JP2019517716A - 導体用ばね端子 - Google Patents

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Abstract

少なくとも以下の特徴を備える可撓性撚線導体の形態で構成することができる導体(10)を接続するためのばね端子(1)、より具体的にはダイレクトクランプ端子が開示される。このばね端子の特徴は、a.チャンバ(4)、および導体をチャンバ(4)へ挿入するための挿入導管(5)を含むハウジング(3, 30, 40)と、b.バスバー(8)またはクランプケージ(13)と、c.チャンバ(4)内に位置し、かつクランプ位置(K)の領域において導電体(10)をバスバー(8)またはクランプケージ(13)に固定するための圧縮ばねとして作用するクランプばね(7)とを含み、d.クランプばね(7)はクランプ脚部(7a)を有し、クランプ脚部(7a)は枢動軸線を中心に枢動することができ、かつ戻り止め位置にロックされた戻り止め状態(R)から戻り止め状態から解放されて導電体(10)をバスバー(8)またはクランプケージ(13)に対して押圧するクランプ状態(K)へシフトすることができ、e.2つの異なるシフト手段を用いて、クランプ脚部(7c)を戻り止め状態(R)から解放することができる。【選択図】図2a

Description

本発明は、請求項1の前提部分によるばね端子に関する。
押圧ばねとして設計され、バスバーに対して導体を押圧するクランプばねを含むダイレクトクランプ端子(プッシュイン)のように設計されたばね端子が、多くの実施形態で知られている。これらのばね端子は、例えば電流を搬送するためにバスバーが必要とされる能力、クランプばねのばね力、および/または特に構造的大きさに関するばね端子の設置条件に応じて、使用法に起因して異なる。簡単な組立および経済的な製造は、そのような端子に常に設けられる要件である。
米国特許第7,997,915号明細書は、ワイヤ端部のケーシングを開示しており、ワイヤ端部のケーシングの一方端には、導電体の非着脱式接続のためにダイレクトクランプ端子が配置されている。ダイレクトクランプ端子は、導電体の電気接点用の導電性クランプケージを備え、導電体を固定するためのばねを備える。このばねは枢動可能なクランプ脚部を備え、このクランプ脚部は、導電体がダイレクトクランプ端子に導入されていない場合に保持縁部に位置決めされており、これにより、導電体のための自由空間が確保され、かつ導電体をクランプケージに導入することができる。ダイレクトクランプ端子への導入中、クランプ脚部が外れて枢動するような態様で保持手段がシフトされる。枢動したクランプ脚部は、クランプケージに対して導電体を押圧する。
欧州特許公開第2768079号明細書では、このダイレクトクランプ端子のさらなる展開例が開示されており、作動要素、すなわち、導体によってロックされたクランプ脚部を解放した後の圧力要素で戻り止め状態を再確立することができる。
本発明には、機能性を向上させかつ特に断面が小さい撚線導体にも使用することができる、特に撚線導体用のばね端子、特に取り付け可能なばね端子の製造の問題がある。
この問題は、請求項1に記載のばね端子および/または請求項2に記載のばね端子によって解決される。有利な実施形態は従属請求項から得ることができる。
ばね端子、特にダイレクトクランプ端子は、可撓性撚線導体として構成することができ、かつ少なくとも以下の特徴を備える導体を接続するために製造され、このばね端子は、チャンバを含み、かつ導体のチャンバ内への挿入導管を含むハウジングと、バスバーと、チャンバ内に配置され、かつクランプ位置の領域において導電体をバスバーに固定するための押圧ばねとして作用するクランプばねとを備え、クランプばねが、枢動軸線を中心に枢動方向に枢動することができ、ロック位置にロックされた戻り止め状態から、戻り止め状態から解放されて導電体をバスバーに対して押圧するクランプ状態へ移動することができるクランプ脚部を備え、2つの異なる調整手段によって、クランプ脚部を戻り止め状態から解放することができる。
このように2つの異なる方法で、クランプ脚部の開位置またはロック位置の解放が可能である。このことは、一方の調整手段の作動が個々の場合においてクランプばねまたはクランプ脚部のロック位置の解放に至らない場合、クランプばねまたはクランプばねのクランプ脚部をロック位置から解放するために他方の調整手段を使用することができるので有利である。
このことは、戻り止め状態が圧力要素で解除されずに再確立されるだけであるので、欧州特許公開第2768079号明細書からは知られていない。
さらに、この問題は、少なくとも以下の特徴を備える可撓性撚線導体として構成することができる導体を接続するためのばね端子、特にダイレクトクランプ端子によって解決することができ、このばね端子は、
a)チャンバを含み、かつ導体のチャンバ内への挿入導管を含むハウジングと、
b)バスバーおよび/またはクランプケージと、
c)チャンバ内に配置され、かつクランプ位置の領域において導電体をバスバーおよび/またはクランプケージに固定するための押圧ばねとして作用するクランプばねとを備え、
d)クランプばねは、枢動軸線を中心に枢動することができるクランプ脚部であって、脚部は、ロック位置にロックされた戻り止め状態から、戻り止め状態から解放されて導電体をバスバーおよび/またはクランプケージに対して押圧するクランプ状態へ移動することができクランプ脚部、
または請求項1に記載のばね端子を備え、
e)戻り止め状態は、要素をクランプ脚部の自由端縁にロックすることによって生成されず、かつ、導体を導体の導入方向にハウジング内へ導入することによって戻り止め状態を解除することができる。
