JP2019527619A5

JP2019527619A5 -

Info

Publication number: JP2019527619A5
Application number: JP2019504738A
Authority: JP
Filing date: 2017-07-25
Publication date: 2021-10-14
Anticipated expiration: 2037-07-25

Claims

ガス状の、硫黄含有炭化水素の酸化的脱硫において有用な組成物であって、
（ｉ）混合酸化物成分の、１０重量パーセント（重量％）から５０重量％までの範囲の量における名目上の酸化銅、５重量％から２０重量％未満の範囲の量における酸化亜鉛、及び、２０重量％から７０重量％までの範囲の量における酸化アルミニウムを含むＣｕＺｎＡｌ−Ｏ混合酸化物成分（ここで前記組成物は、化学式Ｃｕ_ｘＺｎ_１−ｘＡｌ_２Ｏ_４を有する高度に分散したスピネル酸化物相を有し、ｘは０から１までの範囲であり、分散された結晶性ＺｎＯ及びＣｕＯ）、並びに、
（ｉｉ）Ｈ形態における少なくとも１つの脱ケイ化されたゼオライト、
を含む組成物。
前記ＣｕＺｎＡｌ−Ｏ混合酸化物成分が、粒状形態である、請求項１に記載の組成物。
円筒、球、三葉又は四葉として形成される、請求項１に記載の組成物。
前記ＣｕＺｎＡｌ−Ｏ混合酸化物成分の顆粒が、１ｍｍから４ｍｍの直径を有する、請求項２に記載の組成物。
前記ＣｕＺｎＡｌ−Ｏ混合酸化物成分が、１０ｍ^２／ｇから１００ｍ^２／ｇの表面積を有する、請求項１に記載の組成物。
前記ＣｕＺｎＡｌ−Ｏ混合酸化物成分の全細孔容積が、０．１ｃｍ^３／ｇから０．５ｃｍ^３／ｇである、請求項１に記載の組成物。
前記ＣｕＺｎＡｌ−Ｏ混合酸化物成分が、２０重量％から４５重量％のＣｕＯ、１０重量％から２０重量％未満のＺｎＯ、及び２０重量％から７０重量％のＡｌ_２Ｏ_３を含む、請求項１に記載の組成物。
前記ＣｕＺｎＡｌ−Ｏ混合酸化物成分が、３０重量％から４５重量％のＣｕＯ、１２重量％から２０重量％未満のＺｎＯ、及び２０重量％から４０重量％のＡｌ_２Ｏ_３を含む、請求項７に記載の組成物。
前記ＣｕＺｎＡｌ−Ｏ混合酸化物成分が、５０ｍ^２／ｇから１００ｍ^２／ｇの表面積を有する、請求項５に記載の組成物。
ｘが０．１から０．６である、請求項１に記載の組成物。
ｘが０．２から０．５である、請求項１０に記載の組成物。
前記ＣｕＺｎＡｌ−Ｏ混合酸化物成分が、酸化物促進剤をさらに含む、請求項１に記載の組成物。
前記酸化物促進剤が、Ｍｏ、Ｗ、Ｓｉ、Ｂ又はＰの酸化物の混合物である、請求項１２に記載の組成物。
ゼオライトの前記Ｈ形態が、ＨＺＳＭ−５、ＨＹ、ＨＸ、Ｈ−モルデナイト、ＭＦＩ、ＦＡＵ、ＢＥＡ、ＭＯＲ又はＦＥＲである、請求項１に記載の組成物。
前記Ｈ形態における脱ケイ化されたゼオライトが、遷移金属を含む、請求項１に記載の組成物。
前記Ｈ形態における脱ケイ化されたゼオライトが、遷移金属を含む、請求項１２に記載の組成物。
前記遷移金属が、Ｌａ又はＹである、請求項１５に記載の組成物。
前記遷移金属が、Ｌａ又はＹである、請求項１６に記載の組成物。
前記Ｈ形態における脱ケイ化されたゼオライトが、５から５０重量パーセントの前記組成物を含む、請求項１に記載の組成物。
前記Ｈ形態における脱ケイ化されたゼオライトが、２から９０のケイ酸塩モジュール（シリコン対アルミニウム原子比率）を有する、請求項１に記載の組成物。
前記Ｈ形態における脱ケイ化されたゼオライトが、結晶構造を有する、請求項１に記載の組成物。
酸化的脱硫を好む条件下で請求項１に記載の組成物にガス状炭化水素原料を接触させる段階を含む、ガス状炭化水素原料における硫黄含有量を酸化的に減少させるための方法。