JPH04154754A - 界面活性剤の製造法 - Google Patents

界面活性剤の製造法

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JPH04154754A
JPH04154754A JP2275258A JP27525890A JPH04154754A JP H04154754 A JPH04154754 A JP H04154754A JP 2275258 A JP2275258 A JP 2275258A JP 27525890 A JP27525890 A JP 27525890A JP H04154754 A JPH04154754 A JP H04154754A
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Toshiaki Kuwazuka
敏昭 鍬塚
Toshiyuki Kono
敏之 河野
Yoshinori Tanaka
良典 田中
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、界面活性剤として有用な〇−長鎖アシルイセ
チオン酸類水溶液又はペーストの製造法に関する。
〔従来の技術] 〇−長鎖アシルイセチオン酸類の製造方法としては、イ
セチオン酸類のアルカリ溶液を脂肪酸クロリド又は脂肪
酸と反応させる方法が知られている。
また、クロロエタンスルホン酸やニチオン酸と脂肪酸を
反応させる方法(ドイツ特許第652410号)もある
工業的には、イセチオン酸類と脂肪酸クロリドを反応さ
せる方法が一般的である( B、1.0゜S。
Report 、11)。 この際、原料の脂肪酸クロ
リドは、三塩化リンを脂肪酸と反応させて得られる。
ところで、このようにして製造された〇−長鎖アシルイ
セチオン酸類を水溶液又はペーストのまま界面活性剤と
して使用した場合、これらに含有する微量の無機又は有
機のリン化合物が原因と思われる濁りや沈澱等が生じて
、界面活性剤の製品価値を著しく落とす。
そのため、各種のイオン封鎖剤を添加することにより、
このような現象を回避することが試みられている(米国
特許第2239284号、同第2240957号、同第
2542385号、及び同第3766068号)。
しかし、これらは本質的な解決策ではない上に、多量の
イオン封鎖剤を必要とするため、界面活性剤の品質に与
える影響が大きい。
また、工業的に見た場合、工程数が長くなるという不利
益もある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、濁りや沈澱等を生しることのない〇−長鎖ア
シルイセチオン酸類水溶液又はペーストの製造法を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段] 上記発明の目的は、塩化カルボニルと脂肪酸類を反応さ
せて得られる脂肪酸クロリド類と、イセチオン酸類をア
ルカリ存在下に反応させることにより、〇−長鎖アシル
イセチオン酸類を得ることにより達成される。
得られた0〜長鎖アシルイセチオン酸類は、単離するこ
となく、水溶液又はペーストの状態で界面活性剤の原料
として用いることができる。
本発明の〇−長鎖アシルイセチオン酸類の製造法は次の
とおりである。
まず、脂肪酸を、必要ならば溶媒及び、又は触媒の存在
下、塩化カルボニルと反応させることにより、脂肪酸ク
ロリドを得る。
原料となる脂肪酸は、炭素数8〜20の飽和又は不飽和
脂肪酸であって、ラウリン酸、バルミチン酸、ミリスチ
ン酸、オレイン酸、ステアリン酸等の単一組成のものの
ほかに、椰子油脂肪酸、牛脂肪酸等の混合脂肪酸も同様
に使用することができる。
溶媒としては、様々な不活性溶媒を用いることができる
。 例えば、トルエン、キンレン等の芳香族炭化水素類
;四塩化炭素、クロロヘンゼン等のハロゲン化炭化水素
類;テトラヒドロフラン等のエーテル類;ヘキサン、シ
クロヘキサン等の脂肪族炭化水素類である。
溶媒量は特に限定されないが、多い量は工業的に好まし
くない。
触媒としては、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド、ホルムアミド、ジメチルホルムアニリド、ピリ
ジン、トリエチルアミン等を用いることができる。
触媒の量は、原料の脂肪酸に対して、0.01〜10モ
ル%の範囲で反応可能であるが、好ましくは、0.1〜
3モル%である。
0.01モル%未満の場合には、触媒の効果が低く、1
0モル%を越える場合には、脂肪酸クロリド中に含まれ
る不純物の量が多くなり、好ましくない。
塩化カルボニルは、脂肪酸に対し、等モル以上で反応さ
せることができる。 好ましくは、1.05〜1.5倍
モル程度で、これ以上用いても収率に影響はないが、工
業的には好ましくない。
反応温度は、室温から溶媒の沸点付近までの範囲内で反
応可能であるが、好ましくは、40〜100°Cである
また、反応は通常、5時間程度で完結する。
反応終了後、脱ガス又は脱溶媒操作を完全に行うことに
より、脂肪酸クロリドを高純度で得ることができる。
次に、上記の脂肪酸クロリドとイセチオン酸類をアルカ
リ存在下、水溶液又は含水溶媒中で反応させ、目的とす
る〇−長鎖アシルイセチオン酸類を水溶液又はペースト
として得ることができる。
原料となるイセチオン酸類としては、例えば、イセチオ
ン酸ナトリウム、イセチオン酸カリウム、イセチオン酸
カルシウム、イセチオン酸アンモニウム、イセチオン酸