個々の発明として考慮されるべきであるが請求項1のさらなる展開例として適しているこの解決策によれば、要素をクランプ脚部の自由端縁にロックすることによって戻り止め状態が生成されないこと、および、それにもかかわらず、ロック位置を解放するためにクランプ脚部の端縁の比較的高い力が必要とされるかまたはその可能性があるので、導体を導体の導入方向にハウジング内へ導入することによって戻り止め状態を容易に解除することができることが有利である。さらに、ロックによって端縁に摩耗が発生する可能性がある。このようにしてこの問題は回避される。加えて、定義された摩擦条件は、特にクランプ脚部を押圧することによってロックする間、およびラッチをハウジングにロックする間に、端縁の外側に与えられる。したがって、導体の導入方向にクランプ脚部を押圧することによって、例えばクランプ脚部に作用する作動要素、特に、クランプ脚部が導体の導入方向の圧力によって開位置に保持されるロック位置においてハウジングにロックすることができるラッチを用いて、戻り止め状態が生成されることもまた好ましい。このようにして、クランプ脚部を導体とともにロック位置から解放するためには、比較的低い力のみならず比較的正確に規定された力が必要とされる。また、本発明は、導体自体でロック位置を解放するために、ラッチがクランプ脚部と協働する可動解放要素に連結され、さらにラッチをロック位置から解放するために導体の押圧によって移動させることができるというこの有利な効果を利用する。
請求項1、2及び/又は3の主題は、様々な方法で、例えば以下に説明する工程にとって有利に構造的に実現することができる。
2つの調整手段のうちの唯一の調整手段または第1の調整手段が、接触する導体の端部が導体の解放中に作用し、かつクランプばねのクランプ脚部を戻り止め状態から直接的または間接的に解放することができ、間接的に解放する場合は少なくとも1つの介在要素を介して解放することができる可動解放要素を備える場合が有利であり、簡便である。第1の例―直接作用―において、例えば解放要素がラッチと一体に形成されることも考えられる。
さらに、作動要素自体を、クランプばねのクランプ脚部とともに戻り止め状態においてロックすることができ、作動要素自体を、戻り止め状態から直接的に開放することができ、その結果、クランプばねのクランプ脚部さえも戻り止め状態から解放することができる場合が有利であるため、2つの調整手段のうちの第2の調整手段が、クランプ脚部を移動させるための作動要素を備える場合が有利であり、簡便である。
このように2つの異なる方法で、クランプ脚部の開位置およびロック位置の解放が可能である。したがって、クランプ脚部のロック位置の解放は、一方では導体を用いて、他方では作動要素を用いて行うことができる。このように、導体が例えば非常にわずかな力しか解放要素に加えることができない非常に薄い多重撚線導体として構成されたとしても、クランプばねおよびクランプばねのクランプ脚部をロック位置から解放するためにラッチ自体を直接的に使用することができるので、有利である。
構造的に容易に実現することができ、かつ確実に機能する変形例によって、作動要素は、ハウジングの作動導管内でシフトすることができ、挿入方向に対して垂直に制限された態様で移動することができ、戻り止め状態においてハウジングのロック縁部上でハウジング内にロックすることができる、クランプ脚部を挿入方向に移動させるためのラッチであるとされる。
これは、例えば、ラッチが、ハウジングのロック縁部の後方に挿入方向に対して垂直に移動させることによって戻り止め状態においてロックすることができ、かつ反対方向の移動によって戻り止め状態から解放することができる側方係止縁部を備えるという点において容易に実現することができる。
管理するのが簡単な有利な変形例によれば、クランプばねのばね力によってロック縁部を通過した後に、ラッチが手動での移動中に挿入方向にロック位置に移動され、ドライバのように手動で作動可能な作動工具によって反対方向に移動させることによって、ラッチを解放することができる。
さらに、ラッチが、作動工具によってラッチの挿入方向への移動および挿入方向に対して垂直方向への移動も実現することができるような態様で寸法決めされた作動工具を配置するための凹部を有する場合に、このようにしてラッチを挿入方向において比較的短く保つことができるので有利である。
さらに構造的にコンパクトで経済的に実現することができる変形例では、解放要素が、ハウジング内に枢動可能に支持された傾動レバーとして設計されている。傾動レバーが、一方のレバーアームが導体とともに枢動するように設計され、かつ他方のレバーアームがラッチを戻り止め状態から解放するためにラッチに作用するように設計された2つのレバーアームを備えている場合が有利である。
ばね端子は、非撚線導体に適しているだけでなく、特に撚線導体にも適している。これは、撚線を戻り止め状態で接続する必要なく、撚線導体をハウジング内のチャンバの自由空間内で前後にシフトさせることができるからである。例えば銅または銅合金などの導電性が良好なバスバーのための材料を選択することができる。ばね鋼は、製造材料としてクランプばねに適している。
本発明を、図面を参照して例示的な実施形態を用いて以下に詳細に説明する。
非戻り止め状態でばね端子に導入されるか、または非戻り止め状態でばね端子に導入することができる導電体をクランプするために設けられたクランプ脚部を含むばね端子の側面図である。 図1aのばね端子を示す図であり、クランプ脚部が戻り止め状態にあることを示す。 図1bのばね端子の側面図であり、ばね端子内へ導入されている間の導体が示され、クランプ脚部は依然として戻り止め状態にある。 ばね端子に導入された導電体を含む図2aのばね端子を示す図であり、クランプ脚部は戻り止め状態から解放されている。 図1aおよび図2aのばね端子の作動要素の側面図である。 図3aの作動要素の上面図である。 図1aおよび図2aと同様のばね端子の断面図であり、ばね端子内へ導入されている間の導体が示され、クランプ脚部は依然として戻り止め状態にある。 図4aの断面拡大図である。 図4aのばね端子の斜視図および断面図であり、ここで、導電体はばね端子に導入され、クランプ脚部は戻り止め状態にある。 非配線状態にある別のばね端子を示す図であり、ばね端子のハウジングの一部は図示されていない。 配線状態にある別のばね端子を示す図であり、ばね端子のハウジングの一部は図示されていない。 図5のばね端子の斜視図である。 図6aのばね端子の構造要素および/または構造群の斜視図である。 図6aのばね端子の構造要素および/または構造群の斜視図である。 