JP2019516720A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2019516720A5
JP2019516720A5 JP2018560597A JP2018560597A JP2019516720A5 JP 2019516720 A5 JP2019516720 A5 JP 2019516720A5 JP 2018560597 A JP2018560597 A JP 2018560597A JP 2018560597 A JP2018560597 A JP 2018560597A JP 2019516720 A5 JP2019516720 A5 JP 2019516720A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
general formula
group
ethyl
alkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018560597A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7034093B2 (ja
JP2019516720A (ja
Filing date
Publication date
Priority claimed from GBGB1608777.7A external-priority patent/GB201608777D0/en
Application filed filed Critical
Publication of JP2019516720A publication Critical patent/JP2019516720A/ja
Publication of JP2019516720A5 publication Critical patent/JP2019516720A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7034093B2 publication Critical patent/JP7034093B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

実施例1〜7は、一般式(I)の化合物の様々な側鎖YR4をどのようにして相互転換することができるかということ、並びに一般式(IA)、(IB)、(IC)、(ID)、(IE)、及び(IF)の化合物をどのようにして所要の一般式(XXI)の生成物に変換することができるかということを例示している。
本件出願は、以下の態様の発明を提供する。
(態様1)
一般式(I)の化合物又はその塩もしくは同位体変種:
(化1)
Figure 2019516720
(式中:
(化2)
Figure 2019516720
は、炭素-炭素単結合又は二重結合であり;
R 1 は、ハロ、OR 7a 、及びNR 7a R 7b から選択される1以上の置換基で任意に置換されたC 1-4 アルキルであり;
ここで、R 7a 及びR 7b の各々は、H及びC 1-4 アルキルから独立に選択されるか;
又はR 1 は、R 2 と一緒に、エポキシド基を形成し;
R 2 は、=OもしくはOHもしくは保護されたOHであるか、又はR 2 は、R 1 と一緒に、エポキシド基を形成し;
R 3 は、H、ハロ、又はOHもしくは保護されたOHであり;
(化3)
Figure 2019516720
が、炭素-炭素二重結合であるとき、Yは、結合、又は1〜20個の炭素原子を有し、かつ1以上の基R 13 で任意に置換された、アルキレン、アルケニレン、もしくはアルキニレンリンカー基であり;
(化4)
Figure 2019516720
が、炭素-炭素単結合であるとき、Yは、結合、又は1〜20個の炭素原子を有し、かつ1以上の基R 13 で任意に置換されたアルキレンリンカー基であり;
各々のR 13 は、独立に、ハロ、OR 8 、又はNR 8 R 9 であり;
ここで、R 8 及びR 9 の各々は、H及びC 1-4 アルキルから独立に選択され;
R 4 は、ハロ、CN、C(O)R 10 、CH(OR 10 )(OR 11 )、CH(R 10 )(OR 11 )、CH(SR 10 )(SR 11 )、NR 10 R 11 、BR 10 R 11 、C(O)CH 2 N 2 、-CH=CH 2 、-C≡CH、CH[C(O)OR 10 ] 2 、CH(BR 10 R 11 ) 2 、アジド、又はカルボン酸模倣基であり;
ここで、各々のR 10 及びR 11 は、独立に:
a.水素、又は
b.そのいずれかが、ハロ、NO 2 、CN、OR 19 、SR 19 、C(O)OR 19 、C(O)N(R 19 ) 2 、SO 2 R 19 、SO 3 R 19 、OSO 3 R 19 、N(R 19 ) 2 、並びにそのどちらかが、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、ハロ、NO 2 、CN、OR 19 、SR 19 、C(O)OR 19 、C(O)N(R 19 ) 2 、SO 2 R 19 、SO 3 R 19 、OSO 3 R 19 、及びN(R 19 ) 2 から選択される1以上の置換基で任意に置換されている6〜14員アリールもしくは5〜14員ヘテロアリール基から選択される1以上の置換基で任意に置換されている、C 1-20 アルキル、C 2-20 アルケニル、もしくはC 2-20 アルキニル;又は
c.そのどちらかが、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、ハロ、NO 2 、CN、OR 19 、SR 19 、C(O)OR 19 、C(O)N(R 19 ) 2 、SO 2 R 19 、SO 3 R 19 、OSO 3 R 19 、及びN(R 19 ) 2 から選択される1以上の置換基で任意に置換されている6〜14員アリールもしくは5〜14員ヘテロアリール基;又は
d.ポリエチレングリコール残基;
であるか、或いは
e. R 4 が、CH(OR 10 )(OR 11 )、CH(R 10 )(OR 11 )、CH(SR 10 )(SR 11 )、NR 10 R 11 、BR 10 R 11 、CH[C(O)OR 10 ] 2 、又はCH(BR 10 R 11 ) 2 であるとき、R 10 及びR 11 基は、それらが結合している1つ又は複数の原子と一緒に組み合わさって、3〜10員ヘテロ環式環を形成し得;
各々のR 19 は、H、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、並びにそのどちらかが、ハロ、C 1-6 アルキル、及びC 1-6 ハロアルキルから選択される1以上の置換基で任意に置換されている6〜14員アリールもしくは5〜14員ヘテロアリール基から独立に選択され;又は
Y及びR 4 は一緒に、=CH 2 基を形成し;
R 5 は、H又はOH又は保護されたOH基であり;
R 6 は、=Oである)。
(態様2)
一般式(IA)の化合物:
(化5)
Figure 2019516720
(式中、R 3 、Y、R 4 、及びR 5 は、一般式(I)について定義されている通りである)
であるか;或いは一般式(I)の化合物が、一般式(IB)の化合物:
(化6)
Figure 2019516720
(式中、R 1 、R 3 、Y、R 4 、及びR 5 は、一般式(I)について定義されている通りである);
もしくは
一般式(IC)の化合物:
(化7)
Figure 2019516720
(式中、R 1 、R 3 、Y、R 4 、及びR 5 は、一般式(I)について定義されている通りである);
