JP2019529358A - Defi及びタウレートアミド混合物並びにそのプロセス - Google Patents

Defi及びタウレートアミド混合物並びにそのプロセス Download PDF

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Abstract

本発明は、アミドタウレート(ATA)の収率に優れ、且つ最終的なATA及びDEFI混合物が実質的に褐変しない、DEFI及びATAの混合物を調製するためのプロセスを含む。本プロセスは、DEFI対ATAの比において、はるかに高い柔軟性を可能にする。さらに本発明は、本発明のプロセスにより調製された混合物にも関する。【選択図】なし

Description

本発明は、直接エステル化された脂肪アシルイセチオネート(「DEFI」)と、タウリン(例えば、N−メチルタウリン)のアミド化により調製されたアルキルタウレートアミド(「ATA」)との混合物を含む組成物に関し、さらに本発明は、単一の反応器内で、好ましくはDEFI反応器内で混合物を調製するためのプロセスに関する。さらに本発明は、本発明のプロセスにより調製された混合物にも関する。添加の順番の制御は、DEFIの収率を向上させるために必要であると以前考えられていたよりも低い温度でプロセスを実施することを可能にし、これは、より高い収率のATAの生成並びに褐変の実質的な排除を可能にする。低温の反応はさらに、DEFI及びATAの所望のブレンドの生産において、はるかに高い柔軟性を可能にする。
パーソナルケア組成物及びパーソナルウォッシュ組成物において使用される一般的なアニオン性界面活性剤の1つはアシルイセチオネートである。この化合物は、石けんよりも優しく、しかも、消費者が良好なクレンジング(例えば、泡立ち)を連想する特性を保持する。
アシルイセチオネート界面活性剤は、「DEFI」プロセスとして一般に既知のプロセスにおいて、脂肪酸(例えば、ラウリン酸などのC10〜C16脂肪酸)及びイセチオン酸塩(例えば、OHCHCHSO Na)の直接エステル化により一般に生成される。DEFIプロセスは、単一のDEFI反応器内で実施される。
別の一般に使用されるアニオン性界面活性剤はアルキルタウレートアミド(例えば、N−メチルタウレート)である。アルキルタウレートアミドはまた、良好な泡を与える周知のアニオン性界面活性剤である。
一般に、ATAは、タウリン又はタウリン酸塩(例えば、NHCHCHSO (式中、Mは、例えば、ナトリウム又はカリウム対イオンであり得る。))と、適切な脂肪酸との反応により製造され得る。
例えば、メチルステアロイルタウリン酸ナトリウムは、表面下に窒素パージして撹拌しながら、且つ水を蒸留除去しながら、トリプルプレスステアリン酸、メチルタウリン酸ナトリウム溶液及びホウ酸を200℃まで加熱することによって調製することができる。文献に記載されているようなプロセスでは、撹拌が195〜200℃で、大気圧で6時間、次いで、100mm Hgの真空で3時間継続される。塊が冷却され、オフホワイト色のワックス状固体である得られる生成物が粉末に砕かれる。生成物は、活性成分としてのメチルステアロイルタウリン酸ナトリウム64.0%、遊離脂肪酸29.5%、N−メチルタウリン酸ナトリウム2.5及び他の不特定の化学物質4.0%と報告されている。91%超のメチルタウリン酸ナトリウムの変換率が報告された。ステアリン酸の代わりにヤシ脂肪酸を使用すると、変換率は97%になった。
DEFI及びATAを別々に調製して合わせることもできるが、これら2の混合物を単一の反応器内で、例えば、単一のDEFI反応器内で調製することがはるかに経済的且つ効率的であろう。しかし、例えば、(それぞれ、DEFI及びATAを生成するために)イセチオン酸アルカリ金属塩及びN−メチルタウリンの両方を脂肪酸とDEFI反応器内で反応させると、ATAの収率は比較的低くなり、「褐変」する生成物が生じる。反応温度が十分高くない場合、DEFIの収率が低下するが、同じ高温ではATAが褐変する。したがって、DEFI/ATA混合物の全体のL値は、主題発明により調製されたものと比べてはるかに低い(より褐変している)。