図6aのばね端子の個々の構造要素および/または構造群の変形例の斜視図である。 図6aのばね端子の個々の構造要素および/または構造群の変形例の斜視図である。 図6aのばね端子の個々の構造要素および/または構造群の変形例の斜視図である。 非配線状態にある別のばね端子を示す図であり、ばね端子のハウジングの一部は図示されていない。 配線状態にある別のばね端子を示す図であり、ばね端子のハウジングの一部は図示されていない。 図8aおよび図8bのばね端子の斜視図である。 図8cのばね端子の構造要素および/または構造群の斜視図である。 図8cのばね端子の構造要素および/または構造群の斜視図である。 図8cのばね端子の構造要素および/または構造群の斜視図である。 クランプばねの非ロック状態でばね端子に導入されるか、またはクランプばねの非開放状態でばね端子に導入することができる導電体をクランプするために設けられたクランプ脚部を含む別のばね端子の断面斜視図である。 図10aのばね端子の作動要素の斜視図であり、作動要素はラッチとして構成されている。 図10aのばね端子の側面断面図であり、作動工具は、クランプばねのクランプ脚部が戻り止め状態に配置されており、かつ導体をクランプ位置に導入することができる状態で設置されている。 戻り止め状態における図10aのばね端子を示す図であり、クランプ位置に導入された導体と作動工具とが示されている。 図12の戻り止め状態における図10aのばね端子を示す図であり、導体はクランプ位置に導入されず、図11と比較して作動工具は、戻り止め状態が解除されるはずのラッチの別の位置に配置される。 開放戻り止め状態の別のばね端子の横断面図である。 図10aのばね端子の作動要素を示す図であり、この作動要素はラッチとして構成されている。
図1a、図1b、図2aおよび図2bは、第1のばね端子1を示す。図4a-図4cは、さらに後述するハウジング3の支持輪郭9のわずかに異なる形状を除いて、図1a-図1cおよび図2a-図2bのばね端子1に対応する構造を有する別のばね端子1を示す。ばね端子1は、実施形態の各場合において、配列可能な端子として示されている。
ばね端子1は、ダイレクトクランプ接続部2が形成されたハウジング3を備えている。ハウジング3は、好ましくは、絶縁性プラスチックからなる。ハウジング3には、少なくとも片側が開いたチャンバ4が形成されている。チャンバ4は、ここでは後壁を含む。さらに、チャンバ4は、一方では導体挿入導管5を介して、他方では作動導管6を介して、ここでは上側である「挿入側」と呼ばれるハウジングの外側の1つと接続されている。作動導管6は、導体挿入導管5と略平行に延びている。作動導管6は、ここでは段付きの態様で形成されている(図4aおよび図4c参照)。
ダイレクトクランプ接続部2を形成するために、少なくとも1つのクランプばね7および1つのバスバー8がチャンバ4内に配置されている。クランプばね7およびバスバー8を支持するのに役立つ金属のクランプケージを任意に設けることができる。ここに、クランプケージは設けられていない。この機能は、ここではハウジング3のチャンバ4の壁が担っている。
クランプばね7はU字状またはV字状であり、支持脚部7aおよびクランプ脚部7bを備える。支持脚部7aは当接部に支持されている。この当接部は、ここではチャンバ4の壁上の突起3bによって形成されている。クランプ脚部7bは、アーチ状の背部7cによって支持脚部7aに接続されている。背部7cはハウジング3の支持輪郭9にわたって延在し、背部7cの輪郭はチャンバ4内に突出している。この支持輪郭9は、ここでは一例として円筒形であり、図4a〜図4cでは、背部7cの方向において半円筒として構成されている。支持輪郭9はまた、クランプ脚部7bの枢動運動のために、円筒輪郭の中心軸線に位置する枢動軸線/回転軸線を画定している。
枢動可能なクランプ脚部7bは、クランプ位置Kの領域においてばね力10によって導体10に作用し、かつこの導体10をバスバー8に対して押圧するのに役立つ。これにより、導入された導体10とバスバー8との間の導電性接触が確立される。これは、図2bから容易に確認することができる。
導体10は、導体挿入方向Xにおいて、導体挿入導管5を通ってチャンバ4内に入り、クランプ位置Kの領域内に延びることができる(図2a、図4a参照)。
作動要素は、作動導管6内に配置されている。好ましい実施形態においてここでは作動要素は、作動導管6内に移動可能に案内される手短に言えば「ラッチ11」と呼ばれる圧力要素として設計されている。ラッチ11の自由端部11aは、好ましくは容易にアクセス可能となるように外向きに、ハウジング3の外側に突出している。しかし、これは有利なことに必須ではない。さらに、特にドライバなどの工具をラッチ11上に配置するために、特に凹部11bなどの作動輪郭をこの自由端部11a上に有利に形成することができる。この凹部11bは、好ましくはドライバを凹部11b内に比較的確実に深く導入することができるような態様で寸法決めされる(図4a、図4c)。
ラッチ11の他方の端部11cは、チャンバ4内に突出している。ここで、ラッチ11はさらに、ラッチ11の2つの端部11aと端部11cとの間に押圧輪郭11dを備える。この押圧輪郭11dは、クランプ脚部7bを開くためにラッチ11がクランプ脚部7bに挿入方向に力を加えることができるように役立つ。
ラッチ11は、第1の押圧輪郭11dの下側の側壁を含む貫通開口部のようなスロット11eを備える。クランプ脚部7bは、このスロット11eを通って延在している。クランプ脚部7bは、スロット11eにおいて制限された態様で枢動することができる。
さらに、ラッチ11は作動輪郭11fを備える。この作動輪郭11fは、ここでは端部11cのスロット11eの下に設けられている。
可動解放要素12は、ここではラッチ11の端部11cの下のチャンバ4において作動輪郭11fの下に配置されている。この解放要素12は、ここでは回転軸線を中心に回転することができる2つのレバーアーム12aおよび12bを備える傾動レバーとして設計され、有利に構成されているが必須ではない。
