して杭打ちを行うことができる。
【0066】したがって、従来に比べ、上述した場所で
の杭打工程を大幅に短縮することが可能となる。
【0067】また、オーガおよびハンマーをリーダに昇
降自在に取り付けて杭打機構とし、これを上部旋回体に
回動自在に取り付けて旋回自在としたので、掘削工程お
よび杭打工程を連続して行うことが可能となる。
【0068】そのため、夜間の限られた時間帯において
も静粛かつ迅速に杭打作業を進めることができる。
【0069】さらに、オーガおよびハンマーを各々昇降
させる油圧シリンダをリーダに内装したので、本体(上
部旋回体)に昇降用ウインチを設ける必要がない。
【0070】そのため、上部旋回体並びにブームの構造
を簡略化し、ひいては上述した杭打機の小型化に寄与す
るとともに、昇降用ワイヤーが本体と杭打機構との間に
介在しないため、杭打機構の取付けおよび取り外しはき
わめて容易となる。
【0071】したがって、仕様の異なるオーガ、ハンマ
ーを備えた杭打機構を多数用意しておけば、状況に応じ
た杭打機構を選択して随時交換することができる。
【0072】また、上部旋回体を下部走行体に対して旋
回自在に取り付けたので、所定の線路位置における作業
可能領域を広くとることができる。
【0073】また、上部旋回体に杭吊り込み用ウインチ
を設けたので、H型鋼のような杭の取扱いが容易にな
る。
【0074】本実施例では、地上の営業路線近傍での杭
打作業を例として説明したが、本発明の杭打機を例えば
地下鉄路線でも同様に用いることができることはもちろ
んのこと、高さに余裕がない所定の地下空間内で架設の
レールを設け、このレール上を走行させて杭打作業を行
えば、従来の杭打機にはない高い作業性を得ることがで
きる。
【0075】また、本実施例では、ストロークの長い油
圧シリンダーを用いて油圧機構を構成したが、油圧機構
はかかる構成に限定されるものではなく他にさまざまな
変形が考えられる。
【0076】例えば、図8に示すように、ワイヤー26
を定滑車51および動滑車52に掛けてその他端をリー
ダ21内の所定位置に固定するとともに、油圧シリンダ
27の伸縮端を動滑車52のシャフトに連結してもよ
い。
【0077】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の杭打機は、
路面走行機構および軌道走行機構を切換自在に備えた下
部走行体に所定の上部旋回体を旋回自在に取り付けると
ともに、オーガおよびハンマーをリーダに昇降自在に取
り付けた杭打機構を前記上部旋回体に回動自在に取り付
けたので、小型で機動性に富んだ杭打機となり、比較的
短い杭を効率よく打ち込むことができる。
【0078】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る杭打機の側面図。
【図2】本実施例に係る杭打機の正面図。
【図3】本実施例に係る杭打機の平面図。
【図4】杭打機構のオーガを作動させて孔を掘削する様
子を示した図。
【図5】杭打機構のハンマーを作動させて杭を打ち込む
様子を示した図。
【図6】杭打機構のオーガを作動させて孔を掘削する様
子を示した別の図。
【図7】杭打機構のハンマーを作動させて杭を打ち込む
様子を示した別の図。
【図8】油圧機構の変形例を示す概念斜視図。
【符号の説明】
1 杭打機 2 下部走行体 3 上部旋回体 4 杭打機構 5 ブーム 6 杭吊り込み用ウインチ 7 タイヤ(路面走行機構) 8 車輪(軌道走行機構) 9 軌道 11 横行用車輪 21 リーダ 23 ハンマー 25 オーガ 27 油圧シリンダ(油圧機構) 29 油圧シリンダ(油圧機構)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土屋 幸三郎 東京都千代田区神田司町二丁目3番地 株 式会社大林組東京本社内 (72)発明者 伊東 勲 東京都千代田区神田司町二丁目3番地 株 式会社大林組東京本社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路面走行機構および軌道走行機構を切換
    自在に備えた下部走行体に所定の上部旋回体を旋回自在
    に取り付けるとともに、オーガおよびハンマーをリーダ
    に昇降自在に取り付けた杭打機構を前記上部旋回体に回
    動自在に取り付けたことを特徴とする杭打機。
  2. 【請求項2】 前記オーガおよびハンマーを各々昇降可
    能な一対の油圧機構を前記リーダ内に備えた請求項1記
    載の杭打機。
  3. 【請求項3】 前記下部走行体に横行用車輪を備えた請
    求項1記載の杭打機。
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