もしくは
一般式(ID)の化合物:
(化8)
Figure 2019516720
(式中、R 1 、R 3 、Y、R 4 、及びR 5 は、一般式(I)について定義されている通りである);
もしくは
一般式(IE)の化合物:
(化9)
Figure 2019516720
(式中、R 1 、R 3 、Y、R 4 、及びR 5 は、一般式(I)について定義されている通りである);
である、態様1記載の化合物、又はこれらのいずれかの塩もしくは同位体変種。
(態様3)
R 1 がエチルである、態様1又は態様2記載の化合物。
(態様4)
前記化合物が、一般式(IA)又は(IB)の化合物であり、Yが、結合、非置換C 1-3 アルキレン基、OHで置換されたC 1-3 アルキレン基、又はC 1-3 アルケニレン基である、態様1〜3のいずれか一項記載の化合物。
(態様5)
前記化合物が、一般式(IC)、(ID)、又は(IE)の化合物であり、Yが、結合、又は1〜3個の炭素原子を有し、かつ1個もしくは2個のOH基で任意に置換されたアルキレン基である、態様1〜3のいずれか一項記載の化合物。
(態様5)
R 4 部分に存在するとき、各々のR 10 及びR 11 が、独立に:
a.水素、又は
b.そのいずれかが上記のような1以上の置換基で任意に置換されている、C 1-10 アルキル、C 2-10 アルケニル、もしくはC 2-10 アルキニル;又は
c.そのどちらかが上記のような1以上の置換基で任意に置換されている6〜10員アリールもしくは5〜10員ヘテロアリール基;又は
d.ポリエチレングリコール残基;
であるか、或いは
e.R 4 が、CH(OR 10 )(OR 11 )、CH(R 10 )(OR 11 )、CH(SR 10 )(SR 11 )、NR 10 R 11 、BR 10 R 11 、CH[C(O)OR 10 ] 2 、もしくはCH(BR 10 R 11 ) 2 であるとき、R 10 及びR 11 基が、それらが結合している1つもしくは複数の原子と一緒に組み合わさって、3〜10員ヘテロ環式環を形成し得;又は
R 4 がNR 10 R 11 であるとき、R 10 がHもしくはC 1-4 アルキルであり得、R 11 が、5〜10員ヘテロアリール基、例えば、テトラゾールであり得る、
態様1〜4のいずれか一項記載の化合物。
(態様6)
R 2 、R 3 、及びR 5 のうちの1つ又は複数が保護されたOH基であるとき、該保護されたOH基が、
i. OC(O)R 14 (ここで、R 14 は、基R 10 である);又は
ii. OSi(R 16 ) 3
を含み、ここで:
存在するとき、R 10 、R 11 、及びR 16 のうちの1つ又は複数が:
a.ハロ、NO 2 、CN、OR 19 、SR 19 、C(O)OR 19 、SO 2 R 19 、SO 3 R 19 、OSO 3 R 19 、N(R 19 ) 2 、又はそのどちらかが、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、ハロ、NO 2 、CN、OR 19 、SO 2 R 19 、SO 3 R 19 、もしくはN(R 19 ) 2 で任意に置換されている6〜10員アリールもしくは5〜14員ヘテロアリール基で任意に置換された、アルキル、アルケニル、又はアルキニル基;(ここで、R 19 は、態様1において定義されている通りである);或いは
b. C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、ハロ、NO 2 、CN、OR 19 、SR 19 、又はN(R 19 ) 2 で任意に置換されたアリール又はヘテロアリール基;(ここで、R 19 は、態様1において定義されている通りである)
である、態様1〜5のいずれか一項記載の化合物。
(態様7)
存在するとき、R 19 が、H、メチル、エチル、トリフルオロメチル、又は1以上のフルオロ、クロロ、メチル、エチル、もしくはトリフルオロメチル基で任意に置換されたフェニルである、態様1〜6のいずれか一項記載の化合物。
(態様8)
R 4 が、ハロ、CN、C(O)R 10 、CH(OR 10 )(OR 11 )、NR 10 R 11 、BR 10 R 11 -CH=CH 2 、-C≡CH、CH[C(O)OR 10 ] 2 、アジド、カルボン酸模倣基、もしくはCH(BR 10 R 11 ) 2 であるか、Y及びR 4 が一緒に、=CH 2 基を形成し;
ここで、R 10 及びR 11 が、態様1において定義されている通りであり;かつ
該カルボン酸模倣基が、テトラゾール、-C(O)NHSO 2 R 30 、及び-NHC(O)NHSO 2 R 30 から選択され;ここで、R 30 が、H、C 1-6 アルキル、又はベンジルである、
態様1〜7のいずれか一項記載の化合物。
(態様9)
R 4 が、ハロ、CN、C(O)R 10 、CH(OR 10 )(OR 11 )、NR 10 R 11 、CH[C(O)OR 10 ] 2 、もしくはアジドであり;
ここで、R 10 が、H、或いはハロ、NO 2 、CN、OR 19 、SR 19 、C(O)OR 19 、SO 2 R 19 、SO 3 R 19 、OSO 3 R 19 、N(R 19 ) 2 、又はそのどちらかが、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、ハロ、NO 2 、CN、OR 19 、SO 2 R 19 、SO 3 R 19 、もしくはN(R 19 ) 2 で任意に置換されている6〜10員アリールもしくは5〜14員ヘテロアリール基で任意に置換された、C 1-10 アルキル、C 2-10 アルケニル、又はC 2-10 アルキニルであるか;(ここで、R 19 は、態様1において定義されている通りである);或いは
R 4 がCH(OR 10 )(OR 11 )であるとき、OR 10 及びOR 11 基が、それらが結合している炭素原子と一緒に、環状アセタール基を形成し得るか;或いは
R 4 がNR 10 R 11 であるとき、R 10 がH又はC 1-4 アルキルであり、R 11 が5〜10員ヘテロアリール基、例えば、テトラゾールであるか;或いは
R 4 がテトラゾールである、
態様8記載の化合物。
(態様10)
R 4 が:
Cl、Br、CN、C(O)H、CH(OR 10 ) 2 、1,3-ジオキサン、1,3-ジオキソラン、CH[C(O)OR 10 ] 2 、又はテトラゾールであり;ここで、R 10 が、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、s-ブチル、イソ-ブチル、又はt-ブチル
である、
態様9記載の化合物。
(態様11)
R 4 がアジドである、態様9記載の化合物。
(態様12)
R 4 が、-NH-テトラゾール、-C(O)NHSO 2 R 30 、及び-NHC(O)NHSO 2 R 30 であり;ここで、R 30 が、態様8において定義されている通りである、態様8記載の化合物。
(態様13)
以下のもの:
(6α,7α,20S)-20-(1-ブロモメチル)-6,7-エポキシ-プレグナ-4-エン-3-オン;
(6α,7α,20S)-6,7-エポキシ-20-(エチレンジオキシメチル)-プレグナ-4-エン-3-オン;
(6α,7α,20S)-6,7-エポキシ-20-アジドメチル-プレグナ-4-エン-3-オン;
(6α,7α)-6,7-エポキシ-3-オキソ-4-コレン-23-カルボキシ-24-酸ジメチルエステル;
(6β,7α)-6-エチル-7-ヒドロキシ-3-オキソ-4-コレン-23-カルボキシ-24-酸ジメチルエステル;