例えば、Ilardiらによる米国特許第6,562,874号明細書には、DEFI及びATAが同じ反応器内で生成される組成物が開示されている。具体的には、Ilardiは、イセチオン酸塩を部分的に置き換えるためにアミン(タウリンなど)が使用される、(イセチオン酸塩が脂肪酸と合わせられる)DEFI反応を開示している(4段、49〜57行)。
出願人らは、Ilardiらによる米国特許第6,562,874号明細書の実施例26〜31、表4を再現し、DEFI反応収率を向上させるために通常必要な温度(例えば、すべての実施例において238℃)では、収率がかなり低いことを実証した。様々な別の比較例はさらに、これらの温度では、バーがはるかに暗い色であることを示す。
予想外に、出願人らは、タウリンのみが脂肪酸と初めに合わせられ(ほとんど又はすべてのイセチオン酸塩を加える前にATAを先に生成させ)、温度が比較的低く(例えば、200℃以下、好ましくは180〜195℃)保持されると、(理論によって制限されることは本意ではないが)得られるATAが乳化剤として働くと考えられることを見出した。したがって、大部分又はすべてのイセチオン酸アルカリ金属塩がATA及び残留脂肪酸に加えられ、(DEFIを生成し、DEFI/ATA混合物が生じる)とき、反応のこの部分の温度も比較的低く(例えば、200℃以下、好ましくは180〜195℃)保持することができる。このようにして、(反応の第1の部分において生成される)ATAの収率は、(Ilardiのように)DEFI及びATAが同時に完全に生成されるときよりもはるかに高く、一方、同時に(大部分又はすべてのDEFIが生成される反応の第2の部分がはるかに低い温度で行われるため)、ATAの褐変が回避され、DEFI/ATA混合物全体のL値は、以前に可能であったよりもはるかに高い。
米国特許第6,562,874号明細書
したがって、一態様において、本発明は、DEFI及びアルキルタウレートアミドの混合物を単一の反応器内で調製するためのプロセスであって、アルキルタウレートアミドが高収率(75%以上、好ましくは80%以上)で調製され、大部分又はすべてのDEFIが反応の第2の部分において生成された後、(例えば、80以上、好ましくは80〜100、より好ましくは80〜96のDEFI/ATA混合物のL値により定義される)褐変がATAに実質的にない、プロセスを含み、前記プロセスは、
a)脂肪酸(例えば、C〜C22、好ましくはC10〜C18脂肪酸)、脂肪酸対タウリン及び/又はタウリン塩の比が1.2:1〜10:1、好ましくは1.5:1〜8:1、より好ましくは1.5:1〜5:1であるタウリン及び/又はタウリン酸塩並びに触媒を200℃以下、好ましくは180℃〜195℃の温度で合わせるステップであって、述べた通り、少量の(以下のステップ(b)において使用される)イセチオン酸アルカリ金属塩が初期の反応において存在してもよいが、これが最小限(使用されることになる(すべて又はほとんどすべてがステップ(b)において使用される)イセチオン酸塩全体の好ましくは10%未満、典型的には1%未満である、ステップと、
b)反応(典型的には、これは約1〜2時間になり、ATAの収率は、80%以上、好ましくは81〜100%、より好ましくは82〜95%である。)が完了したら、大部分又はすべてのイセチオン酸アルカリ金属塩をアルキルタウレートアミド及び残留脂肪酸の混合物に200℃以下、好ましくは180〜195℃の温度で加えるステップ(この第2のステップの後のDEFIの最終収率は、45〜85%、好ましくは55〜85%の範囲になり得る。)と
を含む。
典型的には、出発原料(例えば、アルカリN−メチルタウリン及びイセチオン酸アルカリ金属塩)の一部として導入される最少量の水以外の水は反応において使用されない。ほとんどの水が反応プロセスの間に除去される(例えば、ステップ(a)及び/又は(b)のいずれかにおいて180℃〜200℃まで加熱するとき。1形態において、ステップ(a)において使用されるタウリン又はタウリン塩は、脂肪酸と合わせるステップ及び述べた反応条件で合わせるステップの前でも150℃まで(すなわち、水を除去するため)加熱される。