さらに、ラッチ11は、第1のアンダーカット部11h(図4bも参照)が形成された少なくとも1つの横方向凹部11gを備える。このアンダーカット部11hは、ハウジング3のチャンバ4上/内の対応する係止縁部3aと協働する係止縁部である。このアンダーカット部11hは、クランプ脚部7bの反対側に面するラッチ11の側部に形成されている。
ラッチ11を作動開口部6内へ挿入方向Xに押圧することにより、クランプ脚部7bに圧力を加えることができる。
これは、一方では、導体10を取り外すことができるように、導体が導入された場合にクランプ位置Kを開くのに役立つ。
しかし図1aの位置から、ラッチ11の機能は最初は異なるものである。ここで作動導管6からチャンバ4への移行領域の係止縁部3aを通過するまでラッチ11またはラッチ11のアンダーカット部11hが押し下げられるとすぐに、例えばクランプばね7またはクランプ脚部7bの力によって、ラッチ11は導体10の側方への挿入方向Xに対してやや垂直に押圧される。このときアンダーカット部11hは係止縁部3aの後方に係止する。このためには、ラッチ11が、挿入方向に対して横方向に制限された態様で、ハウジング3および/または作動導管において多少は移動可能で枢動可能であることが必要である。この枢動する能力は、好ましくは、少なくともアンダーカット部11hが前述のロック位置に枢動することができるような態様で少なくとも調整される(特に図4aおよび図4cを参照)。
このようにして、クランプばね7およびクランプばね7のクランプ脚部7bを、ハウジング3内の開位置にロックすることができるかまたはロックする(図1bおよび図2a参照)。このロックは、ラッチ11が導体の導入方向にクランプ脚部を押圧することによって行われ、ラッチ11は、ラッチ11が脱出することができるロック位置においてハウジングに係止される。この原理は、例えば独国特許公開第102008039232号明細書または国際公開第2015180950号パンフレットから既知である。
この位置では、導体10をクランプ位置Kの領域内に容易に押し込むことができる。
2つの異なる方法で、クランプ脚部7bの開位置およびロック位置の解放が可能である。
導体がクランプされる自由クランプ縁部7d、すなわちクランプ脚部7bの端部に要素をロックすることによってロック状態は生じないので、クランプ脚部をロック位置から解放するには非常にわずかな力しか必要としない。本発明は、クランプ脚部のクランプ縁部上の係止位置または戻り止め状態を確立するのではなく、むしろ導体の導入方向にクランプ脚部を押圧することによって確立することを利用する。このように、導体10が例えば非常にわずかな力しか解放要素12に加えることができない非常に細い多重撚線導体として構成されたとしても、クランプばね7またはクランプばね7のクランプ脚部7bを係止位置から解放するためにラッチ11自体を直接的に使用することができる。
これは、異なる方法で構造的に実現することができ、例えば以下に記載する態様で有利に実現することができる。この態様によれば、ここでは挿入位置Xに対して上下左右に押し込むかまたは枢動させてラッチ11を係止位置から解放するために、アンダーカット部11hが係止縁部3a上の係止位置から移動されるような態様でラッチ11がハウジング3にわずかに移動され、ハウジング3へのラッチ11のロックが解除される。これにより、クランプ脚部7bの係止位置も解放される。このようにして、クランプばね7のクランプ脚部7bは、クランプ位置Kにおいて導体10を解放してバスバー8に対して押圧することができる。これは、手動で、または工具を使用して行うことができる。
あるいは、ラッチ11を開位置から解放し、したがってロック位置から解放するために、導体10の導体端部を導体の導入方向Xに向けて解放要素12に力を加えることができる。導体10は、ここでは2つのレバーアームの一方、すなわちレバーアーム12aを押圧する。結果として、解放要素は回転軸線12cを中心に回転し、他方のレバーアーム12bはラッチ11の作動輪郭11fに作用する。この部分については、この作用により、係止縁部6a上の戻り止めから解放されるような態様でハウジング3上で支持されたラッチ11は移動され、ラッチ11は解放され、その結果、かつ解放されたクランプ脚部7bの力によって、作動導管6内で挿入方向Xとは逆にやや上方に再び摺動する。
この係止位置の解放は、ばね端子1を配線するための通常の方法である。例えば、導体10には非常に可撓性があるので、それぞれの場合に解放要素12を作動させるための十分な力を生じさせることができない場合には、ラッチ11の前述の移動は代替の解決策である。
ハウジング4から突出しているラッチ11の端部11aの凹部11bが、挿入されたドライバまたは他の工具を用いてラッチ11をロック位置から解放するためにラッチ11に力を加えることができるほど深くなるように寸法決めされている場合が有利である。これは、図3a、図3b、図4aおよび図4cの組み合わせから容易に結論付けることができる。
ラッチ11はまた、ここでは作動導管の目盛り6aに対応する目盛り11iを備え、導体の挿入方向Xへのラッチ11の挿入の制限を実現する(図4a)。
図6a、図5aおよび図5bは別のばね端子を示す。この変形例は、図5aでは非配線状態で示され、図5bでは導体10に配線された状態で示されており、ばね端子のハウジング30の一部が図5aおよび図5bでは示されているが、図6では取り除かれている。
このハウジング30は、先の図1〜図4とはやや異なって設計されている。ここでは、ハウジング3は片側が開くように示されており、このようにしてクランプばね7および他の構造要素をハウジング3の開いた側から取り付けることができる。クランプばね7は、ここではプラスチックで支持されている。
一方で、図5および図6によれば、下部ハウジング部分31と、下部ハウジング部分31上に設置可能な上部ハウジング部分32とを含む多くの部分に分かれたハウジング30が設けられている。下部ハウジング部分31は、自己の断面において円周方向に閉じられ、ここでは長方形であり、片側または両側の対向する前面(図では上下方向)で開いているケーシングの形態で設計される。