(5β,6β,7α)-6-エチル-7-ヒドロキシ-3-オキソ-コラン-23-カルボキシ-24-酸ジメチルエステル;
(5β,6β)-6-エチル-3,7-ジオキソ-コラン-23-カルボキシ-24-酸ジメチルエステル;
(5β,6α)-6-エチル-3,7-ジオキソ-コラン-23-カルボキシ-24-酸ジメチルエステル;
(5β,6α)-6-エチル-3,7-ジオキソ-コラン-23-カルボキシ-24-酸;
(6α,7α)-6,7-エポキシ-3-オキソ-4-コレノ-24-ニトリル;
(6β,7α)-6-エチル-7-ヒドロキシ-3-オキソ-4-コレノ-24-ニトリル;
(5β,6β,7α)-6-エチル-7-ヒドロキシ-3-オキソ-コラノ-24-ニトリル;
(5β,6β)-3,7-ジオキソ-6-エチル-コラノ-24-ニトリル;
(3α,5β,6β)-6-エチル-3-ヒドロキシ-7-オキソ-コラノ-24-ニトリル;
(6α,7α,20R)-20-(1-シアノメチル)-6,7-エポキシ-プレグナ-4-エン-3-オン;
(6β,7α,20R)-シアノメチル-6-エチル-7-ヒドロキシ-4-プレグネン-3-オン;
(5β,6β,7α,20R)-シアノメチル-6-エチル-7-ヒドロキシ-プレグナ-3-オン;
(5β,6β,20R)-シアノメチル-6-エチル-7-オキソ-プレグナ-3-オン;
(6β,7α,20S)-20-(エチレンジオキシメチル)-6-エチル-7-ヒドロキシ-プレグナ-4-エン-3-オン;
(5β,6β,7α,20S)-20-(エチレンジオキシメチル)-6-エチル-7-ヒドロキシ-プレグナ-3-オン;
(5β,6β,20S)-20-(エチレンジオキシメチル)-6-エチル-プレグナ-3,7-ジオン;
(5β,6α,20S)-20-(エチレンジオキシメチル)-6-エチル-プレグナ-3,7-ジオン;
である、態様1記載の化合物又はその塩。
(態様14)
以下のこと:
i.態様2において定義されているような一般式(ID)の化合物をエピマー化して、態様2において定義されているような一般式(IE)の化合物を得ること(ここで、該エピマー化反応は、該一般式(ID)の化合物を塩基で処理することを含む);又は
ii.態様2において定義されているような一般式(IC)の化合物を酸化して、態様2において定義されているような一般式(ID)の化合物を得ること;又は
iii.態様2において定義されているような一般式(IB)の化合物を接触水素化により還元して、態様2において定義されているような一般式(IC)の化合物を得ること;又は
iv.態様3において定義されているような一般式(IA)の化合物をアルキル化して、態様2において定義されているような一般式(IB)の化合物を得ること(ここで、該アルキル化は、有機金属試薬による選択的アルキル化である);又は
v.一般式(II)の化合物:
(化10)
Figure 2019516720
(式中、R 3 、R 4 、R 5 、及びYは、一般式(I)において定義されている通りである);
をエポキシ化して、態様2において定義されているような一般式(IA)の化合物を得ること;又は
vi.側鎖が、カルボン酸、エステル、OH、もしくは保護されたOH基を含む、一般式(I)の化合物の類似体を、該カルボン酸、エステル、OH、もしくは保護されたOHを態様1において定義されているような基R 4 に変換することにより、一般式(I)の化合物に変換すること
を含む、態様1〜13のいずれか一項記載の化合物の調製方法。
(態様15)
一般式(XXI)の化合物:
(化11)
Figure 2019516720
(式中、R 1 及びYは、一般式(I)において定義されている通りであり;
R 3a は、H、ハロ、又はOHであり;
R 4a は、C(O)OR 10 、C(O)NR 10 R 11 、S(O)R 10 、SO 2 R 10 、又はOSO 2 R 10 であり;かつ
R 5a は、H又はOHである);
の調製方法であって、態様1〜13のいずれか一項記載の化合物を、態様1において定義されているような側鎖置換基-R 4 を上で定義されているような基R 4a に変換する工程を含む方法によって、一般式(XXI)の化合物に変換することを含み;かつ
ここで、該方法が:
i.態様2において定義されているような一般式(IA)の化合物を、該側鎖置換基が上で定義されているような基R 4a である類似体に変換し;かつ
この類似体をさらに、態様14に記載の方法によって、態様2において定義されているような一般式(IB)、(IC)、(ID)、及び(IE)の化合物の類似体に変換し;かつ
該一般式(IE)の化合物の類似体を還元して、一般式(XXI)の化合物を得ること;又は
ii.態様2において定義されているような一般式(IB)の化合物を、該側鎖置換基が上で定義されているような基R 4a である類似体に変換し;かつ
この類似体をさらに、態様14に記載の方法によって、態様2において定義されているような一般式(IC)、(ID)、及び(IE)の化合物の類似体に変換し;かつ
該一般式(IE)の化合物の類似体を還元して、一般式(XXI)の化合物を得ること;又は
iii.態様2において定義されているような一般式(IC)の化合物を、該側鎖置換基が上で定義されているような基R 4a である類似体に変換し;かつ
この類似体をさらに、態様14に記載の方法によって、態様2において定義されているような一般式(ID)及び(IE)の化合物の類似体に変換し;かつ
該一般式(IE)の化合物の類似体を還元して、一般式(XXI)の化合物を得ること;又は
iv.態様2において定義されているような一般式(ID)の化合物を、該側鎖置換基が上で定義されているような基R 4a である類似体に変換し;かつ
この類似体を、態様14に記載の方法によって、態様2において定義されているような一般式(IE)の化合物の類似体に変換し;かつ
該一般式(IE)の化合物の類似体を還元して、一般式(XXI)の化合物を得ること;又は
v.態様2において定義されているような一般式(IE)の化合物を、該側鎖置換基が上で定義されているような基R 4a である類似体に変換し;
該一般式(IE)の化合物の類似体を還元して、一般式(XXI)の化合物を得ること;又は
vi.態様2において定義されているような一般式(IE)の化合物を、一般式(IF)の化合物:
(化12)
Figure 2019516720
(式中、R 1 、R 3 、Y、R 4 、及びR 5 は、一般式(I)について定義されている通りである)
に変換し;かつ
該式(IF)の化合物を、該側鎖置換基R 4 を上で定義されているような置換基R 4a に変換することにより、一般式(XXI)の化合物に変換し;かつ
該一般式(I)の化合物のR 3 及び/又はR 5 がOH保護基であるとき、該保護基を除去して、R 3a 及び/又はR 5a がOHである一般式(XXI)の化合物を生じさせること
のいずれかを含む、前記方法。

Claims (16)

  1. 一般式(I)の化合物又はその塩もしくは同位体変種:
    Figure 2019516720
    (式中:
    Figure 2019516720
    は、炭素-炭素単結合又は二重結合であり;
    R1は、ハロ、OR7a、及びNR7aR7bから選択される1以上の置換基で任意に置換されたC1-4アルキルであり;
    ここで、R7a及びR7bの各々は、H及びC1-4アルキルから独立に選択されるか;
    又はR1は、R2と一緒に、エポキシド基を形成し;
    R2は、=OもしくはOHもしくは保護されたOHであるか、又はR2は、R1と一緒に、エポキシド基を形成し;
    R3は、H、ハロ、又はOHもしくは保護されたOHであり;