分かるように、このプロセスは、ATA対DEFIの異なる所望の比を生じるために、(ATAを生成するための)タウリン及び/若しくはタウリン酸塩又は(DEFIを生成するための)イセチオン酸塩の量を変化させることができるという点で、処理の柔軟性を与える。したがって、例えば、Ilardiの参考文献に関する(実施例26〜31を再現した)実施例に見られるように、これらの実施例におけるDEFI対ATAの比は14:1〜22:1の範囲であった。本実施例において、比は、0.1:1〜7:1、好ましくは0.5:1〜5:1(0.28:1〜2.05:1)の範囲になり得る。したがって、本プロセスを使用して、相対的にはるかに多くの量のATAを生成することが可能である。さらに、述べた通り、反応の第1の部分において生成されるATAは乳化剤として機能するように見受けられるため、DEFI(この大部分又はすべてが反応の第2の部分において生成される。)をより低いプロセス温度で生成することができ(すなわち、乳化剤として働くATAは、イセチオン酸塩及び脂肪酸が反応のこの第2の部分において、より低い温度で反応するのを助ける。)、生成されたDEFI/ATAの測定L値は、80以上、典型的には80〜96である(すなわち、実質的に褐変がない)。
例、又は特に明示的に記載されている場合を除き、本説明において、材料の量若しくは反応の条件、材料の物理特性及び/又は使用を示す数はすべて、「約(about)」という語によって修飾されるものと理解されるべきである。量はすべて、別段の指定がない限り、最終組成物の重量による。
濃度又は量の範囲の指定において、任意の特定の上側の濃度は、任意の特定の下側の濃度又は量に関連し得ることに留意されたい。
誤解を避けるために、「を含む(comprising)」という語は、「を含む(including)」を意味するものとし、必ずしも「からなる(consisting of)」又は「から構成される(composed of)」を意味するものではない。言い換えれば、記載したステップ又はオプションは網羅的である必要はない。
本明細書で見出されるような本発明の開示は、特許請求の範囲に多数項従属形式も冗長性もないことが見出される事実とは無関係に、特許請求の範囲において互いに多数項従属であることが見出されるようなすべての実施形態を含むと考えられるものとする。
本発明は、脂肪アシルイセチオネート(例えば、直接エステル化された脂肪アシルイセチオネート又は「DEFI」)及びアルキルタウレートアミドの混合物を調製するための新規のプロセスに関する。本プロセスは、特に、ATAを、より高い収率(例えば、80%以上、好ましくは82%又は85%以上)で、同時に、(反応の第1の部分において調製されたATAは、乳化剤として働き、且つ反応の第2の部分において生成されるDEFIの大部分又は全部を、より低い温度で調製することを可能にするため、)最終混合物において、実質的に(ATA/DEFI混合物のL値により測定される)褐変なく調製することを可能にする。本発明のいくつかの実施態様において、ATAに対するDEFIの比が、例えば、7:1以下、例えば、0.1:1〜5:1であるように、ATAのレベルはかなり高い。
さらに本発明は、DEFI対ATAの最終的な比が、0.1:1〜7:1、好ましくは0.5:1〜5:1であり、ATAのL値が、(80〜96のATA/DEFI混合物のL値により判定される)褐変を示さないDEFI及びATAの混合物にも関する。好ましくは、組成物は、本発明のプロセスにより調製される。
最後に、本発明は、プロセスパラメータ(特に添加の順番)を制御することにより、より低い反応温度を使用することができ(例えば、一部のDEFIが第1のステップにおいて調製されることを仮定して、大部分のイセチオン酸アルカリ金属塩が第2のステップにおいて加えられ;又はDEFIが第1のステップにおいて調製されない場合、すべてのイセチオン酸アルカリ金属塩が加えられ;ATAが乳化剤として働くため、DEFIは、第2のステップにおいて、より低い温度で調製される。)、それによって、最終混合物におけるDEFI対ATAの比に関して反応の柔軟性を与えるプロセスに関する。