さらに、図5〜図7によれば、クランプばね7を設置可能な(簡単に設計された)クランプケージ13(特に図7aおよび図7cを参照)を備える金属構造群が設けられている。したがって、クランプばね7をハウジング30の支持脚部7aに直接的に支持することはここでは行われない。クランプケージ13は、側面視では少なくともU字状であり、3つの脚部13a、13bおよび13cを備える。クランプケージ13は側面で開いているが、ここでは下部ハウジング部分31が導体10を中心に配置しているので問題はない。
クランプばね7は、これらの脚部13a、13bおよび13cの間に設置される。脚部13a、13bおよび13cのうちの少なくとも1つは、例えば図示されていないプラグへの接続、またはプリント回路基板への接続など、電気的構造群(ここには図示せず)への接続に使用することができる。これは、図1〜図4のバスバー8に類似の方法で適用される。
これに対して、図1のバスバー8は、例えば側面視ではL字状である。このL字は、支持脚部13aが形成されるように、ここでは別の脚部13aによって補完される。支持脚部13aは、クランプばね7の支持脚部7a(脚部7aが例えば脚部13aに接着されている)を支持する役割を果たし、クランプばね7のクランプ脚部7bは、脚部13cと接触させるために図5bの配線状態にある導体10を押圧し、さらにここでは導電機能および/またはバスバーの機能を有し、および/またはバスバーの機能を担う。
クランプケージ13は、開いた側から下部ハウジング部分31内にクランプばね7とともに設置することができる。このようにして、これらの要素を容易にさらに組み立てることができ、かつ下部ハウジング部分31内に良好に保護することができるように、これらの要素を相互に予め組み立てることができる。
図7aに良好に示されているようにクランプケージ13およびクランプばね7が一体に組み立てられた後、上部ハウジング部分32および下部ハウジング部分31を、好ましくは、対応するロック手段14上で互いにロックすることができる。
上部ハウジング部分32には、導体挿入導管5およびラッチ11の作動導管6が形成されている。この部分については、クランプ位置Kを開放することができ、かつ導体10をこのクランプ位置Kに導入することができる開位置が形成されるような態様で、このラッチをハウジング30内にロックすることができる。この点については図1〜図4の説明を参照されたい。
この係止位置を解放するために、一方では解放要素12が再び設けられる。図5によれば、この解放要素12は、要素13および7の構造群の基礎構造群から形成される。この基礎構造群は、純粋に金属からなるか、純粋にプラスチックからなるか、または金属の要素およびプラスチックの要素から混合することができる。この基礎構造群は、ここでは解放要素12と、解放要素12が枢動可能に支持されている軸受ブロック15とを含む。この基礎構造群を、クランプケージ13上に予め組み立てることができ、クランプケージ13およびバスバー7とともにハウジング30内に挿入することができる。
図5aおよび図5bによれば、この目的のために、2つの短い金属脚部13dおよび13eは、クランプケージの脚部13bから導体挿入方向Xに対して上方に曲がっており、かつロック手段の形態の解放要素12のための軸受ブロック15を形成し、このロック手段は、プラスチックまたは金属で構成することができ、かつ対応するレセプタクルの軸受ブロック15上で枢動可能に支持される。
軸受ブロック15もまた、クランプケージ13から分離され、クランプケージ13(図7a〜図7c)に固定可能であり、さらには解放要素12のためのレセプタクルを備える金属またはプラスチックの要素として設計することができる。これは、図7と図5および図6との違いである。
解放要素12は、さらに2つのレバーアーム12aおよび12bを備える。したがって、ラッチ11を開位置から解放し、したがってロック位置から解放するために、導体10の導体端部を導体の導入方向Xに向けて解放要素12に力を加えることができる。導体10は、ここでは2つのレバーアームのうちの一方、すなわちレバーアーム12aを押圧する。結果として、解放要素12は回転軸線12cを中心に回転し、他方のレバーアーム12bは解放輪郭としてラッチ11の1つまたは2つの対応する作動輪郭11fに作用する。これらのアームは、ここではクランプケージから横方向に延びるアームとして設計される。このようにして、確実な解放をラッチ11の2つのアームで実現することができる。また、この効果により、係止縁部6a上のロックから解放されるように、ロックされた態様でハウジング3上で支持されたラッチ11が移動され、その結果、ラッチ11は解放され、かつ解放されたクランプ脚部7bの力によって、作動導管6内で挿入方向Xとは逆にやや上方に再び摺動する。
クランプ脚部7bは、導体10の導体端部を脚部13aに対して押圧する。
あるいは、上記でさらに説明したように、ラッチ11をロック位置から直接的に解放することができる。
図8a〜図9cは、ばね端子の実施形態の別の変形例を示す。実施形態のこの変形は、図5a〜図7cを用いて説明したばね端子に実質的に対応する。
図8a〜図8cに示すように、ばね端子は、下部ハウジング部分41と、下部ハウジング部分41上に設置可能な上部ハウジング部分32とを含む多くの部分に分かれたハウジング40も有する。上部ハウジング部分32は、ここでは図5a〜図7cを用いて説明した上部ハウジング部分32に対応する。
下部ハウジング部分41は、さらに上述した下部ハウジング部31と比較して延長された態様で構成されており、自身の下端部に、例えばいわゆるナイフ接点などの電気接点を受けるためのレセプタクル42を備えており、具体的にはシートバーに設けられている。
延長された下部ハウジング部分41の空洞に、接続部16が収容される。
接続部16は、図9cに示すようにクランプケージ13に接続されているので、上述したように電気的構造群(ここでは図示せず)への接続部として役立つ。
接続部16は、脚部17aを介してクランプケージ13の脚部13bに接続された中間部分17を含む。