    Figure 2019516720
    が、炭素-炭素二重結合であるとき、Yは、結合、又は1〜20個の炭素原子を有し、かつ1以上の基R13で任意に置換された、アルキレン、アルケニレン、もしくはアルキニレンリンカー基であり;
    Figure 2019516720
    が、炭素-炭素単結合であるとき、Yは、結合、又は1〜20個の炭素原子を有し、かつ1以上の基R13で任意に置換されたアルキレンリンカー基であり;
    各々のR13は、独立に、ハロ、OR8、又はNR8R9であり;
    ここで、R8及びR9の各々は、H及びC1-4アルキルから独立に選択され;
    R4は、ハロ、CN、C(O)R10、CH(OR10)(OR11)、CH(SR10)(SR11)、NR10R11、BR10R11、C(O)CH2N2、-CH=CH2、-C≡CH、CH[C(O)OR10]2、CH(BR10R11)2、アジド、又はカルボン酸模倣基であり;
    ここで、各々のR10及びR11は、独立に:
    a.水素、又は
    b.そのいずれかが、ハロ、NO2、CN、OR19、SR19、C(O)OR19、C(O)N(R19)2、SO2R19、SO3R19、OSO3R19、N(R19)2、並びにそのどちらかが、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、ハロ、NO2、CN、OR19、SR19、C(O)OR19、C(O)N(R19)2、SO2R19、SO3R19、OSO3R19、及びN(R19)2から選択される1以上の置換基で任意に置換されている6〜14員アリールもしくは5〜14員ヘテロアリール基から選択される1以上の置換基で任意に置換されている、C1-20アルキル、C2-20アルケニル、もしくはC2-20アルキニル;又は
    c.そのどちらかが、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、ハロ、NO2、CN、OR19、SR19、C(O)OR19、C(O)N(R19)2、SO2R19、SO3R19、OSO3R19、及びN(R19)2から選択される1以上の置換基で任意に置換されている6〜14員アリールもしくは5〜14員ヘテロアリール基;又は
    d.ポリエチレングリコール残基;
    であるか、或いは
    e. R4が、CH(OR10)(OR11)、CH(SR10)(SR11)、NR10R11、BR10R11、CH[C(O)OR10]2、又はCH(BR10R11)2であるとき、R10及びR11基は、それらが結合している1つ又は複数の原子と一緒に組み合わさって、3〜10員ヘテロ環式環を形成し得;
    各々のR19は、H、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、並びにそのどちらかが、ハロ、C1-6アルキル、及びC1-6ハロアルキルから選択される1以上の置換基で任意に置換されている6〜14員アリールもしくは5〜14員ヘテロアリール基から独立に選択され;又は
    Y及びR4は一緒に、=CH2基を形成し;
    R5は、H又はOH又は保護されたOH基であり;
    R6は、=Oである)。
  2. 一般式(IA)の化合物:
    Figure 2019516720
    (式中、R3、Y、R4、及びR5は、請求項1において定義されている通りである)
    であるか;或いは一般式(I)の化合物が、一般式(IB)の化合物:
    Figure 2019516720
    (式中、R1、R3、Y、R4、及びR5は、請求項1において定義されている通りである);
    もしくは
    一般式(IC)の化合物:
    Figure 2019516720
    (式中、R1、R3、Y、R4、及びR5は、請求項1において定義されている通りである);
    もしくは
    一般式(ID)の化合物:
    Figure 2019516720
    (式中、R1、R3、Y、R4、及びR5は、請求項1において定義されている通りである);
    もしくは
    一般式(IE)の化合物:
    Figure 2019516720
    (式中、R1、R3、Y、R4、及びR5は、請求項1において定義されている通りである);
    である、請求項1記載の化合物、又はこれらのいずれかの塩もしくは同位体変種。
  3. R1がエチルである、請求項1又は請求項2記載の化合物。
  4. 前記化合物が、一般式(IA)又は(IB)の化合物であり、Yが、結合、非置換C1-3アルキレン基、OHで置換されたC1-3アルキレン基、又はC1-3アルケニレン基である、請求項1〜3のいずれか一項記載の化合物。
  5. 前記化合物が、一般式(IC)、(ID)、又は(IE)の化合物であり、Yが、結合、又は1〜3個の炭素原子を有し、かつ1個もしくは2個のOH基で任意に置換されたアルキレン基である、請求項1〜3のいずれか一項記載の化合物。
  6. R4部分に存在するとき、各々のR10及びR11が、独立に:
    a.水素、又は
    b.そのいずれかが上記のような1以上の置換基で任意に置換されている、C1-10アルキル、C2-10アルケニル、もしくはC2-10アルキニル;又は
    c.そのどちらかが上記のような1以上の置換基で任意に置換されている6〜10員アリールもしくは5〜10員ヘテロアリール基;又は
    d.ポリエチレングリコール残基;
    であるか、或いは
    e.R4が、CH(OR10)(OR11)、CH(SR10)(SR11)、NR10R11、BR10R11、CH[C(O)OR10]2、もしくはCH(BR10R11)2であるとき、R10及びR11基が、それらが結合している1つもしくは複数の原子と一緒に組み合わさって、3〜10員ヘテロ環式環を形成し得;又は
    R4がNR10R11であるとき、R10がHもしくはC1-4アルキルであり得、R11が、5〜10員ヘテロアリール基であり得る、
    請求項1〜5のいずれか一項記載の化合物。
  7. R2、R3、及びR5のうちの1つ又は複数が保護されたOH基であるとき、該保護されたOH基が、
    i. OC(O)R14(ここで、R14は、基R10である);又は
    ii. OSi(R16)3
    を含み、ここで:
    存在するとき、R10、R11、及びR16のうちの1つ又は複数が:
    a.ハロ、NO2、CN、OR19、SR19、C(O)OR19、SO2R19、SO3R19、OSO3R19、N(R19)2、又はそのどちらかが、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、ハロ、NO2、CN、OR19、SO2R19、SO3R19、もしくはN(R19)2で任意に置換されている6〜10員アリールもしくは5〜14員ヘテロアリール基で任意に置換された、アルキル、アルケニル、又はアルキニル基;(ここで、R19は、請求項1において定義されている通りである);或いは
    b. C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、ハロ、NO2、CN、OR19、SR19、又はN(R19)2で任意に置換されたアリール又はヘテロアリール基;(ここで、R19は、請求項1において定義されている通りである)
    である、請求項1〜6のいずれか一項記載の化合物。
  8. 存在するとき、R19が、H、メチル、エチル、トリフルオロメチル、又は1以上のフルオロ、クロロ、メチル、エチル、もしくはトリフルオロメチル基で任意に置換されたフェニルである、請求項1〜7のいずれか一項記載の化合物。