具体的には、本発明のプロセスは、
1)プロセスの第1の部分において、脂肪酸(例えば、C〜C22脂肪酸)、(脂肪酸対タウリン及び/又はタウリン酸塩の比が1.2:1〜10:1、好ましくは1.5:1〜8:1、より好ましくは1.5:1〜5:1である)タウリン及び/又はタウリン塩並びに触媒を180℃〜200℃の温度で合わせるステップと、
2)反応の第1の部分が完了したら(典型的には1〜2時間以内)、大部分又はすべてのイセチオン酸アルカリ金属塩を混合物に200℃以下、好ましくは180℃〜195℃の温度で加えるステップと
を含む。典型的には、触媒は、第2のステップにおいて使用されない。
「大部分又はすべての」イセチオン酸塩により、ステップ(a)及び(b)の両方において使用されるすべてのイセチオン酸アルカリ金属塩の10%未満、典型的には1%未満が、ステップ(a)において実際に使用されることを意味する。ステップ(a)は、主として、ステップ(b)の反応において乳化剤として働く十分なATAを生成し、それによって、必要であると以前考えられていたよりも低い温度でステップ(b)を実施することを可能にするものである。
反応プロセスの第1のステップから生成されるATAの収率は、典型的には、80%以上、好ましくは81%〜100%であり、82%〜95%であり得る。反応の第2のステップの後のDEFIの収率は、45〜95%、好ましくは55〜95%の範囲になり得る。
理論によって制限されることは本意ではないが、(比較的高収率で生成され、且つ実質的に(ATA/DEFI混合物の最終的なL値により測定される)褐変がない反応の第1の部分において生成されるATAは、反応の第2の部分(大部分又はすべて、すなわち、90%超〜100%のイセチオン酸塩が加えられるときのDEFIの生成)をはるかに低い温度で実施することを可能にする乳化剤として機能すると考えられる。したがって、混合物中のATAは高収率に維持され、述べた通り、その後に褐変しない。
したがって、(比較的大量の褐変しないATAを含む新規の混合物の生成を可能にする)本発明のプロセスにとって重要な要素は、まず、タウリン及び/又はタウリン酸塩を過剰の脂肪酸と比較的低温(180℃〜200℃)で合わせることにより、ATAを調製することである。すなわち、ATAが予備生成されることが重要である。述べた通り、少量(10%未満、好ましくは5%未満、より好ましくは1%未満)のイセチオン酸塩がステップ(a)において生成され得るが、これはステップ(a)の主な機能ではない。
使用される脂肪酸は、典型的には、C〜C22、好ましくはC〜C16脂肪酸である。脂肪酸は、典型的には、以下の構造:
RNHCHCHSO
(式中、Rは、例えば、水素又はメチルでもよい。)
を有するタウリン(例えば、2−アミノエタンスルホン酸)、又は硫酸基上の水素が、その代わりに、ナトリウム又はカリウム対イオンなどの対イオンであるタウリン酸塩と合わせられる。理論上、酸及び塩の混合物を使用することができる。
脂肪酸は、過剰に使用され、大まかに、1.2:1〜10:1、好ましくは1.5:1〜8:1の比で使用される。
上に示した通り、典型的には、最少量の水を有することが好ましい。水は、典型的には、出発原料、例えば、N−メチルタウリンナトリウム及びイセチオン酸ナトリウムの一部であり、大部分の水が反応プロセス(例えば、180℃〜190℃の加熱)の間に除去される。本発明の1形態において、N−メチルタウリンナトリウム中の水は、好ましくは、ATAを生成するための脂肪酸との反応の前に150℃で加熱することによって除去される。
触媒は、典型的には、反応の第1の部分において使用されるが、必ずしもそうではない。触媒は、第2の部分において加えることができる。ATAの収率を最大にするために、触媒を反応の第1の部分において使用するのが好ましい。
多種多様な触媒を本反応と共に使用することができる。適した触媒には、多価金属イオン塩又は有機若しくは無機化合物、強酸及びそれらの混合物が含まれる。アルカリ金属酸化物触媒を使用することができる。例には、酸化亜鉛、酸化マグネシウム及び酸化カルシウムが含まれる。好ましい触媒である酸化亜鉛を本発明において使用することができる。しかし、より速く作用する触媒が好ましい。速い有機触媒の1つがイセチオン酸亜鉛である。特に好ましい無機亜鉛化合物は、硫酸亜鉛、スルファミン酸亜鉛、及びスルファミン酸又はスルホン酸で酸性化された酸化亜鉛からなる群から選択されるものである。上述の化合物の混合物も使用することができる。