2つのクランプ脚部18aおよび18bは、クランプケージ13から離れて面する中間部分17の端部に延在し、中間部分17の側縁から離れるように、ほぼV字状に曲がり、互いに接触するまで互いに向かって延び、自由端部は、レセプタクル19を形成するために互いから離れて延びるように曲がり、これにより、例えばナイフ接点を、下部ハウジング部分41のレセプタクル42およびクランプ脚部18aとクランプ脚部18bとの間のレセプタクル19を介して挿入することができ、ナイフ接点(図示せず)とクランプケージ13との間に電気接点が確立される。
下部ハウジング部分41のレセプタクル42とクランプケージ13に電気的に接続された接続部16とを、ワイヤ導体またはプラグ接点の別の設計に幾何学的に適合させることも考えられる。
図10a〜図13は、本発明に従って設計されたばね端子の別の可能かつ有利な実施形態を示す。図10a〜図13は、図1a〜図1c、図2a〜図2bおよび図3のばね端子1の構造および機能にほぼ対応する別のばね端子1を示す。この点で、図1a〜図1c、図2a〜図2bおよび図3の図の説明もまた、図10a〜図13の図に完全に適用される。
図10a〜図13によれば、ラッチ11の自由端部11aがハウジング3の外側に外向きに突出していない点で、既に先述した変形例が実現される。むしろ、自由端部11aは作動導管6の内側に位置する。このことは、特に、戻り止め状態R、およびクランプばね7が張力を付与され、ロックされた状態に適用される。このことは、張力が付与された戻り止め状態、または張力が付与されていない非ロック状態の両方の状態に適用することができる。ラッチ11は作動開口部6から突出していないので、ラッチ11のための追加の構造空間は必要ない。さらに、張力が付与された戻り止め状態または張力が付与されていない非ロック状態では、ラッチ11は良好に保護された態様で位置している。
さらに、特にドライバなどの工具をラッチ11上に配置するために、特に凹部11bなどの少なくとも1つの作動輪郭をこの自由端部11a上にさらに有利に形成することができる。この凹部11bまたは複数の凹部のうちの1つは、好ましくはドライバを凹部11b内に導入することができるような態様で寸法決めされる(図4a、図4c)。この凹部11bは、ここではラッチ11の側方肩部によって形成される。概念的凹部とは端部11aを指し、この端部は挿入方向Xにあると見なされる。
この場合であっても、ラッチ11は、係止縁部3aの後方に挿入方向Xに対して垂直に移動させることによって戻り止め状態Rにおいてロックすることができ、挿入方向に対して横方向または垂直方向の反対方向に移動させることによって戻り止め状態Rから解放することができる側方係止縁部11hを備える。
ここでラッチ11は、挿入方向Xへの移動中にクランプばね7のばね力によって挿入方向に対して横方向に係止位置へ移動され、ドライバSなどの手動で作動可能な作動工具を用いて反対方向に移動させることによって、ラッチ11を戻り止め状態Rから解放することができるものとする(図13参照)。
これは、ラッチ11を回転させることによって行われる。この目的のために、ラッチ11は、作動工具を上に配置するための少なくとも1つの凹部11bをさらに備え、ラッチの挿入方向Xへの移動およびさらには挿入方向Xに対して垂直方向への枢動をドライバなどの作動工具を用いて実現することができるような態様で寸法決めされる。
この凹部11bは、有利にもラッチ11の側部の端部11a上にここで(必ずしも必要ではないが)形成される。次いで、ドライバSは、自己の端部とともにこの凹部11bに係合することができ、ハウジング3上の作動開口部6の端部の縁部K上に載置することができ、これにより、定義された枢動が可能となる(図13では、ドライバが回転軸線として縁部Kを中心に回転するように左側へ枢動する)。ラッチ11は、このようにして係止から解放され、図11および図13に示すように戻り止め状態全体が解除される。
好ましくは別の中央凹部11b'を設けることができ、さらにはラッチ11を挿入方向11と平行に、または挿入方向11へ押圧することが可能になる。ラッチ11は、2つの凹部11bおよび11b'を備えることができる。これは有利であり、構造的に簡単であり、かつ取り扱いを容易にする。そうでない場合、この例示的な実施形態の機能および取り扱いは、図1a、図1b、図2aおよび図2bの機能および取り扱いに対応する。
したがって、ラッチ11は、作動工具を配置するための2つの凹部11bおよび11b'を備え、これらの凹部は、概してラッチの挿入方向Xだけでなく挿入方向Xに対して垂直方向への移動を、これらの2つの凹部11gおよび11b'を含む作動工具を用いて実現することができるような態様で寸法決めされる。
また、1つまたはここでは2つの停止手段が、ロック手段の形態の解放要素12に設けられていることが言及される。この目的のために、解放要素としてのロック手段または傾動レバーは、自己のレバーアーム12aおよび12bの一方または両方が、回転中に例えばバスバー8の一部などの当接部に対して、またはハウジングの縁部などに対して当接することができるように設計される。このようにして、停止手段として以下の機能のうちの一方または両方を実現する1つまたは2つの幾何学的端止め部12dおよび12eを容易に実現することができ、この機能とは、張力付与中または戻り止め状態の生成中に解放要素12を過度に回転させるか、またはここでは傾動レバーを過度に回転させることに対する保護、および導体10による解放中に解放要素12を過度に回転させることに対する保護のことである。
図14aおよび図14bは、本発明に従って設計されたばね端子の別の可能かつ有利な実施形態を示す。図14aおよび図14bは、図1a〜図1cおよび図2a〜図2bのばね端子1の構造および機能にほぼ対応する別のばね端子1を示す。この点で、図1a〜図1c、図2a〜図2bの説明もまた、図14aおよび図14bの図に完全に適用される。
ラッチ11の自由端部11aがハウジング3の外側に外向きに突出していない図14a)および図14b)の変形例もまた実現される。むしろ、自由端部11aは作動導管6の内側に位置する。このことは、特に、戻り止め状態Rおよびクランプばね7が張力を付与され、ロックされた状態に適用される。このことは、張力が付与された戻り止め状態または張力が付与されていない非ロック状態の両方の状態に適用することができる。ラッチ11は作動開口部6から突出していないので、ラッチ11のための追加の構造空間は必要ない。さらに、張力が付与された戻り止め状態または張力が付与されていない非ロック状態では、ラッチ11は十分に保護されている。