  9. R4が、ハロ、CN、C(O)R10、CH(OR10)(OR11)、NR10R11、BR10R11-CH=CH2、-C≡CH、CH[C(O)OR10]2、アジド、カルボン酸模倣基、もしくはCH(BR10R11)2であるか、Y及びR4が一緒に、=CH2基を形成し;
    ここで、R10及びR11が、請求項1において定義されている通りであり;かつ
    該カルボン酸模倣基が、テトラゾール、-C(O)NHSO2R30、及び-NHC(O)NHSO2R30から選択され;ここで、R30が、H、C1-6アルキル、又はベンジルである、
    請求項1〜8のいずれか一項記載の化合物。
  10. R4が、ハロ、CN、C(O)R10、CH(OR10)(OR11)、NR10R11、CH[C(O)OR10]2、もしくはアジドであり;
    ここで、R10が、H、或いはハロ、NO2、CN、OR19、SR19、C(O)OR19、SO2R19、SO3R19、OSO3R19、N(R19)2、又はそのどちらかが、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、ハロ、NO2、CN、OR19、SO2R19、SO3R19、もしくはN(R19)2で任意に置換されている6〜10員アリールもしくは5〜14員ヘテロアリール基で任意に置換された、C1-10アルキル、C2-10アルケニル、又はC2-10アルキニルであるか;(ここで、R19は、請求項1において定義されている通りである);或いは
    R4がCH(OR10)(OR11)であるとき、OR10及びOR11基が、それらが結合している炭素原子と一緒に、環状アセタール基を形成し得るか;或いは
    R4がNR10R11であるとき、R10がH又はC1-4アルキルであり、R11が5〜10員ヘテロアリール基、例えば、テトラゾールであるか;或いは
    R4がテトラゾールである、
    請求項9記載の化合物。
  11. R4が:
    Cl、Br、CN、C(O)H、CH(OR10)2、1,3-ジオキサン、1,3-ジオキソラン、CH[C(O)OR10]2、又はテトラゾールであり;ここで、R10が、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、s-ブチル、イソ-ブチル、又はt-ブチル
    である、
    請求項10記載の化合物。
  12. R4がアジドである、請求項10記載の化合物。
  13. R4が、-NH-テトラゾール、-C(O)NHSO2R30、及び-NHC(O)NHSO2R30であり;ここで、R30が、請求項9において定義されている通りである、請求項9記載の化合物。
  14. 以下のもの:
    (6α,7α,20S)-20-(1-ブロモメチル)-6,7-エポキシ-プレグナ-4-エン-3-オン;
    (6α,7α,20S)-6,7-エポキシ-20-(エチレンジオキシメチル)-プレグナ-4-エン-3-オン;
    (6α,7α,20S)-6,7-エポキシ-20-アジドメチル-プレグナ-4-エン-3-オン;
    (6α,7α)-6,7-エポキシ-3-オキソ-4-コレン-23-カルボキシ-24-酸ジメチルエステル;
    (6β,7α)-6-エチル-7-ヒドロキシ-3-オキソ-4-コレン-23-カルボキシ-24-酸ジメチルエステル;
    (5β,6β,7α)-6-エチル-7-ヒドロキシ-3-オキソ-コラン-23-カルボキシ-24-酸ジメチルエステル;
    (5β,6β)-6-エチル-3,7-ジオキソ-コラン-23-カルボキシ-24-酸ジメチルエステル;
    (5β,6α)-6-エチル-3,7-ジオキソ-コラン-23-カルボキシ-24-酸ジメチルエステル;
    (5β,6α)-6-エチル-3,7-ジオキソ-コラン-23-カルボキシ-24-酸;
    (6α,7α)-6,7-エポキシ-3-オキソ-4-コレノ-24-ニトリル;
    (6β,7α)-6-エチル-7-ヒドロキシ-3-オキソ-4-コレノ-24-ニトリル;
    (5β,6β,7α)-6-エチル-7-ヒドロキシ-3-オキソ-コラノ-24-ニトリル;
    (5β,6β)-3,7-ジオキソ-6-エチル-コラノ-24-ニトリル;
    (3α,5β,6β)-6-エチル-3-ヒドロキシ-7-オキソ-コラノ-24-ニトリル;
    (6α,7α,20R)-20-(1-シアノメチル)-6,7-エポキシ-プレグナ-4-エン-3-オン;
    (6β,7α,20R)-20-シアノメチル-6-エチル-7-ヒドロキシ-4-プレグネン-3-オン;
    (5β,6β,7α,20R)-20-シアノメチル-6-エチル-7-ヒドロキシ-プレグナ-3-オン;
    (5β,6β,20R)-20-シアノメチル-6-エチル-7-オキソ-プレグナ-3-オン;
    (6β,7α,20S)-20-(エチレンジオキシメチル)-6-エチル-7-ヒドロキシ-プレグナ-4-エン-3-オン;
    (5β,6β,7α,20S)-20-(エチレンジオキシメチル)-6-エチル-7-ヒドロキシ-プレグナ-3-オン;
    (5β,6β,20S)-20-(エチレンジオキシメチル)-6-エチル-プレグナ-3,7-ジオン;
    (5β,6α,20S)-20-(エチレンジオキシメチル)-6-エチル-プレグナ-3,7-ジオン;
    である、請求項1記載の化合物又はその塩。
  15. 以下のこと:
    i.請求項2において定義されているような一般式(ID)の化合物をエピマー化して、請求項2において定義されているような一般式(IE)の化合物を得ること(ここで、該エピマー化反応は、該一般式(ID)の化合物を塩基で処理することを含む);又は
    ii.請求項2において定義されているような一般式(IC)の化合物を酸化して、請求項2において定義されているような一般式(ID)の化合物を得ること;又は
    iii.請求項2において定義されているような一般式(IB)の化合物を接触水素化により還元して、請求項2において定義されているような一般式(IC)の化合物を得ること;又は
    iv.請求項3において定義されているような一般式(IA)の化合物をアルキル化して、請求項2において定義されているような一般式(IB)の化合物を得ること(ここで、該アルキル化は、有機金属試薬による選択的アルキル化である);又は
    v.一般式(II)の化合物:
    Figure 2019516720
    (式中、R3、R4、R5、及びYは、一般式(I)において定義されている通りである);
    をエポキシ化して、請求項2において定義されているような一般式(IA)の化合物を得ること;又は
    vi.側鎖が、カルボン酸、エステル、OH、もしくは保護されたOH基を含む、一般式(I)の化合物の類似体を、該カルボン酸、エステル、OH、もしくは保護されたOHを請求項1において定義されているような基R4に変換することにより、一般式(I)の化合物に変換すること
    を含む、請求項1〜14のいずれか一項記載の化合物の調製方法。
  16. 一般式(XXI)の化合物:
    Figure 2019516720
    (式中、R1及びYは、一般式(I)において定義されている通りであり;
    R3aは、H、ハロ、又はOHであり;
    R4aは、C(O)OR10、C(O)NR10R11、S(O)R10、SO2R10、又はOSO2R10であり;かつ
    R5aは、H又はOHである);