触媒は、投入された反応物の合計重量に基づいて、約0.01%〜約2%(例えば、亜鉛又は他の金属イオンとして計算)存在する。好ましくは、投入された触媒の量は、約0.01〜1%の範囲になる。より多量の触媒、特に亜鉛を含む触媒は、色などの生成物の品質に対するそれらの有害な影響のために、望ましくない。
タウリン及び/又は塩(並びに、存在する場合、イセチオン酸アルカリ金属塩)、脂肪酸並びに触媒が合わせられた後、反応の第1の部分が完了するまで進行させる。典型的には、したがって、1〜2時間かかる。
この時点で、ATAは、80%以上、好ましくは81%〜90%以上の収率で生成される。
この時点で、大部分又はすべて(90%超〜100%)のイセチオン酸アルカリ金属塩が、(ATA及び過剰の脂肪酸及び存在してもよい少量のDEFIを含む)反応室に加えられる。ATAが存在するため、反応器のこの第2の部分においてまだ反応器内にあるイセチオン酸塩及び過剰の脂肪酸の間の反応は、より効率的であり、より低い温度(例えば、200℃以下)で起こり得る。これは、反応器内に存在するATA及び最終反応後のATAが褐変しないことを意味する。これは、Lスケールを使用することにより測定され、最終的なDEFI/ATA混合物のL値は、80超、好ましくは80〜96、より好ましくは90〜96である。
大量の褐変していないATAを調製することができるため、高すぎないDEFI対ATAの比を保つことができる。したがって、DEFI対ATAの値は、0.1:1〜7:1、好ましくは0.4:1〜7:1、より好ましくは0.5:1〜5:1の範囲になり得る。
述べた通り、本発明はまた、使用することができる使用されるDEFI対ATAの比を正確に制御する機会を与える。
プロトコル及び実施例
「L」値を測定するためのプロトコル
生成物の色は、ハンターLabカラースケールにより評価される。これは、当業者に周知のカラースケールである(例えば、L、a及びbの式が定義されている、ハンターLabによる“Application Note”,“Insight on Color”,Vol.8,No.9を参照されたい)。ハンタースケールにおいて、重要なパラメータは、白色度の反射度であるL値になる。
ハンターLabカラースケールのL値、a値及びb値を使用した、視覚的評価/比較及び標準色票に対するATA/DEFI生成混合物の色合わせにより、ATA/DEFI生成混合物のL値を得た。述べた通り、これは、測色の当業者には日常的であり、周知である。
参考文献の実施例26〜31の再現、本発明の実施例1〜4及び別の比較例1〜2
収率及び調製することができる本発明の混合物に対して処理がどのように影響するかを示すために、出願人らは以下の表1を示す:
Figure 2019529358
本発明の実施例を以下の通り調製した:
本発明の実施例の手順
機械式撹拌装置、冷却器、溶媒トラップ/受器及び熱電対/窒素(N2)流入口を備えた四つ口の250ml丸底フラスコ内にN−メチルタウリンナトリウム(12.5g、55%溶液、1eq.)を加えた。N2流を0.2リットル/分(LPM)に設定した。水を除去するため、N−メチルタウリンの溶液を約150℃まで加熱した。反応温度を約190℃まで上げ、ラウリン酸(42.89g、5eq.)及び酸化亜鉛(0.7g、0.2eq.)を加えた。反応混合物を190℃で1時間撹拌した。
上の反応混合物に、イセチオン酸ナトリウム(19.03g、3eq.)を加えた。反応混合物を195℃でさらに2時間撹拌した(合計3時間の加熱)。
表1に見られるように、(Ilardiらによる米国特許第6,562,874号明細書から再現した)実施例26〜31のそれぞれの温度を238℃で実施した。これらの温度で、(DEFIと同じ反応器内で生成された)ATAの収率が68.4(実施例28)を超えることはなかった。一般に、より低い温度は、より低い収率を与えると予想されるが、本発明のプロセスにより、本発明者らは、収率を向上させる一方、さらにATA/DEFI混合物の褐変を避けることができた。