ラッチ11は、作動導管6へ圧入されることによってクランプ脚部7bを導体の導入方向Xに再度加圧することができ、戻り止め状態におけるハウジング3へのロックにより、導体を設置位置に導入することができるような態様でクランプ脚部を枢動させることが可能になる。
図10〜図11とは異なり、ラッチ11は、戻り止め状態を生成することができるような態様で位置しているが、ドライバによる傾動によってラッチ11を再び解放することはできない。したがって、調整手段としてのラッチが排除される。
戻り止め状態は、導体の導入方向にクランプ脚部7bを押圧することによって生成される。戻り止め状態Rは、クランプ脚部の自由クランプ縁部7dに要素をロックすることによってさらに生成されず、導体を導体の導入方向Xにハウジング3内へ導入することによって解除することができる。
したがって、調整手段は1つのみ設けられる。それは最初の調整手段であり、ここでは唯一の調整手段でもある。この場合もやはり、調整手段は可動解放要素12を備え、接触する導体11の端部は導体11の解放中に作用し、クランプばね7のクランプ脚部7bを直接的にまたはラッチ11に作用することによって間接的に戻り止め状態から解放することができる。
1 ばね端子
2 ダイレクトクランプ端子
3 ハウジング
3a 係止縁部
3b 突起
4 チャンバ
5 導体挿入導管
6 作動導管
6a 目盛り
7 クランプばね
7a 支持脚部
7b クランプ脚部
7c 背部
7d クランプ縁部
8 バスバー
9 支持輪郭
10 導体
11 ラッチ
11a 自由端部
11b, 11b' 凹部
11c 端部
11d 第1のラッチ輪郭
11e スロット
11f 作動輪郭
11g 横方向凹部
11h アンダーカット部
11i 目盛り
12 解放要素
12a, 12b レバーアーム
12c 回転軸線
12d, e 端止め部
13 クランプケージ
13a, 13b, 13c 脚部
13d, 13e 脚部
14 ロック手段
15 軸受ブロック
16 接続部
17 中間部分
18a クランプ脚部
18b クランプ脚部
19 レセプタクル
30 ハウジング
31 下部ハウジング部分
32 上部ハウジング部分
40 ハウジング
41 下部ハウジング部分
42 レセプタクル
S ドライバ

Claims (26)

  1. 少なくとも以下の特徴を備える可撓性撚線導体として構成することができる導体(10)を接続するためのばね端子(1)、特にダイレクトクランプ端子であって、
    a)チャンバ(4)を含み、かつ前記導体の前記チャンバ(4)内への挿入導管(5)を含むハウジング(3,30,40)と、
    b)バスバー(8)および/またはクランプケージ(13)と、
    c)前記チャンバ(4)内に配置され、かつクランプ位置(K)の領域において前記導電体(10)を前記バスバー(8)および/または前記クランプケージ(13)に固定するための押圧ばねとして作用するクランプばね(7)とを備え、
    d)前記クランプばね(7)が、枢動軸線を中心に枢動することができるクランプ脚部(7b)を備え、前記脚部が、ロック位置にロックされた戻り止め状態(R)から、前記戻り止め状態から解放されて前記導電体(10)を前記バスバー(8)および/または前記クランプケージ(13)に対して押圧するクランプ状態(K)へ移動することができる、ばね端子(1)において、
    e.2つの異なる調整手段によって、前記クランプ脚部(7b)を前記戻り止め状態(R)から解放することができることを特徴とする、ばね端子(1)。
  2. 少なくとも以下の特徴を備える可撓性撚線導体として構成することができる導体(10)を接続するためのばね端子(1)、特にダイレクトクランプ端子であって、
    a)チャンバ(4)を含み、かつ前記導体の前記チャンバ(4)内への挿入導管(5)を含むハウジング(3,30,40)と、
    b)バスバー(8)および/またはクランプケージ(13)と、
    c)前記チャンバ(4)内に配置され、かつクランプ位置(K)の領域において前記導電体(10)を前記バスバー(8)および/または前記クランプケージ(13)に固定するための押圧ばねとして作用するクランプばね(7)とを備え、
    d)前記クランプばね(7)が、枢動軸線を中心に枢動することができるクランプ脚部(7b)を備え、前記脚部が、ロック位置にロックされた戻り止め状態(R)から前記戻り止め状態から解放されて前記導電体(10)を前記バスバー(8)および/または前記クランプケージ(13)に対して押圧するクランプ状態(K)へ移動することができるばね端子(1)、または
    請求項1に記載のばね端子(1)において、
    e.前記戻り止め状態(R)が、要素を前記クランプ脚部(7b)の自由端縁(7d)にロックすることによって生成されず、かつ、前記導体を前記導体の導入方向に前記ハウジング内へ導入することによって前記戻り止め状態を解除することができることを特徴とする、ばね端子(1)。
  3. 前記戻り止め状態が、前記導体の導入方向に前記クランプ脚部(11)を押圧することによって生成されることを特徴とする、請求項1または2に記載のばね端子(1)。
  4. 前記2つの調整手段のうちの第1かつ唯一の調整手段または第1の調整手段が、前記導体(11)の解放が作用している間に前記導体(11)の端部が接触し、かつ前記クランプばね(7)の前記クランプ脚部(7b)を前記戻り止め状態から直接的または間接的に解放することができる可動解放要素(12)を備えることを特徴とする、請求項1または2に記載のばね端子(1)。
  5. 前記2つの調整手段のうちの第2の調整手段が、前記クランプ脚部(7b)を移動させるための作動要素を備えることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のばね端子(1)。