    の調製方法であって、請求項1〜14のいずれか一項記載の化合物を、請求項1において定義されているような側鎖置換基-R4を上で定義されているような基R4aに変換する工程を含む方法によって、一般式(XXI)の化合物に変換することを含み;かつ
    ここで、該方法が:
    i.請求項2において定義されているような一般式(IA)の化合物を、該側鎖置換基が上で定義されているような基R4aである類似体に変換し;かつ
    この類似体をさらに、請求項15に記載の方法によって、請求項2において定義されているような一般式(IB)、(IC)、(ID)、及び(IE)の化合物の類似体に変換し;かつ
    該一般式(IE)の化合物の類似体を還元して、一般式(XXI)の化合物を得ること;又は
    ii.請求項2において定義されているような一般式(IB)の化合物を、該側鎖置換基が上で定義されているような基R4aである類似体に変換し;かつ
    この類似体をさらに、請求項15に記載の方法によって、請求項2において定義されているような一般式(IC)、(ID)、及び(IE)の化合物の類似体に変換し;かつ
    該一般式(IE)の化合物の類似体を還元して、一般式(XXI)の化合物を得ること;又は
    iii.請求項2において定義されているような一般式(IC)の化合物を、該側鎖置換基が上で定義されているような基R4aである類似体に変換し;かつ
    この類似体をさらに、請求項15に記載の方法によって、請求項2において定義されているような一般式(ID)及び(IE)の化合物の類似体に変換し;かつ
    該一般式(IE)の化合物の類似体を還元して、一般式(XXI)の化合物を得ること;又は
    iv.請求項2において定義されているような一般式(ID)の化合物を、該側鎖置換基が上で定義されているような基R4aである類似体に変換し;かつ
    この類似体を、請求項15に記載の方法によって、請求項2において定義されているような一般式(IE)の化合物の類似体に変換し;かつ
    該一般式(IE)の化合物の類似体を還元して、一般式(XXI)の化合物を得ること;又は
    v.請求項2において定義されているような一般式(IE)の化合物を、該側鎖置換基が上で定義されているような基R4aである類似体に変換し;かつ
    該一般式(IE)の化合物の類似体を還元して、一般式(XXI)の化合物を得ること;又は
    vi.請求項2において定義されているような一般式(IE)の化合物を、一般式(IF)の化合物:
    Figure 2019516720
    (式中、R1、R3、Y、R4、及びR5は、一般式(I)について定義されている通りである)
    に変換し;かつ
    該式(IF)の化合物を、該側鎖置換基R4を上で定義されているような置換基R4aに変換することにより、一般式(XXI)の化合物に変換し;かつ
    該一般式(I)の化合物のR3及び/又はR5がOH保護基であるとき、該保護基を除去して、R3a及び/又はR5aがOHである一般式(XXI)の化合物を生じさせること
    のいずれかを含む、前記方法。
JP2018560597A 2016-05-18 2017-05-18 胆汁酸誘導体、特に、オベチコール酸の合成のための中間体 Active JP7034093B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB1608777.7 2016-05-18
GBGB1608777.7A GB201608777D0 (en) 2016-05-18 2016-05-18 Compounds
PCT/GB2017/051385 WO2017199033A1 (en) 2016-05-18 2017-05-18 Intermediates for the synthesis of bile acid derivatives, in particular of obeticholic acid

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2019516720A JP2019516720A (ja) 2019-06-20
JP2019516720A5 true JP2019516720A5 (ja) 2020-07-02
JP7034093B2 JP7034093B2 (ja) 2022-03-11

Family

ID=56320629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018560597A Active JP7034093B2 (ja) 2016-05-18 2017-05-18 胆汁酸誘導体、特に、オベチコール酸の合成のための中間体

Country Status (16)

Country Link
US (2) US10968250B2 (ja)
EP (2) EP3848382B1 (ja)
JP (1) JP7034093B2 (ja)
KR (1) KR102458265B1 (ja)
CN (1) CN109415407B (ja)
AU (1) AU2017266539B2 (ja)
BR (1) BR112018073488A2 (ja)
CA (1) CA3024281A1 (ja)
EA (1) EA037584B1 (ja)
ES (2) ES2878577T3 (ja)
GB (1) GB201608777D0 (ja)
HR (1) HRP20211128T1 (ja)
HU (1) HUE054851T2 (ja)
MX (1) MX2018014164A (ja)
PT (1) PT3458469T (ja)
WO (1) WO2017199033A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB201608776D0 (en) 2016-05-18 2016-06-29 Dextra Lab Ltd Methods and compounds
EP3431486A1 (en) * 2017-07-18 2019-01-23 Bionice, S.L.U. Process and intermediates for the synthesis of obeticholic acid and derivatives thereof
GB201812382D0 (en) 2018-07-30 2018-09-12 Nzp Uk Ltd Compounds
CN111138509B (zh) * 2018-11-02 2022-12-06 东莞东阳光药物研发有限公司 奥贝胆酸的制备方法
CN111072744B (zh) * 2019-12-03 2021-09-14 江苏佳尔科药业集团股份有限公司 一种以ba为原料合成熊去氧胆酸的方法
CN114315945A (zh) * 2020-09-28 2022-04-12 四川澄华生物科技有限公司 一种胆甾酸及其衍生物的除杂方法
CN112341516B (zh) * 2020-11-14 2022-07-15 湖南科瑞生物制药股份有限公司 5,6-环氧类固醇类化合物及其制备方法和应用
WO2023081657A2 (en) * 2021-11-02 2023-05-11 Sandhill One, Llc High purity non-animal derived udca

Family Cites Families (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2624748A (en) 1950-09-09 1953-01-06 Upjohn Co Bisnorchola-4, 6-dien-3-one-22-al