 等が挙げられる。
また、アルカリとしては、例えば、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウム、
炭酸ナトリウム等の無機塩基;ピリジン、トリエチルア
ミン等の有機塩基が挙げられるが、工業的には、水酸化
ナトリウムや水酸化カリウムが有用である。
これらの使用量は、脂肪酸クロリド1当量に対し、イセ
チオン酸類0.5〜1.5当量とアルカリ1〜4当量で
ある。
含水溶媒の溶媒としては、ジメトキシエタン、アセトン
、テトラヒドロフラン、トルエン、酢酸エチル等が挙げ
られる。
反応は一20゛Cから反応液の還流温度までの間で可能
であるが、特に−10〜50°Cが好ましい。
−20°C未満であると反応速度が遅くなり、反応液の
還流温度を越えると、加水分解による副生の脂肪酸が多
くなる。
また、反応は通常、5時間程度で完結する。
得られる0−長鎖アシルイセチオン酸類としては、〇−
長鎖アシルイセチオン酸、〇−長鎖アシルイセチオン酸
ナトリウム、〇−長鎖アノルイセチオン酸カリウム等が
挙げられる。
〔実施例] 以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
以下において、「%」は、特記する以外は重量基準であ
る。
なお、目的とする〇−長鎖アシルイセチオン酸類の純度
は、分相滴定又はHPLCにより求めた。
また、得られた〇−長鎖アシルイセチオン酸類の水溶液
又はペーストについて、次のような溶解性試験及び保存
安定性試験を行い、その結果をそれぞれ第1表及び第2
表に示した。
・溶解性試験 試料を60°Cで加熱熔解し、目視にて透明度を4段階
で評価した。
・保存安定性試験 試料を40”C恒温槽に1力月間保存した。
その後、この試料を60°Cで加熱溶解し、目視にて透
明度を4段階で評価した。
実施例1 反応器(温度計、撹拌機及び凝縮器付き)に、ラウリン
酸120 g (0,60モル)を仕込み、80°Cに
保ちつつ、塩化カルボニル64g (0,65モル)を
3時間かけて導入した。
反応終了後、減圧下、過剰の塩化カルボニルを除去し、
粗ラウロイルクロリド129gを得た。
予め、40%イセチオン酸ナトリウム水溶液185g 
(0,50モル相当)、45%水酸化ナトリウム水溶液
62.2g (0,70モル相当)及びアセトン300
Idからイセチオン酸ナトリウム水溶液を調整した。
上記の水溶液を15°Cに保ちつつ、上記の粗ラウロイ
ルクロリド129gを滴下した。
滴下終了後、15°Cで2時間熟成した後、濃塩酸によ
りpH7,2に調整し、減圧下、アセトンを除去し、目
的とするO−ラウロイルイセチオン酸ナトリウム水溶液
を得た。
0−ラウロイルイセチオン酸ナトリウムの含有量は17
6gで、収率は96モル%であった。
実施例2 実施例1と同様の操作で、ただし、ラウリン酸を椰子油
脂肪酸に代えて、粗ココイルクロリドを得た。
この粗ココイルクロリド24.8g (0,11モル)
に、イセチオン酸カリウム16.4g (0,10モル
)と炭酸カリウム 3 g (0,02モル)を30〜
40°Cで徐々に加えた。 発生する塩化水素ガスが少
なくなったところで、温度を110°Cまで上げて、反
応させた。 反応終了後、減圧下、塩化水素ガスを除去
し、炭酸カリウム水溶液でPH7,1に調整し、目的と
するO−ココイルイセチオン酸カリウムのペーストを得
た。
0−ココイルイセチオン酸カリウムの含有量は、34.
6 gで、収率は98モル%であった。
実施例3 実施例1と同様の操作で、ただし、ラウリン酸をオレイ
ン酸に代えて、粗オレオイルクロリドを得た。
イセチオン酸ナトリウム14.8g (0,10モル)
をジメトキシエタン100雄に懸濁し、10°Cに保ち
つつ、上記の粗オレオイルクロリド33.1g(0,1
1モル)と20%水酸化ナトリウム水溶液22.0g 
(0,11モル相当)を同時に滴下した。
滴下終了後、25°Cで3時間熟成した後、溶媒を分液
し、目的とする0−オレオイルイセチオン酸ナトリウム
水溶液を得た。
0−オレオイルイセチオン酸ナトリウムの含有量ハ39
.2gで、収率は95モル%であった。
比較例1 粗ラウロイルクロリドをラウリン酸と三塩化リンから合
成した以外は、すべて実施例1と同様に操作して、O−
ラウロイルイセチオン酸ナトリウム水溶液を得た。
比較例2 粗ココイルクロリドを椰子油脂肪酸と三塩化リンから合
成した以外は、すべて実施例2と同様に操作して、0−
ココイルイセチオン酸カリウムのペーストを得た。
比較例3 粗オレオイルクロリドをオレイン酸と三塩化リンから合
成した以外は、すべて実施例3と同様に操作して、0−
オレオイルイセチオン酸ナトリウム水溶液を得た。
〔発明の効果] 本発明によれば、塩化カルボニルと脂肪酸類を反応させ
て得られる脂肪酸クロリド類を用いることにより、界面
活性剤として有用な〇−長鎖アシルイセチオン酸類を、
濁りや沈澱を生じることな第1表  溶解性     
第2表  保存安定性◎:無色透明、○:わずかに濁り
、△:白濁、×:沈澱、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、塩化カルボニルと脂肪酸類を反応させて得られ
    る脂肪酸クロリド類と、イセチオン酸類をアルカリ存在
    下に反応させて、O−長鎖アシルイセチオン酸類水溶液
    又はペーストを製造する方法。
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