  6. 前記作動要素自体を、前記クランプばね(7)の前記クランプ脚部(7b)とともに前記戻り止め状態(R)にロックすることができ、前記作動要素自体を、前記戻り止め状態(R)から直接的に開放することができ、その結果、前記クランプばね(7)の前記クランプ脚部(7b)さえも前記戻り止め状態(R)から解放することができることを特徴とする、請求項5に記載のばね端子(1)。
  7. 前記作動要素が、前記ハウジング(3, 30, 40)の作動導管(6)内で挿入方向(X)にシフトすることができ、前記挿入方向に対して垂直に制限された態様で移動することができ、前記戻り止め状態(R)において前記ハウジング(3, 30, 40)のロック縁部(3a)上で前記ハウジング(3, 30, 40)内にロックすることができる、前記クランプ脚部(7b)を移動させるためのラッチ(11)であることを特徴とする、請求項5または6に記載のばね端子(1)。
  8. 前記ラッチ(11)が、前記ロック縁部(3a)の後方に前記挿入方向(X)に対して垂直に移動させることによって前記戻り止め状態(R)においてロックすることができ、反対方向の移動によって前記戻り止め状態(R)から解放することができる側方係止縁部(11h)を備えることを特徴とする、請求項7に記載のばね端子(1)。
  9. 前記ラッチ(11)用の前記作動導管(6)が、前記導体挿入導管(5)と略平行に延びていることを特徴とする、請求項7又は8に記載のばね端子(1)。
  10. 前記ラッチ(11)が、前記戻り止め状態(R)においていかなる場合も前記作動導管(6)から自由端部(11a)とともに突出していることを特徴とする、請求項7乃至9のいずれか一項に記載のばね端子(1)。
  11. 前記ラッチ(11)が、前記戻り止め状態(R)においていかなる場合も前記ハウジング(3)内に自由端部(11a)とともに位置していることを特徴とする、請求項7乃至10のいずれか一項に記載のばね端子(1)。
  12. 前記ラッチ(11)が、前記ロック位置への前記挿入方向(X)に対して横方向の前記クランプばね(7)のばね力によって前記挿入方向(X)へ移動する間に、前記ロック位置に移動されることを特徴とする、請求項7乃至11のいずれか一項に記載のばね端子(1)。
  13. 前記ラッチ(11)を、ドライバ(S)などの手動で作動可能な作動工具を用いて、特に前記挿入方向に対して横切る反対方向に移動させることによって、前記戻り止め状態(R)から解放することができることを特徴とする、請求項10に記載のばね端子(1)。
  14. 前記ラッチ(11)を、前記導体が前記解放要素(12)を前記導体の前記挿入方向に押圧することよって、前記戻り止め状態(R)から解放することができることを特徴とする、請求項10に記載のばね端子(1)。
  15. 前記ラッチ(11)が、前記作動工具によって前記ラッチ(11)の前記挿入方向(X)への移動および前記挿入方向(X)に対して垂直方向への移動も実現することができるような態様で、個々にまたは一体に寸法決めされた前記作動工具を配置するための凹部(11b)または2つの凹部(11b、11b')を備えることを特徴とする、請求項7乃至14のいずれか一項に記載のばね端子(1)。
  16. 前記解放要素(12)が、前記ハウジング(3)内に枢動可能に支持された傾動レバーとして構成されることを特徴とする、請求項4に記載のばね端子(1)。
  17. 解放要素(12)が、前記ラッチ(11)を前記係止位置から解放するように設計されることを特徴とする、請求項7乃至15のいずれか一項に記載のばね端子(1)。
  18. 解放要素(12)が、前記ラッチと一体に構成されていることを特徴とする、請求項7乃至17のいずれか一項に記載のばね端子(1)。
  19. 前記傾動レバーが、一方は前記導体(10)とともに枢動するように設計され、かつ他方は前記ラッチ(11)を前記戻り止め状態(X)から解放するために前記ラッチ(11)に作用するように設計された2つのレバーアーム(12a、12b)を備えることを特徴とする、請求項16に記載のばね端子(1)。
  20. 前記ハウジング(30,40)が、下部ハウジング部分(31,41)と、前記下部ハウジング部分(31,41)に固定することができる上部ハウジング部分(32)とを備えることを特徴とする、請求項1〜19のいずれか一項に記載のばね端子(1)。
  21. 前記下部ハウジング部分(31,41)が、円周方向に閉じられ、片側または両側で開いているケーシングの形態で設計されることを特徴とする、請求項20に記載のばね端子(1)。
  22. 導体挿入導管(5)および作動導管(6)が、前記上部ハウジング部分(32)内に構成されていることを特徴とする、請求項20又は21に記載のばね端子(1)。
  23. 前記クランプばね(7)を配置することができる前記クランプケージ(13)が設けられ、かつ前記クランプケージ(13)および前記クランプばね(7)を開いた正面側からケーシング状の前記下部ハウジング部分(31,41)に挿入することができることを特徴とする、請求項20乃至22のいずれか一項に記載のばね端子(1)。
  24. 前記解放要素(12)が枢動可能に支持されている前記クランプケージ(13)上に、軸受ブロック(15)が形成されているか配置されていることを特徴とする、請求項4に記載のばね端子(1)。
  25. 前記クランプケージ(13)、前記クランプばね(7)、軸受ブロック(15)および解放要素(12)が、予め組み立てて全体として前記下部ハウジング部分(31,41)に挿入することができるユニットを形成していることを特徴とする、請求項20乃至23のいずれか一項に記載のばね端子(1)。
  26. 少なくとも1つ以上の停止手段が、張力付与中または前記戻り止め状態の確立中の過度な回転に対する保護、および前記導体(10)による解放中の過度な回転に対する保護を実現するために、前記解放要素(12)上に設けられていることを特徴とする、請求項4に記載のばね端子(1)。
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