US4289872A (en) 1979-04-06 1981-09-15 Allied Corporation Macromolecular highly branched homogeneous compound based on lysine units
US5229490A (en) 1987-05-06 1993-07-20 The Rockefeller University Multiple antigen peptide system
CA2118130A1 (en) 1992-04-14 1993-10-28 Jean M. J. Frechet Dendritic based macromolecules and method of production
AU6392894A (en) 1993-02-26 1994-09-14 Magainin Pharmaceuticals, Inc. Chemical synthesis of squalamine
US5643575A (en) 1993-10-27 1997-07-01 Enzon, Inc. Non-antigenic branched polymer conjugates
US5932462A (en) 1995-01-10 1999-08-03 Shearwater Polymers, Inc. Multiarmed, monofunctional, polymer for coupling to molecules and surfaces
AU2002308295B2 (en) 2001-03-12 2007-08-23 Intercept Pharmaceuticals, Inc. Steroids as agonists for FXR
US20090062256A1 (en) 2001-06-01 2009-03-05 Bristol-Myers Squibb Pharma Company LACTAMS SUBSTITUTED BY CYCLIC SUCCINATES AS INHIBITORS OF Abeta PROTEIN PRODUCTION
CA2466027C (en) 2001-11-07 2013-01-08 Nektar Therapeutics Al, Corporation Branched polymers and their conjugates
EP1568706A1 (en) 2004-02-26 2005-08-31 Intercept Pharmaceuticals, Inc. Novel steroid agonist for FXR
ITMI20050912A1 (it) 2005-05-19 2006-11-20 Erregierre Spa Processo di preparazione di acidi 3-a-ya(b)-diidrossi-6-a(b)-alchil-5b-colanici
JP2007210888A (ja) * 2006-01-12 2007-08-23 Mitsubishi Chemicals Corp ステロイド化合物の製造方法
CN101374854A (zh) * 2006-01-12 2009-02-25 三菱化学株式会社 甾类化合物的制备方法
BRPI0707794A2 (pt) 2006-02-14 2011-05-10 Intercept Pharmaceuticals Inc compostos derivados de Ácido biliar, formulaÇÕes e composiÇÕes farmacÊuticas, bem como uso de ditos compostos
WO2008002573A2 (en) 2006-06-27 2008-01-03 Intercept Pharmaceuticals, Inc. Bile acid derivatives as fxr ligands for the prevention or treatment of fxr-mediated deseases or conditions
BRPI0808684B1 (pt) 2007-01-19 2021-08-10 Intercept Pharmaceuticals, Inc Compostos moduladores de tgr5, composição e seus usos
CA2732323C (en) 2008-07-30 2017-06-27 Intercept Pharmaceuticals, Inc. Tgr5 modulators and methods of use thereof
US8999964B2 (en) 2008-11-19 2015-04-07 Intercept Pharmaceuticals, Inc. TGR5 modulators and methods of use thereof
PT2698375T (pt) 2008-11-19 2018-05-25 Intercept Pharmaceuticals Inc Moduladores de tgr5 e método de utilização dos mesmos
WO2011014661A2 (en) 2009-07-29 2011-02-03 The University Of Chicago Liver x receptor agonists
IN2014MN02561A (ja) 2012-06-19 2015-09-04 Intercept Pharmaceuticals Inc
NZ707389A (en) 2012-10-26 2018-08-31 Intercept Pharmaceuticals Inc Process for preparing bile acid derivatives
CA2891348C (en) 2012-11-28 2020-04-28 Intercept Pharmaceuticals, Inc. Treatment of pulmonary disease
US20140206657A1 (en) * 2013-01-18 2014-07-24 City Of Hope Bile acid analog tgr5 agonists
DK2997035T3 (en) 2013-05-14 2018-07-02 Intercept Pharmaceuticals Inc 11-HYDROXY-6-SUBSTITUTED BALIC ACID DERIVATIVES AND AMINO ACID CONJUGATES THEREOF AS FARNESOID X RECEPTOR MODULATORS
CN105392780A (zh) 2013-05-24 2016-03-09 雀巢产品技术援助有限公司 用于预测肠易激综合征诊断的途径特异性测定
WO2015183794A1 (en) 2014-05-27 2015-12-03 City Of Hope Tgr5 agonist complexes for treating diabetes and cancer
CA2948585C (en) 2014-05-29 2022-07-26 Bar Pharmaceuticals S.R.L. Cholane derivatives for use in the treatment and/or prevention of fxr and tgr5/gpbar1 mediated diseases
AU2015343025A1 (en) 2014-11-06 2017-06-08 Enanta Pharmaceuticals, Inc. Bile acid analogs an FXR/TGR5 agonists and methods of use thereof