以下の実施例では、米国特許第6,562,874号明細書(Ilardiら)による手順を使用した。ただし、反応温度を190℃で実施したことを除く。ATA及びDEFIの両方の収率はさらに低い。
Figure 2019529358
これは、述べた通り、(Ilardiのような)以前の単一のステップのプロセスを使用すると、収率は、本発明のプロセスを使用した収率よりもはるかに低いことを示す。
対照的に、本発明の実施例1〜4では、N−アルキルタウリンを反応器に加えた後、大部分又はすべてのイセチオン酸ナトリウムを加えた。収率が82〜95超の範囲に改善したことが分かる。さらに、イセチオン酸塩を引き続き加えたとき、反応の温度を200℃未満に保つことができ、実質的に褐変はなかった(L値はすべて94.5超)。
対照的に、比較例1及び2を、より高い温度で1ステップの反応で実施した。収率は、(少なくとも「ATA収率%」に基づいて)米国特許第6,562,874号明細書の実施例より良いが、明らかにL値ははるかに低かった。したがって、実施例は、より高い温度を使用するとき、L値は明らかにより低いことを示す。具体的には、L値は、53.85及び42.1である。より低いL値は、より暗い生成物(褐変)を意味した。本発明の実施例では、L値は90台である。

Claims (15)

  1. DEFIとアルキルアミドタウレートとの混合物を調製するためのプロセスであって、
    a)前記プロセスの第1の部分において、C〜C22脂肪酸、脂肪酸対タウリン及び/又はタウリン酸塩の比が1.2:1〜10:1であるタウリン及び/又はタウリン塩並びに触媒を200℃以下、好ましくは180℃〜195℃の温度で合わせるステップと、
    b)反応の第1の部分が完了したら、90超〜100%のイセチオン酸アルカリ金属塩を前記混合物に200℃以下、好ましくは180℃〜195℃の温度で加えるステップと
    を含む、プロセス。
  2. 脂肪酸対タウリン及び/又はタウリン酸塩の比が1.5:1〜8:1である、請求項1又は2に記載のプロセス。
  3. 脂肪酸対タウレート及び/又はタウリン塩の前記比が1.5:1〜5:1である、請求項2に記載のプロセス。
  4. 前記触媒が、有機酸若しくは無機酸、強酸又は前記2の混合物の多価金属イオン塩である、請求項1から3のいずれかに記載のプロセス。
  5. 前記触媒が金属酸化物触媒である、請求項1から4のいずれか一項に記載のプロセス。
  6. 前記触媒が、ZnO、MgO又はCaOである、請求項5に記載のプロセス。
  7. ステップ(a)の反応温度が、200℃以下、好ましくは180℃〜195℃の温度である、請求項1から6のいずれかに記載のプロセス。
  8. ステップ(b)において加えられるイセチオン酸アルカリ金属塩が、180℃〜195℃の温度で加えられる、請求項1から7のいずれかに記載のプロセス。
  9. アルキルタウレートアミドは、80〜96のDEFI及びATA混合物のL値により定義される褐変が実質的にない、請求項1から8のいずれかに記載のプロセス。
  10. 請求項1から9のいずれかにより得ることができる、DEFIとアルキルアミドタウレートとの混合物。
  11. 80〜96のATA/DEFI混合物のL値を有する、請求項10に記載の混合物。
  12. DEFI対ATAの比が、0.1:1〜7:1、好ましくは0.4:1〜7:1である、請求項10又は11に記載の混合物。
  13. 80〜96、好ましくは90〜96のATA/DEFI混合物のL値を有する、DEFIとアルキルアミドタウレートとの混合物。
  14. DEFI対ATAの比が、0.1:1〜7:1、好ましくは0.4:1〜7:1である、請求項13に記載の混合物。
  15. 最終混合物中のDEFI対ATAの前記比を制御するための、請求項1から9のいずれか一項に記載のプロセスの使用。
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