ES2748692T3 (es) * 2014-11-19 2020-03-17 Nzp Uk Ltd Esteroides 6.alfa.-alquil-3,7-diona como intermedios para la producción de moduladores FXR de esteroides
JP6698085B2 (ja) * 2014-11-19 2020-05-27 エヌゼットピー ユーケー リミテッド ステロイドFXRモジュレーター製造のための中間体としての6α−アルキル−6,7−ジオン−ステロイド
ES2733643T3 (es) * 2014-11-19 2019-12-02 Nzp Uk Ltd Esteroides 5.beta.-6-alquil-7-hidroxi-3-ona como intermedios para la producción de moduladores FXR de esteroides
ES2759725T3 (es) * 2014-11-19 2020-05-12 Nzp Uk Ltd Esteroides 6-alquil-7-hidroxi-4-en-3-ona como intermediarios para la producción de moduladores de FXR esteroideo
WO2016086134A1 (en) 2014-11-26 2016-06-02 Enanta Pharmaceuticals, Inc. Bile acid derivatives as fxr/tgr5 agonists and methods of use thereof
WO2016086115A1 (en) 2014-11-26 2016-06-02 Enanta Pharmaceuticals, Inc. Tetrazole derivatives of bile acids as fxr/tgr5 agonists and methods of use thereof
EP3223823A4 (en) 2014-11-26 2018-10-17 Enanta Pharmaceuticals, Inc. Bile acid analogs as fxr/tgr5 agonists and methods of use thereof
US10208081B2 (en) 2014-11-26 2019-02-19 Enanta Pharmaceuticals, Inc. Bile acid derivatives as FXR/TGR5 agonists and methods of use thereof
CN105348365A (zh) * 2014-12-03 2016-02-24 四川百利药业有限责任公司 一种胆酸衍生物及其制备方法、药物组合物和用途
CN106279328A (zh) 2015-05-20 2017-01-04 重庆药友制药有限责任公司 一种制备6α-烷基鹅去氧胆酸的方法
KR20180043247A (ko) 2015-06-19 2018-04-27 인터셉트 파마슈티컬즈, 인크. Tgr5 조절제 및 이를 사용하는 방법
CN106397522A (zh) 2015-07-31 2017-02-15 中国人民解放军军事医学科学院毒物药物研究所 3,7‑二(叔丁基二甲基硅基氧基)‑6‑烯‑5β‑胆烷‑24‑酸甲酯
CN106478759A (zh) 2015-08-31 2017-03-08 陕西合成药业股份有限公司 奥贝胆酸衍生物及其制备方法和用途
CN106478756A (zh) 2015-09-02 2017-03-08 中美华世通生物医药科技(武汉)有限公司 Oca-e单晶及其制备方法和用途
CN106518946A (zh) 2015-09-10 2017-03-22 上海迪诺医药科技有限公司 磺酰脲衍生物、其药物组合物及应用
GB201608776D0 (en) 2016-05-18 2016-06-29 Dextra Lab Ltd Methods and compounds
GB201608779D0 (en) 2016-05-18 2016-06-29 Dextra Lab Ltd Methods and compounds

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019516720A5 (ja)
CA2666098C (en) Preparation of nucleosides ribofuranosyl pyrimidines
RU2017114156A (ru) N-ацетилгалактозаминовые (galnac) фосфорамитиды, их конъюгаты с нуклеиновыми кислотами и их применение
JP2003528828A5 (ja)
JP2007513170A5 (ja)
JP2007530450A5 (ja)
JP2010500343A5 (ja)
ES2878577T3 (es) Intermedios para la síntesis de derivados del ácido biliar, en particular del ácido obeticólico
JP2017534669A5 (ja)
JP2019516717A5 (ja)
ATE475653T1 (de) Verfahren zur herstellung von valsartan
BRPI0514718A (pt) método para a preparação de 2'-desoxi-2', 2'-diflúor-citidina
JP2004529953A5 (ja)
CN1549820A (zh) 用于寡核苷酸合成的活化剂
EP0818460A2 (de) Festphasensynthese von Oligonucleotiden
JP2009137961A5 (ja)
RU2301229C2 (ru) Способ получения производных 2-(6-замещенной-1,3-диоксан-4-ил)-уксусной кислоты
JP2012532894A5 (ja)
RU2223958C2 (ru) Новый способ получения ингибитора протеазы
JP2008532946A5 (ja)
Schrempp et al. Synthesis of α‐Chiral Butyrolactones by Highly Stereoselective Radical Transfer or Sequential Asymmetric Alkylations: Concise Preparation of Leupyrrin Moieties
RU2003114754A (ru) Способ получения бисбензазолиловых соединений
KR840004726A (ko) 5-하이드록시트립타민 길항제인 퀴놀린 유도체의 제조방법 및 그 제약조성물
GB1460713A (en) 7-fluoro substituted phenothiazines method for preparation thereof and compositions bladed rotor for a gas turbine engine
AU2008203443B2 (en) Stereoselective method for the preparation of nucleoside analogues